JP6127844B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
公報記載の従来技術として、像担持体と転写部材とを接触させて転写ニップ部を形成し、この転写ニップ部に用紙を挿通するとともに転写バイアスを印加することにより、像担持体表面に形成されたトナー像を用紙に接触転写させ、転写部材にクリーニングバイアスを印加することにより、転写部材表面に付着したトナーを像担持体に移動させるようにした画像形成装置が存在する(特許文献1参照)。
特開2004−341168号公報
本発明は、転写における記録材の裏面汚れを抑制することを目的とする。
請求項1記載の発明は、回転する像保持体と、前記像保持体を、帯電バイアスを用いて帯電電位に帯電する帯電部と、帯電された前記像保持体を露光して静電潜像を形成する露光部と、前記像保持体に形成された前記静電潜像を、現像バイアスを用いてトナーで現像する現像部と、前記像保持体に形成されたトナー像を、転写バイアスを用いて記録材に転写する転写部と、前記像保持体、前記帯電部、前記露光部、前記現像部および前記転写部を用いて前記記録材にトナー像を形成する画像形成動作を実行させた後、前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの大きさを所定の値にまで低下させていくとともに、当該帯電バイアスおよび当該現像バイアスの大きさを所定の値にまで低下させている間において、当該帯電バイアス、当該現像バイアス、前記帯電電位が各々維持された状態で当該転写部に供給する転写バイアスの極性を2回反転させる制御部とを含む画像形成装置である。
請求項2記載の発明は、前記現像部は、前記像保持体に対向して回転可能に配置されるとともに前記トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を保持する現像部材を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3記載の発明は、前記帯電部は、前記像保持体に接触して配置されるとともに当該像保持体に前記帯電バイアスとして直流電圧を印加する接触帯電部材を備え、前記転写部は、前記像保持体に接触して配置されるとともに当該像保持体に前記転写バイアスとして直流電圧を印加する接触転写部材を備えることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置である。
請求項4記載の発明は、前記制御部は、前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの大きさを、階段状に順次低下させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項5記載の発明は、前記制御部は、前記像保持体が少なくとも1回転する間、前記転写部に供給する前記転写バイアスの極性を反転させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項6記載の発明は、回転する像保持体と、前記像保持体を、帯電バイアスを用いて帯電電位に帯電する帯電部と、帯電された前記像保持体を露光して静電潜像を形成する露光部と、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を備え、前記像保持体に形成された前記静電潜像を、現像バイアスを用いてトナーで現像する現像部と、前記像保持体に形成されたトナー像を、転写バイアスを用いて記録材に転写する転写部と、前記像保持体、前記帯電部、前記露光部、前記現像部および前記転写部を用いて前記記録材にトナー像を形成する画像形成動作を実行させた後、前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの大きさを、当該帯電バイアスと当該現像バイアスとの大小関係を維持しつつ当該帯電バイアスと当該現像バイアスとの差が順次小さくなっていくように低下させていくとともに、当該帯電バイアスおよび当該現像バイアスの大きさを低下させている間に、当該転写部に供給する前記転写バイアスの極性を、前記帯電電位よりも絶対値が大きくなるように反転させる制御部とを含む画像形成装置である。
請求項1記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、転写における記録材の裏面汚れを抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、さらに現像装置から像保持体へのキャリアの転移を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、電源構成を簡易にすることができる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、帯電電位および現像電位の大小関係の反転を抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、転写における記録材の汚れを、より確実に抑制することができる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、転写における記録材の裏面汚れと、現像装置から像保持体へのキャリアの転移とを抑制することができる。
実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図である。 画像形成装置に設けられた画像形成モジュールの構成を示した図である。 画像形成装置の制御系の構成を説明するためのブロック図である。 画像形成動作における、帯電バイアス、背景電位、画像電位、現像バイアスおよび転写バイアスの関係を説明するための図である。 待機移行動作の手順の一例を説明するためのタイミングチャートである。 図5に示す待機移行動作における、感光体ドラムの回転数と、帯電バイアス、帯電電位、現像バイアス、飛翔電位差、転写バイアスおよび転写電位差との関係の一例を示す図である。 転写バイアスを−800Vに設定した場合における、転写位置を通過する前の背景電位と、転写位置を通過した後の背景電位の上昇量との関係を、感光体ドラムの回転数をパラメータとして示した図である。 転写バイアスを−800Vに設定した場合における、現像バイアスおよび転写電位差と、記録材の裏面における裏面汚れおよびBCOの評価結果との関係を示す図である。 (a)〜(c)は、待機移行動作における転写バイアスの変更タイミングの選択理由を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、実施の形態が適用される画像形成装置1の全体構成を示した図であり、図2は、画像形成装置1に設けられた画像形成モジュール100の構成を示した図である。本実施の形態の画像形成装置1は、電子写真方式にて単色(モノクロ)の画像を形成するモノクロプリンタである。
画像形成装置1は、画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成部10と、記録材に形成された画像を記録材に定着させる定着部20と、画像形成部10に記録材を供給する記録材供給部30とを備えている。また、画像形成装置1は、画像形成部10に設けられた現像装置14に供給するためのトナーを収容するトナーカートリッジ35と、ユーザからの指示を受け付けるとともにユーザに対するメッセージ等を表示するユーザインタフェース(UI)40と、画像形成装置1の外部に設けられたパーソナルコンピュータ(PC)2や画像読取装置3から受信した画像データに対し、画像形成部10での使用に対応させるための処理を施す画像処理部50と、画像形成装置1の全体を制御する制御部60とをさらに備える。
画像形成部10は、矢印A方向に回転可能に設けられ、表面には図示しない感光層が形成された感光体ドラム11と、感光体ドラム11の表面を帯電する帯電装置12と、帯電された感光体ドラム11の表面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光装置13と、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像をトナーで現像する現像装置14と、感光体ドラム11の表面に形成されたトナー像を記録材に転写する転写装置15と、転写後の感光体ドラム11の表面に残存する残トナー等をクリーニングするクリーナ16とを備えている。なお、画像形成部10のうち、感光体ドラム11、帯電装置12、現像装置14およびクリーナ16は、一体化された画像形成モジュール100として構成されている。この画像形成モジュール100は、画像形成装置1の本体に対して着脱自在に構成されており、例えば感光体ドラム11の寿命等に応じて交換することが可能となっている。
像保持体の一例としての感光体ドラム11は、金属製の薄肉の円筒形ドラムの表面(外周面)に感光層(図示せず)を形成してなり、ここでは、感光層が負極性に帯電する材料で構成されている。また、感光体ドラム11は接地されている。
帯電部の一例としての帯電装置12は、所謂接触帯電方式にて感光体ドラム11を帯電するものであって、感光体ドラム11に接触し且つ感光体ドラム11の回転に従動して回転する帯電ロール12aを備えている。また、接触帯電部材の一例としての帯電ロール12aには、感光体ドラム11を負の電位に帯電させるための帯電バイアスが印加される。ここで、帯電バイアスの印加方式としては、直流電圧のみを供給する直流帯電方式と、直流電圧に交流電圧を重畳して供給する交流重畳帯電方式とが存在するが、本実施の形態では直流帯電方式を採用している。そして、帯電ロール12aの表面(外周面)は、多くの孔が形成された発泡ポリウレタンからなるスポンジ材で構成されている。
露光部の一例としての露光装置13は、帯電装置12によって負の電位に帯電された感光体ドラム11に、レーザ光等を用いて選択的に光書き込みを行うことで静電潜像を形成する。ここで、本実施の形態の露光装置13は、トナー像(画像)となる部位(画像部)に対して光を照射し、背景となる部位(背景部)に対しては光を照射しない、所謂画像部露光方式にて露光を行う。なお、露光装置13で用いる光源としては、レーザ光源以外に、LED(Light Emitting Diode)光源を用いることも可能である。
現像部の一例としての現像装置14は、感光体ドラム11に対向して回転可能に配置される現像ロール14aを備えており、現像装置14の内部には、黒色のトナーを含む現像剤を収容している。ここで、本実施の形態の現像装置14では、現像剤として、磁性を有するキャリアと、黒色に着色されたトナーとを含む、所謂二成分現像剤を用いている。また、この現像剤において、キャリアは正の帯電極性を有しており、トナーは負の帯電極性を有している。そして、現像部材の一例としての現像ロール14aは磁石(図示せず)を内蔵しており、静電気力によってトナーを付着させたキャリアすなわち現像剤を、磁力によって現像ロール14aの表面に保持する。現像装置14では、現像ロール14a上に保持させた現像剤(トナー)によって、感光体ドラム11上の静電潜像を現像する。そして、現像装置14では、現像ロール14aを負の電位とするための現像バイアスを供給することで、感光体ドラム11上の静電潜像のうち負極性に帯電している画像部に、負極性に帯電したトナーを転移させる、所謂反転現像方式にて現像を行う。ここで、現像バイアスの印加方式としては、直流電圧のみを供給する直流現像方式と、直流電圧に交流電圧を重畳して供給する交流重畳現像方式とが存在するが、本実施の形態では直流現像方式を採用している。
転写部の一例としての転写装置15は、所謂接触転写方式にて感光体ドラム11上のトナー像を記録材に転写するものであって、感光体ドラム11に接触し且つ感光体ドラム11の回転に従動して回転する転写ロール15aを備えている。また、接触転写部材の一例としての転写ロール15aには、トナーの帯電極性とは逆極性(ここでは正極性)の転写バイアスが印加される。ここで、転写バイアスの印加方式としては、直流電圧のみを供給する直流転写方式と、直流電圧に交流電圧を重畳して供給する交流重畳転写方式とが存在するが、ここでは直流転写方式を採用している。そして、転写ロール15aの表面(外周面)は、多くの孔が形成された発泡ポリウレタンからなるスポンジ材で構成されている。
クリーナ16は、感光体ドラム11に接触して配置されるゴム製のブレード材で構成される。そして、クリーナ16は、感光体ドラム11の表面に押しつけられることで、感光体ドラム11に付着した残トナー等を掻き取るようになっている。
なお、本実施の形態の画像形成部10は、転写装置15による転写後且つ帯電装置12による帯電前に、感光体ドラム11の表面を除電する除電装置を備えない、所謂イレースレス方式を採用している。
図3は、図1に示す画像形成装置1の制御系の構成を説明するためのブロック図である。
本実施の形態の制御部60は、プログラムを読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)61と、CPU61が実行するプログラムやプログラムを実行する際に使用するデータ等を記憶するROM62(Read Only Memory)と、プログラムを実行する際に一時的に生成されるデータ等を記憶するRAM63(Random Access Memory)と、プログラムを実行する際に使用するデータ等を記憶するとともに、その内容を書き換え可能であって、電源を供給しなくてもその記憶内容を保持することが可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)64とを備えている。
制御部60は、感光体ドラム11を回転駆動する感光体駆動部111、帯電装置12に設けられた帯電ロール12aに帯電バイアスを供給する帯電電源112、露光装置13に設けられた光源を駆動する光源駆動部113に、それぞれ制御信号を出力する。また、制御部60は、現像装置14に設けられた現像ロール14aに現像バイアスを供給する現像電源114a、現像ロール14aを回転駆動する現像駆動部114b、トナーカートリッジ35から現像装置14にトナーを補給するトナー補給部114c、そして、転写ロール15aに転写バイアスを供給する転写電源115に、それぞれ制御信号を出力する。さらに、制御部60は、定着部20の加熱ロールに加熱用電力を供給する定着電源120a、定着部20の加熱ロールを回転駆動する定着駆動部120bに、それぞれ制御信号を出力する。なお、制御部60は、記録材供給部30からの記録材の供給および搬送を行う搬送系についても、動作の制御を行う。
この例において、帯電電源112は、負の値に設定された直流成分を含む帯電バイアスを、帯電ロール12aに供給する直流電源である。この帯電バイアスの大きさは、制御部60による調整が可能となっている。
また、現像電源114aは、負の値に設定された直流成分を含む現像バイアスを、現像ロール14aに供給する直流電源である。この現像バイアスの大きさは、制御部60による調整が可能となっている。
さらに、転写電源115は、正の値または負の値に設定された直流成分を含む転写バイアスを、転写ロール15aに供給する直流電源である。この転写バイアスの大きさは、制御部60による調整が可能となっている。
次に、図1に示す画像形成装置1を用いた画像形成動作(プリントプロセス)について説明する。以下に説明する画像形成動作は、制御部60による制御の下で実行される。
画像形成動作の開始に伴い、感光体ドラム11の駆動、現像装置14に設けられた現像ロール14aの駆動が開始され、感光体ドラム11および現像ロール14aは、それぞれ回転を開始する。また、感光体ドラム11が回転を開始するのに伴い、帯電ロール12aおよび転写ロール15aも、それぞれ回転を開始する。さらに、帯電ロール12aに対する帯電バイアスの供給、現像ロール14aに対する現像バイアスの供給、および、転写ロール15aに対する転写バイアスの供給が開始される。さらにまた、定着部20における加熱ロールの駆動が開始され、且つ、加熱ロールに対する給電が開始される。
次に、矢印A方向に回転する感光体ドラム11が、帯電装置12の帯電ロール12aに供給される帯電バイアスによって、帯電電位に帯電される。また、露光装置13による露光が開始され、帯電電位に帯電された状態で矢印A方向に回転する感光体ドラム11は、露光装置13から出射される光によって画像部となるべき部位が選択的に露光される。その結果、帯電および露光が行われた感光体ドラム11の感光層には、背景部が帯電電位となり画像部が露光電位となる静電潜像が形成される。なお、以下の説明においては、帯電電位のことを背景電位と称し、露光電位のことを画像電位と称する。
続いて、感光体ドラム11に形成された静電潜像は、感光体ドラム11の矢印A方向への回転に伴って、現像装置14に設けられた現像ロール14aとの対向部(以下では現像領域と呼ぶ)に到達する。このとき、現像ロール14aは、その表面にトナーおよびキャリアを含む現像剤(二成分現像剤)を、磁力で保持した状態で回転しており、しかも、現像ロール14aには現像バイアスが供給されている。このため、現像ロール14aから感光体ドラム11に対し、静電潜像の中で画像電位となっている画像部に対し選択的にトナーが転移する。その結果、現像領域を通過した感光体ドラム11上には、静電潜像に対応した黒のトナー像が現像される。
それから、感光体ドラム11上に現像されたトナー像は、感光体ドラム11の矢印A方向への回転に伴って、転写ロール15aと対向する転写位置へと向かう。
一方、記録材供給部30から取り出された記録材は、感光体ドラム11上のトナー像が転写位置に到達するタイミングに合わせて、転写位置へと搬送される。
そして、感光体ドラム11上のトナー像および記録材が到達した転写位置では、転写ロール15aに転写バイアスが供給されていることにより、矢印A方向に回転する感光体ドラム11に形成されたトナー像が、転写位置において矢印A方向と同じ方向に搬送されている記録材上に転写される。
その後、トナー像が転写された記録材は、定着部20へと搬送される。そして、記録材上のトナー像は、定着部20によって加熱および加圧されることによって定着され、画像形成装置1の上部に設けられた排紙積載部に排出される。
一方、転写位置を通過した後に感光体ドラム11上に残存するトナー等の付着物は、感光体ドラム11の矢印A方向へのさらなる回転に伴ってクリーナ16との対向部に到達し、クリーナ16によってクリーニングされる。
そして、必要なプリント枚数分だけ、上述した画像形成動作が繰り返し行われる。
図4は、上述した画像形成動作における、帯電バイアスVC、背景電位VH、画像電位VL、現像バイアスVDおよび転写バイアスVTの関係を説明するための図である。なお、図4における横軸は感光体ドラム11上での主走査方向(矢印A方向に直交する方向)の位置であり、縦軸は電位である。ここで、背景電位VHは、帯電バイアスVCによって決まり、画像電位VLは、背景電位VHと露光装置13による露光エネルギーとによって決まる。また、現像バイアスVDは、そのまま、現像ロール14aの電位(現像電位)となる。
本実施の形態では、背景電位VHおよび画像電位VLがともに負極性となっているが、画像電位VLの大きさは、絶対値で背景電位VHよりも小さな値となる(|VL|<|VH|)。そして、本実施の形態における現像バイアスVDすなわち現像電位は、負極性であって、その絶対値が背景電位VHと画像電位VLとの間の大きさに設定される(|VL|<|VD|<|VH|)。
背景電位VHと画像電位VLと現像電位(現像バイアスVD)とが上述した関係を有している場合、感光体ドラム11と現像ロール14aとが対向する現像領域を通過する現像ロール14a上のトナー(負極性に帯電)は、感光体ドラム11上で相対的に正の電位となる画像部(画像電位VL)には転移(飛翔)しやすくなる一方、感光体ドラム11上で相対的に負の電位となる背景部(背景電位VH)には転移(飛翔)しにくくなる。また、現像領域を通過する現像ロール14a上のキャリア(正極性に帯電)は、トナーとは逆に、感光体ドラム11上で相対的に正の電位となる画像部(画像電位VL)には転移(飛翔)しにくくなる一方、感光体ドラム11上で相対的に負の電位となる背景部(背景電位VH)には転移(飛翔)しやすくなる。ただし、現像剤におけるキャリアは、現像ロール14aに磁気的に保持されていることから、実際には、キャリアの転移は殆ど生じない。なお、以下の説明においては、トナーの飛翔しやすさを基準として考え、画像電位VLを基準とする画像電位VLと現像電位(現像バイアスVD)との差を飛翔電位差Vdeve(=VD−VL)と呼び、現像電位(現像バイアスVD)を基準とする現像電位と背景電位VHとの差を逆飛翔電位差Vcln(=VH−VD)と呼ぶ。
そして、本実施の形態では、上述した画像形成動作において、帯電バイアスVCが−1100Vに、背景電位VHが−600Vに、現像バイアスVD(現像電位)が−400Vに、転写バイアスVTが+800Vに、それぞれ設定されているものとする。
さて、本実施の形態の画像形成装置1では、上述した画像形成動作を実行して必要なプリント枚数を出力した後、直ちに次の画像形成動作を行う必要がない場合には、画像形成装置1を構成する各部を待機状態に移行させるための待機移行動作(サイクルダウンプロセス)が実行される。なお、待機移行動作も、制御部60による制御の下で行われる。ここで、待機移行動作においては、画像形成動作で用いた帯電バイアスVC(背景電位VH)の値および現像バイアスVD(現像電位)の値を、現像装置14から感光体ドラム11に対してトナーあるいはキャリアの転移が生じないように逆飛翔電位差Vclnを確保しつつ、それぞれ徐々に低減していく制御が行われる。そして、本実施の形態の画像形成装置1では、この待機移行動作の実行中に、転写バイアスVTの極性を正極性から負極性に一時的に切り替えることによって、転写ロール15aに転移していたトナー等の付着物(負の帯電極性を有するもの)を、感光体ドラム11に逆転写させるとともにクリーナ16で掻き取らせる、転写ロール15aのクリーニング動作が併せて行われる。
図5は、待機移行動作の手順の一例を説明するためのタイミングチャートである。
ここで、図5は、時間の経過と、帯電バイアスVCの設定値および帯電バイアスVCに基づいて変化する背景電位VHの大きさ(上段)と、現像バイアスVDの設定値(中段)と、転写バイアスVTの設定値(下段)との関係を示している。なお、図5には、感光体ドラム11が1回転するのに要する期間を表す感光体回転周期Tを、併せて示している。そして、この例においては、待機移行動作の開始から終了までの間に、感光体ドラム11が15回転するものとする。
また、図6は、図5に示す待機移行動作における、感光体ドラム11の回転数と、帯電バイアスVC、背景電位VH、現像バイアスVD、逆飛翔電位差Vcln、転写バイアスVTおよび転写電位差Vtrとの関係の一例を示す図である。ここで、転写電位差Vtrは、背景電位VHを基準としたときの、転写バイアスVTと背景電位VHとの差(=VT−VH)を表したものである。
画像形成動作が終了した状態すなわち待機移行動作が開始される前の初期状態(以下では単に初期状態と呼ぶ)では、感光体ドラム11および現像ロール14aの駆動がオンのままとなっており、感光体ドラム11は感光体回転周期Tにて回転し続けている。また、初期状態においては、露光装置13による露光は行われていない。なお、待機移行動作において、露光装置13による露光は行われない。さらに、初期状態においては、帯電ロール12aに供給する帯電バイアスVCが−1100Vに、帯電バイアスVCによって帯電された感光体ドラム11の背景電位VHが−600Vに、現像ロール14aに供給する現像バイアスVDが−400Vに、転写ロール15aに供給する転写バイアスVTが+800Vに、それぞれ維持されている(画像形成動作のときと同じ)。
待機移行動作が開始された後、感光体ドラム11が2回転する間(1回転目および2回転目)は、上述した条件が維持される。すなわち、帯電ロール12aに供給する帯電バイアスVCが−1100Vに、帯電バイアスVCによって帯電された感光体ドラム11の背景電位VHが−600Vに、現像ロール14aに供給する現像バイアスVDが−400Vに、転写ロール15aに供給する転写バイアスVTが+800Vに、それぞれ設定される。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−200Vとなり、転写電位差Vtrは+1400Vとなる。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−200Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1400Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が3回転目に入ると、帯電バイアスVCが−1100Vから−1000Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−600Vから−550Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−400Vから−360Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−200Vから−190Vに低下し、転写電位差Vtrは+1400Vから+1350Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−190Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1350Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が4回転目に入ると、帯電バイアスVCが−1000Vから−900Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−550Vから−500Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−360Vから−320Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−190Vから−180Vに低下し、転写電位差Vtrは+1350Vから+1300Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−180Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1300Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が5回転目に入ると、帯電バイアスVCが−900Vから−800Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−500Vから−450Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−320Vから−280Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−180Vから−170Vに低下し、転写電位差Vtrは+1300Vから+1250Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−170Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1250Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が6回転目に入ると、帯電バイアスVCが−800Vから−700Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−450Vから−400Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−280Vから−240Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−170Vから−160Vに低下し、転写電位差Vtrは+1250Vから+1200Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−160Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1200Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が7回転目に入ると、帯電バイアスVCが−700Vから−600Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−400Vから−350Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−240Vから−200Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−160Vから−150Vに低下し、転写電位差Vtrは+1200Vから+1150Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−150Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1150Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が8回転目に入ると、帯電バイアスVCが−600Vに、背景電位VHが−350Vに、現像バイアスVDが−200Vに維持された状態で、転写バイアスVTが+800Vから−800Vに変更される。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−150Vのままとなる一方、転写電位差Vtrは+1150Vから−450Vとなり、転写電位差Vtrが正極性から負極性に反転する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−150Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが−450Vとなっていることにより、転写ロール15aからみたときに感光体ドラム11が相対的に正極性となることから、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物(負極性に帯電)の逆転写が生じる。
なお、転写ロール15aから感光体ドラム11に逆転写された、トナーを含む付着物は、感光体ドラム11の矢印A方向への回転に伴ってクリーナ16との対向部に到達し、クリーナ16によって掻き取られる。
感光体ドラム11が9回転目に入ると、帯電バイアスVCが−600Vに、背景電位VHが−350Vに、現像バイアスVDが−200Vに、それぞれ維持された状態で、転写バイアスVTが−800Vから+800Vに変更される。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−150Vのままとなる一方、転写電位差Vtrは−450Vから+1150Vとなり、転写電位差Vtrが負極性から正極性に反転する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−150Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1150Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が10回転目に入ると、帯電バイアスVCが−600Vから−500Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−350Vから−300Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−200Vから−160Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−150Vから−140Vに低下し、転写電位差Vtrは+1150Vから+1100Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−140Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1100Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が11回転目に入ると、帯電バイアスVCが−500Vから−400Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−300Vから−250Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−160Vから−120Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−140Vから−130Vに低下し、転写電位差Vtrは+1100Vから+1050Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−130Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1050Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が12回転目に入ると、帯電バイアスVCが−400Vから−300Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−250Vから−200Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−120Vから−80Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−130Vから−120Vに低下し、転写電位差Vtrは+1050Vから+1000Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−120Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+1000Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が13回転目に入ると、帯電バイアスVCが−300Vから−200Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−200Vから−150Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−80Vから−40Vに変更される。ただし、転写バイアスVTは+800Vのままである。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−120Vから−110Vに低下し、転写電位差Vtrは+1000Vから+950Vに低下する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−110Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが+950Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写は生じない。また、上述したように、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移が生じていないことから、感光体ドラム11から転写ロール15aに向かうトナーの転写も生じない。
感光体ドラム11が14回転目に入ると、帯電バイアスVCが−200Vから−100Vに変更される。これに伴い、背景電位VHは−150Vから−100Vに低下する。また、帯電バイアスVCの変更に連動して、現像バイアスVDが−40Vから0Vに変更される。さらに、転写バイアスVTが+800Vから0Vに変更される。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−110Vから−100Vに低下し、転写電位差Vtrは+1000Vから−100Vに変更され、転写電位差Vtrが正極性から負極性に反転する。
このとき、感光体ドラム11と現像装置14の現像ロール14aとの間では、逆飛翔電位差Vclnが−100Vとなっていることにより、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうキャリアの転移は生じない。また、現像ロール14aから感光体ドラム11に向かうトナーの転移も生じない。
一方、感光体ドラム11と転写装置15の転写ロール15aとの間では、転写電位差Vtrが−100Vとなっていることにより、転写ロール15aから感光体ドラム11に向かう付着物の逆転写が生じ得る。ただし、実際には、転写電位差Vtrが比較的小さいこと、および、既に感光体ドラム11の8回転目において、付着物の多くが転写ロール15aから感光体ドラム11に逆転写されているため、ここでの付着物の逆転写は殆ど生じない。
感光体ドラム11が15回転目に入っている間、帯電バイアスVCは−100Vに、背景電位VHは−100Vに、現像バイアスVDは0Vに、転写バイアスVTは0Vに、それぞれ維持される。その結果、逆飛翔電位差Vclnは−100Vのままとなり、転写電位差Vtrも−100Vのままとなる。
そして、帯電バイアスVC、現像バイアスVDおよび転写バイアスVTの設定を15回転目の条件に維持した状態で、感光体ドラム11および現像ロール14aの駆動が停止され、感光体ドラム11および現像ロール14aの回転が停止することによって待機移行動作が完了し、画像形成装置1は待機状態へと移行する。
次に、上記待機移行動作において帯電バイアスVCおよび現像バイアスVDの両者の大きさを徐々に低減していく最中に、転写バイアスVTの極性の切り替えを行って転写ロール15aのクリーニングを行う理由について説明を行う。
図7は、転写バイアスVTを−800Vに設定した場合における、転写位置を通過する前(転写バイアスVTを印加する前)の背景電位VHと、転写位置を通過した後(転写バイアスVTを印加した後)の背景電位VHの上昇量との関係を、感光体ドラム11の回転数をパラメータとして示した図である。図7において、横軸は背景電位VHであって図中右側ほど負の値が大きくなっており、縦軸は背景電位VHの上昇量(図中にはVH上昇量と記す)であって図中上側ほど負の値が大きくなっている。なお、図7は、初期状態(感光体ドラム11が0回転目)のときの背景電位VHを、0V、−300V、−400V、−500V、−600Vにそれぞれ設定した場合の、感光体ドラム11の回転数の増加に伴うVH上昇量の変化の過程を示すものとなっている。
例えば初期状態のときの背景電位VHを0Vとした場合、背景電位VHは、1回転後には初期状態よりも−210V上昇し、2回転後には1回転後よりも−80V上昇し、3回転後には2回転後よりも−300V(図示せず)上昇する。また、例えば初期状態のときの背景電位VHを−300Vとした場合、背景電位VHは、1回転後には初期状態よりも−25V上昇し、2回転後には1回転後よりも−25V上昇し、3回転後には2回転後よりも−30V上昇する。さらに、例えば初期状態のときの背景電位VHを−400Vとした場合、背景電位VHは、1回転後には初期状態よりも−15V上昇し、2回転後には1回転後よりも−15V上昇し、3回転後には2回転後よりも−20V上昇する。さらにまた、例えば初期状態のときの背景電位VHを−500Vとした場合、背景電位VHは、1回転後には初期状態よりも−10V上昇し、2回転後には1回転後よりも−10V上昇し、3回転後には2回転後よりも−10V上昇する。そして、例えば初期状態のときの背景電位VHを−600Vとした場合、背景電位VHは、1回転後には初期状態よりも−7V上昇し、2回転後には1回転後よりも−7V上昇し、3回転後には2回転後よりも−7V上昇する。
まず、図7より、初期状態における背景電位VHの値に関係なく、感光体ドラム11の回転数の増加とともに背景電位VHが上昇していくことがわかる。これは、−800Vの転写バイアスVTが転写ロール15aに印加されることに伴い、転写位置にて感光体ドラム11がより高い負の電位に帯電されていることを意味している。
また、図7より、初期状態の背景電位VHの値が高いほど、感光体ドラム11の回転数の増加に伴う背景電位VHの上昇量が低下していくこともわかる。これは、−800Vの転写バイアスVTが転写ロール15aに印加される場合において、印加前の背景電位VHが低い(0Vに近い)ほど、感光体ドラム11が転写バイアスVTによって帯電されにくくなることを意味している。
図8は、転写バイアスVTを−800Vに設定した場合における、現像バイアスVDおよび転写電位差Vtr(=VT−VH)と、記録材の裏面における裏面汚れおよびBCO(Bead-Carry-Out)の評価結果との関係を示す図である。図7において、背景電位VHは−700Vから0Vまで100V刻みに設定されている。ここで、記録材の裏面汚れは、感光体ドラム11から転写ロール15aに転移・付着したトナーが、転写位置を通過する記録材の裏面に物理的に転移すること伴って生じるものである。また、BCOは、現像ロール14aから感光体ドラム11に、現像剤を構成するキャリアが転移することに伴って生じるものである。そして、裏面汚れの評価においては、目視にて裏面汚れが確認できなかったものを「A」とし、目視にてわずかに裏面汚れが確認できたものを「B」とし、目視にて裏面汚れが確認できたものを「C」とした。また、BCOの評価においては、BCOの発生に伴う背景かぶり(背景部にキャリア(およびキャリアに付着したトナー)が転移する現象)が確認できなかったものを「A」とし、わずかに背景かぶりが確認できたものを「B」とし、背景かぶりが確認できたものを「C」とした。
まず、転写電位差Vtrと記録材の裏面汚れとの関係について説明を行う。
この例においては、転写電位差Vtrが最も小さい(狭い)−100Vの場合に、評価結果がCとなり、転写電位差Vtrが次に小さい(狭い)−200Vの場合に、評価結果がBとなった。一方、これらに比べて転写電位差Vtrが大きい−300V〜−800Vの範囲においては、評価結果がAとなった。
以上より、転写ロール15aに付着した、負の帯電極性を有する付着物(トナー等)を感光体ドラム11に転移させるためには、転写電位差Vtrを負の値とするだけでは不十分であり、−300V以上となる転写電位差Vtrを確保することが望ましいことがわかる。
次に、転写電位差VtrとBCOとの関係について説明を行う。
この例においては、転写電位差Vtrが最も大きい(広い)−800Vの場合および転写電位差Vtrが次に大きい(広い)−700Vの場合に、評価結果がCとなり、転写電位差Vtrがその次に大きい(広い)−600Vの場合、評価結果がBとなった。一方、これらに比べて転写電位差Vtrが小さい(狭い)−500V〜−100Vの範囲においては、評価結果がAとなった。
以上より、現像ロール14aに保持された現像剤のキャリアを感光体ドラム11に転移させないためには、転写電位差Vtrを負の値とするだけでは不十分であり、−500V以下となる転写電位差Vtrを確保することが望ましいことがわかる。
したがって、現像剤としてトナーおよびキャリアを含む二成分現像剤を用いる場合に、記録材の裏面汚れを抑制するとともにBCOおよびこれに伴う背景かぶりを抑制するという観点からすれば、転写電位差Vtrを、−300V以上且つ−500V以下の範囲から選択することが好ましいことになる。
図9は、上述した待機移行動作における転写バイアスVTの変更タイミングの選択理由を説明するための図である。
まず、図9(a)は、図5に示す待機移行動作において、感光体ドラム11の8回転目に転写バイアスVTを+800Vから−800Vに変更したときの、背景電位VH、現像バイアスVDおよび転写バイアスVTの大小関係を示す図である。なお、図5に示す待機移行動作において、感光体ドラム11の8回転目は、帯電バイアスVCおよび現像バイアスVDの両者を徐々に低減している最中である。このとき、図6に示したように、背景電位VHは−350Vであり、現像バイアスVDは−200Vである。
この変更タイミングを採用した場合には、転写バイアスVT=−800Vを印加したときの逆飛翔電位差Vcln(=VH−VD)が−150Vとなる。また、転写バイアスVT=−800Vを印加したときの転写電位差Vtr(=VH−VT)は−450Vとなる。
また、図9(b)は、図5に示す待機移行動作において、感光体ドラム11の2回転目に転写バイアスVTを+800Vから−800Vに変更したと仮定したときの、背景電位VH、現像バイアスVDおよび転写バイアスVTの大小関係を示す図である。なお、図5に示す待機移行動作において、感光体ドラム11の2回転目は、帯電バイアスVCおよび現像バイアスVDの両者の低減を開始する前である。このとき、図6に示したように、背景電位VHは−600Vであり、現像バイアスVDは−400Vである。
この変更タイミングを採用した場合には、転写バイアスVT=−800Vを印加したときの逆飛翔電位差Vcln(=VH−VD)が−200Vとなり、図9(a)に示した例よりも大きく(広く)なる。また、転写バイアスVT=−800Vを印加したときの転写電位差Vtr(=VH−VT)は−200Vとなり、図9(a)に示した例よりも小さく(狭く)なる。
さらに、図9(c)は、図5に示す待機移行動作において、感光体ドラム11の14回転目に転写バイアスVTを+800Vから−800Vに変更したと仮定したときの、背景電位VH、現像バイアスVDおよび転写バイアスVTの大小関係を示す図である。なお、図5に示す待機移行動作において、感光体ドラム11の14回転目は、帯電バイアスVCおよび現像バイアスVDの両者の低減を完了した後である。このとき、図6に示したように、背景電位VHは−100Vであり、現像バイアスVDは0Vである。
この変更タイミングを採用した場合には、転写バイアスVT=−800Vを印加したときの逆飛翔電位差Vcln(=VH−VD)が−100Vとなり、図9(a)に示した例よりも小さく(狭く)なる。また、転写バイアスVT=−800Vを印加したときの転写電位差Vtr(=VH−VT)は−700Vとなり、図9(a)に示した例よりも大きく(広く)なる。
例えば図9(b)に示すように、待機移行動作の初期に転写バイアスVTの極性の変更を実行した場合には、図9(a)に示す待機移行動作の中期に転写バイアスVTの極性を変更する場合と比較して、逆飛翔電位差Vclnが大きくなる(広くなる)分だけBCOは発生しにくくなるものの、転写電位差Vtrが小さくなる(狭くなる)分だけ記録材の裏面汚れが発生しやすくなってしまうことになる。
一方、例えば図9(c)に示すように、待機移行動作の末期に転写バイアスVTの極性の変更を実行した場合には、図9(a)に示す待機移行動作の中期に転写バイアスVTの極性を変更する場合と比較して、転写電位差Vtrが大きくなる(広くなる)分だけ記録材の裏面汚れは発生しにくくなるものの、逆飛翔電位差Vclnが小さくなる(狭くなる)分だけBCOが発生しやすくなってしまうことになる。
そこで、本実施の形態では、待機移行動作における感光体ドラム11の8回転目(中期)に転写バイアスVTの極性の切り替えを行うことで、記録材の裏面汚れの発生を抑制するとともに、BCOの発生に起因する背景かぶりの発生も抑制するようにした。
なお、本実施の形態では、待機移行動作において、感光体ドラム11の8回転目(中期)に転写バイアスVTの極性の切り替えを行っていたが、これに限られるものではない。図8を用いて説明したように、転写電位差Vtrが−300V〜−500Vとなる範囲で、記録材の裏面汚れおよびBCOの発生が抑制できることを考慮すれば、−800Vの転写バイアスVTを用いる場合には、図6からも明らかなように、背景電位VHが−500Vとなる4回転目から背景電位VHが−300Vとなる10回転目までの間に、転写バイアスVTの極性の切り替えを行っておけばよいことになる。
また、本実施の形態では、待機移行動作において感光体ドラム11を15回転させるとともに、感光体ドラム11が1回転する毎に帯電バイアスVCおよび現像バイアスVDを低減するようにしていた。ただし、これに限られるものではなく、待機移行動作における帯電バイアスVCおよび現像バイアスVDの切り替えタイミングについては、感光体ドラム11の感光体回転周期Tよりも短くてもかまわないし、長くてもかまわない。ただし、帯電バイアスVCおよび現像バイアスVDの両者を連動させて低減することが好ましい。
さらに、本実施の形態では、待機移行動作において感光体ドラム11が1回転する間だけ転写ロール15aから感光体ドラム11への付着物の逆転写を行うようにしていたが、これに限られるものではない。すなわち、転写ロール15aから感光体ドラム11への付着物の逆転写については、転写ロール15aが1回転以上する間、より好ましくは、感光体ドラム11が1回転以上する間であれば、特に期間の制限は存在しない。
さらにまた、本実施の形態では、現像剤として、トナーおよびキャリアを含む二成分現像剤を用いる場合を例として説明を行ったが、これに限られるものではなく、トナーを含むとともにキャリアを含まない、所謂一成分現像剤を用いてもかまわない。
そして、本実施の形態では、画像部露光方式と反転現像方式とを組み合わせて感光体ドラム11上に静電潜像の形成を行っていたが、これに限られるものではなく、画像部ではなく背景部を露光する所謂背景部露光方式を採用してもかまわないし、露光を行わなかった部位を画像部として現像する所謂正規現像方式を採用してもかまわない。
1…画像形成装置、10…画像形成部、11…感光体ドラム、12…帯電装置、12a…帯電ロール、13…露光装置、14…現像装置、14a…現像ロール、15…転写装置、15a…転写ロール、16…クリーナ、20…定着部、30…記録材供給部、60…制御部、111…感光体駆動部、112…帯電電源、113…光源駆動部、114a…現像電源、114b…現像駆動部、114c…トナー補給部、115…転写電源、120a…定着電源、120b…定着駆動部

Claims (6)

  1. 回転する像保持体と、
    前記像保持体を、帯電バイアスを用いて帯電電位に帯電する帯電部と、
    帯電された前記像保持体を露光して静電潜像を形成する露光部と、
    前記像保持体に形成された前記静電潜像を、現像バイアスを用いてトナーで現像する現像部と、
    前記像保持体に形成されたトナー像を、転写バイアスを用いて記録材に転写する転写部と、
    前記像保持体、前記帯電部、前記露光部、前記現像部および前記転写部を用いて前記記録材にトナー像を形成する画像形成動作を実行させた後、前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの大きさを所定の値にまで低下させていくとともに、当該帯電バイアスおよび当該現像バイアスの大きさを所定の値にまで低下させている間において、当該帯電バイアス、当該現像バイアス、前記帯電電位が各々維持された状態で当該転写部に供給する転写バイアスの極性を2回反転させる制御部と
    を含む画像形成装置。
  2. 前記現像部は、前記像保持体に対向して回転可能に配置されるとともに前記トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を保持する現像部材を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記帯電部は、前記像保持体に接触して配置されるとともに当該像保持体に前記帯電バイアスとして直流電圧を印加する接触帯電部材を備え、
    前記転写部は、前記像保持体に接触して配置されるとともに当該像保持体に前記転写バイアスとして直流電圧を印加する接触転写部材を備えること
    を特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの大きさを、階段状に順次低下させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記像保持体が少なくとも1回転する間、前記転写部に供給する前記転写バイアスの極性を反転させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 回転する像保持体と、
    前記像保持体を、帯電バイアスを用いて帯電電位に帯電する帯電部と、
    帯電された前記像保持体を露光して静電潜像を形成する露光部と、
    トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を備え、前記像保持体に形成された前記静電潜像を、現像バイアスを用いてトナーで現像する現像部と、
    前記像保持体に形成されたトナー像を、転写バイアスを用いて記録材に転写する転写部と、
    前記像保持体、前記帯電部、前記露光部、前記現像部および前記転写部を用いて前記記録材にトナー像を形成する画像形成動作を実行させた後、前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの大きさを、当該帯電バイアスと当該現像バイアスとの大小関係を維持しつつ当該帯電バイアスと当該現像バイアスとの差が順次小さくなっていくように低下させていくとともに、当該帯電バイアスおよび当該現像バイアスの大きさを低下させている間に、当該転写部に供給する前記転写バイアスの極性を、前記帯電電位よりも絶対値が大きくなるように反転させる制御部と
    を含む画像形成装置。
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