JP6139179B2 - 情報生成装置、交通シミュレータ及びコンピュータプログラム - Google Patents
情報生成装置、交通シミュレータ及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6139179B2 JP6139179B2 JP2013040706A JP2013040706A JP6139179B2 JP 6139179 B2 JP6139179 B2 JP 6139179B2 JP 2013040706 A JP2013040706 A JP 2013040706A JP 2013040706 A JP2013040706 A JP 2013040706A JP 6139179 B2 JP6139179 B2 JP 6139179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- lane
- link
- traffic
- inflow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims description 11
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 82
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims description 33
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 16
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 7
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- WPPDXAHGCGPUPK-UHFFFAOYSA-N red 2 Chemical compound C1=CC=CC=C1C(C1=CC=CC=C11)=C(C=2C=3C4=CC=C5C6=CC=C7C8=C(C=9C=CC=CC=9)C9=CC=CC=C9C(C=9C=CC=CC=9)=C8C8=CC=C(C6=C87)C(C=35)=CC=2)C4=C1C1=CC=CC=C1 WPPDXAHGCGPUPK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 1
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
具体的には、車両通行についての交通シミュレーションを実行する交通シミュレータに対する、設定情報の入力を簡素化する技術に関する。
かかる交通シミュレータでは、車両の走行の起終点情報を含む交通量(例えば、OD交通量)、リンクにおける車両の走行速度及び加速減速特性などの種々の交通情報が、所与のデータとして取り扱われる。
そして、交通シミュレータは、予め車両の移動モデル、すなわち、車両の挙動を模した計算式を内包しており、上述の入力データを当該計算式に当てはめることにより、単独交差点、路線及び市街地などの道路網における渋滞長、旅行時間などの交通評価指標、あるいは排ガスに含まれる二酸化炭素などの環境指標を出力する。
従って、交通シミュレータの操作員は、シミュレーションを実施する場合の設定作業において、流入リンクと流出リンクの交差点を介した接続関係(リンク接続情報)を入力する必要はない。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、交通シミュレーションを行う場合の人手による設定情報の入力を簡素化することにより、操作員の負荷を軽減することを目的とする。
第1情報:流入リンクと流出リンクの交差点を介した接続関係を表すリンク接続情報
第2情報:流入リンク及び流出リンクの車線数
第3情報:移動体が実際に走行したリンクの車線を特定可能な走行車線情報
このため、交通シミュレーションを行う場合の人手による設定情報の入力を簡素化することができ、操作員の負荷が軽減される。
(3) 具体的には、前記生成部は、前記流入リンクの各車線から前記流出リンクの各車線に至る交差点内のルートの組み合わせのうち、所定期間における前記プローブ車両の発生率又は台数が所定の閾値以上であるルートを接続関係ありと判定し、その閾値未満であるルートを接続関係なしと判定することにより、前記車線接続情報を生成すればよい。
第4情報:移動体が交差点に進入する時点の交通信号機のステップ番号
このため、交通シミュレーションを行う場合の人手による設定情報の入力を簡素化することができ、操作員の負荷が軽減される。
これにより、交通シミュレーションを行う場合の人手による設定情報の入力を簡素化できるという、上述の効果が得られる。
この場合、交通シミュレータが上述の情報生成装置としての機能を有するので、車線接続情報又は/及び通行権情報を設定情報として入力する必要がなくなる。このため、交通シミュレーションを行う場合の人手による設定情報の入力を簡素化することができる。
従って、本発明のコンピュータプログラムは、上述の(1)〜(7)のいずれかに記載の情報生成装置と同様の作用効果を奏する。
〔用語の定義〕
本発明の実施形態を説明するに当たり、まず、本明細書で用いる用語の定義を行う。
「車両」:道路を通行する車両全般、具体的には、道路交通法上の車両のことをいう。同法上の車両には、自動車、原動機付自転車、軽車両及びトロリーバスが含まれる。本実施形態では、単に「車両」というときは、プローブ情報を生成可能な車載機を有する「プローブ車両」と、その車載機を有しない車両の双方を含む。
車両位置と時刻が分かれば車両速度を算出できるので、プローブ情報には、少なくとも車両位置と時刻が含まれておれば足りるが、後述の実勢速度をより正確に算出するには、所定時刻ごとに計測された車両速度がプローブ情報に含まれていることが好ましい。
「流入リンク」:ある交差点から見て、当該交差点に向かって流入する方向のリンクのことをいう。
「流出リンク」:ある交差点から見て、当該交差点から流出する方向のリンクのことをいう。
「流入車線」:流入リンクに含まれる車線のこと、すなわち、ある交差点から見て、当該交差点に向かって流入する方向の車線のことをいう。
「流出車線」:流出リンクに含まれる車線のこと、すなわち、ある交差点から見て、当該交差点から流出する方向の車線のことをいう。
「車線接続情報」:流入車線と流出車線の交差点を介した接続関係を表す情報のことをいう。
「通行権情報」:流入リンクから流出可能な方向別の各ステップにおける通行権の有無を表す情報のことをいう。
「実勢速度」:ある道路区間を車両が実際に走行する場合に、大方の車両で計測されると推定される走行速度のことをいう。
後述の通り、本実施形態では、この実勢速度を、複数のプローブ車両1から得られたプローブ情報から推定する。
「感知信号」:道路の所定位置に設置された車両感知器が、1台の車両を検出した時に出力するパルス信号のことをいう。従って、複数台の車両が車両感知器を通過した場合には、各車両に対応する感知信号が時系列に出力される。
図1は、本発明の実施形態に係る交通情報処理システムの概略構成図である。
本実施形態の交通情報処理システムでは、少なくとも車両位置とその位置の通過時刻のデータを含むプローブ情報を、センタ装置5がプローブ車両1から収集し、収集したプローブ情報を用いて所定のデータ処理を施すことにより、道路区間の旅行時間、渋滞状況及び最適経路などの交通情報を提供するサービスが行われる。
車載機2と基地局4の間では、無線通信が可能であり、基地局4とセンタ装置5との間では、所定の通信回線6を介して有線通信が可能である。ただし、基地局4とセンタ装置5との間の通信も無線通信であってもよい。
車載機2には、携帯電話機やスマートフォン等よりなる通信装置3が接続されている。通信装置3は、メモリに蓄積されたデータをプローブ情報として外部に送信する。プローブ車両1が送信したプローブ情報は、基地局4を介してセンタ装置5に送られる。なお、プローブ情報は、光ビーコンやITS無線機などの路側装置(図示せず)を介して、センタ装置5に送ることにしてもよい。
すなわち、搭乗者が、渋滞状況などの情報提供を受けることを希望すると、通信装置3を操作してサービスの要求信号をセンタ装置5に送信する。この際、通信装置3は、要求信号の送信時点でメモリに蓄積されているプローブ情報を、その要求信号と併せてセンタ装置5に送信する。
図2は、センタ装置5の構成を概略的に示す機能ブロック図である。
図2に示すように、センタ装置5は、送受信部10、制御部11、記憶部12、入力部13、表示部14、各種のデータベース15〜17を備えている。
送受信部10は、基地局4と制御部11との間で、プローブ情報や渋滞状況などの各種のデータを送受信する。
記憶部12に格納された本実施形態のコンピュータプログラム18は、制御部11を「情報生成装置」及び「交通シミュレータ」などの各種の装置として機能させるためのアプリケーションプログラムよりなる。
表示部14は、制御部11の画像処理用CPUにより画面表示される液晶パネルなどのディスプレイ機器よりなり、コンピュータプログラム18による所定の処理に応じた操作ウインドや動画などの各種の画像を表示する。
図3の「項目」の欄に示すように、本実施形態のプローブ情報には、「ノード情報」、「リンク情報」、「位置情報」及び「信号機情報」が含まれる。
リンク情報のデータ内容には、プローブ車両1が通行したリンクの有効データ数nと、そのリンク番号が含まれる。プローブ車両1は、特定のリンクの車線を通過するごとに、その通行時刻とリンク番号と車線番号をプローブ情報に含める。
なお、図3では図示されていないが、信号機情報の詳細内容には、1サイクル中のどのステップ番号がクリアランスステップであるかの情報も含まれる。
この地図データには、センタ装置5の管轄エリアに属するリンク及びノード(交差点)の位置(緯度・経度)、それらの識別番号、リンク接続情報、各リンクの車線数などのデータが含まれている。もっとも、デフォルト状態の地図データには、上述の「車線接続情報」や「通行権情報」は含まれていない。
センタ装置5の制御部11は、送受信部10が受信した車両感知器の感知信号に基づいて、系統制御や広域制御などの「交通感応制御」を行い、この制御の結果生成した各交差点の信号制御パラメータを、送受信部10から交通信号制御機に送信する。
センタ装置5の制御部11は、その交通感応制御の結果の出力である、所定時間ごとの信号灯器の灯色切り替えタイミング等に関する信号制御指令を、所定周期周期(例えば、1分等)ごとに交通信号制御機に送信する。
情報生成装置として機能する場合のセンタ装置5(以下、単に「情報生成装置5」という。)の制御部11は、次の「第1情報」と「第2情報」を地図用データベース16から読み出す。
第1情報:リンク接続情報(=流入リンクと流出リンクの交差点を介した接続関係)
第2情報:流入リンク及び流出リンクの車線数
第3情報:プローブ車両1が実際に走行したリンクの車線を特定可能な走行車線情報
具体的には、制御部11は、上記第3情報として、図3中の「リンク情報1〜n」を読み出し、プローブ車両1が通行したリンクのリンク番号及び車線番号と、その通行時刻を特定する。
情報生成装置5の制御部11は、記憶部12に記憶させた第1情報〜第3情報に基づいて、前記車線接続情報(=流入車線と流出車線の交差点を介した接続関係)を生成する。
車線14−1→車線21−2:12%
車線14−1→車線22−1:53%
車線14−1→車線22−2:18%
車線14−1→車線23−1: 1%
車線14−1→車線23−2: 0%
車線14−1→車線21−1
車線14−1→車線21−2
車線14−1→車線22−1
車線14−1→車線22−2
これにより、後述の交通シミュレータ5の操作員が、入力部13を操作して車線接続情報を入力する必要がなくなり、交通シミュレータ5に対する設定情報の入力作業を簡素化することができる。
第4情報:プローブ車両1が交差点を進入する時点の交通信号機のステップ番号
具体的には、制御部11は、上記第4情報として、図3中の「信号機情報」を読み出し、プローブ車両1が交差点に進入した時刻(流入リンクの終端通過時刻)と、その時点の現示及びステップ番号を特定する。
情報生成装置5の制御部11は、記憶部12に記憶させた第3情報と第4情報に基づいて、前記通行権情報(=流入リンクから流出可能な方向別の各ステップにおける通行権の有無を表す情報)を生成する。
例えば、図8に示す例では、流入リンクから流出可能な方向(左折、直進及び右折)ごとに、各プローブ車両1が通過したステップ番号に○印を付することにより、通行権があるステップ番号が示されている。
これにより、後述の交通シミュレータ5の操作員が、操作員が入力部13を操作して通行権情報を入力する必要がなくなり、交通シミュレータ5に対する設定情報の入力作業を簡素化することができる。
このようにすれば、クリアランスステップにおける車両の通過率や通過台数を交通シミュレーションに反映させることができ、実際の交通に即した交通シミュレーションが可能となる。
このようにすれば、後述の交通シミュレータ5の操作員が、入力部13を操作して分岐率を入力する必要もなくなり、交通シミュレータ5に対する設定情報の入力作業をより簡素化することができる。
本実施形態の交通シミュレータは、デジタル地図に含まれる所定エリアのリンクに複数の模擬車両を模擬的に走行させることにより、交通評価指標を出力する装置であり、かかる交通シミュレータとして機能する場合のセンタ装置5(以下、単に「交通シミュレータ5」という。)の制御部11は、地図用データベース16とパラメータ用データベース17から交通シミュレーションに必要なデータを読み出し、車両通行についての交通シミュレーションを実行する。
そして、制御部11は、設定されたエリアに含まれる複数のゾーンのOD表とOD交通量を読み出し、所定の分布交通量モデルに基づくアルゴリズムにより、所定時間経過ごとの車両1台ごとの挙動を演算し、その挙動を道路ネットワークに対するアニメーションとして表示部14に表示する。
このようにすれば、制限速度を用いる場合に比べて、実際の車両交通に即した交通シミュレーションを行うことができる。
図4〜図11は、情報生成装置5が行う各種情報の算出例を示す。以下、これらの図を参照しつつ、情報生成装置5が行う処理内容をより詳細に説明する。
図4は、交差点Iの構造例を示す平面図である。図4に示すように、この交差点Iは、十字路交差点であり、南北方向の道路1,3と東西方向の道路2,4を含む。各道路1〜4の流入リンクはそれぞれ3車線であり、流出リンクはそれぞれ2車線である。
ここでは、道路1〜4の流入リンクのリンク番号をそれぞれ11〜14とし、道路1〜4の流出リンクのリンク番号をそれぞれ21〜24としている。
例えば、流入リンク14の左直方向の車線は「リンク14−1」(「流入車線14−1」ともいう。)であり、直進方向の車線は「リンク14−2」(「流入車線14−2」ともいう。)であり、右折方向の車線は「リンク14−3」(「流入車線14−3」ともいう。)である。その他の流入リンク11〜13についても同様である。
例えば、流出リンク24の幅方向外側の走行車線は「リンク24−1」(「流出車線24−1」ともいう。)であり、幅方向内側の追い越し車線は「リンク24−2」(「流出車線24−1」ともいう。)である。その他の流出リンク21〜23についても同様である。
また、「車両2」は、リンク(車線)14−3から交差点Iに右折方向に進入してリンク(車線)23−2に流出しており、リンク14−3の終端を時刻11:30:37に通過し、リンク23−2の始端を時刻11:30:39に通過したものとする。
図6に示ように、交差点Iの交通信号機は、1サイクルが4現示でかつ1〜12までのステップ番号を含み、図示の通りの現示と灯色が割り当てられているものとする。なお、図示の「−」は青、「=」は赤、「Y」は黄、「W」は歩行者点滅を示す。
図5の対応テーブルは、日付時刻、リンク(流入車線)、行動、信号ステップ、日付時刻、リンク(流出車線)、行動、信号ステップ、行動の項目を有し、交差点Iを通過した車両ごとにこれらの項目の内容が記される。
また、図4の「車両2」は、「11:30:37」にリンク14−3を流出して交差点Iに至り、「11:30:39」に交差点Iを抜けてリンク23−2に進入しており、それらの時刻はステップ5に該当する。従って、図5の2番目の行に示す記載内容となる。
例えば、図4の「車両1」は、流入車線がリンク14−2でかつ流出車線がリンク22−2であるから、それらの車線データが「ステップ3」に割り当てられ、図4の「車両2」は、流入車線がリンク14−3でかつ流出車線がリンク22−2であるから、それらの車線データが「ステップ5」に割り当てられる。
情報生成装置5の制御部11は、多数のプローブ車両1のプローブ情報から図6の対応テーブルのデータ内容を集積し、集積したデータ内容に基づいて、図7の定義テーブルを生成する。
流入車線14−1→流出車線21−1:16%
流入車線14−1→流出車線21−2:12%
流入車線14−1→流出車線22−1:53%
流入車線14−1→流出車線22−2:18%
流入車線14−1→流出車線23−1: 1%
流入車線14−1→流出車線23−2: 0%
従って、「流入車線14−1」から右折方向となる「流出車線23−n(1〜2)」については、最終的に図7の定義テーブルから省かれることになる。
すなわち、図7に例示する定義テーブルには、各流入車線に対して物理的に接続し得る最多の接続関係が含まれており、所定期間内の発生率が2%未満となる接続関係が逐次省かれることにより、図7の定義テーブルが完成する。そして、制御部11は、完成したテーブル形式による車線接続情報を地図用データベース16に格納する。
情報生成装置5の制御部11は、図7の定義テーブル(車線接続情報)により定義された流入リンクの進行方向別に、その進行方向へ車両の流出が生じた時刻に対応するステップ番号を収集してデータベース化し、図8に示すテーブル形式の通行権情報を生成する。
そして、制御部11は、1つのプローブ車両1について、流入リンクから流出可能な方向とステップ番号が特定されるごとに、対応する項目の車両台数値をインクリメントすることにより、図8の推定テーブルを生成する。図8に○印で示す各項目には、車両の台数値を記しても良い。
このため、図8の推定テーブルによれば、「流入リンク14から左折」する流出方向については、ステップ番号1〜4までに通行権があり、ステップ番号5〜12までには通行権がないと推定できる。そして、制御部11は、図8の推定テーブルよりなる通行権情報を、パラメータ用データベース17に格納する。
そこで、情報生成装置5の制御部11は、例えば次の算出式により、「クリアランス通過率」を算出する。図9は、そのクリアランスステップでの車両の通過率を流出方向別に算出した結果を示すテーブルである。
流入交通量に対する割合の場合には、通過率=Cya/VLt
分岐交通量に対する割合の場合には、通過率=Cya/VLd
Cya:現示aにおけるクリアランスステップの通過交通量(台)
VLt:流出リンクに対する現示aにおける流入交通量(台)
VLd:流出リンクに対する現示aにおける流入交通量のうち、所定の流出方向への分岐交通量
このため、情報生成装置5の制御部11は、算出したクリアランス通過率についても、交通シミュレータ5によるシミュレーションの設定情報として採用し、パラメータ用データベース17に格納する。
なお、クリアランス通過率は、現示に対する通過率ではなく、クリアランスステップに対する通過率であってもよく、この場合には次の算出式を採用すればよい。
流入交通量に対する割合の場合には、通過率=Cya/VLyat
分岐交通量に対する割合の場合には、通過率=Cya/VLyad
Cya:現示aにおけるクリアランスステップの通過交通量(台)
VLyat:流出リンクに対する現示aのクリアランスステップにおける流入交通量(台)
VLyad:流出リンクに対する現示aにおけるクリアランスステップにおける流入交通量のうち、所定の流出方向への分岐交通量
例えば、左折矢→全赤1→直進矢→全赤2→右折矢→全赤3の順序で現示が切り替わる交差点の場合には、各全赤1〜3の通過率はそれぞれ次のようになる。
全赤1のクリアランス通過率=左折のクリアランス通過率
全赤2のクリアランス通過率=直進のクリアランス通過率
全赤3のクリアランス通過率=右折のクリアランス通過率
図10に示すように、情報生成装置5の制御部11は、通行可能な現示において発生した車両台数を、図7の定義テーブルに含まれる接続関係ごとに集計してデータベース化することにより、図10のテーブルを生成する。
流入路交通量に対する割合を採用する場合の算出式:
分岐率=LN/VLt
分岐交通量に対する割合を採用する場合の算出式:
分岐率=LN/VLd
LN:流入リンクの特定の車線から流出リンクの特定の走行車線への交通量(台)
VLt:流入リンクに対する流入交通量(台)
VLd:流入リンクに対する流入交通量のうち、所定の流出方向への分岐交通量
ここで、道路管理者等が入力する「工事情報」や「規制情報」とリンクさせることができるならば、通常のデータとして採用されるかどうか、工事等によるデータとしてデータベースに格納されるかを選択でき、シミュレーションの更なる精度向上を図ることができる。
そして、通常のシミュレーションを行う場合は、規制が「なし」となっているときの分岐率、クリアランス通過率を使い、規制ありの場合のシミュレーションを行う場合は、規制が「あり」となっているときの分岐率、クリアランス通過率を使うことができる。
また、分岐率は、1日平均で算出してよく、曜日平均で算出してもよい。更に、各々の日において時間帯別(朝通勤交通時間帯、昼間通行情報、夕帰宅交通時間帯、深夜時間帯、時台など)に分岐率を集計することにより、シミュレーションの精度を向上させることも可能である。
図11に示すように、情報生成装置5の制御部11は、通行可能な現示において発生した流出割合を、図7の定義テーブルに含まれる接続関係ごとに集計してデータベース化することにより、図11のテーブルを生成することにしてもよい。
従って、図10の場合と同様に、算出された分岐率はパラメータ用データベース17に格納することにすればよい。
本発明の権利範囲は、上述の実施形態(変形例を含む。)ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲及びその構成と均等な範囲内のすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、プローブ車両1が生成するプローブ情報(図3)に、ノード情報とリンク情報が含まれているが、プローブ車両1は図3中の位置情報のみを外部に送信し、その他の情報を基地局4やセンタ装置5などの路側装置が生成することにしてもよい。
また、センタ装置5は、管轄エリア内の各交差点のステップ番号を把握していることが多い。従って、この場合には、プローブ情報には信号機情報が含まれている必要はなく、センタ装置5自身が、プローブ車両1の交差点進入時におけるステップ番号を自律的に算出することにすればよい。
2 車載機
3 通信装置
4 基地局
5 センタ装置(情報生成装置、交通シミュレータ)
6 通信回線
10 送受信部
11 制御部(生成部)
12 記憶部(取得部)
13 入力部
14 表示部
15 プローブ用データベース
16 地図用データベース
17 パラメータ用データベース
18 コンピュータプログラム
Claims (10)
- 流入車線と流出車線の交差点を介した接続関係を表す車線接続情報を生成する情報生成装置であって、
次の第1情報〜第3情報を取得する取得部と、
取得した前記第1情報〜第3情報に基づいて、前記車線接続情報を生成する生成部と、を備えていることを特徴とする情報生成装置。
第1情報:流入リンクと流出リンクの交差点を介した接続関係を表すリンク接続情報
第2情報:流入リンク及び流出リンクの車線数
第3情報:移動体が実際に走行した流入リンク及び流出リンクの車線を特定可能な走行車線情報 - 前記生成部は、前記流入リンクの各車線から前記流出リンクの各車線へ流出する所定期間におけるプローブ車両の発生率又は台数に基づいて、前記車線接続情報を生成する請求項1に記載の情報生成装置。
- 前記生成部は、前記流入リンクの各車線から前記流出リンクの各車線に至る交差点内のルートの組み合わせのうち、所定期間における前記プローブ車両の発生率又は台数が所定の閾値以上であるルートを接続関係ありと判定し、その閾値未満であるルートを接続関係なしと判定する請求項2に記載の情報生成装置。
- 前記取得部は、次の第4情報を更に取得し、
前記生成部は、取得した前記第3情報及び第4情報に基づいて、流入リンクから流出可能な方向別の各ステップにおける通行権の有無を表す通行権情報を生成する請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報生成装置。
第4情報:移動体が交差点に進入する時点の交通信号機のステップ番号 - 前記第4情報には、どのステップ番号がクリアランスステップであるかの情報が更に含まれており、
前記生成部は、前記クリアランスステップであるステップ番号において前記交差点に進入した車両の通過率又は台数を求める請求項4に記載の情報生成装置。 - 流入リンクから流出可能な方向別の各ステップにおける通行権の有無を表す通行権情報を生成する情報生成装置であって、
次の第3情報と第4情報を取得する取得部と、
取得した前記第3情報及び第4情報に基づいて、前記通行権情報を生成する生成部と、を備えていることを特徴とする情報生成装置。
第3情報:移動体が実際に走行したリンクの車線を特定可能な走行車線情報
第4情報:移動体が交差点に進入する時点の交通信号機のステップ番号 - 生成された前記車線接続情報又は/及び前記通行権情報が、車両通行についての交通シミュレーションを実行する交通シミュレータに対する設定情報として用いられる請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報生成装置。
- 複数の模擬車両の模擬走行により交通評価指標を出力する交通シミュレータであって、
請求項1に記載の情報生成装置の機能を有する交通シミュレータ。 - 流入車線と流出車線の交差点を介した接続関係を表す車線接続情報を生成する情報生成装置として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
次の第1情報〜第3情報を取得するステップと、
取得した前記第1情報〜第3情報に基づいて、前記車線接続情報を生成するステップと、を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
第1情報:流入リンクと流出リンクの交差点を介した接続関係を表すリンク接続情報
第2情報:流入リンク及び流出リンクの車線数
第3情報:移動体が実際に走行した流入リンク及び流出リンクの車線を特定可能な走行車線情報 - 流入リンクから流出可能な方向別の各ステップの通行権の有無を表す通行権情報を生成する情報生成装置として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
次の第3情報と第4情報を取得するステップと、
取得した前記第3情報及び第4情報に基づいて、前記通行権情報を生成するステップと、を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
第3情報:移動体が実際に走行したリンクの車線を特定可能な走行車線情報
第4情報:移動体が交差点に進入する時点の交通信号機のステップ番号
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013040706A JP6139179B2 (ja) | 2013-03-01 | 2013-03-01 | 情報生成装置、交通シミュレータ及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013040706A JP6139179B2 (ja) | 2013-03-01 | 2013-03-01 | 情報生成装置、交通シミュレータ及びコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014170290A JP2014170290A (ja) | 2014-09-18 |
JP6139179B2 true JP6139179B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=51692664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013040706A Active JP6139179B2 (ja) | 2013-03-01 | 2013-03-01 | 情報生成装置、交通シミュレータ及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6139179B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017145297A1 (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社ジオクリエイツ | モデル生成装置、シミュレーション装置、モデル生成方法、及び記憶媒体 |
JP6871785B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-05-12 | パイオニア株式会社 | 車線情報生成装置及び車線情報生成方法並びに車線情報生成用プログラム |
DE102017209283A1 (de) * | 2017-06-01 | 2018-12-06 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Optimieren einer digitalen Karte für ein automatisiertes Fahrzeug |
JP6732696B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2020-07-29 | 株式会社トヨタマップマスター | 地図作成装置、地図作成方法及びその地図作成プログラム、記録媒体 |
JP6927918B2 (ja) * | 2018-04-23 | 2021-09-01 | Kddi株式会社 | 信号機を道路レーンに割り当てる道路地図作成装置、プログラム及び方法 |
KR102128111B1 (ko) * | 2018-04-25 | 2020-07-09 | 모루시스템 주식회사 | 지능형 교통 신호 제어 센터 알고리즘 평가 방법 및 그 장치 |
CN109461304A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-03-12 | 浩鲸云计算科技股份有限公司 | 一种公交线路站点准点性的分析方法 |
CN113127583A (zh) * | 2019-12-31 | 2021-07-16 | 华为技术有限公司 | 一种数据传输方法和装置 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3316919B2 (ja) * | 1993-03-09 | 2002-08-19 | 三菱電機株式会社 | 道路交通管制シミュレーション装置 |
JP2000283776A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-10-13 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 道路ネットワーク階層化経路探索装置 |
JP2003344082A (ja) * | 2002-05-23 | 2003-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | ナビゲーション装置及びその経路案内方法 |
JP2004199123A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 信号機自動時間調整システム |
JP4116582B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2008-07-09 | 株式会社トヨタマップマスター | 進入禁止判定方法。 |
JP4622438B2 (ja) * | 2004-10-13 | 2011-02-02 | 住友電気工業株式会社 | 交通信号制御装置 |
JP4853005B2 (ja) * | 2005-12-12 | 2012-01-11 | 株式会社豊田中央研究所 | 車両走行シミュレーション装置 |
JP5037237B2 (ja) * | 2007-06-21 | 2012-09-26 | 株式会社京三製作所 | 交通信号制御装置、及び流出交通流予測方法 |
JP5408846B2 (ja) * | 2007-06-21 | 2014-02-05 | 株式会社京三製作所 | 交通信号制御装置、及び交通信号制御方法 |
JP5255791B2 (ja) * | 2007-07-06 | 2013-08-07 | 株式会社京三製作所 | 交通信号制御装置及び交通信号制御方法 |
JP4951432B2 (ja) * | 2007-07-23 | 2012-06-13 | クラリオン株式会社 | ナビゲーション装置 |
JP2010085890A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Zenrin Co Ltd | 地図データの検査装置,検査方法およびプログラム |
JP5603027B2 (ja) * | 2009-06-12 | 2014-10-08 | 日本信号株式会社 | 交通信号制御システム |
JP2011039704A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | プローブ情報の処理装置、コンピュータプログラム及び路車間通信システム |
JP5604963B2 (ja) * | 2010-05-07 | 2014-10-15 | 住友電気工業株式会社 | 信号制御装置及びコンピュータプログラム |
JP5565275B2 (ja) * | 2010-11-03 | 2014-08-06 | 住友電気工業株式会社 | 交通信号制御機及び交通信号制御方法 |
JP5338941B2 (ja) * | 2012-04-16 | 2013-11-13 | 住友電気工業株式会社 | 交通システム、および、装置 |
-
2013
- 2013-03-01 JP JP2013040706A patent/JP6139179B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014170290A (ja) | 2014-09-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6139179B2 (ja) | 情報生成装置、交通シミュレータ及びコンピュータプログラム | |
CN108180919A (zh) | 一种规划路线的优化方法及装置 | |
JP4881757B2 (ja) | 交通情報提供システム、交通情報提供装置、ナビゲーション装置及び交通情報提供方法 | |
US10515549B1 (en) | Method, apparatus, and computer program product for evaluating public transportation use | |
JP4887169B2 (ja) | 交通情報生成装置、交通情報提供システム及び交通情報生成方法 | |
CN107000750A (zh) | 用于车辆经济性改进的设备及方法 | |
JP2005259116A (ja) | 交通情報算出装置、交通情報算出方法、交通情報表示方法および交通情報表示装置 | |
JP3485774B2 (ja) | 交通流シミュレーションシステム | |
CN114255606A (zh) | 辅助驾驶提醒、地图辅助驾驶提醒方法、装置和地图 | |
CN103245351A (zh) | 可弹性调整路径规划的导航方法及其装置 | |
JP2011039704A (ja) | プローブ情報の処理装置、コンピュータプログラム及び路車間通信システム | |
JP7086195B2 (ja) | 交通流シミュレータ、交通流のシミュレート方法及びコンピュータプログラム | |
JP2011060019A (ja) | 交通信号制御装置及びコンピュータプログラム | |
Shladover et al. | Using cooperative adaptive cruise control (CACC) to form high-performance vehicle streams | |
CN108351220A (zh) | 用于数字地图服务的车道信息的聚合方法 | |
Shladover et al. | Using cooperative adaptive cruise control (CACC) to form high-performance vehicle streams. Definitions, literature review and operational concept alternatives | |
JP5110125B2 (ja) | 情報処理装置及びコンピュータプログラム | |
JP5348104B2 (ja) | プローブ情報の処理装置、コンピュータプログラム、情報処理システム及びリンク端の通過時刻算出方法 | |
JP4914525B1 (ja) | 走行情報演算装置および走行情報演算方法 | |
JP5716312B2 (ja) | 情報処理装置及びコンピュータプログラム | |
US20230194295A1 (en) | Method, apparatus and computer program product for lane level toll plaza congestion modeling | |
US20220205799A1 (en) | Method, apparatus, and computer program product for determining benefit of restricted travel lane | |
JP2015011379A (ja) | 交差点情報特定装置 | |
JP4163693B2 (ja) | ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよびプログラム | |
JP5168249B2 (ja) | 車両関係量の算出装置及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20151027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160816 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6139179 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |