JP6130873B2 - インデックスシートおよびそれを含む帳面 - Google Patents
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Description
また、この発明の背景となる従来のインデックスシートの一例が、たとえば特開2009−255416号公報に開示されている(特許文献2参照)。特許文献2に開示されているインデックスシートは、左右一対の縁部及び上下一対の縁部を有するシート本体の少なくとも一縁部に沿う内側に、折り返し可能なインデックスタブ(インデックス部)を設け、当該インデックスタブは、前記一縁部の外側に折り返すことにより前記シート本体の縁部から突出することを特徴とするものである。このインデックスシートは、汎用タイプのプリンタを用いてインデックスタブに印字を行うことのできるインデックスシートを提供することを目的として考えられたものである。
この場合、特許文献1に開示されている見出しシートおよび特許文献2に開示されているインデックスシートでは、それぞれ、綴じ具に綴じられた複数枚の用紙を適宜な枚数に区分けすることができるが、綴じ具から一旦外して適宜な位置で綴じ具に綴じ直さなければ、綴じ具に綴じられた複数枚の用紙の区分けする枚数を変更することができない。したがって、複数枚の用紙の区分けする枚数を変更するのに手間が掛かっていた。
この発明の他の目的は、複数枚の用紙とともに綴じ具に綴じられた場合に、綴じ具から外さなくても、綴じ具に綴じられた複数枚の用紙の区分けする枚数を容易に変更することができるインデックスシートを含む帳面を提供することである。
この発明に係るインデックスシートは、複数枚の用紙とともに綴じ具によって綴じられ、複数枚の用紙の索引に用いるためのインデックスシートであって、綴じ具が挿通される綴じ孔を有する取付け部、取付け部からのびて形成され、綴じ具に綴じられた用紙の面に接するように配置される支持部、支持部からのびて形成され、綴じ具に綴じられた用紙の外側に突出するインデックス部、およびインデックス部に固着され、かつ、綴じ具に綴じられた複数枚の用紙間のいずれの間にも挿入可能なように変形可能に形成されたしおり部を有する、インデックスシートである。
好ましくは、この発明に係るインデックスシートは、インデックス部の近傍で、しおり部を折り曲げ可能にするために、しおり部に屈曲可能部が形成された、インデックスシートである。
好ましくは、この発明に係るインデックスシートは、直ぐ下面に綴じられた用紙に画線を書き込むことのできる空間を形成する書込み可能部が、取付け部の境界および支持部の境界のうちの少なくとも一つに続いて形成された、インデックスシートである。
この発明に係る帳面は、表紙、表紙に形成された綴じ具、綴じ具に綴じられた複数の用紙、および複数の用紙ととともに綴じ具に綴じられる請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のインデックスシートを含む、帳面である。
特に、この発明にかかるインデックスシートでは、しおり部が、インデックス部からのびて形成され、かつ、綴じ具に綴じられた複数枚の用紙間のいずれの間にも挿入可能なように変形可能に形成されている場合、多数枚の用紙を適宜な枚数に簡単に区分けすることができ、用紙をめくる際に邪魔になりにくくて用紙がめくりやすく、しかも、用紙に画線を書き込む際に邪魔になりにくくて用紙に画線を書き込みやすい。
また、この発明にかかるインデックスシートでは、しおり部が、インデックス部に取り付けられ、かつ、綴じ具に綴じられた複数枚の用紙間のいずれの間にも挿入可能なように変形可能に形成されている場合、しおり部が用紙から浮き上がりにくくて邪魔になりにくく、しかも、用紙間から外れにくい。
さらに、この発明にかかるインデックスシートにおいて、インデックス部の近傍で、しおり部を折り曲げ可能にするために、しおり部に形成された屈曲可能部により、支持部の面に近づく方向に折り曲げると、しおり部の浮き上がりを防止することができ、且つ支持部の面から遠のく方向に折り曲げると、しおり部を綴じ具に綴じられた複数枚の用紙間に挿入しやすくなる。
この発明にかかるインデックスシートにおいて、直ぐ下面に綴じられた用紙に画線を書き込むことのできる空間を形成する書込み可能部が、前記取付け部の境界および前記支持部の境界のうちの少なくとも一つに続いて形成された場合、直ぐ下面に綴じられた用紙に画線を書き込みやすい。
明細書および特許請求の範囲において記載する高さ方向とは、表紙の上下方向および綴じ具の長手方向、並びに綴じ具に綴じられる用紙またはインデックスシートの綴じ代に沿う方向のことをいう。また、幅方向とは、当該高さ方向に直交する方向のことをいう。
以下、この発明の一実施の形態に係る帳面について、図面を参照しながら説明する。図1は、この実施の形態に係る帳面の見開いた状態を示す斜視図である。また、図2は、この実施の形態に係る帳面が備えるインデックスシートを用いて、複数枚の用紙の区分けする枚数を変更する様子を示す斜視図である。この実施の形態に係る帳面10は、図1に示すように、ポリプロピレンなどの合成樹脂などで形成された表紙12と、表紙12の内面に固定された綴じ具70と、綴じ具70によって表紙12に綴じられた複数枚の用紙90と、同じく綴じ具70によって表紙12に綴じられた透明または半透明のポリプロピレンなどの合成樹脂等で形成されたインデックスシート100とを備える。なお、インデックスシート100は、ともに綴じ具70によって綴じられる複数枚の用紙90よりも剛性の高いその他の材料、例えば、厚紙などで形成されてもよい。
図3は、図1に示す帳面に用いられる表紙の見開いた状態を内側から見たときの平面図である。また、図4は、図1に示す帳面に用いられる表紙の見開いた状態を外側から見たときの平面図である。表紙12は、図3および図4に示すように、表表紙部20と、裏表紙部40と、表表紙部20および裏表紙部40を接続する背表紙部68とを含む。
図5は、図1および図2に示す帳面に用いられる表紙および綴じ具の見開いた状態を内側から見たときの平面図である。また、図6は、図5に示す表紙および綴じ具のVI−VI断面図である。綴じ具70は、図5および図6に示すように、長手方向にのびる軸部材72と、軸部材72上に一体的に等間隔に並んで形成された複数のリング部80とを含む。軸部材72は、背表紙部68に沿ってのびる本軸部74と、本軸部74の背表紙部68側に直線状に互いに所定の距離だけ離間して並んで突設される複数の第2の固定凸孔76とを有する。第2の固定凸孔76それぞれは、軸部材72がのびる方向に貫通する孔を有する。また、第2の固定凸孔76それぞれは、上述した直線状に互いに所定の距離だけ離間して並んで形成される第1の固定凸孔46の間に入り込むように形成される。
図8は、図1および図2に示す帳面に用いられる用紙を示す平面図である。用紙90は、図8に示すように、略矩形状であり、幅方向の一方の端辺には、リング部80それぞれに対応した位置に綴じ孔98が形成される。綴じ孔98は、リング部80を挿通するために設けられる。用紙90を平面視したときの面積は、表表紙部20または裏表紙部40を平面視したときの面積よりやや小さい。すなわち、裏表紙部40に固定された綴じ具70に用紙90を綴じ、表紙12を閉じた状態にして平面視すると、表表紙部20が被さって、用紙90を視認できない態様となる。この綴じ孔98それぞれに上述したリング部80の他方の端部80bそれぞれが挿通されることにより、用紙90は綴じ具70に綴じられる。綴じ孔98それぞれを平面視したときの面積は、リング部80それぞれをその延びる方向に直交して切断したときの断面積よりも大きい。こうすることにより、用紙90の綴じ孔98それぞれにリング部80それぞれを挿通することができ、且つ綴じ具70に綴じられた状態の用紙90をスムーズにめくることができる。
インデックスシート100は、綴じ具70に一緒に綴じられた複数枚の用紙90の索引に用いるためのものであり、複数枚存在する。
インデックスシート100は、第1のシート140、第2のシート120および第3のシート160を含む。第1のシート140、第2のシート120および第3のシート160それぞれは、後述するインデックス部146,126,166をそれぞれ有するが、そのインデックス部146,126,166が、高さ方向において互いに異なる位置に形成される。
図9は、図1および図2に示す帳面に用いられる第1のシートを示す平面図である。第1のシート140は、長手方向にのび、その幅方向の一方の端辺が綴じ具70に綴じられる取付け部142と、取付け部142の幅方向の他方の端辺からのびるように形成された支持部144とを含む。取付け部142および支持部144を合わせた幅方向の寸法は、一緒に綴じられる用紙90の幅方向の寸法にほぼ等しい。また、支持部144の先端には、用紙90とともに綴じ具70に綴じられたときに、用紙90の外側(図中右側)に突出するインデックス部146が形成される。また、インデックス部146の先端からのびるように、しおり部147が形成される。取付け部142と、支持部144と、インデックス部146と、しおり部147とは、一体的に形成される。
図11は、図1および図2に示す帳面に用いられる第2のシートを示す平面図である。第2のシート120は、その構成が、インデックス部126の形成される位置、およびしおり部が形成されないことを除いて、上述した第1のシート140と同様である。すなわち、第2のシート120は、長手方向にのび、その幅方向の一方の端辺が綴じ具70に綴じられる取付け部122と、取付け部122の幅方向の他方の端辺からのびるように形成された支持部124とを含む。取付け部122および支持部124を合わせた幅方向の寸法は、一緒に綴じられる用紙90の幅方向の寸法にほぼ等しい。また、支持部124の先端には、用紙90とともに綴じ具70に綴じられたときに、用紙90の外側(図中右側)に突出するインデックス部126が形成される。取付け部122と、支持部124と、インデックス部126とは、一体的に形成されている。
図12は、図1および図2に示す帳面に用いられる第3のシートを示す平面図である。第3のシート160は、図12に示すように、その構成が、インデックス部166の形成される位置を除いて、上述した第2のシート120と同様である。すなわち、第3のシート160は、長手方向にのび、その幅方向の一方の端辺が綴じ具70に綴じられる取付け部162と、取付け部162の幅方向の他方の端辺からのびるように形成された支持部164と、支持部164の先端からのびるように形成されたインデックス部166とを含む。取付け部162および支持部164を合わせた幅方向の寸法は、一緒に綴じられる用紙90の幅方向の寸法にほぼ等しい。支持部164の先端には、用紙90とともに綴じ具70に綴じられたときに、用紙90の外側(図中右側)に突出するインデックス部166が形成される。取付け部162と、支持部164と、インデックス部166とは、一体的に形成されている。
図13は、図1および図2に示す帳面の、第1のシートが積層された複数枚の用紙の最も上にある用紙の上面(すなわち、最上面)となるように見開いた状態を示す平面図である。図13に示す帳面10は、表紙12に綴じ具70を固定し、この綴じ具70に、第1のシート140、複数枚の用紙90、第2のシート120、複数枚の用紙90、第3のシート160および複数枚の用紙90を順に綴じることにより得る。表紙12に固定された綴じ具70に、第1のシート140、第2のシート120、第3のシート160および複数枚の用紙90を綴じる手順は、下記の通りである。
図18は、この発明の一実施の形態に係る帳面が備える第1のシートの第1の変形例について示す平面図である。また、図19は、この変形例のしおり部147を折返し部146aで折り返した様子を示す平面図であり、図10(A)が表表紙側から見たときの平面図、図10(B)が裏表紙側から見たときの平面図である。なお、図10(A)において、しおり部147の支持部144が被さって見えない部分を破線で示してある。この変形例の帳面10は、しおり部147において、インデックス部146の先端側端辺の近傍に屈曲可能部149が形成されることを除いて、上記した実施の形態に係る帳面10と同様である。したがって、同一の構成には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
図20は、この発明の一実施の形態に係る帳面が備える第1のシートの第2の変形例についての平面図であり、図20(A)が表表紙側から見たときの平面図、図20(B)が裏表紙側から見たときの平面図である。この変形例の帳面10は、第1のシート140のインデックス部146と、しおり部147とを互いに固着するための固着部145a,145bが形成されることを除いて、上記した実施の形態に係る帳面10と同様である。したがって、同一の構成には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
図21は、この発明の一実施の形態に係る帳面が備える第1のシートの第3の変形例について示す平面図であり、図21(A)がしおり部147を除く部分の平面図であり、図21(B)がしおり部147を示す平面図である。また、図22は、この変形例についての平面図であり、図22(A)が表表紙側から見たときの平面図、図22(B)が裏表紙側から見たときの平面図である。この変形例の帳面10は、しおり部147が別部材であることを除いて、上記した第2の変形例の帳面10と同様である。したがって、同一の構成には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
図23は、この発明の一実施の形態に係る帳面が備える第1のシートの第4の変形例について示す平面図であり、図23(A)が表表紙側から見たときの平面図、図23(B)が裏表紙側から見たときの平面図である。この変形例の帳面10は、しおり部147において、インデックス部146の先端側端辺の近傍に屈曲可能部149が形成されることを除いて、上記した実施の形態に係る帳面10と同様である。したがって、同一の構成には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。この変形例の第1のシート140は、しおり部147と、インデックス部146とが、上記した第2の変形例および第3の変形例と同様に固着部145a,145bにより固着されており、且つしおり部147のインデックス部146の先端側端辺の近傍には、図23(B)中一点鎖線で示す屈曲可能部149が形成される。これにより、屈曲可能部147を支持部144の面に近づく方向に折り曲げると、しおり部147の浮き上がりを防止することができ、且つ屈曲可能部147を支持部144の面から遠のく方向に折り曲げると、しおり部147を綴じ具70に綴じられた複数枚の用紙90間に挿入しやすくなる。
図24は、この発明の一実施の形態に係る帳面の第5の変形例の第1のシートが積層された複数枚の用紙の最も上にある用紙の上面(すなわち、最上面)となるように見開いた状態を示す平面図である。この変形例に係る第1のシート140は、長手方向にのび、その幅方向の一方の端辺が綴じ具70に綴じられる帯状の取付け部142と、取付け部142の幅方向の他方の端辺の略中央部よりも上側から帯状にのびるように形成された支持部144とを含む。ここで、略中央部よりも上側とは、支持部144の幅方向の寸法だけ略中央部よりも上側のことをいう。取付け部142および支持部144を合わせた幅方向の寸法は、一緒に綴じられる用紙90の幅方向の寸法にほぼ等しい。また、支持部144の先端には、用紙90とともに綴じ具70に綴じられたときに、用紙90の外側(図中右側)に突出するインデックス部146が形成される。また、インデックス部146の先端からのびるようにしおり部127が形成される。取付け部142と、支持部144と、インデックス部146と、しおり部127とは一体的に形成されている。
図27は、この発明の一実施の形態に係る帳面の第6の変形例の第1のシートが積層された複数枚の用紙の最も上にある用紙の上面(すなわち、最上面)となるように見開いた状態を示す平面図である。なお、この変形例の帳面10は、第1のシート140の取付け部を除いて、上記した第5の変形例と同様である。したがって同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
図28は、この発明の一実施の形態に係る帳面の第6の変形例の第1のシートが積層された複数枚の用紙の最も上にある用紙の上面(すなわち、最上面)となるように見開いた状態を示す平面図である。なお、この変形例の帳面10は、第1のシート140の支持部を除いて、上記した第6の変形例と同様である。したがって同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
図29は、この発明の一実施の形態に係る帳面の第8の変形例の第1のシートが積層された複数枚の用紙の最も上にある用紙の上面(すなわち、最上面)となるように見開いた状態を示す平面図である。なお、この変形例の帳面10は、第1のシート140のインデックス部の形状を除いて、上記した第7の変形例と同様である。したがって同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。取付け部142の軸線をL1、支持部144の軸線をL2、インデックス部146の軸線をL3として、図中一点鎖線で示す。支持部144の軸線L2は、取付け部142の軸線L1と直交した方向(交差した方向)にのびる。また、インデックス部146の軸線L3は、取付け部142の軸線L1に平行またはほぼ平行にのびる。支持部144の上端辺144aと下端辺144bとは、互いに平行またはほぼ平行である。そして、上端辺144aと下端辺144bとの間の中心を通る線が軸線L2である。
図30は、この発明の一実施の形態に係る帳面の第9の変形例の第1のシートが積層された複数枚の用紙の最も上にある用紙の上面(すなわち、最上面)となるように見開いた状態を示す平面図である。なお、この変形例の帳面10は、第1のシート140の支持部を除いて、上記した第6の変形例と同様である。したがって同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。取付け部142の軸線をL1、支持部144の軸線をL2、インデックス部146の軸線をL3として、図中一点鎖線で示す。支持部144の軸線L2は、取付け部142の軸線L1の斜め下方向(交差した方向)にのびる。また、インデックス部146の軸線L3は、取付け部142の軸線L1に平行またはほぼ平行にのびる。支持部144の上端辺144aと下端辺144bとは、互いに平行またはほぼ平行である。そして、上端辺144aと下端辺144bとの間の中心を通る線が軸線L2である。したがって、第1のシート140のこの変形例は、高さ方向において、インデックス部144の中央部が取付け部142の中央部よりも下方に位置する。なお、支持部144は、図中斜め上方向にのびた形状であってもよい。このように、支持部146は、取付け部142の軸線方向(L1方向)に交差した方向にのびるように形成されていればよい。
図31は、この発明の一実施の形態に係る帳面の第10の変形例の第1のシートが積層された複数枚の用紙の最も上にある用紙の上面(すなわち、最上面)となるように見開いた状態を示す平面図である。なお、この変形例の帳面10は、第1のシート140の支持部を除いて、上記した第9の変形例と同様である。したがって同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
図32は、この発明の一実施の形態に係る帳面の第10の変形例の第1のシートが積層された複数枚の用紙の最も上にある用紙の上面(すなわち、最上面)となるように見開いた状態を示す平面図である。なお、この変形例の帳面10は、第1のシート140の支持部を除いて、上記した第6〜10の変形例と同様である。したがって同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。取付け部142の軸線をL1、支持部144の軸線をL2、インデックス部146の軸線をL3として、図中一点鎖線で示す。支持部144の軸線L2は、取付け部142の軸線L1と交差した方向にのびる。また、インデックス部146の軸線L3は、取付け部142の軸線L1に平行またはほぼ平行にのびる。
なお、上記した一実施の形態および第1〜4の変形例では、第1のシート140のインデックス部146およびしおり部147が、高さ方向において、第2のシート120および第3のシート160の間にある場合について説明し、且つ第5〜11の変形例では、第1のシート140のインデックス部146およびしおり部147が、高さ方向において、第2のシート120および第3のシート160の上方に形成される場合について説明した。しかしながら、この場合に限られず、しおり部147を有する第1のシート140は、高さ方向において、第2のシート120および第3のシート160の下方に形成されてもよい。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
12 表紙
20 表表紙部
20a 内面
20b 外面
22 リング嵌合孔
24 仮留め凸部
30 表インデックス覗見凹部
32 第2の表インデックス覗見凹部
34 第1の表インデックス覗見凹部
36 第3の表インデックス覗見凹部
40 裏表紙部
42 固定部
44 固定凹部
46 第1の固定凸孔
52 係合部
54 係合凹部
56 係合孔
58 係合円弧凸部
60 裏インデックス覗見凹部
62 第2の裏インデックス覗見凹部
64 第1の裏インデックス覗見凹部
66 第3の裏インデックス覗見凹部
68 背表紙部
70 綴じ具
72 軸部材
74 本軸部
76 第2の固定凸孔
80 リング部
80a 一方の端部
80b 他方の端部
90 用紙
98 綴じ孔
100 インデックスシート
102 取付け部
104 支持部
106 インデックス部
120 第2のシート
122 取付け部
124 支持部
126 インデックス部
128 綴じ孔
130 書込み可能部
140 第1のシート
142 取付け部
144 支持部
145 固着部
146 インデックス部
146a 折返し部
147 しおり部
148 綴じ孔
149 屈曲可能部
150 書込み可能部
160 第3のシート
162 取付け部
164 支持部
166 インデックス部
168 綴じ孔
170 書込み可能部
210 軸孔
220 棒部材
Claims (5)
- 複数枚の用紙とともに綴じ具によって綴じられ、前記複数枚の用紙の索引に用いるためのインデックスシートであって、
前記綴じ具が挿通される綴じ孔を有する取付け部、
前記取付け部からのびて形成され、前記綴じ具に綴じられた用紙の面に接するように配置される支持部、
前記支持部からのびて形成され、前記綴じ具に綴じられた用紙の外側に突出するインデックス部、および
前記インデックス部からのびて形成され、前記綴じ具に綴じられた用紙の外側に突出する部分において、前記インデックス部と互いに対向する面同士が固着され、かつ、前記綴じ具に綴じられた複数枚の用紙間のいずれの間にも挿入可能なように変形可能に形成されたしおり部を有する、インデックスシート。 - 複数枚の用紙とともに綴じ具によって綴じられ、前記複数枚の用紙の索引に用いるためのインデックスシートであって、
前記綴じ具が挿通される綴じ孔を有する取付け部、
前記取付け部からのびて形成され、前記綴じ具に綴じられた用紙の面に接するように配置される支持部、
前記支持部からのびて形成され、前記綴じ具に綴じられた用紙の外側に突出するインデックス部、および
前記綴じ具に綴じられた用紙の外側に突出する部分において、前記インデックス部と互いに対向する面同士が固着され、かつ、前記綴じ具に綴じられた複数枚の用紙間のいずれの間にも挿入可能なように変形可能に形成されたしおり部を有する、インデックスシート。 - 前記インデックス部の近傍で、前記しおり部を折り曲げ可能にするために、前記しおり部に屈曲可能部が形成された、請求項1または請求項2に記載のインデックスシート。
- 直ぐ下面に綴じられた用紙に画線を書き込むことのできる空間を形成する書込み可能部が、前記取付け部の境界および前記支持部の境界のうちの少なくとも一つに続いて形成された、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインデックスシート。
- 表紙、
前記表紙に形成された綴じ具、
前記綴じ具に綴じられた複数の用紙、および
前記複数の用紙ととともに前記綴じ具に綴じられる請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のインデックスシートを含む、帳面。
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JP2562409Y2 (ja) * | 1993-03-10 | 1998-02-10 | 勝治 笠岡 | マルチファイル装置 |
-
2015
- 2015-04-24 JP JP2015089396A patent/JP6130873B2/ja active Active
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