JP6123554B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6123554B2
JP6123554B2 JP2013161402A JP2013161402A JP6123554B2 JP 6123554 B2 JP6123554 B2 JP 6123554B2 JP 2013161402 A JP2013161402 A JP 2013161402A JP 2013161402 A JP2013161402 A JP 2013161402A JP 6123554 B2 JP6123554 B2 JP 6123554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame body
recess
fins
power conversion
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013161402A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015032695A (ja
Inventor
航太朗 山澤
航太朗 山澤
嘉崇 市位
嘉崇 市位
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2013161402A priority Critical patent/JP6123554B2/ja
Publication of JP2015032695A publication Critical patent/JP2015032695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6123554B2 publication Critical patent/JP6123554B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

本発明は、電力変換装置に関するものである。
従来、例えば昇降機や空調機等の制御において電力変換装置が用いられており、この種の電力変換装置は、主要部品であるパワーモジュールが装置本体に収納されるとともに、このパワーモジュールを冷却するためのヒートシンクが設けられている。ヒートシンクは、装置本体を形成するフレーム体を備えて構成されている。フレーム体は、ダイカストで製作されており、内部に冷却ファン及び冷却フィンが装着されている。このようなフレーム体は、冷却ファンが駆動することにより、外部の空気を内部に導入して冷却フィン間を通過させ、その後に外部に送出することでパワーモジュールを放熱させている(例えば、特許文献1参照)。
特許4936019号公報
ところで、上述したような電力変換装置においては、装置の小型化やパワーモジュールの発熱量の増大等に対応すべく、ヒートシンクの冷却効率の向上が常に要請されている。
本発明は、上記実情に鑑みて、冷却効率の向上を図ることができる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電力変換装置は、装置本体を形成し、かつ内部に搭載された冷却ファンが駆動することにより、外部の空気を内部に導入して内部に装着された冷却フィン間を通過させてから外部に送出することで前記装置本体に収納されたパワーモジュールを放熱させるヒートシンクを構成するフレーム体を備えた電力変換装置において、前記フレーム体は、少なくとも一つの側面に形成された凹部と、前記凹部に立設された複数の外部フィンとを備えつつ、内部と前記凹部とを連通させるスリットが形成されるとともに該凹部を覆うカバー体が設けられており、前記冷却ファンの駆動により内部に導入した空気の一部を前記外部フィン間に通過させた後に外部に送出することを特徴とする。
また、本発明に係る電力変換装置は、装置本体を形成し、かつ内部に搭載された冷却ファンが駆動することにより、外部の空気を内部に導入して内部に装着された冷却フィン間を通過させてから外部に送出することで前記装置本体に収納されたパワーモジュールを放熱させるヒートシンクを構成するフレーム体を備えた電力変換装置において、前記フレーム体は、少なくとも一つの側面に形成された凹部と、前記凹部に立設された複数の外部フィンとを備えつつ、内部と前記凹部とを連通させるスリットが形成されており、前記冷却ファンの駆動により外部の空気を前記外部フィン間に通過させた後に内部に導入することを特徴とする。
本発明によれば、フレーム体が少なくとも一つの側面に形成された凹部と、凹部に立設された複数の外部フィンとを備え、冷却ファンの駆動により外部フィン間に空気を通過させるようにしたので、外部フィン間にも強制的に空気を通過させて熱交換を行うことで、フレーム体を介してパワーモジュールの放熱を促進させることができる。しかも、凹部を形成して該凹部に外部フィンを並設させているだけなので、フレーム体の外径寸法を拡大させずに伝熱面積を増大させるとともに外部フィン間に強制的に空気を通過させて熱交換を促進させているので、冷却効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1である電力変換装置を示す斜視図である。 図2は、図1に示したフレーム体の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、図2のA−A線断面図である。 図4は、図2に示したフレーム体における空気の流れを示す説明図である。 図5は、本発明の実施の形態2である電力変換装置を構成するフレーム体の側面図である。 図6は、図5に示したフレーム体の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図7は、図6に示したフレーム体における空気の流れを示す説明図である。 図8は、本発明の実施の形態3である電力変換装置を構成するフレーム体の側面図である。 図9は、図8に示したフレーム体の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図10は、図9に示したフレーム体における空気の流れを示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る電力変換装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1である電力変換装置を示す斜視図である。ここで例示する電力変換装置は、装置本体1を備えている。
装置本体1は、収納本体10とフレーム体20とを備えて構成してある。収納本体10は、後面が開口した直方状の形態をなしており、フレーム体20の前方域を覆う態様で該フレーム体20に連結されている。かかる収納本体10は、フレーム体20との間に様々な制御機器を収納するための収納空間を画成している。
フレーム体20は、上面及び下面が開口した直方状を成すものであり、例えばダイカストにより構成してある。
図2は、図1に示したフレーム体の内部構造を模式的に示す縦断面図であり、図3は、図2のA−A線断面図である。これら図2及び図3に示すように、フレーム体20には、フィンユニット21と、冷却ファン22とが配設してある。
フィンユニット21は、ベース部21aの後面に上下方向に沿って延在する複数の冷却フィン21bが左右方向に並設されることで構成したものである。このフィンユニット21のベース部21aは、フレーム体20の前面20aの図示せぬ開口を貫通するパワーモジュール11に熱的に接続してある。このパワーモジュール11は、公知のものであり、収納本体10に配設された図示せぬ基板の後面に実装されており、入力を順変換するコン
バータ部とこのコンバータ部の出力を逆変換するインバータ部とを含む回路部を備えるものである。
冷却ファン22は、フレーム体20の上面開口20bを閉塞する態様で配設されている。この冷却ファン22は、駆動することによりフレーム体20の下方、あるいはフレーム体20の側面に形成された側面開口20cを通じて外部の空気をフレーム体20の内部に導入し、冷却フィン21b間に空気を通過させて外部に送出する送風手段である。このように冷却フィン21b間に空気が通過することで、フィンユニット21にて熱交換が積極的に行われることとなり、フレーム体20はパワーモジュール11等の機器のヒートシンクを構成している。
また、フレーム体20におけるフィンユニット21の下方域には、図示せぬコンデンサが設けてある。このコンデンサは、図示せぬブスバー(導体)を介してパワーモジュール11に電気的に接続されることで、コンバータ部の出力を平滑化するものである。
上記フレーム体20においては、左右の両側面に凹部23が形成してあり、この凹部23の底部23aには、複数の外部フィン24が前後方向に並設している。ここで外部フィン24は、フレーム体20と同様に例えばダイカストにより構成してあり、フレーム体20の成形時に同時に成形されるものである。従って、外部フィン24は、フレーム体20と熱的に接続されている。
また、かかる凹部23の上面及び下面には、それぞれ上面スリット23b及び下面スリット23cが形成してある。これにより凹部23は、上面スリット23b及び下面スリット23cを介してフレーム体20の内部と連通している。
更に、上記凹部23は、側面の開口が例えば樹脂よりなるカバー体25により閉塞されている。ここでカバー体25による閉塞の仕方は、特に限定されるものではないが、カバー体25に形成される係止片25aが凹部23の図示せぬ係止部に係止することで閉塞するようにしてもよい。
以上のような構成を有する本実施の形態1である電力変換装置においては、冷却ファン22の駆動により、図4に示すように、フレーム体20の下方、あるいはフレーム体20の側面開口20c(図1参照)より外部の空気がフレーム体20の内部に侵入し、その大部分は上方に向けて流れることで冷却フィン21b間を通過し、その後に上面開口20bより外部に送出される。また、フレーム体20の凹部23は、上面スリット23b及び下面スリット23cを介してフレーム体20の内部と連通していることから、図4に示すように、フレーム体20の内部に侵入した空気の一部が下面スリット23cより凹部23に侵入し、外部フィン24間を通過してその後に上面スリット23bよりフレーム体20の内部に再度侵入して上面開口20bより外部に送出されることとなる。
つまり、上記電力変換装置においては、フィンユニット21を構成する冷却フィン21bでの熱交換だけでなく、外部フィン24間にも強制的に空気を通過させて熱交換を行うことで、フレーム体20を介して熱的に接続されるパワーモジュール11の放熱を促進させることができる。
しかも、上記電力変換装置では、凹部23を形成して該凹部23に外部フィン24を並設させてカバー体25で閉塞しているだけなので、フレーム体20の外径寸法を拡大させずに伝熱面積を増大させるとともに外部フィン24間に強制的に空気を通過させて熱交換を促進させているので、ヒートシンクとしての冷却効率の向上を図ることができる。
また、上記電力変換装置では、両側面に凹部23を形成して該凹部23に外部フィン24を並設させていることで、フィンユニット21とフレーム体20の両側面との間に製造上生じていたデッドスペースを有効に活用することができ、これによっても冷却効率の向上を図ることができる。
更に、上記電力変換装置によれば、両側面に凹部23を形成して該凹部23に外部フィン24を並設させているだけなので、特殊な金型を用いることなく製造することができ、製造コストが過大なものとなることを抑制することができる。
<実施の形態2>
図5は、本発明の実施の形態2である電力変換装置を構成するフレーム体の側面図である。尚、上述した実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
ここで例示するフレーム体30は、実施の形態1と同様に、収納本体10とともに装置本体1を構成するもので、上面及び下面が開口した直方状を成すものであり、例えばダイカストにより構成してある。
図6は、図5に示したフレーム体の内部構造を模式的に示す縦断面図である。この図6に示すように、フレーム体30には、フィンユニット21と、冷却ファン22とが配設してある。
フィンユニット21は、ベース部21aの後面に上下方向に沿って延在する複数の冷却フィン21bが左右方向に並設されることで構成したものである。このフィンユニット21のベース部21aは、フレーム体30の前面の図示せぬ開口を貫通するパワーモジュール11(図3参照)に熱的に接続してある。このパワーモジュール11は、公知のものであり、収納本体10に配設された図示せぬ基板の後面に実装されており、入力を順変換するコンバータ部とこのコンバータ部の出力を逆変換するインバータ部とを含む回路部を備えるものである。
冷却ファン22は、フレーム体30の上面開口30bを閉塞する態様で配設されている。この冷却ファン22は、駆動することによりフレーム体30の下方、あるいはフレーム体30の側面開口30cを通じて外部の空気をフレーム体30の内部に導入し、冷却フィン21b間に空気を通過させて外部に送出する送風手段である。このように冷却フィン21b間に空気が通過することで、フィンユニット21にて熱交換が積極的に行われることとなり、フレーム体30はパワーモジュール11等の機器のヒートシンクを構成している。
上記フレーム体30においては、左右の両側面に凹部33が形成してあり、この凹部33の底部33a及び下面33cには、複数の外部フィン34が前後方向に並設している。ここで外部フィン34は、フレーム体30と同様に例えばダイカストにより構成してあり、フレーム体30の成形時に同時に成形されるものである。従って、外部フィン34は、フレーム体30と熱的に接続されている。
また、かかる凹部33の上面には、上面スリット33bが形成してある。これにより凹部33は、上面スリット33bを介してフレーム体30の内部と連通している。更に、上記凹部33の下面33cは、下方に向かうに連れて漸次外方に傾斜する傾斜面となっている。
以上のような構成を有する本実施の形態2である電力変換装置においては、冷却ファン22の駆動により、図7に示すように、フレーム体30の下方、あるいはフレーム体30の側面開口30cより外部の空気がフレーム体30の内部に侵入し、上方に向けて流れることで冷却フィン21b間を通過し、その後に上面開口30bより外部に送出される。また、フレーム体30の凹部33は、上面スリット33bを介してフレーム体30の内部と連通していることから、冷却ファン22の駆動により外部の空気が凹部33に侵入し、外部フィン34間を通過してその後に上面スリット33bよりフレーム体30の内部に侵入して上面開口30bより外部に送出されることとなる。
つまり、上記電力変換装置においては、フィンユニット21を構成する冷却フィン21bでの熱交換だけでなく、外部フィン34間にも強制的に空気を通過させて熱交換を行うことで、フレーム体30を介して熱的に接続されるパワーモジュール11の放熱を促進させることができる。
しかも、上記電力変換装置では、凹部33を形成して該凹部33に外部フィン34を並設させているだけなので、フレーム体30の外径寸法を拡大させずに伝熱面積を増大させるとともに外部フィン34間に強制的に空気を通過させて熱交換を促進させているので、ヒートシンクとしての冷却効率の向上を図ることができる。
また、上記電力変換装置では、両側面に凹部33を形成して該凹部33に外部フィン34を並設させていることで、フィンユニット21とフレーム体30の両側面との間に製造上生じていたデッドスペースを有効に活用することができ、これによっても冷却効率の向上を図ることができる。
更に、上記電力変換装置によれば、両側面に凹部33を形成して該凹部33に外部フィン34を並設させているだけなので、特殊な金型を用いることなく製造することができ、製造コストが過大なものとなることを抑制することができる。
<実施の形態3>
図8は、本発明の実施の形態3である電力変換装置を構成するフレーム体の側面図である。尚、上述した実施の形態1及び2と同一の構成には同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
ここで例示するフレーム体40は、実施の形態1及び2と同様に、収納本体10とともに装置本体1を構成するもので、上面及び下面が開口した直方状を成すものであり、例えばダイカストにより構成してある。
図9は、図8に示したフレーム体の内部構造を模式的に示す縦断面図である。この図9に示すように、フレーム体40には、フィンユニット21と、冷却ファン22とが配設してある。
フィンユニット21は、ベース部21aの後面に上下方向に沿って延在する複数の冷却フィン21bが左右方向に並設されることで構成したものである。このフィンユニット21のベース部21aは、フレーム体40の前面の図示せぬ開口を貫通するパワーモジュール11(図3参照)に熱的に接続してある。このパワーモジュール11は、公知のものであり、収納本体10に配設された図示せぬ基板の後面に実装されており、入力を順変換するコンバータ部とこのコンバータ部の出力を逆変換するインバータ部とを含む回路部を備えるものである。
冷却ファン22は、フレーム体40の上面開口40bを閉塞する態様で配設されている。この冷却ファン22は、駆動することによりフレーム体40の下方、あるいはフレーム体40の側面開口40cを通じて外部の空気をフレーム体40の内部に導入し、冷却フィン21b間に空気を通過させて外部に送出する送風手段である。このように冷却フィン21b間に空気が通過することで、フィンユニット21にて熱交換が積極的に行われることとなり、フレーム体40はパワーモジュール11等の機器のヒートシンクを構成している。
上記フレーム体40においては、左右の両側面に上方凹部43及び下方凹部45がそれぞれ形成してあり、これら上方凹部43及び下方凹部45の底部43a,45a及び下面43c,45cには、複数の外部フィン44,46が前後方向に並設している。ここで外部フィン44,46は、フレーム体40と同様に例えばダイカストにより構成してあり、フレーム体40の成形時に同時に成形されるものである。従って、外部フィン44,46は、フレーム体40と熱的に接続されている。
また、かかる上方凹部43及び下方凹部45のそれぞれの上面には、上面スリット43b,45bが形成してある。これにより上方凹部43及び下方凹部45は、それぞれ上面スリット43b,45bを介してフレーム体40の内部と連通している。更に、上記上方凹部43及び下方凹部45のそれぞれの下面43c,45cは、下方に向かうに連れて漸次外方に傾斜する傾斜面となっている。
以上のような構成を有する本実施の形態3である電力変換装置においては、冷却ファン22の駆動により、図10に示すように、フレーム体40の下方、あるいはフレーム体40の側面開口40cより外部の空気がフレーム体40の内部に侵入し、上方に向けて流れることで冷却フィン21b間を通過し、その後に上面開口40bより外部に送出される。また、フレーム体40の上方凹部43及び下方凹部45は、それぞれ上面スリット43b,45bを介してフレーム体40の内部と連通していることから、冷却ファン22の駆動により外部の空気が上方凹部43及び下方凹部45のそれぞれに侵入し、外部フィン44,46間を通過してその後に上面スリット43b,45bよりフレーム体40の内部に侵入して上面開口40bより外部に送出されることとなる。
つまり、上記電力変換装置においては、フィンユニット21を構成する冷却フィン21bでの熱交換だけでなく、外部フィン44,46間にも強制的に空気を通過させて熱交換を行うことで、フレーム体40を介して熱的に接続されるパワーモジュール11の放熱を促進させることができる。
しかも、上記電力変換装置では、上方凹部43及び下方凹部45を形成してこれら凹部43,45に外部フィン44,46を並設させているだけなので、フレーム体40の外径寸法を拡大させずに伝熱面積を増大させるとともに外部フィン44,46間に強制的に空気を通過させて熱交換を促進させているので、ヒートシンクとしての冷却効率の向上を図ることができる。
特に、上方凹部43及び下方凹部45を設けることで、フレーム体40の上下方向の寸法が大きい場合にも、それぞれの凹部43,45における上面スリット43b,45bと、外部フィン44,46の下端部との距離を所定の大きさに保つことができ、各凹部43,45に良好に外部の空気を強制的に通過させることができる。
また、上記電力変換装置では、両側面に上方凹部43及び下方凹部45を形成してこれら凹部43,45に外部フィン44,46を並設させていることで、フィンユニット21とフレーム体40の両側面との間に製造上生じていたデッドスペースを有効に活用することができ、これによっても冷却効率の向上を図ることができる。
更に、上記電力変換装置によれば、両側面に上方凹部43及び下方凹部45を形成してこれら凹部43,45に外部フィン44,46を並設させているだけなので、特殊な金型を用いることなく製造することができ、製造コストが過大なものとなることを抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態1〜3について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態1では、凹部23を閉塞するカバー体25が設けられていたが、かかるカバー体25の下方部に複数のスリットを形成してもよい。
上述した実施の形態3では、フレーム体40の側面に上方凹部43及び下方凹部45を設けられていたが、フレーム体の上下方向の寸法が大きい場合には、3つ以上の凹部を所定間隔毎に形成するようにしてもよい。
1 装置本体
10 収納本体
11 パワーモジュール
20 フレーム体
20b 上面開口
21 フィンユニット
21a ベース部
21b 冷却フィン
22 冷却ファン
23 凹部
23a 底部
23b 上面スリット
23c 下面スリット
24 外部フィン
25 カバー体

Claims (2)

  1. 装置本体を形成し、かつ内部に搭載された冷却ファンが駆動することにより、外部の空気を内部に導入して内部に装着された冷却フィン間を通過させてから外部に送出することで前記装置本体に収納されたパワーモジュールを放熱させるヒートシンクを構成するフレーム体を備えた電力変換装置において、
    前記フレーム体は、少なくとも一つの側面に形成された凹部と、前記凹部に立設された複数の外部フィンとを備えつつ、内部と前記凹部とを連通させるスリットが形成されるとともに該凹部を覆うカバー体が設けられており、
    前記冷却ファンの駆動により内部に導入した空気の一部を前記外部フィン間に通過させた後に外部に送出することを特徴とする電力変換装置。
  2. 装置本体を形成し、かつ内部に搭載された冷却ファンが駆動することにより、外部の空気を内部に導入して内部に装着された冷却フィン間を通過させてから外部に送出することで前記装置本体に収納されたパワーモジュールを放熱させるヒートシンクを構成するフレーム体を備えた電力変換装置において、
    前記フレーム体は、少なくとも一つの側面に形成された凹部と、前記凹部に立設された複数の外部フィンとを備えつつ、内部と前記凹部とを連通させるスリットが形成されており、
    前記冷却ファンの駆動により外部の空気を前記外部フィン間に通過させた後に内部に導入することを特徴とする電力変換装置。
JP2013161402A 2013-08-02 2013-08-02 電力変換装置 Active JP6123554B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013161402A JP6123554B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013161402A JP6123554B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015032695A JP2015032695A (ja) 2015-02-16
JP6123554B2 true JP6123554B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=52517779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013161402A Active JP6123554B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6123554B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033744A (ja) * 1983-08-04 1985-02-21 Yaesu Musen Co Ltd 無線通信装置のク−リング方式
JP2531328Y2 (ja) * 1992-06-18 1997-04-02 クラリオン株式会社 放熱器の放熱構造
JP2005044953A (ja) * 2003-07-28 2005-02-17 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 電力変換装置
US7418995B2 (en) * 2004-01-14 2008-09-02 Vanner, Inc. System for cooling environmentally sealed enclosures

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015032695A (ja) 2015-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3352216B1 (en) Laminated type heat sink
EP3343606A1 (en) Cooling device
JP5664878B2 (ja) インバータの冷却構造
JP5074320B2 (ja) カメラケース
JP6482955B2 (ja) 液冷式冷却装置
US20150359142A1 (en) Method for producing cooling device and heat-dissipating member
KR101842920B1 (ko) 커패시터 보호 커버가 구비된 인버터 장치
KR102392459B1 (ko) 방열공이 형성된 친환경 자동차용 배터리셀 커버
JP2011064339A (ja) 電装品箱
JP6123554B2 (ja) 電力変換装置
JP6315081B2 (ja) 電力変換装置
JP2011138960A (ja) 車両用電力変換装置
JP2014192229A (ja) 車両用電子制御装置
JP2010003932A (ja) 電子機器、及びヒートシンク
JP2016174515A (ja) リレーボックス
US10284052B2 (en) Motor drive device which cools heat sink by outside air
JP7314705B2 (ja) 車両用バッテリパック
JP6570293B2 (ja) 盤用冷却装置
JP2018056370A (ja) 電源装置
JP2013154689A (ja) 鉄道車両用機器
JP6837565B2 (ja) 鉄道車両の電力変換装置および電力変換装置を搭載した鉄道車両
JP5292524B1 (ja) 電気自動車のパワーコントロールユニット
JP2004271168A (ja) 空気調和機の室外機
US6843310B1 (en) Semi-closed air cooling type radiator
TWI530243B (zh) 電子裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6123554

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250