JP6119852B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの制御装置に関する。
例えば、特許文献1においては、上かごと下かごとの衝突が予測された際に上かご又は下かごが出発する時間を調整するエレベータの制御装置が提案されている。当該制御装置によれば、上かごと下かごとの衝突を回避することができる。
日本特開2009−12883号公報 国際公開第2006/025103号 日本特開2001−335244号公報 日本特許第3881412号公報
しかしながら、特許文献1に記載の制御装置においては、上かごと下かごとの衝突を回避する際、上かご又は下かごの出発が遅れる。このため、エレベータの利用者は不快感を募らせる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、エレベータの利用者の不快感を低減することができるエレベータの制御装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの制御装置は、エレベータの乗場に設けられた入力部に入力された行先階に基づいて、鉛直方向から見た際に重なる上かごと下かごとの衝突を予測する衝突予測部と、前記上かごと前記下かごとの衝突が予測された場合に、前記上かごと前記下かごとの衝突を回避する際に前記上かご又は前記下かごの出発調整位置を前記上かごの利用者の状況と前記下かごの利用者の状況とに基づいて決定する位置決定部と、を備え、前記位置決定部は、出発を調整するかごに対して登録された呼びに対応した複数の階の中から前記上かごと前記下かごとの衝突が予測された位置の直前の階を前記出発調整位置として選択する。
この発明によれば、エレベータの利用者の不快感を低減することできる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置を利用したエレベータに設けられた入出力装置の正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の利用者数予測部を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の走行軌跡予測部を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の出発調整時間決定部を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置のブロック図である。
図1において、図示しない建築物には、エレベータの昇降路1が設けられる。建築物の各階には、乗場2が設けられる。乗場2は、昇降路1に隣接する。例えば、各乗場2には、図示しない赤外線センサが設けられる。例えば、各乗場2には、図示しない光電センサが設けられる。例えば、各乗場2には、図示しない測距センサが設けられる。例えば、各乗場2には、図示しないカメラが設けられる。例えば、各乗場2には、入出力装置2aが設けられる。
例えば、入出力装置2aは、ボタン、タッチパネル、光センサ、マイクロフォン、カメラ、受信器、ランプ、ディスプレイ等からなる。例えば、入出力装置2aは、ボタン、タッチパネル、光センサ、マイクロフォン、カメラ、受信器、ランプ、ディスプレイの組み合わせ等からなる。
昇降路1内には、上かご3aと下かご3bとが配置される。上かご3aと下かご3bとは、鉛直方向から見た際に重なる。上かご3aと下かご3bとは、筐体からなる。例えば、上かご3aと下かご3bとには、図示しない入力装置が設けられる。
例えば、入力装置は、ボタン、タッチパネル、光センサ、マイクロフォン、カメラ、受信器等からなる。例えば、入力装置は、ボタン、タッチパネル、光センサ、マイクロフォン、カメラ、受信器の組み合わせ等からなる。
上かご3aと下かご3bと入出力装置2aとには、エレベータの制御装置4が電気的に接続される。例えば、制御装置4は、マイクロコンピュータからなる。制御装置4は、利用者数予測部4a、走行軌跡予測部4b、輸送効率予測部4c、出発調整時間決定部4d、出発調整位置決定部4e、運転制御部4fを備える。例えば、利用者数予測部4a、走行軌跡予測部4b、輸送効率予測部4c、出発調整時間決定部4d、出発調整位置決定部4e、運転制御部4fは、マイクロコンピュータ上のソフトウェアによって実現される。
入出力装置2aは、乗場呼びを登録する。乗場呼びは、上かご3a又は下かご3bを乗場2に呼ぶための情報を含む。乗場呼びは、利用者が希望する進行方向の情報を含む。例えば、入出力装置2aが受信器の場合、入出力装置2aは、パッシブタグ又はアクティブタグから利用者が希望する行先階と利用者のIDとが対応付いた情報を受信する。この場合、入出力装置2aは、当該情報に基づいて乗場呼びを登録する。
入力装置は、かご呼びを登録する。かご呼びは、利用者が希望する行先階の情報を含む。例えば、入力装置が受信器の場合、入力装置は、パッシブタグ又はアクティブタグから利用者が希望する行先階と利用者のIDとが対応付いた情報を受信する。入力装置は、当該情報に基づいてかご呼びを登録する。
制御装置4は、乗場呼びとかご呼びとに基づいて上かご3aと下かご3bとを制御する。
この際、利用者数予測部4aは、現在時刻よりも未来における上かご3aの利用者数と下かご3bの利用者数との一部又は全部を予測する。例えば、利用者数予測部4aは、登録された呼びに基づいて、各階における上かご3aの乗車人数と下かご3bへの乗車人数を予測する。例えば、利用者数予測部4aは、登録された呼びに基づいて、各階における上かご3aからの降車人数と下かご3bからの降車人数とを予測する。例えば、利用者数予測部4aは、登録された呼びに基づいて、上かご3a内の利用者数と下かご3b内の利用者数とを予測する。
例えば、利用者数予測部4aは、赤外線センサ、光電センサ、測距センサ、カメラからの情報に基づいて、各階の利用者数を予測する。例えば、利用者数予測部4aは、利用者が保持するアクティブタグ、パッシブタグ、携帯電話等の携帯情報端末の数に基づいて、各階の利用者数を予測する。
例えば、利用者数予測部4aは、上かご3aの走行方向が反転する位置において上かご3a内の利用者数が0であると予測する。例えば、利用者数予測部4aは、下かご3bの走行方向が反転する位置において下かご3b内の利用者の数が0であると予測する。
走行軌跡予測部4bは、「1人当たりの乗降時間」と「利用者の乗降以外に要する時間」を予め保持する。走行軌跡予測部4bは、図示しない計時部により現在時刻を保持する。走行軌跡予測部4bは、現在時刻よりも未来における上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡とを予測する。
上かご3aの走行軌跡は、上かご3aの現在位置、現在速度、現在加速度、現在時刻、出発時刻、各階の停止時間、ジャーク、加速度、減速度、最高速度(定格速度)等に基づいて予測される。下かご3bの走行軌跡は、下かご3bの現在位置、現在速度、現在加速度、現在時刻、出発時刻、各階の停止時間、ジャーク、加速度、減速度、最高速度(定格速度)等に基づいて予測される。
例えば、各階の停止時間は、同じ時間に設定される。例えば、各階の停止時間は、各階の利用者数に基づいて予測される。例えば、各階の停止時間は、次の(1)式で予測される。
「停止時間」=(「乗車人数」+「降車人数」)×(「1人当たりの乗降時間」+「利用者の乗降以外に要する時間」) (1)
この場合、「乗車人数」と「降車人数」とが多い階においては、「停止時間」が長くなる。
輸送効率予測部4cは、乗場呼びに応答するかごが当該階へ到着するまでの時間を予測する。当該かごが当該階へ到着するまでの時間は、次の(2)式で予測される。
「当該かごが当該階へ到着するまでの時間」=「当該かごが当該階へ到着する時刻」−「現在時刻」 (2)
輸送効率予測部4cは、利用者の待ち時間を予測する。例えば、待ち時間は、次の(3)式で予測される。
「待ち時間」=「入出力装置2aが操作されてからの経過時間」+「当該かごが当該階へ到着するまでの時間」 (3)
ただし、「入出力装置2aを操作してからの経過時間」は、制御装置4で計測される。
輸送効率予測部4cは、当該かごが当該階を出発してから行先階に到着するまでの時間を予測する。当該かごが当該階を出発してから行先階に到着するまでの時間は、次の(4)式で予測される。
「当該かごが当該階を出発してから行先階に到着するまでの時間」=「行先階の到着時刻」−「当該階の出発時刻」 (4)
輸送効率予測部4cは、利用者の乗車時間を予測する。例えば、乗車時間は、次の(5)式で予測される。
「乗車時間」=「当該かごが当該階を出発してから行先階に到達するまでの時間」(5)
輸送効率予測部4cは、行先階までの時間を予測する。行先階までの時間は、次の(6)式で表される。
「行先階までの時間」=「待ち時間」+「乗車時間」 (6)
出発調整時間決定部4dは、上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡との間の距離が予め設定された距離以上であるか否かを判定する。上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡との間の距離が予め設定された距離以上の場合、出発調整時間決定部4dは、衝突予測部として、上かご3aと下かご3bとが衝突しないと予測する。上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡との間の距離が予め設定された距離未満の場合、出発調整時間決定部4dは、衝突予測部として、上かご3aと下かご3bとが衝突すると予測する。
この場合、出発調整時間決定部4dは、上かご3a又は下かご3bの出発を調整する際の時間を出発調整時間として決定する。例えば、上かご3aの走行方向と下かご3bの走行方向とが上方に設定されている場合、出発調整時間決定部4dは、下かご3bの出発調整時間を決定する。例えば、上かご3aの走行方向と下かご3bの走行方向とが下方に設定されている場合、出発調整時間決定部4dは、上かご3aの出発調整時間を決定する。
出発調整位置決定部4eは、上かご3aの利用者の状況と下かご3bの利用者の状況とに基づいて上かご3a又は下かご3bの出発を調整する際の位置を出発調整位置として決定する。
例えば、出発調整位置決定部4eは、出発を調整するかごの現時点の停止階以外の階を出発調整位置に設定する。例えば、出発調整位置決定部4eは、出発を調整するかごに対して登録された呼びに対応した複数の階の中から上かご3aと下かご3bとの衝突が予測された位置の直前の階を出発調整位置として選択する。
例えば、出発調整位置決定部4eは、出発を調整するかご内の利用者数が最も少ない階を出発調整位置に設定する。例えば、出発調整位置決定部4eは、出発を調整するかご内の利用者数が0となる階を出発調整位置に設定する。
例えば、出発調整位置決定部4eは、出発を調整するかごの走行方向が反転する位置を出発調整位置とする。
例えば、出発調整位置決定部4eは、輸送効率予測部4cに予測された時間に基づいて出発調整位置を決定する。例えば、出発調整位置決定部4eは、選択された利用者の待ち時間、乗車時間、行先階までの時間の少なくとも一つが予め設定された時間よりも長くならないように出発調整位置を決定する。例えば、出発調整位置決定部4eは、全利用者の待ち時間の平均と乗車時間の平均と行先階までの時間の平均との少なくとも一つが予め設定された時間よりも長くならないように出発調整位置を決定する。
例えば、出発調整位置決定部4eは、乗車人数が最も多い階、降車人数が最も多い階、乗車人数と降車人数との合計数が最も多い階を出発調整位置に設定する。例えば、出発調整位置決定部4eは、長い停止時間が予測される階を出発調整位置に設定する。
上記条件を満たす位置がない場合、出発調整位置決定部4eは、上かご3aと下かご3bとが最も近くで停止する階を出発調整位置に設定する。
例えば、出発調整位置決定部4eは、出発調整位置決定値が最小となる位置を出発調整位置に設定する。出発調整位置決定値は、次の(7)式で演算される。
出発調整位置決定値=A×(「出発調整時間」×「出発調整位置での当該かご内の利用者数」)+B×Σ(「出発調整後の待ち時間」−「出発調整前の待ち時間」)+C×Σ(「出発調整後の乗車時間」−「出発調整前の乗車時間」)+D×Σ(「出発調整後の行先階までの時間」−「出発調整前の行先階までの時間」)+E×(1/(「出発調整位置の乗車人数」+「出発調整位置の降車人数」))+F×(「出発調整後の停止時間」+「出発調整前の停止時間」)) (7)
ただし、A〜Fは各項の係数である。A〜Fは、出発調整位置決定部4eに予め保持される。Σは全利用者に対応した値の総和を求めることを示す記号である。
運転制御部4fは、呼びに基づいて上かご3aと下かご3bとの進行方向を設定する。運転制御部4fは、出発調整後の走行軌跡に基づいて、上かご3aの走行と停止とを制御する。運転制御部4fは、出発調整後の走行軌跡に基づいて、下かご3bの走行と停止とを制御する。運転制御部4fは、上かご3aのドアの開閉を制御する。運転制御部4fは、下かご3bのドアの開閉を制御する。
次に、図2を用いて、入出力装置2aを説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置を利用したエレベータに設けられた入出力装置の正面図である。
図2に示すように、入出力装置2aの下部には、テンキーボタンが設けられる。入出力装置2aの上部には、ディスプレイが設けられる。
各利用者は、テンキーにおいて行先階に対応した数字を押す。この場合、入出力装置2aは、当該数字に対応した階を行先階とした乗場呼びを登録する。この際、入出力装置2aは、行先階に対応した数字をディスプレイに表示させる。入出力装置2aは、当該乗場呼びに割り当てられたかごを示す記号を当該数字の横に表示させる。例えば、図2においては、5階を行先階とした乗場呼びが登録される。当該呼びには、かごAが割り当てられる。
次に、図3を用いて、利用者数予測部4aを説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の利用者数予測部を説明するための図である。
図3において、各利用者が入出力装置2aにより行先階に対応した数字を押した場合、当該数字に対応した階を行先階とした乗場呼びが登録される。乗場呼びには、かごが割り当てられる。この際、各利用者は、当該階の乗場2から当該かごに乗る。各利用者は、割当かごから行先階の乗場2に降りる。
この場合、利用者数予測部4aは、当該階からの乗車人数が1だけ増えると予測する。利用者数予測部4aは、行先階での降車人数が1だけ増えると予測する。利用者数予測部4aは、各階での乗車人数と降車人数とに基づいて、上かご3a内の利用者数と下かご3b内の利用者数とを予測する。
次に、図4を用いて、走行軌跡予測部4bを説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の走行軌跡予測部を説明するための図である。図4の横軸は時刻である。図4の縦軸は位置である。
走行軌跡予測部4bは、上かご3aの配置された高さ又は階の時間変化を連続的に演算する。走行軌跡予測部4bは、当該演算結果に基づいて上かご3aの走行軌跡を予測する。走行軌跡予測部4bは、下かご3bの配置された高さ又は階の時間変化を連続的に演算する。走行軌跡予測部4bは、当該演算結果に基づいて下かご3bの走行軌跡を予測する。
図4において、上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡(1)とは5階の位置で重なる。この場合、上かご3aと下かご3bとは5階で衝突すると予測される。上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡(2)とは重ならない。この場合、上かご3aと下かご3bとは衝突しないと予測される。
次に、図5を用いて、出発調整時間決定部4dを説明する。
図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の出発調整時間決定部を説明するための図である。図5の横軸は時刻である。図5の縦軸は位置である。
図5に示すように、出発調整時間決定部4dは、上かご3aと下かご3bとの衝突を予測した際に上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡の少なくとも一方を横軸方向に移動させる。出発調整時間決定部4dは、当該移動量に対応した時間を出発調整時間に設定する。
次に、図6を用いて、制御装置4の動作を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、利用者数予測部4aは、現在時刻よりも未来における上かご3aの利用者数と3bの利用者数とを予測する。その後、ステップS2に進み、走行軌跡予測部4bは、現在時刻よりも未来における上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡とを予測する。その後、ステップS3に進み、輸送効率予測部4cは、利用者の待ち時間、乗車時間、行先階までの時間等を予測する。
その後、ステップS4に進み、出発調整時間決定部4dは、上かご3aの走行軌跡と下かご3bの走行軌跡とに基づいて出発調整時間を決定する。その後、ステップS5に進み、出発調整位置決定部4eは、利用者数予測部4aの予測結果又は輸送効率予測部4cの予測結果に基づいて出発調整位置を決定する。その後、ステップS6に進み、運転制御部4fは、出発調整時間と出発調整位置を考慮して、上かご3aと下かご3bとを制御する。
以上で説明した実施の形態1によれば、上かご3aの利用者の状況と下かご3bの利用者の状況とに基づいて、出発調整位置が決定する。このため、利用者の不快感、焦燥感等を低減することができる。
また、出発調整位置は、かごの現時点の停止階以外の階となる。このため、かごの出発が遅れることを防止できる。この場合、現時点よりも前に当該かごから降りた利用者に対しては、不要な待ち時間を与えない。
また、出発調整位置は、上かご3aと下かご3bとの衝突が予測された位置の直前の階となる。このため、出発調整位置までに当該かごから降りる利用者の数を最大にすることができる。その結果、多くの利用者に対し、不要な待ち時間を与えない。
また、出発調整位置は、かご内に利用者がいない位置となる。このため、利用者の不快感、焦燥感等を確実に低減することができる。
また、出発調整位置は、利用者の待ち時間と乗車時間と行先階までの時間との少なくとも一つに基づいて決定する。このため、利用者の輸送効率を下げることなく、上かご3aと下かご3bとの衝突を回避することができる。
また、出発調整位置は、指定された利用者の待ち時間と乗車時間と行先階までの時間との少なくとも一つが予め設定された時間よりも長くならないように決定される。このため、指定された利用者の不快感、焦燥感等を低減することができる。
また、出発調整位置は、全利用者の待ち時間の平均値と乗車時間の平均値と行先階までの時間の平均値との少なくとも一つが予め設定された時間よりも長くならないように決定される。この場合、全利用者の不快感、焦燥感等を満遍なく低減することができる。
なお、上かご3aと下かご3bとの走行方向が上方に設定されている場合、上かご3aと下かご3bとが予め設定された距離以上離れるように、下かご3bの走行軌跡を別途演算してもよい。上かご3aと下かご3bとの走行方向が下方に設定されている場合、上かご3aと下かご3bとが予め設定された距離以上離れるように、上かご3aの走行軌跡を別途演算してもよい。
また、呼びに対応した複数の階を出発調整位置としてもよい。この際、出発調整時間決定部4dにより各出発調整位置での停止時間を均等にすればよい。この場合、かごが特定の階で長く停止することを防止できる。その結果、利用者の不快感、焦燥感等を確実に低減することができる。
以上のように、この発明に係るエレベータの制御装置は、利用者の不快感を低減するエレベータに利用できる。
1 昇降路、 2 乗場、 2a 入出力装置、 3a 上かご、 3b 下かご、 4 制御装置、 4a 利用者数予測部、 4b 走行軌跡予測部、 4c 輸送効率予測部、 4d 出発調整時間決定部、 4e 出発調整位置決定部、 4f 運転制御部

Claims (1)

  1. エレベータの乗場に設けられた入力部に入力された行先階に基づいて、鉛直方向から見た際に重なる上かごと下かごとの衝突を予測する衝突予測部と、
    前記上かごと前記下かごとの衝突が予測された場合に、前記上かごと前記下かごとの衝突を回避する際に前記上かご又は前記下かごの出発調整位置を前記上かごの利用者の状況と前記下かごの利用者の状況とに基づいて決定する位置決定部と、
    を備え
    前記位置決定部は、出発を調整するかごに対して登録された呼びに対応した複数の階の中から前記上かごと前記下かごとの衝突が予測された位置の直前の階を前記出発調整位置として選択するエレベータの制御装置。
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