JP6126423B2 - 袋状ラベル - Google Patents

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本発明は、剥離可能に貼着された第1のシートと第2のシートとによって袋部を構成して被着体に貼付される袋状ラベルに関する。
従来より、配送物を配送する場合、配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が記入された配送伝票が用いられ、配送情報が記入された配送伝票が配送物に貼付され、配送伝票に記入された配送情報に従って配送物が配送先に配送されている。
このような配送伝票において、袋部を形成し、この袋部に配送伝票の一部を収納可能した構成が考えられており、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された技術においては、配送物に貼付されるラベルシートにスリットを形成しておき、ラベルシートの裏面に貼着された剥離紙の一部を残した状態で配送物に貼付し、配送伝票の一部をスリットから剥離紙と配送物の間に挿入することで、配送伝票の一部を収納しておくことができる。
特開平11−78297号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、配送伝票等の収納物が剥離紙と配送物との間に収納されるため、配送物等の被着体が汚れている場合、収納物が汚れてしまう虞れがある。また、配送物に凹凸がある場合、収納物を収納しにくくなってしまう。さらに、収納物が静電気の影響を受けやすいものである場合、被着体が静電気を帯びていると収納物が破損してしまう場合もある。
本発明は、上述したしたような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、剥離可能に貼着された第1のシートと第2のシートとによって袋部を構成して被着体に貼付される袋状ラベルにおいて、袋部に収納される収納物が被着体の影響を受けにくくすることができる袋状ラベルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
4つの辺部を具備する第1のシートが第2のシートに重ね合わされ、前記第1のシートの前記4つの辺部のうち3つの辺部に沿う領域が粘着層によって前記第2のシートと貼着されていることにより袋部が構成される袋状ラベルであって、
前記第2のシートは、前記第1のシートと剥離可能に貼着され、前記粘着層と対向する領域に前記3つの辺部に並行して連続した切り離し線が形成され、該切り離し線の両端が当該第2のシートの端辺まで延びているとともに、前記第1のシートと貼着される領域のうち少なくとも前記切り離し線の外側に剥離層が設けられ、
前記第1のシートと前記第2のシートとの間の前記粘着層に囲まれた領域が前記袋部となる。
上記のように構成された本発明においては、第2のシートの切り離し線を介して一方の領域が第1のシートから剥離されると、第1のシートの第2のシートとの貼着面に積層された粘着層が表出し、この粘着層によって被着体に貼付される。この状態においては、第2のシートの切り離し線を介して他方の領域が粘着層によって第1のシートに貼着された状態となっており、第1のシートと第2のシートとの間の粘着層に囲まれた領域が袋部となっている。そのため、この袋部に収納物を収納した場合、収納物と被着体との間には第2のシートが介在することになり、それにより、被着体が汚れている場合でも収納物が汚れてしまうことがなく、また、また、配送物に凹凸がある場合でも収納物を収納しにくくなることがなく、さらには、収納物が静電気の影響を受けやすいものである場合に被着体が静電気を帯びていても収納物がその影響を受けにくくなる。
本発明によれば、袋部に収納物を収納した場合、収納物と被着体との間には第2のシートが介在することになり、それにより、袋部に収納される収納物が被着体の影響を受けにくくすることができる。
本発明の袋状ラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はラベル基材の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙の表面の構成を示す図である。 図1に示した袋状ラベルがラベル形態になるまでの状態を示す図であり、(a)は表面図、(b)はラベル基材から剥離台紙の一部を剥離していく状態を示す図、(c)はラベル形態となった裏面の構成を示す図、(d)は(c)に示したA−A’断面図である。 図2に示したようにしてラベル形態となった配達票の利用方法を説明するための図であり、(a)は配送物に貼付された状態を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は納品書が収納された状態を示す図、(d)は(c)に示したA−A’断面図である。 本発明の袋状ラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はラベル基材の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙の表面の構成を示す図である。 図4に示した袋状ラベルがラベル形態になるまでの状態を示す図であり、(a)は表面図、(b)はラベル基材から剥離台紙の一部を剥離していく状態を示す図、(c)はラベル形態となった裏面の構成を示す図、(d)は(c)に示したA−A’断面図である。 図5に示したようにしてラベル形態となった配達票の利用方法を説明するための図であり、(a)は配送物に貼付された状態を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は納品書が収納された状態を示す図、(d)は(c)に示したA−A’断面図である。 本発明の袋状ラベルの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はラベル基材の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙の表面の構成を示す図である。 図7に示した袋状ラベルの特有の効果を説明するための図である。 本発明の袋状ラベルの第4の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はラベル基材の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙の表面の構成を示す図である。 図9に示した袋状ラベルの袋部に収納物を収納する際の使用方法を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の袋状ラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はラベル基材10の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙20の表面の構成を示す図である。
本形態は図1に示すように、第2のシートとなる剥離台紙20上に第1のシートとなるラベル基材10が、その1つの辺部が重なるように剥離可能に貼着されて構成されている。
ラベル基材10は、例えば4つの辺部を具備する感熱紙等からなり、剥離台紙20との貼着面の一部に、粘着剤を塗布することによって粘着層30が積層されている。粘着層30は、ラベル基材10の4つの辺部のうち、剥離台紙20の辺部と重なる辺部を除いた3つの辺部に沿って幅w1を有するコの字型に積層されている。なお、ラベル基材10としては、感熱紙以外にも、インクジェット紙や、上質紙70kg等が考えられる。また、表面に印字可能なものであれば、フィルムシートであってもよい。
剥離台紙20は、例えば、上質紙35kg等からなり、ラベル基材10の上記3つの辺部に並行してこの辺部から間隔w2だけ離れて連続した切り離し線となるスリット21がコの字型に形成されている。また、ラベル基材10と貼着される領域のうちこのスリット21の外側に、例えば、紫外線硬化型等の一般的な剥離ニスを塗布すること等によって剥離層40が積層されている。
上記のように構成されたラベル基材10と剥離台紙20とが、ラベル基材10の粘着層30が積層された面が、剥離台紙20の剥離層40が積層された領域上に重ね合わされ、これらが粘着層30と剥離層40とによって剥離可能に貼着されている。ここで、粘着層30の幅w1が、ラベル基材10の辺部からスリット21までの間隔w2よりも広いことにより、スリット21が、粘着層30に対向する領域に、ラベル基材10の4つの辺部のうち剥離台紙20の辺部と重なる辺部を除いた3つの辺部に並行して形成されていることになる。そして、ラベル基材10と剥離台紙20とは、粘着層30によって囲まれた領域においては互いに貼着されておらず、それにより、ラベル基材10と剥離台紙20との間のこの領域が、ラベル基材10と剥離台紙20とで重なる辺部を開口部として収納物が収納される袋部2となっている。なお、粘着層30の幅w1は、ラベル基材10が上記3つの辺部に沿う領域にて剥離台紙20と貼着されている構成であれば、ラベル基材10の3つの辺部上を含み、例えば3cm等、適宜設定することができる。
以下に、上記のように構成された袋状ラベル1の使用方法について説明する。
まず、上述した袋状ラベル1をラベル形態にするまでの方法について説明する。
図2は、図1に示した袋状ラベル1がラベル形態になるまでの状態を示す図であり、(a)は表面図、(b)はラベル基材10から剥離台紙20の一部を剥離していく状態を示す図、(c)はラベル形態となった裏面の構成を示す図、(d)は(c)に示したA−A’断面図である。
図1に示した袋状ラベル1は、例えば図2(a)に示すような配送用ラベル1aとして使用される。この配送用ラベル1aには、図1に示したラベル基材10を用いた配達票11の表面に、この配達票11が貼付される配送物の配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が印字される配送情報表示領域12が設けられており、その積層構造は図1に示したものと同様のものとなっている。
図2(a)に示すように、配送情報表示領域12に配送情報12aを印字あるいは記入した後、剥離台紙20のうちスリット21の外側となる領域を配達票11から剥離していく。剥離台紙20は配達票11に剥離可能に貼着されているため、図2(b)に示すように、剥離台紙20のスリット21の外側となる領域を配達票11から剥離することができる。すると、配達票11に積層された粘着層30のうち、剥離台紙20のスリット21の外側となる領域に対向していた領域が表出する。
剥離台紙20のスリット21の外側となる領域を全て配達票11から剥離すると、図2(c),(d)に示すように、配達票11には、剥離台紙20のうちスリット21に囲まれた領域のみが貼着された状態となる。剥離台紙20のうちスリット21に囲まれた領域は、その周囲が粘着層30によって配達票11に貼着されており、また、配達票11と剥離台紙20とは、粘着層30によって囲まれた領域においては互いに貼着されておらず、それにより、配達票11と剥離台紙20との間のこの領域が、配達票11と剥離台紙20とで重なる辺部を開口部として収納物が収納される袋部2となる。
次に、上記のようにしてラベル形態となった配達票11の利用方法について説明する。
図3は、図2に示したようにしてラベル形態となった配達票11の利用方法を説明するための図であり、(a)は配送物3に貼付された状態を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は納品書4が収納された状態を示す図、(d)は(c)に示したA−A’断面図である。
図2に示したようにしてラベル形態となった配達票11は、図3(a)に示すように、剥離台紙20側を貼付面として被着体となる配送物3に貼付される。ラベル形状となった配達票11は上述したように、配達票11に積層された粘着層30のうち、剥離台紙20のスリット21の外側となる領域に対向していた領域が表出しているため、図3(b)に示すように、この表出した粘着層30によって配送物3に貼付することができる。
配送物3に貼付された配達票11においては、配達票11と剥離台紙20との間の粘着層30に囲まれた領域が、配達票11と剥離台紙20とで重なる辺部を開口部として袋部2となっているため、図3(c)に示すように、この開口部から収納物となる納品書4を袋部2に収納することができる。
納品書4が袋部2に収納された状態においては、図3(d)に示すように、納品書4と配送物3との間には剥離台紙20が介在することになり、それにより、配送物3が汚れている場合でも納品書4が汚れてしまうことがない。また、配送物3に凹凸がある場合でも、納品書4が袋部2に収納しにくくなってしまうことが回避される。さらには、袋部2に収納される収納物が納品書4ではなく、電子回路部品等、静電気の影響を受けやすいものであっても、配送物3が静電気を帯びた場合に収納物がその影響を受けにくくなる。
なお、本形態においては、剥離台紙20のラベル基材10が貼着される領域の全面に剥離層40が積層されているが、剥離層40は、剥離台紙20のラベル基材10が貼着される領域のうち少なくともスリット21の外側となる領域に積層されていればよい。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の袋状ラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はラベル基材10の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙20の表面の構成を示す図である。
本形態は図4に示すように、図1に示したものに対して、ラベル基材10が、その辺部が剥離台紙20の辺部のいずれにも重ならず、かつ、剥離台紙20上に収まるように剥離台紙20に貼着されている点と、剥離台紙20のラベル基材10と貼着される領域の全面に剥離層40が積層されている点とが異なるものである。また、剥離台紙20には、スリット21の両端のそれぞれからこの両端に対向する剥離台紙20の端辺まで延びた2本のミシン目22が形成されている。
以下に、上記のように構成された袋状ラベル101の使用方法について説明する。
まず、上述した袋状ラベル101をラベル形態にするまでの方法について説明する。
図5は、図4に示した袋状ラベル101がラベル形態になるまでの状態を示す図であり、(a)は表面図、(b)はラベル基材10から剥離台紙20の一部を剥離していく状態を示す図、(c)はラベル形態となった裏面の構成を示す図、(d)は(c)に示したA−A’断面図である。
図4に示した袋状ラベル101は、例えば図5(a)に示すような配送用ラベル101aとして使用される。この配送用ラベル101aには、図4に示したラベル基材10を用いた配達票11の表面に、この配達票11が貼付される配送物の配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が印字される配送情報表示領域12が設けられており、その積層構造は図4に示したものと同様のものとなっている。
図5(a)に示すように、配送情報表示領域12に配送情報12aを印字あるいは記入した後、剥離紙20に形成されたミシン目22を破断し、剥離台紙20のうちスリット21の外側となる領域を配達票11から剥離していく。剥離台紙20は配達票11に剥離可能に貼着されているため、図5(b)に示すように、ミシン目22を破断すれば剥離台紙20のスリット21の外側となる領域を配達票11から剥離することができる。すると、配達票11に積層された粘着層30のうち、剥離台紙20のスリット21の外側となる領域に対向していた領域が表出する。
ミシン目22を破断して剥離台紙20のスリット21の外側となる領域を全て配達票11から剥離すると、図5(c),(d)に示すように、配達票11には、剥離台紙20のうちミシン目22及びスリット21に囲まれた領域のみが貼着された状態となる。剥離台紙20のうちスリット21に囲まれた領域は、その周囲が粘着層30によって配達票11に貼着されており、また、配達票11と剥離台紙20とは、粘着層30によって囲まれた領域においては互いに貼着されておらず、それにより、配達票11と剥離台紙20との間のこの領域が、ミシン目22が破断された辺部側を開口部として収納物が収納される袋部2となる。なお、剥離台紙20においては、2本のミシン目22に挟まれた領域が元々配達票11に対向していなかったため、この領域が配達票11から突出した状態となる。
次に、上記のようにしてラベル形態となった配達票11の利用方法について説明する。
図6は、図5に示したようにしてラベル形態となった配達票11の利用方法を説明するための図であり、(a)は配送物3に貼付された状態を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は納品書4が収納された状態を示す図、(d)は(c)に示したA−A’断面図である。
図5に示したようにしてラベル形態となった配達票11は、図6(a)に示すように、剥離台紙20側を貼付面として配送物3に貼付される。ラベル形状となった配達票11は上述したように、配達票11に積層された粘着層30のうち、剥離台紙20のスリット21の外側となる領域に対向していた領域が表出しているため、図6(b)に示すように、この表出した粘着層30によって配送物3に貼付することができる。
配送物3に貼付された配達票11においては、配達票11と剥離台紙20との間の粘着層30に囲まれた領域が、ミシン目22が破断された辺部側を開口部として袋部2となっているため、図6(c)に示すように、この開口部から収納物となる納品書4を袋部2に収納することができる。この際、本形態においては、剥離台紙20の2本のミシン目22に挟まれた領域が配達票11から突出した状態となっているため、袋部2の開口部において配達票11と剥離台紙20とに段差が生じており、それにより、納品書4を袋部2に収納しやすくなる。
納品書4が袋部2に収納された状態においては、図6(d)に示すように、納品書4と配送物3との間には剥離台紙20が介在することになり、それにより、配送物3が汚れている場合でも納品書4が汚れてしまうことがない。また、配送物3に凹凸がある場合でも、納品書4が袋部2に収納しにくくなってしまうことが回避される。さらには、袋部2に収納される収納物が納品書4ではなく、電子回路部品等、静電気の影響を受けやすいものであっても、配送物3が静電気を帯びた場合に収納物がその影響を受けにくくなる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の袋状ラベルの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はラベル基材10の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙20の表面の構成を示す図である。
本形態は図7に示すように、図1に示したものに対して、ラベル基材10の剥離台紙20との貼着面において、粘着層30に囲まれた領域に接着層50が積層されており、この領域においても、ラベル基材10と剥離台紙20とが剥離可能に貼着されている点と、剥離台紙20のラベル基材10と貼着される領域の全面に剥離層40が積層されている点とが異なるものである。接着層50は、ラベル基材10の粘着層30に囲まれた領域に、例えば水性エマルジョン接着剤を塗布することによって積層される。また、接着層50としては、これに限らず、天然ラテックスにデンプンやシリカ等の微粒状充填剤を混入させたもの等、その他接着剤(固化による接着)や粘着剤(粘性を保持しながら接着)の何れでもよい。圧力を加えることによって貼着力を発揮する感圧タイプのものであってもよい。接着層50として水性エマルジョン接着剤を用いた場合には、ラベル基材10の剥離台紙20との貼着面にメジウム層を積層することにより、ラベル基材10への水分の浸透が防止される。
このように構成された袋状ラベル201においても、図1に示したものと同様にして使用され、同様の作用効果が生じる。
以下に、図7に示した袋状ラベル201の特有の効果について説明する。
図8は、図7に示した袋状ラベル201の特有の効果を説明するための図である。
図7に示した袋状ラベル201においては、上述した実施の形態に示したものと同様に、ラベル基材10の表面に情報が印字される。その際、袋状ラベル201がプリンタにセットされてプリンタ内を搬送されると、図8に示すように、袋状ラベル201はプリンタ内の一対のローラ5a,5bに挟まれながら搬送されることになる。それにより、袋状ラベル201には、一対のローラ5a,5bによって表裏から圧力が加わるとともに、ローラ5a,5bの回転によって搬送方向に擦れるような外力が加わる。そのため、ラベル基材10と剥離台紙20とがずれる方向に応力が加わるが、図7に示した袋状ラベル201においては、袋部2となる領域においても、ラベル基材10と剥離台紙20とが接着層50及び剥離層40によって剥離可能に貼着されているため、ラベル基材10と剥離台紙20とが剥離したり縒れたりすることが回避されることになる。
(第4の実施の形態)
図9は、本発明の袋状ラベルの第4の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はラベル基材10の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙20の表面の構成を示す図である。
本形態は図9に示すように、図7に示したものに対して、剥離台紙20のラベル基材10との貼着面に積層された剥離層40が、粘着層30と接着層50との境界部分に対向する部分とスリット21との間の領域に設けられておらず、また、袋部2の開口部側となる辺部の近傍の3つの島状の領域に設けられていない点が異なるものである。それにより、これらの領域においては、ラベル基材10と剥離台紙20との貼着状態が剥離可能なものではなくなっている。
このように構成された袋状ラベル301においても、図1に示したものと同様にして使用されることになる。
図10は、図9に示した袋状ラベル301の袋部2に収納物を収納する際の使用方法を示す図である。
図9に示した袋状ラベル301は、袋部2となる領域においても、ラベル基材10と剥離台紙20とが接着層50及び剥離層40によって剥離可能に貼着されている。そのため、図10に示すように、配達票11として配送物3に貼付された状態において、袋部2の開口部となる辺部から、ラベル基材10と剥離台紙20との間に指6を挿入し、ラベル基材10と剥離台紙20とを剥離していく。この際、袋状2の開口部となる辺部近傍には、ラベル基材10と剥離台紙20とが接着層50のみによって貼着された島状の3つの領域が存在するが、島状の3つの領域が開口部となる辺部の近傍に設けられていることにより、島状の3つの領域よりも開口部となる辺部側には、ラベル基材10と剥離台紙20とが接着層50及び剥離層40によって剥離可能に貼着された領域が存在し、それにより、ラベル基材10と剥離台紙20との間に指6を挿入することができる。
また、袋部2の開口部となる辺部の近傍にて接着層50のみにてラベル基材10と剥離台紙20とが貼着された領域が、3つの島状のものであることから、この領域においても、ラベル基材10と剥離台紙20とを人の力で剥離することができる。
このようにしてラベル基材10と剥離台紙20の袋部2となる領域を互いに剥離した後、上記同様に、袋部2の開口部から収納物を収納することになる。
1,101,201,301 袋状ラベル
1a,101a 配送用ラベル
2 袋部
3 配送物
4 納品書
5a,5b ローラ
6 指
10 ラベル基材
11 配達票
12 配送情報表示領域
12a 配送情報
20 剥離台紙
21 スリット
22 ミシン目
30 粘着層
40 剥離層
50 接着層

Claims (1)

  1. 4つの辺部を具備する第1のシートが第2のシートに重ね合わされ、前記第1のシートの前記4つの辺部のうち3つの辺部に沿う領域が粘着層によって前記第2のシートと貼着されていることにより袋部が構成される袋状ラベルであって、
    前記第2のシートは、前記第1のシートと剥離可能に貼着され、前記粘着層と対向する領域に前記3つの辺部に並行して連続した切り離し線が形成され、該切り離し線の両端が当該第2のシートの端辺まで延びているとともに、前記第1のシートと貼着される領域のうち少なくとも前記切り離し線の外側に剥離層が設けられ、
    前記第1のシートと前記第2のシートとの間の前記粘着層に囲まれた領域が前記袋部となる袋状ラベル。
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