JP6120208B2 - 電子機器用ケース - Google Patents

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Description

本発明は電子機器を密閉状態で内部に収納するケースに関し、より詳細には静電容量式タッチパネルモニタを有する電子機器用ケースに関する。
従来より、撮影画像や情報を表示するモニタに各種操作を行うためのタッチパネルを配したタッチパネルモニタを備えたデジタルカメラやビデオカメラ等撮像装置、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)、携帯用ゲーム機、携帯型音声再生機等の電子機器が提供されている。また近年、電子機器として、携帯電話にパソコンやPDA、デジタルカメラの機能が備わったスマートフォンと呼ばれる携帯端末や、画面を直接触って操作するタブレット端末と呼ばれる薄い板状のコンピュータ端末が急速に普及している。
これらの電子機器に使用されるタッチパネルには、感圧式のものと、静電容量式のもの等ある。従来は、安価な感圧式のものが主流であったが、現在では、デジタルカメラやスマートフォン等において、静電容量式のものが、数多く採用されるようになってきている。
また、これらの電子機器では、タッチパネルモニタの所定の位置に、複数のアイコンを表示して、このアイコンをタッチ操作できるようにして、電子機器の機能やモードの切換を行っている。
また、これらの電子機器では、簡易防水機能を有しているものも、多く提供されている。しかしながら、砂埃の多い運動場や競技場、砂浜等の使用では、細かな砂粒が擦れてタッチパネルのガラスや外筐に擦り傷を付けてしまうことがある。海岸や山の岩場では、電子機器を落としたり硬いものにぶつけたりして、衝撃等によりタッチパネルのガラスを割ったりすることがある。また、アウトドアや海辺での使用では、水没したり、水を被ったりすることがある。このようなことから電子機器をしっかりと保護し、タッチパネルに表示されたアイコンをケース外部から選択的に操作することができる、電子機器を密閉状態で内部に収納するケースが望まれてきている。
従来のこれらの電子機器用のケースとして、特許文献1にて開示されたものがある。このケースは、静電容量式タッチパネルを備える電子機器を密閉状態でケース内部に収納し、このタッチパネルに表示されたアイコンをケース外部から操作部により操作できるようにしたものである。この操作部は導電性の材料からできていて、外部から操作部を押下すると、操作部の端部がアイコンに接触するとともに電荷を放出する。このようにして、タッチパネルに表示されたアイコンを、ケース外部から確実に選択操作することができる。
また、従来のこれらの電子機器用のケースとして、特許文献2にて開示されたものがある。このケースは、静電容量式タッチパネルを備える電子機器を密閉状態でケース内部に収納し、このタッチパネルをケース外部の透明窓部の上から直接タッチ操作できるようにしたものである。この透明窓部は剛性のある平面状部材からできていて、内面に電子機器のタッチパネルを密着させる構成としたので、外部から透明窓部をタッチ操作して、電子機器のタッチパネルの任意位置の操作をすることができる。
特開2011−199783号公報 特開2012−159538号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、タッチパネルモニタ上に表示されたアイコンそれぞれにゴムやプラスチックでできた操作部を設ける必要があり、タッチパネルモニタの視認性が悪くなり、また、部品点数が多く複雑な構成となるという不都合があった。
また、特許文献2に記載の技術では、透明窓部を介してタッチパネルモニタを操作するために、透明窓部の厚さに制限があった。すなわち、透明窓部の厚さを厚くしすぎればタッチ操作の感度が悪くなり、薄くしすぎれば透明窓部の強度が弱くなるという不都合があった。
本発明の目的は、簡単な構成でありながら電子機器をしっかりと保護し、タッチパネルの表示を視認性良く見ながら、ケース外部から操作することができる、静電容量式のタッチパネルモニタを有する電子機器用のケースを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。
本発明は、静電容量式のタッチパネルモニタを有する電子機器に用いられる電子機器用ケースに関する。
そして、開放状態においては電子機器が着脱自在に構成され、密閉状態においては電子機器を所定位置に密閉して収納するケース体と、ケース体の一部に設けられ、タッチパネルモニタに対向し、剛性のある透明平板状部材を有する透明部とを備え、透明部は外面と、内面と、外面と内面とを結ぶ端面とを有し、透明部には、透明平板状部材の外面の所定の位置に設けられた外面側電極部と、外面側電極部が設けられた外面の位置に対向する内面の位置に設けられた内面側電極部と、外面側電極から内面側電極まで外面と端面と内面とを経由して連続的に形成され外面側電極と内面側電極とを電気的に結合する配線部とを備えることを特徴とする。
また、外面側電極と内面側電極と配線部とは透明部上に形成された導電層のパターンからなることを特徴とする。
また、配線部の幅は内面側電極の外形の大きさよりも小さく形成されていることを特徴とする。
また、透明部に直接導電層を形成することにより、外面側電極と内面側電極と配線部とを形成したことを特徴とする。
また、導電層のパターンが形成されたシートを透明部に貼り付けることにより、外面側電極と内面側電極と配線部とを形成したことを特徴とする。
そして、透明部の外面側に設けられた配線部が絶縁部に覆われていることを特徴とする。
本発明によれば、上述の特徴を有することから、下記に示すことが可能となる。
静電容量式のタッチパネルモニタを有する電子機器に用いられる電子機器用ケースにおいて、開放状態においては電子機器が着脱自在に構成され、密閉状態においては電子機器を所定位置に密閉して収納するケース体と、ケース体の一部に設けられ、タッチパネルモニタに対向し、剛性のある透明平板状部材を有する透明部とを備え、透明部は外面と、内面と、外面と内面とを結ぶ端面とを有し、透明部には、透明平板状部材の外面の所定の位置に設けられた外面側電極部と、外面側電極部が設けられた外面の位置に対向する内面の位置に設けられた内面側電極部と、外面側電極から内面側電極まで外面と端面と内面とを経由して連続的に形成され外面側電極と内面側電極とを電気的に結合する配線部とを備えているので、簡単な構成でありながら、タッチパネルに表示されたアイコンを、視認性良く、ケース外部からタッチ操作することができる。
また、外面側電極と内面側電極と配線部とは透明部上に形成された導電層のパターンからなるので、簡単な構成でタッチ操作部を実現できる。
また、配線部の幅は内面側電極の外形の大きさよりも小さく形成されているので、タッチ操作された外面側電極と電気的に結合する内面側電極と配線部において、内面側電極の部分によるタッチパネルモニタの電荷の変化が、配線部の部分による電荷の変化より大きなものとなり、タッチ操作した部分を確実に感知することができるタッチ操作部を実現できる。
また、透明部に直接導電層を形成することにより、外面側電極と内面側電極と配線部とを形成したので、タッチ操作部の構成を簡単にできる。
また、導電層のパターンが形成されたシートを透明部に貼り付けることにより、外面側電極と内面側電極と配線部とを形成したので、透明部へのタッチ操作部の組み立てが簡単にできる。
そして、透明部の外面側に設けられた配線部が絶縁部に覆われているので、指先で誤って配線部に触れ、誤操作することを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器用ケースに電子機器を装着する前の状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器用ケースの要部を後方から斜視した模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器を装着した状態における要部を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器用ケースの要部を後方から斜視した模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器用ケースに電子機器を装着した状態を示す斜視図であり、(a)は後方から見た斜視図、(b)は電子機器用ケースの要部を後方から斜視した模式図であり、(c)は電子機器用ケースの要部の一部を拡大したときの斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る電子機器用ケースに電子機器を装着した状態を示す斜視図であり、(a)は後方から見た斜視図であり、(b)は電子機器用ケースの要部を後方から斜視した模式図である。 本発明の第4の実施形態に係る要部の一部の断面を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る要部の構成を斜視した模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について、詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、電子機器用ケース1に収納すべき電子機器は撮像装置100(デジタルカメラ)である。図1は、撮像装置100を電子機器用ケース1に収納する前の状態における、後方から見た斜視図を示す。
なお、本明細書の実施形態の記載において、電子機器用ケース1に内蔵された撮像装置100により撮影している映像をモニタ画面を横長にして見ている状態で、前後方向、上下方向、左右方向を示し、被写体側を前(フロント)方向、撮影者側であってモニタ画面のある面の方向を後(リア)方向と呼ぶことにする。
まず、この電子機器用ケース1に収納する撮像装置100について説明する。
図1に示すように、本実施形態では、電子機器用ケース1に収納すべき撮像装置100はデジタルカメラであり、六面体形状のカメラ本体101を備えている。カメラ本体101の前面には、ズーム機能を有する沈胴式の撮像レンズ鏡筒102と、閃光を発する図示されないフラッシュ装置とが設けられている。また、カメラ本体101の上面右側部寄りには、撮影を開始するためのレリーズボタン103が設けられている。
図1に示すように、カメラ本体101の背面の左側部寄りに電容量式のタッチパネルモニタ104が設けられている。タッチパネルモニタ104は、従来公知のように、液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネセンス(EL)ディスプレイ等の表示面に、透明なシート状の静電容量式のタッチパネルを張り合わせる等して構成され、撮影時には撮像画像が表示され再生時には再生画像が表示される。
図1に示すように、タッチパネルモニタ104上の右端部近傍には複数のアイコン105が表示され、このアイコン105をタッチ操作して、撮像装置100の機能やモードの設定を行っている。タッチパネルモニタ104の右上部、右中部、右下部にそれぞれ、フラッシュ設定アイコン105a、マクロ設定アイコン105b、タイマー設定アイコン105cが、タッチパネルモニタ104の右側の枠に平行に、一列に並んで表示される。
フラッシュ設定アイコン105aの領域を指先でタッチ操作することにより、フラッシュ装置を自動発光、強制発光、または発光禁止させて撮影するかを順番に切り替えて設定することができる。同様に、マクロ設定アイコン105bではピント合わせを、自動にするか、または近接被写体優先にするかを、タイマー設定アイコン105cではセルフタイマーを使うか使わないかを、タッチ操作で交互に切り替えて設定することができる。
次に、電子機器用ケース1について説明する。図1に示すように、電子機器用ケース1は六面体形状のケース本体2を備え、ケース本体2は、互いに揺動可能に連結された前面ケース3と背面ケース4とから構成され、背面ケース4には前面ケース3と係脱可能に連結するバックル5が設けられている。
本実施形態では、前面ケース3の内部に撮像装置100を装着し、背面ケース4と前面ケース3を合わせバックル5を係合し密閉状態にすることにより、撮像装置100が所定位置に固定され、水密な密閉状態で収納されるよう構成されている。バックル5には、背面ケース4と前面ケース3との係合時のロックを解除するロック解除つまみ6を備えている。
図1に示すように、ケース本体2の上面にはレリーズ操作部7が水密に設けられている。レリーズ操作部7を押圧操作することにより、撮像装置100のレリーズボタン103が押圧され、撮影が開始される。前面ケース3の前面には、撮像レンズ鏡筒102とフラッシュ装置とに対応した位置に、それぞれレンズ収納筒部8と図示されないフラッシュ窓とが設けられている。レンズ収納筒部8の先端には図示されない光学ガラスが水密に固定されている。
図1に示すように、背面ケース4の背面には、撮像装置100収納時においてタッチパネルモニタ104に対向する位置に、タッチパネルモニタ104を外部から視認するための表示部窓9が設けられている。
電子機器用ケース1のケース本体2は、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂やポリカーボネート樹脂等のプラスチック樹脂で形成される。表示部窓9はアクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル樹脂)やポリカーボネート樹脂等の剛性のある平板な透明樹脂で形成され、収納された撮像装置100を保護する十分な厚さを有している。
図1に示すように、表示部窓9の右側の、アイコン105に対向する位置にはタッチ操作部10が設けられている。すなわち、表示部窓9の右上部、右中部、右下部にそれぞれ、フラッシュ設定アイコン105a、マクロ設定アイコン105b、タイマー設定アイコン105cを操作するための、第1タッチ操作部10a、第2タッチ操作部10b、第3タッチ操作部10cが表示部窓9右側の枠に平行に、一列に並んで設けられている。
図2は、電子機器用ケース1を後方から斜視した状態で、表示部窓9だけを取り出し、タッチ操作部10をどのように表示部窓9に形成するかを模式的に示した図である。図2に示すように、タッチ操作部10は、円形の外面側電極11と、帯状の形状をして一端が外面側電極11に接続される配線部12と、配線部12の他端に接続される円形の内面側電極13とを有している。本実施形態のタッチ操作部10は、透明伝導性フィルムの裏面に粘着層を設けた、全体として透明なシートである。表示部窓9のアイコン105に対向する位置に、それぞれ外面側電極11と内面側電極13が対向する同一位置に配設される。配線部12は、表示部窓9の外面と右側の端面と内面とを経由して外面側電極11と内面側電極13とを電気的に結合する。
図2に示すように、表示部窓9の外面に透明な絶縁性のある保護シート14(絶縁部)が貼付される。保護シート14の外面側電極11に対応するところには、外面側電極11よりも径が小さな円形をした操作穴15が開いている。保護シート14により、外面側電極11をそれぞれ操作穴15の部分だけ露出させ、配線部12の表示部窓9外面の部分を覆う。
図3は、電子機器用ケース1に撮像装置100を収納した状態での、図1におけるA−A線矢視方向の断面図を示す。図3に示すように、収納された撮像装置100は、電子機器用ケース1の上下面や左右面の内面に設けられた複数のリブ16によって、上下方向及び左右方向の所定位置に保持される。また、撮像装置100は、電子機器用ケース1の前面の内面側に配設された弾性力を有するブッシュ17(密接手段)により後方に付勢され、タッチパネルモニタ104と内面側電極13とが密接する。ここで、電子機器用ケース1の背面ケース4と前面ケース3とは、嵌合部にあるOリング等のシール材18により、互いに水密に嵌合する。
図1乃至図3に示すように、タッチ操作部10の外面側電極11と内面側電極13とは配線部12により電気的に結合し、内面側電極13はアイコン105に密接している。ここで、図3に示すように、操作穴15内の外面側電極11を指先Fでタッチ操作すれば、対応するタッチパネルモニタ104のアイコン105部の電荷が変化し、撮像装置100の機能やモードを設定することができる。なお、1乃至図3に示すように、保護シート14は、表示部窓10の外面を保護するとともに、配線部12の外面側の部分を覆って外部から絶縁し、配線部12に指先Fが触れても、アイコン105部の電荷が変化しにくくしている。また、保護シート14は、タッチ操作部10の縁部が指先Fによって、めくれたりして剥がれてしまうことを防止している。
本実施形態では、外面側電極11と内面側電極13との形状を円形にしたが、アイコン105の矩形形状と合わせて、同じように矩形にしてもよい。また、外面側電極11と内面側電極13の大きさを図2では同じような大きさとしたが、異なる大きさにしてもよい。
すなわち、外面側電極11は指先Fで触れて操作しやすい大きさであればよい。また、内面側電極13は静電容量式のタッチパネルモニタ104の電荷を変化させるのに十分大きな面積の大きさ、例えば、円形の場合、好ましくは直径5mm以上、があればよい。
また、内面側電極13の外径より、配線部12の幅を小さいものとしたのは、撮像装置100の誤動作を防ぐためである。面積の大きい内面側電極13による電荷の変化が、配線部12の部分によるタッチパネルモニタ104の電荷の変化より大きなものとして、内面側電極13が確実に感知されるようにしたものである。すなわち、配線部12の幅を小さくして、配線部12のある位置は検出されにくいようにし、誤動作することを防いでいる。
ここで、タッチ操作部10は指先Fを延長したと同じ作用効果を持つことになる。外面側電極11を指先Fで触れることにより、内面側電極13がタッチパネルモニタ104の電荷の変化させ、タッチパネルモニタ104を指先Fで直接、タッチ操作すると同じ効果を得られる。なお、内面側電極13はタッチパネルモニタ104の電荷の変化させればいいのであるから、外面側電極11のように導電層をむき出しにする必要はないため、内面全体を電極保護のための保護シートや保護層等を用いて上から覆ってもよい。
また、ここで、透明伝導性フィルムとして用いられる透明伝導性フィルムには、さまざまな構成のものが知られている。例えば、プラスチックのフィルムの表面に金属を蒸着したものや、銀ナノ粒子をコーティングしたもの、ITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)の層を設けたもの等が知られている。
(第2の実施形態)
図4を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態は、第1の実施形態とほぼ同様の形態であるため、第1の実施形態と同じ部分は同一符号を付し、説明を省略し、異なっている部分のみ説明する。ここで、第2の実施形態は、図1乃至図3で示される第1の実施形態とは、タッチ操作部10の構成だけが異なるので、電子機器用ケース1やこれに収納される撮像装置100等の詳細は、説明を省略することとする。
図4は、電子機器用ケース1を後方から斜視した状態で、表示部窓9だけを取り出し、タッチ操作部10の構成を模式的に示した図である。図4に示すように、本実施形態では、タッチ操作部10を表示部窓9の表面上に、導電性のインクを印刷等して、直接形成される。すなわち、外面側電極11と内面側電極13は表示部窓9の対向する同一位置に形成され、細い線により複数の同心円を連結して構成される形のパターン形状をして、所定の面積を得ている。配線部12は1本の細い線のパターンで形成され、表示部窓9の外面と右端面と内面とを経て、外面側電極11と内面側電極13とを電気的に結合する。
図4に示すように、タッチ操作部10は細い線から形成されるので、不透明なインクを印刷等して形成しても、アイコン105を視認可能となる。また、部品が少なく、工程も簡単となる。導電性インクとして透明なものを用いても良いし、その場合、外面側電極11と内面側電極13を複数の同心円から構成される形ではなく、円内を塗りつぶした円状の形のパターンとしてもよい。なお、タッチ操作部10を形成するのには、導電性のインクを印刷だけでなく、例えば、表示部窓9の表面に導電層を作り、エッチングしてパターンを形成する等、他のさまざまな方法を用いることができる。
本実施形態では、外面側電極11と内面側電極13との形状を円形にしたが、アイコン105の矩形形状と合わせて、同じように矩形にしてもよい。また、外面側電極11と内面側電極13の大きさを図2では同じような大きさとしたが、異なる大きさにしてもよい。すなわち、外面側電極11は指先Fで触れて操作しやすい大きさであればよい。また、内面側電極13は静電容量式のタッチパネルモニタ104の電荷を変化させるのに十分大きな大きさがあればよい。
また、内面側電極13の外径より、配線部12の幅を小さいものとしたのは、撮像装置100の誤動作を防ぐためである。面積の大きい内面側電極13による電荷の変化が、配線部12の部分によるタッチパネルモニタ104の電荷の変化より大きなものとして、内面側電極13が確実に感知されるようにしたものである。すなわち、配線部12の幅を小さくして、配線部12のある位置は検出されにくいようにし、誤動作することを防いでいる。
ここで、タッチ操作部10は指先Fを延長したと同じ作用効果を持つことになる。外面側電極11を指先Fで触れることにより、内面側電極13がタッチパネルモニタ104の電荷の変化させ、タッチパネルモニタ104を指先Fで直接、タッチ操作すると同じ効果を得られる。なお、内面側電極13はタッチパネルモニタ104の電荷の変化させればいいのであるから、外面側電極11のように導電層をむき出しにする必要はないため、内面全体を電極保護のための保護シートや保護層等を用いて上から覆ってもよい。
図4に示すように、本実施形態では、3つのタッチ操作部10を表示部窓9の右側に縦1列操作に配置する構成を示したがこれに限定されない。すなわち、タッチ操作部10を表示部窓9に2列、3列に配置しても良い。また、所定個数のタッチ操作部10を表示部窓9の全面に縦横にマトリックス状に配置しても良い。本実施形態の場合、外面側電極11または内面側電極13の間の間隔が十分に大きいため、配線部12を、並んだ外面側電極11または内面側電極13の間にパターンをはわせすように配置することができる。また、この場合、第1の実施形態と同様に、配線部12の上部を、操作穴15を有する保護シート14で絶縁して、配線部12を指先Fで触る誤操作を防止することが好ましい。
(第3の実施形態)
図5を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態は、第1の実施形態とほぼ同様の形態であるため、第1の実施形態と同じ部分は同一符号を付し、説明を省略し、異なっている部分のみ説明する。
図5(a)は、撮像装置100を収納した状態における、電子機器用ケース1を後方から見た斜視図である。図5(a)に示すように、電子機器用ケース1の表示部窓9の上端側にタッチ操作部10を備えていて、指先Fでタッチ操作部10を操作することにより、収納された撮像装置100の操作を電子機器用ケース1の外側から行うことができる。
図5(b)は、電子機器用ケース1を後方から斜視した状態で、表示部窓9だけを取り出し、タッチ操作部10の構成を模式的に示した図である。図5(b)に示すように、本実施形態では、タッチ操作部10は可撓性のある透明シートからなる透明基板19の表面上に、回路パターンとして形成される。透明基板19は、裏面には粘着層を有していて、図5(b)で示すように、外面側電極11と内面側電極13とは各々の電極がそれぞれ対向するように同一位置に表示部窓9に貼付される。配線部12は、表示部窓9の外面と上側の端面と内面とを経由して、外面側電極11と内面側電極13とを電気的に結合する。
図5(c)は、図5(b)のB部を拡大図であり、透明基板19上に形成されたパターンである内面側電極13と配線部12との詳細を示したものである。図5(c)に示すように、内面側電極13a乃至13hは、略長矩形の形状で、長辺を横並べにして一列に並ぶように形成されている。配線部12a乃至12hは、幅が内面側電極13a乃至13hの幅より狭く形成され、内面側電極13a乃至13hの短辺と接続している。外面側電極11と配線部12も、図5(c)と同様な構成に形成される。
図5(b)で示すように、透明基板19の両端は幅の広くて外面側電極11と内面側電極13とが配置される。また、透明基板19の中央部は幅が狭くて配線部12が配置される。例えば、電子機器に用いられる一層のフレキシブルプリント基板にパターンを形成するのと同様な工程を用いて、透明基板19上に外面側電極11と内面側電極13と配線部12のパターンを形成してもよいし、また、透明基板19上に導電性インクを印刷する等して、このパターンを形成してもよい。
図5(b)で示すように、表示部窓9の外面側の配線部12には、保護シート14が上から貼付される。配線部12を絶縁するためのものであり、図5(a)に示すように、タッチ操作部10を指先Fで操作するときに、誤って配線部12に指先Fが触れ、誤操作することを防止するためのものである。
ここで、本実施形態における収納された図示されない撮像装置100は、タッチパネルモニタ104上端側の所定位置に指先Fを置き、横に直線的に移動させることにより、撮影時には待機状態を使用状態に表示や機能を切り替えたり、再生時には次の再生画像に画像ページ送りすることのできるものである。
図5(a)に示すように、電子機器用ケース1のタッチ操作部10に指先Fを置き、横に直線的に移動させると、収納された撮像装置100の表示や機能を切り替えたり等することができる。
本実施形態では、外面側電極11と内面側電極13との形状を長矩形にしたが、長円や楕円形状にしてもよい。また、外面側電極11と内面側電極13の大きさを図5(b)では同じような大きさとしたが、異なる大きさにしてもよい。すなわち、外面側電極11は指先Fで触れて操作しやすい大きさであればよいし、また、例えば、外面側電極11の幅を配線部12の幅と同じにしてもよい。また、内面側電極13は静電容量式のタッチパネルモニタ104の電荷を変化させるのに十分大きな大きさがあればよい。また、外面側電極11の材質だけを、配線部12や内面側電極13の材質とは異なる、金属パターンのような、より強固なものとしても良い。外面側電極11に指等が直接触れることによる磨耗等の影響を軽減するためである。
また、内面側電極13の幅より、配線部12の幅を小さいものとしたのは、撮像装置100の誤動作を防ぐためである。面積の大きい内面側電極13による電荷の変化が、配線部12の部分によるタッチパネルモニタ104の電荷の変化より大きなものとして、内面側電極13が確実に感知されるようにしたものである。すなわち、配線部12の幅を狭くして、配線部12のある位置は検出されにくいようにし、誤動作することを防いでいる。
ここで、タッチ操作部10は指先Fを延長したと同じ作用効果を持つことになる。外面側電極11を指先Fで触れることにより、対抗する内面側電極13がタッチパネルモニタ104の電荷の変化させ、タッチパネルモニタ104を指先Fで直接、タッチ操作すると同じ効果を得られる。なお、内面側電極13はタッチパネルモニタ104の電荷の変化させればいいのであるから、外面側電極11のように導電層をむき出しにする必要はないため、内面全体を電極保護のための保護シートや保護層等を用いて上から覆ってもよい。
(第4の実施形態)
図6乃至図8を参照して、本発明の第4の実施形態について説明する。この第4の実施形態は、第1の実施形態および第3の実施形態とほぼ同様の形態であるため、第1の実施形態および第3の実施形態と同じ部分は同一符号を付し、説明を省略し、異なっている部分のみ説明する。
図6(a)は、撮像装置100を収納した状態における、電子機器用ケース1を後方から見た斜視図である。図6(a)に示すように、電子機器用ケース1の表示部窓9の全面にタッチ操作部10を備えていて、指先Fでタッチ操作部10を操作することにより、収納された撮像装置100の操作を電子機器用ケース1の外側から行うことができる。
図6(b)は、電子機器用ケース1を後方から斜視した状態で、表示部窓9だけを取り出し、タッチ操作部10の構成を模式的に示した図である。図6(b)に示すように、タッチ操作部10の外面側電極11と内面側電極13とは、可撓性のある透明基板19に、マトリックス状に並んだ多数の小さな円形のドットからなる回路パターンとして形成される。透明基板19の裏面には粘着層を有していて、図6(b)で示すように、外面側電極11と内面側電極13とは、多数のドットのそれぞれに対応するドットが対向するように同じ位置に表示部窓9に貼付される。配線部12は、表示部窓9の外面と上側の端面と内面とを経由して、外面側電極11と内面側電極13とを電気的に結合する。
本実施形態の場合、外面側電極11または内面側電極13であるドットの互いの間隔がドットの数に対して小さいため、配線部12を、並んだドットの間にパターンを這わせるように配置していくことは難しい。以下、どのようにこの配線部12を設けたかを、図7および図8を用いて説明する。
図7は、図6(b)におけるC−C線矢視方向の横に切断したときの断面を後方から見た斜視図であり、透明基板19に形成された外面側電極11と配線部12とを、詳細を示したものである。図7に示すように、ドット状の外面側電極11は透明基板19の表面に形成され、配線部12は透明基板19の下層部に、互いに絶縁された3層の所定幅のパターンとして形成される。透明基板19は裏面に粘着層21を有し、表示部窓9に貼付される。一つの外面側電極11とこれに対応する一本の配線部12とは、導電体が充填されたスルーホール20により電気的に結合される。
図8は、図6(b)におけるD−D線矢視方向の縦に切断したときの断面を後方から斜視した状態で、外面側電極11と配線部12とスルーホール20だけを取り出して示した模式図である。すなわち、縦並びの多数の外面側電極11と、3層に分かれた配線部12とを、どのようにすればスルーホール20で結合したかを示す、一例である。
図8に示す外面側電極11a乃至11iは、図6(b)における上下方向に縦1列に並んでいる外面側電極11を示したもので、図8の右側方向が図6(b)の上方向となる。図8に示すように、外面側電極11a乃至11iは一列に並び、その投影面積内の透明基板19に、1層について3本の配線部12が3層に分かれて形成される。
すなわち、最初の外面側電極11aの下面左側と最深層の左側の配線部12aがスルーホール20aにより結合される。次の外面側電極11bの下面中央と最深層の中央の配線部12bがスルーホール20bにより結合され、3つめの外面側電極11cの下面右側と最深層の右側の配線部12cがスルーホール20cにより結合される。同様に、外面側電極11d、11e、11fが中央の深さの層にある配線部12d、12e、12fとスルーホール20d、20e、20fにより結合され、外面側電極11g、11h、11iが最浅層にある配線部12g、12h、12iとスルーホール20g、20h、20iにより結合される。
ここで、それぞれの層に横並びに並んだ配線部12の幅をより小さくすることにより、1層あたりの配線部12の本数を増やすことが可能となる。1層あたりの配線部12の本数を増えれば、スルーホール20で連結される縦並びの外面側電極11の個数をこれに合わせて増やすことができる。また、透明基板19に形成された配線部12の層の数を増やすことによっても、縦並びの外面側電極11の個数を増やすことができる。すなわち、縦並びに所定の数の外面側電極11を設け、配線部12にスルーホール20で連結することができる。
図8と同様な構成で、内面側電極13と配線部12はスルーホール20で連結され、対応する外面側電極11と内面側電極13とは、配線部12により連結される。なお、例えば、電子機器に用いられる多層のフレキシブルプリント基板にパターンを形成するのと同様な工程を用いて、透明基板19に外面側電極11と内面側電極13と配線部12のパターンを形成してもよい。
ここで、本実施形態の撮像装置100のタッチパネルモニタ104は、いわゆるマルチタッチ操作が可能なものである。例えば、所定位置で2本の指先Fを広げる動作(いわゆるピンチアウト)をすると、撮影時には所定箇所の画像が拡大されて撮影され、再生時には所定箇所の画像が拡大されて表示される。
本実施形態では、タッチ操作部10がドットから構成されるので、マルチタッチに対応できる。すなわち、図6(a)に示すように、電子機器用ケース1のタッチ操作部10に2本の指先Fを置き、広げる動作をさせると、収納された撮像装置100の画像を拡大することが可能となる。
本実施形態では、外面側電極11と内面側電極13との形状を多数の小さな円形のドットにしたが、菱形や矩形として、ドットの互いの隙間を小さくしてもよい。また、外面側電極11と内面側電極13の大きさを図6(b)では同じような大きさとしたが、異なる大きさにしてもよい。すなわち、外面側電極11は指先Fで触れて操作しやすい大きさであればよい。また、内面側電極13は静電容量式のタッチパネルモニタ104の電荷を変化させるのに十分大きな大きさがあればよい。内面側電極13のドットの形状を、隙間が小さい菱形や矩形とすれば、タッチパネルモニタ104の電荷の変化しやすくなる。
また、内面側電極13のドットの外径より、配線部12の幅を小さいものとしたのは、撮像装置100の誤動作を防ぐ効果もある。面積の大きい内面側電極13による電荷の変化が、配線部12の部分によるタッチパネルモニタ104の電荷の変化より大きなものとして、内面側電極13が確実に感知されるようにしたものである。すなわち、配線部12の幅を小さくして、配線部12のある位置は検出されにくいようにし、誤動作することを防いでいる。
ここで、タッチ操作部10は指先Fを延長したと同じ作用効果を持つことになる。外面側電極11を指先Fで触れることにより、内面側電極13がタッチパネルモニタ104の電荷の変化させ、タッチパネルモニタ104を指先Fで直接、タッチ操作すると同じ効果を得られる。本実施形態の場合、外面側電極11は多数のドットから構成されるので、指先Fは複数のドットからなる外面側電極11に触れることになるが、効果は同様である。
なお、内面側電極13はタッチパネルモニタ104の電荷の変化させればいいのであるから、外面側電極11のように導電層をむき出しにする必要はないため、内面全体を電極保護のための保護シートや保護層等を用いて上から覆ってもよい。
また、以上の実施形態では、電子機器用ケース1の一部に平板状の表示部窓9を配設したが、これに限定されるものではない。例えば、背面ケース4全体を、透明樹脂等を用いて透明に構成し、この背面ケース4の一部を平板状として表示部窓9を設けても良い。表示部窓9に外面側電極11と内面側電極13とを対向する位置に配設して背面ケース4の外面と端面と内面とを経由して外面側電極11と内面側電極13とを電気的に結合すれば、同様の効果を得ることができる。
また、以上の実施形態では、対応する外面側電極11と内面側電極13とを表示部窓9を間にして対向する位置に配置したが、本発明の別の応用例として、外面側電極11と内面側電極13とを異なる位置に配置するという構成も可能である。
例えば、図1に示す電子機器用ケース1に、撮像装置100としてデジタルカメラでなく、カメラ機能を有するスマートフォン等の電子機器を収納する場合を考える。このようなスマートフォンでは、タッチパネルモニタ104の所定の位置をタッチ操作すると撮影が開始される。
すなわち、この電子機器用ケース1では、タッチパネルモニタ104の所定の位置に対向する表示部窓9内面に内面側電極13を設け、図1に示すレリーズ操作部7を導電性の部材とにしてタッチ式の外面側電極11とする。そして、シート状の配線部12を、電子機器用ケース1の内面に貼り付けるようにする。前面ケース3と背面ケース4の連結部内面では、所定長さを部分的に撓ませて断面略逆U字型のブリッジ状に跨ぐようにして、配設する。このようにして、配線部12により外面側電極11であるレリーズ操作部7と内面側電極13とを電気的に結合することにより、レリーズ操作部7をタッチ操作することにより、撮影を開始することができる。
すなわち、この電子機器用ケース1によれば、図1に示すレリーズ操作部7が上面右側にあるので、スマートフォンを電子機器用ケース1に収納した状態で、通常のカメラの撮影時と同様の保持の仕方をして撮影することができる。また、より強力な防水性、耐衝撃性が得ることができる。
なお、本発明の電子機器用ケースは、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施の形態においては、電子機器として撮像装置100(デジタルカメラ)に適用した例について説明しているが、これに限定されず、携帯電話、携帯情報端末、デジタルカメラ、携帯ゲーム機、携帯型音声再生機、スマートフォン、タブレット端末その他の電子機器に適用できるものである。
F 指先
1 電子機器用ケース
2 ケース本体
3 前面ケース3
4 背面ケース4
5 バックル
6 ロック解除つまみ
7 レリーズ操作部
8 レンズ収納筒部
9 表示部窓
10 タッチ操作部
11 外面側電極
12 配線部
13 内面側電極
14 保護シート
15 操作穴
16 リブ
17 ブッシュ
18 シール材
19 透明基板
20 スルーホール
21 粘着層
100 撮像装置
101 カメラ本体
102 撮像レンズ鏡筒
103 レリーズボタン
104 タッチパネルモニタ
105 アイコン

Claims (6)

  1. 静電容量式のタッチパネルモニタを有する電子機器に用いられる電子機器用ケースにおいて、
    開放状態においては前記電子機器が着脱自在に構成され、密閉状態においては前記電子機器を所定位置に密閉して収納するケース体と、
    前記ケース体の一部に設けられ、前記タッチパネルモニタに対向し、剛性のある透明平板状部材を有する透明部とを備え、
    前記透明部は外面と、内面と、前記外面と前記内面とを結ぶ端面とを有し、
    前記透明部には、前記透明平板状部材の外面の所定の位置に設けられた外面側電極部と、前記外面側電極部が設けられた外面の位置に対向する内面の位置に設けられた内面側電極部と、前記外面側電極から前記内面側電極まで前記外面と前記端面と前記内面とを経由して連続的に形成され前記外面側電極と前記内面側電極とを電気的に結合する配線部とを備える
    ことを特徴とする電子機器用ケース。
  2. 前記外面側電極と前記内面側電極と前記配線部とは前記透明部上に形成された導電層のパターンからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器用ケース。
  3. 前記配線部の幅は前記内面側電極の外形の大きさよりも小さく形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の電子機器用ケース。
  4. 前記透明部に直接導電層を形成することにより、前記外面側電極と前記内面側電極と前記配線部とを形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器用ケース。
  5. 導電層のパターンが形成されたシートを前記透明部に貼り付けることにより前記外面側電極と前記内面側電極と前記配線部とを形成した
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器用ケース。
  6. 前記透明部の外面側に設けられた前記配線部が絶縁部に覆われている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器用ケース。
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