JP3106136U

JP3106136U - 太陽電池電源式表札看板

Info

Publication number: JP3106136U
Application number: JP2004004302U
Authority: JP
Inventors: 吉昌田原; 篤木村
Original assignee: Shirouma Science Co Ltd
Current assignee: Shirouma Science Co Ltd
Priority date: 2004-06-23
Filing date: 2004-06-23
Publication date: 2004-12-16
Anticipated expiration: 2010-06-23

Abstract

【課題】彫刻を施した透明文字板を容易にすることができ、表札看板の周囲を照明することが出来る。
【解決手段】文字や図柄の彫刻５を施した透明硝子板または透明樹脂板１の上部端面７が照明装置４により発光された光の延長線上に垂直に配置される様に高さが調節された取付サポート８を介して、透明硝子板または透明樹脂板１を太陽電池２に平行になるように螺子６にて固定する。以上のような構造を有することにより筺体３を分解しなくても透明硝子板または透明樹脂板１を着脱することが出来、また露出した端面より光を放出することが出来る。
【選択図】図１

Description

本考案は、太陽電池とそれを収納する筺体、及び文字や図柄の彫刻を施した透明硝子板または透明樹脂板とからなる太陽電池電源式表札看板の構造に関する。

従来の太陽電池電源照明を具備した表札看板は、太陽電池前面に設けられた文字や図柄の彫刻を施した透明硝子板または透明樹脂板が容易に交換できるものや、太陽電池電源式表札看板の周囲を照明できるものはなかった。（例えば、特許文献１参照）

特開２００２−３２８６３３号公報

従来の太陽電池を具備した表札看板には次のような欠点があった。
（イ）例えば特開２００２−３２８６３３では彫刻を施した透明文字板が太陽電池と共に筐体内部に固定された構造で分解が困難である。また、あるいは屋外設置のための防水を考慮し、組立工程においてシリコンゴムや接着剤を使用しているものは分解が不可であり、組立後は彫刻を施した透明文字板を交換することが困難または不可であった。
（ロ）例えば特開２００２−３２８６３３では照明装置と彫刻を施した透明文字板の端面が全て筺体内部に収納されているため表札看板の周囲を照明することが出来なかった。
この考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

本考案品の基本構造は、文字や図柄の彫刻（５）を施した透明硝子板または透明樹脂板（１）の上部端面（７）が照明装置（４）により発光された光の延長線上に垂直に配置される様に高さが調節された取付サポート（８）を介して、透明硝子板または透明樹脂板（１）を太陽電池（２）に平行になるように螺子（６）にて固定する。
本考案は、以上のような構造を有することにより筺体（３）を分解しなくても透明硝子板または透明樹脂板（１）着脱することが出来、また露出した端面より光を放出することが出来る。

（イ）請求項１のように文字や図柄の彫刻（５）を施した透明硝子板または透明樹脂板（１）が螺子（６）により筺体（３）に固定されているため、例えば、門柱等に取付後も透明硝子板または透明樹脂板（１）を容易に交換できる。
（ロ）請求項２のように露出された透明硝子板または透明樹脂板（１）の端面が光を透過させるため、夜間使用時においても、透明硝子板または透明樹脂板（１）の文字や図柄の彫刻（５）を浮き上がらせるだけでなく、透明硝子板または透明樹脂板（１）の周囲を照らすことができるので、光を無駄なく利用できる。

本考案品の実施の形態について図１および図３を用いて説明する。
本考案品の基本構造は、文字や図柄の彫刻（５）を施した透明硝子板または透明樹脂板（１）の上部端面（７）が照明装置（４）により発光された光の延長線上に垂直に配置される様に高さが調節された取付サポート（８）を介して、透明硝子板または透明樹脂板（１）を太陽電池（２）に平行になるように螺子（６）にて固定する。このとき取付サポート（８）の材質は金属または樹脂製で高さは５ｍｍ以上が望ましい。また、螺子（６）は簡単な工具、若しくは素手で螺合出来るものが望ましい。

図２に示す様に、本考案品を表札看板として構成する。

本考案品は、透明な硝子または樹脂板の彫刻文字板に施された文字彫刻を昼間、夜間を問わず背景とのコントラストの違いにより効果的に人に認識させることができる表札において、請求項１のように文字や図柄の彫刻（５）を施した透明硝子板または透明樹脂板（１）の着脱が安易にできるので、販売者、若しくは購入使用者が、いつでも透明硝子板または透明樹脂板（１）を交換することで異なる文字や図柄を表示することが出来る。さらに、生産者にとっては文字や図柄の彫刻（５）の彫刻加工が別工程でできるので大量生産が可能となり低価格で普及させることができる。
また、請求項２のように露出された透明硝子板または透明樹脂板（１）の端面が光を透過させるため、夜間使用時においても、透明硝子板または透明樹脂板（１）の文字や図柄の彫刻（５）を浮き上がらせるだけでなく、透明硝子板または透明樹脂板（１）の周囲を照らすことができるので、光を無駄なく利用できる。

本考案品の断面図である。本考案品を表札看板として構成した斜視図である。本考案品を表札看板として構成した側面図である。

符号の説明

１透明硝子板または透明樹脂板
２太陽電池
３筐体
４照明装置
５文字や図柄の彫刻
６螺子
７上部端面
８取付サポート

Claims

太陽電池で発電し、蓄電池にて蓄電した電力を用いて照明装置を発光させることにより、文字や図柄の彫刻を施した透明硝子板または透明樹脂板の端面に光を照射し、文字や図柄を浮かび上がらせ、夜間の視認性を向上させた太陽電池電源式表札看板において、文字や図柄の彫刻を施した透明硝子板または透明樹脂板を太陽電池前面に位置するよう筺体に螺子で固定する構造を有する太陽電池電源式表札看板。
文字や図柄の彫刻を施した透明硝子板または透明樹脂板の端面のうち、少なくともひとつの端面を露出させた請求項１の太陽電池電源式表札看板。