JP6136010B2 - 集塵設備、熱処理システム及び集塵設備の運転方法 - Google Patents

集塵設備、熱処理システム及び集塵設備の運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、排気ガス中に含まれる微粒子の集塵設備、熱処理システム及び集塵設備の運転方法に関するものである。特に排気ガスが、熱処理室内を臨む摺動部を有する熱処理装置から排出される場合に関するものである。
現在、乾燥、燃焼、熱分解、冷却等の熱処理を行う熱処理装置としては、装置が回転、又は一部が振り動くことにより被処理物を前に送りながら処理をおこなう装置があり、例えば、ロータリーキルンやスチームチューブドライヤー(STD)等の種々の装置が存在している。これらの熱処理装置は、熱処理室たる可動部と、可動部を支持する固定部とから構成され、可動部と固定部とが当接する摺動部を介して接続されている。しかるに、これらの熱処理装置から排出された排気ガスは、微粒子を含む場合がある。そこで、従来から、排気ガス中の微粒子を集塵する装置として、バグフィルタ装置が汎用されている。
このバグフィルタ装置は、排気ガスが送り込まれるフィルタ室と、このフィルタ室内に配置されたフィルタ材とで主に構成される。フィルタ室内に送り込まれた排気ガス中の微粒子は、フィルタ材によって捕捉され、フィルタ室からは清浄ガスが排出される。また、微粒子を捕捉したフィルタ材は濾過抵抗が高まる等の問題を有することから、定期的に洗浄される。
この洗浄の方法としては、圧縮エア等の逆洗ガスを使用してフィルタ材を逆洗する方法が存在する。この逆洗は、フィルタ室の下流側から当該フィルタ室内に逆洗ガスを吹き込み、この吹き込んだ逆洗ガスによってフィルタ材に付着した微粒子を払い落すというものである(例えば、特許文献1参照。)。この微粒子の払い落しは、特に逆洗ガスをパルス状に吹き込むと効果的に行われる。
以上のようなバグフィルタ装置やこのバグフィルタ装置に逆洗手段が備え付けられてなる集塵設備は、現在においても、集塵効率の向上や逆洗効率の向上等を課題して種々の改良が加えられている。また、微粒子が臭気物質である場合等、微粒子の特性に応じた改良も模索されている(例えば、特許文献2参照。)。
このように集塵設備の改良は、集塵・逆洗性能の向上等を課題とするのが一般的であり、本発明者等も種々の課題を設定して集塵設備の改良を行っている。しかるに、本発明者等は、種々の改良、試験等を行う過程において、現在の集塵設備には、全く異なる観点からの課題が存在することを認識した。
すなわち、この新たな課題は、処理の対象となる排気ガスが、熱処理室内を臨む摺動部を有する熱処理装置、例えば、ロータリーキルンやSTD等から排出される場合に生じるというものである。
より具体的には、例えば、図4に示すように、集塵設備100の逆洗に際しては、フィルタ室101内に下流側から圧縮エアAを吹き込み、フィルタ材102に付着した微粒子Zを払い落すことになる。しかるに、フィルタ材102から払い落された微粒子Zは、フィルタ室101の底部に堆積するのみではなく、熱処理装置110から排出された排気ガスG1を集塵設備100に送るための流路103を通して熱処理装置110の熱処理室113内に逆流する。そして、この熱処理室113内に逆流した微粒子Zは、熱処理室113内を臨む摺動部Cに噛み込んでしまい、当該摺動部C自体や、この摺動部Cをシールするシール材を摩耗させる。
この点、熱処理設備110は、回動部111及び固定部112を有する。回動部111は、軸心回りに回動する部位であり、内空部が熱処理室113を構成する。他方、固定部112は、被処理物SやキャリアガスG2の供給路、あるいは排気ガスG1を排出する流路103が接続された部位であり、回動することがない。したがって、回動部111及び固定部112が接触する部位の一部は、その構造上、熱処理室113内を臨むことになってしまい、この部位が上記摺動部Cに該当し、摩耗の問題が生じる。この問題は、特に上記微粒子Zが硬質物質である場合は、大きなものとなる。
また、近年では、例えば、金属微粒子を含有するスラリーを乾燥するために、熱処理装置110が使用され、乾燥後に金属微粒子を排気ガスG1中から回収するために集塵設備100が使用されることもある。この場合、金属微粒子は硬質物質であるため、摺動部Cやシール材が激しく摩耗する。しかも、摺動部Cやシール材を構成していた材料が、摩耗により微粒子状となって金属微粒子中に混入するため、得られる金属微粒子(製品)の品質が低下するという問題も生じる。
特開平11−264525号公報 特開2009−66563号公報
本発明が解決しようとする主たる課題は、逆洗に際して微粒子が逆流するおそれのない集塵設備、熱処理システム及び集塵設備の運転方法を提供することにある。
この課題を解決するための本発明は、次の通りである。
〔請求項1記載の発明〕
熱処理室内を臨む摺動部を有する熱処理装置から排出された排気ガス中の微粒子を集塵して清浄ガスとして排出する設備であって、
前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路が接続されたフィルタ室と、このフィルタ室内に配置され、微粒子を集塵するフィルタ材と、前記フィルタ室内に逆洗ガスを吹き込んで前記フィルタ材を逆洗する逆洗手段とが備えられ、
前記フィルタ室が複数備わり、当該フィルタ室にはそれぞれ前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路が接続され、
前記排気ガスの入側流路を各別に開閉可能な入側弁手段、及び前記清浄ガスの出側流路を各別に開閉可能な出側弁手段が備わり、
更に前記出側弁手段よりも上流側の前記出側流路に分岐路が接続されており、この分岐路に前記フィルタ室の内圧を開放可能な圧開放手段が備わる、
ことを特徴とする集塵設備。
〔請求項2記載の発明〕
前記入側弁手段が前記排気ガスの入側流路それぞれに各別に備わり、
前記出側弁手段が前記清浄ガスの出側流路それぞれに各別に備わり、
前記入側弁手段及び前記出側弁手段の開状態又は閉状態の少なくとも一方を検知する検知手段が備わる、
請求項1記載の集塵設備。
〔請求項3記載の発明〕
請求項1又は請求項2記載の集塵設備と、スチームチューブドライヤ又はロータリーキルンからなる熱処理装置と、が備わる、
ことを特徴とする熱処理システム。
〔請求項4記載の発明〕
熱処理室内を臨む摺動部を有する熱処理装置から排出された排気ガス中の微粒子を集塵して清浄ガスとして排出する設備の運転方法であり、
前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路が接続されたフィルタ室と、このフィルタ室内に配置され、微粒子を集塵するフィルタ材と、前記フィルタ室内に逆洗ガスを吹き込んで前記フィルタ材を逆洗する逆洗手段と、が備えられた集塵設備の運転方法であって、
前記集塵設備として、前記フィルタ室が複数備わり、当該フィルタ室にはそれぞれ前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路が接続され、かつ前記フィルタ材が備わり、前記排気ガスの入側流路を開閉可能な入側弁手段、及び前記清浄ガスの出側流路を開閉可能な出側弁手段が備わり、更に前記出側弁手段よりも上流側の前記出側流路に分岐路が接続されており、この分岐路に前記フィルタ室の内圧を開放可能な圧開放手段が備わる設備を用意し、
それぞれの前記フィルタ室において、前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路を開状態として前記微粒子の集塵する集塵作業と、前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路を閉状態とした後に、前記逆洗ガスを吹き込んで前記フィルタ材を洗浄する逆洗作業と、が行われ、
かつ、複数の前記フィルタ室のうち少なくとも1のフィルタ室においては前記集塵作業が行われるように、前記入側流路及び前記出側流路の開閉状態を制御する、
ことを特徴とする集塵設備の運転方法。
〔請求項5記載の発明〕
いずれかの前記フィルタ室において逆洗作業が行われた後、他の前記フィルタ室において逆洗作業が行われるに先立って、全ての前記フィルタ室において集塵作業が行われる、
請求項4記載の集塵設備の運転方法。
〔請求項6記載の発明〕
前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路を開状態に変えるに先立って、当該入側流路及び出側流路が接続されたフィルタ室内の圧力を開放しておく、
請求項4又は請求項5記載の集塵設備の運転方法。
〔請求項7記載の発明〕
前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路を閉状態に変えるに先立って、開状態とされた排気ガスの入側流路及び清浄ガスの出側流路が存在することを確認する、
請求項4〜6のいずれか1項に記載の集塵設備の運転方法。
本発明によると、逆洗に際して微粒子が逆流するおそれのない集塵設備、熱処理システム及び集塵設備の運転方法となる。
第1の実施の形態に係る集塵設備である。 第2の実施の形態に係る集塵設備である。 第3の実施の形態に係る集塵設備である。 従来の集塵設備である。
次に、本発明を実施するための形態を説明する。なお、以下に示す実施形態の説明は、例示に過ぎず、本発明、その適用、あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
〔第1の実施の形態〕
図1に、第1の実施の形態に係る集塵設備X1を示した。
本形態の集塵設備X1は、熱処理装置110から排出された排気ガスG1中の微粒子を集塵して清浄ガスG3として排出する設備である。熱処理装置110は、図4を参照しつつ説明した前述熱処理装置110と同様の構造を有しており、熱処理室113内を臨む摺動部を有する。なお、この摺動部は、図4中において符号Cで示す部位であるが、図1並びに以下で参照する図2及び図3においては、図面の理解を容易とするために、当該摺動部の符号を省略している。
熱処理装置110としては、例えば、ロータリーキルンやスチームチューブドライヤ(STD)、コールインチューブ等を例示することができる。また、熱処理としては、例えば、乾燥や燃焼、熱分解、冷却等を例示することができる。さらに、熱処理の対象となる被処理物Sとしては、例えば、金属微粒子等の微粒子を含有するスラリーや、微粒子の集合物自体、つまり粉体等を例示することができる。なお、微粒子は、金属微粒子に限定されず、例えば、電池、電子材、触媒食品、顔料用途向けの無機、有機微粒子等の摺動部に付着したり、摺動部を摩耗させたりするおそれのある種々のものを例示することができる。
熱処理装置110から排出された排気ガスG1は、ダクト等からなる入側流路3を通して集塵設備X1に送られる。入側流路3は、先端側、つまり集塵装置X1側が2以上の複数路に、図示例では第1の入側流路3A及び第2の入側流路3Bに分岐している。
第1の入側流路3Aには第1の入側開閉弁15Aが備えられており、当該第1の入側開閉弁15Aの開閉に応じて第1の入側流路3A内を流れる排気ガスG1の流通が制御可能となるように構成されている。同様に、第2の入側流路3Bには第2の入側開閉弁15Bが備えられており、当該第2の入側開閉弁15Bの開閉に応じて第2の入側流路3B内を流れる排気ガスG1の流通が制御可能となるように構成されている。
第1の入側開閉弁15A及び第2の入側開閉弁15B、並びに後述する第1の出側開閉弁16A及び第2の出側開閉弁16Bとしては、例えば、バタフライ弁、ボール弁、グローブ弁、スライドゲート等を使用することができる。また、本形態の集塵設備Xには、これらの開閉弁15A,15B,16A,16Bの開閉状態を検知するリミットスイッチや開閉センサ等の図示しない検知手段を備えるとより好適なものとなる。好適である理由については、後述する。なお、開閉弁15A,15B,16A,16Bの開閉状態は開状態、閉状態の少なくとも一方を検知できれば良いが、具体的開度を検知する手段を用いることもできる。
なお、以下では、第1の入側開閉弁15A及び第2の入側開閉弁15Bを単に「入側開閉弁15A,15B」ともいい、同様に、第1の出側開閉弁16A及び第2の出側開閉弁16Bを単に「出側開閉弁16A16B」ともいう。また、第1の入側開閉弁15A及び第1の出側開閉弁16Aを単に「第1の開閉弁15A,16A」ともいい、同様に、第2の入側開閉弁15B及び第2の出側開閉弁16Bを単に「第2の開閉弁15B,16B」ともいう。
第1の入側流路3A内や第2の入側流路3B内を流れた排気ガスG1は、集塵設備X1を構成するバグフィルタ装置によって集塵処理される。このバグフィルタ装置は、2以上の複数のフィルタ室を備えている。図示例では複数のフィルタ室を備えたバグフィルタ装置を採用したが、本発明は1台のバグフィルタにより構成されるものに限定されない。例えば、1のフィルタ室を備えたバグフィルタを2台以上並列に設置し、複数台のバグフィルタからなるバグフィルタ装置としても良い。
本形態においては、第1の入側流路3Aが接続された第1のフィルタ室11A及び第2の入側流路3Bが接続された第2のフィルタ室11Bを有する。第1の入側流路3A内を流れた排気ガスG1は第1のフィルタ室11A内に流入し、第2の入側流路3B内を流れた排気ガスG1は第2のフィルタ室11B内に流入する。
複数のフィルタ室内には、それぞれ排気ガスG1中の微粒子を捕捉するフィルタ材が備えられている。図示例では、第1のフィルタ室11A内に第1のフィルタ材12Aが備えられており、この第1のフィルタ材12Aによって第1のフィルタ室11A内が上流側の集塵領域と下流側の清浄領域とに分割されている。同様に、第2のフィルタ室11B内には第2のフィルタ材12Bが備えられており、この第2のフィルタ材12Bによって第2のフィルタ室11B内が上流側の集塵領域と下流側の清浄領域とに分割されている。
第1のフィルタ室11A内に流入した排気ガスG1は、第1のフィルタ材12Aを通過する際に、当該排気ガスG1中に含まれる微粒子が捕捉されて清浄ガスG3なる。同様に、第2のフィルタ室11B内に流入した排気ガスG1は、第2のフィルタ材12Bを通過する際に、当該排気ガスG1中に含まれる微粒子が捕捉されて清浄ガスG3となる。
第1のフィルタ室11A及び第2のフィルタ室11Bを有するバグフィルタ装置には、清浄ガスG3が流れるダクト等からなる出側流路4が接続されている。この出側流路4は、基端側、つまりバグフィルタ装置側が2以上の複数路に、図示例では第1の出側流路4A及び第2の出側流路4Bに分岐している。第1のフィルタ室11A内の清浄ガスG3は、第1の出側流路4Aを通して排出される。同様に、第2のフィルタ室11B内の清浄ガスG3は、第2の出側流路4Bを通して排出される。なお、出側流路4の先端側に備えられた符号Bで示す装置は、吸引ブロワ等からなる吸引手段である。
第1の出側流路4Aには第1の出側開閉弁16Aが備えられており、当該第1の出側開閉弁16Aの開閉に応じて第1の出側流路4A内を流れる清浄ガスG3の流通が制御可能となるように構成されている。同様に、第2の出側流路4Bには第2の出側開閉弁16Bが備えられており、当該第2の出側開閉弁16Bの開閉に応じて第2の出側流路4B内を流れる清浄ガスG3の流通が制御可能となるように構成されている。
また、第1の出側開閉弁16Aよりも上流側の第1の出側流路4Aには分岐路が接続されており、この分岐路には圧開放手段たる逆止弁17Aが備えられている。同様に、第2の出側開閉弁16Bよりも上流側の第2の出側流路4Bには分岐路が接続されており、この分岐路には圧開放手段たる逆止弁17Bが備えられている。逆止弁17A,17Bは、清浄ガスG3や後述する圧縮エアA等のガスが出側流路4A,4B側から分岐路を通って系外に流れるが、系外のガスが分岐路内には流入しないように構成されている。
また、入側開閉弁15A,15B及び出側開閉弁16A,16Bは、図示しない制御手段によって開閉制御される。この制御手段には、各弁に設置されたリミットスイッチや開閉センサ等の検知手段から入側開閉弁15A,15B及び出側開閉弁16A,16Bの開閉状態が入力され、各弁の開閉状態が所望の状態となるよう各弁に対して開閉信号を発信する。
次に、集塵設備X1の運転方法の一例を説明する。
本形態の運転方法においては、まず、必要により、全ての開閉弁15A,15B,16A,16Bをいったん開状態とする。この開状態は、前述検知手段を使用する等して確認することができる。
次に、第1の開閉弁15A,16A及び第2の開閉弁15B,16Bのいずれか一方の開閉弁を、例えば、第2の開閉弁15B,16Bを閉状態に変える。この状態においては、熱処理装置100から排出された排気ガスG1が、第1の入側流路3Aを通して所定のフィルタ室たる第1のフィルタ室11A内に流入する。第1のフィルタ室11A内に流入した排気ガスG1は、第1のフィルタ材12Aによって当該排気ガスG1中の微粒子が捕捉された後、つまり集塵処理をされた後、清浄ガスG3として第1の出側流路4Aを通して排出される(集塵工程)。他方、第2の開閉弁15B,16Bは閉状態とされているため、他のフィルタ室たる第2のフィルタ室11B内には排気ガスG1が流入することがなく、集塵処理という観点では第2のフィルタ室11Bが系外におかれることになる。
次に、第1の開閉弁15A,16Aを閉状態に変えると共に、第2の開閉弁15B,16Bを開状態に変える。この状態においては、熱処理装置110から排出された排気ガスG1は、第2の入側流路3Bを通して第2のフィルタ室11B内に流入する。第2のフィルタ室11B内に流入した排気ガスG1は、第2のフィルタ材12Bによって当該排気ガスG1中の微粒子が捕捉された後、つまり集塵処理をされた後、清浄ガスG3として第2の出側流路4Bを通して排出される。他方、第1の開閉弁15A,16Aは閉状態に変わっているため、第1のフィルタ室11A内には排気ガスG1が流入しなくなり、集塵処理という観点では第1のフィルタ室11Aが系外におかれることになる。
ところで、第1の開閉弁15A,16Aを閉状態に変えるのと、第2の開閉弁15B,16Bを開状態に変えるのとは同時に行うこともできるが、全ての開閉弁15A,15B,16A,16Bが閉状態になると問題が生じるおそれがある。
すなわち、熱処理装置110の熱処理室113内にはキャリアガスG2が流入し続けるため、全ての開閉弁15A,15B,16A,16Bが閉状態になると、排気ガスG1の行き場がなくなり、熱処理装置内の温度変化、圧力上昇を惹き起こしたり、熱処理室113内の微粒子が滞留して摺動部に噛み込んだりするおそれがある。
そこで、開閉弁15A,15B,16A,16Bの開閉状態を変えるにあたっては、まず、第2の開閉弁15B,16Bを開状態に変え、前述検知手段を使用してこの開状態を確認した後、第1の開閉弁15A,16Aを閉状態に変えるのが好ましい。この形態によると、全ての開閉弁15A,15B,16A,16Bが開状態になっている間、第1のフィルタ室11A及び第2のフィルタ室11Bの両方に排気ガスG1が流入し、両フィルタ室11A,11Bにおいて集塵処理が行われることになるが、このことによる問題は特に存在せず、逆に、上記排気ガスG1の行き場がなくなるとの問題が解決される。なお、この趣旨から明らかな通り、第2の開閉弁15B,16B開状態は、全開状態に限定されず、少なくとも第2のフィルタ室11B内を排ガスG1が通過できるだけの開度となっていればよい。
以上のようにして第1の開閉弁15A,16Aを閉状態とし、第2の開閉弁15B,16Bを開状態としたら、図示しない逆洗手段を使用して第1のフィルタ材12Aの逆洗を行う(逆洗工程)。この逆洗工程では、逆洗ガス、図示例では圧縮エアAをフィルタ材12Aの清浄領域側表面から集塵領域側表面に向けて噴射する。圧縮ガスAは、例えばパルス状に吹き込むことで行うことができる。この圧縮エアAの吹き込みにより、フィルタ材12Aに付着している微粒子は、当該フィルタ材12Aから払い落される。この点、従来の集塵設備(100)であれば、払い落された微粒子が入側流路を通して熱処理室113内に逆流するおそれが存在した。しかるに、本形態の集塵設備X1においては、入側流路3Aが第1の入側開閉弁15Aによって閉じられており、第1のフィルタ室11Aが系外とされているため、微粒子が逆流するおそれはない。
以後、第1の開閉弁15A,16A及び第2の開閉弁15B,16Bの開閉状態の切り替えを繰り返すことで、集塵処理を連続的に行いつつ、フィルタ材12A,12Bの逆洗も定期的に行うことができる。ただし、例えば、第1の開閉弁15A,16A、又は第2の開閉弁15B,16Bを閉状態とするに先立って、第1の開閉弁15A,16A及び第2の開閉弁15B,16Bの両方を開状態とし、第1のフィルタ室11A及び第2のフィルタ室11Bの両方において集塵作業を行い、その後、第1の開閉弁15A,16A、又は第2の開閉弁15B,16Bを閉状態とすることもできる。つまり、本発明は、複数のフィルタ室のいずれかにおいて常に逆洗作業が行われていなければならないとするものではなく、複数のフィルタ室のうち少なくとも1のフィルタ室において集塵作業が行われている限り、適宜いずれかのフィルタ室において逆洗作業を行うことができるとするものであり、したがって、全てのフィルタ室において集塵作業が行われている状態も想定することができる。
なお、逆洗工程を実施するタイミングは、タイマーにより所定の時間経過毎に行うことや、フィルタ室の圧力損失を計測し、圧力損失が所定の数値以上となった場合に行うなどの制御により行うことができる。
ところで、フィルタ材12A,12Bの逆洗を行うために圧縮エアAをフィルタ室11A,11B内に吹き込むと、特にパルス状に吹き込むと、当該フィルタ室11A,11Bの内圧が上昇する。そして、フィルタ室11A,11Bの内圧が上昇した状態において入側開閉弁15A,15Bを閉状態から開状態に変えると、フィルタ室11A,11B内の微粒子が入側流路3A,3Bを通して熱処理室113内に逆流するおそれがある。しかしながら、本形態の集塵設備X1においては、出側流路4A,4Bから分岐する分岐路の途中に圧開放手段たる逆止弁17A,17Bが備えられている。したがって、当該逆止弁17A,17Bを通してフィルタ室11A,11Bの内圧が開放されるため、入側開閉弁15A,15Bを開状態に変えた際にフィルタ室11A,11B内から熱処理室113に向かってガスが流れるおそれはなく、フィルタ室11A,11B内の微粒子が入側流路3A,3Bを通して熱処理室113内に逆流するおそれがない。
なお、分岐路は出側流路4A,4Bに接続されており、出側流路4A,4Bはフィルタ室12A,12Bの清浄領域側に接続されているため、逆止弁17A,17Bを通してフィルタ室11A,11B内の微粒子が流出するおそれはない。また、出側開閉弁16A,16Bを先に開方向に駆動させた後、入側開閉弁15A,15Bを開方向に駆動させることで、逆止弁17A,17Bが作動しない場合であってもフィルタ内の圧力を出側流路4A、4Bに開放することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、図2を参照しつつ、第2の実施の形態に係る集塵設備X2について、第1の実施の形態に係る集塵設備X1と相違する点を中心に説明する。
本形態の集塵設備X2も、熱処理装置110から排出された排気ガスG1中の微粒子を集塵して清浄ガスG3として排出する設備である。しかるに、本形態の集塵設備X2は、以下の点において前述した集塵設備X1と相違している。
まず、集塵設備X1においては、入側弁手段が、第1の入側流路3Aの途中に備わる第1の入側開閉弁15Aと、第2の入側流路3Bの途中に備わる第2の入側開閉弁15Bとで構成されていた。しかるに、集塵設備X2においては、入側弁手段が、入側流路3が第1の入側流路3A及び第2の入側流路3Bに分岐する位置に備わる三方弁15Cで構成されている。この三方弁15Cを制御することで、入側流路3A,3Bを各別に開閉することができ、具体的には、排気ガスG1が第1の入側流路3A内においてのみ流通するように、又は第2の入側流路3B内においてのみ流通するように切り換えることができる。
同様に、集塵設備X1においては、出側弁手段が、第1の出側流路4Aの途中に備わる第1の出側開閉弁16Aと、第2の出側流路4Bの途中に備わる第2の出側開閉弁16Bとで構成されていた。しかるに、集塵設備X2においては、出側弁手段が、第1の出側流路4A及び第2の出側流路4Bが合流する位置に備わる三方弁16Cで構成されている。この三方弁16Cを制御することで、出側流路4A,4Bを各別に開閉することができ、具体的には、清浄ガスG3が第1の出側流路4A内においてのみ流通するように、又は第2の出側流路4B内においてのみ流通するように切り替えることができる。
この第2の実施形態によると、入側弁手段及び出側弁手段がシンプルな構造になるため、設備コストを下げることができる。また、三方弁15C,16Cは、第1の入側流路3A又は第2の入側流路3Bの一方、あるいは第1の出側流路4A又は第2の出側流路4Bの一方にしか排気ガスG1や清浄ガスG3を流通させない構造となっている。したがって、開閉弁を使用した場合におけるような誤動作の問題、例えば、誤動作によって逆洗中にフィルタ室11A,11B内のガスが熱処理室113に逆流してしまうような問題が生じるのを避けることができる。また、集塵処理及び逆洗処理の切替えを迅速に行うことができ、場合によって検知手段の設置を不要とすることもできる。
〔第3の実施の形態〕
次に、図3を参照しつつ、第3の実施の形態に係る集塵設備X3について、第2の実施の形態に係る集塵設備X2と相違する点を中心に説明する。
本形態の集塵設備X3も、熱処理装置110から排出された排気ガスG1中の微粒子を集塵して清浄ガスG3として排出する設備である。しかるに、本形態の集塵設備X3は、以下の点において前述した集塵設備X2と相違している。
まず、集塵設備X2においては、第1のフィルタ室11A及び第2のフィルタ室11Bが各別の集塵容器によって構成されていた。しかるに、集塵設備X3においては、1つの集塵容器11の内空部が隔壁11xによって仕切られることで複数のフィルタ室が形成されており、図示例では第1のフィルタ室11A及び第2のフィルタ室11Bが形成されている。
また、この集塵設備X3においては、入側流路3A,3Bがフィルタ室11A,11Bの底面に接続されている。同様に、出側流路4A,4Bがフィルタ室11A,11Bの天面に接続されている。
なお、集塵設備X3においては、集塵設備X2と同様に、入側弁手段が三方弁15Cによって構成され、出側弁手段が三方弁16Cによって構成されている。しかるに、集塵設備X1の場合と同様に、集塵設備X3においても、入側弁手段を入側開閉弁15A,15Bで構成し、出側弁手段を出側開閉弁16A,16Bで構成することができる。
〔その他〕
以上の第1の実施形態から第3の実施形態においては、フィルタ室が2室存在する場合を説明したが、必要により、3室以上の複数室とすることもできる。
本発明は、熱処理室内を臨む摺動部を有する熱処理装置から排出された排気ガス中に含まれる微粒子の集塵設備、熱処理システム及び集塵設備の運転方法として適用可能である。
3…入側流路、3A…第1の入側流路、3B…第2の入側流路、4…出側流路、4A…第1の出側流路、4B…第2の出側流路、11A…第1のフィルタ室、11B…第2のフィルタ室、12A…第1のフィルタ材、12B…第2のフィルタ材、15A…第1の入側開閉弁、15B…第2の入側開閉弁、15C…三方弁、16A…第1の出側開閉弁、16B…第2の出側開閉弁、16C…三方弁、17A…第1の逆止弁、17B…第2の逆止弁、100…熱処理手段、101…フィルタ室、102…フィルタ材、111…回動部、112…固定部、113…熱処理室、A…エア(空気)、C…摺動部、G1…排気ガス、G2…キャリアガス、G3…清浄ガス、X1〜3…集塵設備。

Claims (7)

  1. 熱処理室内を臨む摺動部を有する熱処理装置から排出された排気ガス中の微粒子を集塵して清浄ガスとして排出する設備であって、
    前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路が接続されたフィルタ室と、このフィルタ室内に配置され、微粒子を集塵するフィルタ材と、前記フィルタ室内に逆洗ガスを吹き込んで前記フィルタ材を逆洗する逆洗手段とが備えられ、
    前記フィルタ室が複数備わり、当該フィルタ室にはそれぞれ前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路が接続され、
    前記排気ガスの入側流路を各別に開閉可能な入側弁手段、及び前記清浄ガスの出側流路を各別に開閉可能な出側弁手段が備わり、
    更に前記出側弁手段よりも上流側の前記出側流路に分岐路が接続されており、この分岐路に前記フィルタ室の内圧を開放可能な圧開放手段が備わる、
    ことを特徴とする集塵設備。
  2. 前記入側弁手段が前記排気ガスの入側流路それぞれに各別に備わり、
    前記出側弁手段が前記清浄ガスの出側流路それぞれに各別に備わり、
    前記入側弁手段及び前記出側弁手段の開状態又は閉状態の少なくとも一方を検知する検知手段が備わる、
    請求項1記載の集塵設備。
  3. 請求項1又は請求項2記載の集塵設備と、スチームチューブドライヤ又はロータリーキルンからなる熱処理装置と、が備わる、
    ことを特徴とする熱処理システム。
  4. 熱処理室内を臨む摺動部を有する熱処理装置から排出された排気ガス中の微粒子を集塵して清浄ガスとして排出する設備の運転方法であり、
    前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路が接続されたフィルタ室と、このフィルタ室内に配置され、微粒子を集塵するフィルタ材と、前記フィルタ室内に逆洗ガスを吹き込んで前記フィルタ材を逆洗する逆洗手段と、が備えられた集塵設備の運転方法であって、
    前記集塵設備として、前記フィルタ室が複数備わり、当該フィルタ室にはそれぞれ前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路が接続され、かつ前記フィルタ材が備わり、前記排気ガスの入側流路を開閉可能な入側弁手段、及び前記清浄ガスの出側流路を開閉可能な出側弁手段が備わり、更に前記出側弁手段よりも上流側の前記出側流路に分岐路が接続されており、この分岐路に前記フィルタ室の内圧を開放可能な圧開放手段が備わる設備を用意し、
    それぞれの前記フィルタ室において、前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路を開状態として前記微粒子の集塵する集塵作業と、前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路を閉状態とした後に、前記逆洗ガスを吹き込んで前記フィルタ材を洗浄する逆洗作業と、が行われ、
    かつ、複数の前記フィルタ室のうち少なくとも1のフィルタ室においては前記集塵作業が行われるように、前記入側流路及び前記出側流路の開閉状態を制御する、
    ことを特徴とする集塵設備の運転方法。
  5. いずれかの前記フィルタ室において逆洗作業が行われた後、他の前記フィルタ室において逆洗作業が行われるに先立って、全ての前記フィルタ室において集塵作業が行われる、
    請求項4記載の集塵設備の運転方法。
  6. 前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路を開状態に変えるに先立って、当該入側流路及び出側流路が接続されたフィルタ室内の圧力を開放しておく、
    請求項4又は請求項5記載の集塵設備の運転方法。
  7. 前記排気ガスの入側流路及び前記清浄ガスの出側流路を閉状態に変えるに先立って、開状態とされた排気ガスの入側流路及び清浄ガスの出側流路が存在することを確認する、
    請求項4〜6のいずれか1項に記載の集塵設備の運転方法。
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