JP6121953B2 - 立体網状製品、立体網状製品製造装置及び立体網状製品製造方法 - Google Patents

立体網状製品、立体網状製品製造装置及び立体網状製品製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6121953B2
JP6121953B2 JP2014161460A JP2014161460A JP6121953B2 JP 6121953 B2 JP6121953 B2 JP 6121953B2 JP 2014161460 A JP2014161460 A JP 2014161460A JP 2014161460 A JP2014161460 A JP 2014161460A JP 6121953 B2 JP6121953 B2 JP 6121953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface layer
dimensional network
dimensional
network structure
laminated structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014161460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016036972A (ja
Inventor
高岡 伸行
伸行 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C Eng Co Ltd
Original Assignee
C Eng Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by C Eng Co Ltd filed Critical C Eng Co Ltd
Priority to JP2014161460A priority Critical patent/JP6121953B2/ja
Publication of JP2016036972A publication Critical patent/JP2016036972A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6121953B2 publication Critical patent/JP6121953B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

本発明は、立体網状構造体と表層から構成される立体網状製品、立体網状製品製造装置及び立体網状製品製造方法に関し、特に、立体網状構造体の成形後に行われる面処理加工に関するものである。
背景技術としては、以下に示す6つの端面処理加工に関するタイプがあるので、代表例を挙げて説明する。
第1に、回転する部材の形状を工夫する代表例は、特開平06-184908号公報(森村興産株式会社)では、網状集合物11は金型6の凹部7に入り、回転シャフト9の突起10により凹部7に沿って円弧状に曲げられながら送られていく。このとき網状集合物11は金型6の凹部7によって形を成型され、断面形状が図3に示すように略半円形になり、且つ金型6と同一の曲率半径で曲げられて固化する。特開平06-158506号公報(森村興産株式会社)では、冷却固化する工程中で、略お椀形の外部金型6と、回転シャフト8を有し且つ球状でその外面に凹凸を設けて外部金型6の内側に回転自在に配された内部金型7との間に網状集合物13を通過する。特開平06-192955号公報(森村興産株式会社)では、回転軸3,4の外周複数箇所にそれぞれ羽根板5を放射状に突設すると共に両側の回転軸3,4の羽根板5の先端部が互いに相手側の羽根板5の間に入って互いに衝突しないように交互に回転するようになした受け装置6を設置し、両側の羽根板5の交互の回転によってその網状集合物を波形に屈曲する。特開平09-021054号公報(東レ・モノフィラメント株式会社)では、引取装置14には、薄肉部3を形成させるための押圧具15が取付けてあり、薄肉部3の周縁に突起部3aと凹部3bを交互に形成することによって、個々の立体網状体1を連結する際に、これら突起部3aと凹部3bとを相互に嵌合する機構を付与したものであり、これによって連結部4は、他の固定処理を必要とせずとも、相互のずれを防止して、高強度の連結部を構成することができる。
第2に、凹凸面を備えた水平走行するコンベア上に落下する代表例は、スパンボンド不織布(2次元網状構造体)の作製工程に由来するもので、最近ではあまり行われていない手法である。ノズルとコンベアとの距離を不織布製造時に比べて近づけることで、より3次元的な網状構造体を製造することを試みている。凹凸形成等の手法が開示されている文献はとしては、特開平11-235481号公報(大和紡績)では、表面に立体網状マットのマット面と相似した山部と谷部を備えた成形板を連結してなるエンドレス状の搬送体を連続線条の落下速度よりも遅い速度で移動する。特開2000-014717号公報(日本ゼオン)では、凹凸を備えて水平移動する進行面上に落下する。特開2001-248057号公報(クラレ)では、微細線状物を図4に示すようなコンベアネット(5)あるいは図5に示すようなロール(8)などの捕集装置上に捕集、積層させ巻取り装置(7)で巻き取ることにより製造する。
第3に、鉛直走行コンベアのベルト断面形状を工夫する代表例は以下の通りである。特開2002-275751号公報、特開2012-082568号公報、再表2012/029324号公報、特開2013-108210号公報、特開2013-108211号公報(株式会社シーエンジ)では、複数の金属製の板材21を所定の隙間22を設けて複数の無端チェーン12a,13aにねじで連結して得られた無端部材において板材の断面を様々に変更。ステンレスメッシュも使用可。一対のロール56,57の表面に単数又は複数の突部90a〜90cが形成。ロール56,57又は無端コンベア54,55等の回転体にカムとばねを入れておいて、前述の突部を、回転に同期させ、カムが突部を外方向に押出すように構成可である。特開2000-248455号公報、特表2002-538317号公報(日本発条株式会社)では、立体網状製品体の断面形状の輪郭に応じた外周面(50a,51a,52a,53a;70a,71a)を有する複数のローラ(50,51,52,53;70,71)と、これらローラ間に張り渡されて無端走行することによりローラの外周面に応じた形状に変形して整形案内面(56,57;72,73)を形成するベルト(54,55;74,75)を有している。
第4に、金型で立体網状構造体を挟み込み、熱風で加工する代表例は以下の通りである。特開2001-008792号公報(株式会社イトーキクレビオ)では、立体網状製品材3等を成形用凹所6に押し込むのと同時に、または、成形用凹所6に立体網状製品材3等を押し込んでから、下型7の通気穴9を介して熱風を成形用凹所6内に吹き込んで、立体網状製品材3を構成する線状材が軟化する温度まで成形用凹所6内の温度を上昇させることにより、立体網状製品材3を成形用凹所6の形状に塑性変形する。特開2000-248455号公報(日本発条株式会社)では、簡易型に収容し、130℃〜160℃の熱風で加熱するとともに最終製品形状となるようにある程度圧縮して二次成形を行なった。
特開平08-033782号公報(東洋紡績株式会社)は、第5図(A)に示すように、通気孔8を有する雌金型7に、所定の形状に切断した網状体2及び2’を乗せて、次いで第5図(B)に示す如く、開孔部4を有する樹脂成形体3をその上から乗せて、次いで、網状体2を樹脂成形体3の裏側まで巻き込み、樹脂成形体3の裏側にある網状体2を止めるフック9に引っ掛けて網状体2をとめる。次いで、第5図(C)の如く、通気孔8を有する雄金型10で圧縮する。次いで、加熱流体を矢印の方向から通じて全体を加熱し、熱成形する。
第5に、金型で挟み込み型を加熱の代表例は以下の通り。特開2003-253551号公報、特開2003-251089号公報(アイン株式会社総合研究所)では、雌型11のキャビティ12に給湯装置13から湯(好ましくは70℃以上)を入れ、スプリング構造樹脂成形品30を加熱し軟化させる。パンタグラフジャッキ15で雄型14を押し下げ、スプリング構造樹脂成形品30を型締めする。特開2011-079141号公報(株式会社ライフリング)では、図3(a)に示すように、略平板状の金属製の受け板7と断面視略門の字状の金属製の押さえ型8とからなる型9の所定位置に同厚又は略同厚の板状の3次元網目様体4を載置、上面部に布帛2を載置する。なお、上面部には、接着剤を塗布しておくのが好ましい。次に、図3(b)〜(c)に示すように、押さえ型8と受け板7とを相対近接移動させ、押さえ型8の下面の中央部8aと受け板7の上面の対向部分との間で積層方向に沿って僅かに圧縮し、押さえ型8の下面の外周縁部8bと受け板7の上面の対向部分との間で強く圧縮する。また、受け板7の押さえ型8と一方又は両方を加熱する金属加熱ヒータ等の加熱手段(図示しない)によって、押さえ型8の下面の外周縁部8bと受け板7の上面の対向部分との間で3次元網目様体4を強圧縮状態で加熱溶融又は加熱軟化。特開2001-070106号公報、特開2001-061612号公報(日本発条株式会社)では、230℃に加熱された型40を網状立体網状製品材3に押付けることにより、網状立体網状製品材3に溝15が形成されている。この溝15の内側に、先端部12が矢じり形の樹脂プレート5と表皮材4の吊り込み部4aが収容されることにより、樹脂プレート5が立体網状製品表面に出なくなるため、着座したときに異物感を生じることを回避できる。
第6に、その他、細部処理技術の代表例は超音波加工を利用するもので、代表例は、以下の通りである。特開2003-268668号公報(シーエンジ)では、その公報の図4の通り、超音波プラスチックウエルダー20で網状構造部2及び網状盛上げ構造部3を形成する。テーブル22の上に板状体19を置き、上方からローラ24で押圧力を与えつつ、板状体19を所定方向に移動させると、超音波振動による摩擦熱により周縁部が軟化し押圧力により厚みが縮小する。特開2001-286687号公報(東洋紡績株式会社)では、外周部を接合した立体網状製品構造体を製造する。任意の形状(例えば、30mm〜50mm角又は、φ30mm〜φ50mmの円形又は球形等)になるように、金型で熱プレスして打ち抜き切断するか、超音波ウエルダーを用いて接合切断する等の手段で、外周部を接合した立体網状製品構造体を得る。特開2003-251090号公報(アイン株式会社総合研究所)では、型締め状態を所定時間維持した後、熱カッター16で、雄型14の周縁を倣って、雄型14の端からはみ出したバリ32を雌型11上でトリミングすると同時に端面を熱溶着する。次いで離型工程雌型11のキャビティ12に冷却水を投入する。特開2003-250667号公報(アイン株式会社総合研究所)では、その公報の図4(a)又は図4(b)の断面図に示すように、スプリング構造樹脂成形品30の側面を適宜V字状又はU字状に切断又は掘削し、その上下両端30a,30bを重ね合わせて、縫成線条32で縫い合わせる。
特開平06-184908号公報 特開平06-158506号公報 特開平06-192955号公報 特開平09-021054号公報 特開平11-235481号公報 特開2000-014717号公報 特開2001-248057号公報 特開2002-275751号公報 特開2012-082568号公報 再表2012/029324号公報 特開2013-108210号公報 特開2013-108211号公報 特開2000-248455号公報 特表2002-538317号公報 特開2001-008792号公報 特開2000-248455号公報 特開平08-033782号公報 特開2003-253551号公報 特開2003-251089号公報 特開2011-079141号公報 特開2001-070106号公報 特開2001-061612号公報 特開2003-268668号公報 特開2001-286687号公報 特開2003-251090号公報 特開2003-250667号公報
しかしながら、立体網状構造体を含む立体網状製品の端面を処理するには、上記6つのタイプはいずれも一長一短がある。
例えば、イスの成形を挙げると、立体網状構造体を蒸気で温めるとか、それを熱で成形するとか、超音波で成形することを試行錯誤で行った結果、結局、金型の熱で立体網状構造体を成形すると、金型を温めてまた冷やすという処理を繰り返すので、作業が面倒であることと、金型を温めて立体網状構造体を潰すときに、立体網状構造体の加熱する箇所が一緒に溶けてしまって、切れてしまい、皮が剥がれるような状態で表面が開いてしまうことがあり、不良品の原因になるおそれがある。
さらに、超音波加工で立体網状構造体を潰す場合にも、この表皮としてのワタ、ウレタン、ビニールレザー等と一緒に成形する場合でも比較的加工が容易ではあるが、きれいな端面処理が難しいという問題があった。
自動車などの輸送業界や家具業界におけるシートやその他立体網状製品性が必要な所にはウレタンが多く使用されている。しかし、ウレタンは燃えた時のガスに問題があり、ウレタンに替わる材料をこの20年ほど探しているのが実情である。そして、立体網状構造体も素材として評価されているが、寝具としてマットレスやオーバーレイを市場に提供しているため、形状は四角がほとんどであった。クライアントの要望により端面の加工を施すことを検討したが、立体網状構造体の端面処理には長い時間がかかり、量産ベースに乗せ、仕様に対する精度も大きな課題がある。そこで、22分野のプラスチック成形加工により、短時間での端面加工技術及び機械を実現させ、家具、寝具のみならず自動車、航空機などの輸送関連への量産品の提供を目指している。
以上の通り、立体網状構造体を使用する立体網状製品の端面処理については、納期短縮、コスト削減、精度向上を期待できる実効のある対策が困難であった。
本発明者は種々検討し、他の手法よりも、立体網状構造体端面の超音波加工に利点が多いことを見出し本発明に至ったものである。
本発明は、複数の熱可塑性樹脂の連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着され少なくとも表面側が予め内側よりも圧縮され密度が高く形成された表面層と、該表面層を除く内側部を有し、前記表面層の嵩密度は、0.050〜0.300g/cm、前記内側部の嵩密度は、0.030〜0.110g/cmとする立体網状構造体、及び固綿、ポリエステル製綿、ビニールレザー、発泡体、マイクロファイバー、ポリエステル製の不織布、ダブルラッセル経編地又は塩化ビニル樹脂製のシートからなる表層を積層した積層構造体を備え、前記積層構造体を超音波ウェルダーによる摩擦熱と押圧力により、立体網状構造体の表層部と前記表層とを超音波溶着させるとともに、厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の端面構造部を前記積層構造体の端面に備えることを特徴とする立体網状製品である。
本発明は、複数の熱可塑性樹脂の連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着され少なくとも表面側が予め内側よりも圧縮されて密度が高く形成された表面層と、該表面層を除く内側部を有し、前記表面層の嵩密度は、0.050〜0.300g/cm、前記内側部の嵩密度は、0.030〜0.110g/cmとした立体網状構造体と、固綿、ポリエステル製綿、ビニールレザー、発泡体、マイクロファイバー、ポリエステル製の不織布、ダブルラッセル経編地又は塩化ビニル樹脂製のシートの表層と、を積層した積層構造体を用意し、前記積層構造体を超音波ウェルダーによる摩擦熱及び押圧力により、立体網状構造体の表層部と前記表層とを超音波溶着させるとともに、厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の端面構造部を前記積層構造体の端面に形成することを特徴とする立体網状製品製造方法である。
本発明は、複数の熱可塑性樹脂の連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着され少なくとも表面側が予め内側よりも圧縮されて密度が高く形成された表面層と、該表面層を除く内側部を有し、前記表面層の嵩密度は、0.050〜0.300g/cm、前記内側部の嵩密度は、0.030〜0.110g/cmとした立体網状構造体に固綿、ポリエステル製綿、ビニールレザー、発泡体、マイクロファイバー、ポリエステル製の不織布、ダブルラッセル経編地又は塩化ビニル樹脂製のシートの表層を積層し端面に超音波加工を行うため、積層構造体を載置するベースと、横方向に縦型の貫通孔を複数個設けた板状又は枠状のアルミニウム又はアルミニウム合金製の超音波ホーンと、を備え、前記積層構造体を超音波ウェルダーによる摩擦熱及び押圧力により、立体網状構造体の表層部と前記表層に超音波溶着させるとともに、厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の端面構造部を前記積層構造体の端面に形成することを特徴とする立体網状製品製造装置である。
立体網状構造体と積層された表層を、超音波を使用し端面加工することで、複雑な形状を要する車両や電車のシートやベビーカーなどを作ることができる。また、できあがった立体網状構造体に係る製品には、通常、布などの表層でカバーがなされるので、中材(網状構造体の他にもウレタンや固綿なども含むことがある。)と、カバーを同時に要求される形に加工成形するようなことが期待され、製造時間の短縮化、精度向上、コスト削減による製造メリットが要請されているが、これらに的確に答えることができる。
本立体網状構造体は、例えば、超音波発生装置(例えば、超音波プラスチックウエルダー)により、超音波振動(例えば、15〜20kHz等)を与えると、立体網状構造体との接合面に摩擦熱が発生し、瞬時に熱可塑性樹脂が溶融軟化し、ローラ等で押圧力を加えて圧縮し厚みを減少させることで形成される例が挙げられる。例えば、ローラと、超音波ホーン、超音波振動子等を備えた超音波発生装置を利用することが好ましい。
本発明によれば、立体網状構造体と表層の積層構造体の端面加工により、生産性向上が図られ、原価上のメリットと機能優位性を増し、形状の精度も高くなるため、赤ちゃん用マットレス、保育園や幼稚園などのお昼寝用マット、椅子やソファーなどの家具、電車や航空機、自動車などのシートをターゲットとして、これらの分野への進出することが可能となり、需要増大による産業の発達を図ることができ、本発明の各種産業に与える工業的利用価値は絶大である。
さらに、立体網状構造体と表層の積層構造体の端面処理を短時間で行い、量産ベースに乗せるとともにスペックに対する要求への精度を高めることができる。主要な22分野のプラスチック成形加工により、短時間での端面加工技術及び機械を実現させ、家具、寝具のみならず自動車、航空機などの輸送関連への量産品を提供することができる。
さらに、四角ではない丸や流線形などの複雑な端面加工技術を確立する基礎ができるため、要望を頂いたクライアントからの意見をまとめ、必要な設備を整えることができ、試作品を作って顧客に提供することができる。顧客からのフィードバックを反映することによって、より短時間での市場への提供できる。
これにより、立体網状製品の端面のほつれを防止できる。また、例えば、乗り物の座席、椅子等の各種製品のクッション等、様々な産業技術分野への用途も広がる。
本発明第1実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第1実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第2実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第2実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第3実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第3実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第4実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第4実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第5実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第5実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第6実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第6実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第7実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第7実施形態の立体網状製品を示す斜視図(最上層をめくったもの)である。 本発明第7実施形態の立体網状製品を示す斜視図(最上層をめくったもの)である。 本発明第7実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第8実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第8実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第9実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第9実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明第10実施形態の立体網状製品を示す斜視図である。 本発明第10実施形態の立体網状製品を示す裏側からの斜視図である。 本発明の実施形態の立体網状製品製造装置及び工程を示す斜視図である。 本発明の実施形態の立体網状製品製造装置及び工程を示す部分拡大斜視図である。 本発明の実施形態の立体網状製品製造装置のホーンの第1変形例の拡大斜視図である。 本発明の実施形態の立体網状製品製造装置のホーンの第2変形例の拡大斜視図である。
以下、第1実施形態の立体網状製品1について図面を参照して説明する。図1、2の通り、立体網状製品1は、複数の熱可塑性樹脂の一種であるポリエチレンの連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着さ、少なくとも表面が予め内側部よりも圧縮されて密度が高く形成された立体網状構造体1a、及びポリエステル製の不織布の表層1bを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体1aと表層1bとを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部1cを形成したことを特徴とする立体網状製品である。立体網状構造体1aは、表面と内側部とで均一な密度の持つものでも良い。
熱可塑性樹脂としてポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン66などのポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、上記樹脂をベースとし共重合したコポリマーやエラストマー、EVA樹脂、上記各種樹脂をブレンドしたもの等が挙げられる。再生熱可塑性樹脂の原料又は主原料としてPETボトルのフレーク状又はチップ状を使用してもよい。PETボトルをそのまま粉砕しそれを溶融させてフレーク形状にしたものである。リサイクル促進の時代にも適合している。再生品であると、乾燥結晶化、或いはごみ除去等、コスト的に1m2あたりの製造費が倍増する可能性がある。廃棄処理コスト削減に威力を発揮できる。
この実施形態は概ね内部が均一な密度に成形されたものである。見掛密度は0.02〜0.9g/cm3(空隙率36〜98.4%に相当する)が好ましく、0.05〜0.15g/cm3が特に好ましい。立体網状構造体は例えば幅0.1m〜2m、厚さは5mm〜200mmが好ましく、長さ方向においては無端状であり、適宜の長さに切断する。
立体網状構造体の密度の高い表面層の嵩密度は、0.050〜0.300g/cmとすることが好ましく、0.070〜0.250g/cmとすることがより好ましく、0.080〜0.200g/cmとすることが特に好ましい。
表面層を除く部分の内側の領域である内側部の嵩密度は、0.030〜0.110g/cmとすることが好ましく、0.040〜0.095g/cmとすることがより好ましく、0.045〜0.085g/cmとすることが特に好ましい。
表面層を除く部分である内側部との嵩密度の比は、表面層内側部=1.3:1ないし4:1程度の値とすることがより好ましい。
表面は薄膜のように存在するため嵩密度を計測することは難しいが、内側部よりも高い嵩密度が分布する深さまでの平均値を表面の嵩密度として示すと、表面の嵩密度:内部の嵩密度=1.5:1ないし6:1程度の設定が目安となる。
立体網状構造体310の全体としての平均嵩密度は、0.060〜0.084g/cmの範囲が好ましく、0.063〜0.080g/cmがより好ましく、0.066〜0.075g/cmが特に好ましい。
クッシション材は空隙率が85〜98%が好適である。用途によって空隙率の好ましい範囲は変わる。
空隙率=100−{(B÷A)×100}である。Aは樹脂比重に立体網状構造体の容積を掛けたもの、Bは立体網状構造体の重さである。
立体網状構造体1a及び製造方法、製造装置は、国際公開第WO/2001/068967、WO2012/157289号公報、WO2014038151等の従来技術に従って製造され、また、その構造も知られているので、説明は省略する。また、ポリエステル製の不織布についても従来技術に従って製造されるので、説明は省略する。
図3、図4に示す第2実施形態の立体網状製品201は立体網状製品1の表層1bを薄くし、密度も少なくしたものである。他は同様であるので、説明は援用する。
図5、図6に示す第3実施形態の立体網状製品301は、立体網状構造体1aと同様な構造の立体網状構造体301a、ポリエステル製の不織布の表層301b、及び、表層301bの上に装飾層301dを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体301aと表層301bと装飾層301dを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部301cを形成したことを特徴とする立体網状製品である。装飾層301dは皮であり、人工皮革でも天然皮革でも良い。
図7、図8に示す第4実施形態の立体網状製品401は、立体網状構造体1aと同様な構造の立体網状構造体401a、ポリウレタン発泡体の表層401b、及び、表層401bの上にダブルラッセル経編地の装飾層401dを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体401aと表層401bと装飾層401dを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部401cを形成したことを特徴とする立体網状製品である。装飾層401dはダブルラッセル経編地は、表地と裏地を連結糸で連結した立体構造を有する経編地であり、特に2列針床を有するダブルラッセル編機により編成されるは、クッション性や厚み保持性、通気性に優れ、着座感が良好である。連結糸としては、通常、モノフィラメント糸が用いられるが、他の糸の採用される。詳細は特許第4323164号公報、特許第4402241号公報、特許第4785459号公報等を参照されたい。
図9、図10に示す第5実施形態の立体網状製品501は、立体網状構造体1aと同様な構造の立体網状構造体501a、塩化ビニールのシートである表層501bを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体501aと表層501bを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部501cを形成したことを特徴とする立体網状製品である。超音波ウェルダー100により立体網状構造体501aの表層部が溶融し、これが表層501bに溶着する。
図11、図12に示す第6実施形態の立体網状製品601は、立体網状構造体1aと同様な構造の立体網状構造体601a、ポリウレタン発泡体の表層601bを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体601aと表層601bを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部601cを形成したことを特徴とする立体網状製品である。超音波ウェルダー100により立体網状構造体601aの表層部が溶融し、これが表層501bの空隙に浸透し溶着する。
図13〜図16に示す第7実施形態の立体網状製品701は、立体網状構造体1aと同様な構造の立体網状構造体701a、ダブルラッセル経編地の表層701b、及び、ポリエステルのマイクロファイバーの装飾層701dを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体701aと表層701bと装飾層701dを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部701cを形成したことを特徴とする立体網状製品である。超音波ウェルダー100により立体網状構造体601aの表層部、表層701b、及び、装飾層701dが溶着する。
図17、図18に示す第8実施形態の立体網状製品801は、立体網状構造体1aと同様な構造の立体網状構造体801a、この片側に配置されたポリウレタン発泡体の表層801b、及び、これらを包み込むダブルラッセル経編地の装飾層801dを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体801aと表層801bと装飾層801dを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部801cを形成したことを特徴とする立体網状製品である。超音波ウェルダー100により立体網状構造体601aの表層部と装飾層801dが溶融し、これが表層801bの空隙に浸透し溶着する。
図19、図20に示す第9実施形態の立体網状製品901は、立体網状構造体1aと同様な構造の立体網状構造体901a、この片側にダブルラッセルの表層901bを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体801aと表層801bを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部901cを形成し、さらに、立体網状構造体901aの表層901bが設けられた側と反対側の面を、熱盤で溶融させて薄板又はシート901eを形成したことを特徴とする立体網状製品である。超音波ウェルダー100により立体網状構造体901aの表層部と表層901bが溶融し、これらが溶着する。薄板又はシート901eは底板又は支持板として機能することが可能である。薄板又はシートは金型で圧縮したり、或いは、熱湯で成形してもよい。熱湯で成形する場合の詳細は国際公開第WO2012/029324号公報に記載されているので、省略する。
図21、図22に示す第8実施形態の立体網状製品1001は、立体網状構造体1aと同様な構造であるが、ポリエチレンに代えてポリエステル・エラストマーからなる立体網状構造体1001a、ポリエステル製の不織布の表層1001b、及び、ポリウレタン発泡体シートからなる人工皮革の装飾層1001dを積層した積層構造体を備え、この積層構造体を後述する超音波ウェルダー100による摩擦熱及び押圧力により立体網状構造体1001aと表層1001bと装飾層1001dを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部1001cを形成したことを特徴とする立体網状製品である。超音波ウェルダー100により立体網状構造体1001aの表層部と表層1001bと装飾層1001dが溶着する。
ここでいう、ポリエステル・エラストマーによる立体網状構造体1001aの構造、あるいは、製造方法については、国際公開第WO2013088737、WO2013088736号公報等を参照されたい。
こうして製造した立体網状製品を、そのまま椅子又は座席の座面等に嵌め込むこともできるし、さらには、タッカーによって、椅子のところに丸めて置き、打つと固定もできる。さらに超音波加工したものを縫製してもよい。超音波の性質上、表層、装飾層は少なくとも熱で溶けるものである必要があるが、超音波で溶融しない又は溶融しにくいポリウレタン発泡体を積層してもよい。溶融された材料がポリウレタン発泡体に浸透し固着するからである。超音波は材料の上から当てるだけでよいし、下からも当てても良い。材料は固綿のシート、ポリエステル製綿のシート、ビニールレザーシート、発泡体シート、マイクロファイバー生地、塩化ビニルシート、ダブルラッセル経編地等が適宜組み合わされることが好ましい。ただし、発泡体でもウレタンソートの場合は、ポリウレタン自体が溶けない又は溶けづらいので、上シートと下シートの間に挟んで、超音波を当てることとなる。上下のシートが溶けることによって、ポリウレタン発泡体シートが溶着される。
超音波により加工されるので、1回で製造装置から立体網状製品をすぐ取り外しができる。製造に時間がかからない。
本実施形態4の立体網状製品製造装置100は、図23〜図26に示す通り、超音波エネルギーを利用して、各種の熱可塑性プラスチックの成形品の接合を目的とする超音波ウェルダー100を備えている。本発明実施形態は、複数の熱可塑性樹脂の連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着された立体網状構造体201に綿、発泡体又はシートの表層202を積層した積層構造体を載置するベース101と、横方向に縦型の貫通孔104を複数個設けた板状又は枠状のアルミニウム又はアルミニウム合金製の超音波ホーン103と、を備えたことを特徴とする立体網状製品製造装置100である。
超音波ウェルダー100は、超音波発振機101、ウェルダー本体102から構成されている。超音波発振機101では、高周波の交番電流を発生させる。この高周波電気エネルギーは、ウェルダー本体102に内蔵されている振動子に供給され約15,000回/秒の機械的振動(超音波)に変換される。この超音波エネルギーがホーン103を介して被溶着物である立体網状構造体と表層或いは装飾層に伝わり、これらの接触面、或いは、分子間で摩擦熱が発生し、局部的な溶融が起こり、瞬間的に溶着が行われる。仕様例としては、所要圧空源がクリーンエアー(0.5MPa)、加圧方式がエアシリンダー方式、加圧力が最大250kg(可変)、ストロークが最大95mm(可変)、振動子がBLT型振動子(回転、傾斜調整可能)、電源交流200V、出力が最大2400W、周波数が15KHz、振幅制御は振幅可変式である。
超音波溶着とは熱可塑性樹脂を微細な超音波振動と加圧力によって瞬時に溶融し、接合する加工技術である。超音波溶着が適用可能なプラスチックは熱可塑性樹脂(熱を加えると溶融する樹脂)に限られず、ウレタンやエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂、塩化ビニル樹脂等にも適用できる。立体網状構造体が溶け出すことで接着するからである。超音波ウェルダーは、電気エネルギーを機械的振動エネルギーに変換し、また同時に加圧をかけることにより、立体網状構造体1aと表層1bの接合面に強力な摩擦熱を発生させ、樹脂を溶融し結合させる。超音波発振方式は、振動帰還方式等と異なり、非常に重い負荷状態からでも振動を開始しすることが可能で、振動を開始後直ちに、発振機出力の最も効率の良い出カ電圧電流位相が―致する周波数に自動同調される。また温度上昇や負荷変動などにより周波数変動があった場合でもたえず電圧、電流の同位相点を追尾同調する。さらに発振終了時の周波数はホールドされて、次回の発振からはこの周波数よりスタートを開始する。このため確実でスムーズな立上りが可能となり、かなり広い範囲に於いて位相誤差の無い追尾が可能となる。
ホーン103は通常半波長の共鳴体で、その材質はアルミニウム合金やチタン合金が使われる。中でもチタン合金は音響学的性質からも強度的性質からも良いために広く用いられており、ホーン103に最も適した材質である。アルミニウム合金は安価で音響学的性質も良い材質であるが、強度的にチタンよりも低い。またアルミニウム合金は磨耗しやすい為に、硬質クロムメッキを施して磨耗を抑えることも行われる。
このような流れで行われる超音波溶着は以下のような利点をもっている為、立体網状製品1の幅広い分野で利用される。サイクルが早い(一般的に溶着時間は1秒以下)、コストが安い(接着剤などの消耗材を必要としないためランニングコストが安い)、仕上がりがきれい(表面に塗装処理が施されている物も溶着可能である)、強度が高い(同材質同士の溶着であれば母材強度に近いレベルで溶着できる)、自動化しやすい(自動機への導入が簡単に行えるように設計されています)、高い気密性が得られる(接合面の樹脂が完全に溶融する為、高い気密性が得られる)、消費電力が少ない(超音波発振時以外は待機電力のみ)、再現性が高い(パラメーターは数値管理されており、プログラムの保存も可能)、制御しやすい(各パラメーターはデジタル制御されており、精密な制御も可能)、悪臭が発生しないといった効果がある。
ホーン103の材料は特殊なアルミニウム又はアルミニウム合金である。ホーン103は複数の貫通穴104を備えている。この穴は冷却のためのものである。ホーン103の表面は凹凸面105が形成され、部位以外の部位が偶発的に接触して溶着しないようにしてある。図25、図26に示す通り、ホーン103は直線形状ではなく、枠状としてもよく、また、ホーン103a、103bに貫通孔04a,104b及び凹凸面105a,105bを有する形成してもよい。106により、が固定されている。ホーン103の形状は棒状、板状、枠状等、様々な形状でよく、枠は丸形でも四角でもよい。枠形状のホーン103a,103bを作り、上から押しつけることで、作業回数を少なくできる。これ用の温度とかがある。こういう半分半分のはできる。コ字形状字のようなものでもよいが、押し付け回数が増加する。枠形状と、直線形状型、分割型でコの字形状型、枠型の3種類がある。枠形状によると、押し付け回数が少なくて済む。
ウェルダー本体102には、加圧力指示計107、加圧力調節用レギュレータ108、平行度調節ツマミ109、ホーン下降スイッチ110、ホーン上昇スイッチ111、積層体を置くためのベース112、ホーン103、ヘッド昇降ハンドル113、ヘッド部114、ホーン下降スピードコントローラ115、カウンター116が設けてある。発信機101の正面パネルには、図示は略すが、周波数、LEDバーグラフ、パワーレンジ切換、チューニング、ソフトスタート調節、タイミング(切換なし)、OSCテスト、OSC、O.L.リセット、リミットLo、リミットHi、正面パネル、電源スイッチ、振幅調節ダイヤル、保持タイマー、発振タイマーが設けてある。背面パネルには、図示は略すが、OUTPUT、LINE、EARTH、CONTROL、冷却FANが設けてある。
据付について説明する。
(1)ウェルダー本体102と発振機101を所定の位置に置き、ウェルダー本体102は水平に出して据付ける。
(2)発振機101の設置端子に、アース線をつなぎ設置する。
(3)ウェルダー本体102と発振機101を相互に、付属ケーブル117で接続する。
(4)発振機101のPOWERのスイッチがOFFに、またはOSC押釦スイッチがOFFになっているのを確認する。
(5)発振機101の電源ケーブルを、三相AC200Vの電源に接続する。電源の電圧は200V±10Vの範囲でご使用する。
(6)圧縮空気入口ノズルにホースをつなぎ清浄な圧縮空気源に接続する。エアーレギュレータの圧力を0.04MPa以上に上げると振動ユニット(振動子、コーン)がシリンダーストロークの上限まで上がる。
(7)ホーン103の接合面を清潔な布で良く拭く。この接合部にキズ、異物の付着等があると、超音波振動の伝達が悪くなることがある。
(8)ホーン103を振動ユニット先端のコーンに手でねじ込む。この時、斜めに入れて無理にねじ込むと、ホーン103のネジ山かつぶれてしまうので正しく水平に入れる。
(9)手で回らなくなったら、付属の回し棒、或いはスパナで十分に締め付ける。
操作及び機能は次の通りである。発振機101の正面パネルに操作用のスイッチ類がある。POWERは赤色である。電源を入、切するスイッチ(シーソースイッチ)で、釦の右側を押すと入になり、スイッチ釦のランプが点灯(赤)する。この時OSCTIMINGのランプと周波数も点灯します。釦の左方を押すと切になり、ランプ類は消灯する。OSCは橙である。発振テスト用の押釦で、指先で軽く押し込むとランプか点灯(橙色)し、発振する。指先を放すと発振は止まり消灯する。テスト発振は、3秒以内とし、繰り返しの場合は3秒程度の休止時間をとる。釦を押してから発振するまでに1〜2秒遅れがある。OSC AUTOは緑色である。
通常は、釦が凸の状態でランプは点灯していない(OSCOFF)。指先で軽く押し込むと凹の状態になり、緑色のランプが点灯し作業可能な状態になる。0.L.は赤または黄である。通常、ランプは点灯していない。発振中に過電流が流れた場合、内蔵してある保護回路が動作し、発振を止め、ランプが点灯する。この時、赤色ランプが点灯していれば、発振機101の持つ基準周波数と振動系の、実際の周波数の差が大き過ぎて過電流が流れたことを示し、黄色ランプが点灯していれば単なる過負荷による過電流が流れた事を示す。
指先で軽く押し込むと、リセットされ0.L.ランプとOSCAUTO/OFFランプが消えてOSC AUTO/OFFランプが再点灯(約10秒後)すれば作業可能な状態に戻る。
「OSC TIMING」について、本機は「加圧後」発振に固定してある。ホーン103か溶着物に接触した後、発振がスタートする。
「AMP COTROL」について、ダイヤルを0から10目盛迄、回す事によりホーン103先端の振幅を0から最大振幅迄、連続的に変化させ、任意の振幅に設定する事が出来る。
「TUNIMG」について、基準周波数を設定する。右に回せば周波数は高くなり、左では低くなる。この周波数は、表示窓に4桁で表示される。LEDバーグラフ(12分割)、発振時の出力を表示する。
RANGEについて、バーグラフの表示は1倍と2倍に切換えることが出来る。少ない出力時は2倍にして見易く出来る。
SOFT STARTについて、発振開始時の振動の強さはワークの割れ、ワークに当っているホーン103の当りキズ等に大きな影響がある。ホーン103の振動開始はホーン103の大きさ、ホーン103の重さ、ホーン103のバランス等により難易がある。
これらの問題を解消するために発振開始時の振動を10段階に可変出来るようになっている。設定数字が大きい程振動はゆっくりと大きくなる。
LIMIT ADJ.について、発振モニターとしてのダイヤルである。LOは下限、HIは上限を設定する。
LEDバーグラフの各ランプから信号を取り出している。設定したLIMITを越えると、FULL表示のランプ上部の赤色が点灯する。
WELD TIMEについて、発振時聞を設定するデジタルタイマーである。設定可能範囲は0.01〜9.99秒で、この間を0.01秒刻みで設定できる。
HOLD TIMEについて、発振機101(溶着後)の保持時間(硬化時間)を設定するデジタルタイマーである。
設定可能範囲は0・1〜9・9秒で、この間を0.1秒刻みで設定できる。
「FREQUENCY」について、電源を入れた直後は、予め設定してある基準周波数を示し、発振中は振動系の実際の周波数を示し。表示された周波数は次に発振するまで保持する。保持した周波数はRESETを押す事により基準周波数に戻る。基準周波数に戻した後は必ず作業前にAMP.CONTROLを0”(ゼロ)にしてOSC TESTを押して発振させながら元のAMP.CONTROL設定値に戻す。
発振機101背面パネルのコネクタ類について、LINEに電源ケーブルを接続する。OUTPUTに出力ケーブルを接続する。差し込んだ後は、必ず時計方向へ回してロックする。CONTROLに制御ケーブルを接続する。(24ピン)EARTHにアース線を接続する。
本体には以下のスイッチ等が配置されている。
(1)ホーン下降スイッチを押すと、ホーン103が下降する。発振が始まるまで押す。
(2)ホーン上昇スイッチを押すと、ホーン103が上昇する。OSC.AUTOでホーン103が下降中でも、この釦を押すとホーン103は即停止し、上昇するので緊急の場合の非常停止用としても使える。発振中であれば発振は即停止しホーン103は上昇する。
(3)電子カウンターはホーン103の昇降回数を示す。作業に於いては、生産個数を積算表示する。OSC.AUTOの時のみ動作する。左上の小さい釦を押すと、リセットされる。
高さの調整について、本体の背面にある締付ボルト(A)を緩め、ハンドルを回すとホーン103の高さが変わる。作業に適したホーン103のストロークが決まったらボルト(A)を締めて固定する。
ホーン103の向きの調整について、コーン支持のフランジ下にあるツマミ(4ケ)を緩めると、コーンがフリーになりホーン103の向きを変える事が出来る。また、同時にホーン103の傾きも調整出来る。調整が決まったら緩めたツマミをホーン103の傾きを調整しながら締める。
ホーン103の傾きの調整について、ホーン103の傾き(平行度)は、コーン支持フランジの下側にある4本のツマミでフランジを押し上げたり、押し下げたりすることで調整できる。
ホーン103停止位置の調整について、本体の左横下部にある下限ストッパーネジで、ホーン103の停止位置を調整する事が出来る。ネジ1回転で1mm上下する。位置が決まったらロックナットで固定する。また、下限ストッパーを使用しない場合は、ネジの先端が当て板に当らぬよう少し下げて固定する。
ホーン103下降速度の調整について、本体正面パネルにあるスピードコントローラー115のツマミを回す。右回転で遅く、左回転で早くなる。調整後はロックナットで締め付ける。加圧用エアー圧の調整について、本体正面パネルにあるエアーレギュレータ108のツマミを左に回すと圧力は下がり、右に回すと上がる。
周波数の合わせ方は以下の通りである。まず、発振機101の基準周波数は、振動系の周波数を考慮して15.00±0.07kHzに予め設定してある。ただし、下記の手順により周波数をチェックし、必要があれば基準周波数の設定を変える。
周波数チェックの方法は以下の通りである。
(1)ホーン103をユニット先端のコーンに取り付ける。
(2)電源を入れる。この時の周波数は、基準周波数(A)である。
(3)AMPCONTROLのダイヤル目盛を2〜3に設定する。
(4)OSC押釦を押し、テスト発振させる。この時の発振時間は3秒以内にする。
(5)周波数表示窓に示された周波数を読む。この値がホーン103の(或いは振動系の)周波数(B)である。
(6)AMPCONTROLのダイヤル目盛を5〜6、次いで10迄上げてその都度(4)(5)の手順により、テスト発振させる。
(7)ここ迄に、異音、0.L.ランプの点灯等の異常がなければこのホーン103は発振機101と組み合わせて使用可能である。一旦0.L.押釦を2秒以上押して周波数表示を(A)に戻す。表示された周波数を(B)から(A)に戻すには0.L.押釦を押して行う。LED表示2ドット以下であれば、特に調整の必要はない。
基準周波数の設定は以下の通りである。周波数チェックの結果、周波数(A)と(B)の差が大きかったり、テスト中に0.L.の赤ランプが点灯した場合は、基準周波数の設定(B)に変える。
(1)0.L.押釦を2秒以上押す。このとき、周波数表示は(A)である。
(2)表示される周波数の変化を見ながらTUNINGダイヤルを左、右に回し周波数を設定しようとする値に調整する。
(3)念のためもう−度電源を〔切、入〕するか、0.L.釦を押して周波数表示が(B)になっている事を確認する。
操作の手順は以下の通りである。
(1)電源スイッチを入れ、表示された周波数が設定した基準周波数であることを確認する。
(2)AMP CONTROLのダイヤル目盛を最初は2〜3に、次に10に設定しテスト発振させる。この時の電流値、表示周波数が異常ないことを確認する。
(3)OSC AUTOにする(緑ランプ点灯)。
(4)エアー圧力、発振タイミング、タイマー設定などの作業条件を設定する。
(5)ホーン下降スイッチを両手で押す。ホーン103が下降し、設定された位置に停止し設定された時間発振し、保持した後、ホーン103は上昇する。
(6)以後は(5)の操作で繰り返し作業する。
この立体網状構造体1の原材料となる立体網状構造体である板状体をまず製造する。まずポリエチレンに適宜仕上がりを良好にする薬剤、又は抗菌剤等を添加する。押出成形装置の口金からフラットに線条が降下すると、水を流したシューターに着地させて、無端コンベアの金属製の無端部材の巻き込み作用により螺旋状に巻かれる。巻いたときに無端部材の面に当たったところから、巻き込んでいく。シューターにより、表面層は密度が大きく、内側領域は密度が小さい。
前記線条は、水を流した一対の間隙を置いて配置された一対又は2対のシュータに落下させ、全部又は一部水没した1対の無端コンベアの間に自然降下させ、上記の降下速度より遅く引き取ることにより立体網状構造体である立体網状構造体を製造する。押出された溶融樹脂の集合体の幅より1対の無端コンベアの間隔が狭く、かつ無端コンベアが水没する前後に上記溶融樹脂の集合体の両面あるいは片面が無端コンベアに接触するようにした。溶融した熱可塑性樹脂の集合体の両面あるいは片面の表面部分は、シューター上に落下し、溶融した熱可塑性樹脂の集合体の内側へ移動し密な状態となるため、水中にそのまま落下した中央部分より空隙率が小さくなる。当然ながら空隙率が低くなった表面部分は、空隙率が高い中央部分より交点の数が多くなり、引張り強度が著しく強くなる。また、空隙率が低い表面部分は空隙部の面積が小さくなる。こうして立体網状構造体からなる平板状の板状体が得られる。国際公開第WO/2001/068967、WO2012/157289号公報、WO2014038151号公報等を参照されたい。材料がポリエステルエラストマーである場合には、国際公開第WO2013088737、WO2013088736号公報等を参照されたい。
以上の通り、板状体が得られたら、次に、図23、図24の通り、立体網状構造体と、綿、発泡体、又はシートの表層と、を積層した積層構造体を用意し、積層構造体を超音波ウェルダーによる摩擦熱及び押圧力により、立体網状構造体と表層とを超音波溶着させるとともに厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の構造部を形成する。べース112の上に積層体を置き、上方からホーン103で押圧力を与えつつ押圧すると、超音波振動子及び超音波ホーンからの超音波振動(15〜20kHz)により、超音波ホーンと積層体の接触面に摩擦熱が発生し、瞬時に組織が溶融軟化し、押圧力により組織の厚みが減少するとともに、組織が自然冷却によって固化する。
すなわち、本発明実施形態の立体網状製品製造方法は、複数の熱可塑性樹脂の連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着された立体網状構造体を製造した立体網状構造体に綿、発泡体、又はシートの表層を積層した積層構造体を用意し、前記積層構造体を超音波振動による摩擦熱により軟化させ前記立体網状構造体と表層とを接着させるとともに、押圧力により厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の端面構造部を端面に形成する。
例えば、赤ちゃんのマットレスの分野だけでも年間10億円程度の市場規模があり、現在1枚のマットレスの価格は5000円から20000円の価格帯で販売されている。そして、本製品の価格は12000円〜13000円程度が予定され、他の製品と比べ、洗えるため、とても清潔であること、通気性に優れていること、さらに、どのような寝方にも対応できるなどの優位性がある。さらに、リサイクルできるため環境にも優しい。これらの優位性により本製品の生産性の向上が可能となれば、数年後にはかなりの売上が見込めると考えられる。また、オフィス家具の市場はおよそ2600億円(2012年矢野経済研究所資料)であり、そのうち、椅子は少なく見積もって10%程度であり26億円の市場に対応すること可能である。
また、自動車などの輸送関連の市場は、後付けのシート立体網状製品については、市場規模を年間車販売台数が339万台(2012年日本自動車販売協会連合会資料)のうちの5%程度のユーザーがあとづけのディーラーオプションとして立体網状製品を採用する場合、17万台程度となる。後付けシートは市場規模として5%のシェアを獲得することにより、数年後には年間額で相当の製造を見込むことが可能となる。
輸送機器関連業界、寝具業界等での立体網状構造体の需要が増大する。
1、201,301,401,501,601,701,801,901,1001・・・立体網状製品
1a、201a,301a,401a,501a,601a,701a,801a,901a,1001a・・・立体網状構造体
1b、201b,301b,401b,501b,601b,701b,801b,901b,1001b・・・表層
1c、201c,301c,401c,501c,601c,701c,801c,901c,1001c・・・構造部
301d,401d,701d,801d,1001d・・・装飾層
100・・・超音波ウェルダー
101・・・超音波発振機
102・・・ウェルダー本体
103・・・ホーン
104・・・貫通穴
105・・・凹凸面

Claims (3)

  1. 複数の熱可塑性樹脂の連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着され少なくとも表面側が予め内側よりも圧縮されて密度が高く形成された表面層と、該表面層を除く内側部を有し、前記表面層の嵩密度は、0.050〜0.300g/cm、前記内側部の嵩密度は、0.030〜0.110g/cmとする立体網状構造体、及び固綿、ポリエステル製綿、ビニールレザー、発泡体、マイクロファイバー、ポリエステル製の不織布、ダブルラッセル経編地又は塩化ビニル樹脂製のシートからなる表層を積層した積層構造体を備え、
    前記積層構造体を超音波ウェルダーによる摩擦熱と押圧力により、立体網状構造体の表層部と前記表層とを超音波溶着させるとともに、厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の端面構造部を前記積層構造体の端面に備えることを特徴とする立体網状製品。
  2. 複数の熱可塑性樹脂の連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着され少なくとも表面側が予め内側よりも圧縮されて密度が高く形成された表面層と、該表面層を除く内側部を有し、前記表面層の嵩密度は、0.050〜0.300g/cm、前記内側部の嵩密度は、0.030〜0.110g/cmとした立体網状構造体と、固綿、ポリエステル製綿、ビニールレザー、発泡体、マイクロファイバー、ポリエステル製の不織布、ダブルラッセル経編地又は塩化ビニル樹脂製のシートの表層と、を積層した積層構造体を用意し、
    前記積層構造体を超音波ウェルダーによる摩擦熱及び押圧力により、立体網状構造体の表層部と前記表層とを超音波溶着させるとともに、厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の端面構造部を前記積層構造体の端面に形成することを特徴とする立体網状製品製造方法。
  3. 複数の熱可塑性樹脂の連続線条が立体的にランダムに絡まりあって部分的に溶着され少なくとも表面側が予め内側よりも圧縮されて密度が高く形成された表面層と、該表面層を除く内側部を有し、前記表面層の嵩密度は、0.050〜0.300g/cm、前記内側部の領域の嵩密度は、0.030〜0.110g/cmとした立体網状構造体に固綿、ポリエステル製綿、ビニールレザー、発泡体、マイクロファイバー、ポリエステル製の不織布、ダブルラッセル経編地又は塩化ビニル樹脂製のシートの表層を積層した積層構造体を載置するベースと、
    横方向に縦型の貫通孔を複数個設けた板状又は枠状のアルミニウム又はアルミニウム合金製の超音波ホーンと、
    を備え、
    前記積層構造体を超音波ウェルダーによる摩擦熱及び押圧力により、立体網状構造体の表層部と前記表層に超音波溶着させるとともに、厚みが縮小した状態で固化した、帯状又は枠状の端面構造部を前記積層構造体の端面に形成することを特徴とする立体網状製品製造装置。
JP2014161460A 2014-08-07 2014-08-07 立体網状製品、立体網状製品製造装置及び立体網状製品製造方法 Active JP6121953B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014161460A JP6121953B2 (ja) 2014-08-07 2014-08-07 立体網状製品、立体網状製品製造装置及び立体網状製品製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014161460A JP6121953B2 (ja) 2014-08-07 2014-08-07 立体網状製品、立体網状製品製造装置及び立体網状製品製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016036972A JP2016036972A (ja) 2016-03-22
JP6121953B2 true JP6121953B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=55528502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014161460A Active JP6121953B2 (ja) 2014-08-07 2014-08-07 立体網状製品、立体網状製品製造装置及び立体網状製品製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6121953B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101933539B1 (ko) 2017-07-26 2019-01-07 정진욱 입체망사가장자리 열처리봉합제품과 이의 제조방법

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62139690A (ja) * 1985-12-13 1987-06-23 東洋紡績株式会社 ふとん類
JPH07186266A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Teikoku Sen I Co Ltd キルティング材
JPH07227338A (ja) * 1994-02-21 1995-08-29 Unitika Ltd ヘッドレストカバー
JP3963742B2 (ja) * 2002-03-07 2007-08-22 株式会社シーエンジ 立体網状構造体及び立体網状構造体製造方法
JP3101459U (ja) * 2003-11-06 2004-06-10 ナカタ工業株式会社 敷きパッド
JP2006272709A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Shigeru Co Ltd 車両用天井材及びその製造方法。
JP2012210576A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Honda Electronic Co Ltd 超音波振動子
KR20130067823A (ko) * 2011-12-14 2013-06-25 히로코 오사키 삼차원망상구조체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101933539B1 (ko) 2017-07-26 2019-01-07 정진욱 입체망사가장자리 열처리봉합제품과 이의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016036972A (ja) 2016-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI821743B (zh) 形成觸扣件之方法及由該方法生產之觸扣件和紙尿布突片
AU2001271857B2 (en) Vibratory screen
JP2015522722A (ja) 不織布材料を組み込んだテクスチャード加工要素を製造するための方法
JPH04327255A (ja) 突起を設けた不織布製造用ベルト及び模様を形成した不織布の製造方法
CN104511076A (zh) 头绑带的封边方法及由其封边的头绑带
JP2018012327A (ja) プレート状の複合ワークピースを連続的に製造するための方法
JP6121953B2 (ja) 立体網状製品、立体網状製品製造装置及び立体網状製品製造方法
US8721825B2 (en) Method for forming cushions
JP5447902B1 (ja) 積層シート材の製造方法及び積層シート材
AU2016336254A1 (en) Method of manufacturing a tobacco pouch
CN106240095B (zh) 在表面上形成连续交替的隆起部和沟槽来制造具有弹性及吸音性的聚酯短纤维层压体的方法
JP2005511227A (ja) 接着閉鎖部材の製造方法
US6054003A (en) Method of producing a fiber-reinforced, three-dimensional product
JPH05301291A (ja) 積層体の製造方法
US7097805B2 (en) Method for manufacturing slippery-proof foam materials having protruded threads
JP3637761B2 (ja) シートカバーの製造方法
CN102486318B (zh) 面状采暖器及其制造方法、制造装置
JP2020142403A (ja) 化粧シート
JP6529657B1 (ja) 複合樹脂品用の超音波プレス式融着方法
JP3637762B2 (ja) シートカバーの製造方法
CA2494741C (en) Acoustical insulation laminate with polyolefin layer and process for making
JP7034117B2 (ja) 美観的なトリムカバーアセンブリを備える車両シートアセンブリ
US5635003A (en) Cold sealing process for soft trim products
KR101087597B1 (ko) 위생백용 물결열융착밀봉장치, 물결실링블레이드 및 위생백
JP3380400B2 (ja) シートカバーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160512

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20160512

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6121953

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250