JP6138299B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置に関し、特に薄型の画像表示装置における前面板や前面フィルターおよびその周辺の筐体構造に関するものである。
近年、映像を大画面で表示させるために、プラズマディスプレイ装置や液晶ディスプレイ装置などの表示装置が実用化され需要が高まっている。
プラズマディスプレイ装置においては、パネルの表示を行う前面側には色調補正やコントラスト向上、電磁波遮断機能などを備えた光学フィルターを前面板として設置している。前面板はこのような機能を付加するために、ガラス表面にフィルムを貼付したり、エッチングにより導電性を持たせたりしている。
この前面板とプラズマディスプレイパネル(以下、パネル)とは、数mmの隙間を設け、パネル発生熱の遮蔽、外部衝撃によるパネルへの衝撃防止を行っている。
また、液晶ディスプレイにおいても、特に業務用ディスプレイを中心に外部衝撃によるパネルへの衝撃防止を図るために、液晶パネル前面に前面板を配置する製品も存在している。
この前面板は主に強化ガラスで作成されている場合が多いのに対し、筐体の他の主要部品は樹脂や金属から作成されているのが一般的である。
このため、リサイクルの観点から前面板は他の筐体部品から容易に分解できることが望ましい。
また、この前面板は前述のように光学フィルターの役割を持っているため、形状が平板である必要がある。
このようなことから、前面板の保持は前面板の外周を周囲の筐体部品により挟み込まれる構造が一般的である。
具体的には、表示装置の外装部品である、画像表示エリアの外周に位置するベゼル等により、前面板の外周に勘合する部分に溝を設けて、その溝に前面板を嵌め込むことにより、固定する構造が採られる。
これに対して、前面板を挟み込まずに、筐体部品へ直接取り付ける構造がある(例えば、特許文献1参照)。
図12に、上記特許文献1における液晶表示装置の断面図を示す。
この図に示されるように、液晶パネル20と表示画面23の前方には前面板22が配置されている。
そして、この前面板の固定構造として、つぎのような保護カバー21が構成されている。この保護カバー21は、方形の開口21bを有しており、該開口21bの周囲に前面板22を支持する枠部21aが設けられている。
また、この枠部21aの周囲には液晶パネル20の表示画面23以外を覆う額縁部21cが設けられ、これらが一体成型されている。
また、この枠部21aは、前面板22の表示画面23と対向する面の全端縁22aに接触して前面板22を支持する平面部分を有している。
このように、図12に示すような従来の前面板の固定構造は、保護カバー21の開口21bの周囲に形成されている枠部21aの平面部分に、前面板22の表示画面に対向する面の全端縁22aを接触させて、この部分に両面テープ等を使用して接着している。
このような構造を採用している製品としては、デジタルカメラの背面側に位置するディスプレイを保護する部分、または携帯電話のディスプレイを保護する部分等、比較的小型の製品が多い。
この場合、ディスプレイ部を保護する前面板は本体筐体部品に両面テープで接着されている場合が多いが、この前面板はサイズが小さいため、両面テープの接着面積も大きくないので、比較的容易に分解、剥離が可能である。
特開2003−302620号公報
図12のような構造において、大型の薄型テレビであるプラズマテレビや液晶テレビが上記の構造となった場合、大型の薄型テレビのサイズは50インチや60インチを越えるものが多い。
そのため、使用する前面板のサイズが大きくなるので、使用する両面テープのサイズも大きくなる。
従って、接着される相手部品もフレームやベゼルといった大型の部品となるため、貼付け時の作業は気泡やしわが入りやすく、また分解時の作業は強い力で剥離しなければならないこととなる。
そのため、前面板をベゼル等の筐体部品から容易に分解することができないという課題が生じる。
また、上記したように前面板を両面テープ等を使用せずに固定するには、前面板の外周を上記したベゼル等の筐体部品により挟み込む構造を採らなければならないこととなる。
その際、前面板を固定するためには、ベゼル等に設けた溝へ嵌合させることが必要となる。
つまり、前面板の外周前面はベゼル等における挟み込む構造により保持しないと落下してしまうこととなる。
その結果、前面板はベゼルよりも正面に対して奥まった位置になり、ベゼルと前面板との間には挟み込む構造によって、必ず段差を生ずることになる。
すなわち、このような挟み込む構造によって、ベゼルと前面板との間には必ず段差を生ずることとなり、デザインや構造の上でこのような段差をなくすことについて自由に選択することができなくなる。
本発明は、上記課題に鑑み、画像表示装置における筐体部品から前面板を容易に分解することができ、筐体部品と前面板との間に段差を設けるか否かについて、デザインや構造の上で自由に選択することが可能となる画像表示装置の提供を目的とするものである。
本発明は、つぎのように構成した画像表示装置を提供するものである。
本発明の画像表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルの前側に配置される前面板と、前記表示パネルを含む表示ユニットと、前記表示ユニットの後側に配置される枠状部材と、前記表示ユニットの後側に配置されるカバーと、を備え、前記前面板の後側の面上に第1の被締結部が設けられ、前記表示ユニットの後側の面上に第2の被締結部が設けられ、前記枠状部材が、締結手段により前記第1の被締結部と前記枠状部材の後側から締結され、かつ、締結手段により前記第2の被締結部と前記枠状部材の後側から締結され、さらに、前記枠状部材が前記カバーと締結手段により前記枠状部材の後側から締結されることで、前記前面板と前記表示ユニットと前記カバーと前記枠状部材とが結合されることを特徴とする。
本発明によれば、画像表示装置における筐体部品から前面板を容易に分解することができ、筐体部品と前面板との間に段差を設けるか否かについて、デザインや構造の上で自由に選択することが可能となる画像表示装置を実現することができる。
本発明の実施例1における画像表示装置の筐体の正面図である。 本発明の実施例1における画像表示装置の分解斜視図である。 本発明の実施例1の画像表示装置の上部における断面図である。 本発明の実施例1の前面板の上部におけるボス貼付け部の詳細断面である。 本発明の実施例1における前面板の背面図である。 本発明の実施例2における画像表示装置の分解斜視図である。 本発明の実施例2の画像表示装置の上部における断面図である。 本発明の実施例3における画像表示装置の筐体の正面図である。 本発明の実施例3における画像表示装置の分解斜視図である。 本発明の実施例3の画像表示装置の上部における断面図である。 本発明の実施例3における前面板上部の斜視図である。 従来例である特許文献1における液晶表示装置の断面図である。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例により説明する。
以下に本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
実施例1として、本発明を適用した画像表示装置(以下、これを映像表示装置と記す。)の構成例について説明する。
図1に、本実施例における映像表示装置の筐体の正面図を示す。
本実施例における映像表示装置は、画像表示パネルと、該画像表示パネルの前面側に対向配置された前面板と、該画像表示パネルの背面側を保持する背面シャーシとを備え、筐体部品によって前記画像表示パネルの外周が覆われている構成を備える。
具体的には、例えば、筐体は、画像表示パネル1が収納できるようになっており、その前面にベゼル2、前面板3が配置されている。
この画像表示パネル1は、電子放出素子、プラズマ放電、液晶、蛍光表示管および有機EL(Electro Luminescence)などいずれの薄型画像表示パネルにおいても適用できる。
ベゼル2は樹脂で成型されており平面表示装置(映像表示装置)の表面に位置され、平面表示装置の外観部を構成する。
画像表示パネル1には画像を表示させる画像表示エリア1aがあり、ベゼル2等の筐体部品の開口部2aより画像を見ることができる。
つぎに、本実施例における映像表示装置の筐体を構成する部品の配置について説明する。
図2に、本実施例における映像表示装置の分解斜視図を示す。
上記筐体により収容されている画像表示パネル1の背面には、金属のシャーシ(背面シャーシ)5が接着され一体化されており、前記シャーシ5の背面には電気回路基板6が配置されている。
前記シャーシ5の周囲には板金等の取付金具7a、7bが配置されている。金属のリアカバー4は平面表示装置の背面を覆っている。
つぎに、本実施例における映像表示装置の構造について説明する。
図3に、本実施例の映像表示装置の上部における断面図を示す。
本実施例における映像表示装置は、前記前面板の背面部に前記背面シャーシ方向に延びるネジ締結可能なボス部を備え、該ボス部によって前記筐体部品を含む前記映像表示装置の構成部品を、前記前面板とネジ締結することが可能に構成されている。
具体的には、例えば、ベゼル2の背面に前面板3が配置され、前面板3の上部背面外周部には金属から成るボス(ボス部)8が設けられている。
前記ボス8は接着剤を介して前面板3の背面に固定されており、このボス8の中心にはタップが切られており、ここにネジ止めが可能である。
一方、画像表示パネル1の背面にはシャーシ5が両面テープ(図示せず)により接着されており、画像表示パネル1を背面より保持している。
シャーシ5の周囲にはスタッド5aがカシメにより接合されており、このスタッド5aの中心にはタップが切られており、ここにネジ止めが可能となっている。また、ベゼル2の周囲にもボス2aがベゼル2と一体成型されており、ベゼル2は樹脂で成型されている為、セルフタッピングネジを使用し他の部品等を締結することが可能となっている。
前述したスタッド5a、ボス2aまたボス8へ取付金具(取付部材)7aおよび7bをネジ10により締結することで、画像表示パネル1、前面板3、およびベゼル2は一体化される。
この時、ベゼル2のボス2aはリアカバー4を締結するためにも用いられることから、リアカバー4と取付金具7aおよび7bをボス2aへネジ10で共締めすることで、リアカバー4は固定される。
リアカバー4は取付金具7aに接触し接地することで、電気回路基板6から発生する電磁波をシールドしている。
画像表示パネル1上には画像が表示される画像表示エリア1aがあり、このエリアに埃等が侵入しないように前面板3と画像表示パネル1の間隙に防塵をするため、スポンジから成る弾性体9を画像表示エリア1aの周囲に表面テープ(図示せず)で貼付ける。
なお、ボス8と弾性体9が接着されている前面板3の外周には黒ベタ印刷(図示せず)が施されており、筐体正面から見ても、ボス8や弾性体9は目視することは出来ないようになっている。
以上のように、ベゼル2、前面板3およびシャーシ5は、ネジ10により取付金具7aおよび7bに取り付けられ一体化されており、ネジ10を外すことにより、ベゼル2、シャーシ5および前面板3をそれぞれ容易に分解することができる。
図4は、本実施例における前面板の上部におけるボス貼付け部の詳細断面図である。
ボス8の底面にはベース8aがカシメにより係止されており、ボス8とベース8aは一体化されている。このベース8aは板金で作成された部品である。
ベース8aはボス8を前面板3へ接着する為の接着面としての役割を持っており、ベース8aの面積をボス8の底面の面積より大きくすることで、ボス8と前面板3との接着強度を増している。
このベース8aの裏面には接着剤8bが塗布されており、ボス8が前面板3に接着されている。このボス8が前面板3の外周に複数に接着されている。
ここでは、ボス8とベース8aは別部品として構成しているが、切削等でボス8とベース8aは一体成型されても良い。
図5は、本実施例における前面板の背面図である。
前面板3の背面周囲には黒ベタ印刷3aがされている。この黒ベタ印刷3aは画像表示パネルの画像が表示される画像表示エリアの外側にある画像表示とは関係の無い構造体が表から見えるのを防止する目隠しの役目を持っている。
ボス8は前記黒ベタ印刷3aの範囲内に接着されることで、前面板3の表から見たときにボス8の接着面が隠れるようになっている。
本実施例の構成によれば、前面板の外周にネジ止め可能な複数のボスを接着し固定することで、前面板をシャーシやベゼルに固定されている取付金具へネジにて固定することができる。
これにより、取付金具等の筐体部品と前面板とを固定するためのネジを外すことにより、前面板をベゼル等の筐体部品から容易に外すことが可能となる。
[実施例2]
実施例2として、分解性を向上させるようにした映像表示装置の構成例について説明する。
図6に、本実施例における映像表示装置の分解斜視図を示す。
画像表示パネル1の前面には前面板3とベゼル2が配置されており、背面には画像表示パネル1は背面保持する為のシャーシ5が両面テープ(図示せず)が接着されている。
シャーシ5の背面には電気回路基板6が配置されている。また、前記電気回路基板6の背面にはシャーシ5背面を覆うようにリアカバー4が配置される。
図7は、本実施例の映像表示装置の上部における断面図である。
実施例1同様に前面板3の背面外周部にボス8が接着されている。
また、ベゼル2の周囲にもボス2aがベゼル2と一体成型されている。
また、画像表示パネル1の背面に接着されているシャーシ5は、周囲にフランジ部5aが一体成型されている。
これは、シャーシ5をベゼル2やボス8を介して前面板3を固定するために設けられており、ネジ10によりベゼル2やボス8を締結している。
前記フランジ部5aには外周に沿って、ボス2aおよびボス8に対向する箇所に穴(図示せず)が開けられている。
前記穴を介してボス2aおよびボス8へネジ10により締結することにより、前面板3とベゼル2がシャーシ5と一体化されて画像表示パネル1と締結されるようになる。
ここで、リアカバー4はシャーシ5のフランジ部5aと共締めされ固定される。
本実施例の構成によれば、前面板締結のためには図5のように取付金具を介して固定する他に、画像表示パネルに接着されているシャーシにフランジ部のようにネジ締結できる形状が設けられる。
これにより、ベゼルや前面板を直接締結することができるので、ネジの締結箇所を減らすことができる。
これにより、作業工数を削減することができ、より一層分解性を向上させることが可能となる。
[実施例3]
前面板がベゼル等の筐体部品容易に分解することができ、ベゼルと前面板との間に段差が生じさせることなく、意匠性の向上を図ることが可能となる映像表示装置の構成例について説明する。
図8に、本実施例における映像表示装置の筐体の正面図を示す。
図8において、前面板3の周囲を取り囲むようにベゼル2の端面が配置されている。
また、筐体内には画像表示パネル1が収納されており、画像表示エリア1aに映し出される画像は前面板3を通して視認することができる。
なお、前面板3裏面の外周には画像表示エリア1aの外周に対向する面に、黒ベタ印刷(図示せず)がされており、画像表示エリア1a以外の内部構造は目隠しされて見えないようになっている。
図9は、本実施例による映像表示装置の分解斜視図である。
図9において、画像表示パネル1の背面にはシャーシ5が両面テープ(図示せず)で接着されており一体化されている。
その背面には電気回路基板6が配置されている。実施例1および2とは逆にベゼル2はシャーシ5の背面に配置されており、リアカバー4もその背面へ締結される。
一方、弾性体9は前面板3と画像表示パネル1との間に位置している。
図10は本実施例による映像表示装置の構造を説明する表示装置上部における断面図である。
画像表示パネル1は背面に接着されたシャーシ5の外周にスタッド5aがカシメにより接合されている。
前記スタッド5aの中心にはネジのタップが切られており、ネジ10を締結することが出来る。前記スタッド5aに対向する位置にネジ止めする為の穴が開けられたベゼル2をネジ10により固定する。
この時、ベゼル2は強度部材としての役目も持つ為、アルミニウムのダイキャストにより作成され、剛性を持っている。
前記ベゼル2には、前面板3に接着されたボス8に対向する位置にネジ10を止める為の穴が開いており、前面板3はボス8を介してベゼル2に前記ネジ止め穴を通して締結される。
ベゼル2と前面板3の間には前面板3の外周に沿って弾性体9が狭持されている。
弾性体9は両面テープ(図示せず)により、前面板3に接着され固定されている。弾性体9を狭持することで、ベゼル2と前面板3の間に出来る隙間から埃等が画像表示エリア1aに侵入するのを防止している。
なお、ベゼル2の材質はアルミニウムのダイキャスト以外にも、アルミニウムの押し出し材や樹脂の射出成型の部品を使用しても良く、剛性を持った部材であれば特に限定されるものではない。
図11は、本実施例による映像表示装置の前面板上部の分解斜視図である。
前面板3の背面外周には複数のボス8が接着されている。また、前面板外周には黒ベタ印刷3aが施されており、このエリア内にボス8が接着されている。
そのため、前面板3の表から見てもボス8の接着面は目視できないようになっている。弾性体9は前記ボス8に対向する位置に穴9aが開いており、弾性体9がベゼルに狭持される際は、前記穴9aにボス8が挿入される。
上記のように、ボスが接着された前面板が直接ベゼルへネジ止めされることで、ボスをネジ止めしているネジを外すと、前面板はベゼルから容易に分解することが可能になる。
また、前面板がベゼル等の筐体部品にネジにより固定され保持されているので、従来のように前面板の外周をベゼル周囲に設けた溝に挟み込む必要が無く、前面板の外周前面をベゼルが保持しなくても良い。
図10に示すように、前面板の表面とベゼルの端面が同一平面に揃えることが可能であり、この時、ベゼルと前面板との間に生ずる段差を無くすことが出来るという効果がある。
本実施例の構成によれば、前面板を用いる平面表示装置において、前面板背面の外周部にボスを係合し、前面板が直接、ベゼル、シャーシおよび取付金具等の周囲の筐体部品へ締結することにより、分解性の向上が得られる。
また、前面板をベゼルで挟み込む必要が無くなり、ベゼルと前面板に生ずる段差を不要とし意匠性の向上を図ることが可能となる。
以上に説明したように、上記した各実施例の構成によれば、映像表示装置における筐体部品から前面板を容易に分解することが可能となる。
また、上記した実施例3の構成によれば、ベゼルと前面板との間に段差を生じさせることなく、意匠性の向上を図ることが可能となる。
このように、本発明によれば、前面板を容易に分解することが可能となる構成を採ることができる一方、ベゼルと前面板との間に段差を設けるか否かについて、デザインや構造の上で自由に選択する構成を採ることが可能となる。
1 画像表示パネル
2 ベゼル
3 前面板
4 リアカバー
5 シャーシ
6 電気回路基板
7 取付金具
8 ボス
9 弾性体
10 ネジ
20 液晶パネル
21 保護カバー
22 前面板
23 表示画面

Claims (16)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルの前側に配置される前面板と、
    前記表示パネルを含む表示ユニットと、
    前記表示ユニットの後側に配置される枠状部材と、
    前記表示ユニットの後側に配置されるカバーと、
    を備え、
    前記前面板の後側の面上に第1の被締結部が設けられ、
    前記表示ユニットの後側の面上に第2の被締結部が設けられ、
    前記枠状部材が、締結手段により前記第1の被締結部と前記枠状部材の後側から締結され、かつ、締結手段により前記第2の被締結部と前記枠状部材の後側から締結され、さらに、前記枠状部材が前記カバーと締結手段により前記枠状部材の後側から締結されることで、前記前面板と前記表示ユニットと前記カバーと前記枠状部材とが結合されることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記枠状部材の材質は、樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記枠状部材の材質は、金属であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記枠状部材は、前記前面板の前側の面を覆わないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  5. 前記枠状部材は、前記前面板の後側の面の少なくとも一部と対向する対向面を有し、
    前記前面板の後側の面と前記枠状部材の前記対向面との間には、弾性体が配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  6. 前記枠状部材の前記対向面は、前記前面板の後側の面の少なくとも一部と略平行に対向していることを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記弾性体には、開口部が設けられており、前記開口部に前記第1の被締結部が挿入されることを特徴とする請求項5または6に記載の画像表示装置。
  8. 前記第1の被締結部は、前記第1の被締結部の底面より大きい面積のベース部を、前記第1の被締結部の前側に有しており、
    前記ベース部が前記前面板の後側の面に接着手段により接着されることで、前記第1の被締結部が前記前面板に固定されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  9. 前記ベース部が前記第1の被締結部の底面にカシメにより係止されることで、前記ベース部と前記第1の被締結部とが一体化されることを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
  10. 前記ベース部と前記第1の被締結部とは、一体成型されることを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
  11. 前記枠状部材は、前記第1の被締結部において前記締結手段を用いて前記カバーと締結することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  12. 前記画像表示装置は回路基板をさらに備え、
    前記回路基板は、締結手段により、前記表示ユニットの後側の面上に設けられる第3の被締結部と締結されることで、前記表示ユニットに結合されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  13. 前記締結手段は、ネジであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  14. 前記枠状部材は、前記画像表示装置の外観部を構成するベゼルと、前記第1の被締結部および第2の被締結部と締結される取り付け部材とから構成されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  15. 前記枠状部材は、前記表示ユニットの側面を覆うことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  16. 前記表示ユニットは、前記表示パネルと、前記表示パネルを後側から支持する支持部材を含むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の画像表示装置。
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