JP6125164B2 - 排水栓装置 - Google Patents

排水栓装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6125164B2
JP6125164B2 JP2012149026A JP2012149026A JP6125164B2 JP 6125164 B2 JP6125164 B2 JP 6125164B2 JP 2012149026 A JP2012149026 A JP 2012149026A JP 2012149026 A JP2012149026 A JP 2012149026A JP 6125164 B2 JP6125164 B2 JP 6125164B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attachment
drain plug
chain
bathtub
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012149026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014008356A (ja
Inventor
啓記 村井
啓記 村井
Original Assignee
株式会社村井水栓製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社村井水栓製作所 filed Critical 株式会社村井水栓製作所
Priority to JP2012149026A priority Critical patent/JP6125164B2/ja
Publication of JP2014008356A publication Critical patent/JP2014008356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6125164B2 publication Critical patent/JP6125164B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

この発明は、浴槽等の排水口を閉塞する排水栓を浴槽等の内壁面に鎖を介して保持する排水栓装置に関する。
浴槽等の底部に配置された排水口には、排水栓装置を構成する排水栓が着脱自在に装着される。従来の排水栓装置は、排水栓、鎖、ヒートンからなる。ヒートンは、浴槽等の内壁面に取り付けられており、一端を排水栓の上面に係止した鎖の他端が係止される(例えば、特許文献1参照。)。
排水栓は、鎖を介してヒートンに保持されている。ヒートンの取付位置に対する排水栓の移動範囲が規定されるため、排水口から取り外された排水栓を紛失することがない。
特開2008−142144号公報
しかし、従来の排水栓装置では、排水栓を鎖とともに浴槽等から取り外せるようにしたものがなく、浴槽等の内壁面に固定されたヒートンに鎖を堅牢に保持させるようにしていた。このため、従来の排水栓装置では、浴槽等を掃除する際に排水口から取り外した排水栓を浴槽等の外側に位置させた状態でヒートンから延出した鎖が浴槽等の壁面の一部に接触し、作業の邪魔になる。また、浴槽の排水口に排水栓を装着した状態ではヒートンから延出した鎖が浴槽内に垂れ下がっており、浴槽から出る際に足を鎖に引っ掛けて転倒する可能性がある。
この発明の目的は、一端に排水栓を係止した鎖の他端を浴槽等の内壁面に着脱自在に保持できるようにし、排水口から排水栓を取り外した状態で鎖が浴槽等の掃除の邪魔となることがなく、浴槽の排水口に排水栓を装着した状態で鎖に足を引っ掛けても転倒することのない排水栓装置を提供することにある。
この発明に係る排水栓装置は、排水栓、鎖、アタッチメント、取付具を備えている。排水栓は、排水口に着脱自在に装着される。鎖は、第1の端部を排水栓の上面に係止している。アタッチメントは、鎖の第2の端部を保持する。取付具は、浴槽等の内壁面に固定される取付具本体と、アタッチメントを着脱自在に保持する取付部と、を有する。取付部は、取付具本体の前面側に突出した軸体であって軸方向の中間部の湾曲した凹部より外径の大きい嵌合部を前面側に有する軸体である。アタッチメントは、嵌合部が軸方向に沿って嵌入する収納部であって嵌合部の外径に略等しい内径の収納部と、収納部の背面側に位置する挿入部と、挿入部に収納されるリングバネであって嵌合部の外径よりも小さく凹部の最小の外径よりも僅かに小さい内径のリングバネと、を有する装着部を備え、収納部の前面側で鎖の第2の端部を保持する。挿入部は、背面に取付部が軸方向に貫通する開口部を有し、内径がリングバネの外径よりも大きい。アタッチメントは、軸方向に沿って取付部に装着され、所定の大きさ以上の力が作用した際に取付部から離脱する。
この構成によれば、第1の端部に排水栓を係止した鎖の第2の端部を保持するアタッチメントは、内壁面に固定された取付具が有するに取付部に、内壁面に直交する装着方向に向かって装着され、所定の大きさ以上の力が作用すると取付部から離脱する。したがって、アタッチメントが取付部に装着された状態では、取付具の固定位置からの排水栓の移動範囲が鎖の長さに拘束され、排水栓が紛失することなく排水口に着脱自在にされる。取付部に装着されたアタッチメントに所定の大きさ以上の力が作用すると、アタッチメントが取付部から離脱し、排水栓がアタッチメント及び鎖とともに自由に移動できる状態になる。
取付部に装着した装着部には、保持部に作用する内壁面から離間する方向の力のモーメントが作用する。したがって、取付部に装着する際の押圧力よりも小さい力で、装着部を取付部から離脱させることができる。
この発明によれば、浴槽等から排水栓を鎖及びアタッチメントとともに取り外すことができ、排水栓の紛失を防止しつつ浴槽等の掃除等の作業を容易にすることができる。また、浴槽の排水口に排水栓を装着した状態で鎖に足を引っ掛けた際の転倒を防止できる。
この発明の第1の実施形態に係る排水栓装置の概略図である。 同排水栓装置の要部の断面図である。 この発明の第2の実施形態に係る排水栓装置の概略図である。
以下に、この発明の第1の実施形態に係る排水栓装置について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、配水栓装置10は、排水栓1、鎖2、アタッチメント3、取付具4を備えている。排水栓1は、図示しない浴槽等の排水口に着脱自在に装着される。鎖2は、第1の端部21を排水栓1の上面に露出した取付部材11に嵌入されている。アタッチメント3は、アタッチメント本体31と保持部32とからなる。保持部32は、鎖2の第2の端部22を保持する。取付具4は、取付具本体41、取付部42、ネジ部43からなる。取付具本体41は、円盤状を呈し、前面側に取付部42を突出させて備えており、背面側にネジ部43を突出させて備えている。取付具4は、ネジ部43を図示しない浴槽等の内壁面に形成された孔部に貫通させ、ネジ部43に締結される図示しないナットを介して浴槽等の内壁面に固定される。
図2に示すように、保持部32とともにアタッチメント3を構成するアタッチメント本体31は、一例として、前面側の段ビス311と背面側の装着部312とからなる。段ビス311は、大径部3111、小径部3112、段部3113からなる。段部3113を装着部312の前面に形成された孔部3124に前面側から嵌入させた後、装着部312の背面側から段部3113の背面に開放した図示しない凹部にリベット3114を圧入することにより、段ビス311を装着部312に一体的に固定する。大径部3111と装着部312との間において、小径部3112に保持部32の上部に形成された環状部321が外嵌することにより、保持部32がアタッチメント本体31に装着される。
装着部312は、一例として、金属薄板のプレス加工により成形されており、前面側に収納部3121、背面側に挿入部3122を備えている。収納部3121には、前面に前述の孔部124が形成されている。挿入部3122は、背面側に開口3125を有し、収納部3121よりも大径に形成されている。挿入部3122には、内部にリングバネ3123が収納されている。リングバネ3123は、外径を挿入部3122の内径よりも小さくされており、内径を収納部3121の内径よりも小さくされている。リングバネ3123には、一部に切欠き3123Aが形成されている。リングバネ3123は、切欠き3123Aの範囲で半径方向に圧縮した状態で挿入部3122内に開口部3125から挿入される。
取付具4は、一例として、取付具本体41、取付部42、ネジ部43を一体的に備えている。取付具本体41は、アタッチメント3の挿入部3122よりも大径の円盤状を呈している。取付部42は、取付具本体41の前面から突出した軸体であり、前面側の嵌合部421と軸方向の中間部の凹部422とを備えている。嵌合部421の外径は、リングバネ3123の内径よりも大きく、アタッチメント3の収納部3121の内径に略等しい。凹部422の最小の外径は、リングバネ3123のよりも僅かに大きい。取付部42の軸方向の長さは、アタッチメント3の装着部312の長さに略等しい。
浴槽等の内壁面に固定された取付具4に対して、アタッチメント3を浴槽等の内壁面に直交する矢印X方向(この発明の装着方向である。)に近づけていくと、嵌合部421が開口部3125から装着部312内に進入し、嵌合部421がリングバネ3123に当接する。この状態から、アタッチメント3を取付具4に向けて押圧すると、嵌合部421は、リングバネ3123を半径方向の外側に向けて拡大させた後、図2中二点鎖線で示すように挿入部3122内に収納される。このとき、凹部422の周面にリングバネ3123が圧接し、アタッチメント3が取付具4に固定される。
この状態で、例えば、鎖2を介して保持部3に矢印Y方向の力が作用すると、嵌合部421の下側から上側に向かって順に挿入部3121から背面側に移動し、リングバネ3123を半径方向の外側に向けて拡大させつつ、開口部3125から装着部312の背面側に露出する。この結果、アタッチメント3が取付具4から離脱する。保持部3自体に矢印X′方向の力が作用した場合も同様である。
アタッチメント3を取付具4から離脱させる際には、保持部3に作用する矢印Y方向又は矢印X′方向の力が、嵌合部421がリングバネ3123を拡大させるために十分な所定の大きさ以上である必要がある。但し、矢印Y方向の力はアタッチメント3にモーメントとして作用するため、矢印X′方向の力よりも小さい矢印Y方向の力でアタッチメント3を取付具4から離脱させることができる。
以上のように、排水栓装置10によれば、アタッチメント3を取付具4に対して着脱自在にすることができる。このため、排水栓1の自由な移動を抑制して紛失を防止できるとともに、浴槽等の清掃時に排水栓1を鎖2及びアタッチメント3とともに浴槽等の外部に移動させることができる。これによって、鎖2が浴槽等の壁面に垂れ下がることがなく、清掃作業を容易に行うことができる。また、排水栓装置10を浴槽に適用した場合、使用者が浴槽から出る際に鎖2に足を引っ掛けても、鎖2に作用する力によってアタッチメント3が取付具4から離脱し、使用者の転倒を防止できる。
図3に示すように、この発明の第2の実施形態に係る排水栓装置110は、図1及び2に示した排水栓装置10の取付具4に代えて取付具410を備えており、その他の構成は排水栓装置10と同様である。
取付具410は、例えば、樹脂成形により、取付具本体411及び取付部412を一体にして構成されている。取付部412は、円盤状の取付具本体411の前面の中央部から突出した円筒形状を呈している。取付部412は、取付部42と同様の外形形状を呈している。取付部412の内部には、取付具本体411の背面に貫通する孔部が形成されており、この孔部に固定ネジ5のネジ部が前面側から貫通する。固定ネジ5のネジ部には、取付部本体411の背面側から図示しないウェルナットを装着する。
この構成により、排水栓装置110は、浴槽等の内壁面に固定されている既存のヒートンを取り外した後、取付具本体411の固定ネジ5のネジ部をヒートンが貫通していた浴槽等の内壁面の取付孔にウェルナットとともに貫通させ、固定ネジ5を締め込む。ウェルナットのゴム製筒体内に収納されたナットが前面側に移動することにより、取付具本体411が浴槽等の内壁面に固定される。これによって、ヒートンの破損等により、既存の排水栓装置に代えて排水栓装置110を容易に取り付けることができる。取付具本体411の背面に両面テープを貼付し、浴槽等の内壁面との密着性を高めることもできる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1−排水栓
2−鎖
3−アタッチメント
4−取付具
31−装着部
32−保持部
41−取付具本体
42−取付部
311−段ビス
312−装着部本体
421−嵌合部
422−凹部

Claims (1)

  1. 浴槽等の排水口に着脱自在に装着される排水栓と、
    第1の端部を前記排水栓の上面に係止した鎖と、
    前記鎖の第2の端部を保持するアタッチメントと、
    前記浴槽等の内壁面に固定される取付具本体と、前記アタッチメントを着脱自在に保持する取付部と、を有する取付具と、
    を備え、
    前記取付部は、前記取付具本体の前面側に突出した軸体であって軸方向の中間部の湾曲した凹部より外径の大きい嵌合部を前面側に有する軸体であり、
    前記アタッチメントは、前記嵌合部が前記軸方向に沿って嵌入する収納部であって前記嵌合部の外径に略等しい内径の収納部と、前記収納部の背面側に位置する挿入部と、前記挿入部に収納されるリングバネであって前記嵌合部の外径よりも小さく前記凹部の最小の外径よりも僅かに小さい内径のリングバネと、を有する装着部を備え、前記収納部の前面側で前記鎖の第2の端部を保持し、
    前記挿入部は、背面に前記取付部が前記軸方向に貫通する開口部を有し、内径が前記リングバネの外径よりも大きく、
    前記アタッチメントは、前記軸方向に沿って前記取付部に装着され、所定の大きさ以上の力が作用した際に前記取付部から離脱する排水栓装置。
JP2012149026A 2012-07-03 2012-07-03 排水栓装置 Active JP6125164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012149026A JP6125164B2 (ja) 2012-07-03 2012-07-03 排水栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012149026A JP6125164B2 (ja) 2012-07-03 2012-07-03 排水栓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014008356A JP2014008356A (ja) 2014-01-20
JP6125164B2 true JP6125164B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=50105542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012149026A Active JP6125164B2 (ja) 2012-07-03 2012-07-03 排水栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6125164B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6971825B2 (ja) * 2017-12-14 2021-11-24 株式会社ブリヂストン 防振装置及び防振装置の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6017186U (ja) * 1983-07-15 1985-02-05 ト−ソ−株式会社 掛具取付装置
JP2000096651A (ja) * 1998-09-18 2000-04-04 Inax Corp 排水栓装置の操作体及びその取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014008356A (ja) 2014-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2868548C (en) Weight assembly for a faucet
JP6125164B2 (ja) 排水栓装置
JP2016145597A5 (ja)
JP6362377B2 (ja) シャワーヘッドの支持装置
JP6366965B2 (ja) 取付構造及び取付構造を備える吐水装置
KR101932092B1 (ko) 변기 시트/커버 고정장치 및 방법
JP2010053673A (ja) 洗面ボウルへの排水器具の取付構造
JP6027313B2 (ja) 排水栓用玉鎖の固定方法
JP5979590B2 (ja) 排水栓装置
JP2015183764A (ja) 内燃機関のアイドルプーリ装置
JP5361290B2 (ja) 排水器具
JP6216593B2 (ja) 吐水チューブ振動抑制用ブッシュおよび吐水パイプユニット
JP2007186931A (ja) 点検口蓋の取付構造
JP2010070994A (ja) 手摺りブラケット
JP4196219B2 (ja) フックの吊下装置
JP3123995U (ja) プーリ引抜き治具
JP2015042158A (ja) 釣り竿の尻栓取付構造
JP2006028982A (ja) シャワーフック
JP2017166130A (ja) 排水栓装置
JP6259860B2 (ja) 物干装置の取付装置とこの取付装置を利用した取付構造
KR20090047712A (ko) 스터드 타이어의 스터드 홀 성형용 핀
KR20180000384U (ko) 욕실 내 물튀김 방지대
JP2011067443A (ja) 浴室のエプロンの取付構造
TWM534718U (zh) 安裝於自行車把手管的配件裝置
JP2011030510A (ja) 釣り竿の尻栓取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6125164

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250