JP6128478B2 - 図柄提示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の住人の名前などの図柄を提示する、建物に設置される表札などである図柄提示装置に関する。
従来より、板状の太陽電池と、前記太陽電池の表面上に設けられ、図柄を有する板材と、前記太陽電池で得られた電力が供給され、前記板材の端面から前記図柄に光を照射する照明部と、前記太陽電池および前記板材を固定して保持する枠体とを備え、前記太陽電池は、前記表面において前記板材を透過した後の外光を受光して電力を発電する図柄提示装置がある(特許文献1を参照)。
特開2002−328633号公報
しかしながら、図柄提示装置としては、表札などが考えられる。このため、図柄提示装置は、10年後などの、遠い将来まで、長い期間にわたって、屋外(戸外)に設置され、長い期間にわたって、紫外線が含まれる太陽光などが当たる。このため、長い期間にわたって、太陽光が、アクリル板などである板材を透過して、板材に黄ばみが生じてしまうことも考えられる。
そこで、発明者においては、次のようにすることに想い到った。そのこととは、前記枠体が、板材をスライド可能に保持することである。これにより、黄ばみが生じた際には、板材が交換される。
しかしながら、このような図柄提示装置には、屋外に設置されるので、雨水がかかる。
このため、上述のようにして板材がスライド可能に保持されることにより、板材の近傍(後述の図5の第2の凹部6bを参照)にまで、上述の雨水が浸入(侵入)する恐れがある。
しかも、上述のようにして長い期間にわたっての設置がされるので、太陽電池で、圧着で袋状に閉じられていた周縁部(図7、図5の周縁部51jを参照)が開くなどの、劣化による変形(後述の図7下段などを参照)が生じることが考えられる。これにより、この周縁部において、太陽電池の外部から、太陽電池の電極への経路(図7下段の経路51p参照)ができてしまうことも考えられる。
このため、板材の近傍まで浸入した上述の雨水が、できてしまった上述の経路を通じて、電極に到達して、到達した雨水の影響で、電極に錆が生じ、太陽電池が故障し、ひいては、図柄提示装置が故障してしまう恐れがある。
そこで、本発明は、長期にわたって故障が生じず、適切な動作が維持できる図柄提示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の図柄提示装置は、板状の太陽電池と、前記太陽電池の表面上に設けられ、図柄を有する板材と、前記太陽電池で得られた電力が供給され、前記板材の端面から前記図柄に光を照射する照明部と、前記太陽電池および前記板材を保持する枠体とを備え、前記太陽電池は、前記表面において前記板材を透過した後の外光を受光して電力を発電し、前記枠体は、前記板材をスライド可能に保持すると共に、前記太陽電池の全周縁を把持することで前記枠体内に前記太陽電池を固定する図柄提示装置である。
長期にわたって故障が生じず、適切な動作が維持できる図柄提示装置を提供できる。
図1は、図柄提示装置の斜視図である。 図2は、図柄提示装置の分解図である。 図3は、図柄提示装置の正面図(上段)と、図1のA−A線での断面図(下段)とを示す図である。 図4は、図柄提示装置が組み立てられる際の3つの状態での図柄提示装置を示す図である。 図5は、図4の(c)欄におけるB−B線での断面図である。 図6は、遠い将来に板材に生じた黄ばみなどを示す図である。 図7は、太陽電池の構成を示す図である。 図8は、セルの構成を示す図である。 図9は、図5のD―D線での断面図(左欄)と、+x方向側から、第4の部材などを見た図(右欄)とを示す図である。 図10は、取り付け部材を、第4の部材に接する側の位置から見た図(左欄)と、反対側から見た図(右欄)とである。 図11は、メンテナンスがされる時ではない通常時における図柄提示装置(上欄)と、メンテナンスがされる時における図柄提示装置(下欄)とを示す図である。 図12は、照明部が、第3部材に設けられる変形例での正面図である。 図13は、照明部が、第3部材に設けられる変形例での断面図である。 図14は、第1の部材に設けられた突起などを示す図である。
以下、本発明の一態様に係る図柄提示装置について、図面を参照して説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
実施形態の図柄提示装置1(後述の図1〜図6など)は、屋外に設置される表札などであり、板状の太陽電池51(図2、図3、図5)と、前記太陽電池51の表面51f(図2、図3)上に設けられ、図柄52L(図3)を有する板材52と、前記太陽電池51で得られた電力が供給され、前記板材52の端面52e(図3)から前記図柄52Lに光を照射する照明部7(図3)と、前記太陽電池51および前記板材52を保持する枠体1fとを備え、前記太陽電池51は、前記表面51fにおいて前記板材52を透過した後の外光51L(図6)を受光して電力を発電する。
これにより、板材52が、太陽電池51の表面51f上に設けられ、図柄提示装置1に、互いに異なる2箇所に、別々に、太陽電池51と、板材52とが並設されたかなり大きな面が設けられるなどして、図柄提示装置1の装置サイズが大きくなってしまうことが回避される。これにより、図柄提示装置1の装置サイズが小さくされる。
そして、前記枠体1fは、前記板材52をスライド可能に保持する(図4参照)。
これにより、アクリル板などである板材52に、黄ばみ52y(図6)が生じても、板材52がスライドされて、板材52が、交換前のものから、交換後のものへと交換されて、板材52に、黄ばみ52yがないことが維持できる。
一方、板材52が、スライド可能に保持されるので、板材52の近傍にまで、雨水52w(図5など)が浸入することが考えられる。なお、上述の近傍とは、例えば、板材52と、枠体1fとの間の第2の隙間(図5の第2の凹部6bを参照)などをいう。
また、この図柄提示装置1は表札などであるので、太陽電池51の周縁部51j(図7、図5など)において、太陽電池51の電極51xB(図8)へと到る、太陽電池51の外部からの経路51pができることが考えられる。
また、板材52は、太陽電池51の表面51f上にあり、板材52から、太陽電池51までは、比較的近い。
そこで、前記枠体1fは、前記太陽電池51の全周縁を把持する(図5等参照)ことで前記枠体1f内に前記太陽電池51を固定する。
つまり、こうして、太陽電池51の全周縁が把持されて、太陽電池51が固定されることにより、上述の近傍まで浸入した雨水52wが、さらに、周縁部51jまで浸入してしまうことが防がれる。
これにより、周縁部51jにある上述の経路51pを通って、雨水52wが、電極51xBまで到達してしまって、太陽電池51が故障してしまうことが回避される。これにより、図柄提示装置1が故障することが回避されて、図柄提示装置1で、適切な動作が維持できる。
また、これにより、太陽電池51が、周縁部51jに上述の経路51pができる可能性がある比較的低いコストのものでも、適切な動作が維持される。これにより、太陽電池51のコストが比較的低くできる。
なお、これにより、板材52が交換可能であるので、ユーザに好まれない不適切な図柄の板材が、好まれる適切な図柄の板材へと変更されて、板材の図柄がより適切にできる。
例えば、前記枠体1fは、前記太陽電池51の全周縁に沿って前記枠体1fの内面に設けられ、一方の側面が前記太陽電池51の裏面と接し、他方の側面が前記太陽電池51の表面と接する第1の凹部6a(図5、図1、図2)と、前記板材52の周縁に沿って前記枠体1fの内面上に設けられ、一方の側面が前記板材52の裏面と接し、他方の側面が前記板材52の表面と接する第2の凹部6b(図5、図1、図2)とを有し、前記太陽電池51の全周縁は、前記第1の凹部6aに嵌合し、前記板材52の周縁は、前記第2の凹部6bに嵌合してもよい。
これにより、図柄提示装置1の構成が、比較的簡単にされ、構成の簡単さと、装置の故障回避とが両立できる。
例えば、前記枠体1fに取り付け可能な取り付け部材35(図5、図1、図2、図4、図11)を更に備え、前記取り付け部材35は、前記枠体1fに取り付けられた状態(図4の(c)欄、図11の上欄)で、前記枠体1f内に前記板材52を固定し、前記取り付け部材35の前記板材52の端面52eと対向する内面上には、前記照明部7が設けられてもよい(図3、図11などを参照)。
これにより、照明部7が、交換前のものから、交換後のものに交換されるなどして、照明部7がメンテナンスされる際には、取り付け部材35が取り外される。これにより、取り付け部材35以外の部分からなる装置本体が邪魔にならずに、照明部7のメンテナンスがされて、照明部7のメンテナンスが、より容易にできる。
例えば、前記第2の凹部6bの底面には、先端が前記板材52の端面52eと接する突起31t(図14)が設けられていてもよい。
これにより、第2の凹部6bの上記の板材52の位置が、上記の先端よりも上側に規制されて、板材52よりも下側の、上記の突起31tの近傍に、上述の雨水52wを溜める空間52r(図14)が形成される。これにより、雨水52wが、上記の電極51xBへと、より浸入し難いようにされて、図柄提示装置1の故障がより起き難いようにできる。
しかも、板材52の上記の先端よりも上側にある雨水52wがより少ないようにされて、上側にある板材52が、雨水52wで汚れ難いようにできる。
例えば、前記第2の凹部6bの底面には、前記枠体1fを貫通する貫通孔31h(図14)が設けられていてもよい。
これにより、貫通孔31hにより、上記の空間の雨水52wが、枠体1fの外側へと排水され、装置の故障が、より一層、起き難いようにできたり、板材52の汚れが、より一層生じ難いようにできる。
なお、これにより、単に、貫通孔31hが設けられるだけで済み、低いコストが維持できる。
例えば、前記第1の凹部6aの他方の側面と前記太陽電池51の表面との間には、前記第1の凹部6aの内部への液体の侵入を防止するためのシール材62s(図5)が設けられていてもよい。
これにより、より確実に、雨水52wの浸入が防がれて、より確実に、故障が防げる。
また、単に、シール材62sが設けられるだけで済み、低いコストが維持できる。
例えば、前記太陽電池51は、光電変換層51xA及び電極51xB(図8)を有するセル51x(図8、図7)と、前記セル51xに対して前記太陽電池51の表面側に設けられ、ガラス51s及びEVA(Ethylene-vinyl acetate)51tを有する第1の部分511(図7)と、前記セル51xに対して前記太陽電池51の裏面側に設けられ、バックシート51u及びEVA51vを有する第2の部分512(図7)とを有し、前記第1の部分511と前記第2の部分512とが、前記セル51xの外周で圧着されていてもよい。なお、例えば、上述の圧着では、熱によって圧着がされる。
これにより、上述の外周で、上述の圧着がされる、比較的一般的な構成がとられて、この構成とは別の、特別な構成にされるなどで、コストが高くなってしまうのが回避される。こうして、低いコストが維持されるにも関わらず、上述の外周(先述の周縁部51j)に雨水52wが浸入して、故障が生じてしまうことが回避されて、低コストの維持と、故障回避とが両立できる。
以下、詳しく説明される。
図1は、図柄提示装置1の斜視図である。
図2は、図柄提示装置1の分解図である。
図3は、図1、図2の+y方向に、正面から図柄提示装置1を見た図(上段)と、図1のA−A線により切断した、図柄提示装置1の断面図(下段)とを示す図である。
図柄提示装置1は、建物の入り口などの、屋外(戸外)の場所に設置される、その建物の住人の名前などの図柄52L(図3)を、その建物に来訪した来訪者などである被提示者へと提示(表示)する、表札などである。
図柄提示装置1は、太陽電池51(図2、図3参照)と、板材(表示部)52(図2、図3参照)と、照明部7(図3参照)と、枠体1fとを備える。
板材52は、その表面52fに、上述の図柄52Lが描かれた板材である。
太陽電池51は、図柄提示装置1の外部から、図柄提示装置1へと到達する外光51L(後述の図6)を受光する表面(受光面)51f(図2)を有し、受光された外光51Lで、電力を発電する。
照明部7(図3)は、発電された上述の電力で、照明光7Lを発光して、発光した照明光7Lを板材52へと出射して、板材52に描かれた図柄52Lを照明する。
なお、照明部7は、例えば、出射される上述の照明光7Lを発光する1つまたは2つ以上のLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を含んでなる。
これにより、屋外にある、上述の入り口の場所などまで、コンセントから、電力を供給する配線を新たに設ける工事が不要にされるなどして、比較的簡単に、図柄提示装置1が設置される。
なお、板材52および照明部7について、図3で示されるように、より詳細には、例えば以下の通りである。
つまり、板材52の表面52fは、上述の図柄52Lの形状に削られる。これにより、表面52fには、削られた部分からなる、その形状の溝が形成されて、その形状の上述の図柄52Lが描かれる。
照明部7は、発光する照明光7Lを、板材52の端面52e(図2、図3)から、板材52の内部へ入射させて、図柄52Lを照明する。
これにより、照明部7は、その照明光7Lの多くを、板材52における上述の溝から、被提示者の側へと出射させて、上述の形状の光を、板材52から、被提示者の側に出射させる。
なお、例えば、板材52に端面52eから入射された照明光7Lは、上述の溝へと集まることにより、この照明光7Lの多くが、この溝から出射する。
なお、例えば、図3に示されるように、図柄提示装置1は、更に、太陽電池51で発電された電力を蓄電する蓄電池1aと、蓄電された電力を照明部7へと供給する配線1cと、昼間には、発電された電力の蓄電を蓄電池1aにさせると共に、夜間には、蓄電された電力の供給を、配線1cを通じて行わせるなどの制御をする制御回路1b等を備えてもよい。
枠体1fは、第1の凸部61と、第2の凸部62とを備える(図1、図2)。
これら第1および第2の凸部61、62は、それらの間に、第1の凹部6aを形成する。
なお、具体的には、枠体1fは、下側の第1の部材31と、左側の第2の部材32と、上側の第3の部材33と、右側の第4の部材34とを備える。
第1の凸部61は、第1の部材31における第1の部分と、第2の部材32における第2の部分(図2の第2の部材32を参照)と、第3の部材33における第3の部分と、第4の部材34における第4の部分とに分かれる。すなわち、第1〜第4の部材31〜34を結合して枠体1fを形成することにより、第1〜第4の部材31〜34の第1の凸部61が連続することとなり、枠体1fの全周に沿って連続する1つの第1の凸部61が形成される。なお、第1〜第4の部材31〜34は、例えば、ネジ等により結合されてもよい。
第2の凸部62も、同様に、第1〜第4の部材31〜34の第1〜第4の部分に分かれる。すなわち、第1〜第4の部材31〜34を結合して枠体1fを形成することにより、第1〜第4の部材31〜34の第2の凸部62が連続することとなり、枠体1fの全周に沿って連続する1つの第2の凸部62が形成される。
これら第1、第2の凸部61、62により形成される上述の第1の凹部6aも、第1〜第4の部材31〜34における第1〜第4の部分に分かれる。すなわち、第1〜第4の部材31〜34を結合して枠体1fを形成することにより、第1〜第4の部材31〜34の第1の凹部6aが連続することとなり、枠体1fの全周に沿って連続する1つの第1の凹部6aが形成される。
枠体1fは、形成される第1の凹部6aに、太陽電池51が嵌合されることにより、嵌合された太陽電池51を保持する。
これにより、嵌合される上述の凹部6aを形成する第1、第2の凸部61、62は、嵌合された太陽電池51を挟持する。なお、この挟持については、後でより詳しく説明される。
なお、具体的には、太陽電池51における、第1〜第4の部材31〜34のそれぞれの部材における辺が、第1の凹部6aのうちの、その部材における部分に嵌合する。
また、枠体1fは、更に、第3の凸部63(図1、図2)も備える。
なお、第3の凸部63は、第1〜第3の部材31〜33における第1〜第3の部分に分かれる。すなわち、第1〜第4の部材31〜34を結合して枠体1fを形成することにより、第1〜第3の部材31〜33の第3の凸部63が連続することとなり、枠体1fの隣り合う3辺に沿って連続する1つの第3の凸部63が形成される。このとき、第4の部材34の側から枠体1fに板材52をスライド挿入可能なように、第4の部材34には第3の凸部63が設けられていない。
第3の凸部63と、第2の凸部62とは、第3の凸部63における上述の第1〜第3の部分、および、第2の凸部62における先述の第1〜第3の部分により、第2の凹部6bを形成する。
第2の凹部6bは、第1〜第3の部材31〜33における第1〜第3の部分に分かれる。すなわち、第1〜第4の部材31〜34を結合して枠体1fを形成することにより、第1〜第3の部材31〜33の第2の凹部6bが連続することとなり、枠体1fの隣り合う3辺に沿って連続する1つの第2の凹部6bが形成される。
図4は、板材52が、図柄提示装置1における、板材52以外の部分からなる装置本体に取り付けられる際における、第1〜第3段階のそれぞれの段階での状態((a)欄〜(c)欄)を示す図である。
図4に示されるように、板材52は、装置本体に取り付けられる際に、上述の第2の凹部6bに嵌合される。
枠体1fは、板材52が嵌合されることにより、嵌合された板材52を保持する。
具体的には、枠体1fは、嵌合がされる第2の凹部6bを形成する上述の第2、第3の凸部62、63により、嵌合された板材52を挟持する。なお、こうして、枠体1fにより、板材52と太陽電池51とが、一体として(一体的に)保持される。
また、板材52が保持される位置、方向は、板材52における、描かれた図柄52Lが被提示者に提示されるのに適する位置、方向である。
この板材52の位置、方向は、具体的には、次のような位置、方向である。
つまり、板材52の表面52fに描かれる図柄52Lは、先述のように、住人の氏名などで、ある程度大きく、表面52fの面積は、ある程度大きい。このため、ある程度大きな面積のこの表面52fを有する板材52を照明する電力の発電のための、太陽電池51の上述の表面51f(図2、図3)の面積も、ある程度大きい。
しかも、上述のように、板材52の表面52fの面積も、ある程度大きい。
そこで、板材52は、アクリルでできたアクリル板などの、受光される上述の外光51L(図6)を透過する板材である。
つまり、板材52の位置は、太陽電池51と、図柄提示装置1の外部との間の位置である。なお、上述の外部の位置から、太陽電池51へと外光51Lが到達する。
これにより、外光51Lは、板材52の内部を、図柄提示装置1の外部の側から、太陽電池51の側へと透過して、透過後に、太陽電池51で、太陽電池51の表面51fにより受光される。
これにより、例えば、太陽電池51と、板材52とが、図柄提示装置1の1つの面の互いに異なる2つの位置に設けられて、その1つの面の面積がかなり大きくなるなどして、図柄提示装置1の装置サイズが大きくなってしまうことが回避され、図柄提示装置1の装置サイズが小さくされる。
図5は、図4の(c)欄のB−B線での、図柄提示装置1の断面図である。
図6は、遠い将来に生じる黄ばみ52yなどを示す図である。
先述の通り、図柄提示装置1は、表札などである。
このため、図柄提示装置1は、先述のように、屋外に設置され、受光される上述の外光51Lは、図6に「太陽光」と示されるように、太陽からくる、例えば直射日光などである太陽光であり、比較的多量の紫外線を含む。
しかも、図柄提示装置1が設置される期間は、図柄提示装置1は表札などであるので、かなり遠い将来までの、例えば10年などのかなり長い期間である。
このため、この長い期間のうちには、上述の多量の紫外線の影響などにより、アクリル板などである板材52に、黄ばみ52yが生じてしまうことも想定される(図6の右欄を参照)。
例えば、これにより、ひいては、板材52の図柄52Lが、被提示者から分かり難くなってしまうことなども考えられる。また、黄ばみ52yが生じることにより、板材52を透過した後の外光51Lの光量が少なくなって、外光51Lによる発電で照射される照明光7L(図3)の光量が少なくなり、適切な照射がされなくなってしまうことなども考えられる。
そこで、枠体1fは、板材52を、図柄提示装置1の装置本体から取出し可能に保持する。
つまり、板材52は、先述の図4の(a)欄〜(c)欄の段階を経て、装置本体へと取り付けられるのとは逆に、(c)欄〜(a)欄の段階を経て、装置本体から取り出される。
なお、具体的には、例えば、板材52は、挿脱可能に、先述の第2の凹部6bに嵌合されて、第2の凹部6bに対して抜き差しされることにより、装置本体に取り付けられたり、装置本体から取り外されたりする。
さらに具体的には、例えば、先述のように、嵌合される第2の凹部6bは、下側、左側、上側の第1〜第3の部材31〜33における第1〜第3の部分のみからなり、右側の第4の部材34における第4の部分を含まない。
これにより、板材52は、右側の第4の部材34の側へとスライドされて、抜き出されたり、この第4の部材34の側から、装置本体側へとスライドされて、差し込まれたりする(図4参照)。
これにより、黄ばみ52yが生じた際には、黄ばみ52yが生じた板材52である、交換前の板材52a(図4の(c)欄を参照)が、装置本体から取り出される((c)欄〜(a)欄)。
この取出しがされた後に、交換前の板材52aではなく、新品などである、黄ばみ52yが生じてない、交換後の板材52bが、板材52として取り付けられる((a)欄〜(c)欄)。これにより、板材52は、交換前の板材52aから、交換後の板材52bへと交換される。
これにより、板材52に、黄ばみ52yが生じてないことが維持できる。なお、ひいては、例えば、図柄52Lが見難くなったり、照明光7Lの照射が適切にされなかったりすることが回避されて、図柄52Lが見え易くできたり、照明光7Lの照射が適切にされることが維持できる。
図7は、太陽電池51の構成を示す図である。
図8は、太陽電池51が備えるセル51xの構成を示す図である。
太陽電池51は、第1の部分511と、第2の部分512と、これら第1、第2の部分511、512の間に設けられて、これら第1、第2の部分511、512によって挟まれてなるセル51xとを備える。
こうして、太陽電池51では、これら第1の部分511と、第2の部分512と、セル51xとが積層される。
なお、これら第1の部分511等が積層される順序は、板材52に最も近い、図7の最も−y方向側に第1の部分511があり、2番目にセル51xがあり、最も遠い側に第2の部分512がある順序である。
なお、第1の部分511は、図示されるように、ガラス51sと、EVA(Ethylene-vinyl acetate、エチレンビニールアセテート)51tとを備える。
第2の部分512は、図示されるように、バックシート(BS)51uと、EVA51vとを備える。
なお、バックシート51uは、例えば、PET(ポリエチレンテレフタラート)フィルムなどである。
セル51xは、光電変換層51xAと、電極51xBとを備える。
上述の電極51xBは、ここに錆が生じると、太陽電池51が故障して、ひいては、図柄提示装置1が故障してしまう部材である。
そこで、太陽電池51は、周縁部51j(図7)において、積層された上述の第1の部分511と、第2の部分512とが、圧着されてなる(図7の上欄を参照)。
なお、例えば、この圧着は、熱による圧着である。
これにより、太陽電池51の周縁部51jでは、第1の部分511と、第2の部分512とが閉じて、袋状になり、この周縁部51jの近傍における、太陽電池51の外部と、第1、第2の部分511、512の間にある上述の電極51xBとの間の経路51p(図7)がないようにされる(図7上欄)。また、太陽電池51の端面に形成された圧着部分が、太陽電池51の端面と、枠体1fの第1の凹部6aの内面によって形成された密閉空間に露出するようにされ、太陽電池51の端面の圧着部分に、この密閉空間の外部の水が浸入しないようにされている。
10年後などの、遠い将来でない、近い未来においては、この図7の上段に示されるように、上述の圧着がされることにより、経路51pがないことが保たれる。
しかしながら、図柄提示装置1は、先述のように表札などであり、10年後などの遠い将来まで設置される。
このため、このような遠い将来においては、図7の下段に示されるように、太陽電池51において、上述の周縁部51jで劣化が生じて、第1、第2の部分511、512が、袋状に閉じている(図7上段)のが保たれなくなり、開いてしまい、経路51pができてしまうことも考えられる。
しかも、先述のように、図柄提示装置1は、屋外(戸外)に設置されるので、雨水52w(図6)がかかる。
一方で、図柄提示装置1が表札などであることから、先述のように、枠体1fは、取出し可能に板材52を保持する。
このため、例えば、取出し可能に保持されることで、板材52の近傍まで、上述の雨水52wが浸入することが考えられる(図5の破線を参照)。なお、この近傍とは、例えば、第2の凹部6bにおける、板材52と、枠体1fとの間の部分である隙間などをいう。
そこで、枠体1fは、太陽電池51の全周縁を把持することで前記枠体1f内に太陽電池51を固定する。
これにより、この枠体1fは、太陽電池51の全周縁にわたる範囲(周縁部51jの全範囲)に含まれる何れの箇所についても、板材52まで浸入した雨水52wが、更に、周縁部51j(図5、図7)のその箇所へと浸入してしまうのを防ぐ。これにより、周縁部51jへの、雨水52wの浸入が防がれる。
なお、枠体1fにおける、太陽電池51を把持する上述の第1、第2の凸部61、62のうちで、板材52の側の凸部は、第2の凸部62である。
この第2の凸部62の範囲は、太陽電池51の全周縁にわたる範囲である。これにより、その範囲に含まれる何れの箇所についても、周縁部51jのその箇所へと、雨水52wが浸入するのが防がれて、雨水52wが、周縁部51jへと浸入するのが防がれる。
なお、例えば、第2の凸部62の範囲は、図柄提示装置1の右側の第4の部材34における先述の第4の部分の範囲も含む。これにより、第4の部材34の箇所で、周縁部51jへと雨水52wが浸入することも防がれる。
なお、例えば、図5に示されるように、第2の凸部62は、太陽電池51と接する箇所に設けられたシール材62sを備えてもよい。
シール材62sは、例えば、シリコンゴムなどからなり、第2の凸部62により形成される先述の第2の凹部6bに、太陽電池51が嵌合された後に、嵌合された太陽電池51に接する、第2の凸部62の上述の箇所に塗られることにより、第2の凸部62に設けられる。
例えば、このシール材62sも、太陽電池51の全周縁に設けられる。
これにより、周縁部51jへの上述の浸入が、より確実に防がれてもよい。
これにより、図柄提示装置1は、表札などであり、上述の経路51pができ、しかも、板材52まで雨水52wが浸入するにも関わらず、できた経路51pがある周縁部51jへと、上述の雨水52wが浸入することが防がれる。これにより、雨水52wが、周縁部51jの経路51pを通って、電極51xBまで到達することは起きないようにされて、電極51xBで錆が生じて図柄提示装置1が故障してしまうことが回避できる。
なお、このように、枠体1fは、単に、周縁部51jへの浸入を防ぐだけに止まり、板材52の位置(板材52と枠体1fとの間の先述の隙間など)への浸入までを防ぐことはない。これにより、板材52の位置への浸入まで防がれることにより、板材52をスライドさせる操作がし難くなってしまわず、装置故障の回避と共に、操作の簡単さが両立できる。
なお、これにより、太陽電池51の構成が、図7、図8で示されるような、比較的一般的で、低いコストのものであるにも関わらず、太陽電池51の故障が回避される。これにより、低コストが維持されつつも、故障が回避できる。
なお、枠体1fは、図2、図4、図5に示されるように、更に、凸部63xを備える取り付け部材35を備えてもよい。
取り付け部材35は、装置本体に対して、取り外し可能に取り付けられ、取り外されてない際にのみ、枠体1fに含まれ、取り外された際には、枠体1fに含まれないなお、例えば、取り付け部材35は、ネジで、装置本体に取り付けられることにより、取り外し可能に取り付けがされてもよい。
取り付け部材35は、装置本体に取り付けられた際には、以下の通りである。
つまり、取り付け部材35は、第4の部材34に接する、第4の部材34よりも、図柄提示装置1の外部側の位置にあり、第4の部材34と共に、図柄提示装置の右側の面を形成する。
凸部63xと、第2の凸部62に含まれる、第4の部材34にある上述の第4の部分とは、凹部6bx(図5)を形成する。
この凹部6bxは、枠体1fにより保持される板材52の、右側の第4の部材34における辺に嵌合する。
これにより、板材52が、右側の第4の部材34の側へとズレて、板材52による、図柄52Lの提示が適切にされなくなってしまうことが回避されて、より確実に、適切に提示ができる。
より具体的には、例えば、以下の通りでもよい。
図9は、図5に示されるD−D線での、図柄提示装置1の断面図((a)欄)と、図柄提示装置1における、第4の部材34よりも−x方向側の部分を、+x方向側から見た図((b)欄)とを示す図である。
図10は、取り付け部材35を、−x方向側から見た図(左欄)と、+x方向側から見た図(右欄)とを示す図である。
図11は、照明部7がメンテナンスされるメンテナンス時以外の通常時(上欄)と、メンテナンス時(下欄)とでの図柄提示装置1を示す図である。
つまり、照明部7は、例えば、上述の取り付け部材35における、板材52の端面52eの近傍に設けられてもよい。
取り付け部材35には、溝35mが形成される(図11、図10)。
第4の部材34には、溝34mと、孔34nとが形成される(図11、図9の(b))。
配線1c(図11、図3)は、制御回路1b(図11、図3)から、第4の部材34の孔34nを通って、上述の2つの溝34m、35mが作る空間へと進み、この空間を通って、照明部7へと到達する。これにより、配線1cは、制御回路1bと、照明部7とを接続して、制御回路1bによる制御に基づいて、照明部7へと電力を供給する。
これにより、配線1cは、上述の空間を通り、第1の凹部6aなどを通ることは回避される。これにより、板材52の位置まで浸入した雨水52wが、更に、太陽電池51へと進んでしまい易くなってしまうことが回避される。これにより、より確実に、図柄提示装置1の故障が回避できる。
しかも、上述のようにして、配線1cは、照明部7へと接続され、照明部7による照明がされることは維持できる。
これにより、照明がされることは維持されつつも、より確実に、故障回避ができる。
一方、配線1cが通る経路は、制御回路1bから、上述の孔34nと、2つの溝34m及び35mによる上述の空間とを通って、照明部7に到る経路である。
配線1cの長さは、この経路の長さよりも、遊びの部分1cs(図11)の長さだけ、より長い。
つまり、照明部7を、古いものから、新しいものに交換するなどして、照明部7のメンテナンスがされる際には、取り付け部材35が、装置本体から取り外される。これにより、取り外した取り付け部材35は、例えば、第4の部材34から、上述の遊びの部分1csの長さだけ離れた位置などの、取り付け部材35に設けられた照明部7のメンテナンスが十分容易となる位置(例えば、図11の下欄での位置)へと移動される。これにより、この移動がされた後に、メンテナンスがされる。
これにより、照明部7のメンテナンスが容易にできる。
図12は、照明部7が、上側の第3の部材33に設けられたケースでの図柄提示装置1を示す図である。
図13は、そのケースでの、図4のC−C線での断面図である。
これら図12、図13に示されるように、照明部7は、例えば、上側の第3の部材33に設けられてもよい。
これにより、図柄提示装置1の左側の面から、右側の面までの、左右方向の長さが比較的長いなどで、図柄52Lの左右方向の長さが比較的長い場合などでも、図柄52Lの何れの位置でも、照明部7からの距離が比較的近くされて、何れの位置に対しても、適切に照明ができる。
なお、例えば、照明部7は、右側の取り付け部材35に設けられた第1の部分と、左側の第2の部材32に設けられた第2の部分とを備えるなどしてもよい。
すなわち、先述の図3、図11などでの例では、照明部7は、板材52の端面52eと対向する、取り付け部材35の内面に設けられるとした。一方、上述の図12、図13でのように、照明部7は、板材52の端面と対向する、枠体1fの内面、具体的には、板材52の端面52eと対向する、第1の部材31、第2の部材32及び第3の部材33の第2の凹部6bの底面の少なくともいずれかに設けられてもよい。また、照明部7は、板材52の端面52eと対向する、取り付け部材35以外の、第1の部材31などの部材の内面と、取り付け部材35の内面との両方に設けられてもよい。
図14は、図1のE−E線での断面図である。なお、図14では、下側の第1の部材31の近傍の図示のみがされる。
この図14に示されるように、下側の第1の部材31は、突起31tを備えてもよい。
突起31tは、この突起31tの先端よりも上側に、板材52の位置を規制して、先端よりも下側において、板材52と、第1の部材31との間に、空間52rを形成する。
これにより、板材52の位置に来た雨水52wの水量が少ない間には、その雨水52wが、この空間52r内へと落ちて、この空間52r内に溜まり、太陽電池51の先述の周縁部51j(図7、図14)にまで浸入することが、より確実に防がれる。これにより、図柄提示装置1の故障が、より確実に回避されて、図柄提示装置1が、更に確実に、適切に動作するようにできる。
なお、これにより、水量が少ない間には、空間52rに溜まった雨水52wは、せいぜい、板材52の端面52e(図14)などに接するだけにされる。このため、表面52fが汚れてしまうのが回避されて、表面52fの美しさが維持できる。
なお、第2の部材32などでも、上述の突起31tと同様の突起が設けられて、その突起により、板材52の位置が規制されてもよい。これにより、表面張力などで、雨水52wが、上述の空間52rに落ちないことが回避できるなどする。しかも、図柄提示装置1が、反時計回りに90度回転して設置されるなどしても、より確実な故障防止などの効果が得られる。
なお、第1の部材31は、上述の空間52rと、第1の部材31よりも下側の、図柄提示装置1の外部とを連通することにより、空間52rに溜まった上述の雨水52wを、上述の外部の位置へと排水する貫通孔31hを有してもよい。これにより、更に一層確実に、図柄提示装置1の故障が防げる。
なお、第2の部材32などに、上述の孔34nと同様の孔が設けられて、回転して設置された際などに、その孔からの排水がされてもよい。
本技術のこれらの構成、作用、効果に照らせば、本技術は、先行例と相違して、新規性を有するだけに止まらず、その相違点のために、先行例にはない、先行例よりも優れた効果が生じ、先行例に対して進歩性を有することが分る。
なお、上述の説明では、図柄提示装置1(板材52など)の左右方向の長さが、上下方向の長さよりも長いケースについて例示した。一方、左右方向の長さは、上下方向の長さと同じでもよいし、上下方向の長さよりも長くてもよい。
また、上述の例では、図柄提示装置1が、表札であるケースについて示した。一方、図柄提示装置1は、店舗の入り口などである、屋外(戸外)の場所に設置されて、その店舗の広告、その店舗で販売する飲食物の一覧表などを、上述の図柄52Lとして提示するディスプレイ装置などでもよい。
なお、こうして、上述の1つまたは2つ以上のステップが含まれてなる図柄提示方法が開示される。
以上、本発明の一つまたは複数の態様に係る図柄提示装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
例えば、上記実施の形態において、シール材62sは、枠体1fの第2の凸部62の側面と、太陽電池51の表面との間にのみ設けられるとしたが、枠体1fの第1の凸部61の側面と、太陽電池51の裏面との間にも設けられてもよい(図5のシール材61sを参照)。
また、上記実施の形態において、枠体1fの第1の凹部6aと、太陽電池51の端面との間には隙間(第1の隙間)が設けられるとした。しかし、枠体1fの第1の凹部6aの内面の全てが、太陽電池51の端面を含む周縁部51jと接し、枠体1fの第1の凹部6aと、太陽電池51の端面との間には、隙間が設けられなくてもよい。この場合、太陽電池51の端面に形成された圧着部分は、枠体1fの第1の凹部6aの内面(底面)と接するため、太陽電池51の端面の圧着部分に、外部の水が浸入しないようにできる。
こうして、下側、左側、上側、右側の4つの辺のうちには、以下のような辺(上述の例では、右側の辺)が含まれる。
その辺に設けられる部材は、部材本体(第4の部材34)と、図柄提示装置1から取り外し可能な取り外し部材(取り付け部材35)とを備える。
このような、取り外し部材等を備える部材の側(右側)へと、板材52がスライドされることにより、板材52が、図柄提示装置1から取り外される。
このような、取り外し部材等を備える部材が設けられる辺は、先述の例では1つ(右側)だけである。一方、このような辺が2つ以上あり、それらの2つ以上の辺のうちの何れの側からも、板材52が取り外し可能でもよい。
なお、先述の例では、図柄提示装置1における辺の数は、下側、左側、上側、右側の4つであるケースが例示される。このため、下側、左側、上側、右側の4つの辺における4つの部材が設けられる。これら4つの部材は、上述の例では、下側、左側、上側の3つの辺における第1〜第3の部材31〜33と、右側の辺における、第4の部材34及び取り付け部材35からなる部材とである。一方、例えば、3つの辺があって、それら3つの辺における3つの部材が設けられるなどしてもよい。
なお、図14に示されるように、第2の凸部62は、太陽電池51の側へと飛び出した飛び出し部62tを備えてもよい。飛び出し部62tは、図示されるように、例えば、こうして、太陽電池51の側へ飛び出すことにより、第2の凸部62において、太陽電池51の側に設けられた先述のシール材62sへと突き刺さっていてもよい。また、この飛び出し部62tは、図示されるように、より具体的には、図14での右上方向である、太陽電池51の中央部の方向へと飛び出してもよい。この飛び出し部62tは、例えば、太陽電池51の全周縁にわたって設けられる。
本発明は、図柄提示装置に利用でき、特に表札、ディスプレイ装置などに利用できる。
1 図柄提示装置
1f 枠体
6a 第1の凹部
6b 第2の凹部
7 照明部
7L 照明光
31 第1の部材
32 第2の部材
33 第3の部材
34 第4の部材
35 取り付け部材
52 板材
51 太陽電池
51f 表面
51j 周縁部
51p 経路
51x セル
51xB 電極
52 板材
52L 図柄
52e 端面
52f 表面
52w 雨水
61 第1の凸部
62 第2の凸部
62s シール材
62t 飛び出し部
63 第3の凸部
63x 凸部

Claims (7)

  1. 板状の太陽電池と、
    前記太陽電池の表面上に設けられ、図柄を有する板材と、
    前記太陽電池で得られた電力が供給され、前記板材の端面から前記図柄に光を照射する照明部と、
    前記太陽電池および前記板材を保持する枠体とを備え、
    前記太陽電池は、前記表面において前記板材を透過した後の外光を受光して電力を発電し、
    前記枠体は、前記板材をスライド可能に保持すると共に、前記太陽電池の全周縁を把持することで前記枠体内に前記太陽電池を固定する図柄提示装置。
  2. 前記枠体は、
    前記太陽電池の全周縁に沿って前記枠体の内面に設けられ、一方の側面が前記太陽電池の裏面と接し、他方の側面が前記太陽電池の表面と接する第1の凹部と、
    前記板材の周縁に沿って前記枠体の内面上に設けられ、一方の側面が前記板材の裏面と接し、他方の側面が前記板材の表面と接する第2の凹部とを有し、
    前記太陽電池の全周縁は、前記第1の凹部に嵌合し、
    前記板材の周縁は、前記第2の凹部に嵌合する請求項1に記載の図柄提示装置。
  3. 前記枠体に取り付け可能な取り付け部材を更に備え、
    前記取り付け部材は、前記枠体に取り付けられた状態で、前記枠体内に前記板材を固定し、
    前記取り付け部材の前記板材の端面と対向する内面上には、前記照明部が設けられる請求項1又は2に記載の図柄提示装置。
  4. 前記第2の凹部の底面には、先端が前記板材の端面と接する突起が設けられている請求項2に記載の図柄提示装置。
  5. 前記第2の凹部の底面には、前記枠体を貫通する貫通孔が設けられている請求項4に記載の図柄提示装置。
  6. 前記第1の凹部の他方の側面と前記太陽電池の表面との間には、前記第1の凹部の内部への液体の侵入を防止するためのシール材が設けられている請求項2に記載の図柄提示装置。
  7. 前記太陽電池は、
    光電変換層及び電極を有するセルと、
    前記セルに対して前記太陽電池の表面側に設けられ、ガラス及びEVA(Ethylene-vinyl acetate)を有する第1の部分と、
    前記セルに対して前記太陽電池の裏面側に設けられ、バックシート及びEVAを有する第2の部分とを有し、
    前記第1の部分と前記第2の部分とが、前記セルの外周で圧着されている請求項1に記載の図柄提示装置。
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