JPH064741U - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH064741U
JPH064741U JP4426592U JP4426592U JPH064741U JP H064741 U JPH064741 U JP H064741U JP 4426592 U JP4426592 U JP 4426592U JP 4426592 U JP4426592 U JP 4426592U JP H064741 U JPH064741 U JP H064741U
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JP
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display element
wiring board
sheet member
liquid crystal
crystal display
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Withdrawn
Application number
JP4426592U
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English (en)
Inventor
伸二 久次
Original Assignee
富士通テン株式会社
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Publication of JPH064741U publication Critical patent/JPH064741U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示素子のがたつきによる視野角の減少を防
止するとともに、半田クラックなどの発生を抑えて信頼
性の向上を図る。 【構成】 配線基板14上に弾発性を有するシート部材
15と、導光部材16と、液晶表示素子17とをこの順
序で配置する。液晶表示素子17の表示領域32を露出
するための開口部42を有する保持部材18を用いて、
シート部材15および液晶表示素子17などを配線基板
14に取付け、シート部材15の弾発力によって液晶表
示素子17が常に保持部材18に当接するようにする。
これによって、液晶表示素子17のがたつきや位置ずれ
を防ぎ、視野角の減少を防止するとともに、半田クラッ
クなどの発生を抑えて信頼性を向上することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器に好適に用いられる液晶表示素子などの表示装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
図4は典型的な先行技術の断面図である。車載用音響機器などにおいて、配線 基板1上にABS樹脂など剛性の支持片2が設けられ、この上に光源からの光を 導く導光部材3が配置され、この導光部材3上に液晶表示素子4が配置される。 金属製の保持部材5は、液晶表示素子4の表示領域6を露出する開口部7を有し 、配線基板1に半田付け固定される。この配線基板1は、音響機器などの前面パ ネル8にビス9などによって固定される。前面パネル8の外表面には透明なシー ト10が設けられ、その外表面には遮光性塗料11が塗布され、美観の向上が図 られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような先行技術では、支持片2と導光部材3とは剛性であり、一方、配線 基板1の表面から液晶表示素子4の表示領域6までの厚みL1にはばらつきがあ り、また配線基板1の表面と保持部材5の液晶表示素子4を押さえる内表面12 との間隔L2にはばらつきがある。したがって、このようなばらつきにかかわら ず各部材2〜5を配線基板1に取付けることができるようにするためには、L2 >L1とし、保持部材5の液晶表示素子4に対向する表面12と、液晶表示素子 4の表示領域6との間には間隙dが生じることになる。
【0004】 この間隙dが大きいときには、保持部材5の開口部7による液晶表示素子4の 表示領域6の視野角θが小さくなるという問題が生じる。
【0005】 また、液晶表示素子4には、端子13の一端部が半田付け接続され、この端子 13の他端部は配線基板1を貫通し、裏面に形成されたランドに半田付けされて 電気的に接続される。こうして端子13は、液晶表示素子4が予め定められた位 置に固定されるように液晶表示素子4を保持している。
【0006】 このような表示装置が車載用電子機器に組込まれた場合、前述のように生じた 間隙dによって、支持片2、導光部材3、液晶表示素子4などの部材ががたつき を生じ、端子13の半田付け箇所にクラックが発生するなどしてしまい、信頼性 に劣る。
【0007】 本考案の目的は、視野角の減少を防止するとともに、信頼性を向上することが できる表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、配線基板の一方表面上に弾発性を有するシート部材を配置し、その シート部材上に表示素子を配置し、この表示素子の表示領域が臨む開口部を有し 、その表示素子を保持する保持部材を配線基板に取付け、これによってシート部 材の弾発力で表示素子を保持部材に当接させることを特徴とする表示装置である 。
【0009】 また本考案の前記シート部材は、電気絶縁性材料から成り、 このシート部材には、配線基板に臨む凹所を形成し、この凹所の内面に可動接 点を設け、配線基板には凹所に対応した固定接点を設け、シート部材の前記凹所 に対応する配線基板と反対側の表面を押圧することによって、可動接点と固定接 点とが接触することを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案に従えば、配線基板の一方表面上に弾発性を有するシート部材が配置さ れ、そのシート部材上に液晶表示素子などの表示素子が配置されている。このシ ート部材および表示素子は、開口部を有する保持部材を用いて配線基板に取付け られ、この表示素子の表示領域は保持部材の開口部によって露出される。このよ うにして表示素子はシート部材の弾発力によって保持部材に常に接した状態で、 かつ所定の取付位置に保持される。したがって、各部材の寸法にばらつきがある 場合にも、表示素子および各部材間に間隙を生ぜず、がたつきや位置ずれによる 表示素子の表示領域の視野角の減少を防ぐことができ、がたつきによる電気的接 続部分の損傷を防ぐことができる。
【0011】 また本考案に従えば、電気絶縁性材料から成る前記弾発性を有するシート部材 の配線基板側表面に凹所を形成し、この凹所の表面に可動接点を設ける。また、 配線基板のシート部材側には、前記凹所に対応した位置に固定接点を設け、該固 定接点とは反対側から可動接点の位置のシート部材の表面を押圧することによっ て、可動接点と固定接点とを接触させることができる。このことにより、シート 部材と、いわゆるゴムスイッチとを共用し、一体化して部品点数を削減し、コス トダウンを図ることができる。
【0012】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の表示装置60の断面図であり、図2は図1に示す実 施例の一部分の切断面線II−IIから見た断面図である。車載用音響機器など の電子機器において、配線基板14上には、弾発性を有するシート部材15と、 導光部材16と、液晶表示素子17とがこの順序で配置され、保持部材18によ って配線基板14上の所定位置に固定される。配線基板14は、前面パネル19 にビス20によって固定される。前面パネル19の表面には、透明なシート21 が貼着され、その透明シート21の外表面には遮光性を有するたとえば黒色の塗 料22などが部分的に塗布され、意匠が形成されている。
【0013】 図3は、図1および図2に示される実施例の一部の分解斜視図である。シート 部材15は、たとえば白色のゴムなどの材料から成り、電気絶縁性である。この シート部材15は導光部材16の乗載される隆起部23を有し、その隆起部23 の導光部材16を支持する支持面24は、光源25に向けて低くなるように傾斜 している。
【0014】 光源25は、配線基板14に取付けられ、シート部材15に形成された挿通孔 26から隆起部23側に突出する。導光部材16は直角三角柱状に形成され、そ の傾斜面27は隆起部23の支持面24上に支持され、隆起部23の光源25寄 りに形成されたストッパ28が該導光部材16の端部29に部分的に当接するこ とによって該導光部材16の位置決めが行われる。したがって、光源25からの 光は導光部材16に導かれ液晶表示素子17を背後から照明することができる。 光源25は、白熱球あるいは発光ダイオードなどであってもよい。導光部材16 は、アクリル樹脂などから成り、透明シート21は、ポリカーボネート樹脂など から成る。またシート部材15は上述のように白色であるので、光源25が消灯 しているときであっても透明シート21を介する外部からの光を導光部材16を 介して支持面24で反射し、液晶表示素子17を見易くする。
【0015】 液晶表示素子17は、一対のガラス板30,31を有し、これらのガラス板3 0,31間に液晶が充填され、その表示領域32において、文字および図形など の表示を行うことができる。ガラス板30の側部にはリード端子33の一端部3 4が固定され、ガラス板30および31に形成されている電極に電気的に接続さ れている。リード端子33の他端部33aは、シート部材15の挿通孔35と配 線基板14の挿通孔36とを貫通し、配線基板14のランド37に半田付けされ る。
【0016】 リード端子33は、弾発性を有する薄い金属片から成る。保持部材18は薄い 金属板が加工されて構成され、前面部38と、一対の側面部39,40とを含み 、前面部38にはガラス板31と同一の形状を有する開口部42が形成され、該 開口部42によって液晶表示素子17の表示領域32が露出される。側面部39 ,40には繋止片43,44が形成される。繋止片43,44は、シート部材1 5の挿通孔46および配線基板14に形成された繋止孔45を貫通した後、塑性 変形されて保持部材18が配線基板14に固定される。
【0017】 シート部材15には、配線基板14に臨む凹所50が形成されていて、この凹 所50に対応する凸部51は薄肉の弾発性を有する変形部52を有する。前記凹 所50の底面部51aにはカーボンなどの可動接点59が形成されており、これ に対向して配線基板14には一対の固定接点53,54が形成されている。凸部 51を押圧するために、操作部材56が前面パネル19の挿通孔57に臨んで設 けられている。したがって、操作部材56を押圧することによって、凸部51に 対向して延びる駆動片58が底面部51aを押圧し、これによって変形部52が 変形し、固定接点53,54間が可動接点59によって短絡され、該固定接点5 3,54に接続して固定接点53,54間が導通する。
【0018】 固定接点53,54は、カーボンあるいは金属めっきによって実現される。操 作部材56への押圧力を解除すると変形部52の弾発力によって、該操作部材5 6は図1に示されるような状態に復帰し、可動接点59が固定接点53,54か ら離隔して、固定接点53,54間は遮断状態となる。
【0019】 上述のように本考案に従う、表示装置60は、シート部材15の弾発性によっ て配線基板14と保持部材18と、その間に挟まれる各部材15〜17相互の間 に、常に面圧がかかるようにして各部材15〜17が配線基板14と保持部材1 8との間に固定されるので、配線基板14と保持部材18と、その間の各部材1 5〜17の各隣接する表面は互いに常に当接して保持される。また、各部材寸法 にばらつきがある場合にも、シート部材15の弾発性によって表示素子17およ び各部材15,16間に間隙を生ぜず、がたつきや位置ずれによる表示素子17 の視野角の減少を防ぐことができるとともに、半田クラックなどの電気接続部分 の振動による損傷も防止し、信頼性を向上することができる。
【0020】 また、前記シート部材15を電気絶縁性材料によって形成し、シート部材15 の配線基板14側表面に可動接点59を設ける。一方、配線基板14上に固定接 点53,54を設け、前面パネル19側から操作部材56を押圧することによっ て固定接点53,54間が短絡導通し、操作部材56への押圧力を解除すると固 定接点53,54間が遮断状態となるようないわゆるゴムスイッチを形成する。 これによって、前記シート部材15とゴムスイッチとを一体化することによって 、部品点数の削減しコストダウンを図ることができる。
【0021】 なお、本実施例において表示素子は、液晶表示素子17を用いているが、蛍光 表示管などでもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、配線基板上に弾発性を有するシート部材と、導 光部材と、表示素子とをこの順序で配置し、表示素子の表示領域を露出する開口 部を設けた保持部材を用いて、表示素子がシート部材の弾発力によって、常に保 持部材に押し付けられるようにするので、表示素子および各部材間に間隙が生ず ることを防止することができる。したがって、各部材のがたつきや位置ずれによ る表示素子の表示領域の視野角の減少を防ぐことができるとともに、半田クラッ クなどの電気接続部分の振動による損傷も防止し、信頼性を向上することができ る。
【0023】 また、本考案によれば、前記シート部材を電気絶縁性材料によって形成し、か つこのシート部材の配線基板側表面に凹所を形成し、その配線基板側に可動接点 を取付ける。一方、この可動接点に対応する配線基板上の位置に固定接点を設け る。したがって、シート部材のこの凹所に対応する部分を可動接点の反対側から 固定接点に向かって押圧することによって、可動接点と固定接点とが接触し、ス イッチが導通する。このように前記シート部材と、いわゆるゴムスイッチとを一 体化することによって、部品点数の削減およびコストダウンを図ることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における一実施例の表示装置60の断面
図である。
【図2】図1に示す実施例の一部分の切断面線II−I
Iから見た断面図である。
【図3】図1,2に示される実施例の一部の分解斜視図
である。
【図4】典型的な従来技術を表す断面図である。
【符号の説明】
14 配線基板 15 シート部材 16 導光部材 17 液晶表示素子 18 保持部材 19 前面パネル 21 透明シート 22 遮光性塗料 25 光源 30,31 ガラス板 32 表示領域 33 リード端子 50 凹所 51 凸部 53 固定接点 54 操作部材 59 可動接点 60 表示装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板の一方表面上に弾発性を有する
    シート部材を配置し、そのシート部材上に表示素子を配
    置し、この表示素子の表示領域が臨む開口部を有し、そ
    の表示素子を保持する保持部材を配線基板に取付け、こ
    れによってシート部材の弾発力で表示素子を保持部材に
    当接させることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記シート部材は、電気絶縁性材料から
    成り、 このシート部材には、配線基板に臨む凹所を形成し、こ
    の凹所の内面に可動接点を設け、配線基板には凹所に対
    応した固定接点を設け、シート部材の前記凹所に対応す
    る配線基板と反対側の表面を押圧することによって、可
    動接点と固定接点とが接触することを特徴とする請求項
    1記載の表示装置。
JP4426592U 1992-06-25 1992-06-25 表示装置 Withdrawn JPH064741U (ja)

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JP4426592U JPH064741U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 表示装置

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JP4426592U JPH064741U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 表示装置

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JP4426592U Withdrawn JPH064741U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016066106A (ja) * 2016-02-04 2016-04-28 キヤノン株式会社 画像表示装置

Cited By (1)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003