JP6139400B2 - 多段変速機 - Google Patents

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本発明は、駆動力を入力可能なメイン軸と、該メイン軸と平行なカウンタ軸と、選択的に確立することを可能として前記メイン軸および前記カウンタ軸間に設けられる複数の変速歯車列と、前記カウンタ軸を同軸にかつ相対回転可能に囲繞するとともに外周にカウンタ軸側終端歯車が設けられる円筒状の出力部材と、前記カウンタ側終端歯車に噛合しつつ前記メイン軸に相対回転自在に支承されるメイン軸側終端歯車と、前記出力部材を前記カウンタ軸に相対回転不能に連結する状態ならびに前記メイン軸側終端歯車を前記メイン軸に相対回転不能に連結する状態を択一的に切替える切替機構とを備える多段変速機に関する。
メイン軸およびカウンタ軸間に設けられる複数の変速歯車列で得られる変速段以上の変速段を得るために、メイン軸に設けられる駆動小歯車に、カウンタ軸に相対回転可能に支持される出力部材に設けられる終駆動歯車を噛合させて副変速歯車機構とし、前記出力部材の前記カウンタ軸への連結および連結解除を切替え得るようにした多段変速機が、特許文献1で知られている。
特公昭51−40337号公報
ところで、上記特許文献1で開示されたものよりもさらに多くの変速段を得ようとした場合、上記特許文献1で開示される副変速機構と同様の副変速機構を追加することが単純ンには考えられるが、そのような構成とすると、メイン軸およびカウンタ軸のそれぞれで駆動小歯車および駆動歯をシフトさせるシフトフォークを2個以上追加する必要があり、シフトフォークを動かすシフトドラムの軸方向長さが長くなるなど、変速切替機構の複雑化および大型化を招く可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、変速切替機構の複雑化および大型化を回避し得るようにしつつより多くの変速段が得られるようにした多段変速機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、駆動力を入力可能なメイン軸と、該メイン軸と平行なカウンタ軸と、選択的に確立することを可能として前記メイン軸および前記カウンタ軸間に設けられる複数の変速歯車列と、前記カウンタ軸を同軸にかつ相対回転可能に囲繞するとともに外周にカウンタ軸側終端歯車が設けられる円筒状の出力部材と、前記カウンタ側終端歯車に噛合しつつ前記メイン軸に相対回転自在に支承されるメイン軸側終端歯車と、前記出力部材を前記カウンタ軸に相対回転不能に連結する状態ならびに前記メイン軸側終端歯車を前記メイン軸に相対回転不能に連結する状態を択一的に切替える切替機構とを備える多段変速機において、前記メイン軸を同軸にかつ相対回転可能に囲繞するとともに外周に切替用駆動歯車が設けられる切替入力軸と、前記カウンタ軸に相対回転自在に支承されて前記切替用駆動歯車に噛合する切替用従動歯車と、前記メイン軸および前記切替入力軸への駆動力の入力を択一的に切替え得るクラッチ装置と、前記切替入力軸への駆動力入力時に前記切替用従動歯車を前記カウンタ軸に相対回転不能に連結するようにして該切替用従動歯車の前記カウンタ軸への連結および連結解除を切替える連結機構とを備え、前記メイン軸への駆動力入力時には、前記出力部材を前記カウンタ軸に相対回転不能に連結する状態に前記切替機構を切替えるとともに、前記切替入力軸への駆動力入力時には、前記メイン軸側終端歯車を前記メイン軸に相対回転不能に連結する状態に前記切替機構を切替えることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記クラッチ装置が、前記メイン軸に相対回転不能に連結される第1クラッチインナならびに駆動力が入力されるクラッチアウタを有する第1クラッチ機構と、前記切替入力軸に相対回転不能に連結される第2クラッチインナならびに第1クラッチ機構と共通な前記クラッチアウタを有する第2クラッチ機構とを備えてツインクラッチ式に構成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記切替機構および前記連結機構が、前記メイン軸および前記カウンタ軸の軸線に沿う方向で前記複数の変速歯車列を相互間に挟む位置に配置されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記メイン軸および前記カウンタ軸との相対回転を不能としつつ軸線方向への移動を可能としたスライド歯車が、軸線方向への移動を不能として前記スライド歯車の軸方向両側の固定位置に配置される固定歯車への係合を可能として、前記メイン軸および前記カウンタ軸に1つずつ設けられることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記連結機構は、前記切替用従動歯車への係合および係合解除を前記カウンタ軸の軸線に沿う方向の移動によって切替えるようにしたドグ係合部材が、前記カウンタ軸に相対回転不能かつ軸方向移動可能に設けられて成ることを第5の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、内燃機関および前記クラッチ装置間に設けられる一次減速歯車機構の被動歯車が、前記メイン軸および前記切替入力軸の軸線に沿う方向で前記クラッチアウタに隣接して、前記複数の変速歯車列および前記クラッチアウタ間に配置されることを第6の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、第1クラッチ機構の断・接および第2クラッチ機構の断・接を選択された変速段に応じて切換えるようにして前記クラッチ装置の作動を自動制御する制御装置を備えることを第7の特徴とする。
さらに本発明は、第7の特徴の構成に加えて、第1および第2クラッチ機構の断・接を切替える油圧を制御するようにして前記制御装置で電気的に制御されるアクチュエータを備えることを第8の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、メイン軸に駆動力が入力されているときには切替機構によって出力部材をカウンタ軸に相対回転不能に連結した状態で、複数の変速歯車列を択一的に確立することでメイン軸から確立された変速歯車列およびカウンタ軸を介して出力部材に動力を伝達することができ、複数の変速歯車列の個数分の変速段を切替えることができる。また切替入力軸に駆動力が入力されているときには、連結機構によって切替用従動歯車をカウンタ軸に相対回転不能に連結するとともに切替機構でメイン軸側終端歯車をメイン軸に相対回転不能に連結した状態で、複数の変速歯車列を択一的に確立することで切替入力軸から切替用駆動歯車、切替用従動歯車、カウンタ軸、確立した変速歯車列、メイン軸、メイン軸側終端歯車およびカウンタ軸側終端歯車を介して出力部材に動力が伝達され、この際にも、複数の変速歯車列の個数分の変速段を切替えることができる。すなわちクラッチ装置によってメイン軸および切替入力軸への駆動力の入力を切替えるとともに、前記連結機構および前記切替機構の作動切替えによって、複数の変速歯車列への動力伝達経路を切替えることを可能とし、変速歯車列の個数の2倍の変速段を得ることができ、複数の変速歯車列を有効に活用して歯車列の増加を抑制しながら、副変速機構を追加する場合に比べて変速切替機構の単純化および小型化を図ることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、クラッチ装置が、クラッチアウタを共通とした第1および第2クラッチ機構を有するツインクラッチ式としたので、第1および第2クラッチ機構が個別のクラッチアウタを有するように構成した場合に比べて、クラッチ装置の小型化および部品点数の低減を図ることができる。
本発明の第3の特徴によれば、切替機構および連結機構複数の変速歯車列の両側に配置することによって、変速歯車列相互の間隔を広げることなく、多段変速機の大型化を抑制することができる。
本発明の第4の特徴によれば、メイン軸およびカウンタ軸に1つずつのスライド歯車が、軸線方向への移動を不能として当該スライド歯車の両側に配置される固定歯車への係合を可能として、メイン軸およびカウンタ軸に相対回転不能に設けられるので、メイン軸およびカウンタ軸の一方に複数のスライド歯車が設けられる場合に比べて、メイン軸およびカウンタ軸の前記一方での変速歯車列相互の間隔を小さくし、ひいては変速機の小型化を図ることができる。
本発明の第5の特徴によれば、連結機構が、ドグ係合部材をカウンタ軸の軸線に沿う方向に動かして切替用従動歯車への係合および係合解除を切替えるように構成したので、簡単な構造で切替用従動歯車のカウンタ軸への連結および連結解除を切替え可能とし、変速機の簡素化を図ることができる。
本発明の第6の特徴によれば、一次減速歯車機構の被動歯車がクラッチアウタに隣接しつつ複数の変速歯車列およびクラッチアウタ間に配置されるので、変速歯車列およびクラッチアウタ間の間隔を小さくし、変速機の小型化を図ることができる。
本発明の第7の特徴によれば、第1クラッチ機構および第2クラッチ機構の断・接を制御装置が変速段に応じて切換えるように自動制御するので、第1および第2クラッチ機構の断・接を特別な操作を不要として簡単に切替えることができる。
さらに本発明の第8の特徴によれば、第1および第2クラッチ機構の断・接を切替える油圧を制御するアクチュエータの作動を制御装置が電気的に制御するので、小型のアクチュエータを用いて変速装置の小型化を図ることができる。
多段変速機の構成を示すスケルトン図である。 クラッチ装置の制御系を示すブロック図である。 第1速での動力伝達経路を示す図1に対応した図である。 第2速での動力伝達経路を示す図3に対応した図である。 第3速での動力伝達経路を示す図3に対応した図である。 第4速での動力伝達経路を示す図3に対応した図である。 第5速での動力伝達経路を示す図3に対応した図である。 第6速での動力伝達経路を示す図3に対応した図である。 第7速での動力伝達経路を示す図3に対応した図である。 第8速での動力伝達経路を示す図3に対応した図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図1〜図10を参照しながら説明すると、先ず図1において、この多段変速機は、たとえば自動二輪車に搭載されるものであり、内燃機関Eからの駆動力を入力可能なメイン軸11と、前記内燃機関Eからの駆動力を入力可能として前記メイン軸11を同軸にかつ相対回転可能に囲繞する切替入力軸12と、前記メイン軸11および前記切替入力軸12と平行なカウンタ軸13と、選択的に確立することを可能として前記メイン軸11および前記カウンタ軸13間に設けられる複数たとえば第1〜第4変速歯車列GA,GB,GC,GDと、前記カウンタ軸13を同軸にかつ相対回転可能に囲繞するとともに外周にカウンタ軸側終端歯車15が設けられる円筒状の出力部材14と、前記カウンタ軸側終端歯車15に噛合しつつ前記メイン軸11に相対回転自在に支承されるメイン軸側終端歯車16と、前記出力部材14を前記カウンタ軸13に相対回転不能に連結する状態ならびに前記メイン軸側終端歯車16を前記メイン軸11に相対回転不能に連結する状態を択一的に切替える切替機構17と、前記切替入力軸12の外周に設けられる切替用駆動歯車18と、前記カウンタ軸13に相対回転自在に支承されて前記切替用駆動歯車18に噛合する切替用従動歯車19と、前記メイン軸11および前記切替入力軸12への前記内燃機関Eからの駆動力の入力を択一的に切替えるクラッチ装置36と、前記切替入力軸12への駆動力入力時に前記切替用従動歯車19を前記カウンタ軸13に相対回転不能に連結するようにして該切替用従動歯車19の前記カウンタ軸13への連結および連結解除を切替える連結機構20とを備える。
第1変速歯車列GAは、第1速および第8速のときに確立されるものであり、前記メイン軸11に固定されるメイン軸側第1歯車21と、前記カウンタ軸13にその軸線に沿う方向を一定として相対回転可能に支承されるとともに前記メイン軸側第1歯車21に噛合するカウンタ軸側第1歯車22とから成る。また第2変速歯車列GBは、第2速および第7速のときに確立されるものであり、前記メイン軸11にその軸線に沿う方向を一定として相対回転可能に支承されるメイン軸側第2歯車23と、前記カウンタ軸13に固定されて前記メイン軸側第2歯車23に噛合するカウンタ軸側第2歯車24とから成る。第3変速歯車列GCは、第3速および第6速のときに確立されるようにして第2変速歯車列GB側で第1変速歯車列GAに隣接した位置に配置されるものであり、前記メイン軸11にその軸線に沿う方向を一定として相対回転可能に支承されるメイン軸側第3歯車25と、前記カウンタ軸13に相対回転不能に結合されて前記メイン軸側第3歯車25に噛合するカウンタ軸側第3歯車26とから成る。さらに第4変速歯車列GDは、第4速および第5速のときに確立されるようにして第2および第3変速歯車列GB,GC間に配置されるものであり、前記メイン軸11に相対回転不能に結合されるメイン軸側第4歯車27と、前記カウンタ軸13にその軸方向位置を一定として相対回転可能に支承されるとともに前記メイン軸側第4歯車27に噛合するカウンタ軸側第4歯車28とから成る。
前記メイン軸11および前記カウンタ軸13との相対回転を不能としつつ軸線方向への移動を可能としたスライド歯車が、軸線方向への移動を不能として前記スライド歯車の軸方向両側の固定位置に配置される固定歯車への係合を可能として、前記メイン軸11および前記カウンタ軸13に1つずつ設けられるものであり、この実施の形態では、固定歯車であるメイン軸側第3歯車25に係脱可能に係合するドグ29ならびに固定歯車であるメイン軸側第2歯車23に係脱可能に係合するドグ30を有するメイン軸側第4歯車27が、スライド歯車として前記メイン軸11に相対回転不能かつ軸方向移動可能に結合され、また固定歯車であるカウンタ軸側第1歯車22に係脱可能に係合するドグ31ならびに固定歯車であるカウンタ軸側第4歯車28に係脱可能に係合するドグ32を有するカウンタ軸側第3歯車26が、スライド歯車として前記メイン軸11に相対回転不能かつ軸方向移動可能に結合される。
メイン軸側第4歯車27は、メイン軸側第2歯車23およびメイン軸側第3歯車25のいずれとも係合しない中立位置からメイン軸側第2歯車23側に移動することで第2変速歯車列GBを確立し、前記中立位置から前記メイン軸側第3歯車25側に移動することで第3変速歯車列GCを確立することができる。またカウンタ軸側第3歯車26は、カウンタ軸側第1歯車22およびカウンタ軸側第4歯車28のいずれとも係合しない中立位置からカウンタ軸側第1歯車22側に移動することで第1変速歯車列GAを確立し、前記中立位置からカウンタ軸側第4歯車28側に移動することで第4変速歯車列GDを確立することができる。
前記切替機構17は、前記出力部材14への係合および係合解除を前記カウンタ軸13の軸線に沿う方向の移動によって切替えるようにして前記カウンタ軸13に相対回転不能かつ軸方向移動可能に設けられる第1のドグ部材33と、前記メイン軸側終端歯車16への係合および係合解除を前記メイン軸11の軸線に沿う方向の移動によって切替えるようにして前記メイン軸11に相対回転不能かつ軸方向移動可能に設けられる第2のドグ部材34とから成る。
前記内燃機関Eからの駆動力は、前記メイン軸11および前記切替入力軸12にクラッチ装置36で択一的に切替えて入力されるものであり、このクラッチ装置36は、前記メイン軸11に相対回転不能に連結される第1クラッチインナ39ならびに前記内燃機関Eからの駆動力が入力されるクラッチアウタ40を有する第1クラッチ機構37と、前記切替入力軸12に相対回転不能に連結される第2クラッチインナ41ならびに第1クラッチ機構37と共通な前記クラッチアウタ40を有する第2クラッチ機構38とを備えてツインクラッチ式に構成され、第1および第2クラッチ機構37,38の断・接は油圧によって切替えられる。
前記内燃機関Eおよび前記クラッチ装置36間に設けられる一次減速歯車機構42は、駆動歯車43と、前記クラッチアウタ40に動力を伝達するようにして前記駆動歯車43に噛合する被動歯車44とを有しており、前記被動歯車44は、前記メイン軸11および前記切替入力軸12の軸線に沿う方向で前記クラッチアウタ40に隣接して、第1〜第4変速歯車列GA〜GDおよび前記クラッチアウタ40間に配置される。
前記連結機構20は、前記切替用従動歯車19への係合および係合解除を前記カウンタ軸13の軸線に沿う方向の移動によって切替えるようにした第3のドグ係合部材45が、前記カウンタ軸13に相対回転不能かつ軸方向移動可能に設けられて成り、この連結機構20および前記切替機構17は、前記メイン軸11および前記カウンタ軸13の軸線に沿う方向で第1〜第4変速歯車列GA〜GDを相互間に挟む位置に配置される。
図2において、前記クラッチ装置36における第1クラッチ機構37の断・接および第2クラッチ機構38の断・接は、選択された変速段に応じて制御装置Cで自動的に切換制御されるものであり、第1および第2クラッチ機構37,38の断・接を切替える油圧を制御するようにして前記クラッチ装置36の第1および第2クラッチ機構37,38および油圧源47間に介設されるアクチュエータ46が、前記制御装置Cで電気的に制御される。
この多段変速機によれば、クラッチ装置36によってメイン軸11および切替入力軸12への駆動力の入力を切替えるとともに、前記連結機構20および前記切替機構17の作動切替えによって、第1〜第4変速歯車列G1〜G4への動力伝達経路を切替えることを可能とし、変速歯車列G1〜G4の個数の2倍の変速段、この実施の形態では第1〜第8速の変速段を得ることができるものであり、第1〜第8速での動力伝達経路を図3〜図10を参照しながら次に説明する。
第1〜第4速のときには、クラッチ装置36では第1クラッチ機構37を動力伝達状態として第2クラッチ機構38を遮断状態とし、前記切替機構17では第1のドグ部材33を前記出力部材14に係合するものの第2のドグ部材34の前記メイン軸側終端歯車16への係合を解除し、前記連結機構20では切替用従動歯車19への第3のドグ係合部材45の係合を解除しておく。このような状態で第1速では、図3で示すように、カウンタ軸側第3歯車26のドグ31をカウンタ軸側第1歯車22に係合することにより第1変速歯車列GAが確立し、メイン軸11から第1変速歯車列GAを介してカウンタ軸13に伝達された動力が出力部材14から出力される。第2速では、図4で示すように、メイン軸側第4歯車27のドグ30をメイン軸側第2歯車23に係合することにより第2変速歯車列GBが確立し、メイン軸11から第2変速歯車列GBを介してカウンタ軸13に伝達された動力が出力部材14から出力される。第3速では、図5で示すように、メイン軸側第4歯車27のドグ29をメイン軸側第3歯車25に係合することにより第3変速歯車列GCが確立し、メイン軸11から第3変速歯車列GCを介してカウンタ軸13に伝達された動力が出力部材14から出力される。さらに第4速では、図6で示すように、カウンタ軸側第3歯車26のドグ32をカウンタ軸側第4歯車28に係合することにより第4変速歯車列GDが確立し、メイン軸11から第4変速歯車列GDを介してカウンタ軸13に伝達された動力が出力部材14から出力される。
第5〜第8速のときには、クラッチ装置36では第2クラッチ機構38を動力伝達状態として第1クラッチ機構37を遮断状態とし、前記切替機構17では第2のドグ部材34を前記メイン軸側終端歯車16に係合するものの第1のドグ部材33の前記出力部材14への係合を解除し、前記連結機構20では切替用従動歯車19に第3のドグ係合部材45を係合する。このような状態で第5速では、図7で示すように、カウンタ軸側第3歯車26のドグ32をカウンタ軸側第4歯車28に係合することにより第4変速歯車列GDが確立し、切替入力軸12から切替用駆動歯車18、切替用従動歯車19、カウンタ軸13、第4変速歯車列GD、メイン軸側終端歯車16およびカウンタ軸側終端歯車15を経て伝達される動力が出力部材14から出力される。第6速では、図8で示すように、メイン軸側第4歯車27のドグ29をメイン軸側第3歯車25に係合することにより第3変速歯車列GCが確立し、切替入力軸12から切替用駆動歯車18、切替用従動歯車19、カウンタ軸13、第3変速歯車列GC、メイン軸側終端歯車16およびカウンタ軸側終端歯車15を経て伝達される動力が出力部材14から出力される。第7速では、図9で示すように、メイン軸側第4歯車27のドグ30をメイン軸側第2歯車23に係合することにより第2変速歯車列GBが確立し、切替入力軸12から切替用駆動歯車18、切替用従動歯車19、カウンタ軸13、第2変速歯車列GB、メイン軸側終端歯車16およびカウンタ軸側終端歯車15を経て伝達される動力が出力部材14から出力される。さらに第8速では、図10で示すように、カウンタ軸側第3歯車26のドグ31をカウンタ軸側第1歯車22に係合することにより第1変速歯車列GAが確立し、切替入力軸12から切替用駆動歯車18、切替用従動歯車19、カウンタ軸13、第1変速歯車列GA、メイン軸側終端歯車16およびカウンタ軸側終端歯車15を経て伝達される動力が出力部材14から出力される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、メイン軸11およびカウンタ軸13間に選択的に確立することを可能とした第1〜第4変速歯車列GA,GB,GC,GDが設けられ、カウンタ軸側終端歯車15が設けられる円筒状の出力部材14がカウンタ軸13に相対回転自在に支承され、カウンタ側終端歯車15に噛合するメイン軸側終端歯車16がメイン軸11に相対回転自在に支承され、出力部材14をカウンタ軸13に相対回転不能に連結する状態ならびにメイン軸側終端歯車16をメイン軸11に相対回転不能に連結する状態が切替機構17で択一的に切替えられ、メイン軸11を相対回転自在として同軸に囲繞する切替用入力軸12の外周に切替用駆動歯車18が設けられ、カウンタ軸13に相対回転自在に支承されて切替用駆動歯車18に噛合する切替用従動歯車19のカウンタ軸13への連結および連結解錠が連結機構20で切替えられ、メイン軸11および切替入力軸12への駆動力の入力がクラッチ装置36で択一的に切替えられる。
したがってメイン軸11に駆動力が入力されているときには切替機構17によって出力部材14をカウンタ軸13に相対回転不能に連結した状態で、第1〜第4変速歯車列GA〜GDを択一的に確立することでメイン軸11から確立された変速歯車列およびカウンタ軸13を介して出力部材14に動力を伝達することができ、複数の変速歯車列GA〜GDの個数分の変速段を切替えることができる。また切替入力軸12に駆動力が入力されているときには、連結機構20によって切替用従動歯車19をカウンタ軸13に相対回転不能に連結するとともに切替機構17でメイン軸側終端歯車16をメイン軸11に相対回転不能に連結した状態で、第1〜第4変速歯車列GA〜GDを択一的に確立することで切替入力軸12から切替用駆動歯車18、切替用従動歯車19、カウンタ軸13、確立した変速歯車列、メイン軸11、メイン軸側終端歯車16およびカウンタ軸側終端歯車15を介して出力部材14に動力が伝達され、この際にも、複数の変速歯車列GA〜GDの個数分の変速段を切替えることができる。すなわちクラッチ装置36によってメイン軸11および切替入力軸12への駆動力の入力を切替えるとともに、前記連結機構20および前記切替機構17の作動切替えによって、複数の変速歯車列GA〜GDへの動力伝達経路を切替えることを可能とし、変速歯車列GA〜GDの個数の2倍の変速段を得ることができ、複数の変速歯車列GA〜GDを有効に活用して歯車列の増加を抑制しながら、副変速機構を追加する場合に比べて変速切替機構の単純化および小型化を図ることができる。
また前記クラッチ装置36が、メイン軸11に相対回転不能に連結される第1クラッチインナ39ならびに駆動力が入力されるクラッチアウタ40を有する第1クラッチ機構37と、前記切替入力軸12に相対回転不能に連結される第2クラッチインナ41ならびに第1クラッチ機構37と共通な前記クラッチアウタ40を有する第2クラッチ機構38とを備えてツインクラッチ式に構成されるので、第1および第2クラッチ機構37,38が個別のクラッチアウタを有するように構成した場合に比べて、クラッチ装置36の小型化および部品点数の低減を図ることができる。
また前記切替機構17および前記連結機構20が、前記メイン軸11および前記カウンタ軸13の軸線に沿う方向で第1〜第4変速歯車列GA〜GDを相互間に挟む位置に配置されるので、変速歯車列GA〜GD相互の間隔を広げることなく、多段変速機の大型化を抑制することができる。
また前記メイン軸11および前記カウンタ軸13との相対回転を不能としつつ軸線方向への移動を可能としたスライド歯車であるメイン軸側第4歯車27ならびにカウンタ軸側第3歯車26が、軸線方向への移動を不能としてメイン軸側第4歯車27の軸方向両側の固定位置に配置されるメイン軸側第2歯車23およびメイン軸側第3歯車25ならびにカウンタ軸側第3歯車26の両側に配置されるカウンタ軸側第1歯車22およびカウンタ軸側第4歯車28への係合を可能として、前記メイン軸11および前記カウンタ軸13に1つずつ設けられるので、メイン軸11およびカウンタ軸13の一方に複数のスライド歯車が設けられる場合に比べて、メイン軸11およびカウンタ軸13の前記一方での変速歯車列相互の間隔を小さくし、ひいては変速機の小型化を図ることができる。
また前記連結機構20は、前記切替用従動歯車19への係合および係合解除を前記カウンタ軸13の軸線に沿う方向の移動によって切替えるようにした第3のドグ係合部材45が、前記カウンタ軸13に相対回転不能かつ軸方向移動可能に設けられて成るので、簡単な構造で切替用従動歯車19のカウンタ軸13への連結および連結解除を切替え可能とし、変速機の簡素化を図ることができる。
また内燃機関Eおよびクラッチ装置36間に設けられる一次減速歯車機構42の被動歯車44が、メイン軸11および切替入力軸12の軸線に沿う方向で前記クラッチアウタ40)に隣接して、第1〜第4変速歯車列GA〜GDおよび前記クラッチアウタ40間に配置されるので、第1〜第4変速歯車列GA〜GDおよびクラッチアウタ40間の間隔を小さくし、変速機の小型化を図ることができる。
また第1クラッチ機構37の断・接および第2クラッチ機構38の断・接を選択された変速段に応じて切換えるようにして前記クラッチ装置36の作動が制御装置Cで自動制御されるので、第1および第2クラッチ機構37,38の断・接を特別な操作を不要として簡単に切替えることができる。
さらに第1および第2クラッチ機構37,38の断・接を切替える油圧を制御するアクチュエータ46が前記制御装置Cで電気的に制御されるので、小型のアクチュエータ46を用いて変速装置の小型化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
11・・・メイン軸
12・・・切替入力軸
13・・・カウンタ軸
14・・・出力部材
15・・・カウンタ軸側終端歯車
16・・・メイン軸側終端歯車
17・・・切替機構
18・・・切替用駆動歯車
19・・・切替用従動歯車
20・・・連結機構
22・・・カウンタ軸側第1歯車
23・・・メイン軸側第2歯車
25・・・メイン軸側第3歯車
26・・・スライド歯車であるカウンタ軸側第3歯車
27・・・スライド歯車であるメイン軸側第4歯車
28・・・カウンタ軸側第4歯車
36・・・クラッチ装置
37・・・第1クラッチ機構
38・・・第2クラッチ機構
39・・・第1クラッチインナ
40・・・クラッチアウタ
41・・・第2クラッチインナ
42・・・一次減速歯車機構
44・・・被動歯車
45・・・ドグ係合部材
46・・・アクチュエータ
C・・・制御装置
E・・・内燃機関
GA,GB,GC,GD・・・変速歯車列

Claims (8)

  1. 駆動力を入力可能なメイン軸(11)と、該メイン軸と平行なカウンタ軸(13)と、選択的に確立することを可能として前記メイン軸(11)および前記カウンタ軸(13)間に設けられる複数の変速歯車列(GA,GB,GC,GD)と、前記カウンタ軸(13)を同軸にかつ相対回転可能に囲繞するとともに外周にカウンタ軸側終端歯車(15)が設けられる円筒状の出力部材(14)と、前記カウンタ側終端歯車(15)に噛合しつつ前記メイン軸(11)に相対回転自在に支承されるメイン軸側終端歯車(16)と、前記出力部材(14)を前記カウンタ軸(13)に相対回転不能に連結する状態ならびに前記メイン軸側終端歯車(16)を前記メイン軸(11)に相対回転不能に連結する状態を択一的に切替える切替機構(17)とを備える多段変速機において、
    前記メイン軸(11)を同軸にかつ相対回転可能に囲繞するとともに外周に切替用駆動歯車(18)が設けられる切替入力軸(12)と、前記カウンタ軸(13)に相対回転自在に支承されて前記切替用駆動歯車(18)に噛合する切替用従動歯車(19)と、前記メイン軸(11)および前記切替入力軸(12)への駆動力の入力を択一的に切替え得るクラッチ装置(36)と、前記切替入力軸(12)への駆動力入力時に前記切替用従動歯車(19)を前記カウンタ軸(13)に相対回転不能に連結するようにして該切替用従動歯車(19)の前記カウンタ軸(13)への連結および連結解除を切替える連結機構(20)とを備え
    前記メイン軸(11)への駆動力入力時には、前記出力部材(14)を前記カウンタ軸(13)に相対回転不能に連結する状態に前記切替機構(17)を切替えるとともに、前記切替入力軸(12)への駆動力入力時には、前記メイン軸側終端歯車(16)を前記メイン軸(11)に相対回転不能に連結する状態に前記切替機構(17)を切替えることを特徴とする多段変速機。
  2. 前記クラッチ装置(36)が、前記メイン軸(11)に相対回転不能に連結される第1クラッチインナ(39)ならびに駆動力が入力されるクラッチアウタ(40)を有する第1クラッチ機構(37)と、前記切替入力軸(12)に相対回転不能に連結される第2クラッチインナ(41)ならびに第1クラッチ機構(37)と共通な前記クラッチアウタ(40)を有する第2クラッチ機構(38)とを備えてツインクラッチ式に構成されることを特徴とする請求項1に記載の多段変速機。
  3. 前記切替機構(17)および前記連結機構(20)が、前記メイン軸(11)および前記カウンタ軸(13)の軸線に沿う方向で前記複数の変速歯車列(GA〜GD)を相互間に挟む位置に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の多段変速機。
  4. 前記メイン軸(11)および前記カウンタ軸(13)との相対回転を不能としつつ軸線方向への移動を可能としたスライド歯車(27,26)が、軸線方向への移動を不能として前記スライド歯車(27,26)の軸方向両側の固定位置に配置される歯車(23,25;22,28)への係合を可能として、前記メイン軸(11)および前記カウンタ軸(13)に1つずつ設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の多段変速機。
  5. 前記連結機構(20)は、前記切替用従動歯車(19)への係合および係合解除を前記カウンタ軸(13)の軸線に沿う方向の移動によって切替えるようにしたドグ係合部材(45)が、前記カウンタ軸(13)に相対回転不能かつ軸方向移動可能に設けられて成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の多段変速機。
  6. 内燃機関(E)および前記クラッチ装置(36)間に設けられる一次減速歯車機構(42)の被動歯車(44)が、前記メイン軸(11)および前記切替入力軸(12)の軸線に沿う方向で前記クラッチアウタ(40)に隣接して、前記複数の変速歯車列(GA〜GD)および前記クラッチアウタ(40)間に配置されることを特徴とする請求項2に記載の多段変速機。
  7. 第1クラッチ機構(37)の断・接および第2クラッチ機構(38)の断・接を選択された変速段に応じて切換えるようにして前記クラッチ装置(36)の作動を自動制御する制御装置(C)を備えることを特徴とする請求項2に記載の多段変速機。
  8. 第1および第2クラッチ機構(37,38)の断・接を切替える油圧を制御するようにして前記制御装置(C)で電気的に制御されるアクチュエータ(46)を備えることを特徴とする請求項7に記載の多段変速機。
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