JP6127922B2 - 燃料電池部品の挿入組み付け機構 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池部品を他の部品に挿入して組み付けるときの組み付け機構に関する。
特許文献1には、排水弁が記載されている。この排水弁の他の部品への挿入部には、2つの流路が形成されており、排水弁の挿入部と他の部品との間は、2つのシール部材(Oリング)によってシールされている。
特開2013−93255号公報
この排水弁の挿入部を他の部品に挿入する場合、2つのシール部材を同時に挿入する構造になっているため、挿入時に大きな力が必要であった。この課題は、排水弁の挿入部を他の部品に挿入する場合に限られず、挿入部品と、被挿入部品と、挿入部品と被挿入部品との間に設けられる複数のシール部品とから構成される燃料電池部品の挿入組み付け機構において、共通する課題である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、挿入部品と、被挿入部品と、前記挿入部品と前記被挿入部品との間に設けられる複数のシール部品とから構成される燃料電池部品の挿入組み付け機構が提供される。この挿入組み付け機構において、前記挿入部品及び前記被挿入部品の一方は、第1のシール部品を載置する第1の載置部と、第2のシール部品を載置する第2の載置部とを有し、前記挿入部品及び前記被挿入部品の他方は、前記第1のシール部品との間でシールを行う第1のシール部と、前記第2のシール部品との間でシールを行う第2のシール部とを有し、前記第1のシール部は、前記挿入部品の前記被挿入部品への挿入時において前記第1のシール部品と最初に接触する第1の接触点を有し、前記第2のシール部は、前記挿入部品の前記被挿入部品への挿入時において前記第2のシール部品と最初に接触する第2の接触点を有し、前記第1の接触点と前記第2の接触点との間隔をLaとし、前記第1の載置部と前記第2の載置部の間隔をLb、前記挿入部品の挿入前における前記第1のシール部品の直径をLc、前記挿入部品の挿入前における前記第2のシール部品の直径をLdとするとき、La−Lb−Lc>0または、Lb−La−Ld>0の少なくとも一方を満たす。一般にシール部品を挟んで被挿入部品に挿入部品を挿入する場合、シール部品がシール部と接触して変形するときに、大きな力が必要とされる。この形態の挿入組み付け機構によれば、La−Lb−Lc>0または、Lb−La−Ld>0の少なくとも一方を満たすことにより、第1のシール部品と第2のシール部品とは、同時に変形しない。その結果、同時に変形する場合に比べて小さな力で挿入部品を被挿入部品に挿入することが可能となる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、燃料電池部品の挿入組み付け機構の他、燃料電池用の挿入部品および被挿入部品、流体流路の継ぎ手構造等の形態で実現することができる。
本実施形態の排水弁の挿入部と被挿入部品の被挿入部の結合部を拡大して示す説明図である。 本実施形態における挿入工程を示す説明図である。 本実施形態における挿入量と挿入荷重の関係を示す説明図である。 比較例の排水弁の挿入部と被挿入部品の被挿入部の結合部を拡大して示す説明図である。 比較例における挿入工程を示す説明図である。 比較例における挿入量と挿入荷重の関係を示す説明図である。 変形例1における挿入工程を示す説明図である。 変形例2における挿入工程を示す説明図である。
図1は、本実施形態の排水弁の挿入部と被挿入部品の被挿入部の結合部を拡大して示す説明図である。排水弁10と被挿入部品30は、それぞれ燃料電池車に用いられる燃料電池部品である。排水弁10は、弁部100と、挿入部200とを備える。本実施形態では、挿入部200を備えるものを挿入部品と呼ぶ。弁部100は、弁体110と、弁座120と、プランジャー130と、コア140と、コイル150と、ソレノイド160と、を備える。プランジャー130は、略円筒形をした部材であり、弁体と接続されている。プランジャー130の内部には、コア140に巻かれたコイル150が配置されている。プランジャー130の外には、ソレノイド160が配置されている。ソレノイド160への電流を印加するか、否かにより、コイル150、プランジャー130を移動させ、弁体110と弁座120の間を開けるか、あるいは閉めるか、が制御される。
挿入部200は、凸形状を有し、略円筒形形状をした内筒部210と、略円筒形形状をした外筒部220と、を備える。内筒部210の内側には、第1の流路230が形成され、内筒部210と外筒部220との間には、第2の流路240が形成されている。第1の流路230と、第2の流路240とは、弁体110と弁座120との間の接触、非接触により、非連通、連通が制御される。
内筒部210は、外側に階段形状を有する第1の載置部215を有し、第1の載置部215には、シール部品である第1のOリング250が配置される。外筒部220は、外側に階段形状を有する第2の載置部225を有し、第2の載置部225には、シール部品である第2のOリング260が配置される。
被挿入部品30は、挿入部200が挿入される部品であり、例えば、配管の端部に用いられる。被挿入部品30の被挿入部300は、凹形状を有している。被挿入部300は、挿入部200が挿入されたときに、第1のOリング250との間でシールを行う第1のシール部310と、第2のOリング260との間でシールを行う第2のシール部320とを備える。第1のシール部310は、第1のOリング250と最初に接触する第1の接触点311を有し、第2のシール部320は、第2のOリング260と最初に接触する第2の接触点321を有する。挿入部200と、被挿入部300とで、挿入組み付け機構を構成する。
図2は、本実施形態における挿入工程を示す説明図である。なお、図2では、図1の一点鎖線で囲まれた範囲の断面を拡大して示している。なお、第1の接触点311と第2の接触点321をわかりやすくするために、角の頂点として図示している。また、図2では、第1の流路230、第2の流路240の図示を省略している。
挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図2(A)に示すように、第1のOリング250と第1の接触点311とが接触し、第1のOリング250が変形し始める。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図2(B)に示すように、第1の載置部215の挿入方向の位置が第1の接触点311の位置と同じ位置まで達する。この位置まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第1のOリング250は、これ以上変形しなくなる。この状態で、第1のOリング250は、挿入部200と、被挿入部300との間のシールを行う。なお、本実施形態及び後述する比較例、変形例では、Oリングの断面形状が変わることを変形と呼び、一旦変形したOリングの断面形状が変形状態のまま維持される場合には、変形と呼ばないものとする。
さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図2(C)に示すように、第2のOリング260の接触点261(「第2のOリング接触点261」と呼ぶ。)と第2の接触点321とが接触し、第2のOリング260が変形し始める。
さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図2(D)に示すように、第2の載置部225の挿入方向の位置が第2の接触点321の位置と同じ位置まで達する。この位置まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第2のOリング260は、これ以上変形しなくなる。この状態で、第2のOリング260は、挿入部200と、被挿入部300との間のシールを行う。
図3は、挿入量と挿入荷重の関係を示す説明図である。図3の(A)〜(D)は、図2の(A)〜(D)の状態に対応する。挿入部200が被挿入部300にされ、図2(A)の状態になると、第1の接触点311が第1のOリング250の接触点(「第1のOリング接触点251」と呼ぶ。)に接触し、第1のOリング250が変形し始め、挿入荷重が大きくなる。図2(B)に示す状態までは、挿入荷重はほとんど変わらない。図2(B)に示す状態まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第1のOリング250は、これ以上変形しなくなるため、挿入荷重が小さくなる。
さらに挿入部200が被挿入部300に挿入され、図2(C)の状態になると、第2の接触点321が第2のOリング260に接触し、第2のOリング260が変形し始める。そのため、挿入荷重は大きくなる。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入され、第2の載置部225の挿入方向の位置が第2の接触点321の位置と同じ位置まで達して図2(D)の状態になると、第2のOリング260がこれ以上変形しなくなるので、挿入荷重は、小さくなる。
図4は、比較例の排水弁の挿入部と被挿入部品の被挿入部の結合部を拡大して示す説明図である。図4では、本実施形態と同じ機能の部材には、同じ符号を付している。比較例と本実施形態では、挿入部200における第1の載置部215と第2の載置部225の間隔及び被挿入部300における第1の接触点311と第2の接触点321の間隔が異なるが、その他については、同じである。
図5は、比較例における挿入工程を示す説明図である。比較例では、本実施形態と同一の部材には、同一の符号を付している。なお、図5では、図4の一点鎖線で囲まれた範囲の断面を拡大して示している。また、図5でも、第1の流路230、第2の流路240の図示を省略している。本実施形態と比較例との違いは、第1の接触点311と第2の接触点321の間の間隔Laと、第1の載置部215と第2の載置部225との間の間隔Lbにある。
挿入部200を被挿入部300に挿入されると、図5(E)に示すように、第1のOリング250と第1の接触点311とが接触する。ここで、第1のOリング250が変形し始める。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、変形例では、図5(F)に示すように、第1の載置部215の挿入方向の位置が第1の接触点311の位置と同じ位置まで達する前に、第2のOリング260と第2の接触点321とが接触し、第2のOリング260が変形し始める。なお、本実施形態では、図2(B)(C)に示すように、先に第1の載置部215の挿入方向の位置が第1の接触点の位置と同じ位置まで達し、その後、第2のOリング260と第2の接触点321とが接触し、第2のOリング260が変形し始める。
さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第1の載置部215の挿入方向の位置が第1の接触点311の位置と同じ位置まで達する。この位置まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第1のOリング250はこれ以上変形しなくなり、第2のOリング260のみが変形する。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図5(G)に示すように、第2の載置部225の挿入方向の位置が第2の接触点321の位置と同じ位置まで達する。この位置まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第2のOリング260は、これ以上変形しなくなる。
図6は、比較例における挿入量と挿入荷重の関係を示す説明図である。図6(E)〜図6(F)までの間は、第1のOリング250のみが変形する。この間の挿入荷重は、本実施形態の図3(A)〜(B)における挿入荷重とほぼ同じ大きさである。図6(F)〜図6(G)までの間は、第1のOリング250、第2のOリング260がいずれも変形するため、この間の挿入荷重は、図6(E)〜図6(F)までの間の挿入荷重の約2倍の挿入荷重となる。また、この間の荷重の大きさは、本実施形態の図3(C)〜(D)における挿入荷重よりも大きい。図6(G)〜(H)までの間は、第1のOリング250は、これ以上変形せず、第2のOリング260のみが変形する。この間の挿入荷重は、図6(E)〜図6(F)までの間の挿入荷重よりも小さい。なお、この間の挿入荷重の大きさは、本実施形態の図3(C)〜(D)における挿入荷重とほぼ同じ大きさである。
本実施形態、比較例を比べると、図6(F)〜(G)の間のように、第1のOリング250と第2のOリング260の両方が同時に変形する場合に、挿入荷重が大きくなる。したがって、第1のOリング250と第2のOリング260の両方が同時に変形しないように、第1の載置部215と第2の載置部225の位置、及び第1の接触点311と第2の接触点321の位置を決めれば、挿入荷重の最大値を下げることが可能である。なお、挿入荷重の最大値を測定すると、比較例の場合、40N〜90Nで有ったのに対し、本実施形態では、20N〜40Nであり、半減以下となった。
図2、図5において、第1の接触点311と第2の接触点321との間の挿入部200の挿入方向の間隔をLa、第1の載置部215と第2の載置部225と間の挿入部200の挿入方向の間隔をLb、第1のOリング250の直径をLc、第2のOリング260の直径をLdとする。また、第2の接触点321と第2のOリング260とが接触したときの第2の接触点321と第2の載置部225との間の距離をLxとする(図2(C))。一般に、Lx<Ldである。図2(B)において、第2の接触点321と、第2のOリング接触点261との間の距離は、Lb−La−Lxである。この値が正の値であれば、第1のOリング250が変形しなくなったときに、第2のOリング260は、第2の接触点321に接触しない。この場合、第1のOリング250の変形が終わった後、第2のOリング260は第2の接触点321に接触し、第2のOリング260が変形し始める。すなわち、第1のOリング250と第2のOリング260の両方が同時に変形しない。なお、Lxの値は、挿入部200と被挿入部300の挿入方向を軸とした放射方向の間隔にも依存する。上述したLx<Ldを考慮すれば、Lb−La−Ld>0を満たすように、第1の載置部215と第2の載置部225の位置、及び第1の接触点311と第2の接触点321の位置を決めれば、確実に第1のOリング250の変形が終わった後、第2のOリング260が第2の接触点321に接触し、第2のOリング260が変形し始めるように構成できる。その結果、挿入荷重の最大値を下げることが可能となる。
なお、挿入部200または被挿入部300の一方を比較例と同じ形状とし、他方の形状を変えることで、Lb−La−Ld>0またはLa−Lb−Lc>0のいずれかを満たすようにしてもよい。
変形例1:
図7は、変形例1における挿入工程を示す説明図である。なお、図7では、図2と同様に、第1の流路230、第2の流路240の図示を省略している。本実施形態では、挿入部200における第1の載置部215と第2の載置部225の間隔Lbの方が、被挿入部300における第1の接触点311と第2の接触点321の間隔Laよりも大きかったが、比較例では、被挿入部300における第1の接触点311と第2の接触点321の間隔Laの方が、挿入部200における第1の載置部215と第2の載置部225の間隔Lbよりも大きい。
挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図7(A)に示すように、第2のOリング260と第2の接触点321とが接触し、第2のOリング260が変形し始める。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図7(B)に示すように、第2の載置部225の挿入方向の位置が第2の接触点321の位置と同じ位置まで達する。この位置まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第2のOリング260は、これ以上変形しなくなる。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図7(C)に示すように、第1のOリング250と第1の接触点311とが接触し、第1のOリング250が変形し始める。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図7(D)に示すように、第1の載置部215の挿入方向の位置が第1の接触点311の位置と同じ位置まで達する。この位置まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第1のOリング250は、これ以上変形しなくなる。
変形例1において、第1の接触点311と第1のOリング250とが接触したときの第1の接触点311と第1の載置部215との間の距離をLyとする(図7(C))。本実施形態と同様に、Ly<Lcである。図7(B)の状態では、第1のOリング250と第1の接触点311との間の挿入部200の挿入方向の間隔は、La−Lb−Lyである。この値が正の値であれば、第2のOリング260が変形しなくなったときに、第1のOリング250は、第1の接触点311に接触していない。その結果、第2のOリング260の変形が終わった後、第1のOリング250は第1の接触点311に接触し、第1のOリング250が変形し始める。すなわち、第1のOリング250と第2のOリング260の両方が同時に変形しない。なお、Lyの値は、挿入部200と被挿入部300の挿入方向を軸とした放射方向の間隔にも依存する。上述したLy<Lcを考慮すれば、La−Lb−Lc>0を満たすように、第1の載置部215と第2の載置部225の位置、及び第1の接触点311と第2の接触点321の位置を決めれば、確実に第2のOリング260の変形が終わった後、第1のOリング250が第1の接触点311に接触し、第1のOリング250が変形し始めるように構成できる。その結果、挿入荷重の最大値を下げることが可能となる。
変形例2:
図8は、変形例2における挿入工程を示す説明図である。本実施形態では、挿入部200に第1のOリング250、第2のOリング260が配置されていたが、変形例2では、被挿入部300に第1のOリング250、第2のOリング260が配置されている点が異なる。具体的には、変形例2では、被挿入部300に第1の載置部315と第2の載置部325が形成されて、それぞれ第1のOリング250、第2のOリング260が載置されている。また、変形例2では、挿入部200に第1のシール部270と、第2のシール部280が形成されている。第1のシール部270は第1のOリング250と最初に接触する第1の接触点271を有し、第2のシール部280は第2のOリング260と最初に接触する第2の接触点281を有する。
挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図8(A)に示すように、第1のOリング250と第1の接触点271とが接触し、第1のOリング250が変形し始める。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図8(B)に示すように、第1の載置部315の挿入方向の位置が第1の接触点271の位置と同じ位置まで達する。この位置まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第1のOリング250は、これ以上変形しなくなる。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図8(C)に示すように、第2のOリング260と第2の接触点281とが接触し、第2のOリング260が変形し始める。さらに挿入部200が被挿入部300に挿入されると、図8(D)に示すように、第2の載置部325の挿入方向の位置が第2の接触点281の位置と同じ位置まで達する。この位置まで挿入部200が被挿入部300に挿入されると、第2のOリング260は、これ以上変形しなくなる。
図8において、第1の接触点271と第2の接触点281との間の挿入部200の挿入方向の間隔をLa、第1の載置部315と第2の載置部325との間の挿入部200の挿入方向の間隔の間隔をLb、第1のOリング250の直径をLc、第2のOリング260の直径をLdとする。同様に、Lb−La−Ld>0またはLa−Lb−Lc>0のいずれかを満たせば、第1のOリング250と第2のOリング260の両方が同時に変形しないようにできる。
本実施形態では、排水弁10と、排水弁10の挿入部200が挿入される被挿入部品の被挿入部300を例にとり説明したが、この構成は、流体を流す2つの部材の一方を他方に挿入して組み付ける挿入組み付け機構に採用可能である。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…排水弁
30…被挿入部品
100…弁部
110…弁体
120…弁座
130…プランジャー
140…コア
150…コイル
160…ソレノイド
200…挿入部
210…内筒部
215…第1の載置部
220…外筒部
225…第2の載置部
230…第1の流路
240…第2の流路
250…第1のOリング
251…第1のOリング接触点
260…第2のOリング
261…第2のOリング接触点
270…第1のシール部
271…第1の接触点
280…第2のシール部
281…第2の接触点
300…被挿入部
310…第1のシール部
311…第1の接触点
315…第1の載置部
320…第2のシール部
321…第2の接触点
325…第2の載置部

Claims (1)

  1. 挿入部品と、被挿入部品と、前記挿入部品と前記被挿入部品との間に設けられる複数のシール部品とから構成される燃料電池部品の挿入組み付け機構であって、
    前記挿入部品及び前記被挿入部品の一方は、第1のシール部品を載置する第1の載置部と、第2のシール部品を載置する第2の載置部とを有し、
    前記挿入部品及び前記被挿入部品の他方は、前記第1のシール部品との間でシールを行う第1のシール部と、前記第2のシール部品との間でシールを行う第2のシール部とを有し、
    前記第1のシール部は、前記挿入部品の前記被挿入部品への挿入時において前記第1のシール部品と最初に接触する第1の接触点を有し、
    前記第2のシール部は、前記挿入部品の前記被挿入部品への挿入時において前記第2のシール部品と最初に接触する第2の接触点を有し、
    前記第1の接触点と前記第2の接触点との間隔をLaとし、前記第1の載置部と前記第2の載置部の間隔をLb、前記挿入部品の挿入前における前記第1のシール部品の直径をLc、前記挿入部品の挿入前における前記第2のシール部品の直径をLdとするとき、
    La−Lb−Lc>0 または、Lb−La−Ld>0
    の少なくとも一方を満たす、挿入組み付け機構。
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