JP6125549B2 - フットウエア用ソール構造体 - Google Patents
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Description
(i) 各突起構造の重さをそれぞれ1gとし、各突起構造の上面に載せる錘の重さを256gとして、両者の合計の重さを257gとした。
(ii)落下の高さ、つまり落下面から各突起構造の下面までの高さを7.7mmとした。
人の足裏の感知能力を調査するため、二点弁別閾の実験を行った。この実験では、被験者に目隠しをした状態でその足裏の各領域に爪楊枝の尖端で刺激を与えた。爪楊枝による刺激は、爪楊枝が1本の場合(一本条件)と、2本の爪楊枝を間隔を隔てて配置した2本の場合(二本条件)とがあり、被験者に対して爪楊枝が1本の場合と2本の場合とをランダムに組み合わせて刺激を与えた。なお、2本の爪楊枝を用いる際には、各爪楊枝をスケール(定規)上でその目盛で読み取った間隔だけ隔てた状態でスケールに固定し、2本の爪楊枝の各先端を被験者の足裏に同時に当てるようにした。また、2本の爪楊枝の間隔を隔てる方向は、足幅方向および足長方向の二方向について行った。被験者は、まず、足裏に与えられた刺激が爪楊枝1本によるものか2本によるものかを回答する。そして、被験者が2本の爪楊枝による刺激をそれぞれ識別できるようになるまで2本の爪楊枝の間隔をスケール上で徐々に広げていき、2本の爪楊枝による刺激を3回連続で識別できたときに、被験者が2本の爪楊枝を検出できたと判断し、それ以外の場合は、被験者が2本の爪楊枝を検出できなかったと判断した。
図1ないし図12は、本発明の一実施例によるスポーツシューズ用ソール構造体を示している。なお、以下の説明中、上方、下方、前方および後方とは、それぞれシューズの上方、下方、前方および後方を意味している。すなわち、上方および下方は、図3、図4を例にとった場合、同図の上方および下方をそれぞれ指しており、前方および後方は、図1を例にとった場合、同図の上方および下方をそれぞれ指している。また、図1、図2中、Hはソール構造体の踵部を、Mは中足部を、Fは前足部をそれぞれ示している。
S1’>S1、S1”>S1、S2’>S2、S2”>S2
となっている。
S2’>S1’、S2”>S1”
となっている。
S1≒10mm、S2≒10mm、S1’≒12mm、S1”≒12mm、
S2’≒15mm、S2”≒15mm
に設定されている。
d1=5.0mm、d2=1.5mm、t=4.5〜7.5mm
に設定されている。
着地の際、路面からソール構造体1に作用する力は、ソール下面20側の第1の突起3からソール本体2を介してソール上面21側の第2の突起4に伝達されるので、この第2の突起4により、着用者の足裏に路面からの力の情報が伝えられる。また、このとき、路面の凹凸状態に応じて、路面から第1の突起3に作用する力の分布が変化して、その変化の状態がソール本体2を介して第2の突起4に伝達されるので、この第2の突起4により、着用者の足裏に路面の凹凸状態の情報が伝えられる。
2: ソール本体
20: ソール下面
21: ソール上面
3: 第1の突起
4: 第2の突起
F: 前足部
M: 中足部
Claims (10)
- フットウエア用ソール構造体であって、
ソール本体と、
前記ソール本体の下面において路面と接地するように設けられるとともに、前記ソール本体の前記下面からそれぞれの先端まで同じ高さを有し、弾性部材からなる中実の複数の第1の突起と、
前記ソール本体の上面において着用者の足裏と当接するように設けられ、前記複数の第1の突起にそれぞれ一対一に対応する位置に配置されるとともに、前記ソール本体の前記上面からそれぞれの先端まで同じ高さを有し、かつそれぞれ対応する前記複数の第1の突起の高さよりも低い高さを有し、着地時に路面からの情報が前記複数の第1の突起から前記ソール本体を介して伝達されるように設けられた、弾性部材からなる中実の複数の第2の突起とを備え、
前記複数の第1の突起が、前記ソール本体の前記下面から離れるにしたがい徐々に小さくなるように形成された断面形状を有するとともに、その先端面が下方に突出する凸状湾曲面を有しており、
前記複数の第2の突起が、前記ソール本体の前記上面から上方に丸く膨出する突起であって、その高さが当該第2の突起の直径よりも小さくなっており、
前記複数の第2の突起の前記各先端を結んでできる仮想曲線が着用者の足裏の曲面形状に沿っている、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項1において、
当該ソール構造体の着地時には、前記第1および第2の突起が圧縮変形しており、前記第1の突起への荷重の増加にしたがって当該第1の突起の路面との接触面積が増加するとともに、当該接触面積の増加にともなって前記第2の突起の着用者足裏との接触面積が増加している、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項1において、
前記第1または第2の突起の先端面が、単一または複数の円弧からなる円弧状面から構成されている、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項1において、
前記第1の突起の外側面が前記ソール下面に対してなす角度は鈍角であり、前記第2の突起の外側面が前記ソール上面に対してなす角度は鈍角である、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項1において、
前記第2の突起の先端が当該フットウエアの甲被部の底面に直接当接するように設けられており、または当該フットウエアの足裏当接面を直接構成している、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項1において、
前記第1の突起の硬度が前記第2の突起の硬度よりも高くなっている、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項1において、
前記第1および第2の突起が当該ソール構造体の前足部領域および中足部領域に設けられている、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項7において、
隣り合う前記各第1の突起の間隔および隣り合う前記各第2の突起の間隔は、当該ソール構造体の前足部前側領域よりも前足部後側領域および中足部領域の方が大きくなっている、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項7において、
当該ソール構造体の前足部後側領域および中足部領域においては、隣り合う前記各第1の突起の間隔および隣り合う前記各第2の突起の間隔は、当該ソール構造体の足幅方向よりも足長方向の方が大きくなっている、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。 - 請求項7において、
前記第1および第2の突起は、底面側および平面側から見て、当該ソール構造体の前足部前側領域においては円形状を有し、前足部後側領域から中足部領域にかけては実質的に足長方向に長い楕円形状を有している、
ことを特徴とするフットウエア用ソール構造体。
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