JP6131150B2 - 雪止め構造及び雪止め具 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池パネルが設置された屋根の雪止め構造、及び、該雪止め構造に使用される雪止め具に関するものである。
屋根上に積もった雪が屋根面を滑り落ち、軒先から落下することを抑止するために、降雪のある地方では傾斜した屋根に雪止めのための構造を設けるのが一般的である。太陽電池パネルが設置された屋根においてもその要請があり、太陽電池パネルの外周縁を保持する枠体に、雪止めを一体に形成したものが存在する。しかしながら、枠体に雪止めが一体に形成されていると、雪止めが破損したときに枠体全体を取り替える必要がある。また、雪止めを有する枠体と、雪止めの必要がない屋根に設置される太陽電池パネル用の枠体とを、別個に製造する必要がある。
一方、太陽電池パネルを屋根に固定するための部材を介して、雪止めを設けることが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の技術では、屋根上に間隔を開けて平行に並設される長尺の桟材(レール)に、隣接して配される太陽電池パネルの枠体を載置し、二つの枠体間に配した支持部材によって枠体を桟材に固定した上で、二つの枠体間で、支持部材を被覆するカバーを支持部材に取り付けている。そして、このカバーに雪止めが一体に設けられている。これにより、雪止めが破損したときには、雪止めが設けられているカバーだけを取り換えればよい。また、雪止めの必要がない屋根に太陽電池パネルを設置する場合と、共通の枠体を使用できる利点がある。
しかしながら、特許文献1の技術では、雪止めが設けられているカバーが、支持部材を介して桟材に取り付けられる構成であるため、雪止めの数は必然的に桟材の数に限定されてしまう。雪の滑落のしやすさは、積雪量、屋根の傾斜の大きさ、屋根の長さ、屋根が向いている方向など、種々の条件によって相違する。また、隣家の敷地や公共の道路に面した屋根など、雪の滑落を防止する重要度が高い屋根と、それほどではない屋根とがある。そのため、太陽電池パネルが設置される屋根に雪止めを設けることができ、且つ、雪止めの個数の自由度が高い技術が要請されていた。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、太陽電池パネルが設置される屋根に、設置個数の自由度高く雪止めを設けることができる雪止め構造、及び、該雪止め構造に使用される雪止め具の提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる雪止め構造は、「屋根上に隣接して配されている太陽電池パネルの内、軒側に配されている太陽電池パネルの棟側の端辺を保持して屋根面に固定されている第一枠体、及び、棟側に配されている太陽電池パネル軒側の端辺を保持して屋根面に固定されている第二枠体によって、雪止め具が挟持されている」ものである。
本構成では、雪止め具は、それぞれ太陽電池パネルの端辺を保持する第一枠体及び第二枠体によって挟持されているため、上記の従来技術とは異なり、太陽電池パネルを屋根上に設置するために第一枠体及び第二枠体を屋根面に固定するめの部材の数とは無関係に、雪止め具の設置個数を設定することができる。そのため、太陽電池パネルが設置される地域の降雪量、屋根の傾斜、屋根の長さ、屋根が向いている方向、雪の滑落を防止する重要度など、種々の条件に応じて、高い自由度で雪止め具の設置個数を設定することができる。
また、雪止め具は、それぞれ屋根面に固定されている第一枠体と第二枠体とで挟持されている構成であり、雪止め具自体はボルトやビス等の締結部材で他の部材に固定する必要がない。従って、雪止め具は極めて簡易な構成であり、雪止め構造を容易に構築することができる。
加えて、第一枠体及び第二枠体は、それぞれ屋根の横方向に延びる枠体である。仮に、第一枠体及び第二枠体が屋根の流れ方向に延びる枠体である場合は、第一枠体と第二枠体とで挟持された雪止め具が、自重や積雪の重みで軒側に移動してしまうおそれがある。これに対して、本構成では、第一枠体及び第二枠体がそれぞれ屋根の横方向に延びる枠体であるため、第一枠体と第二枠体とによって雪止め具が安定して挟持される。
本発明にかかる雪止め構造は、上記構成において、「前記雪止め具は、上下方向に延びている平板状で、前記第一枠体及び前記第二枠体の間に位置している立壁部と、該立壁部の下端から屈曲して延出し前記第一枠体の底面部の下方に位置している第一下端部と、前記立壁部の上端から前記第一下端部と同一の方向に延出して前記第一枠体に上方から引掛けられて係止されている第一枠係止部と、前記立壁部の上端から、前記第一枠体及び前記第二枠体の上面部より高い高さまで突出している平板状の雪止め部と、前記立壁部の下端から前記第一下端部とは反対の方向に延出して前記第二枠体の底面部の下方に位置している第二下端部、及び、前記立壁部の下端から前記第一下端部とは反対の方向に延出していると共に上方に突出し、前記第二枠体の側面に当接している第二枠当接部の少なくとも一方とを備えており、前記第一枠体及び前記第二枠体は、それぞれの底面部の下方に空隙が形成されるように屋根面に固定されている」ものである。
本構成では、立壁部の上端から平板状の雪止め部が第一枠体及び第二枠体の上面部より高い高さまで突出しているため、この雪止め部によって太陽電池パネル上の積雪の滑落を抑止することができる。
第一枠係止部が係止されている第一枠体は、屋根上に隣接して配されている太陽電池パネルの内、軒側の太陽電池パネルの棟側の端辺を保持する枠体であるため、平板状の雪止め部の両面の内、第一枠係止部側ではない方の面が、積雪を受け止めることになる。仮に、雪止め部の両面の内、第一枠係止部側の面が積雪の荷重を受けるとすると、その荷重によって雪止め部及び立壁部が傾き、第一枠体に上方から引掛けられて係止されている第一枠係止部が外れるおそれがある。これに対し、本構成では、雪止め部が積雪の荷重を受ける面とは反対側に第一枠係止部が延出しているため、積雪の荷重によって第一枠係止部の係止が外れるおそれがないものとなっている。
また、雪止め具の第一下端部は、第一枠体の底面部の下方に位置している。そのため、第一枠係止部で第一枠体に係止された雪止め具に、立壁部の下方が第一枠体に近づくように回転させる方向の外力が加わっても、第一下端部が第一枠体の底面部に当接することによって、その回転が阻止される。これにより、第一枠体及び第二枠体に挟持されている雪止め具の姿勢が、安定的に保持される。加えて、本構成の雪止め構造を構築する段階、すなわち、第一枠体及び第二枠体を屋根面に固定することにより太陽電池パネルを屋根上に設置する施工中で、雪止め具がまだ完全に第一枠体及び第二枠体に挟持されていない状態であっても、雪止め具が意図せず上記方向に回転することが抑止されるため、第一枠体及び第二枠体を屋根面に固定し、雪止め具を第一枠体及び第二枠体に挟持させる作業が行い易い。
更に、雪止め具は、第二枠体の下方に位置している第二下端部、及び、第二枠体の側面に当接している第二枠当接部の少なくとも一方を備えている。そのため、第一枠係止部で第一枠体に係止された雪止め具に、立壁部の下方が第二枠体に近づくように回転させる方向の外力が加わっても、第二下端部が第二枠体の底面部に当接することによって、或いは、第二枠当接部が第二枠体の側面に当接することによって、また或いはその両方の作用によって、上記方向の回転が阻止される。これにより、雪止め部に積雪の荷重がかかっている場合など、第一枠体及び第二枠体に挟持されている雪止め具に上記方向の外力が加わっても、雪止め具の姿勢が安定的に保持される。加えて、本構成の雪止め構造を構築する段階で、雪止め具がまだ完全に第一枠体及び第二枠体に挟持されていない状態であっても、雪止め具が意図せず上記方向に回転することが抑止されるため、第一枠体及び第二枠体を屋根面に固定し、雪止め具を第一枠体及び第二枠体に挟持させる作業が行い易い。
なお、第一下端部が「第一枠体の底面部の下方に位置している」状態、及び、第二下端部が「第二枠体の底面部の下方に位置している」状態は、それぞれ第一下端部が第一枠体の底面部に下方から当接している状態、第二下端部が第二枠体の底面部に下方から当接している状態を含むものである。
本発明にかかる雪止め構造は、上記構成に加え、「前記雪止め具の前記第一枠係止部は、前記第一枠体から外方に突出している枠突出部に係止されており、前記雪止め具は、前記第一下端部から上方に突出して前記第一枠体の側面部に当接している第一枠当接部を更に具備する」ものとすることができる。
本構成では、立壁部の上端から延出している第一枠係止部が、第一枠体から外方に突出している枠突出部に係止されているため、必然的に第一枠体の側面部と立壁部との間に空隙が生じる。第一下端部から上方に突出している第一枠当接部は、この空隙において、第一枠体の側面部に当接している。これにより、雪止め部に積雪の荷重がかかった場合など、雪止め部及び立壁部に、第二枠体側から外力が加わった場合に、雪止め部及び立壁部が受ける負荷を、第一下端部を介して立壁部と連結されて第一枠体の側面部に当接している第一枠当接部も負担する。これにより、雪止め具が、上記方向から作用する外力によって変形しにくい。
なお、第一枠当接部が立壁部に連結されることにより、第一下端部、第一枠当接部、立壁部、及び、第一枠当接部を立壁部と連結している部分で、全体として筒状を形成している構成とすれば、雪止め具の機械的強度及び剛性がより高められ、より変形しにくくなるため望ましい。
次に、本発明にかかる雪止め具は、「上下方向に延びている平板状の立壁部と、該立壁部の下端から屈曲して延出している第一下端部と、前記立壁部の上端から前記第一下端部と同一の方向に延出している第一枠係止部と、前記立壁部の上端から上方に突出している平板状の雪止め部と、前記立壁部の下端から前記第一下端部とは反対の方向に延出している第二下端部、及び、前記立壁部の下端から前記第一下端部とは反対の方向に延出していると共に上方に突出している第二枠当接部の少なくとも一方とを具備する」ものである。
これは、上記の雪止め構造に使用される雪止め具である。本構成の雪止め具は、第一枠係止部を第一枠体に係止させ、隣接する二つの太陽電池パネル間で第一枠体及び第二枠体に挟み込まれるように立壁部を配置した状態で、第一枠体及び第二枠体がそれぞれ屋根面に固定されることにより、第一枠体及び第二枠体に挟持され、屋根上に設置された状態となる。その状態で、第一下端部が第一枠体の下方に位置するように、雪止め具を設計することが可能である。また、雪止め部が第二下端部を具備する場合は第二下端部が第二枠体の底面部の下方に位置するように、第二枠当接部を具備する場合は第二枠当接部が第二枠体の側面部に当接するように、雪止め具を設計することが可能である。
太陽電池パネルが設置される屋根に、設置個数の自由度高く雪止めを設けることができる雪止め構造、及び、該雪止め構造に使用される雪止め具を、提供することができる。
本発明の第一実施形態である雪止め具の斜視図である。 図1の雪止め具を太陽電池パネルの枠体に保持させた状態の断面図である。 (a)第二実施形態の雪止め具、(b)第三実施形態の雪止め具、及び(c)第四実施形態の雪止め具、を太陽電池パネルの枠体に保持させた状態の断面図である。 本発明の雪止め具の設置を説明する分解斜視図である。 太陽電池パネルを、枠体及び固定部材を介して桟材に固定した状態を例示する断面図である。
以下、本発明の第一実施形態である雪止め具1、及び、雪止め具1を使用した雪止め構造について、図1及び図2を用いて説明する。第一実施形態の雪止め具1は、上下方向に延びている平板状の立壁部10と、立壁部10の下端から屈曲して延出している第一下端部11と、立壁部10の上端から第一下端部11と同一の方向に延出している第一枠係止部12と、立壁部10の上端から上方に突出している平板状の雪止め部20と、立壁部10の下端から第一下端部11とは反対の方向に延出している第二下端部21と、第一下端部11から上方に突出している第一枠当接部13とを具備している。
より詳細に説明すると、第一下端部11及び第二下端部21は共に平板状で連続している。第一枠係止部12は、第一下端部11とほぼ平行に延出していると共に、先端が下方に向けて鉤状に屈曲している。第一枠当接部13は、第一下端部11の端辺より立壁部10よりの位置で、第一下端部11に対してほぼ直角に立ち上がっており、その上端は第一枠係止部12の先端より少し低い高さまで至っている。第一枠当接部13の上端は、第一連結部14によって立壁部10に連結されており、第一枠当接部13、第一連結部14、立壁部10、及び、第一下端部11は、全体として筒状を呈している。雪止め部20が上下に延びる方向は、第一下端部11及び第二下端部21に対して直交している。すなわち、第一枠当接部13と雪止め部20は平行である。一方、立壁部10は上端に向かって第一枠当接部13に近づくように傾斜している。
なお、雪止め具1は、金属によって一体に形成されている。このような一体の雪止め具1は、例えば、アルミニウム等の金属の押出し成形によって形成された、軸方向に直交する断面が単一形状の長尺材を、所望の長さに切断することにより製造することができる。
雪止め具1を挟持する第一枠体50a及び第二枠体50bは、同一の構成であり、雪止め具1との位置関係においてのみ区別されるものである。第一枠体50a及び第二枠体50bは、それぞれ軸方向に直交する断面が単一形状の長尺材であり、雪止め具1と同様に金属の押出し成形によって形成することができる。
第一枠体50a及び第二枠体50bは、それぞれ上下に延びている平板状の側面部53と、側面部53の上端からほぼ直角に延出している上面部51と、上面部51より下方で側面部53から上面部51と同一の方向に延出しており、上面部51との間で太陽電池パネルPの端辺を保持する下保持部52と、側面部53の下端から上面部51及び下保持部52と同一の方向に延出している底面部55と、下保持部52とほぼ同じ高さで、側面部53から外方に(上面部51、下保持部52、及び底面部55の延出方向とは反対の方向に)突出している枠突出部54とを備えている。枠突出部54は側面部53に対して直角に突出していると共に、先端が上方に向けて鉤状に屈曲している。
雪止め具1を設置する際は、上面部51と下保持部52との間に太陽電池パネルPを保持した第一枠体50aを、底面部55の下方に空隙が形成される状態で屋根面に固定し、枠突出部54に第一枠係止部12を上方から引掛けるように係止させる。枠突出部54は先端が上方に屈曲した鉤状であり、第一枠係止部12は先端が下方に屈曲した鉤状であるため、両者が先端で係合する。次に、第一枠係止部12が枠突出部54と係合している部分を中心に雪止め具1を回転させるように、第一枠体50a側に近付け、第一枠当接部13を第一枠体50aの側面部53に当接させると共に、第一下端部11を第一枠体50aの底面部55より下方に位置させる。
この状態で、上面部51と下保持部52との間に太陽電池パネルPを保持した第二枠体50bを雪止め具1に近付け、第二枠体50bの枠突出部54を雪止め具1の立壁部10に当接させると共に、雪止め具1の第二下端部21を第二枠体50bの底面部55より下方に位置させる。その後、第二枠体50bを、底面部55の下方に空隙が形成される状態で屋根面に固定する。
これにより、雪止め具1が、ボルトやビス等の締結部材によって他の部材に固定されることなく、第一枠体50a及び第二枠体50bによって挟持されるのみで屋根上に設置された状態となる。すなわち、屋根上に隣接して配されている太陽電池パネルPの内、軒側に配されている太陽電池パネルPの棟側の端辺を保持して屋根面に固定されている第一枠体50a、及び、棟側に配されている太陽電池パネルPの軒側の端辺を保持して屋根面に固定されている第二枠体50bによって、雪止め具1が挟持されている雪止め構造、が形成される。
より具体的に説明すると、この雪止め構造は上記の雪止め構造において、雪止め具1は、上下方向に延びている平板状で、第一枠体50a及び第二枠体50bの間に位置している立壁部10と、立壁部10の下端から屈曲して延出し第一枠体50aの底面部55の下方に位置している第一下端部11と、立壁部10の上端から第一下端部11と同一の方向に延出して第一枠体50aの側面部53から外方に突出している枠突出部54に上方から引掛けられて係止されている第一枠係止部12と、立壁部10の上端から、第一枠体50a及び第二枠体50bの上面部51より高い高さまで突出している平板状の雪止め部20と、立壁部10の下端から第一下端部11とは反対の方向に延出して第二枠体50bの底面部55の下方に位置している第二下端部21と、第一下端部11から上方に突出して第一枠体50aの側面部53に当接している第一枠当接部13と、第一枠当接部13の上端を立壁部10と連結している第一連結部14とを備えており、第一枠体50a及び第二枠体50bは、それぞれの底面部55の下方に空隙が形成されるように屋根面に固定されている雪止め構造、である。
なお、本実施形態では、第一下端部11及び第二下端部21は、それぞれ第一枠体50a及び第二枠体50bの底面部55にほぼ当接している。これは、後述の第二実施形態〜第四実施形態の雪止め構造でも同様である。
ここで、第一枠体50a及び第二枠体50bを、それぞれの底面部55の下方に空隙が形成されるように屋根面に固定するには、例えば、図4に示すように、屋根面に屋根の流れ方向に平行に長尺の桟材90を並設し、固定部材70を介して第一枠体50a及び第二枠体50bを桟材90に取り付ける。これにより、桟材90と桟材90との間では、第一枠体50a及び第二枠体50bの底面部55は桟材90の高さ分だけ屋根面より高く位置し、下方に空隙が形成される。
また、図5(a),(b)に例示するように、第一枠体50a及び第二枠体50bを桟材90に固定する固定部材80であって、第一枠体50a及び第二枠体50bそれぞれの底面部55を、桟材90の上面より高い位置で載置する載置部82,82bを有する固定部材80を使用すれば、桟材90の向きは問わない。つまり、枠体が桟材の上面に載置されるように桟材に固定される場合は、桟材を屋根の流れ方向に対して平行としなければ、枠体の底面部の下方に空隙が形成されることがない。これに対し、第一枠体50a及び第二枠体50bが、その底面部55が桟材90の上面より高い位置となるように固定部材によって固定される場合は、桟材90の方向が屋根の流れ方向であっても、桟材90の方向が屋根の横方向(流れ方向に直交する方向)であっても、問題なく第一枠体50aと第二枠体50bとの間に雪止め具1を挟持させることができる。
ここで、図5の固定部材80を具体的に説明すると、固定部材80は二つの固定具80a,80bからなる。固定具80aは、桟材90の上面に載置される平板状の基部81と、基部81の一端に連設された縦長の筒状で、その上面が第一枠体50aの枠突出部54を載置する載置部82となっていると共に、基部81から載置部82までの高さが第一枠体50aにおける底面部55から枠突出部54までの高さより高く設定された筒部83とを有している。基部81には、ボルトを挿通する孔部85が穿設されている。
一方、固定具80bは、固定具80aの基部81に載置される平板状の基部81bと、基部81bの一端から立ち上がり上方に延びている支持壁86と、支持壁86の上端から両側に延出している係止押圧部87と、支持壁86の途中から基部81bと同一の方向に延出している第二載置部82bとを有している。第二載置部82bは、第二枠体50bの底面部55を載置する部分である。基部81bには、ボルトを挿通する孔部85bが穿設されている。基部81bの端部と第二載置面82bの端部とは、支持壁86とは反対側で連結壁83bによって連結されており、基部81b、第二載置部82b、連結壁83b、及び、支持壁86の一部で、全体として扁平な筒状を呈している。係止押圧部87は、縦断面で支持壁86とT字を形成しており、両先端はそれぞれ下方に向けて鉤状に屈曲している。
このような構成の固定部材80で第一枠体50a及び第二枠体50bを桟材90に固定する際は、まず、固定具80bの孔部85b及び固定具80aの孔部85に上から挿通したボルト99を、桟材90の軸方向に沿って上面に設けられたスリット90s(図4参照)を通し、スライド体91に設けられた雌ネジ部91bと螺合させる。スライド体91はスリット91sを通過しない大きさである。ボルト99を雌ネジ部91bに対して完全には締め付けていない仮留め状態で、太陽電池パネルPを保持している第一枠体50aの枠突出部54を、固定具80aの載置部82に載置すると共に、固定具80bの係止押圧部87を第一枠体50aの枠突出部54に上方から引掛ける。枠突出部54は先端が上方に屈曲した鉤状であるため、先端が下方に向けて鉤状に屈曲している係止押圧部87と係合する。この状態で、ボルト99を雌ネジ部91bに対して締め付け、固定部材80を桟材90に固定すると共に、固定部材80を介して第一枠体50aを桟材90に固定する。
次に、太陽電池パネルPを保持している第二枠体50bを、軒側より棟側が高くなるように斜めにした状態で、第二枠体50bの枠突出部54の先端を係止押圧部87の先端に下方からあてがい、この接触点を中心に第二枠体50bを回転させるように移動させ、第二枠体50bの枠突出部54を係止押圧部87の下方に押し込むと共に、第二枠体50bの底面部55を固定具80bの第二載置部82b上に載置する。これにより、第一枠体50a及び第二枠体50bの枠突出部54が、それぞれ係止押圧部87によって上方から押圧されるように、固定具80bに対して固定される。従って、第一枠体50a及び第二枠体50bが、それぞれの底面部55が桟材90の上面より高い位置となるように、すなわち、第一枠体50a及び第二枠体50bそれぞれの底面部55の下方に空隙が形成されるように桟材90に固定され、桟材90を介して屋根面に固定された状態となる。
なお、図4及び図5を用いて例示した、第一枠体50a及び第二枠体50bを屋根面に固定する方法及び固定構造は、後述の第二実施形態〜第四実施形態の雪止め構造においても同様である。
上記のように、第一実施形態の雪止め具1及び雪止め構造によれば、雪止め具1は第一枠体50a及び第二枠体50bに挟持されるのみによって屋根上に設置されるため、第一枠体50a及び第二枠体50bを屋根面に固定するめの部材の数とは無関係に、高い自由度で雪止め具1の設置個数を設定することができる。また、雪止め具1自体をボルトやビス等の締結部材で他の部材に固定する必要がないため、雪止め構造を簡易に構築することができる。
第一枠体50a及び第二枠体50bは、それぞれ屋根の横方向に延びる枠体であるため、これらの枠体に挟持のみによって保持されている雪止め具1が、自重や積雪の重みによって移動するおそれがなく、安定して保持される。
第一枠係止部12は、軒側の第一枠体50aの枠突出部54に上方から引掛けられて係止されているため、雪止め部20に棟側から積雪の荷重がかかった際に、第一枠係止部12の係止が外れるおそれがないものとなっている。加えて、第一実施形態では立壁部10が上方に向かって軒側に傾斜しているため、雪止め部20に積雪の荷重がかかることによる、雪止め部20と立壁部10との境界付近における応力の発生が抑制されている。
加えて、第一下端部11から上方に突出した第一枠突出部13が第一枠体50aの側面部53に当接しているため、雪止め部20に積雪の荷重がかかった際に、雪止め部20及び立壁部10が受ける負荷を、第一枠当接部13も負担する。これにより、雪止め具1が積雪の荷重で変形しにくい。特に、第一実施形態では第一枠当接部13が第一連結部14で立壁部10と連結されており、第一下端部11、第一枠当接部13、第一連結部14、及び、立壁部10が全体で筒状を形成しているため、雪止め具1の機械的強度及び剛性がより高められている。
第一下端部11は、第一枠体50aの底面部55の下方に位置しほぼ当接しているため、立壁部10の下方が第一枠体50aに近づくように雪止め部20を回転させる方向に外力が作用しても、第一下端部11によって、その回転が阻止される。また、第二下端部21は、第二枠体50bの底面部55の下方に位置しほぼ当接しているため、立壁部10の下方が第二枠体50bに近づくように雪止め部20を回転させる方向に外力が作用しても、第二下端部21によって、その回転が阻止される。従って、雪止め構造において雪止め具1の姿勢が安定していると共に、雪止め構造を構築する段階で、雪止め具1がまだ完全に第一枠体50a及び第二枠体50bに挟持されていない状態であっても、雪止め具1が意図せず回転することが抑止され、第一枠体50a及び第二枠体50bを屋根面に固定し、雪止め具1を第一枠体50a及び第二枠体50bに挟持させる作業が行い易い。
次に、第二実施形態の雪止め具2及び雪止め構造について、図3(a)を用いて説明する。第二実施形態の雪止め具2が第一実施形態の雪止め具1と相違している点は、立壁部10bが雪止め部20と同一の方向に延び、第一下端部11とほぼ直角をなしている点、及び、第一下端部11から上方に突出している第一枠当接部13bが、第一実施形態の第一枠当接部13に比べて高さが低く、立壁部10bと連結されていない点である。
第二実施形態の雪止め具2を挟持する第一枠体50c及び第二枠体50dが、第一実施形態の雪止め具2を挟持する第一枠体50a及び第二枠体50bと相違している点は、枠突出部54bが第一枠体50cの側面部53から突出する長さが、第一実施形態の枠突出部54より小さい点、底面部55から側面部53と平行に立ち上がった連結壁56によって、下保持部52の先端部が底面部55と連結されている点である。
雪止め具2の設置は、第一実施形態と同様に行うことができる。これにより、次のような雪止め構造が形成される。すなわち、屋根上に隣接して配されている太陽電池パネルPの内、軒側に配されている太陽電池パネルPの棟側の端辺を保持して屋根面に固定されている第一枠体50c、及び、棟側に配されている太陽電池パネルPの軒側の端辺を保持して屋根面に固定されている第二枠体50dによって雪止め具2が挟持されており、雪止め具2は、上下方向に延びている平板状で、第一枠体50c及び第二枠体50dの間に位置している立壁部10bと、立壁部10bの下端から屈曲して延出し第一枠体50cの底面部55の下方に位置している第一下端部11と、立壁部10bの上端から第一下端部11と同一の方向に延出して第一枠体50cの側面部53から外方に突出した枠突出部54bに上方から引掛けられて係止されている第一枠係止部12と、立壁部10bの上端から、第一枠体50c及び第二枠体50dの上面部51より高い高さまで突出している平板状の雪止め部20と、立壁部10bの下端から第一下端部11とは反対の方向に延出して第二枠体50dの底面部55の下方に位置している第二下端部21と、第一下端部11から上方に突出して第一枠体50cの側面部53に当接している第一枠当接部13bとを備えており、第一枠体50c及び第二枠体50dは、それぞれの底面部55の下方に空隙が形成されるように屋根面に固定されている雪止め構造、である。
第二実施形態の雪止め具2及び雪止め構造によっても、第一実施形態と同様の作用効果を得ることができる。枠突出部54bの突出長さが小さく、雪止め具2の立壁部10bが第一枠体50cの側面部53と近接しているため、第一枠当接部13bの突出高さが第一実施形態の第一枠当接部13より低くても同様の作用効果を奏する。
次に、第三実施形態の雪止め具3及び雪止め構造について、図3(b)を用いて説明する。第三実施形態の雪止め具3が第二実施形態の雪止め具2と相違している点は、第一枠係止部12bが鉤状を呈しておらず第一下端部11と平行に延びている点、第一枠当接部を備えていない点、立壁部10bの下端から第一下端部11とは反対の方向に延出していると共に上方に突出している第二枠当接部23を備えている点である。
第三実施形態の雪止め具3を挟持する第一枠体50e及び第二枠体50fが、第二実施形態の雪止め具3を挟持する第一枠体50c及び第二枠体50dと相違している点は、枠突出部を備えていない点である。
第三実施形態の雪止め構造が第二実施形態と相違する点は、雪止め具3の第一枠係止部12bが第一枠体50eの上面部51に上方から引掛けられて係止されている点、立壁部10bが第一枠体50eの側面部53と当接している点、第二枠当接部23が第二枠体50fの側面部53と当接している点である。すなわち、屋根上に隣接して配されている太陽電池パネルPの内、軒側に配されている太陽電池パネルPの棟側の端辺を保持して屋根面に固定されている第一枠体50e、及び、棟側に配されている太陽電池パネルPの軒側の端辺を保持して屋根面に固定されている第二枠体50fによって雪止め具3が挟持されており、雪止め具3は、上下方向に延びている平板状で、第一枠体50e及び第二枠体50fの間に位置している立壁部10bと、立壁部10bの下端から屈曲して延出し第一枠体50eの底面部55の下方に位置している第一下端部11と、立壁部10bの上端から第一下端部11と同一の方向に延出して第一枠体50eの上面部51に上方から引掛けられて係止されている第一枠係止部12bと、立壁部10bの上端から、第一枠体50e及び第二枠体50fの上面部51より高い高さまで突出している平板状の雪止め部20と、立壁部10bの下端から第一下端部11とは反対の方向に延出して第二枠体50fの底面部55の下方に位置している第二下端部21と、立壁部10bの下端から第一下端部11とは反対の方向に延出していると共に上方に突出し、第二枠体50fの側面部53に当接している第二枠当接部23とを備えており、第一枠体50e及び第二枠体50fは、それぞれの底面部55の下方に空隙が形成されるように屋根面に固定されている雪止め構造、である。
第三実施形態の雪止め具3及び雪止め構造によっても、第一実施形態及び第二実施形態と同様の作用効果を得ることができる。第二枠当接部23は、雪止め具3を回転させるような外力に抗すると共に、第一枠体50eと第二枠体50fとの間隔を調整するスペーサ的な役割を兼ねている。
次に、第四実施形態の雪止め具4及び雪止め構造について、図3(c)を用いて説明する。第四実施形態の雪止め具4が第三実施形態の雪止め具3と相違している点は、第二下端部を備えていない点である。
第一枠体50e及び第二枠体50fについては、第三実施形態と同一である。従って、第四実施形態の雪止め構造は、屋根上に隣接して配されている太陽電池パネルPの内、軒側に配されている太陽電池パネルPの棟側の端辺を保持して屋根面に固定されている第一枠体50e、及び、棟側に配されている太陽電池パネルPの軒側の端辺を保持して屋根面に固定されている第二枠体50fによって雪止め具4が挟持されており、雪止め具4は、上下方向に延びている平板状で、第一枠体50e及び第二枠体50fの間に位置している立壁部10bと、立壁部10bの下端から屈曲して延出し第一枠体50eの底面部55の下方に位置している第一下端部11と、立壁部10bの上端から第一下端部11と同一の方向に延出して第一枠体50eの上面部51に上方から引掛けられて係止されている第一枠係止部12と、立壁部10bの上端から、第一枠体50e及び第二枠体50fの上面部51より高い高さまで突出している平板状の雪止め部20と、立壁部10bの下端から第一下端部11とは反対の方向に延出していると共に上方に突出し、第二枠体50fの側面部53に当接している第二枠当接部23とを備えており、第一枠体50e及び第二枠体50fは、それぞれの底面部55の下方に空隙が形成されるように屋根面に固定されている雪止め構造、である。
第四実施形態の雪止め具4及び雪止め構造によっても、第一実施形態〜第三実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記の第一実施形態及び第二実施形態の構成に加え、更に第二枠当接部を備える雪止め具、つまり、第一枠当接部と第二枠当接部の双方を備えた雪止め具、及び、該雪止め具を使用した雪止め構造とすることができる。
また、上記では、第一枠当接部が平板状で、第二枠当接部が厚みのあるブロック状である場合を図示により例示したが、これに限定されるものではなく、第一枠当接部がブロック状であってもよいし、第二枠当接部が立壁部より離れた位置から上方に立設している平板状の構成であってもよい。
1,2,3,4 雪止め具
10,10b 立壁部
11 第一下端部
12,12b 第一枠係止部
13,13b 第一枠当接部
20 雪止め部
21 第二下端部
23 第二枠当接部
50a,50c,50e 第一枠体
50b,50d,50f 第二枠体
54,54b 枠突出部
P 太陽電池パネル
特許第3776631号公報

Claims (3)

  1. 屋根上に隣接して配されている太陽電池パネルの内、軒側に配されている太陽電池パネルの棟側の端辺を保持して屋根面に固定されている第一枠体、及び、棟側に配されている太陽電池パネルの軒側の端辺を保持して屋根面に固定されている第二枠体によって、雪止め具が挟持されており、
    前記雪止め具は、
    上下方向に延びている平板状で、前記第一枠体及び前記第二枠体の間に位置している立壁部と、
    該立壁部の下端から屈曲して延出し、前記第一枠体の底面部の下方に位置している第一下端部と、
    前記立壁部の上端から前記第一下端部と同一の方向に延出して、前記第一枠体に上方から引掛けられて係止されている第一枠係止部と、
    前記立壁部の上端から、前記第一枠体及び前記第二枠体の上面部より高い高さまで突出している平板状の雪止め部と、
    前記立壁部の下端から前記第一下端部とは反対の方向に延出して、前記第二枠体の底面部の下方に位置している第二下端部、及び、前記立壁部の下端から前記第一下端部とは反対の方向に延出していると共に上方に突出し、前記第二枠体の側面部に当接している第二枠当接部の少なくとも一方と
    を備えており、
    前記第一枠体及び前記第二枠体は、それぞれの底面部より下方に空隙が形成されるように屋根面に固定されている
    ことを特徴とする雪止め構造。
  2. 前記雪止め具の前記第一枠係止部は、前記第一枠体から外方に突出している枠突出部に係止されており、
    前記雪止め具は、前記第一下端部から上方に突出して前記第一枠体の側面部に当接している第一枠当接部を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪止め構造。
  3. 請求項1または請求項に記載の雪止め構造に使用される雪止め具であって、
    上下方向に延びている平板状の立壁部と、
    該立壁部の下端から屈曲して延出している第一下端部と、
    前記立壁部の上端から前記第一下端部と同一の方向に延出している第一枠係止部と、
    前記立壁部の上端から上方に突出している平板状の雪止め部と、
    前記立壁部の下端から前記第一下端部とは反対の方向に延出している第二下端部、及び、前記立壁部の下端から前記第一下端部とは反対の方向に延出していると共に上方に突出している第二枠当接部の少なくとも一方と
    を具備することを特徴とする雪止め具。
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