JP6138955B2 - ブレーキブースター - Google Patents

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Description

本願は、車両ブレーキシステム用のブレーキブースター、特に電動ブレーキブースターに関する。
車両は、通常に車両速度を低下させるか及び/又は車両を停止させる油圧ブレーキシステムを含む。人力でブレーキペダルを制御することは苦労しているため、多くの車両は、油圧ブレーキ装置にブレーキブースターを付加している。
従来のブレーキブースターは、主に真空ブレーキブースターであり、エンジン吸気管の真空を制動倍力源として、ブレーキマスタシリンダにペダル力よりも複数倍大きい真空倍力が発生している。このように、ブレーキマスタシリンダは同時にペダル力と真空倍力を受けるため、ブレーキマスタシリンダの出力圧力を向上させることにより、車両の制動に必要なペダル力を低減することができる。
真空ブレーキブースターは、エンジン吸気管から発生した真空度で制動倍力が発生するため、真空ブレーキブースターの動作はエンジン自体の動作に一定の影響を及ぼすことがある。また、エンジンが停止した後、吸気真空度がなくなり、制動倍力が発生することもできない。
真空ブレーキブースターに代わって、エンジン吸気管の真空度に依存せず、モータで倍力伝達部品を駆動することにより制動倍力が発生する電動ブレーキブースターが提案されている。
電動ブレーキブースターでは、モータ動作とブレーキペダルの動作を協調させる必要がある。そのために、モータとブレーキペダルの運動を検出するようにセンサが設けられている。通常、モータの運動を監視するようにモータ自体に回転子回転センサが設けられている。また、ブレーキペダル又はブレーキペダルで駆動されるブレーキ部品の変位を監視するようにストロークセンサが設けられている。
このような電動ブレーキブースターでは、ストロークセンサ自体は高い検出精度を提供し難い。また、ストロークセンサの耐久性が低く、例えば磁界、汚染物、着氷等の外的要因に影響されやすい。また、ストロークセンサは価格も高い。
本願は、従来の技術のブレーキブースターの上記問題のうち一つ又は複数を解決することを目的とする。
そのために、本願の一つの形態によれば、軸方向に移動することにより車両のブレーキマスタシリンダにペダル制動力を伝達できるように構成された制動力伝達部品と、軸方向に移動することによりブレーキマスタシリンダに制動倍力を伝達できるように構成された倍力伝達部品と、並進運動から回転運動への変換に適する運動変換機構を介して前記制動力伝達部品と運動結合され、前記制動力伝達部品の軸方向位置を検出する第1の回転センサと、前記倍力伝達部品と運動結合され、前記倍力伝達部品の軸方向位置を検出する第2の回転センサとを含み、前記制動倍力の発生は第1と第2の回転センサの検出結果に基づいて制御される、車両ブレーキシステム用のブレーキブースターを提供する。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記ブレーキブースターは、制動倍力が発生するモータをさらに含む。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記モータは、回転運動から並進運動への変換に適する伝動機構を介して前記倍力伝達部品を駆動する。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記モータは回転モータ又は直線モータである。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記第2の回転センサは前記モータにおける回転子回転センサである。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記ブレーキブースターは、第1と第2の回転センサの検出結果に基づいて制動倍力の発生を制御し、特に前記モータの運転を制御する電子制御手段をさらに含む。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記運動変換機構は、前記制動力伝達部品に接続されることにより前記制動力伝達部品に従って軸方向に移動するラックと、前記ラックにより駆動されて前記第1の回転センサで検出可能な回転運動が発生するセンサ歯車とを含む。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記ラックは前記倍力伝達部品で支えられるとともに、前記倍力伝達部品に対して軸方向に移動できる。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記第1の回転センサは、前記センサ歯車で支えられるセンサ磁石と、前記センサ磁石の磁界変化を検出可能な検出素子とを含む。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記倍力伝達部品は軸方向に伸ばす中空のバルブ本体を含み、前記制動力伝達部品は、プッシュロッドを介してブレーキペダルで軸方向に前向きに駆動されるのに適し、前記バルブ本体内を軸方向に移動できるように構成されたプランジャを含む。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記制動力伝達部品は、位置決めピンを介して前記運動変換機構と接続されている。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記位置決めピンは、前記倍力伝達部品に対して軸方向に一定の限られた距離移動できる。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記ブレーキブースターは、前記ペダル制動力と前記制動倍力をブレーキマスタシリンダに伝達するマスタピストンとして構成された制動力出力部品をさらに含む。
本願の一つの好ましい実施の形態によれば、前記ブレーキブースターは、前記倍力伝達部品にそれを軸方向に後退するのに傾く復帰力を加える復帰部品、例えば復帰ばねをさらに含む。
本願によれば、回転センサで制動力伝達部品と倍力伝達部品の位置と運動を検出することにより、高い軸方向位置の検出精度を得ることができる。
また、回転センサに対する磁界方向と強度の影響が低いため、回転センサの信号安定性がより高い。
また、外部物質例えば塵、油汚れ、着氷等で汚染された後、回転センサの性能が大きく低下することがない。そのため、回転センサの耐久性が高い。
また、回転センサはコストが低く、ブレーキブースターの総コストを低減するのに役立つ。
本願によれば、電子制御手段は、回転センサからの検出信号に基づいてモータの運転を正確に制御することにより、自発的にブレーキブースターの動作を正確でリアルタイムに制御することができる。
本願の一つの実行可能な実施の形態に係る車両用ブレーキブースターの非制動状態における正面断面図である。 図1に示すブレーキブースターの非制動状態における上面断面図である。 図1に示すブレーキブースターにおける伝動機構を示す側面断面図である。 図1に示すブレーキブースターに用いたプランジャの拡大断面図である。 図1に示すブレーキブースターに用いたバルブ本体の拡大断面図である。 図1に示すブレーキブースターに用いたラックの拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら本願の好ましい実施の形態を説明する。
指摘すべきことは、図面は、本願のブレーキブースターの実行可能な実施の形態を概略的に示すだけに限られる。そのため、図面では、ブレーキブースターにおける各部品は、比例に応じて描画したものではない。
さらに指摘すべきことは、本願では、「近側」又は「後側」とは、車両ブレーキペダルに近い側をいい、「遠側」又は「前側」とは、ブレーキペダルから離れ、即ち車輪のブレーキマスタシリンダに近い側をいう。
図1、2に示すように、本願の一つの好ましい実施の形態に係る車両ブレーキシステム用のブレーキブースターは、いかなる適宜な材料、例えば金属板材、プラスチック等でも製造できるシェル1を含む。
シェル1は、適宜な固定装置、例えば図1に示すタイロッド2により車体に取り付けることができる。もちろん、その他の適宜な締付装置又は構造によりシェル1を車体に固定してもよい。
シェル1は、金属、ゴム又はプラスチック材料で製造できるバルブ本体ガイド部材4を固定支持する。バルブ本体ガイド部材4は、軸方向に貫通した内部ガイド空間を限定する。バルブ本体ガイド部材4は、シェル1のブレーキペダル側に位置するとともに、その一部がシェル1内に位置し、他の一部がシェル1外に位置する。
ブレーキブースターを構成する倍力伝達部品のバルブ本体6は、軸方向に伸ばす略円筒形の本体部6aと本体部6aの遠端に位置するプッシュ部6bとを含む。この二つの部分は、一体成形してもよく、別体に成形して一体に組み立ててもよい。
本体部6aは、バルブ本体ガイド部材4の内部ガイド空間を貫通するとともに、バルブ本体ガイド部材4によりガイドされて軸方向に移動することができる。本体部6aの近端部分はシェル1外に位置し、本体部6aの遠端部分とプッシュ部6bはシェル1内に位置する。
また、本体部6aは、その中心軸線周りにバルブ本体ガイド部材4内に回転することができない。そのために、本体部6aとバルブ本体ガイド部材4との間には、位置決め部品(図示せず)、例えば鍵、ガイドピン等を設けることができる。
バルブ本体6内には、軸方向に複数の収納空間が限定されており、図5に明らかに示すように、これら収納空間は、軸方向に伸ばす中心貫通孔60と、中心貫通孔60の近端から後ろへ伸ばし、径方向寸法(例えば直径)が中心貫通孔60よりも大きくなることにより、両者の間に近側に向かう第1のショルダー61aが形成された第1の収容溝61と、第1の収容溝61の近端から後ろへ伸ばし、径方向寸法が第1の収容溝61よりも大きくなることにより、両者の間に近側に向かい第2のショルダー62aが形成された第2の収容溝62と、中心貫通孔60の遠端から前へ伸ばし、径方向寸法が中心貫通孔60よりも大きくなることにより、両者の間に遠側に向かう第3のショルダー63aが形成された第3の収容溝63と、第3の収容溝63の遠端から前へ伸ばし、径方向寸法が第3の収容溝63よりも大きくなることにより、両者の間に遠側に向かう第4のショルダー64aが形成された第4の収容溝64と、を含む。そのうち、中心貫通孔60、第1の収容溝61、第2の収容溝62、第3の収容溝63は本体部6a内に形成され、第4の収容溝64はプッシュ部6b内に形成されている。プッシュ部6bの径方向寸法は、好ましくは本体部6aよりも大きくなることにより、第4の収容溝64が十分に大きい径方向寸法を有し、ひいては本体部6aの外周の径方向寸法よりも大きい。
また、プッシュ部6bの外周に環状フランジ65が設けられ、本体部6a内に本体部6aの外周の径方向から第1の収容溝61に伸ばす互いに対向する一対の貫通孔66が設けられ、本体部6aの外周の片側に軸方向に伸ばすラックスロット67が設けられている。これら部分の用途は、下記のように記述する。
バルブ本体6の中心貫通孔60には、軸方向に移動可能なようにプランジャロッド8が配置され、該プランジャロッド8は、その近端においてプランジャ10により遠側へ押し付けられる。
図に示す例では、プランジャロッド8とプランジャ10は別体に構成されている。その代わりに、プランジャロッド8はプランジャ10の一部として構成されてもよい。
プランジャロッド8とプランジャ10(又はプランジャロッド8付きの一体式プランジャ10)はブレーキブースターの制動力伝達部品を構成する。
プランジャ10の詳細な構造は、より明らかに図4に示される。同図に示すように、プランジャ10は、遠側部101及びそれと一体になる近側部102を含む。遠側部101の形状及び径方向寸法は、バルブ本体6の中心貫通孔60への挿入に適するように設定されている。近側部102の径方向寸法(例えば直径)は遠側部101よりも大きく、その中に収納空間103が限定されており、該収納空間103はプランジャ10の近端面に開設されている。
遠側部101と近側部102の近端には、それぞれ外周フランジ104と105が形成されている。外周フランジ104と105の形状と径方向寸法は、それぞれ軸方向にスライド可能なようにバルブ本体6の第1の収容溝61と第2の収容溝62に収納されるように設定されている。
外周フランジ104には、位置決めピン108(図2参照)を収納してここに固定する径方向貫通孔106が形成されている。該位置決めピン108の径方向の両端がバルブ本体6の貫通孔66に挿入されている。各貫通孔66は、一定の軸方向長さを有することにより、位置決めピン108の両端が貫通孔66内に軸方向にスライドすることができる。
ブレーキペダル(図示せず)で駆動されるプッシュロッド12は、収納空間103内に挿入される。具体的には、プッシュロッド12は軸方向に伸ばし、その中心軸線がプランジャ10の中心軸線と同一直線にある。プッシュロッド12は、ロッド部12aと、ロッド部12aの前端に接続された球頭状の前側部12bとを含む。また、ロッド部12aの外周には、止め輪12cが形成されているか、又は取り付けられている。
プッシュロッド12のロッド部12aは、ブレーキペダルで駆動されることにより、プッシュロッド12が軸方向に前向きに移動する。プッシュロッド12の球頭状の前側部12bは、収納空間103内に前向きにプッシュされて収納空間103の端壁に当接する。
バルブ本体6の後端には、挿入円筒14が取り付けられ、該挿入円筒14は、プランジャ6の収納空間62への挿入に適する略円筒形の本体14aと、本体14aの前端に形成され径方向に内向きに伸ばす前端フランジ14bと、本体14aの後端に形成され径方向に外向きに伸ばす後端フランジ14cとを備える。後端フランジ14cはバルブ本体6の後端に固定されている。前端フランジ14bはプランジャ10の後端が当接するのに適する。
また、前端フランジ14bとプッシュロッド12の止め輪12cとの間に、復帰ばね16が取り付けられている。このように、プッシュロッド12がブレーキペダルからの推力を受けると、プッシュロッド12は、復帰ばね16のばね力に抵抗して前向きに移動することができる。ブレーキペダルの推力が消えた後、プッシュロッド12は、復帰ばね16のばね力により推し進められて後向きに移動して本来の位置に復帰する。
プランジャロッド8の遠端は、バルブ本体6における第3のショルダー63a近傍に伸ばしている。バルブ本体6の第3の収容溝63と第4の収容溝64には、それぞれプランジャプレート18とリアクションディスク20が取り付けられている。
プランジャプレート18は、前側本体部とそれに接続された後側押付部を備える。前側本体部の形状と径方向寸法は、第3の収容溝63において軸方向にスライドするのに適するように設定されている。後側押付部の径方向寸法は、好ましくは前側本体部よりも小さい。
リアクションディスク20の形状と径方向寸法は、第4の収容溝64において軸方向にスライドするのに適するように設定されている。
プランジャプレート18は、軸方向にリアクションディスク20の近側表面の内側部とプランジャロッド8の遠端との間に挟まれている。リアクションディスク20の近側表面の外周部はバルブ本体6における第4のショルダー64aにより前向きにプッシュされる。
リアクションディスク20の前に制動力出力ロッド22が配置されている。制動力出力ロッド22は、後側基部とそれに接続された前側ロッド部を備える。制動力出力ロッド22の後側基部の形状と径方向寸法は、リアクションディスク20と略同じである。制動力出力ロッド22の前側ロッド部の径方向寸法は、好ましくは後側基部よりも小さい。
リアクションディスク20の前端面は、前向きにプッシュされて制動力出力ロッド22の後側基部に当接し、該制動力出力ロッド22の前側ロッド部には、車両ブレーキシステムのブレーキマスタシリンダ24のマスタピストン26が接続されている。マスタピストン26の中心軸線は、好ましくはバルブ本体6の中心軸線と同一直線にあるとともに、少なくともこの二つの中心軸線でブレーキブースター全体の中心軸線を限定している。
リアクションディスク20は、好ましくは弾性のあるもの、例えば弾性ゴムで製造されている。
制動力出力ロッド22は、挟みディスク28によりバルブ本体6の前端に挟まれている。挟みディスク28は、前側板状部28aと、前側板状部28aの外周縁から軸方向に後向きに伸ばす筒状部28bと、筒状部28bの後端から外向きに伸ばす後側フランジ部28cとを含む。前側板状部28aには、制動力出力ロッド22の前側ロッド部が挿通する中心孔が形成されている。後側フランジ部28cの形状と径方向寸法は、バルブ本体6上の環状フランジ65に略対応する。シェル1の前端面と後側フランジ部28cとの間に配置された復帰ばね30により、後側フランジ部28cがプッシュされて環状フランジ65の前面に当接しているが、前側板状部28aがプッシュされて制動力出力ロッド22の後側基部の前面に当接している。このように、制動力出力ロッド22はバルブ本体6の前端に挟まれ、制動力出力ロッド22はリアクションディスク20とプランジャプレート18をそれぞれ第4の収容溝64と第3の収容溝63内に保持している。
バルブ本体6は、バルブ本体ガイド部材4によりガイドされてシェル1に対して軸方向に移動することができる。具体的には、バルブ本体6は、モータ32(図2、3参照)により駆動されて前向きに移動し、モータ32の駆動作用が消えた後、復帰ばね30の作用下で近側へ移動することができる。
本願で用いられているモータ32は、各種の回転モータ、例えば直流回転モータを選択することができる。いかなる実行可能な伝動機構を用いてモータ32の出力回転運動をバルブ本体6の軸方向に沿った前向きの移動、即ち並進運動に変換することができる。例えば、図に示す例では、モータ32は回転モータの形態を用い、伝動機構は歯車列34にボールねじ装置36を加えた形態を用いている。このように、モータ32の出力回転運動は歯車列34とボールねじ装置36を介して前向きの直線出力運動に変換される。その代わりに、回転運動を直線運動に変換するその他の装置、例えばウォームホイール―ウォーム装置等を用いてもよい。
或いは、モータ32は、直線モータ、例えば直流直線モータであってもよい。直線モータを用いる場合、対応する伝動機構を介してモータの出力直線運動をバルブ本体6の軸方向に沿った前向きの移動に変換することができる。
伝動機構から出力された前向きの移動を伝動スリーブ50を介してバルブ本体6に伝達することにより、バルブ本体6が復帰ばね30のばね力に抵抗して軸方向に前向きに移動する。
バルブ本体6の前向きのストロークは、例えば挟みディスク28とマスタシリンダ24との間の軸方向距離以下に制限される必要がある。
モータ32が逆方向に回転する場合、バルブ本体6が主に復帰ばね30のばね力とマスタピストン26の反力の作用で後向きに移動することを許可する。
プランジャ10は、バルブ本体6に対して軸方向に移動することができる。具体的には、図1、2に示すブレーキブースターの非制動状態下で、復帰ばね30は挟みディスク28の後側フランジ部28cを介してバルブ本体6を後向きに押し付けることにより、それを本来の位置に位置させる。同時に、復帰ばね30は挟みディスク28の前側板状部28aを介して制動力出力ロッド22を後向きに押し付けることにより、順にリアクションディスク20、プランジャプレート18及びプランジャロッド8を介してプランジャ10を最も近側の本来の位置に押し付ける。この位置では、位置決めピン108がプッシュされてバルブ本体6における貫通孔66を限定した近端の部位に当接するとともに、プランジャ10の外周フランジ104と105がそれぞれバルブ本体6における第1と第2のショルダー61a、62aから隔離される。このような状態では、プッシュロッド12がブレーキペダルからの推力を受けると、プッシュロッド12は、外周フランジ104が第1のショルダー61aに接合するか及び/又は外周フランジ105が第2のショルダー62aに接合するか及び/又は位置決めピン108がバルブ本体6における貫通孔66を限定した遠端の部位に接合したまで、プランジャ10を前向きに移動するように駆動する。その後、プッシュロッド12は、プランジャ10を介してバルブ本体6を前向きに押し付ける。ブレーキペダルからの推力が消えた後、プランジャ10は、復帰ばね30とマスタピストン26の作用下で後向きに移動してその本来の位置に戻す。
ブレーキブースターは、密封シース52、例えばゴムシースを含むことにより、ブレーキブースターのシェル1の外部に露出した各機能部品、特にバルブ本体6を保護することができる。
ブレーキブースターは、プランジャ10とバルブ本体6の位置を検出するとともに、それに従ってモータ32の運転を制御する電子制御手段をさらに含む。
具体的には、図1、2では、ブレーキブースターが非制動位置にあり、即ち運転者がブレーキペダルを踏まない。この場合、ブレーキマスタシリンダ24のマスタピストン26に作用する制動力がない。
次に、運転者はブレーキペダルを踏むことにより車両の制動を実施する。ブレーキペダルの踏みにより、プッシュロッド12は復帰ばね16の推力に抵抗して軸方向に前向きに移動する。プッシュロッド12の前側部12bはプランジャ10とプランジャロッド8を推し進めて前向きに移動しているが、プランジャロッド8の遠端がプランジャプレート18を介してリアクションディスク20の内側部を前向きに押し付けることにより、リアクションディスク20の内側部は制動力出力ロッド22を介してブレーキマスタシリンダのマスタピストン26を前向きに推し進める。このような方式により、運転者から加えたペダル制動力(人工制動力)はマスタピストン26に伝達される。
プランジャ10が前向きに移動する最初の段階では、バルブ本体6は、復帰ばね30から後向きに押し付けられて、軸方向に移動しないまま保持する。この段階では、電子制御手段は、プランジャ10が軸方向に前向きに移動しているがバルブ本体6の軸方向位置が変えないことを検出した。それにより、電子制御手段は、バルブ本体6とプランジャ10各々の位置、及び両者の間の位置差に基づいて、運転者の制動意図を判断する。次に、電子制御手段は、モータ32を起動して正方向に運転させ、モータ32の正方向回転出力は、上記伝動機構を介してバルブ本体6が復帰ばね30の推力に抵抗して前向きに移動するように駆動する。バルブ本体6の第4のショルダー64aはリアクションディスク20の外周部を前向きに押し付けることにより、リアクションディスク20の外周部が制動力出力ロッド22を介してブレーキマスタシリンダのマスタピストン26を前向きに推し進める。このような方式により、モータ32から提供した制動倍力はマスタピストン26に伝達される。
従って、制動力出力ロッド22は、ペダル制動力と制動倍力をブレーキマスタシリンダのマスタピストンに伝達する制動力出力部品を構成した。その他の形態の制動力出力部品を用いてもよいと理解すべきである。
運転者から加えたペダル制動力とモータから提供した制動倍力の作用下で、マスタピストン26は、ブレーキマスタシリンダにおける制動液を各車輪の制動装置へ輸送することにより、車両の制動を実現する。この場合、ブレーキブースターは制動位置にある。電子制御手段は、バルブ本体6とプランジャ10各々の位置に基づいて、制動動作の持続を判断するとともに、モータ32の正方向運転を保持し、或いは、モータ32が正方向に一定の時間運転した後に運転を停止して、制動動作の終了を待つ。
運転者が制動動作を終了しようとすると、ブレーキペダルを解放する。マスタピストン26が受けたブレーキマスタシリンダにおける油圧力は、制動力出力ロッド22、リアクションディスク20の内側部、プランジャプレート18及びプランジャロッド8を介して後向きの方向に沿ってプランジャ10に加えることにより、プランジャ10が後向きに移動して図1、2に示す本来の位置に戻す。ブレーキブースターがその制動位置からその非制動位置への回復中間位置にある場合、電子制御手段は、プランジャ10が軸方向に後向きに移動しているが、バルブ本体6の軸方向位置が変えないか又は後向きの移動がプランジャ10より遅くなることを検出した。それにより、電子制御手段は、バルブ本体6とプランジャ10各々の位置、及び両者の間の位置差に基づいて、運転者の制動解放意図を判断する。次に、電子制御手段はモータ32を起動して逆方向に運転させ、このように、復帰ばね30及びマスタピストン26からの推力により、バルブ本体6が後向きに移動するように促す。最終にバルブ本体6が非制動状態の本来の位置に戻す。電子制御手段は、制動解放(解除)動作の完了を判断するとともに、モータ32の逆方向運転を停止する。
制動動作でも、制動解放動作でも、プランジャ10が軸方向にバルブ本体6に対して小さい距離移動した後、電子制御手段はモータ32の正転又は逆転を制御することができる。モータ32の起動を制御するために、プランジャ10とバルブ本体6各々の軸方向位置(及び両者の軸方向位置差)を検出する必要がある。また、モータ32の正転又は逆転の過程においても、プランジャ10とバルブ本体6の軸方向位置に基づいてモータ32の回転速度を確定する必要がある場合がある。そのため、モータ32の起動と運転を正確に制御するために、プランジャ10とバルブ本体6の軸方向位置と速度を高精度に検出する必要がある。
そのために、本願によれば、プランジャ10とバルブ本体6の軸方向位置を検出する回転センサが設けられている。
モータ32自体には、モータ32の運動を監視する回転子回転センサが設けられている。そのため、モータ32における回転子回転センサは、バルブ本体6の軸方向位置を検出する。
プランジャ10の軸方向位置を検出するために、図3に明らかに示すように、本願では、専門の回転センサ80が設けられている。該回転センサ80は、主にセンサ磁石82と磁石82の磁界変化を検出する検出素子84を含む。センサ磁石82がセンサ歯車86に取り付けられ、該センサ歯車86は自由歯車88と噛み合い、また、該自由歯車88はラック90と噛み合う。
図6に示すように、ラック90は本体部92と本体部92の後端に位置するハンドル部96を含む。ハンドル部96には、位置決めピン108の一端を插入する固定孔96が形成されている。本体部92には、自由歯車88上の対応する歯と噛み合う歯98が形成されている。
ラック90は、軸方向に移動可能なようにバルブ本体6のラックスロット67に取り付けられている。プランジャ10が軸方向に移動すると、プランジャ10の位置決めピン108は、ラック90が同期に軸方向に移動するように駆動する。軸方向に移動するラック90は、自由歯車88によりセンサ歯車86を回転するように駆動する。センサ歯車86の回転につれて、センサ歯車86で支えられる磁石82が回転し、検出素子84が磁石82の磁界変化を検出することにより、センサ歯車86の回転位置を確定する。次に、ラック90とセンサ歯車86との間のギヤ比に基づいて、ラック90、即ちプランジャ10の軸方向位置を算出することができる。
プランジャ10の軸方向移動、即ち並進運動を、回転センサにより検出可能な回転運動に変換できるその他の運動変換機構を用いてもよいと理解すべきである。
指摘すべきことは、上述のように本願のモータで制動倍力を提供する実施の形態が記述されているため、上述のように記述されているブレーキブースターは、電動ブレーキブースターと称することができるが、本願の基本的な構想は同様に、その他の動力源を用いて制動倍力を提供する実施の形態にも適用される。
本願で用いられている回転センサは、センサの分野で成熟した技術(例えば、ブラシレスモータに用いた回転センサ等)を用いることができるため、それについて詳しく説明しない。
従来の技術に用いられているストロークセンサと比べると、本願では、回転センサを用いてプランジャ10の位置を検出する。回転センサの分解能力は、明らかにストロークセンサよりも高いため、プランジャ10の軸方向位置の検出精度が高い。
また、回転センサは、磁界方向と強度による影響がストロークセンサよりも低いため、回転センサの信号安定性がより高い。
また、外部物質例えば塵、油汚れ、着氷等で汚染された後、ストロークセンサの性能が低下することがあるが、回転センサがこれらの外部物質で汚染された場合、その性能が大きく低下することがない。そのため、回転センサの耐久性が高い。
また、回転センサは、ストロークセンサのように高価な大きい磁石を用いる必要がないため、コストが低い。同時に、ラック90、センサ歯車86及び自由歯車88は、いずれも価格の低いプラスチックで製造できるため、ブレーキブースターの総コストを低減するのに役立つ。さらに、これらのプラスチック部材の重量が小さく、大きな慣性力が発生することがないため、ブレーキブースターの動作に明らかな影響を及ぼさない。
指摘すべきことは、モータ32における回転子回転センサに代わって、又はそれに加えて、類似な回転センサを用いてバルブ本体6の軸方向位置を検出することができる。
また、本願によれば、電子制御手段が故障したのでモータ32が運転できない場合にも、バルブ本体6の軸方向の前向きの移動は、伝動機構からのいかなる阻害も受けないため、運転者がブレーキペダルを介して入力した制動力は、依然としてブレーキマスタシリンダ24のマスタピストン26に伝達される。具体的には、このような場合、まず、ブレーキペダルは、プッシュロッド12を介してプランジャ10前向きに推し進める。次に、プランジャ10がバルブ本体6に接触することにより、バルブ本体6がそれとともに軸方向に前向きに移動するように駆動する。このように、運転者がブレーキペダルを介して入力した制動力は、プランジャ10とバルブ本体6の両者を介してリアクションディスク20に伝達するとともに、それからマスタピストン26に伝達する。そのため、電子制御手段が故障した場合にも、運転者がブレーキペダルを踏む動作により車両の制動を実現することを確保することができる。
従って、本願によれば、回転センサを用いてプランジャ10とバルブ本体6の軸方向位置を検出することにより、両者の軸方向位置を高精度に得ることができる。このように、自発的にモータの運転時間、運転方向、運転速度等を正確に制御することにより、ブレーキブースターの動作を正確でリアルタイムに制御することができる。
本願のブレーキブースターは、各種の形態の動力源を備える車両、例えば燃料油車両、ガス車両、電動車両、ハイブリッド車両等に適用される。
ここで、具体的な実施の形態を参照しながら本願を記述しているが、本願の範囲は、上述のように示された細部に限られない。本願の要旨を逸脱しない範囲で、これらの細部に対して各種の補正を行うことができる。
1 シェル
2 タイロッド
4 ガイド部材
6 バルブ本体
8 プランジャロッド
10 プランジャ
12 プッシュロッド
14 挿入円筒
16 復帰ばね
18 プランジャプレート
20 リアクションディスク
22 制動力出力ロッド
24 ブレーキマスタシリンダ
26 マスタピストン
28 挟みディスク
30 復帰ばね
32 モータ
34 歯車列
36 ボールねじ装置
50 伝動スリーブ
52 密封シース
65 環状フランジ

Claims (9)

  1. 軸方向に移動することにより車両のブレーキマスタシリンダにペダル制動力を伝達できるように構成された制動力伝達部品と、
    軸方向に移動することによりブレーキマスタシリンダに制動倍力を伝達できるように構成された倍力伝達部品と、
    並進運動から回転運動への変換に適する運動変換機構を介して前記制動力伝達部品と運動結合され、前記制動力伝達部品の軸方向位置を検出する第1の回転センサと、
    前記倍力伝達部品と運動結合され、前記倍力伝達部品の軸方向位置を検出する第2の回転センサと、を含み、
    前記制動倍力の発生は、第1と第2の回転センサの検出結果に基づいて制御され
    前記運動変換機構は、
    前記制動力伝達部品に接続されることにより前記制動力伝達部品に従って軸方向に移動するラックと、
    前記ラックにより駆動されて前記第1の回転センサで検出可能な回転運動が発生するセンサ歯車と、を含み、
    前記制動力伝達部品には、該制動力伝達部品の前記倍力伝達部品に対する軸方向での移動を規制する位置決めピンが接続され、
    前記ラックは、前記位置決めピンによって、前記倍力伝達部品に対して軸方向に移動する、
    車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
  2. 前記ラックは、前記倍力伝達部品に支えられる、
    請求項1に記載の車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
  3. 前記ラックは、前記倍力伝達部品のラックスロットに移動可能に収納されることで、前記倍力伝達部品に支えられる、
    請求項2に記載の車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
  4. 前記制動倍力発生させるモータをさらに含み、
    記モータは、回転運動から並進運動への変換に適する伝動機構を介して前記倍力伝達部品を駆動し、
    記第2の回転センサは、前記モータにおける回転子回転センサである、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
  5. 前記第1と第2の回転センサの検出結果に基づいて前記制動倍力の発生を制御する電子制御手段をさらに含む、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
  6. 前記第1の回転センサは、前記センサ歯車で支えられるセンサ磁石と、前記センサ磁石の磁界変化を検出可能な検出素子とを含む、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
  7. 前記倍力伝達部品は、軸方向に延びる中空のバルブ本体を含み、
    前記制動力伝達部品は、プッシュロッドを介してブレーキペダルで軸方向に前向きに駆動されるのに適し、前記バルブ本体内を軸方向に移動できるように構成されたプランジャを含む、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
  8. 前記ペダル制動力と前記制動倍力をブレーキマスタシリンダに伝達するマスタピストンとして構成された制動力出力部品をさらに含む、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
  9. 前記倍力伝達部品にそれを軸方向に後退させる復帰力を加える復帰部品をさらに含む、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の車両ブレーキシステム用のブレーキブースター。
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