JP6124015B2 - ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法 - Google Patents
ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6124015B2 JP6124015B2 JP2013548235A JP2013548235A JP6124015B2 JP 6124015 B2 JP6124015 B2 JP 6124015B2 JP 2013548235 A JP2013548235 A JP 2013548235A JP 2013548235 A JP2013548235 A JP 2013548235A JP 6124015 B2 JP6124015 B2 JP 6124015B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- represented
- general formula
- atom
- acid
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/04—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides from carboxylic acid halides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C381/00—Compounds containing carbon and sulfur and having functional groups not covered by groups C07C301/00 - C07C337/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C63/00—Compounds having carboxyl groups bound to a carbon atoms of six-membered aromatic rings
- C07C63/68—Compounds having carboxyl groups bound to a carbon atoms of six-membered aromatic rings containing halogen
- C07C63/70—Monocarboxylic acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
[1](A)一般式(1)で表されるトリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンを準備する準備工程、
(B1)カルボン酸以外の酸存在下で、当該トリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンと、カルボン酸、水、または一般式(b)で表されるジシロキサンとを反応させて、一般式(2a)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物を生成する工程、ならびに
(B2)当該ペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物から一般式(2)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸を得る工程、を含む、ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法。
[2](A)一般式(1)で表されるトリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンを準備する準備工程、
(B1)カルボン酸以外の酸存在下で、当該トリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンと、カルボン酸、水、または一般式(b)で表されるジシロキサンとを反応させて、一般式(2a)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物を生成する工程、
(C1)当該ペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物をアルコールと反応させて、一般式(2c)で表されるエステルを生成する工程、ならびに
(C2)当該ペンタフルオロスルファニル安息香酸エステルから一般式(2)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸を得る工程、を含む、ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法。
1.製造方法
1−1.第一の製造方法
第一の製造方法は、
(A)一般式(1)で表されるトリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンを準備する準備工程、
(B1)カルボン酸以外の酸存在下で、当該トリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンと、一般式(b)で表されるジシロキサン、カルボン酸、または水、とを反応させて、一般式(2a)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物を生成する工程、ならびに
(B2)当該ペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物から一般式(2)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸を得る工程を備える。
本製造方法のスキームを以下に示す。
以下、各工程について説明する。
本工程では、一般式(1)で表されるトリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンを準備する。トリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンとは、ベンゼン環上にペンタフルオロスルファニル基とトリハロメチル基とを有する化合物の総称である。トリハロメチル基は1〜3個存在してよい。しかしながら、トリハロメチル基は電子吸引性であり、また当該基の数が多いと立体障害を引き起こすので、製造容易性等を考慮すると、当該基の数は1〜2個であることが好ましく、1個であることがより好ましい。トリハロメチル基におけるハロゲン原子は限定されないが、原料入手容易性等を考慮するとフッ素原子または塩素原子が好ましい。特に、ハロゲン原子が塩素原子でありnが1〜3であるトリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンは新規物質である。
置換基としての酸素原子を含む基および窒素原子を含む基の合計の数は1〜4個であってよい。
これらのハロゲン化剤としては、同じハロゲン原子を有する二種以上のハロゲン化剤を併用できる。ハロゲン化剤の使用量は、メチルペンタフルオロスルファニルベンゼンのメチル基1モルに対して好ましくは0.1〜30モル、さらに好ましくは3〜20モルである。
本反応の反応温度は、室温〜200℃が好ましく、40〜140℃がより好ましい。
本工程では、カルボン酸以外の酸存在下において、一般式(1)で表されるトリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンと、ジシロキサン、水、またはカルボン酸を反応させて、一般式(2a)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物を生成する。本工程のスキームを以下に示す。
R3Si−O−SiR3 (b)
式中Rはアルキル基であるが、入手容易性の観点から、炭素数1〜5のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましく、メチル基またはエチル基がさらに好ましい。ジシロキサンの使用量は、一般式(1)の化合物の50モル%以上であればよく、溶媒量として用いることもできる。ジシロキサンは反応器内の原料を溶かし、反応を円滑に進行させるという利点もある。反応スキームは以下のとおりである。
R3SiOSiR3 +H2O →2R3SiOH
の反応が生じてジシロキサンが失活される恐れがあるからである。しかし、R3SiOHと上記で生成したR3SiXは以下の反応により、一般式(b)のジシロキサンを再生する。
R3SiOH +R3SiX → R3SiOSiR3 +HX
よって、微量であれば水が存在していてもよい。この場合、具体的な水の量は、ジシロキサンに対して70モル%以下が好ましく、50モル%以下がより好ましい。
本工程では、一般式(2a)のハロゲン化物からペンタフルオロスルファニル安息香酸を得る。本反応のスキームを以下に示す。
前記工程(B1)において、一般式(2b)のハロゲン化物が生成している場合は、工程(B2)において当該化合物からもペンタフルオロスルファニル安息香酸を得ることができる。
第二の製造方法は、
(A)一般式(1)で表されるトリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンを準備する準備工程、
(B1)カルボン酸以外の酸存在下で、当該トリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンと、一般式(b)で表されるジシロキサン、カルボン酸、または水、とを反応させて、一般式(2a)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物を生成する工程、
(C1)当該ペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物をアルコールと反応させて、一般式(2c)で表されるエステルを生成するエステル化工程、ならびに
(C2)当該エステルから、一般式(2)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸を得る工程、を備える。
ペンタフルオロスルファニル安息香酸は、一般式(2)で表される化合物である。
モノトリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンは式(5)で示される新規な物質である。
この他、ビストリクロロメチル−ペンタフルオロスルファニルベンゼンおよびトリストリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンも新規な物質である。
撹拌装置を備える100mLフラスコ準備し、内部をN2ガスで置換した後、フラスコ内にPCl3 1.4g(0.10mol)(Sigma−Aldrich社製)、続いて4−メチルペンタフルオロスルファニルベンゼン44.1g(0.20mol)(ウベアメリカ社製)を仕込んだ。フラスコ内容物を攪拌しながら油浴で130℃に加熱し、白熱灯(100W)(ACE GLASS社製)を用いて反応容器に光を照射した。
1H-NMR (CDCl3):7.84(2H, d, J=9Hz), 8.04(2H, d, J=9Hz)
19F-NMR (CDCl3):62.77(4F, d, J=147Hz), 82.78(1F, quin, J=147Hz)
13C-NMR (CDCl3): 95.9(s), 126.3(s), 126.4(t, JCF=5Hz), 49.2(quin, JCF=20Hz), 147.2(s), 154.8(quin, JCF=18.7Hz)
撹拌装置を備えた100mLフラスコに、実施例1で得た4−トリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼン40.0g(111mmol)、ヘキサメチルジシロキサン18.6g(114mmol)(Sigma−Aldrich社製)、FeCl3 0.89g(5mol%)(Sigma−Aldrich社製)を仕込んだ。N2雰囲気下、バス温度を70℃とし、2日間、内容物を加熱撹拌した。内容物を室温まで冷却した後、減圧蒸留を行い、沸点87〜94℃(9mmHg)の蒸留物24gを得た。これをGC(Agilent製、6890シリーズ)で分析したところ、4−ペンタフルオロスルファニル安息香酸クロリドと4−ペンタフルオロスルファニル安息香酸フルオリドの混合物(74:24(面積比))であることが分かった。
1H-NMR(CD3CN): 7.91(2H, d, J=8.9Hz), 8.11(2H, d, J=7.9Hz), 9.56(1H, brs, OH)
19F-NMR(CD3CN): 61.78(4F, d, J=147Hz), 82.83(1F, quin, 148Hz)
撹拌装置を備えた50mLフラスコに、実施例1で得た4−トリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼン16.08g(50mmol)、FeCl3 406mg(5mol%)を仕込んだ。バス温度を70〜75℃に昇温し、水900mg(50mmol)を2時間以上かけてゆっくり滴下した。滴下に従い、HClガスが発生した。滴下終了後、内容物を1時間、加熱撹拌した。得られた反応混合物を200mLフラスコに移し、水100mLを添加し、油浴温度を90℃にして一晩撹拌した。放冷後、濾過し、水20mLを用いて3回固体を洗浄した。ろ過物をフラスコに移し、1MのNaOH 100mLを添加し、トルエン50mlを加えて撹拌した。分液し、水相を再度、トルエン50mLで洗浄した。水相に6MのHCl 20mLを添加した後、酢酸エチル50mLに析出物を溶かし、さらに分液した。水相から有機物を酢酸エチルで抽出し、有機相を飽和食塩水で洗浄した後、無水MgSO4で乾燥した。ろ過後、ろ液を濃縮し、4−ペンタフルオロスルファニル安息香酸10.1gを白色固体として得た(収率81%)。
撹拌装置を備えた500mLフラスコに、実施例1で得た4−トリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼン105.8g(329mmol)、ヘキサメチルジシロキサン80.13g(494mmol)、FeCl3 5.34g(10mol%)を仕込んだ。バス温度を70〜75℃に昇温し、3時間加熱撹拌した。反応混合物にFeCl3 5.34g(10mol%)を加え、さらに16時間加熱撹拌した。得られた反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル26mlを加えた。500mlフラスコにエタノール 170mlを仕込み、氷冷した。これに反応混合物を滴下した。滴下終了後、室温で1時間、加熱還流で2時間撹拌した。室温まで冷却後、ヘキサン106mlを添加し、氷冷した。これに水 212mlを添加してよく撹拌した後、分液した。水相をヘキサンで抽出し、有機相と合わせ20%食塩水で洗浄した。さらに飽和重曹水で洗浄した後、減圧濃縮した。得られた褐色油状物を減圧蒸留し、沸点106℃(6mmHg)の蒸留物77gを得た。これをGC分析したところ、エチル4−ペンタフルオロスルファニル安息香酸エステルであった(収率85%)。
撹拌装置を備える100mLフラスコを準備し、内部をN2ガスで置換した後、フラスコ内に4−メチルペンタフルオロスルファニルベンゼン66.1g(0.30mol)(ウベアメリカ社製)を仕込んだ。フラスコ内容物を攪拌しながら油浴で90℃に加熱し、水銀灯(450W)(ACE GLASS社製)を用いて反応容器に光を照射した。
フラスコ内へ塩素ガス(LINWELD社製)の供給を開始し、24時間かけて38L(1.7mol)を供給した時点で塩素ガスの供給を停止した。冷却後、50mlの塩化メチレンを添加し、飽和炭酸ナトリウム水溶液および飽和亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。有機相を減圧濃縮し、得られた濃縮物をメタノールと水の混合溶媒から再結晶した。結晶物を減圧乾燥し、4−トリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼン 66.7gを得た(収率68%)。
撹拌装置を備えた100mLフラスコに、実施例1で得た4−トリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼン 30.0g(93mmol)、ヘキサメチルジシロキサン16.7g(103mmol)、FeCl3 0.75g(5mol%)を仕込んだ。N2雰囲気下、油浴温度を100℃として、2日間、内容物を加熱撹拌した。内容物を室温まで冷却後、減圧蒸留を行った。沸点94℃(6.3mmHg)の蒸留物13.8gを得た。これをGC分析したところ、4−ペンタフルオロスルファニル安息香酸クロリドであることが分かった(収率59%)。本反応においては下記式(2b’)で表されるクロリドも生成していると考えられる(Journal of the Chemical Society, Chemical Communications 1977, 808-809)。R3はメチル基、Xは塩素原子である。
1H-NMR(CDCl3): 7.89(2H, d, J=8.9Hz), 8.21(2H, d, J=8.3Hz)
19F-NMR(CDCl3): 62.16(4F, d, J=147Hz), 81.51(1F, quin, J=150Hz)
撹拌装置を備えた25mLフラスコに、実施例1で得た4−トリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼン 10.0g(31.2mmol)、FeCl3 0.15g(3mol%)を仕込んだ。N2雰囲気下、油浴温度を70℃として、酢酸 1.87g(31.2mmol)を3時間かけて滴下した。滴下終了後、油浴温度70℃で17時間、内容物を加熱撹拌した。内容物を室温まで冷却後、トリフェニルホスフィン0.49g(6mol%)を添加し、3時間撹拌した。この混合物を減圧蒸留し、4−ペンタフルオロスルファニル安息香酸クロリド4.67gを得た(収率56%)。
撹拌装置を備えた50mLフラスコに、実施例1で得た4−トリクロロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼン16.08g(50mmol)、FeCl3 406mg(5mol%)を仕込んだ。バス温度を70〜75℃に昇温し、水900mg(50mmol)を2時間以上かけてゆっくり滴下した。滴下に従い、HClガスが発生した。滴下終了後、内容物を1時間、加熱撹拌した。この混合物を減圧蒸留し、4−ペンタフルオロスルファニル安息香酸クロリド5.59gを得た(収率42%)。
Claims (10)
- (A)一般式(1)で表されるトリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンを準備する準備工程
(B1)カルボン酸以外の酸存在下で、当該トリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンと、カルボン酸、水、または一般式(b)で表されるジシロキサン
R3Si−O−SiR3 (b)(式中Rはアルキル基を示す)
とを反応させて、一般式(2a)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物を生成する工程
(B2)当該ペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物から一般式(2)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸を得る工程
を含む、ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法。 - 前記準備工程(A)を紫外線照射下で実施する、請求項2に記載の製造方法。
- 前記工程(B2)の前に、前記工程(B1)で生成したペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物を含む反応混合物を精製する工程をさらに含む、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- (A)一般式(1)で表されるトリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンを準備する準備工程
(B1)カルボン酸以外の酸存在下で、当該トリハロメチルペンタフルオロスルファニルベンゼンと、カルボン酸、水、または一般式(b)で表されるジシロキサン
R3Si−O−SiR3 (b)(式中Rはアルキル基を示す)
とを反応させて、一般式(2a)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物を生成する工程
(C1)当該ペンタフルオロスルファニル安息香酸ハロゲン化物をアルコールと反応させて、一般式(2c)で表されるエステルを生成する工程
(C2)当該ペンタフルオロスルファニル安息香酸エステルから一般式(2)で表されるペンタフルオロスルファニル安息香酸を得る工程
を含む、ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法。 - 前記準備工程(A)を紫外線照射下で実施する、請求項6に記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201161567474P | 2011-12-06 | 2011-12-06 | |
US61/567474 | 2011-12-06 | ||
PCT/JP2012/081329 WO2013084860A1 (ja) | 2011-12-06 | 2012-12-04 | ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2013084860A1 JPWO2013084860A1 (ja) | 2015-04-27 |
JP6124015B2 true JP6124015B2 (ja) | 2017-05-10 |
Family
ID=48574227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013548235A Active JP6124015B2 (ja) | 2011-12-06 | 2012-12-04 | ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9102608B2 (ja) |
EP (1) | EP2789603B1 (ja) |
JP (1) | JP6124015B2 (ja) |
CN (1) | CN103974935B (ja) |
CA (1) | CA2858157A1 (ja) |
WO (1) | WO2013084860A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020203226A (ja) * | 2017-08-29 | 2020-12-24 | 富士フイルム株式会社 | ガス分離膜、ガス分離モジュール、ガス分離装置、ガス分離方法、及びポリイミド化合物 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5159105A (en) * | 1990-02-28 | 1992-10-27 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Higher pentafluorosulfanyl-fluoroaliphatic carbonyl and sulfonyl fluorides, and derivatives |
GB9515599D0 (en) * | 1995-07-29 | 1995-09-27 | British Nuclear Fuels Plc | The preparation of fluorinated organic compounds |
JP4493805B2 (ja) * | 2000-06-27 | 2010-06-30 | 日本軽金属株式会社 | 高純度安息香酸誘導体の製造方法 |
DE10222192A1 (de) * | 2002-05-18 | 2003-11-27 | Aventis Pharma Gmbh | Pentafluorsulfuranyl-benzoylguanidine, Verfahren zu ihrer Herstellung, ihre Verwendung als Medikament oder Diagnostikum sowie sie enthaltendes Medikament |
JP2004067525A (ja) * | 2002-08-01 | 2004-03-04 | Asahi Glass Co Ltd | ペンタフルオロサルファー置換アントラニル酸誘導体の製造方法およびペンタフルオロサルファー置換アントラニル酸誘導体 |
BRPI0807137A2 (pt) * | 2007-02-09 | 2014-04-15 | Pfizer Ltd | Agentes antiparasitários |
ES2367332T3 (es) * | 2007-02-21 | 2011-11-02 | Pfizer Limited | Agentes antiparasitarios de benzofurano. |
EP2373162B1 (en) | 2008-12-03 | 2013-08-14 | Novartis AG | Amidoacetonitrile compounds and pesticidal composition thereof |
UA108363C2 (uk) * | 2009-10-08 | 2015-04-27 | Похідні імінотіадіазиндіоксиду як інгібітори bace, композиція на їх основі і їх застосування | |
JP5647782B2 (ja) * | 2009-11-09 | 2015-01-07 | 東ソ−・エフテック株式会社 | ハロメチルベンゼン誘導体の製造方法 |
US20110301382A1 (en) * | 2009-12-07 | 2011-12-08 | Ube Industries, Ltd. | Processes for Preparing 1,3-Dinitro-5-(Pentafluorosulfanyl)Benzene and its Intermediates |
-
2012
- 2012-12-04 WO PCT/JP2012/081329 patent/WO2013084860A1/ja active Application Filing
- 2012-12-04 CA CA2858157A patent/CA2858157A1/en not_active Abandoned
- 2012-12-04 JP JP2013548235A patent/JP6124015B2/ja active Active
- 2012-12-04 CN CN201280060189.2A patent/CN103974935B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-12-04 EP EP12855616.4A patent/EP2789603B1/en not_active Not-in-force
- 2012-12-04 US US14/362,779 patent/US9102608B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2013084860A1 (ja) | 2015-04-27 |
CN103974935A (zh) | 2014-08-06 |
EP2789603B1 (en) | 2016-08-10 |
CA2858157A1 (en) | 2013-06-13 |
CN103974935B (zh) | 2017-02-22 |
WO2013084860A1 (ja) | 2013-06-13 |
EP2789603A1 (en) | 2014-10-15 |
EP2789603A4 (en) | 2015-08-05 |
US9102608B2 (en) | 2015-08-11 |
US20140336404A1 (en) | 2014-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20040077901A1 (en) | Process for the synthesis of trifluorophenylacetic acids | |
JP5578809B2 (ja) | 3−メチル−2−チオフェンカルボン酸の製造方法 | |
JP6124015B2 (ja) | ペンタフルオロスルファニル安息香酸の製造方法 | |
JP4511359B2 (ja) | 殺虫剤用の合成中間体を調製するための新規方法 | |
JP2003335735A (ja) | パーフルオロイソプロピルアニリン類の製造方法 | |
JP3918883B2 (ja) | ベンゾイルクロライド類の製造方法 | |
JP3677786B2 (ja) | アリールオキシプロピオン酸の製造法 | |
EP1122234A2 (en) | Production methods of alpha, alpha, alpha-trifluoromethylphenyl-substituted benzoic acid and intermediate therefor | |
JP5138499B2 (ja) | 脂肪族ジケトンの製造方法 | |
JP2008297234A (ja) | ブロモテトラフルオロアルカノール類の製造方法 | |
JPS62223141A (ja) | アリルエ−テル類の製法 | |
JP4303685B2 (ja) | 2−シクロペンテン−1−オンの製造方法 | |
JP2004067595A (ja) | トリフルオロメチルフェニル安息香酸エステル誘導体の製造方法 | |
JP4371416B2 (ja) | 高純度2,4−ジクロロ−3−アルキル−6−tert−ブチルフェノール類およびその製造方法 | |
JP2002069038A (ja) | トリフルオロメチル基含有ベンゾイルギ酸アルキル類、その製造方法およびトリフルオロメチル基含有フェニル酢酸の製造方法 | |
JP2004010486A (ja) | フッ化アリール基含有化合物の製造方法 | |
JP2001226318A (ja) | 2−フルオロイソ酪酸又はそのエステルの製造方法 | |
CN104230713B (zh) | 用于制备2-(2-羟基苯基)乙酸烷基酯的方法 | |
JP4956760B2 (ja) | 3−ブロモ安息香酸またはそのアルキルエステルの製造方法 | |
JP2005522475A (ja) | 2,4,5−トリメチルフェニル酢酸の製造方法 | |
JPH11279099A (ja) | エーテル化合物の製造方法 | |
JP2019034903A (ja) | ビス(ジフルオロメチル)亜鉛反応剤 | |
JP2004155744A (ja) | 1−置換フェニル−ω−ブロモアルカンの製造法 | |
JP2005112734A (ja) | 4−ペンチン酸の製造方法 | |
JP2004002232A (ja) | ベンジルアルコール誘導体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170321 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6124015 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |