JP6132258B2 - 車両用変速機のオイル供給装置 - Google Patents

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この発明は、車両用変速機のオイル供給装置に係り、特にハイブリッド車等の車両の被潤滑部にオイルを供給して被潤滑部をオイルで冷却する車両用変速機のオイル供給装置に関する。
ハイブリッド車等の車両においては、インプットシャフトを車両幅方向に向けた動力伝達機構(遊星歯車機構:変速ギヤ)を設け、インプットシャフトの軸方向で動力伝達機構の左右両側に配置される一対の電動機(モータジェネレータ)を設け、動力伝達機構に結合したファイナルギヤを設けた変速機を搭載しているものがある。電動機は、車両駆動力発生時に発熱し、絶縁皮膜耐熱温度以下に保つために、冷却が必要な被潤滑部を構成するものである。
このため、このような変速機では、ファイナルギヤで掻き上げられたオイルを電動機へ供給して電動機をオイルで冷却するオイル供給装置を設けている。このオイル供給装置は、ファイナルギヤで掻き上げられたオイルを、オイルガターから導いてオイル溜まり部に溜め、このオイル溜まり部のオイルをオイルガターに取り付けたオイル供給部(ガイドパイプ)によって電動機へ滴下し、電動機を冷却している。
また、このようなオイル供給装置としては、以下のような先行技術文献がある。
特開2011−185404号公報
特許文献1に係る潤滑装置は、変速機ケースの内部に回転軸(インプットシャフトに相当する)よりも上方でキャッチタンク(オイル溜まり部に相当する)を設け、ギヤ(ファイナルギヤに相当する)により掻き上げられたオイルをキャッチタンクで保持し、キャッチタンクのオイルを被潤滑部としての他のギヤに供給する構造である。
ところで、上記の特許文献1では、車両が傾斜あるいは登坂を走行した際に、キャッチタンクから変速機ケース内へと流出し、キャッチタンクから排出口を介して被潤滑部としての他のギヤにオイルを供給することができないおそれがあった。
また、上記の特許文献1に記載の変速機ケースに、オイルをキャッチタンク側へと導くオイルガターを設けた場合に、オイルガターとキャッチタンクとが別部品となり、変速機ケースが、大型化したり、複雑化したりするおそれがあった。
そこで、この発明は、簡素な構造としつつ、車両の傾斜に関わらずオイル溜まり部にオイルを十分に確保させて、被潤滑部にオイルを供給する車両用変速機のオイル供給装置を提供することを目的とする。
この発明は、変速機ケース内に、駆動源により回転するインプットシャフトと、前記インプットシャフトに取り付けられたギヤを介して前記インプットシャフトの回転が伝達されるカウンタギヤを備えるカウンタシャフトと、前記カウンタシャフトの回転が伝達されるファイナルギヤを備えるドライブシャフトとを配置する車両用変速機のオイル供給装置において、前記変速機ケースの天井面の下方には、前記ファイナルギヤの上側から被潤滑部の上側へと延びるオイルガターを配置し前記オイルガターは、底面壁と前記底面壁の両側部位で離間して配置された一対の縦壁部とを有して前記変速機ケースの天井面に向かって開放する断面U字状に形成され、前記オイルガターには、前記ファイナルギヤ側から上方に延びるオイル導入通路部と、前記オイル導入通路部の上端部から水平方向に前記被潤滑部側へ延びるオイル溜まり通路部と、前記オイル溜まり通路部から前記被潤滑部にオイルを供給するオイル吐出部とを備え、前記オイルガターの底面は、前記オイル導入通路部と前記オイル溜まり通路部との間で上方に突出する凸状屈曲部を備え、前記オイル溜まり通路部の両縦壁部の上縁側でかつ車両高さ方向で前記変速機ケースの天井面と前記オイル吐出部の上端部よりも高い位置に突出した前記凸状屈曲部の頂点部との間には、前記オイルガターの前記オイル溜まり通路部に対して直交する方向に横断するように延びる弁軸と前記弁軸を中心に揺動する弁体とを備え、鉛直方向にて、前記オイル吐出部が前記凸状屈曲部よりも高さ位置となるように車両が傾斜した際に、前記弁体が前記凸状屈曲部側に揺動し、前記弁体の下端部が前記凸状屈曲部の傾斜面に当接し、前記弁体と前記凸状屈曲部とによって前記オイル溜まり通路部と前記オイル導入通路部とを区画することを特徴とする。
この発明は、簡素な構造としつつ、車両の傾斜に関わらずオイル溜まり部にオイルを十分に確保させて、被潤滑部にオイルを供給することができる。
図1は変速機ケースの内側を視た変速機の斜視図である。(実施例) 図2は車両が水平に維持した状態で走行している場合でドライブシャフトの軸線方向から変速機ケースの内側を視た変速機の側面図である。(実施例) 図3は図2のオイルガターの側面図である。(実施例) 図4は車両が傾斜面を走行している場合でドライブシャフトの軸線方向から変速機ケースの内側を視た変速機の側面図である。(実施例)
この発明は、簡素な構造としつつ、車両の傾斜に関わらずオイル溜まり部にオイルを十分に確保させて、被潤滑部にオイルを供給する目的を、オイルガターの底面部に凸状屈曲部を備えて実現するものである。
図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。
図1、図2に示すように、ハイブリッド車等からなる車両には、駆動源に連結する変速機1が横置きに搭載される。
変速機1は、変速機ケース2を備えるとともに、この変速機ケース2の内部で、駆動源により回転するインプットシャフト3と、このインプットシャフト3に配置された動力伝達装置(遊星歯車機構:変速ギヤ)4とを備える。変速機ケース2の駆動源から離れた端部のケース端壁5には、エンドケース(図示せず)が取り付けられる。
また、変速機1は、インプットシャフト3の軸方向(車両幅方向)で動力伝達機構4の左右両側に配置される一対の電動機(モータジェネレータ)6を備える。この電動機6は、 車両駆動力発生時に発熱し、絶縁耐熱温度以下に保つために、冷却が必要な被潤滑部を構成するものである。
変速機ケース2内には、インプットシャフト3に取り付けられたギヤである出力ギヤ7を介してインプットシャフト3の回転が伝達される第1カウンタギヤ8を備えるカウンタシャフト9と、このカウンタシャフト9の回転がこのカウンタシャフト9に備えた第2カウンタギヤ10を介して伝達されるファイナルギヤ11を備えるドライブシャフト12とが配置される。
この実施例では、インプットシャフト3とカウンタシャフト9とドライブシャフト12との配置関係にあっては、図2に示すように、側面視において、インプットシャフト3がカウンタシャフト9・ドライブシャフト12よりも車両前方に位置し、カウンタシャフト9がインプットシャフト3よりも車両後方で且つ斜め上方に位置し、ドライブシャフト12がインプットシャフト3よりも車両後方で且つ斜め下方に位置し、且つカウンタシャフト9とドライブシャフト12とが車両高さ方向(上下方向)で重なるように位置している。
変速機ケース2内には、図2に示すように、車両が水平状態において、油面M1の潤滑用のオイルが滞留している。そして、ファイナルギヤ11の下部位となる部分は、油面M1よりも下方でオイル中に存在する。従って、ファイナルギヤ11が回転すると、変速機ケース2内のオイルがファイナルギヤ11によって掻き上げられる。
図1、図2に示すように、変速機1には、ファイナルギヤ11によって掻き上げられオイルを被潤滑部である一対の電動機6へ供給し、この一対の電動機6を冷却させるオイル供給装置13が設けられる。
このオイル供給装置13は、動力伝達機構4の上方に配置され且つ変速機ケース2に取り付けられるオイルガター14を備える。
オイルガター14は、底面壁15と、この底面壁15の両側部位に対して一対の電動機6側に離間して配置された一対の縦壁部16・16とを有している。
また、オイルガター14は、変速機ケース2の天井面17の下方で、ファイナルギヤ11の上側から被潤滑部である電動機6の上側へと延びるように、変速機ケース2に固定具によって取り付けられる。
オイルガター14は、ファイナルギヤ11側から上方に延びるオイル導入通路部18と、このオイル導入通路部18の上端部19から車両前方側で且つ水平方向に電動機6側へ延びるオイル溜まり部として機能するオイル溜まり通路部20とを備える。また、オイルガター14は、オイル導入通路部18のファイナルギヤ11側の入口側が開放状態である一方、オイル溜まり通路部20の終端側が閉塞部21で閉塞されている。
また、オイルガター14は、オイル溜まり通路部20から一対の電動機6にオイルを供給する一対のオイル吐出部(ガイドパイプ)22を備える。つまり、図1、図2に示すように、一方の電動機6に対してのみ説明すると、オイル吐出部22として、前側オイル吐出部22Aと後側オイル吐出部22Bとが、電動機6の上方に配置されている。
図1〜図3に示すように、オイルガター14の底面壁15は、オイル導入通路部18とオイル溜まり通路部20との間で上方に突出する凸状屈曲部23を備える。この凸状屈曲部23の頂点部24は、車両高さ方向(車両上下方向)にて、オイル吐出部22A、22Bの上端部25よりも所定量H1だけ高い位置に突出して配設されている(図3参照)。これにより、車両が水平状態において、オイルガター14内では、凸状屈曲部23の傾斜面26と終端側の閉塞部21との間で且つオイル吐出部22A、22Bの上端部25の下方のオイル溜まり通路部20に、油面F1のオイルが溜まる(図2参照)。
上記の構造により、図2に示すように、ファイナルギヤ11で掻き上げられたオイルを、オイルガター14のオイル導入通路部18からオイル溜まり通路部20へと流し込むことができる。
そして、オイル導入通路部18とオイル溜まり通路部20との間で上方に突出する凸状屈曲部23を形成し、この凸状屈曲部23の頂点部24がオイル吐出部22A、22Bの上端部25よりも高い位置に突出しているため、図4に示すように、凸状屈曲部23側に対してオイル吐出部22A、22B側が上方に移動するように、車両が水平面Gに対して角度θで傾斜した場合であっても、凸状屈曲部23によってオイル溜まり通路部20に溜まったオイルがオイル導入通路部18側へと流出しないように塞き止めることができる。
これによって、オイル溜まり通路部20に溜まったオイルをオイル吐出部22Bを介して被潤滑部である電動機6へと供給できる。
また、オイルガター14に凸状屈曲部23を形成するだけで、オイルを被潤滑部である電動機6へと導くオイルガター14とオイルを一時的に貯留できるオイル溜まり部としてのオイル溜まり通路部20とを兼ねることができ、また、車両が傾斜した場合でも、オイル溜まり通路部20に十分なオイルを確保でき、これにより、オイル溜まり通路部20を拡大する必要がなく、変速機ケース2内の構造を簡素化できる。
また、図1〜図3に示すように、オイルガター14は、底面壁15と一対の縦壁部16・16とによって、変速機ケース2の天井面17に向かって開放する断面U字状に形成されている。
オイル溜まり通路部20の両縦壁部16・16の上縁側でかつ車両高さ方向で、変速機ケース2の天井面17と凸状屈曲部23の頂点部24との間には、オイルガター14のオイル溜まり通路部20に対して直交する方向(車両幅方向)に横断するように延びる弁軸27と、この弁軸27を中心にして揺動する弁体28とを備える。
弁軸27は、図3に示すように、凸状屈曲部23の頂点部24よりも上方に所定量H2だけ高い位置で、両端部がオイルガター14の一対の縦壁部16・16に回動自在に取り付けられている。
弁体28は、湾曲した上端部28Aが弁軸27に引っ掛かった状態で付いている一方、下端部28Bがオイルガター14の底面部15に近接し且つ自由端として配置されている。従って、弁体28は、重力によって常に鉛直下方へ向いている。
弁体28は、図4に示すように、車両が上方に傾斜した場合に、弁軸27の回動と共に揺動し、自由端となっている下端部28Bが、凸状屈曲部23の傾斜面26に当接する。
つまり、弁体28を支持する弁軸27は、図3に示すように、弁体28の下端部28Bが凸状屈曲部23の傾斜面26に当接可能な範囲において、凸状屈曲部23よりも車両前方に所定距離Lで且つ凸状屈曲部23の頂点部24よりも所定量H2だけ上方の高さに配置されている。
図4に示すように、鉛直方向(車両上下方向)にて、オイル吐出部22A、22Bが凸状屈曲部23よりも高い位置となるように車両が傾斜した際に、弁体28が弁軸27を中心にして凸状屈曲部23側に揺動し、弁体28の下端部28Bが凸状屈曲部23の傾斜面26に当接し、弁体28と凸状屈曲部23とによってオイル溜まり通路部20とオイル導入通路部18とを区画する。これにより、オイルガター14内では、弁軸27の高さ位置を油面F2とするオイル溜まり通路部20が閉空間として形成される。この新たなオイル溜まり通路部20は、後側オイル供給部22Bを含んでいる。従って、このオイル溜まり通路部20内のオイルは、後側オイル供給部22Bから滴下可能である。なお、この場合、変速機ケース2内においては、車両後方側のファイナルギヤ11側へオイルが移動する。これにより、ファイナルギヤ11は、車両が水平状態の場合に比較して、油面M2のオイル中に多くの部分が浸かる状態となる。
上記の構造により、図4に示すように、鉛直方向にて、オイル吐出部22A、22Bが凸状屈曲部23よりも高い位置となるように車両が傾斜した場合であっても、弁体28の下端部28Bが凸状屈曲部23の傾斜面26に当接して、オイル溜まり通路部20とオイル導入通路部18とを仕切ることができる。
また、弁軸27がオイル溜まり通路部20の上部で且つ車両高さ方向で変速機ケース2の天井面17と凸状屈曲部23の頂点部24との間に設けたため、弁軸27又は弁体28と変速機ケース2の天井面17との間に隙間Sを設けることができる(図4参照)。
これによって、鉛直方向にて、オイル吐出部22A、22Bが凸状屈曲部23よりも高い位置となるように車両が傾斜した場合であっても、弁体28の下端部28Bと凸状屈曲部23の傾斜面26との当接によってオイル溜まり通路部20に溜まったオイルがオイル導入通路部18側へ流出するのを規制することができる。
また、ファイナルギヤ11で掻き上げられたオイルは、オイル導入通路部18を通って、弁軸27又は弁体28と変速機ケース2の天井面17との間の隙間Sからオイル溜まり通路部20へと流し込むことができる。
この結果、オイル溜まり通路部20を大型化することなく、車両の傾斜時に、オイル溜まり通路部20内に一定量のオイルを確保させることができ、そして、オイル溜まり通路部20からオイル吐出部22Bへとオイルを流し込んで、被潤滑部である電動機6へと供給できる。
なお、この発明においては、動力伝達装置(遊星歯車機構:変速ギヤ)を備える構造の変速機について説明したが、動力伝達装置を備えていない構造の変速機にも適用可能である。
この発明に係るオイル供給装置を、各種変速機に適用可能である。
1 変速機
2 変速機ケース
3 インプットシャフト
4 動力伝達装置
6 電動機
7 出力ギヤ
8 第1カウンタギヤ
9 カウンタシャフト
10 第2カウンタギヤ
11 ファイナルギヤ
12 ドライブシャフト
13 オイル供給装置
14 オイルガター
15 オイルガターの底面壁
16・16 オイルガターの縦壁部
17 変速機ケースの天井面
18 オイル導入通路部
19 オイル導入通路部の上端部
20 オイル溜まり通路部
22 オイル供給部
22A 前側オイル供給部
22B 後側オイル供給部
23 凸状屈曲部
24 凸状屈曲部の頂点部
25 オイル吐出部の上端部
26 凸状屈曲部の傾斜面
27 弁軸
28 弁体
28A 弁体の上端部
28B 弁体の下端部

Claims (1)

  1. 変速機ケース内に、駆動源により回転するインプットシャフトと、前記インプットシャフトに取り付けられたギヤを介して前記インプットシャフトの回転が伝達されるカウンタギヤを備えるカウンタシャフトと、前記カウンタシャフトの回転が伝達されるファイナルギヤを備えるドライブシャフトとを配置する車両用変速機のオイル供給装置において、
    前記変速機ケースの天井面の下方には、前記ファイナルギヤの上側から被潤滑部の上側へと延びるオイルガターを配置し
    前記オイルガターは、底面壁と前記底面壁の両側部位で離間して配置された一対の縦壁部とを有して前記変速機ケースの天井面に向かって開放する断面U字状に形成され、
    前記オイルガターには、前記ファイナルギヤ側から上方に延びるオイル導入通路部と、前記オイル導入通路部の上端部から水平方向に前記被潤滑部側へ延びるオイル溜まり通路部と、前記オイル溜まり通路部から前記被潤滑部にオイルを供給するオイル吐出部とを備え、
    前記オイルガターの底面は、前記オイル導入通路部と前記オイル溜まり通路部との間で上方に突出する凸状屈曲部を備え、
    前記オイル溜まり通路部の両縦壁部の上縁側でかつ車両高さ方向で前記変速機ケースの天井面と前記オイル吐出部の上端部よりも高い位置に突出した前記凸状屈曲部の頂点部との間には、前記オイルガターの前記オイル溜まり通路部に対して直交する方向に横断するように延びる弁軸と前記弁軸を中心に揺動する弁体とを備え、
    鉛直方向にて、前記オイル吐出部が前記凸状屈曲部よりも高さ位置となるように車両が傾斜した際に、前記弁体が前記凸状屈曲部側に揺動し、前記弁体の下端部が前記凸状屈曲部の傾斜面に当接し、前記弁体と前記凸状屈曲部とによって前記オイル溜まり通路部と前記オイル導入通路部とを区画することを特徴とする車両用変速機のオイル供給装置。
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