JP6132325B1 - システム開発支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】システムの構成に関して、ユーザが所望する情報を適切に出力することのできる、システム開発支援装置を提供すること。【解決手段】調査対象システム2におけるオブジェクト間の参照関係情報の出力を行う、システム開発支援装置1であって、調査対象システム2に含まれるライブラリ情報を保持する全ライブラリ情報記憶部101と、全ライブラリ情報の内、調査対象とする調査対象ライブラリ情報を保持する調査対象ライブラリ情報記憶部102と、調査対象ライブラリに含まれるオブジェクトの間の参照関係情報を保持する参照関係情報記憶部103と、調査対象ライブラリに含まれるオブジェクトの属性情報を保持する属性情報記憶部104と、順照会対象オブジェクトの参照関係の順照会結果を出力する順照会手段109と、逆照会対象オブジェクトの参照関係の逆照会結果を出力する逆照会手段110と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、システムに含まれるプログラムやファイルの関係などの情報を提供する、システム開発支援装置に関する。
種々のシステムの開発を行う際には、仕様書や設計書などのドキュメントの作成が求められる。しかし、ドキュメントの作成に掛かる負荷は高く、それに掛ける工数を確保できないといった問題も多々あった。
このような問題に対し、システムの解析を行い、ドキュメントの作成を補助する、あるいは自動でドキュメントを作成する、といった技術が開発されてきた。
例えば、特許文献1には、解析対象のプログラムについて、そのサブプログラムとの間の親子関係や、データベースへアクセスなどの情報をプログラム構造マップとして出力する、プログラム構造解析方式に関する技術が記載されている。
また、特許文献2には、システムの分析を行い、その結果を所定の形式のドキュメントとして出力する、システム分析装置に関する技術が記載されている。
特開2000−181691号公報 特開平8−286898号公報
上述したように、システムについてのドキュメントを自動生成する技術が公開されているが、実際には、開発の現場によって異なるフォーマットのドキュメントの作成が求められることが多い。
また、大規模なシステムの全域についてのドキュメントの自動作成を行うと、膨大な量となってしまい、その作成に掛かる時間や、内容を確認する負担も大きくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明では、システムの構成に関して、ユーザが所望する情報を適切に出力することのできる、システム開発支援装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るシステム開発支援装置は、
調査対象システムにおけるオブジェクトの間の参照関係情報の出力を行う、システム開発支援装置であって、
前記調査対象システムに含まれるライブラリを識別可能な名称及び前記ライブラリに対する付加情報からなるライブラリ情報を保持する全ライブラリ情報記憶部と、
前記全ライブラリ情報記憶部の保持する前記ライブラリ情報の内、調査対象とする調査対象ライブラリについて前記ライブラリ情報を保持する調査対象ライブラリ情報記憶部と、
前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの間の前記参照関係情報を保持する参照関係情報記憶部と、
前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの属性情報を保持する属性情報記憶部と、
前記調査対象システムに含まれる前記ライブラリ情報を前記全ライブラリ情報記憶部へと記録する全ライブラリ情報作成手段と、
前記全ライブラリ情報記憶部の保持する前記ライブラリ情報より、ユーザの指示に基づいて前記調査対象ライブラリの情報を抽出し、前記調査対象ライブラリ情報記憶部へと記録する調査対象ライブラリ情報作成手段と、
前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの間の前記参照関係情報を調査し、前記参照関係情報記憶部へと記録する参照関係情報作成手段と、
前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの前記属性情報を前記属性情報記憶部へと記録する属性情報作成手段と、
前記ユーザからの指定を受けた順照会対象オブジェクトについて、前記参照関係情報に基づいて、前記順照会対象オブジェクトが参照する他の前記オブジェクトについての前記属性情報を含む順照会結果を出力する順照会手段と、
前記ユーザからの指定を受けた逆照会対象オブジェクトについて、前記参照関係情報に基づいて、前記逆照会対象オブジェクトを参照する他の前記オブジェクトについての前記属性情報を含む逆照会結果を出力する逆照会手段と、を備えることを特徴とする。
このように、ユーザから調査対象ライブラリの指定を受け付け、それに含まれるオブジェクト間の参照関係を出力することで、ユーザの必要とする調査対象システムに関する情報を的確に提供することができる。
本発明の好ましい形態では、前記順照会結果及び/又は前記逆照会結果が、前記オブジェクトの参照における階層情報を含むことを特徴とする。
このように、順照会や逆照会の結果にオブジェクトの参照の階層構造を含めることにより、ユーザはオブジェクト間の関係をより詳細に把握することができる。
本発明の好ましい形態では、前記属性情報が、前記オブジェクトがプログラムであるかファイルであるかを示す種別情報を含み、
前記順照会結果及び/又は前記逆照会結果が、前記種別情報がファイルである場合に、当該オブジェクトが他の前記オブジェクトから参照される場合の利用方法情報を、入力、出力、更新、の内の1又は複数の組み合わせとして含むことを特徴とする。
このように、属性情報としてプログラム/ファイルの種別を含み、順照会や逆照会の結果にファイルの利用方法を含めることで、ユーザは調査対象システムにおけるデータの参照や更新などの処理の流れを詳細に把握することができる。
本発明に係るシステム開発支援プログラムは、
調査対象システムにおけるオブジェクトの間の参照関係情報の出力を行う、システム開発支援プログラムであって、
コンピュータ装置を、
前記調査対象システムに含まれるライブラリを識別可能な名称及び前記ライブラリに対する付加情報からなるライブラリ情報を保持する全ライブラリ情報記憶部と、
前記全ライブラリ情報記憶部の保持する前記ライブラリ情報の内、調査対象とする調査対象ライブラリについて前記ライブラリ情報を保持する調査対象ライブラリ情報記憶部と、
前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの間の前記参照関係情報を保持する参照関係情報記憶部と、
前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの属性情報を保持する属性情報記憶部と、
前記調査対象システムに含まれる前記ライブラリ情報を前記全ライブラリ情報記憶部へと記録する全ライブラリ情報作成手段と、
前記全ライブラリ情報記憶部の保持する前記ライブラリ情報より、ユーザの指示に基づいて前記調査対象ライブラリの情報を抽出し、前記調査対象ライブラリ情報記憶部へと記録する調査対象ライブラリ情報作成手段と、
前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの間の前記参照関係情報を調査し、前記参照関係情報記憶部へと記録する参照関係情報作成手段と、
前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの前記属性情報を前記属性情報記憶部へと記録する属性情報作成手段と、
前記ユーザからの指定を受けた順照会対象オブジェクトについて、前記参照関係情報に基づいて、前記順照会対象オブジェクトが参照する他の前記オブジェクトについての前記属性情報を含む順照会結果を出力する順照会手段と、
前記ユーザからの指定を受けた逆照会対象オブジェクトについて、前記参照関係情報に基づいて、前記逆照会対象オブジェクトを参照する他の前記オブジェクトについての前記属性情報を含む逆照会結果を出力する逆照会手段と、として動作させることを特徴とする。
ユーザは調査対象システムにおけるオブジェクト間の参照関係について、所望する情報を簡単に得ることができる
本発明の一実施形態に係るシステム開発支援装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態における全ライブラリ情報記憶部の保持するデータを例示する図である。 本発明の一実施形態における調査対象ライブラリ情報記憶部の保持するデータを例示する図である。 本発明の一実施形態における参照関係情報記憶部の保持するデータを例示する図である。 本発明の一実施形態における属性情報記憶部の保持するデータを例示する図である。 本発明の一実施形態における調査対象ライブラリに関する情報の作成処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるメインメニュー画面を例示する図である。 本発明の一実施形態における調査対象ライブラリの選択画面を例示する図である。 本発明の一実施形態における順照会画面を例示する図である。 本発明の一実施形態におけるファイルを対象とした逆照会画面を例示する図である。 本発明の一実施形態におけるプログラムを対象とした逆照会画面を例示する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシステム開発支援装置1の機能ブロック図である。ここに示すように、システム開発支援装置1は、調査対象システム2に含まれる全ライブラリの情報を保持する全ライブラリ情報記憶部101と、調査対象とするライブラリの情報を保持する調査対象ライブラリ情報記憶部102と、調査対象ライブラリ内に含まれる各オブジェクトの間における参照関係情報を記憶する参照関係情報記憶部103と、調査対象ライブラリ内に含まれる各オブジェクトの属性情報を記憶する属性情報記憶部104と、調査対象システム2を参照し、全ライブラリ情報を作成する全ライブラリ情報作成手段105と、ユーザによる選択を受け、全ライブラリより調査対象とするライブラリを抽出する調査対象ライブラリ情報作成手段106と、調査対象ライブラリ内の各オブジェクトの間における参照関係情報を作成する参照関係情報作成手段107と、調査対象ライブラリ内の各オブジェクトの属性情報を作成する属性情報作成手段108と、参照関係情報記憶部103及び属性情報記憶部104を参照し、ユーザの選択したオブジェクトについての参照関係の順照会を行う順照会手段109と、同じく参照関係情報記憶部103及び属性情報記憶部104を参照し、ユーザの選択したオブジェクトについての参照関係の逆照会を行う逆照会手段110と、を備える。
システム開発支援装置1は、演算装置、主記憶装置、補助記憶装置、各種の入出力装置などを備えるサーバ装置によって実現することができる。Microsoft(登録商標)社のWindows(登録商標)や、Linux(登録商標)などのOS(Operating System、基本ソフトウェア)を実行する、汎用的なサーバ装置であってもよいが、OSとしてOS/400を実行する、IBM(登録商標)社のAS/400(登録商標)を、特に好適に用いることができる。そして、その補助記憶装置上に、サーバ装置をシステム開発支援装置1として動作させるためのシステム開発支援プログラムを配置し、それを主記憶装置上に展開して、演算装置による処理を行うことで、サーバ装置をシステム開発支援装置1として動作させる。
なお、ここで、本実施形態におけるライブラリとは、調査対象システム2において、関連性の高いオブジェクトなどをまとめた集合を示す。そして、オブジェクトは、調査対象システム2において利用する種々のデータを含むファイルと、データの書き換えなどの種々の処理を行うプログラムと、の2種類を含む。また、上述したようにIBM社のAS/400を用いる場合には、オブジェクトの種別として更に、データエリアなどを含むような構成としてもよい。
また、全ライブラリ情報記憶部101は、調査対象システム2において、OSによって提供されるライブラリなどを含めたすべてのライブラリの情報を保持するような構成としてもよいが、その場合、調査対象システム2の解析に不要な情報が多く含まれてしまう恐れがある。そのため、全ライブラリ情報記憶部101は、調査対象システム2において、ユーザによって作成されたライブラリ(ユーザライブラリ)の情報を保持するような構成とすることが好ましい。
調査対象システム2は、先に述べたシステム開発支援装置1と同様のサーバ装置上で動作するものである。なお、調査対象システム2は、システム開発支援装置1と別個のサーバ装置上で動作するものであってもよいし、調査対象システム2の動作するサーバ装置にシステム開発支援プログラムを配し、同一のサーバ装置上に、調査対象システム2とシステム開発支援装置1の各手段及び記憶部を有するような構成としてもよい。
<各記憶部のデータ構造>
図2は、全ライブラリ情報記憶部101の有する、ライブラリ情報の一例を示すものである。ここに示すように、ライブラリ情報は、ライブラリを識別可能な名称と、ユーザにライブラリの内容などをわかりやすく示すための説明、ライブラリの作成日及び更新日を含む。更に、ここに図示しない他の付加的な情報を備えるような構成としてもよい。
図3は、調査対象ライブラリ情報記憶部102の有する、ライブラリ情報の一例を示すものである。ここに示すように、調査対象ライブラリ情報記憶部102は、全ライブラリ情報記憶部101と同様の情報を有する。これは、後に説明する処理によって、全ライブラリ情報より、ユーザが調査対象として選択したライブラリの情報を、調査対象ライブラリ情報作成手段106によって記録したものである。なお、調査対象ライブラリ情報記憶部は、ライブラリを識別可能な名称のみを有するような構成としてもよい。あるいは、ここに図示しない他の付加的な情報を備えるような構成としてもよい。
図4は、参照関係情報記憶部103の有する、調査対象ライブラリに含まれる各オブジェクト間の参照関係情報の一例を示すものである。ここに示すように、参照関係情報としては、プログラムを識別可能な名称と、そのプログラムが含まれるライブラリの名称、プログラムが参照する参照オブジェクトの名称と、参照オブジェクトが含まれるライブラリの名称、参照オブジェクトのファイル/プログラムの種別、そして、参照オブジェクトの種別がファイルである場合に、プログラムからの使用方法(入力/出力/更新)を含む。また、ここに図示しない他の付加的な情報を備えるような構成としてもよい。
参照関係情報記憶部103の有するそれぞれの参照関係情報についてより具体的な例を挙げれば、ライブラリ「AAPGMLIB」に含まれるプログラム「PGM−A」は、ライブラリ「AADBLIB」に含まれるオブジェクト「FILE−A」を参照し、オブジェクト「FILE−A」の種別はファイルであって、プログラム「PGM−A」はファイル「FILE−A」に入力を行う、といった情報の集合であると言える。
図5は、属性情報記憶部104の有する、調査対象ライブラリに含まれる各オブジェクトの属性情報の一例を示すものである。ここに示すように、属性情報は、オブジェクトを識別可能な名称と、そのオブジェクトが含まれるライブラリの名称、ユーザにオブジェクトの内容をわかりやすく示すための説明、オブジェクトの作成日及び更新日を含む。更に、ここに図示しない他の付加的な情報を備えるような構成としてもよい。
<調査対象ライブラリ情報の作成>
続いて、調査対象ライブラリ情報の作成処理を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS101において、全ライブラリ情報作成手段105によって調査対象システム2に含まれるライブラリ情報を取得し、全ライブラリ情報記憶部101に、図2に例示したようなライブラリ情報を記録する。
そして、ステップS102で、ユーザより、調査対象ライブラリの指定を受け付ける。例えば、まず図7に示すようなメインメニュー画面を表示し、ユーザからの指示を受け付ける。ここで、調査対象ライブラリの選択を行う旨の指示を受けた場合に、図8(a)に例示するように、全ライブラリ情報記憶部101の保持するライブラリ情報を表示する。そして、ユーザより1つ又は複数のライブラリの選択を受け付けた後、調査対象ライブラリの確定の指示を受け付ける。
ユーザより調査対象ライブラリの確定指示を受けた後には、ステップS103に進み、全ライブラリ情報記憶部101より調査対象ライブラリの情報を抽出し、調査対象ライブラリ情報記憶部102へと記録する。
続くステップS104では、調査対象ライブラリに含まれる各オブジェクト間の参照関係情報を参照関係情報作成手段107によって作成して参照関係情報記憶部103へと記録する。
そして、ステップS105で、属性情報作成手段108により、調査対象ライブラリに含まれる各オブジェクトの属性情報を属性情報記憶部104へと記録し、調査対象ライブラリ情報の作成処理は終了する。
なお、ステップS103からS105の各処理の実行中には、図8(b)に例示するような画面により、ユーザへと処理の進行状況を示すことが好ましい。
このように、ユーザより指定されたライブラリを調査対象ライブラとする構成にすることによって、膨大な数のライブラリを含むような大規模なシステムを調査対象システム2とする場合においても、ユーザは調査が必要なライブラリのみを対象とすることができる。
<オブジェクトの順照会処理>
以上のようにして調査対象ライブラリの情報を作成した後には、ユーザは調査対象ライブラリ中に含まれる各オブジェクトの参照関係情報を照会することができる。まず、図7に例示したメインメニュー画面より、参照関係の順照会が選択された場合には、図9(a)に示すような、プログラムの指定画面を表示する。
そして、ユーザより調査対象オブジェクトとするプログラムの指定と、順照会処理の実行の指示を受けた後に、順照会手段109による参照関係の順照会処理を実施し、その結果を図9(b)に示すような画面によって示す。ここには、参照オブジェクトの名称と、その参照オブジェクトが含まれるライブラリの名称、参照オブジェクトの説明や、ファイル/プログラムの種別などの情報が含まれる。
図9(c)は、オブジェクトの名称の表示をより詳細に示す図である。ここに示す、参照オブジェクトの名称の前の「01」、「02」といった数字の記載(HR1)は、調査対象オブジェクトとの間の参照関係の階層構造を示すものである。参照オブジェクトの名称の前に「01」と記載されるオブジェクトは、調査対象オブジェクトから直接参照される、1階層目の参照オブジェクトであることを示す。そして、参照オブジェクトの名称の前に「02」と記載されるオブジェクトは、1階層目の参照オブジェクトが参照する、2階層目の参照オブジェクトであることを示す。
また、参照オブジェクトの種別がファイルである場合には、オブジェクトの名称の前に更に、調査対象オブジェクトからの参照オブジェクトの利用方法を示す文字列(IO1)を表示する。これは、例えば、参照オブジェクトが、調査対象オブジェクトであるプログラムより書き込みを受けるファイルであれば「I」、読み出しを受けるファイルであれば「O」、それら両方を受けるファイルであれば「IO」、といったように表示する。
図9(b)に示す例では、調査対象オブジェクトであるプログラム「PGM−A」は、ファイル「FILE−A」への書き込み、ファイル「FILE−B」の読み出し、ファイル「FILE−C」への書き込み及び読み出し、プログラム「PGM−B」の呼び出し、プログラム「PGM−D」の呼び出しを行うものである、という参照関係を示している。更に、プログラム「PGM−B」が、ファイル「FILE−D」への書き込み及び読み出し、プログラム「PGM−C」の呼び出しを行い、プログラム「PGM−C」が、ファイル「FILE−E」からのデータの読み出しを行う、という2階層目、3階層目の参照関係も共に示している。
このように、オブジェクトの順参照を行うことにより、ユーザは、任意のオブジェクトを起点とした処理の一連の処理の流れを容易に把握することができる。
<オブジェクトの逆照会処理>
図7に例示したメインメニュー画面より、参照関係の逆照会が選択された場合には、図10(a)に示すような、オブジェクトの指定画面を表示する。ここで、調査対象オブジェクトとしてファイルが指定され、逆照会処理の実行が指示された場合には、逆照会手段110による参照関係の逆照会処理を実施し、その結果を図10(b)に示すような画面によって示す。ここには、図9(b)に示した順照会結果の表示画面と同様に、参照オブジェクトの名称と、その参照オブジェクトが含まれるライブラリの名称、参照オブジェクトの説明や、ファイル/プログラムの種別などの情報が含まれる。
図10(c)は、オブジェクトの名称の表示をより詳細に示す図である。ここに示す、参照オブジェクトの名称の前の「01」、「02」といった数字の記載(HR2)は、調査対象オブジェクトとの間の参照関係の階層構造を示すものである。参照オブジェクトの名称の前に「01」と記載されるオブジェクトは、調査対象オブジェクトを直接参照する、1階層目の参照オブジェクトであることを示す。そして、参照オブジェクトの名称の前に「02」と記載されるオブジェクトは、1階層目の参照オブジェクトを参照する、2階層目の参照オブジェクトであることを示す。
また、調査対象オブジェクトの種別がファイルである場合には、オブジェクトの名称の前に更に、参照オブジェクトからの調査対象オブジェクトの利用方法を示す文字列(IO2)を表示する。これは、例えば、調査対象オブジェクトが、参照オブジェクトであるプログラムより書き込みを受けるファイルであれば「I」、読み出しを受けるファイルであれば「O」、それら両方を受けるファイルであれば「IO」、といったように表示する。
図10(b)に示す例では、調査対象オブジェクトであるファイル「FILE−C」が、プログラム「PGM−C」によって読み出されることを示している。更に、プログラム「PGM−C」がプログラム「PGM−B」によって呼び出されること、プログラム「PGM−B」がプログラム「PGM−A」によって呼び出されることも示している。
このように、ファイルを調査対象オブジェクトとした逆照会を行うことにより、ユーザは、調査対象とするファイルに対する読み書きが生じるタイミングなどを容易に把握することができる。
図11(a)に示すように、調査対象オブジェクトとしてプログラムが指定され、逆照会処理の実行が指示された場合には、逆照会手段110による参照関係の逆照会処理を実施し、その結果を図11(b)に示すような画面によって示す。これは、図10(b)に示した画面と同様のものであるが、調査対象オブジェクトがプログラムである場合には、参照オブジェクトからの調査対象オブジェクトの利用方法を示す文字列(IO2)は省略される。
図11(b)は、調査対象オブジェクトであるプログラム「PGM−C」が、プログラム「PGM−B」によって呼び出されること、プログラム「PGM−B」が、プログラム「PGM−A」によって呼び出されることが示されている。
このように、プログラムを調査対象オブジェクトとした逆照会を行うことにより、ユーザは、調査対象とするプログラムの変更を行った場合の影響範囲などを容易に把握することができる。
以上の参照関係の順照会及び逆照会の結果としては、プログラム/ファイルをオブジェクトの種類として表示する構成を例示したが、先に述べたように、データエリアなどの多の種別のオブジェクトを含むようなシステムを調査対象システム2とする場合には、それに応じてオブジェクトの種別を表示可能に構成することが好ましい。
なお、図7から図11の各画面例においては、TUI(Text User Interface)による実装例を示したが、GUI(Grafical User Interface)やCLI(Command Line Userinterface)による実装を採用してもよい。
また、図9(b)に示す順照会結果、図10(b)及び図11(b)に示す逆照会結果の表示画面では、オブジェクトの名称、それが含まれるライブラリの名称、説明、種別をすべて表示する画面を例示したが、例えば、ライブラリの名称と説明の表示とのいずれか一方の列を省略し、ユーザからの所定の操作によって、ライブラリの名称の表示と説明の表示とを切り替えるような構成としてもよい。
あるいは、オブジェクトの種別がファイルである場合には赤文字で、オブジェクトの種別がプログラムである場合には青文字で表示する、といったように、文字色を利用してオブジェクトの情報を示すような構成としてもよい。
以上のように、調査対象オブジェクトの指定を受け、それに含まれる各オブジェクトの参照関係の順照会及び逆照会を可能とすることにより、ユーザは調査対象システム2についての所望する情報を、容易に取得することができる。
1 システム開発支援装置
101 全ライブラリ情報記憶部
102 調査対象ライブラリ情報記憶部
103 参照関係情報記憶部
104 属性情報記憶部
105 全ライブラリ情報作成手段
106 調査対象ライブラリ情報作成手段
107 参照関係情報作成手段
108 属性情報作成手段
109 順照会手段
110 逆照会手段
2 調査対象システム

Claims (4)

  1. 調査対象システムにおけるオブジェクトの間の参照関係情報の出力を行う、システム開発支援装置であって、
    前記調査対象システムに含まれるライブラリを識別可能な名称及び前記ライブラリに対する付加情報からなるライブラリ情報を保持する全ライブラリ情報記憶部と、
    前記全ライブラリ情報記憶部の保持する前記ライブラリ情報の内、調査対象とする調査対象ライブラリについて前記ライブラリ情報を保持する調査対象ライブラリ情報記憶部と、
    前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの間の前記参照関係情報を保持する参照関係情報記憶部と、
    前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの属性情報を保持する属性情報記憶部と、
    前記調査対象システムに含まれる前記ライブラリ情報を前記全ライブラリ情報記憶部へと記録する全ライブラリ情報作成手段と、
    前記全ライブラリ情報記憶部の保持する前記ライブラリ情報より、ユーザの指示に基づいて前記調査対象ライブラリの情報を抽出し、前記調査対象ライブラリ情報記憶部へと記録する調査対象ライブラリ情報作成手段と、
    前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの間の前記参照関係情報を調査し、前記参照関係情報記憶部へと記録する参照関係情報作成手段と、
    前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの前記属性情報を前記属性情報記憶部へと記録する属性情報作成手段と、
    前記ユーザからの指定を受けた順照会対象オブジェクトについて、前記参照関係情報に基づいて、前記順照会対象オブジェクトが参照する他の前記オブジェクトについての前記属性情報を含む順照会結果を出力する順照会手段と、
    前記ユーザからの指定を受けた逆照会対象オブジェクトについて、前記参照関係情報に基づいて、前記逆照会対象オブジェクトを参照する他の前記オブジェクトについての前記属性情報を含む逆照会結果を出力する逆照会手段と、を備えることを特徴とする、システム開発支援装置。
  2. 前記順照会結果及び/又は前記逆照会結果が、前記オブジェクトの参照における階層情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載のシステム開発支援装置。
  3. 前記属性情報が、前記オブジェクトがプログラムであるかファイルであるかを示す種別情報を含み、
    前記順照会結果及び/又は前記逆照会結果が、前記種別情報がファイルである場合に、当該オブジェクトが他の前記オブジェクトから参照される場合の利用方法情報を、入力、出力、更新、の内の1又は複数の組み合わせとして含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のシステム開発支援装置。
  4. 調査対象システムにおけるオブジェクトの間の参照関係情報の出力を行う、システム開発支援プログラムであって、
    コンピュータ装置を、
    前記調査対象システムに含まれるライブラリを識別可能な名称及び前記ライブラリに対する付加情報からなるライブラリ情報を保持する全ライブラリ情報記憶部と、
    前記全ライブラリ情報記憶部の保持する前記ライブラリ情報の内、調査対象とする調査対象ライブラリについて前記ライブラリ情報を保持する調査対象ライブラリ情報記憶部と、
    前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの間の前記参照関係情報を保持する参照関係情報記憶部と、
    前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの属性情報を保持する属性情報記憶部と、
    前記調査対象システムに含まれる前記ライブラリ情報を前記全ライブラリ情報記憶部へと記録する全ライブラリ情報作成手段と、
    前記全ライブラリ情報記憶部の保持する前記ライブラリ情報より、ユーザの指示に基づいて前記調査対象ライブラリの情報を抽出し、前記調査対象ライブラリ情報記憶部へと記録する調査対象ライブラリ情報作成手段と、
    前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの間の前記参照関係情報を調査し、前記参照関係情報記憶部へと記録する参照関係情報作成手段と、
    前記調査対象ライブラリに含まれる前記オブジェクトの前記属性情報を前記属性情報記憶部へと記録する属性情報作成手段と、
    前記ユーザからの指定を受けた順照会対象オブジェクトについて、前記参照関係情報に基づいて、前記順照会対象オブジェクトが参照する他の前記オブジェクトについての前記属性情報を含む順照会結果を出力する順照会手段と、
    前記ユーザからの指定を受けた逆照会対象オブジェクトについて、前記参照関係情報に基づいて、前記逆照会対象オブジェクトを参照する他の前記オブジェクトについての前記属性情報を含む逆照会結果を出力する逆照会手段と、として動作させることを特徴とする、システム開発支援プログラム。
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