JP6125882B2 - エレクター装置及びこれを用いたセグメント組立装置 - Google Patents
エレクター装置及びこれを用いたセグメント組立装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6125882B2 JP6125882B2 JP2013088620A JP2013088620A JP6125882B2 JP 6125882 B2 JP6125882 B2 JP 6125882B2 JP 2013088620 A JP2013088620 A JP 2013088620A JP 2013088620 A JP2013088620 A JP 2013088620A JP 6125882 B2 JP6125882 B2 JP 6125882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- carriage
- segment
- pair
- lift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 90
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 90
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 74
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 11
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Geology (AREA)
Description
例えば、市街地の地中に道路トンネルをシールド工法によって施工する場合、道路トンネルの発進位置と到達位置にそれぞれ立坑を開削し、発進位置の立坑から到達位置の立坑に向けてシールドマシンで地山を掘進していく。一般に、シールドマシンは、円筒状の鋼製のスキンプレートの前端部内側に隔壁が設けられて、隔壁の前側にモータ駆動のカッターヘッドが装着され、また、隔壁の後方には、鋼製セグメントをリング状に組み立てて覆工させるためのエレクターが装備されており、カッターヘッドで前面を掘削しながら、エレクターで後方の内壁に沿ってリング状に鋼製セグメントを順次組み付けて、リング状の鋼殻を次々と形成していく(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の道路トンネルの施工では、各別に形成したシールドトンネルを予め定められた地点で合流、分岐させるために、各シールドトンネルを一体的に接続する必要があり、かかる場合で、特に、シールドマシンを使用できない特殊な場所にあっては、各トンネルの覆工間の上部及び下部をそれぞれNATM工法により掘削して施工空間を形成し、この施工空間内で、各トンネルの覆工間にセグメントピースを組み付けることが行われている(例えば特許文献2)。このような合流部、分岐部では、断面を漸次変化させつつ双方のトンネルの覆工間に鋼殻を架け渡してトンネル同士を接合するため、鋼製セグメントの組み立てに緻密な精度が要求され、しかも、施工空間が大型の建設機械が入る余地のない制限された空間のため、チェーンブロックやジャッキなど小型の施工機械を使用し、主として人力施工で、セグメントピースの組み付けを行わなければならないのが現状である。
この場合、トラバーサは、施工空間内に、トンネル軸方向に向けて設置される一対の搬送レールと、前記一対の搬送レール上に走行可能に配置される搬送台車と、前記搬送台車を前記一対の搬送レール上で駆動する搬送台車駆動部とを備えることが好ましい。
リフトは、施工空間内に、トンネル軸方向に向けて設置される一対のリフト用レールと、前記一対のリフト用レール上に走行可能に配置されるリフト用台車と、前記リフト用台車を前記一対のリフト用レール上で駆動するリフト用台車駆動部と、前記リフト用台車上に組み立てられる架台と、前記架台上に設置される複数のウインチと、前記各ウインチから繰り出され、前記架台の上部から前記リフト用台車の進行方向後方に延びるガイドアーム及び前記ガイドアーム上に設置される複数のシーブを介して配置される先端にフックを有する複数のワイヤとを備えることが好ましい。
形状保持装置は、施工空間内に、トンネル軸方向に向けて設置される一対のレールと、前記一対のレール上に走行可能に配置される台車と、前記台車を前記一対のレール上で駆動する台車駆動部と、前記台車上にトンネル高さ方向に向けて進退可能に設置され、鋼製セグメント組み立て面に組み付けられた鋼製セグメントを前記鋼製セグメント組み立て面に向けて押圧可能な押圧部材と、前記押圧部材を進退駆動する駆動部とを備えることが好ましい。
図1にセグメント組立装置の構成を示している。
図1に示すように、セグメント組立装置Mは、地中に並設される2つのトンネルの覆工間の上部及び下部にそれぞれ形成した施工空間Sに設置され、施工空間S内でセグメントピースPを運搬するためのトラバーサ1と、施工空間S内でトラバーサ1からセグメントピースPを受け渡しされ、各トンネルの覆工間の鋼製セグメント組み立て面S1付近まで揚重するためのリフト2と、施工空間S内でリフト2からセグメントピースPを受け渡しされ、鋼製セグメント組み立て面S1にセグメントピースPを組み付けるためのエレクター装置3と、鋼製セグメント組み立て面S1に組み付け後の鋼製セグメントを押圧し、鋼製セグメントの形状を保持するための形状保持装置4とを備え、施工空間S内で、セグメントピースPの運搬から、鋼製セグメント組み立て面S1への組み付け、形状保持までを行うようになっている。
なお、このセグメント組立装置Mは、2つのトンネル覆工間の上部及び下部の各施工空間Sに概ね同様の構成で設置されて、このセグメント組立装置Mにより略同様の施工が行われるので、この実施の形態では、上部の施工空間Sについてのみ例示して説明し、下部の施工空間Sについての説明は省略する。
図2に示すように、エレクター3は、地中に並設される2つのトンネルT1,T2の覆工t1,t2間の上部に形成した施工空間Sに設置されて、各トンネルT1,T2の覆工t1,t2間の鋼製セグメント組み立て面S1にセグメントピースを組み付けるのに使用するもので、施工空間S内に、セグメントピースをトンネル軸方向に移動するためのトンネル軸方向移動装置31と、セグメントピースをトンネル幅方向に移動するためのトンネル幅方向移動装置32と、セグメントピースをトンネル幅方向及び/又はトンネル高さ方向に向けて押し込むための押圧装置33と、セグメントピースを把持し、かつセグメントピースの鋼製セグメント組み立て面S1に対する支持角度を調整するための把持装置34とを備えて構成される。
なお、この組み立て手順では、各装置の初期の待機位置として、トラバーサ1は搬送台車12が施工空間S内底部上の一対の搬送レール11上で鋼製セグメントの積み込み位置に、エレクター3はトンネル軸方向移動台車312が施工空間S内の2つのトンネルの覆工の外周面上の一対のトンネル軸方向レール311上でセグメント組み立て面S1のセグメントピースの組み付け位置に、形状保持装置4は台車42がエレクター3と同じ一対のトンネル軸方向レール311上でエレクター3(トンネル軸方向移動台車312)の直ぐ後方に、リフト2はリフト台車22が施工空間S内の底部上に敷設された一対のリフト用レール21上で、エレクター3(トンネル軸方向移動台車312)の少し前方にそれぞれ待機される。
まず、施工空間S内のセグメントピースの積み込み位置でセグメントピースPが搬送台車12に載せられ、搬送台車12が一対の搬送レール11上をリフト2の待機位置の直前まで搬送される。この場合、セグメントピースPは長さ方向をトンネル軸方向レール311の延びる方向に向けて搬送台車12のターンテーブル15上に載せられ、搬送台車12はトラバーサ1の操作者の運転操作によりリフト2の直前まで移動されて停止される。
2.セグメントピースの回転
このようにして搬送台車12が一対の搬送レール11上をリフト2の直前で停止されると、続いて、この停止位置で搬送台車12上のセグメントピースPがターンテーブル15の回転により水平方向に90度回転される。この場合、ターンテーブル15を手動式にしているので、セグメントピースPの回転は作業者の手押し作業により行われ、ターンテーブル15の回転により、セグメントピースPは容易に回転される。
次に、リフト2が駆動され、搬送台車12からリフト2へセグメントピースPが受け渡しされ、リフト2によりセグメントピースPが鋼製セグメント組み立て面S1に向けて吊り上げられる。この場合、搬送台車12上でセグメントピースPが90度回転された状態から、リフト台車操作者により、リフト2のリフト用台車22が一対のリフト用レール21上を搬送台車12に向けて駆動され、リフト用台車22の台車フレーム221間に搬送台車12が入り込み、リフト2の各ワイヤ27が搬送台車12上のセグメントピースPの両側面付近の直上に移動したところで駆動を停止される。続いて、リフト用台車22上の架台24に設置された各ウインチ25が各ワイヤ27の繰り出し方向に作動されて、各ワイヤ27がセグメントピースPの両側面の下部、下面付近まで降ろされ、ここで、作業者により各ワイヤ27のフック271がセグメントピースPの下面に係止される。そして、各ウィンチ25が各ワイヤ27の巻き取り方向に作動されて、各ワイヤ27が引き上げられ、セグメントピースPが各ワイヤ27のフック271により支持されて引き上げられ、セグメントピースPが鋼製セグメント組み立て面S1付近まで上昇されて作動停止される。
次いで、リフト2からエレクター3へセグメントピースPが受け渡しされる。この場合、エレクター3はレールクランプ314がトンネル軸方向レール311にクランプしていない状態で、エレクター3後方の形状保持装置4はレールクランプ46がトンネル軸方向レール311にクランプしている状態になっていて、形状保持装置4の各油圧シリンダーの作動軸がエレクター操作者の運転操作により前進駆動されて、エレクター3が一対のトンネル軸方向レール311上をセグメントピースの組み付け位置からリフト2に向けてリフト2に吊り下げられたセグメントピースPの下部まで前進される。
5.リフトからエレクターへのセグメントピースの受け渡し(エレクターによるセグメントピースの把持)
続いて、リフト2からエレクター3へセグメントピースPが受け渡しされ、このセグメントピースPがエレクター3に把持される。この場合、セグメントピースPはエレクター3の把持装置34の把持部341上に載せられ、把持部341にボルトにより固定される。このセグメントピースPが把持部341に把持された状態を図7に示している。図7に示すように、把持部341上におけるセグメントピースPの把持位置はセグメントピースPの鋼製セグメント組み立て面S1における組み付け位置及びセグメントピースPの大きさ、形状に応じて決定される。
6.リフトからエレクターへのセグメントピースの受け渡し(エレクターの後退)
このようにしてエレクター3にセグメントピースPが把持されると、エレクター3は後退される。この場合、エレクター3はレールクランプ314がトンネル軸方向レール311にクランプしていない状態で、形状保持装置4はレールクランプ47がトンネル軸方向レール311にクランプしている状態になっていて、形状保持装置4の油圧シリンダーの作動軸がエレクター操作者の運転操作により後退駆動されて、エレクター3は一対のトンネル軸方向レール311上をセグメントピースPの組み付け位置まで後退されて停止される。そして、エレクター3によりセグメントピースPが鋼製セグメント組み立て面S1に組み付けられる。
7.セグメント組み立て面の一方のトンネル側の端部へのセグメントピースの取り付け
図8に示すように、まず、セグメントピースPをセグメント組み立て面S1の一方のトンネルT1側の端部に組み付ける。この場合、まず、端部のセグメントピースPがエレクター3の把持部341上の適宜の位置に固定される。そして、必要により、トンネル軸方向移動台車312が一対の油圧シリンダの伸縮駆動により一対のトンネル軸方向レール311上で鋼製セグメント組み立て面S1のセグメントピース取り付け位置に合わせて移動し停止される。このとき、セグメントピースの取り付け位置が多少斜めになっている場合でも、トンネル軸方向移動台車312の各車輪312Wとトンネル軸方向レール311との間に工学上の遊びが設けられているので、各油圧シリンダの伸縮加減により、トンネル軸方向移動台車312を一対のトンネル軸方向レール311上でセグメントピースの取り付け位置に合わせて斜めに停止することができる。続いて、ガイド台車322がピニオンギヤ328の回転駆動によりガイドレール321上を一方のトンネルT1側端部まで移動し停止される。そして、アーム333が油圧シリンダの駆動によりスライドガイド331に案内されて一方のトンネルT1側の端部にスライドされ、続いて、油圧シリンダの駆動により進退ガイド332に案内されてスライドガイド331とともにトンネル高さ方向に上昇され、また、必要により、把持部341が油圧シリンダの伸縮駆動によりセグメントピースの取り付け位置に対する支持角度を調整されて、一方のトンネルT1側の端部に押し当てられる。この状態から、セグメントピースPがボルトにより取り付けられる。
8.セグメント組み立て面の他方のトンネル側の端部へのセグメントピースの取り付け
続いて、セグメントピースPをセグメント組み立て面S1の他方のトンネルT2側の端部に組み付ける。この場合のセグメントピースPの取り付けは、基本的に、一方のトンネルT1側の端部へのセグメントピースPの取り付けと同様である。
9.セグメント組み立て面の一方のトンネル側の中間部へのセグメントピースの取り付け
続いて、図9に示すように、セグメントピースPをセグメント組み立て面S1の一方のトンネルT1側の中間部に組み付ける。この場合のセグメントピースPの取り付けは、基本的に、一方のトンネルT1側の端部へのセグメントピースPの取り付けと同様である。
10.セグメント組み立て面の他方のトンネル側の中間部へのセグメントピースの取り付け
続いて、セグメントピースPをセグメント組み立て面S1の他方のトンネルT2側の中間部に組み付ける。この場合のセグメントピースPの取り付けは、基本的に、一方のトンネルT1側の端部へのセグメントピースPの取り付けと同様である。
そして、セグメントピースPをセグメント組み立て面S1の両トンネルT1,T2間の中央に組み付ける。この場合のセグメントピースPの取り付けは、基本的に、一方のトンネルT1側の端部へのセグメントピースPの取り付けと同様である。
このようにして複数のセグメントピースPからなる円弧状の鋼製セグメントが組み立てられる。
そして、トンネル軸方向移動台車312が一対の油圧シリンダの駆動により一対のトンネル軸方向レール311上を次のセグメントピースの取り付け位置まで移動されて、セグメントピースの取り付け位置毎にこれらの工程が繰り返し行われる。
図10に示すように、まず、形状保持装置4は台車42が油圧シリンダの伸縮動作により一対のトンネル軸方向レール311上を組み立て後の鋼製セグメントの下方まで移動される。この場合、エレクター3のレールクランプ314がトンネル軸方向レール311にクランプしていない状態に、また、形状保持装置4のレールクランプ47がトンネル軸方向レール311にクランプしている状態にして、形状保持装置4の油圧シリンダの作動軸が伸長駆動されて、エレクター3がトンネル軸方向レール311上を前進し、この状態から、エレクター3のレールクランプ314がトンネル軸方向レール311にクランプしている状態に、また、形状保持装置4のレールクランプ47がトンネル軸方向レール311にクランプしていない状態にして、形状保持装置4の油圧シリンダの作動軸が短縮駆動されて、形状保持装置4は台車42が反力により前進することにより移動される。なお、このとき、組み立て後の鋼製セグメントが多少斜めになっている場合でも、台車42の各車輪422とトンネル軸方向レール311との間に工学上の遊びが設けられているので、各油圧シリンダの伸縮加減により、台車42を一対のトンネル軸方向レール311上で鋼製セグメントに合わせて斜めに停止することもできる。そして、台車42上で押圧部材44の支持装置46が支持装置46移動用の油圧シリンダーの伸縮駆動によりトンネル幅方向に変位されて、押圧部材44が鋼製セグメント組み立て面S1に沿って位置調整され、支持装置46の油圧シリンダの伸縮駆動により押圧部材44が鋼製セグメントを鋼製セグメント組み立て面S1に向けて押圧して、これにより鋼製セグメントの形状が保持される。
このようにして鋼製セグメント組み立て面S1に円弧状の鋼殻が形成される。
そして、エレクター3に追随して形状保持装置4が油圧シリンダの伸縮駆動により一対のトンネル軸方向レール311上を次の組み立て後の鋼製セグメントの下方まで移動されて、組み立て後の鋼製セグメントに同様の工程が繰り返し行われる。
さらに、このセグメント組立装置Mは、施工空間S内に、トンネル軸方向に向けて設置される一対のリフト用レール21と、一対のリフト用レール21上に走行可能に配置されるリフト用台車22と、リフト用台車22を一対のリフト用レール21で駆動するリフト用台車駆動部23と、リフト用台車23上に組み立てられる架台24と、架台24上に設置される複数のウインチ25と、各ウインチ25から繰り出され、架台24の上部からリフト用台車22の進行方向後方に延びるガイドアーム26及びガイドアーム26上に設置される複数のシーブ260を介して配置される先端にフック271を有する複数のワイヤ27とからなるリフト2を備えているので、このリフト2を使って、重量物の鋼製セグメントをトラバーサ1からエレクター3へ容易かつ安全に受け渡しすることができる。
またさらに、このセグメント組立装置Mは、施工空間S内に、トンネル軸方向に向けて設置される一対のレール41と、一対のレール41上に走行可能に配置される台車42と、台車42を一対のレール41上で駆動する台車駆動部313と、台車42上にトンネル高さ方向に向けて進退可能に設置され、鋼製セグメント組み立て面S1に組み付け後の鋼製セグメントを鋼製セグメント組み立て面S1に向けて押圧可能な押圧部材44と、押圧部材44を進退駆動する駆動部45とからなる形状保持装置4を備えているので、この形状保持装置4を使って、鋼製セグメント組み立て面S1に組み付け後の鋼製セグメントの形状を容易かつ安全に保持することができる。
また、各装置の各部の駆動部に油圧シリンダを用いているが、これらの駆動部は各種モータと各種の動力伝達手段の組み合わせからなるものであってもよい。
さらに、各台車はモータにより車輪を駆動するものとしたが、各台車は各種の送り機構により駆動されるものであってもよい。
このようにしても上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
t1,t2 覆工
S 施工空間
S1 鋼製セグメント組み立て面
P セグメントピース
M セグメント組立装置
1 トラバーサ
11 搬送レール
12 搬送台車
13 搬送台車駆動部
14 台車本体
15 ターンテーブル
2 リフト
21 リフト用レール
22 リフト用台車
221 台車フレーム
23 リフト用台車駆動部
24 架台
25 ウィンチ
26 ガイドアーム
260 シーブ
27 ワイヤ
271 フック
3 エレクター装置
31 トンネル軸方向移動装置
311 トンネル軸方向レール
312 トンネル軸方向移動台車
312F 台車フレーム
312W 車輪
312G 走行ガイド
313 台車駆動部
314 レールクランプ
32 トンネル幅方向移動装置
321 ガイドレール
322 ガイド台車
323 ガイド台車駆動部
324 ラック
325 支持台
326 支持台駆動部
327 アウトリガー
328 ピニオンギヤ
33 押圧装置
331 スライドガイド
332 進退ガイド
333 アーム
334 アーム駆動部
34 把持装置
341 把持部
342 把持部駆動部
343 支持部材
4 形状保持装置
41 レール
42 台車
421 台車フレーム
422 車輪
423 走行ガイド
44 押圧部材
441 第1の一対の押圧部
442 第2の一対の押圧部
45 駆動部
46 支持装置
46D 支持装置駆動部
47 レールクランプ
48 サイドサポート装置
Claims (5)
- 地中に並設される2つのトンネルの覆工間に形成した施工空間に設置され、前記各トンネルの覆工間の鋼製セグメント組み立て面にセグメントピースを組み付けるためのエレクター装置であって、
前記施工空間内に、
トンネル軸方向に向けて設置される一対のトンネル軸方向レールと、前記一対のトンネル軸方向レール上に移動可能に配置されるトンネル軸方向移動台車と、前記トンネル軸方向移動台車を前記一対のトンネル軸方向レール上で駆動する台車駆動部とを有し、セグメントピースをトンネル軸方向に移動するためのトンネル軸方向移動装置と、
前記トンネル軸方向移動装置の前記トンネル軸方向移動台車上に設置され、鋼製セグメント組み立て面の断面形状と略同じ断面形状を有し、当該組み立て面に対向配置されるガイドレールと、前記ガイドレール上に移動可能に配置されるガイド台車と、前記ガイド台車を前記ガイドレール上で駆動するガイド台車駆動部とを有し、セグメントピースをトンネル幅方向に移動するためのトンネル幅方向移動装置と、
前記トンネル幅方向移動装置の前記ガイド台車上でトンネル幅方向に向けて延び、前記ガイド台車上にスライドガイドを介してトンネル幅方向に向けてスライド可能にかつ進退ガイドを介してトンネル高さ方向に進退可能に設置されるアームと、前記アームを前記ガイド台車上で駆動するアーム駆動部とを有し、セグメントピースをトンネル幅方向及び/又はトンネル高さ方向に向けて押し込むための押圧装置と、
前記アームの両端にトンネル高さ方向に回動可能に取り付けられ、セグメントピースを把持可能な一対の把持部、及び前記各把持部を駆動するための把持部駆動部とを有し、セグメントピースを把持し、かつセグメントピースの鋼製セグメント組み立て面に対する支持角度を調整するための把持装置と、
を備え、
セグメントピースを前記一対の把持部上に把持して、前記トンネル軸方向移動台車及び/又は前記ガイド台車の移動並びに前記アーム及び/又は前記把持部の動作の組み合わせにより、セグメントピースを鋼製セグメント組み立て面上の所定の位置に位置決めし押し当てるようにした、
ことを特徴するエレクター装置。 - 地中に並設される2つのトンネルの覆工間に形成した施工空間に設置され、前記施工空間内でセグメントピースを運搬するためのトラバーサと、前記施工空間内で前記トラバーサからセグメントピースを受け渡しされ、前記各トンネルの覆工間の鋼製セグメント組み立て面付近まで揚重するためのリフトと、前記施工空間内で前記リフトからセグメントピースを受け渡しされ、前記鋼製セグメント組み立て面にセグメントピースを組み付けるためのエレクター装置と、前記鋼製セグメント組み立て面に組み付け後の鋼製セグメントを押圧し、前記鋼製セグメントの形状を保持するための形状保持装置とを備え、前記施工空間内で、セグメントピースの運搬から、前記鋼製セグメント組み立て面への組み付け、形状保持までを行うセグメント組立装置であって、
前記エレクター装置に請求項1に記載のエレクター装置を用いた、
ことを特徴とするセグメント組立装置。 - トラバーサは、施工空間内に、トンネル軸方向に向けて設置される一対の搬送レールと、前記一対の搬送レール上に走行可能に配置される搬送台車と、前記搬送台車を前記一対の搬送レール上で駆動する搬送台車駆動部とを備える請求項2に記載のセグメント組立装置。
- リフトは、施工空間内に、トンネル軸方向に向けて設置される一対のリフト用レールと、前記一対のリフト用レール上に走行可能に配置されるリフト用台車と、前記リフト用台車を前記一対のリフト用レール上で駆動するリフト用台車駆動部と、前記リフト用台車上に組み立てられる架台と、前記架台上に設置される複数のウインチと、前記各ウインチから繰り出され、前記架台の上部から前記リフト用台車の進行方向後方に延びるガイドアーム及び前記ガイドアーム上に設置される複数のシーブを介して配置される先端にフックを有する複数のワイヤとを備える請求項2又は3に記載のセグメント組立装置。
- 形状保持装置は、施工空間内に、トンネル軸方向に向けて設置される一対のレールと、前記一対のレール上に走行可能に配置される台車と、前記台車を前記一対のレール上で駆動する台車駆動部と、前記台車上にトンネル高さ方向に向けて進退可能に設置され、鋼製セグメント組み立て面に組み付けられた鋼製セグメントを前記鋼製セグメント組み立て面に向けて押圧可能な押圧部材と、前記押圧部材を進退駆動する駆動部とを備える請求項2乃至4のいずれかに記載のセグメント組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013088620A JP6125882B2 (ja) | 2013-04-19 | 2013-04-19 | エレクター装置及びこれを用いたセグメント組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013088620A JP6125882B2 (ja) | 2013-04-19 | 2013-04-19 | エレクター装置及びこれを用いたセグメント組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014211054A JP2014211054A (ja) | 2014-11-13 |
JP6125882B2 true JP6125882B2 (ja) | 2017-05-10 |
Family
ID=51930993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013088620A Active JP6125882B2 (ja) | 2013-04-19 | 2013-04-19 | エレクター装置及びこれを用いたセグメント組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6125882B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106761827B (zh) * | 2016-12-23 | 2018-07-24 | 湖南五新隧道智能装备股份有限公司 | 一种隧道衬砌用封堵模架 |
CN108979647B (zh) * | 2018-08-14 | 2023-09-15 | 厦门厦工中铁重型机械有限公司 | 一种适用于中盾与设备桥之间的安全通道、控制装置及其控制方法 |
JP7375501B2 (ja) * | 2019-11-28 | 2023-11-08 | 株式会社大林組 | 大断面トンネル躯体の構築方法 |
JP7448915B2 (ja) | 2020-03-30 | 2024-03-13 | 前田建設工業株式会社 | アーチ形セグメントの組立装置および組立方法 |
CN111608670B (zh) * | 2020-05-12 | 2022-03-15 | 上海市基础工程集团有限公司 | 可360°旋转的盾构管片拼装装置 |
CN117907436B (zh) * | 2024-03-20 | 2024-05-28 | 瑞特认证检测集团有限公司 | 一种隧道衬砌无损检测装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6315000A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | 日本コンクリ−ト工業株式会社 | トンネル覆工板の建込み工法及びその装置 |
JPH0284900U (ja) * | 1988-12-20 | 1990-07-02 | ||
JPH06294279A (ja) * | 1993-04-07 | 1994-10-21 | Takeshi Watanabe | ルーフシールド工法及びその装置 |
JP4401398B2 (ja) * | 2007-03-15 | 2010-01-20 | 大成建設株式会社 | セグメント組立装置 |
-
2013
- 2013-04-19 JP JP2013088620A patent/JP6125882B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014211054A (ja) | 2014-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6125882B2 (ja) | エレクター装置及びこれを用いたセグメント組立装置 | |
CN107956488B (zh) | 一种防水板钢筋铺挂台车 | |
CN108798729B (zh) | 拱架安装台车 | |
US20110193398A1 (en) | Heading or extraction machine | |
JP2001200700A (ja) | 小口径シールド用セグメント搬送方法および装置 | |
CN112943313A (zh) | 多榀拱架安装作业台车 | |
JPH08199992A (ja) | 鉄筋の組立・配筋装置 | |
CN102913260A (zh) | 一种用于地铁盾构隧道施工的管片快速倒运机构 | |
JP5793062B2 (ja) | トンネル施工装置、及び、トンネルの施工方法 | |
CN211335701U (zh) | 一种农机运输装置 | |
CN209873593U (zh) | 架桥机 | |
JP5144571B2 (ja) | 立坑内における台車入替装置 | |
CN112377245A (zh) | 一种斜井物料运输系统及运输方法 | |
JP3120672B2 (ja) | セグメント等の搬入装置 | |
JP6906116B1 (ja) | 坑内作業台車及び坑内作業台車の移動方法 | |
JP3585867B2 (ja) | トンネルの作業用装置 | |
JP2010138561A (ja) | セグメント組立装置 | |
JP2990074B2 (ja) | セグメント仮置き装置 | |
JP4612283B2 (ja) | セグメント組立装置およびセグメントの組み付け方法 | |
CN215208192U (zh) | 一种钢轨道吊运车 | |
JP3689165B2 (ja) | 切り上がり掘削用の資機材搬送構造 | |
JP2588458Y2 (ja) | セグメント類の搬送据付装置 | |
CN221074294U (zh) | 一种隧洞墙体纵筋布料装置 | |
JP7373773B2 (ja) | 型枠設置装置及びこれを用いた型枠設置方法 | |
JP3380455B2 (ja) | セグメント搬送台車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6125882 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |