JP6119331B2 - 情報処理システム、情報送信方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報送信方法およびプログラム Download PDF

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Description

この発明は、第1,第2のモジュールを備えた情報処理システム、このような情報処理システムにおける情報処理方法、およびコンピュータに第1,第2のモジュールを制御させるためのプログラムに関する。
従来から、情報処理装置では、複数のモジュールを設け、その各モジュールの動作をオペレーティングシステム(以下単に「OS」ともいう)によって制御することが行われている。例えば、複合機(MFP)のような画像処理装置では、操作部と本体制御部とを設け、OSの制御により、操作部で受け付けたユーザの操作に応じて本体制御部が各種処理を行ったり、画像処理装置の状態を操作部上に表示させたりする。
一方、従来から、情報処理装置では、消費電力や実行したジョブのログ(履歴情報)をユーザ向けの動作ログとして記録することが行われている。
上記のような画像処理装置では、本体制御部におけるOSが、画像処理装置における消費電力や実行したジョブのログを、操作部の動作に関するものも含め、動作ログとして一括して記録するようにしている。
しかし、例えば操作部に本体制御部とは異なる制御部(専用OSで動作する別制御部)が搭載されている場合、操作部は自己の動作ログを独自に記録することになる。また、本体制御部は、自己の動作ログを独自に記録するのみで、操作部側の動作ログを記録することはなくなり、自己の動作ログと操作部側の動作ログの一括管理ができなくなる。
したがって、ユーザが本体側と操作部側の両方の各動作ログを同時に確認したい場合、操作部と本体制御部に対して別個に指示を与えなければならず、そのための操作が面倒になるという問題がある。
そこで、例えば特許文献1には、ネットワーク上の複数機器(それぞれ異なるOSで動作する)が連携して実行するジョブの履歴情報(動作ログ)を一つのジョブ履歴として記録するためのシステムの構成について開示されている。
しかしながら、特許文献1の記載のシステムは、ある装置において、その装置が関与せずに他の装置が単独で実行するジョブについての履歴が記録できるものではなかった。
従って、特許文献1に記載の技術を用いても、上述したような本体制御部と動作部の動作ログの一括管理は実現できなかった。
また、このような問題は、操作部と本体以外の、任意の複数のモジュールにおける動作ログを一括して記録する場合にも、同様に発生するものである。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、情報処理システムにおいて、複数のモジュールの動作ログを一括して記録できるようにすることを目的とする。
この発明は、第1のモジュールと、上記第1のモジュールから取り外し可能な第2のモジュールとを備える情報処理システムであって、上記第1のモジュールが、その第1のモジュールの動作ログと、上記第2のモジュールから送信されたその第2のモジュールの動作ログとを当該情報処理システムの動作ログとして一括して記録する第1のログ記録手段を備え、上記第2のモジュールが、その第2のモジュールの動作ログを記録する第2のログ記録手段と、上記第2のモジュールと上記第1のモジュールとが接続された場合に、上記第2のログ記録手段が記録した動作ログのうち、上記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログを選別して上記第1のモジュールに送信するログ送信手段とを備えるものである。
上記構成によれば、複数のモジュールの動作ログを一括して記録することができる。
この発明の情報処理システムの一実施形態である画像処理システムの利用環境を示す図である。 図1の画像処理システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図2に示した本体10および操作部20の主要機能を含む制御系の機能構成を示すブロック図である。 図3に示した本体10および操作部20の各部の動作シーケンスの第1例を示す図である。 同じく通信シーケンスの第2例を示す図である。 同じく通信シーケンスの第3例を示す図である。 同じく通信シーケンスの第4例を示す図である。 同じく通信シーケンスの第5例を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図1〜図8を参照して具体的に説明する。
図1は、この発明の情報処理システムの一実施形態である画像処理システムの利用環境を示す図である。
この画像処理システム1は、通信機能を有するMFP(複合機:Multifunction
Peripheral)であり、例えばプリンタ機能,スキャナ機能,コピー機能,メール送信機能等を備えている。
また、この画像処理システム1は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)2等の外部機器と、ネットワーク3を介して通信可能である。
画像処理システム1におけるプリンタ機能等の各機能に関わる処理は、ユーザが画像処理システム1を直接操作することにより実行することができる。また、クライアントPC2等の外部機器から受信した指示に従って実行することもできる。
クライアントPC2は、ユーザの指示に従って、印刷(画像形成)用のデータを作成し、それを画像処理システム1へ送信して印刷を行わせることができる。また、画像処理システム1から送られてくる情報を受信して、表示部に表示させ、ユーザに提示することもできる。
図2は、図1の画像処理システム1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この画像処理システム1は、図2に示すように、ユーザから指示の入力を受け付ける操作部20と、操作部20が受け付けた指示に基づき動作する本体10とを備えている。そして、操作部20と本体10とを通信路30により相互に通信可能に接続している。
なお、本体10は、操作部20が受け付けた指示に応じた動作だけでなく、上述のようにクライアントPC2等の外部機器から受信した指示に応じた動作も行うことができる。また、通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることができる。しかし、有線、無線を問わず任意の規格のものでよい。1対1通信であっても、ネットワーク通信であってもよい。例えば、USBの他、シリアル、有線または無線LAN(ローカルエリアネットワーク)、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)、IrDA(Infrared
Data Association)等を用いることが考えられる。無線LANとしては、Wi−Fiネットワーク(以下単に「Wi−Fi」ともいう)がある。
本体10は、第1のモジュールであり、CPU11、ROM12、RAM13、HDD14(ハードディスクドライブ)、通信I/F(インタフェース)15、接続I/F16、エンジン部17を備え、それらをシステムバス18により接続した構成としている。
そして、CPU11が、RAM13をワークエリアとしてROM12又はHDD14に記憶されたプログラムを実行する。それによって、本体10の各部を制御し、各種機能を実現する。この機能には、操作部20との通信制御及び、後述する画像処理システム1及び本体10の動作ログの記録に関する制御等が含まれる。
HDD14は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU11が実行する各種プログラムや機器のログ情報を含む各種データを格納(記憶)している。プログラムとしては、本体全体を制御するためのオペレーティングシステム(OS)やファームウェア、アプリケーションプログラム等がある。
通信I/F15は、ネットワーク3を介してクライアントPC2等の外部機器と通信するためのインタフェースである。
接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。ここではUSB規格のインタフェースとしている。
なお、通信I/F15および接続I/F16は、有線、無線を問わず任意の規格のものを採用可能であり、一つのI/Fに通信I/F15と接続I/F16を兼ねさせるようにしてもよい。逆に、本体10が通信に用いるI/Fを3以上備えてもよい。
エンジン部17は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能等を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ部(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ部(画像形成部)などを備えている。
操作部20は、第2のモジュールであり、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24、通信I/F25、接続I/F26、および操作パネル27を備え、それらをシステムバス28により接続した構成としている。
そして、CPU21が、RAM23をワークエリアとしてROM22又はフラッシュメモリ24に記憶されたプログラムを実行する。それによって、操作部20の各部を制御し、各種機能を実現する。この機能には、本体10との通信制御及び、後述する操作部20の動作ログの記録及び本体10への送信に関する制御等が含まれる。
フラッシュメモリ24は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU21が実行する各種プログラムや操作部20のログ情報を含む各種データを格納(記憶)している。プログラムとしては、操作部20全体を制御するためのOS(本体10とは独立したOS)やファームウェア、アプリケーション等がある。また、操作部20全体を制御するためのOSとしては、例えばAndroidOSがある。
通信I/F25は、ネットワーク3を介して図示しないウェブ(Web)サーバ等の外部装置と通信するためのインタフェースである。ここでは無線LAN規格のうち、Wi−Fi(登録商標)規格のインタフェースとしている。
接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。ここでは、USB規格のインタフェースとしている。
なお、通信I/F25および接続I/F26は、有線、無線を問わず任意の規格のものを採用可能であり、一つのI/Fに通信I/F25と接続I/F26を兼ねさせるようにしてもよい。逆に、操作部20が通信に用いるI/Fを3以上備えてもよい。
操作パネル27は、ユーザからの各種動作の実行や設定等の指示操作を受け付ける操作部と、画像処理システム1の動作状況や設定状態、画像処理システム1全体や操作部20のログ情報等を表示する表示部とを備える操作表示手段である。この操作パネルは、例えばタッチパネルを積層した液晶表示装置(LCD)により構成することができる。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
以上の画像処理システム1において、本体10および操作部20は、それぞれ個別にOSを搭載し、独立して動作することができる。そして、本体10と操作部20との間の通信は、1装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行う。
操作部20が受け付けたユーザからの指示内容を本体10へ伝達する動作や、操作部20に表示させる情報を本体10から操作部20へ伝達する動作がこれに該当する。操作部20に表示させる情報には、例えば本体10における動作の実行状況、本体10においてなされている設定の内容、画像処理システム1全体および操作部20のログ情報などが挙げられる。
この実施形態の特徴は、ログ情報の記録に関する機能である。以下、この点について説明する。
まず、ログ情報の記録に関連する画像処理システム1の機能の構成について説明する。
図3は、図2に示した本体10および操作部20の機能構成を示すブロック図である。なお、図3において、ログ情報の記録に関連しない部分の図示は省略するか簡単にしている。
図3に示すように、本体10は、本体消費電力計測部101、ログ記録管理部102、操作部ジョブ受付部103、エンジン制御部104、ネットワーク管理部105、および本体OS110を備える。
これらのうち本体消費電力計測部101は、本体10の消費電力を計測する。
ログ記録管理部102は、本体10の動作ログ(動作履歴)を記録する第1のログ記録手段として機能すると共に、本体10の動作ログと、操作部20から受信した動作ログとを合わせて、画像処理システム1全体の動作ログを記録するログ記録手段である。動作ログの記録は、例えばHDD14を用いて行うことができる。
ここで記録する本体10側の動作ログとしては、本体消費電力計測部101が計測した本体10の消費電力の推移、エンジン部17等の本体10側のハードウェアを用いて実行したジョブのログ、通信I/F15等の本体10側のハードウェアを用いて実行した通信のログ等が挙げられる。
また、操作部20から受信する動作ログとしては、後述する操作部20の消費電力の推移、本体10側のハードウェアを用いず操作部20側のハードウェアのみを用いて実行したジョブや通信のログ等が挙げられる。
操作部ジョブ受付部103は、接続I/F26を介して操作部20からジョブ等の処理の依頼を受け付ける。また、その受け付けた処理の実行をエンジン制御部104やネットワーク管理部105等の必要な機能部に指示する。
例えば、依頼された処理がスキャンの場合には、エンジン制御部104へスキャンの実行を指示する。依頼された処理が印刷(プリント)の場合には、エンジン制御部104へ印刷の実行を指示する。受け付けた処理が電子メール送信の場合には、ネットワーク管理部105へ電子メール送信を指示する。
エンジン制御部104は、図2に示したエンジン部17を制御し、操作部ジョブ受付部103又はネットワーク管理部105から処理実行の指示を受け取ると、エンジン部17にその処理を実行させる。
例えば、印刷実行の指示を受け取ると、プロッタ部が画像データに基づいてシート材に画像を印刷させる。スキャン実行の指示を受け取ると、スキャナ部に原稿をスキャンさせて画像を読み取らせる。コピー実行の指示を受け取ると、スキャナ部に原稿をスキャンさせて画像を読み取らせ、プロッタ部にその画像データに基づいてシート材に画像を印刷させる。
エンジン制御部104は、エンジン部17が処理の実行を完了すると、実行した処理の内容及び結果を、エンジン部17の動作ログとしてログ記録管理部102へ通知する。
ネットワーク管理部105は、図2に示した通信I/F15を制御して外部装置との通信を実行させる。それによって、クライアントPC2等の外部装置から印刷データを含むプリントジョブを受信することができる。また、エンジン部17で読み取った画像データを電子メールに添付し、通信I/F15によってクライアントPC2等の外部機器へ送信することもできる。
本体OS110は、CPU11が本体10の制御に用いる基本ソフトウェアである。公知の適当なOSを採用すればよい。また、操作部20側のOSである操作部OS220とは、相互に通信可能であれば、同じOSである必要はない。本体10内の上述したログ記録管理部102等の各モジュールの動作は、この本体OS110が管理する。
操作部20は、操作パネル27、操作部消費電力計測部201、操作部ログ情報管理部202、Wi−Fiネットワーク管理部203、ジョブ依頼部204、操作部アプリケーション(以下「操作部アプリ」という)211,212、および操作部OS220を備える。
これらのうち操作パネル27は、図2において説明した通りであり、ユーザからのジョブ実行の指示等の各種指示を受け付け、各種情報を表示してユーザに提示する機能を備える。
操作部消費電力計測部201は、操作部20の消費電力を計測する。
操作部ログ情報管理部202は、操作部消費電力計測部201が計測した操作部20の消費電力の推移や、操作部20が実行したジョブや通信のログを、操作部20の動作ログとして生成し、フラッシュメモリ24に記録する第2のログ記録手段である。なお、操作部20側のハードウェアのみを用いて実行したジョブや通信だけでなく、操作部20側のハードウェアに加えて本体10側のハードウェアも用いて実行したジョブや通信のログも記録することもできる。
Wi−Fiネットワーク管理部203は、操作部20が備える通信I/F25のうち無線(この例ではWi−Fi)ネットワーク用の通信アダプタの制御・通信を行う。
操作部アプリ211,212は、操作部20にインストールされたアプリケーションプログラムにより実現される機能である。そしてそれぞれ、操作パネル27からの指示に従い各種の機能を提供する。
このうち操作部アプリ211は、本体10側のハードウェアを利用せず、操作部20側のみでジョブを実行する。このような操作部アプリ211としては、例えばブラウザアプリがある。通信I/F25を介して外部のウェブサーバにアクセスし、そこから取得した画面を操作パネル27に表示させる場合、本体10側のハードウェアを利用する必要はない。
一方操作部アプリ212は、本体10側のエンジン部17の機能を必要に応じて利用し、ジョブを実行する。この操作部アプリ212としては、例えばスキャンアプリが考えられる。エンジン部17が備えるスキャナ部により原稿の画像を読み取って画像データを取得する場合、本体10側のハードウェアを利用する。しかし、例えば通信I/F25を介して受信した画像データを閲覧用にフラッシュメモリ24に保存するような場合には、本体10側のハードウェアを利用する必要はない。
なお、操作部20が備えるアプリケーションの機能及び数は、これらに限定されない。本体10のエンジン部17を利用して行うコピー、スキャン、プリント、メール送信等の機能も、本体10側のハードウェアを利用するアプリケーションとして提供することができる。
ジョブ依頼部204は、操作部アプリ212が本体10側のハードウェアの機能を利用して処理を実行する際に、操作部アプリ212からの指示に基づき本体10へその処理の実行を依頼する。
操作部OS220は、操作部20の制御に用いる基本ソフトウェアである。Android(登録商標)OSなど、公知の適当なOSを採用すればよい。また、本体10側のOSである本体OS110とは、相互に通信可能であれば、同じOSである必要はない。操作部20内の上述した操作部ログ情報管理部202等の各モジュールの動作は、この操作部OS220が管理する。
以上の画像処理システム1においては、操作部20(第2のモジュール)の操作部ログ情報管理部202が、自己が記録した操作部20のログ情報(動作ログ)のうち、本体10(第1のモジュール)のログ情報として記録されないログ情報を選別して本体10に送信する。
次に、この処理時等における本体10および操作部20の各部のログ情報の取り扱いに関わる動作シーケンスの例について、図4〜図8も参照して具体的に説明する。
図4は、本体10および操作部20の各部のログ情報の取り扱いに関わる動作シーケンスの第1例として、消費電力に関するログの記録に係る動作を示す図である。
図4の動作においては、まず本体10側で、本体消費電力計測部101が所定時間毎にエンジン部17による各処理の実行時間や待機時の各電力モード(待機モードや省エネルギーモード等)の経過時間等に基づいて、本体10の消費電力を計測する(S1)。そして、その計測値(本体10の消費電力値)をログ記録管理部102へ通知(送信)する(S2)。
ログ記録管理部102は、本体消費電力計測部101から本体10の消費電力値を受け取ると、その計測日時(実施日時)を加えて本体10の消費電力ログ情報とし、HDD14に記録する(S3)。
一方、操作部20側においては、操作部消費電力計測部201が所定時間毎に、操作部20の動作時間や通常モード、セーフモードの経過時間等に基づいて、操作部20の消費電力を計測する(S4)。そして、その計測値(操作部20の消費電力値)を操作部ログ情報管理部202へ通知する(S5)。
操作部ログ情報管理部202は、操作部消費電力計測部201から操作部20の消費電力値を受け取ると、その計測日時(実施日時)を加えて操作部20の消費電力ログ情報とし、それをフラッシュメモリ24に記録する(S6)。
その後、操作部ログ情報管理部202は、その記録した消費電力ログ情報は、操作部20の消費電力値に係るものであるので、本体10のログ情報として記録されないログ情報であると判断して、本体10側のログ記録管理部102へ通知する(S7)。この機能は、ログ送信手段の機能に相当する。
ログ記録管理部102は、その消費電力ログ情報を受け取ると、その消費電力ログ情報と先にHDD14に記録した本体10の消費電力ログ情報とに基づき、これらの消費電力を合算して画像処理システム1全体の消費電力値を計算する(S8)。そして、その消費電力値に時刻情報を加えて画像処理システム1全体の消費電力ログ情報とし、HDD14に記録する(S9)。
なお、ステップS9での合算を考慮すると、本体10側と操作部20側で、消費電力の計測周期及び計測タイミングは一致していることが好ましい。例えば1時間おきに00分のタイミングで計測することが考えられる。
また、ステップS9で記録する画像処理システム1全体の消費電力ログ情報は、例えば表1に示すようなものである。表1の例において、例えば12:00−13:00においては、本体10側の消費電力が30W/hであり、操作部20側の消費電力が10W/hであり、合計で40W/hの消費電力となっている。しかし、画像処理システム1全体の消費電力ログ情報として、その合計の消費電力を記録し、後で参照できるようにすることができる。
Figure 0006119331
次に、図5に、本体10および操作部20の各部のログ情報の取り扱いに関わる動作シーケンスの第2例を示す。図5の例は、操作部20の指示に従って行うジョブの実行に関するログの記録に係る動作である。
図5の動作においては、まず操作部20側の操作部アプリ212(この例ではスキャンアプリ)が、スキャンジョブの実行指示の検出に応じて、ジョブ依頼部204に対してスキャン依頼を行う(S11)。このスキャンジョブは、本体10側のエンジン部17に原稿の画像を読み取らせ、その画像データを操作部20側で保存するジョブである。
ジョブ依頼部204は、操作部アプリ212からのスキャン依頼を受けると、操作部20側の操作部ジョブ受付部103にそのスキャン依頼を転送する(S12)。操作部ジョブ受付部103は、このスキャン依頼を受けるとエンジン部17にスキャン実行を指示する(S13)。
エンジン部17は、スキャン実行の指示を受けるとスキャンを実行し(S14)、スキャン結果を操作部ジョブ受付部103に返す(S15)。操作部ジョブ受付部103は、このスキャン結果をジョブ依頼部204に送信し(S16)、ジョブ依頼部204は操作部アプリ212にスキャン結果を送信する(S17)。以上により、操作部アプリ212はステップS11で依頼したスキャンによる読取結果の画像データを取得することができる。
なお、エンジン部17は、ステップS14のスキャンが完了すると、ログ記録管理部102にその結果を通知し(S18)、ログ記録管理部102はその通知に基づきスキャン動作のログを記録する(S19)。スキャンは本体10側で行う動作であるので、そのログも本体10側で記録する。
一方、操作部アプリ212は、ステップS17でスキャン結果の画像データを取得すると、その画像データを文書として操作部20側に保存する(S20)。そして、その保存結果を操作部ログ情報管理部202に通知し(S21)、操作部ログ情報管理部202はその通知に基づき操作部文書保存のログを記録する(S22)。
ステップS20における保存は操作部20側の動作であるので、まずは操作部20側にログを保存する。しかし、このログは本体10側のハードウェアを用いずに実行した動作のログであるから、操作部ログ情報管理部202は、このログは本体10側に記録されないと判断する。そして、この判断に応じ、ステップS22で記録したログを本体10側のログ記録管理部102に送信する(S23)。ログ記録管理部102は、そのログを記録する(S24)。
なお、図5の動作において本体10側で記録されるログは、例えば表2に示すものである。スキャンに関するログはステップS19で、操作部文書保存に関するログはステップS24で保存される。また、これらについてジョブIDが共通であることから、これらのログは一連の動作に係るものであることがわかる。
Figure 0006119331
また、操作部20側で記録されるログは、例えば表3に示すものである。すなわち、操作部文書保存のログのみ記録される。このログは本体10側に送信して記録させるので、表2に記載の操作部文書保存のログと同じものである。
Figure 0006119331
この状態で、ユーザが本体10側のログを表示させた場合、本体10は、表4に示すログを表示する。表2に示したスキャンと操作部文書保存のログは、同じジョブに関するログであるから、ジョブIDを元に統合して表示している。
Figure 0006119331
また、ユーザが操作部20側のログを表示させた場合は、操作部20は表3と同じログを表示する。
以上の通り、画像処理システム1においては、操作部ログ情報管理部202がステップS23の処理を実行することにより、操作部20側の動作のログと本体10側の動作のログとを一括して記録することができる。
次に、図6に、本体10および操作部20の各部のログ情報の取り扱いに関わる動作シーケンスの第3例を示す。図6の例も、操作部20の指示に従って行うジョブの実行に関するログの記録に係る動作である。
図6の動作においては、まず操作部20側の操作部アプリ212が、メール送信ジョブの実行指示の検出に応じて、ジョブ依頼部204に対してメール送信依頼を行う(S31)。このメール送信ジョブは、本体10側のネットワーク管理部105から電子メールを送信するジョブである。
ジョブ依頼部204は、操作部アプリ212からのメール送信依頼を受けると、操作部20側の操作部ジョブ受付部103にそのメール送信依頼を転送する(S32)。操作部ジョブ受付部103は、このメール送信依頼を受けるとネットワーク管理部105にメール送信実施を指示する(S33)。
ネットワーク管理部105は、メール送信依頼を受けるとメール送信を実行し(S34)、送信結果を操作部ジョブ受付部103に返す(S35)。操作部ジョブ受付部103は、この送信結果をジョブ依頼部204に送信し(S36)、ジョブ依頼部204は操作部アプリ212に送信結果を送信する(S37)。以上により、操作部アプリ212はステップS31で依頼したメール送信の送信結果を取得することができる。
なお、ネットワーク管理部105は、ステップS34のメール送信が完了すると、ログ記録管理部102にその送信結果を通知し(S38)、ログ記録管理部102はその通知に基づきメール送信のログを記録する(S39)。メール送信は本体10側で行う動作であるので、そのログも本体10側で記録する。
また、操作部アプリ211は(この例ではウェブブラウザ)、操作部アプリ212の動作とは独立に、ウェブページの表示指示の検出に応じて、Wi−Fiネットワーク管理部203に対し、http(HyperText Transfer Protocol)リクエスト送信依頼を行う(S40)。ウェブページ表示は、操作部20側のWi−Fiネットワーク管理部203からインターネット上のウェブサーバにアクセスしてウェブぺージのデータを取得し、表示するジョブである。
Wi−Fiネットワーク管理部203は、httpリクエスト送信依頼を受けると、依頼に従ってhttpリクエストを送信するWi−Fi通信を行い(S41)、その結果を操作部アプリ211に返す。また、そのWi−Fi通信の結果を操作部ログ情報管理部202に通知し(S43)、操作部ログ情報管理部202は通知に基づきWi−Fi通信のログを記録する(S44)。
ステップS41におけるWi−Fi通信は操作部20側の動作であるので、まずは操作部20側にログを保存する。しかし、このログは本体10側のハードウェアを用いずに実行した通信のログであるから、操作部ログ情報管理部202は、このログは本体10側に記録されないと判断する。そして、この判断に応じ、ステップS44で記録したログを本体10側のログ記録管理部102に送信する(S45)。ログ記録管理部102は、そのログを記録する(S46)。
以上の通り、画像処理システム1においては、操作部ログ情報管理部202がステップS45の処理を実行することにより、図5の場合と同様、操作部20側の動作のログと本体10側の動作のログとを一括して記録することができる。
次に、図7に、本体10および操作部20の各部のログ情報の取り扱いに関わる動作シーケンスの第3例を示す。図7の例は、操作部20が本体10から取り外し(切り離し)されている間のログの取り扱いに関する動作である。
図7において、ステップS51〜S53は、図5のステップS20〜S22と概ね同じ動作である。ただし、スキャンとは連動していない。また、ステップS54〜S57は、図6のステップS40〜S44と概ね同じ動作である。ただし、ステップS55で送信するものは、httpリクエストではなく、配信用文書である。
しかし、図7の場合、操作部20が本体10から取り外されているため、本体10と通信することができない。このため、ステップS53及びS58で記録したログをすぐに本体10に送信することはできない。
しかし、操作部ログ情報管理部202は、随時本体10との接続有無を監視している。そして、本体10が接続されたことを確認すると(S59のYes)、本体10側で記録されていない、本体10側に送信すべきログを記録済みログから選別して、本体10側のログ記録管理部102に送信する。ログ記録管理部102は、そのログを受信すると、そのログを、自身が記録済みのログに対し時系列でソートし挿入し、記録する(S61)。
表5に、ステップS61で操作部20から送信されたログを挿入済みの、本体10側で記録されるログの例を示す。下線を付したデータが、ステップS61で挿入されたデータである。
Figure 0006119331
なお、ステップS53及びS58でのログの記録の際、操作部ログ情報管理部202が、後で本体10側に送信すべきログを識別できるよう、該当ログをマークしたり、送信バッファに蓄積したりしておくようにするとよい。しかし、本体10と通信可能になった時点で、「実施事項」の項目等に応じて、本体10側に送信すべきログを識別できるのであれば、特にマークは必要ない。
以上の動作によれば、操作部ログ情報管理部202がステップS60の処理を実行することにより、操作部20でのログ記録時点でログの転送ができない場合でも、図5及び図6の場合と同様、操作部20側の動作のログと本体10側の動作のログとを一括して記録することができる。
次に、図8に、本体10および操作部20の各部のログ情報の取り扱いに関わる動作シーケンスの第4例を示す。図8の例は、本体10が、ユーザからの指示に応じて操作部20からログを取得する動作である。
図8の動作においては、操作部アプリ212が、操作部文書保存(S71)及び文書削除(S73)の動作を行い、これらの結果を操作部ログ情報管理部202に通知する(S72,S74)。そして、操作部ログ情報管理部202は、これらの通知に基づきログを記録する(S73,S75)。
しかし、操作部ログ情報管理部202は、これらのログが本体10側に通知すべきものと判断した場合にでも、すぐには送信を行わない。
一方、本体10側のログ記録管理部102は、ユーザからのログ出力指示を検出すると(S77)、操作部20側の操作部ログ情報管理部202に対しログ転送依頼を行う(S78)。
操作部ログ情報管理部202は、この依頼を受けると、記録済みのログから本体10側へ送信すべきログを抽出し、本体10側へ送信する(S79)。ログ記録管理部102は、このログを受信すると、ログ記録管理部102が記録している本体10側のログと合わせてユーザに対して出力する(S80)。この出力は、画面への表示、印刷、電子メール等のメッセージによる送信等により行うことができる。
この動作を行うことにより、本体10側に操作部20側の動作のログを記録しなくても、画像処理システム1全体の動作ログを出力することができ、ログの記録のためのメモリ容量を節約することができる。
なお、ステップS77での指示は、ユーザからではなく、何らかの装置からのものであってもよい。
また、操作部ログ情報管理部202が、操作パネル27から操作部20のログ情報の出力要求を直接受けた場合に、操作部ログ情報管理部202が記録したログを一括して操作パネル27に出力して一覧表示させるようにしてもよい。このことにより、操作部20のログ情報のみをユーザに閲覧させることができる。
〔この実施形態におけるプログラム〕
この発明の実施形態であるプログラムは、第1のモジュールを制御する第1のコンピュータと第2のモジュールを制御する第2のコンピュータに上述した機能を実現させるためのプログラムである。そして、このようなプログラムを第1,第2のコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめから第1,第2のコンピュータに備えるHDD(ハードディスク装置)、あるいはROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、記録媒体であるCD−ROM、あるいはメモリカード,フレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAM等の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムを第1,第2のコンピュータにインストールして実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードし、第1,第2のコンピュータにインストールして実行させることも可能である。
〔変形例〕
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各部の具体的な構成や処理の内容、通信の手順等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、上述した実施形態では、画像処理システム1を、本体10と操作部20とを固定的に組み合わせて構成した例について説明したが、これには限られない。
操作部20と本体10とを、ハードウェアコンポーネントとして全く別の装置としてもよい。例えば、スマートフォン等のモバイル端末を操作部とし、MFP等の画像処理装置を動作部として画像処理システムあるいは情報処理システムを構成してもよい。特に、操作部と動作部を無線で接続する場合には、これらは全く独立した装置として構成可能である。
また、操作部20と本体10とは、1対1でなくてもよい。例えば、本体10に有線接続された操作部がある画像処理装置を、モバイル端末からも操作できるようにすることも考えられる。あるいは、1台の画像処理装置を複数のモバイル端末から操作できるようにすることも考えられる。あるいはまた、1台のモバイル端末から操作対象を切り替えつつ複数の画像処理装置を操作できるようにすることも考えられる。
また、操作部20あるいは本体10の機能が全て1台の装置で実現される必要もない。複数台の装置が協働して操作部20あるいは本体10の機能を実現する構成であってもよい。
さらに、例えば上述した実施形態では、第1のモジュールを本体10、第2のモジュールを操作部20としたが、これに限られないことは勿論である。エンジン部等の画像読取機能や画像形成機能を含まない画像処理装置や、パーソナルコンピュータを含む他の任意の情報処理装置にもこの発明を適用可能であることは勿論である。
この場合において、モジュール間で通信を行うのであれば、情報処理装置を構成するどの部分をモジュールとするかも任意である。第1及び第2のモジュールは、ハードウェアモジュールだけでなく、ソフトウェアモジュールであってもよい。また、第1及び第2のモジュールは、それぞれ独立して動作可能な情報処理装置であってもよい。
さらにまた、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となることは言うまでもない。
また、以上説明してきた実施形態、動作例及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
1:画像処理システム、2:クライアントPC、3:ネットワーク、10:本体、11,21:CPU、12,22:ROM、13,23:RAM、14:HDD、15,25:通信I/F、16,26:接続I/F、17:エンジン部、18,28:システムバス、20:操作部、24:フラッシュメモリ、27:操作パネル、101:本体消費電力計測部、102:ログ記録管理部、103:操作部ジョブ受付部、104:エンジン制御部、105:ネットワーク管理部、110:本体OS、201:操作部消費電力計測部、202:操作部ログ情報管理部、203:Wi−Fiネットワーク管理部、204:ジョブ依頼部、211,212:操作部アプリ、220:操作部OS
特開2010−016487号公報

Claims (10)

  1. 第1のモジュールと、前記第1のモジュールから取り外し可能な第2のモジュールとを備える情報処理システムであって、
    前記第1のモジュールが、
    該第1のモジュールの動作ログと、前記第2のモジュールから送信された該第2のモジュールの動作ログとを当該情報処理システムの動作ログとして一括して記録する第1のログ記録手段を備え、
    前記第2のモジュールが、
    該第2のモジュールの動作ログを記録する第2のログ記録手段と、
    前記第2のモジュールと前記第1のモジュールとが接続された場合に、前記第2のログ記録手段が記録した動作ログのうち、前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログを前記第1のモジュールに送信するログ送信手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 第1のモジュールと第2のモジュールとを備える情報処理システムであって、
    前記第1のモジュールが、
    該第1のモジュールの動作ログと、前記第2のモジュールから送信された該第2のモジュールの動作ログとを当該情報処理システムの動作ログとして一括して記録する第1のログ記録手段を備え、
    前記第2のモジュールが、
    該第2のモジュールの動作ログを記録する第2のログ記録手段と、
    前記第1のモジュールとの接続の有無を監視する手段と、
    前記第2のモジュールと前記第1のモジュールとが接続された場合に、前記第2のログ記録手段が記録した動作ログのうち、前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログを前記第1のモジュールに送信するログ送信手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理システムであって、
    前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログは、前記第1のモジュールのハードウェアを用いずに実行した動作のログであることを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項1又は2に記載の情報処理システムであって、
    前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログは、前記第1のモジュールのハードウェアを用いずに実行した通信のログであることを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項1又は2に記載の情報処理システムであって、
    前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログは、前記第2のモジュールの消費電力であることを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記第2のモジュールの前記ログ送信手段は、ユーザからの指示があった場合にも、前記第1のモジュールへの前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログの送信を行うことを特徴とする情報処理システム。
  7. 第1のモジュールと、前記第1のモジュールから取り外し可能な第2のモジュールとを備える情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記第1のモジュールが、
    該第1のモジュールの動作ログと、前記第2のモジュールから送信された該第2のモジュールの動作ログとを当該情報処理システムの動作ログとして一括して記録する第1のログ記録手順を実行し、
    前記第2のモジュールが、
    該第2のモジュールの動作ログを記録する第2のログ記録手順と、
    前記第2のモジュールと前記第1のモジュールとが接続された場合に、前記第2のログ記録手順で記録した動作ログのうち、前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログを前記第1のモジュールに送信するログ送信手順とを実行することを特徴とする情報処理方法。
  8. 第1のモジュールと第2のモジュールとを備える情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記第1のモジュールが、
    該第1のモジュールの動作ログと、前記第2のモジュールから送信された該第2のモジュールの動作ログとを当該情報処理システムの動作ログとして一括して記録する第1のログ記録手順を実行し、
    前記第2のモジュールが、
    該第2のモジュールの動作ログを記録する第2のログ記録手順と、
    前記第1のモジュールとの接続の有無を監視する手順と、
    前記第2のモジュールと前記第1のモジュールとが接続された場合に、前記第2のログ記録手順で記録した動作ログのうち、前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログを前記第1のモジュールに送信するログ送信手順とを実行することを特徴とする情報処理方法。
  9. 第1のモジュールを制御する第1のコンピュータを、
    前記第1のモジュールの動作ログと、第2のモジュールから送信された該第2のモジュールの動作ログとを、該第1及び第2のモジュールを備える情報処理システムの動作ログとして一括して記録する第1のログ記録手段として機能させるための第1のプログラムと、
    前記第1のモジュールから取り外し可能な前記第2のモジュールを制御する第2のコンピュータを、
    該第2のモジュールの動作ログを記録する第2のログ記録手段と、
    前記第1のモジュールと前記第2のモジュールとが接続された場合に、前記第2のログ記録手段が記録した動作ログのうち、前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログを前記第1のモジュールに送信するログ送信手段として機能させるための第2のプログラムとを含むプログラム。
  10. 第1のモジュールを制御する第1のコンピュータを、
    前記第1のモジュールの動作ログと、第2のモジュールから送信された該第2のモジュールの動作ログとを、該第1及び第2のモジュールを備える情報処理システムの動作ログとして一括して記録する第1のログの記録手段として機能させるための第1のプログラムと、
    前記第2のモジュールを制御する第2のコンピュータを、
    該第2のモジュールの動作ログを記録する第2のログ記録手段と、
    前記第1のモジュールとの接続の有無を監視する手段と、
    前記第2のモジュールと前記第1のモジュールとが接続された場合に、前記第2のログ記録手段が記録した動作ログのうち、前記第1のモジュールの動作ログとして記録されない動作ログを前記第1のモジュールに送信するログ送信手段として機能させるための第2のプログラムとを含むプログラム。
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