JP6131816B2 - 変形折り返しダイポールアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、短絡部によって接続された2つの平行部を、互いに対向配置してなる変形折返しダイポールアンテナに関する。
特許文献1に変形折り返しダイポールアンテナが開示されている。変形折り返しダイポールアンテナは、互いに平行に配置された対をなす2つの平行部と、平行部よりも短い長さを有して、2つの平行部の両端をそれぞれ接続する短絡部とを備える。2つの平行部のうち一方の平行部は給電点を有し、他方の平行部は給電点を有さない。
給電点を有さない側の平行部(以下、非給電側平行部)は直角に三辺が連なった形状である。詳しくは、非給電側平行部は、互いに対向して配置された一対の対向辺部と、その一対の対向辺部の一端を互いに連結する連結辺部を備える。
これに対して、給電点を有する側の平行部(以下、給電側平行部)は、一対のL字部を備える形状である。詳しくは、給電側平行部は、非給電側平行部の一方の対向辺部および連結辺部の一部に対向するL字部と、非給電側平行部の他方の対向辺部および連結辺部の一部に対向するL字部とを備える。すなわち、給電側平行部は2つのL字部を備える。
また、特許文献1には、変形折り返しダイポールアンテナのインピーダンス調整方法も開示されている。特許文献1では、W1〜W4を以下のように定義しており、それらW1〜W4の関係を調整することで、インピーダンスを調整する方法が開示されている。
W1〜W4の定義は次の通りである。2つのL字部における対向辺部との対向部位の幅をW1とする。2つのL字部における連結辺部との対向部位の幅をW2とする。非給電側平行部における対向辺部の幅をW3とする。非給電側平行部における連結辺部の幅をW4とする。
特開2011−130411号公報
特許文献1には、W1〜W4の幅を、たとえば、W2>W1,W3、W4となるようにすることで、アンテナの体格増大を抑制できることも開示されている。しかし、携帯型の機器に搭載する場合などにおいて、変形折り返しダイポールアンテナのさらなる小型化が望まれている。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、より小型の変形折り返しダイポールアンテナを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記目的を達成するための本発明は、給電点を有する給電側平行部(10)と、給電点を有さず、給電側平行部と平行に配置された非給電側平行部(20)と、給電側平行部および非給電側平行部よりも短い長さを有して、給電側平行部の両端と非給電側平行部の両端とをそれぞれ接続する一対の短絡部(31、32)とを備え、非給電側平行部は、互いに対向して配置された一対の対向辺部(21、22)と、その一対の対向辺部の一端を互いに連結する連結辺部(23)を備え、給電側平行部は、非給電側平行部の一方の対向辺部および連結辺部の一部にそれぞれ対向する第1辺部および第2辺部を有する第1L字部(11)と、非給電側平行部の他方の対向辺部および連結辺部の一部にそれぞれ対向する第1辺部および第2辺部を有する第2L字部(12)とを備える、変形折り返しダイポールアンテナであって、給電側平行部および非給電側平行部の少なくとも一方は、一部に、給電側平行部あるいは非給電側平行部によって囲われる内側方向に突き出している内側突き出し部(13、13A、13B、13C、13D、24、24A、24B、24C、24D)を少なくとも一つ備えることを特徴とする。
本発明によれば、給電側平行部および非給電側平行部の少なくとも一方の一部に、内側方向に突き出している内側突き出し部を備えていることから、内側突き出し部がない場合よりも、線路長が長くなる。しかも、内側突き出し部は、給電側平行部あるいは非給電側平行部によって囲われる内側方向に突き出していることから、内側突き出し部を備えても、アンテナは大きくならない。よって、同じ線路長のアンテナを、内側突き出し部を備えない場合に比較してより小型化できることになる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1の変形折り返しダイポールアンテナのはんだ面側の構成を示す図である。 実施形態1の変形折り返しダイポールアンテナの部品面側の構成を示す図である。 図1の一点鎖線の範囲の拡大図である。 実施形態2の変形折り返しダイポールアンテナのはんだ面側の構成を示す図である。 実施形態2の変形折り返しダイポールアンテナの部品面側の構成を示す図である。 図4の一点鎖線の範囲の拡大図である。 実施形態3の変形折り返しダイポールアンテナのはんだ面側の構成を示す図である。 実施形態3の変形折り返しダイポールアンテナの部品面側の構成を示す図である。 図7の一点鎖線の範囲の拡大図である。 実施形態1のアンテナのインピーダンス特性を示すスミスチャートである。 実施形態1のアンテナの周波数に対するリターンロスの大きさを示す図である。 実施形態1、2、3のアンテナのインピーダンス特性を比較して示すスミスチャートである。 実施形態4の変形折り返しダイポールアンテナのはんだ面側の構成を示す図である。 実施形態4の変形折り返しダイポールアンテナの部品面側の構成を示す図である。 図13の一点鎖線の範囲の拡大図である。 実施形態5の変形折り返しダイポールアンテナのはんだ面側の構成を示す図である。 実施形態5の変形折り返しダイポールアンテナの部品面側の構成を示す図である。 図16の一点鎖線の範囲の拡大図である。 実施形態6の変形折り返しダイポールアンテナのはんだ面側の構成を示す図である。 実施形態6の変形折り返しダイポールアンテナの部品面側の構成を示す図である。 図19の一点鎖線の範囲の拡大図である。 実施形態6の内側突き出し部13C、24Cの構成を説明する図である。 実施形態7の変形折り返しダイポールアンテナのはんだ面側の構成を示す図である。 実施形態7の変形折り返しダイポールアンテナの部品面側の構成を示す図である。 図23の一点鎖線の範囲の拡大図である。 実施形態7の内側突き出し部13D、24Dの構成を説明する図である。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態1の変形折り返しダイポールアンテナ(以下、単にアンテナ)は、図1、2に示す構造を有する。実施形態1のアンテナは図示しない平板状の基板の両面にわたって構成される。基板は一般的なものであり、誘電材料、たとえば、ガラスエポキシ製である。
<はんだ面側の構成>
図1に示す基板のはんだ面には、アンテナの給電側平行部10が導体箔パターンにより形成されている。給電側平行部10は、アンテナ幅方向中心面(以下、幅方向中心面)Cに対して対称となっている2つのL字部、すなわち、第1L字部11と第2L字部12とを備える。
第1L字部11は、請求項の第1辺部、第2辺部にそれぞれ相当する長辺部111と短辺部112を備える。長辺部111は、幅方向中心面Cに平行である。短辺部112は、長辺部111よりも短く、長辺部111の一方の端に連結され、長辺部111から垂直に幅方向中心面C方向に突き出す。
第2L字部12も第1L字部11と同様の構成であり、請求項の第1辺部、第2辺部にそれぞれ相当する長辺部121と短辺部122を備える。長辺部121は、第1L字部11の長辺部111と同じ長さおよび幅であり、幅方向中心面Cを挟んで第1L字部11の長辺部111と対向する。短辺部122は、長辺部121よりも短く、長辺部121の一方の端であって、第1L字部11において長辺部111に短辺部112が連結されている側と同じ側に連結されている。また、短辺部122は、長辺部121から垂直に幅方向中心面C方向に突き出す。短辺部122の幅および長さは、第1L字部11の短辺部112と同じである。
このように、第1L字部11と第2L字部12は、同じ形状をしており、互いの短辺部112、122が向かい合うように配置されている。そして、短辺部112、122の先端が給電点とされる。前述の幅方向中心面Cは、基板のはんだ面に垂直、かつ、第1L字部11の長辺部111および第2L字部12の長辺部121に平行な平面である。また、幅方向中心面Cは給電側平行部10および非給電側平行部20の幅方向(すなわち図1、2の上下方向)を通る。
長辺部111の短辺部112が連結されている側とは反対側の端部付近には、基板を垂直に貫通する短絡部31が形成されている。また、他方の長辺部121の短辺部122が連結されている側とは反対側の端部付近にも、基板を貫通する短絡部32が形成されている。これら2つの短絡部31、32は、互いに、長辺部111、121の短辺部112、122が連結されている側とは反対側の端からの距離が同じになる位置に配置されている。
また、第1L字部11、第2L字部12には、その一部に内側突き出し部13が形成されている。内側突き出し部13は、はんだ面内において、第1L字部11、第2L字部12によって囲われる内側方向に、それら第1L字部11、第2L字部12の長辺部111、121の直線部分から突き出している。
本実施形態における内側突き出し部13は、1つ1つは半楕円形状である。半楕円形状であることから、先端部の幅は、基部の長さ、すなわち2つの端点間の長さよりも短く、また、先端へ向かうほど連続的に幅が狭くなる。
内側突き出し部13の数は、第1L字部11の長辺部111、第2L字部12の長辺部121にそれぞれ12個である。内側突き出し部13の位置は、第1L字部11の長辺部111の短絡部31の付近から短辺部112方向に連続して12個が配置されている。第2L字部12側も同様であり、第2L字部12の長辺部121の短絡部32の付近から短辺部122方向に連続して12個が形成されている。
連続とは、図3に示すように、一つの内側突き出し部13の端と、その内側突き出し部13に隣接している別の内側突き出し部13の端とが共通していることをいう。また、本実施形態では、内側突き出し部13の両端の位置は、長辺部121の幅方向中心線状にある。内側突き出し部13は、一方の端において長辺部121の直線部分から折れ曲がって内側に突き出し、先端部で折り返して、他方の端点で再び長辺部121の直線部分に連結する。なお、図3に示すように、内側突き出し部13の基部の幅をW、高さをL1、線幅をWrとする。これらは後述する線路長の比較において用いる。
このような構成の給電側平行部10は、図1に示すように、長辺部111、121の長さである長手方向長さがH1、幅方向長さがV1である。また、長辺部111、121の幅がW1、短辺部112、122の幅がW2である。また、長辺部111、121の短絡部31、32側の端から、短辺部112、122の幅方向中心線までの長さをH2とする。
<部品面側の構成>
図2に示す基板の部品面には、アンテナの非給電側平行部20が導体箔パターンにより形成されている。非給電側平行部20は、互いに対向して配置された一対の対向辺部21、22と、その一対の対向辺部21、22の一端を互いに連結する連結辺部23を備える。
対向辺部21、22は互いに平行であり、長さおよび幅は互いに同一である。対向辺部21の連結辺部23が連結されている側とは反対側の端付近に、前述した短絡部31の一端が位置している。また、対向辺部22の連結辺部23が連結されている側とは反対側の端付近に、もう一つの短絡部32の一端が位置している。
対向辺部21は、短絡部31側の端から、連結辺部23の幅方向中心までの長さが、前述したH2になっており、基板を介して、給電側平行部10の第1L字部11の長辺部111と対向する。
もう一方の対向辺部22も同様に、短絡部32側の端から、連結辺部23の幅方向中心までの長さがH2になっている。この対向辺部22は、基板を介して、給電側平行部10の第2L字部12の長辺部121と対向する。なお、これら対向辺部21、22の幅をW3とする。
連結辺部23は、2つの対向辺部21、22に対して垂直であり、長手方向長さはV1、幅はW4である。この連結辺部23は、基板を介して、給電側平行部10の第1L字部11の短辺部112、第2L字部12の短辺部122と対向する。
対向辺部21、22には、対向辺部21、22、連結辺部23により囲まれる内側方向に突き出す内側突き出し部24が形成されている。この内側突き出し部24は、本実施形態では、給電側平行部10に形成されている内側突き出し部13と形状が同じであり、この内側突き出し部24も半楕円形状である。また、内側突き出し部24は大きさも内側突き出し部13と同じである。さらに、数も内側突き出し部13と同様、本実施形態では、24個が形成されており、それぞれ、内側突き出し部13と対向する位置に形成されている。
<インピーダンスの調整>
本実施形態のアンテナにおけるインピーダンス調整は、特許文献1に開示の方法や公知の方法により行う。具体的には下記(1)〜(5)のいずれかの方法により、インピーダンス調整を行う。
(1)W2>W1、W3、W4となるようにしつつ、それらW1〜W4を調整する。
(2)W3>W1、W2、W4となるようにしつつ、それらW1〜W4を調整する。
(3)W3、W1を固定し、比(W2/W4)を調整する。
(4)W1>W2、W3、W4となるようにしつつ、それらW1〜W4を調整する。
(5)W4>W1、W2、W3となるようにしつつ、それらW1〜W4を調整する。
<実施形態1の効果>
以上、説明した実施形態1によれば、給電側平行部10は、その給電側平行部10の長辺部111、121から突き出す内側突き出し部13を備えている。また、非給電側平行部20も、その非給電側平行部20の対向辺部21、22から突き出す内側突き出し部24を備えている。よって、それら内側突き出し部13、24がない場合よりも、実施形態1のアンテナは線路長が長くなる。
しかも、内側突き出し部13、24は、給電側平行部10あるいは非給電側平行部20によって囲われる内側方向に突き出していることから、内側突き出し部13、24を備えても、アンテナは大きくならない。よって、同じ線路長のアンテナを、内側突き出し部13、24を備えない場合に比較してより小型化できることになる。
また、内側突き出し部13、24を半楕円形状とすることで、内側突き出し部13、24を連続して形成することができる。よって、狭い範囲に多くの内側突き出し部13、24を形成することができるので、アンテナを特に小型化することができる。
<実施形態2>
次に実施形態2を説明する。この実施形態2以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用することができる。
実施形態2のアンテナの給電側平行部10Aは、図4に示すように、各内側突き出し部13の両端を接続する両端接続部14をさらに備える。また、非給電側平行部20Aは、図5に示すように、各内側突き出し部24の両端を接続する両端接続部25をさらに備える。これらの点において、実施形態2の給電側平行部10A、非給電側平行部20Aは、実施形態1の給電側平行部10、非給電側平行部20と相違するのみである。
図4に一点鎖線で示した範囲の拡大図である図6に示すように、両端接続部14は、半楕円形状の内側突き出し部13の一方の端と他方の端とを接続している。実施形態2の両端接続部14は、半楕円形状であり、内側突き出し部13とは異なり、外側に突き出している。両端接続部14の高さは図6に示すようにL2である。非給電側平行部20Aが備える両端接続部25の構成も、この両端接続部14と同じである。
この実施形態2のように両端接続部14、25を備える構成でもよい。両端接続部14、25を備えることによる効果は実施形態3の説明において行う。なお、実施形態2でも、実施形態1で説明した方法によりインピーダンス調整を行う。
<実施形態3>
実施形態3のアンテナの給電側平行部10Bは、図7に示すように、各内側突き出し部13の両端を接続する両端接続部14Aをさらに備える。また、非給電側平行部20Bは、図8に示すように、各内側突き出し部24の両端を接続する両端接続部25Aをさらに備える。これらの点において、実施形態3の給電側平行部10B、非給電側平行部20Bは、実施形態1の給電側平行部10、非給電側平行部20と相違するのみである。
図7に一点鎖線で示した範囲の拡大図である図9に示すように、両端接続部14Aも、内側突き出し部13の一方の端と他方の端とを接続しており、また、形状は半楕円形状である。実施形態2とは異なり、この両端接続部14Aは内側突き出し部13と同様に、内側に突き出している。突き出している方向は実施形態2と相違するが、両端接続部14Aの高さは図9に示すように、実施形態2の両端接続部14と同様、L2である。非給電側平行部20Bが備える両端接続部25Aの構成も、この両端接続部14Aと同じである。実施形態3でも、実施形態1で説明した方法によりインピーダンス調整を行う。
<実施形態2、3の効果>
実施形態2、3のように、両端接続部14、14A、25、25Aを備える効果について説明する。
図10は、実施形態1のアンテナのインピーダンスをシミュレーションにより計算し、スミスチャート表示した図である。図10において、実線はインピーダンス調整前であり、破線はインピーダンス調整後である。なお、図10の計算は、H1=45.575mm、V1=12.4mm、W1=0.4mm、W2=4.8mm、W3=0.4mm、W4=1.2mm、L1=6mm、W=0.6mm、Wr=0.2mm、連続する内側突き出し部13の数は12で行っている。また、破線は推定値である。
実線には、一点鎖線で囲んだ部分に、小さい共振点が存在する。そのため、インピーダンスを調整した後も、破線で示すように、小さい共振点が残ってしまうと推定できる。そして、図10の破線で示すインピーダンス特性の場合、図11に一点鎖線で示しているように、リターンロスのばたつきが生じてしまうと推定できる。リターンロスのばたつきが生じてしまうと、使用上問題となる場合も考えられる。
これに対して、図12に示すように、両端接続部14、25、14A、25Aがあると、小さな共振点が消失している。詳しくは、図12において、実線は、実施形態1のアンテナのインピーダンス特性であり、図11の実線と同じである。破線は、実施形態2のアンテナ、すなわち、外側に突き出す両端接続部14、25があるアンテナのインピーダンス特性である。一点鎖線は、実施形態3のアンテナ、すなわち、内側に突き出す両端接続部14A、25Aがあるアンテナのインピーダンス特性である。図12から、実施形態2および実施形態3では、小さな共振点が消失していることが分かる。
よって、実施形態2、3のように、両端接続部14、25、14A、25Aがあると、実施形態1のアンテナで奏する効果に加えて、リターンロスのばたつきも解消する。
また、図10の説明で示した条件での共振周波数は、内側突き出し部13のみである実施形態1では787MHz、外側に突き出す両端接続部25を備える実施形態2では821MHz、内側に突き出す両端接続部25Aを備える実施形態3では858MHzであった。これに対して、内側突き出し部13を備えない場合には、共振周波数は1333MHzであった。
よって、内側突き出し部13を備えない場合の共振周波数を基準とする周波数比を計算すると、実施形態1のアンテナは0.59、実施形態2のアンテナは0.62、実施形態3のアンテナは0.64となる。これらのことからも、両端接続部25、25Aの有無によらず、内側突き出し部13を備えることにより、アンテナを小型できることが分かる。
<実施形態4>
実施形態4のアンテナの給電側平行部10Cは、図13に示すように、長辺部111、121に内側突き出し部13Aが形成されている。また、図14に示すように、非給電側平行部20Cにも内側突き出し部24Aが形成されている。
図13に一点鎖線で示した範囲の拡大図である図15に示すように、内側突き出し部13Aは二等辺三角形状である。また、非給電側平行部20Cの内側突き出し部24Aも図15に示す内側突き出し部13Aと同じ形状である。
実施形態4は、これら内側突き出し部13A、24Aの形状がこれまでの実施形態と相違するのみであり、内側突き出し部13A、24Aの数、位置、大きさは、これまでの実施形態の内側突き出し部13と同じである。また、線幅Wrもこれまでの実施形態の内側突き出し部13と同じである。
内側突き出し部13A、24Aが二等辺三角形状である場合も、先端が点であることから、先端部の幅は基部の長さWよりも短く、また、先端へ向かうほど連続的に幅が狭くなる。そのため、図15に示されるように、内側突き出し部13A、24Aを二等辺三角形状としても、内側突き出し部13A、24Aを連続して形成することができる。
よって、狭い範囲に多くの内側突き出し部13A、24Aを形成することができるので、アンテナを特に小型化することができる。なお、実施形態4でも、実施形態1で説明した方法によりインピーダンス調整を行う。
<実施形態5>
実施形態5のアンテナの給電側平行部10Dは、図16に示すように、長辺部111、121に内側突き出し部13Bが形成されている。また、図17に示すように、非給電側平行部20Dにも内側突き出し部24Bが形成されている。
図16に一点鎖線で示した範囲の拡大図である図18に示すように、内側突き出し部13Bは直角三角形状である。また、非給電側平行部20Dの内側突き出し部24Bも図18に示す内側突き出し部13Bと同じ形状である。
実施形態5は、これら内側突き出し部13B、24Bの形状がこれまでの実施形態と相違するのみであり、内側突き出し部13B、24Bの数、位置、大きさは、これまでの実施形態と同じである。
内側突き出し部13B、24Bが直角三角形状である場合も、先端が点であることから、先端部の幅は基部の長さWよりも短く、また、先端へ向かうほど連続的に幅が狭くなる。そのため、図18に示されるように、内側突き出し部13B、24Bを直角三角形状としても、内側突き出し部13B、24Bを連続して形成することができる。
よって、狭い範囲に多くの内側突き出し部13B、24Bを形成することができるので、アンテナを特に小型化することができる。なお、実施形態5でも、実施形態1で説明した方法によりインピーダンス調整を行う。
<実施形態6>
実施形態6のアンテナの給電側平行部10Eは、図19に示すように、長辺部111、121に内側突き出し部13Cが形成されている。また、図20に示すように、非給電側平行部20Eにも内側突き出し部24Cが形成されている。
図19に一点鎖線で示した範囲の拡大図である図21に示すように、内側突き出し部13Cはステップ形状である。内側突き出し部13Cの高さL1および線幅Wrはこれまでの実施形態の内側突き出し部13、13A、13Bと同じである。また、繰り返し単位の幅がこれまでの実施形態の内側突き出し部13、13A、13Bの幅と同じWとなっている。この内側突き出し部13Cの数、位置はこれまでの実施形態と同じである。また、非給電側平行部20Eの内側突き出し部24Cも、内側突き出し部13Cと同じ形状、大きさ、配置である。
図22に示すように、1つの内側突き出し部13C、24Cの形状は、詳しくは、第1長垂線部13C1、24C1、先端線部13C2、24C2、第1短垂線部13C3、24C3、中間線部13C4、24C4、第2短垂線部13C5、24C5を備える。
第1長垂線部13C1、24C1は、アンテナ幅方向中心面Cに向かって、内側突き出し部13C、24Cの一方の端点eから垂直に内側突き出し部13C、24Cの先端まで延びる。
先端線部13C2、24C2は、第1長垂線部13C1、24C1の先端側の端に一端が連結され、アンテナ幅方向中心面Cに平行になっている。
第1短垂線部13C3、24C3は、先端線部13C2、24C2に一端が連結され、先端線部13C2、24C2から、アンテナ幅方向中心面Cに垂直に、かつ、アンテナ幅方向中心面Cから離隔する方向に延びている。また、第1短垂線部13C3、24C3は第1長垂線部13C1、24C1よりも短い。
中間線部13C4、24C4は、第1短垂線部13C3、24C3に一端が連結され、第1短垂線部13C3、24C3から、アンテナ幅方向中心面Cに平行、かつ、第1長垂線部13C1、24C1とは反対側に延びる。
第2短垂線部13C5、24C5は、中間線部13C4、24C4に一端が連結され、他端が、第1長垂線部13C1、24C1が連結されている側とは反対側の内側突き出し部の端点eとなっており、アンテナ幅方向中心面Cに垂直である。また、第2短垂線部13C5、24C5は第1長垂線部13C1、24C1よりも短い。
上記構成を備える内側突き出し部13C、24Cは、短接続線15、26を介して、隣接する内側突き出し部13C、24Cと互いに接続する。上記短接続線15、26は、図22には図示していない長辺部111、121や対向辺部21、22の幅方向中心線上に外側の辺が位置するように形成される。
内側突き出し部13C、24Cがステップ形状である場合も、内側突き出し部13C、24Cの長さ分だけ、内側突き出し部13C、24Cがない場合よりも線路長が長くなることから、アンテナを小型化することができる。なお、実施形態6でも、実施形態1で説明した方法によりインピーダンス調整を行う。
<実施形態7>
実施形態7のアンテナの給電側平行部10Fは、図23に示すように、長辺部111、121に内側突き出し部13Dが形成されている。また、図24に示すように、非給電側平行部20Fにも内側突き出し部24Dが形成されている。
図23に一点鎖線で示した範囲の拡大図である図25に示すように、内側突き出し部13Dは2つの直角折れ曲がり点を持つ直角折れ曲がり形状である。内側突き出し部13Dの高さL1および線幅Wrはこれまでの実施形態の内側突き出し部13、13A、13B、13Cと同じである。また、繰り返し単位の幅がこれまでの実施形態の内側突き出し部13、13A、13Bの幅と同じWとなっている。この内側突き出し部13Dの数、位置はこれまでの実施形態と同じである。また、非給電側平行部20Eの内側突き出し部24Dも、内側突き出し部13Dと同じ形状、大きさ、配置である。
図26に示すように、1つの内側突き出し部13D、24Dの形状は、詳しくは、第1垂線部13D1、24D1、先端線部13D2、24D2、第2垂線部13D3、24D3を備える。
第1垂線部13D1、24D1は、アンテナ幅方向中心面Cに向かって、内側突き出し部13D、24Dの一方の端点eから垂直に内側突き出し部13D、24Dの先端まで延びる。
先端線部23D2、24D2は、第1垂線部13D1、24D1の先端側の端に一端が連結され、アンテナ幅方向中心面Cに平行になっている。
第2垂線部13D3、24D3は、先端線部13D2、24D2に一端が連結され、他端が、第1垂線部13D1、24D1とは反対側の内側突き出し部13D、24Dの端点となっており、アンテナ幅方向中心面Cに垂直である。
上記構成を備える内側突き出し部13D、24Dは、短接続線16、27を介して、隣接する内側突き出し部13D、24Dと互いに接続する。上記短接続線16、27は、図26には図示していない長辺部111、121や対向辺部21、22の幅方向中心線上に外側の辺が位置するように形成される。また、短接続線16、27の長さは、内側突き出し部13D、24Dの幅と同じWである。よって、実施形態7の場合、内側突き出し部13D、24Dの繰り返し単位の幅は2Wとなる。
内側突き出し部13D、24Dが直角折れ曲がり形状である場合も、内側突き出し部13D、24Dの長さ分だけ、内側突き出し部13D、24Dがない場合よりも線路長が長くなることから、アンテナを小型化することができる。なお、実施形態7でも、実施形態1で説明した方法によりインピーダンス調整を行う。
<線路長の比較>
ここで、実施形態1、4、7に開示の内側突き出し部13、13A、13D、すなわち、半楕円形状、二等辺三角形状、直角折れ曲がり形状の内側突き出し部13、13A、13Dの線路長を比較する。
2つ(2Wの幅)の半楕円形状の内側突き出し部13の線路長LL(13)は、楕円積分の式より、下記式1で表すことができる。
Figure 0006131816
また、2つ(2Wの幅)の二等辺三角形形状の内側突き出し部13Aの線路長LL(13A)は、下記式2で表すことができる。
Figure 0006131816
また、直角折れ曲がり形状の内側突き出し部13Dおよび短接続線16からなる1つ(2Wの幅)の繰り返し単位の線路長LL(13D)は、下記式3で表すことができる。
(式3) LL(13D)=2(W+L1)
W=0.6mm、L1=6mmとして、各線路長LL(13)、LL(13A)、LL(13D)を算出すると、LL(13)=24.2mm、LL(13A)=24.0mm、LL(13D)=13.2mmとなる。
また、最も線路長LLが短い直角折れ曲がり形状の内側突き出し部13Dを基準として、線路長比を算出すると、半楕円形状の内側突き出し部13および二等辺三角形状の内側突き出し部13Aの線路長比はいずれも1.8となる。
半楕円形状の内側突き出し部13および二等辺三角形状の内側突き出し部13Aは、図3、15などに示すように、内側突き出し部13、13Aを連続して形成できる。よって、直角折れ曲がり形状の内側突き出し部13Dに比較して線路長比を大きくすることができるのである。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(変形例1)
たとえば、実施形態2の両端接続部14、25は外側に突き出しており、実施形態3の両端接続部14A、25Aは内側に突き出していた。内外いずれに突き出していてもよいことから、両端接続部が実施形態2,3の形状の中間、すなわち、両端接続部が直線でもよい。
(変形例2)
前述の実施形態では、半楕円形状の内側突き出し部13のみ、その両端を、両端接続部14、14A、25、25Aにより接続していた。しかし、その他の形状の内側突き出し部13A〜13D、24A〜24Dの両端を、両端接続部14、14A、25、25Aにより接続してもよい。
(変形例3)
内側突き出し部の、数、位置に特に限定はない。たとえば、前述の実施形態よりも、短辺部112、122側や、連結辺部23側に内側突き出し部を配置してもよい。また、給電側平行部が備える内側突き出し部と、非給電側平行部が備える内側突き出し部の位置が対向している必要もない。また、給電側平行部および非給電側平行部のいずれか一方のみが内側突き出し部を備えてもよい。
(変形例4)
前述の実施形態では、第1L字部11、第2L字部12は、それぞれ、第1辺部として長辺部111、121を備え、第2辺部として短辺部112、122を備えていた。しかし、第1辺部と第2辺部の長さの関係が、前述の実施形態と逆でもよい。すなわち、第2辺部の長さが第1辺部よりも長くてもよい。また、第1辺部と第2辺部の長さが同じでもよい。
10、10A、10B、10C、10D、10E、10F:給電側平行部、 11:第1L字部、 12:第2L字部、 13、13A、13B、13C、13D:内側突き出し部、 14、14A:端接続部、 20、20A、20B、20C、20D、20E、20F:非給電側平行部、 21、22:対向辺部、 23:連結辺部、 24、24A、24B、24C、24D:内側突き出し部、 25、25A:両端接続部、 31、32:短絡部、 111、121:長辺部(第1辺部)、 112、122:短辺部(第2辺部)

Claims (11)

  1. 給電点を有する給電側平行部(10)と、
    給電点を有さず、前記給電側平行部と平行に配置された非給電側平行部(20)と、
    前記給電側平行部および前記非給電側平行部よりも短い長さを有して、前記給電側平行部の両端と前記非給電側平行部の両端とをそれぞれ接続する一対の短絡部(31、32)とを備え、
    前記非給電側平行部は、互いに対向して配置された一対の対向辺部(21、22)と、その一対の対向辺部の一端を互いに連結する連結辺部(23)を備え、
    前記給電側平行部は、前記非給電側平行部の一方の対向辺部および連結辺部の一部にそれぞれ対向する第1辺部および第2辺部を有する第1L字部(11)と、前記非給電側平行部の他方の対向辺部および連結辺部の一部にそれぞれ対向する第1辺部および第2辺部を有する第2L字部(12)とを備える、変形折り返しダイポールアンテナであって、
    前記給電側平行部および前記非給電側平行部の少なくとも一方は、一部に、前記給電側平行部あるいは前記非給電側平行部によって囲われる内側方向に突き出している内側突き出し部(13、13A、13B、13C、13D、24、24A、24B、24C、24D)を少なくとも一つ備えることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  2. 請求項1において、
    前記内側突き出し部(13、13A、13B、13C、24、24A、24B、24C)は、先端部の幅が基部の長さよりも短いことを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  3. 請求項2において、
    前記内側突き出し部(13、13A、13B、24、24A、24B)は、先端へ向かうほど連続的に幅が狭くなることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  4. 請求項3において、
    前記内側突き出し部(13、24)が半楕円形状であることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  5. 請求項3において、
    前記内側突き出し部(13A、13B、24A、24B)が三角形状であることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項において、
    前記内側突き出し部を複数備え、
    複数の内側突き出し部のうち少なくとも一組の内側突き出し部は互いに隣り合っており、一方の内側突き出し部の端点と他方の内側突き出し部の端点とが共通していることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  7. 請求項2において、
    前記内側突き出し部(13C、24C)は、
    前記給電側平行部を含む面および前記非給電側平行部を含む面に対して垂直であり、前記給電側平行部および前記非給電側平行部の幅方向中心を通る平面であるアンテナ幅方向中心面に向かって、前記内側突き出し部の一方の端点から垂直に先端まで延びる第1長垂線部(13C1、24C1)と、
    前記第1長垂線部の先端側の端に一端が連結され、前記アンテナ幅方向中心面に平行な先端線部(13C2、24C2)と、
    前記先端線部に一端が連結され、前記先端線部から、前記アンテナ幅方向中心面に垂直に、かつ、前記アンテナ幅方向中心面から離隔する方向に延びる第1短垂線部(13C3、24C3)と、
    前記第1短垂線部に一端が連結され、前記第1短垂線部から、前記アンテナ幅方向中心面に平行、かつ、前記第1長垂線部とは反対側に延びる中間線部(13C4、24C4)と、
    前記中間線部に一端が連結され、他端が、前記第1長垂線部が連結されている側とは反対側の前記内側突き出し部の端点となっており、前記アンテナ幅方向中心面に垂直な第2短垂線部(13C5、24C5)と、
    を備えるステップ形状であることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  8. 請求項1において、
    前記内側突き出し部(13D、24D)は、
    前記給電側平行部を含む面および前記非給電側平行部を含む面に対して垂直であり、前記給電側平行部および前記非給電側平行部の幅方向中心を通る平面であるアンテナ幅方向中心面に向かって、前記内側突き出し部の一方の端点から垂直に先端まで延びる第1垂線部(13D1、24D1)と、
    前記第1垂線部の先端側の端に一端が連結され、前記アンテナ幅方向中心面に平行な先端線部(13D2、24D2)と、
    前記先端線部に一端が連結され、他端が、前記第1垂線部とは反対側の前記内側突き出し部の端点となっており、前記アンテナ幅方向中心面に垂直な第2垂線部(13D3、24D3)と、
    を備えることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項において、
    前記内側突き出し部の両端点の間を電気的に接続する両端接続部(14、14A、25、25A)をさらに備えることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  10. 請求項9において、
    前記両端接続部(14A、25A)が、前記内側突き出し部と同方向に突き出していることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
  11. 請求項9において、
    前記両端接続部(14、25)が、前記内側突き出し部とは反対方向に突き出していることを特徴とする変形折り返しダイポールアンテナ。
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