JP6118061B2 - 液体適用装置及び液体適用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品の製造に用いられる、連続的に搬送されているウェブに液体を適用する液体適用装置及び液体適用方法に関する。
ローションなどの低粘度の液体を、塗工ガンや噴霧装置を用いて、吸収性物品を構成するウェブに適用する方法が開示されている(特許文献1及び2参照)。
特開2004−229959号公報 特表2006−519320号公報
しかしながら、先行文献1に開示されている方法では、適用対象のウェブが薄かったり、局所的な目付けの違いを含むウェブであったり、開口を有するようなウェブであったりした場合には、ウェブからの液体の抜け(液体がウェブを通り抜けてしまうこと)やウェブの厚さ方向への含浸の程度を制御できない。それにより、一方ではウェブの表面に液体が溜ることによって、他方では液体がウェブの裏面に抜けることによって、ウェブへの液体の適用が安定的に行われないおそれがある。その一方で、ウェブが厚い場合や吸収体との積層物等であった場合には、空気加圧流を強くした場合でもウェブ内へ液を含浸させることができない場合がある。
また、先行文献2に開示されている適用方法では、連続ストリング状で液体を適用する場合には、液体を適用対象のウェブの面に均等に適用することができない。また、ファイバー状に噴霧する場合は、連続ストリング状で液体を適用するよりも全面的に塗布できるが、ウェブからの液体の抜けが発生するおそれがある。さらに、液体の飛散によって製造ラインを汚染するおそれもある。
したがって、本発明の目的は、適用する液体の抜けを抑制しかつその含浸の程度を制御しつつ、吸収性物品の製造に用いられる、連続的に搬送されているウェブに全面的かつ均等に液体を適用することができる液体適用装置及び液体適用方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、
吸収性物品の製造に用いられる、連続的に搬送されているウェブに液体を適用する液体適用装置であって、
連続気孔を含む圧縮変形可能な多孔体により周面全体が覆われていると共に回転可能に支持されている適用ロールと、
前記多孔体に含浸されるように前記液体を前記適用ロールに供給する供給器と、
を具備し、
前記多孔体のうち前記ウェブの表面と当接する部分が前記ウェブによって半径方向内向きに押し込まれるように、前記適用ロールが前記ウェブに対して配置され、前記ウェブ搬送時に前記適用ロールが回転することにより、前記多孔体に含浸されている前記液体が前記ウェブに適用される、
液体適用装置が提供される。
さらに、上記課題を解決するために、本発明によれば、
吸収性物品の製造に用いられる、連続的に搬送されているウェブに液体を適用する方法であって、
連続気孔を含む圧縮変形可能な多孔体により周面全体が覆われていると共に回転可能に支持されている適用ロールを用意する段階と、
前記多孔体に含浸されるように前記液体を前記適用ロールに供給する段階と、
前記多孔体のうち前記ウェブの表面と当接する部分が前記ウェブによって半径方向内向きに押し込まれるように、前記適用ロールを前記ウェブに対して配置し、前記ウェブ搬送時に前記適用ロールが回転することにより、前記多孔体に含浸されている前記液体が前記ウェブに適用される段階と、
を含む、
方法が提供される。
本発明により、適用する液体の抜けを抑制しかつその含浸の程度を制御しつつ、吸収性物品の製造に用いられる、連続的に搬送されているウェブに全面的かつ均等に液体を適用することができる。
第一の実施形態の液体適用装置の概略図。 第一の実施形態の液体適用装置の部分斜視図。 図1の適用ロールの縦断面図。 図3のIV−IV線断面図。 第一の実施形態の液体適用装置の部分側面図。 図5のVI部の概略拡大図。 適用ロールの多孔体とウェブとの表面が互いにちょうど当接する高さ位置に適用ロールが配置された状態にある、図6Aに類似する図。 第二の実施形態の液体適用装置の部分側面図。 第三の実施形態の液体適用装置の部分側面図。 第四の実施形態の液体適用装置の部分側面図。 第五の実施形態の液体適用装置の部分側面図。 第六の実施形態の液体適用装置の部分概略図。 第六の実施形態の液体適用装置の部分側面図。
本発明は上述の図面を参照しつつより詳細に記載される。なお、図面は、本発明の理解を容易にすると共に図面の記載を簡略化するために、実際の構成要素の大きさ、縮尺、形状と同一に描かれていない場合があることに留意されたい。
(第一の実施形態)
これより図1〜図6Bを用いて、本発明の液体適用装置1の第一の実施形態の説明をする。
図1は、第一の実施形態の液体適用装置1の概略図を示している。第一の実施形態の液体適用装置1は、中空の基部3Bとその外周面全体を覆う多孔体3Pから構成される適用ロール3と、支持器である支持ロール5Rとを備える。適用ロール3と支持ロール5との間において、ウェブ7が搬送方向MD(図2)に搬送される。液体を適用するときには、適用ロール3の多孔体3Pが、ウェブ7の表面に当接して、半径方向内向きに押し込まれる。このとき、ウェブ7は、支持ロール5Rによって鉛直方向に支持される。
ウェブ7は、生理用ナプキンや紙おむつ等である吸収性物品の製造に使用されるシート若しくはこれらシートの積層体、又はこれらシートと吸収体とを組み付けた積層体である。第一の実施形態のウェブ7は、生理用ナプキンのトップシートである。
第一の実施形態の液体適用装置1は、軸体3Aの一方の端部に、軸継手13を介して取り付けられている、適用ロール3を所望の回転速度で回転駆動させることができるモータ11を備える。適用ロール3と軸継手13との間には軸体3Aを支持するベアリング15が配置されている。
さらに、第一の実施形態の液体適用装置1は、軸体3Aの他方の端部に、ロータリジョイント17を備える。
ベアリング15及びロータリジョイント17が懸架台19にバー21によって接続されている。懸架台19は昇降装置(図示しない)によって鉛直方向に上昇及び下降される。それにより、接続されているベアリング15及びロータリジョイント17が鉛直方向に上昇及び下降される。その結果、適用ロール3を所望の高さ位置に配置することができる。その一方で、支持ロール5Rは所定の位置に回転自在に固定されている。
別の実施形態では、適用ロール3の軸体3Aの高さ位置が固定されており、支持ロール5Rが鉛直方向に上昇又は下降する。さらに別の実施形態では、適用ロール3と支持ロール5Rとの両方が鉛直方向に上昇又は下降する。
また、ウェブ7に適用する液体はタンク23に収容されている。タンク23に収容されている液体は、チューブ25を介して供給器であるポンプ27に送られる。第一の実施形態では、タンク23はポンプ27よりも高い位置に配置されており、タンク23に収容されている液体はその自重によってポンプ27に送られる。ポンプ27は、チューブ29,33,35、ロータリジョイント17及び分配器31を介して適用ロール3に、具体的には多孔体3Pに液体を供給する。
第一の実施形態では、ポンプ27は、液体の供給量をウェブ7に適用される液体量の目標値に基づいて、前記適用ロール3に供給される液体量を調節可能である。適用される液体量の目標値は、ウェブ7の搬送速度や、ウェブ7上の液体の適用範囲、適用する液体の目付け(単位面積当たりの液体の適用重量)等によって決定される値である。
第一の実施形態では、ポンプ27はダイヤル又はツマミ37などを備える。オペレータは、このダイヤル又はツマミ37を操作することによって、ポンプ27からの液体の吐出量を手動で調節することができる。別の実施形態では、ポンプ27は、例えばCPU(マイクロプロセッサ)、メモリ、入力ポート、及び出力ポート等を備えたコンピュータから構成される制御器を備え、ポンプ27からの液体の吐出量が自動で調節される。さらに別の実施形態では、ポンプ27は液体の吐出量を調節する手段を備えない。
図2は、第一の実施形態の液体適用装置1の部分斜視図を示す。適用ロール3は、金属等の硬質な材料から作成される中空の円筒形の基部3Bとその周面全体を覆うように配置されたスポンジのような連続気孔を含む圧縮変形可能な多孔体3Pとから形成されている。第一の実施形態では、多孔体3Pの外面3PFOの一部である、ウェブ7と対向するウェブ対向面3PFOpにおいて、連続気孔が露出している。ここでは、外面3PFOのうちの側面3PFOsに、シリコン等の液体を透過させない変形可能な材料を適用することによって、液不透過面を形成して、液体が側面から染み出さないようにすることもできる。その結果、液体がウェブ7に当接する部分以外から染み出すことによって、製造ラインを汚染することを防止できる。
第一の実施形態では、多孔体3Pのウェブ対向面3PFOpは、軸部3Aを中心とする円筒形の基部3Bの外周面と略同心になっている。別の実施形態(例えば、後述する第五の実施形態)では、ウェブ対向面3PFOp及び基部3Bの外周面は、同心ではない。
図3は、図1の適用ロール3の縦断面図を示す。チューブ33,35によって適用ロール3内部に導入された液体は、基部3Bの内部に設置されている分配器41に供給される。第一の実施形態では、分配器41は、液体が通過する通路41C部分になる中空部分を有する樹脂から作成されている。分配器41の通路41Cが、基部3Bに設けられた孔3BHにそれぞれ接続している。以上の構成により、チューブ33,35を介して導入された液体が、通路41Cと孔3HBとを介して多孔体3Pの内面3PFIに供給される。このようにして、ポンプ27(図1)が、液体を多孔体3Pの内面3PFIに供給する。その結果、液体を多孔体3Pに含浸させることができる。
図3では、分配器41の通路41Cが、適用ロール3の幅方向に2列に分岐している様子が示されている。しかしながら、別の実施形態では、さらに液体を多孔体3Pに均等に分布させるために、分配器41の通路41Cが幅方向に3列以上に分岐する。さらに別の実施形態では、通路41Cは適用ロール3の幅方向には分岐しない。
図4は図3のIV−IV線断面図を示す。図4では、各分配器41の通路41Cが適用ロール3の周方向に4列に分岐している様子が示されている。しかしながら、別の実施形態では、さらに液体を多孔体3Pに均等に分布させるために、通路41Cが適用ロール3の周方向に5列以上に分岐する。さらに別の実施形態では、通路41Cは、3列又は2列に分岐する。さらに別の実施形態では、通路41Cは適用ロール3の周方向には分岐しない。
第一の実施形態では、分配器41は適用ロール3内に2つのみ設けられている。別の実施形態では、さらに液体を多孔体3Pに均等に分布させるために、3つ以上の分配器41が適用ロール3内部に設けられている。
図5は、第一の実施形態の液体適用装置1の部分側面図を示す。図5では、上述したように、適用ロール3と支持ロール5との間において、ウェブ7が搬送方向MDに搬送されている様子が示されている。
上述したように、第一の実施形態では、液体適用装置1はモータ11(図1)を具備する。適用ロール3は、モータ11によって、ウェブ7の表面速度と同じ又はほぼ同じ速度の表面速度で回転している。別の実施形態では、液体適用装置1はモータ11を具備せず、適用ロール3は、搬送方向MDに搬送されているウェブ7と多孔体3Pとの間の摩擦力によって回転駆動される。
図6Aは、図5のVI部の概略拡大図である。図6Aに示されているように、適用ロール3は、支持ロール5Rに支持されているウェブ7によって、適用ロール3の半径方向内向きに多孔体3Bが押し込まれて変形するように配置される。このとき、ウェブ7も同様に鉛直方向、つまりウェブ7の厚さ方向に圧縮されて変形することになる。
ここで、図6Bを用いて、多孔体3Pとウェブ7との総変形量Vの定義を説明する。図6Bは、図6Aに類似する図であって、適用ロール3の多孔体3Pとウェブ7との表面が互いにちょうど当接する高さ位置に適用ロール3が配置された状態を示している。図6Bの状態では、多孔体3B及びウェブ7はそれぞれ、適用ロール3の半径方向内向きに及びウェブ7の厚さ方向に、すなわちここでは略鉛直方向に圧縮されておらず変形もしていない。ここで、総変形量Vは、本明細書及び特許請求の範囲において、適用ロール3の半径方向内向きの多孔体3Bの変形量とウェブ7の厚さ方向の変形量とを足したものと定義される。したがって、図6Bの状態においては、総変形量Vは0[mm]である。なお、このときのウェブ7の表面の高さ位置、すなわちウェブ7と当接している多孔体3Pのウェブ対向面3PFOp部分の高さ位置をL1と画定する。
ここで、図6Aに戻ると、図6Bとは異なり、多孔体3B及びウェブ7はそれぞれ、これらが当接する位置において、適用ロール3の半径方向内向き及びウェブ7の厚さ方向に圧縮されて変形している。このときの、多孔体3Bが仮に変形しなかった場合(このときの、多孔体3Bの輪郭線を点線で示す。)に、ウェブ対向面3PFOpが達することになる高さ位置をL2と画定する。この場合、上において定義された総変形量Vを以下の式で表すことができる。
V=L1−L2[mm]
なお、この総変形量Vは、図6Aと図6Bとの状態の間における、適用ロール3の半径方向の軸体3Aの変位と同じである。
図6Aのように、ウェブ7によって適用ロール3の半径方向内向きに多孔体3Pが押し込まれて変形することによって、多孔体3P内部に含浸されている液体が、多孔体3Pの表面に染み出す。その結果、染み出した液体がウェブ7に適用される。さらに、一方では、総変形量Vを大きくすることによって、ウェブ7の厚さ方向に液体を含浸させて、ウェブ7のより奥まで液体を適用することができる。他方では、総変形量Vを小さくすることによって、ウェブ7の厚さ方向への液体の含浸を抑制して、液体の抜けを抑制することができる。以上のように、ウェブ7への液体の含浸の程度及び液体の抜けを、総変形量Vを調節することによって制御することができる。その他にも、液体のウェブ7への適用量はポンプ27による液体の供給量によって主に決定されるものではあるが、総変形量Vを調節することによって、ウェブ7に適用する液体の量を調節することもできる。ここでは、上述のようにウェブ対向面3PFOpは、基部3Bの円筒面と同心になっているので、総変形量Vが全体的に一定になる。その結果、ウェブ7に均等に液体を適用することができる。
総変形量は1〜10mmであると好ましい。これよりも総変形量が小さいと、液体をウェブ7に適切に含浸させることができない。また、総変形量が10mmよりも大きいと、多孔体3Pの変形が大きくなりすぎて、繰り返し変形に対する多孔体3Pの耐久性に支障が出るおそれがある。
多孔体3Pは、ウェブ7搬送時に回転することによってその表面部分が、繰り返し圧縮変形される。そして、圧縮状態から元の状態に戻るときに、その圧縮変形した部分は、毛細管現象と適用ロール3の回転による遠心力とによって内部に含浸されている液体を多孔体3Pのウェブ対向面3PFOpの方向に移動させることができる。それにより、多孔体3P内部の液体の分布をほぼ均等に保つことができる。
第一の実施例の液体は、少なくともウェブ7に適用される時点において、0.05〜4Pa・sの範囲の粘度を有する低粘度の液体である。例えば、液体は、20〜25℃、1気圧において、0.05〜4Pa・sの範囲の粘度を有する。別の実施形態では、液体はこれよりも高い粘度を有する液体である。さらに別の実施形態では、液体はこれよりも低い粘度を有する液体である。
なお、液体の粘度は以下のように検出される。所望の温度において、JIS K 2283に準じてキャノン−フェンスケ粘度計により動粘度を検出し、さらにJIS K 2249に準じて振動式密度計により密度を検出する。上記結果より、以下の式を用いてその温度における粘度を算出する。
粘度(Pa・s)=動粘度(m/s)×密度(kg/m
第一の実施形態では、液体は、経血をトップシートから吸収体へ速やかに移行させるための改質剤である。しかしながら、別の実施形態では、スキンケア剤、PH調整剤、抗菌剤、芳香剤、香料等である。
適用する液体の目付けは、1〜15g/mにするのが好ましい。1g/mよりも適用量が少ないと、液体が繊維の交点にのみ適用されてしまい、ウェブ7に均等に液体を適用することができなくなるおそれがある。その一方で、適用量が15g/mよりも多い場合は、液体の適用量が多すぎてしまい、液体の抜けやライン汚染などが発生してしまうおそれがある。
第一の実施形態の多孔体3Pには、以下の範囲の性状のウレタン樹脂素材から作成される、いわゆるスポンジを使用することができる。
気孔径[μm]: 10〜1000、好ましくは10〜30
気孔率[%]: 50〜95、好ましくは75〜90
保水率[%]: 300〜500
見掛密度[g/m]: 0.1〜0.25
硬度[アスカーC]: 7〜15
気孔径は、ASTM(Desirnation:D4404−84)に基づいて測定される値である。
気孔率は、以下の式によって導かれる値である。
気孔率[%]=(見掛体積−真体積)/見掛体積×100
保水率[%]は、多孔体の自重に対する、保水された水の重量%を示す値である。
見掛密度[g/m]は、JIS−K7222によって定義されている密度である。
硬度[アスカーC]は、日本ゴム協会標準規格(SRIS1010)によって定義されている硬度である。
こうした性状の多孔体は、工業用の絞り、拭き取り用途向けに広く供給されており、任意の形状に容易に加工でき、かつ比較的安価に入手することができる。また、耐摩耗性や液体への耐薬品性にも優れている。
第一の実施形態の液体適用装置1によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)塗工ガンや噴霧装置を使用せずに、液体を含浸させた多孔体3Pを当接させることによって液体をウェブ7に適用するので、一方ではウェブ7表面への液溜まりが発生しにくく、他方ではウェブ7に開口部分があったとしても裏側への過剰な液体抜けも発生しにくい。その結果、ウェブ7の搬送速度が高速であっても液体が飛散することもなく、ひいては製造ラインが汚染されない。
(2)ポンプ27(供給器)から供給される液体の量を、ダイヤル又はツマミ37によって、ウェブ7の搬送速度や、ウェブ7上の液体の適用範囲、適用する液体の目付け等によって決定される目標値に制御することができる。それにより、液体をウェブ7に連続して安定的に適用することができる。
(3)安定した量の液体を適用できるので、適用する液体量の目標値よりも余分に液体を適用する必要がなく、無駄な液体の消費を防ぐことができる。
(4)液体が適用ロール3の内部から供給され、ひいては多孔体3Pの内面3PFIに供給されるので、製造ラインに液体が飛散するおそれがなく、ウェブ7に適用される液体の目標値に相当する液体量を多孔体3Pに確実に供給することができる。
(5)様々な粘度の液体や適用する液体の目付けに適合させるように、多孔体3Pの素材の性状を選択することによって、搬送速度が変化するような状況においても液体をウェブ7に安定的に均等に適用することができる。
(6)支持ロール5R(支持器)の作用により、ウェブ7の鉛直方向の高さ位置を一定に保つことができる。それにより、ウェブ7によって多孔体3Pが押し込まれて変形し、液体をウェブ7に適用することができる。
(7)適用ロール3は、モータ11によって、ウェブ7の表面速度と同じ又はほぼ同じ速度の表面速度で回転しているので、多孔体3Pには周方向にほぼ力が加わらない。その結果、多孔体3Pの表面にはほぼ摩擦力が印加されず、多孔体3Pの耐久性が向上する。
(8)総変形量Vを調節することによって、ウェブ7への液体の含浸の程度を調節することができ、さらにはウェブ7に適用する液体の量を調節することもできる。
なお、第一の実施形態では、液体適用装置1は支持ロール5Rを備えるが、別の実施形態では、支持ロール5Rを備えない。総変形量Vが小さい場合においては、支持ロール5Rがなくとも、ウェブ7に付与されている張力によって多孔体3Pを押し込むことができるからである。
(第二の実施形態)
これより図7を用いて、本発明の液体適用装置の第二の実施形態について説明する。なお、第二の実施形態については、第一の実施形態との差異点のみを説明する。
図7は、第二の実施形態の液体適用装置1の部分側面図を示している。第二の実施形態の多孔体3Pは、互いに多孔体素材の性状の異なる内側多孔体3PLIと外側多孔体3PLOとから構成される。したがって、適用ロール3の基部3Bの孔3BHから導入された液体はまず、内側多孔体3PLIの内面に供給される。次いで、上述したように毛細管現象や遠心力によって液体が外側多孔体3PLOに移動する。そして、外側多孔体3PLOがウェブ7に押し込まれることによって、ウェブ7に液体が適用される。
内側多孔体3PLIには、外側多孔体3POLよりも気孔径及び/又は気孔率が大きい素材が選ばれると好ましい。それにより、内側多孔体3PLIの内面に供給された液体を、より迅速に多孔体3P全体にわたって含浸させることができるので有利である。
また、外側多孔体3POLには、内側多孔体3PLIよりも硬度の低い素材が選ばれると好ましい。それにより、ウェブ7によって外側多孔体3POLを容易に押し込むことができるので有利である。
(第三の実施形態)
これより図8を用いて、本発明の液体適用装置の第三の実施形態について説明する。なお、第三の実施形態については、第一の実施形態との差異点のみを説明する。
図8は、第三の実施形態の液体適用装置1の部分側面図を示している。第三の実施形態では、ウェブ7は、厚物ウェブであり、吸収性物品を構成する複数のウェブ、例えばトップシート、吸収体、バックシート等が組付けられているウェブである。
また、第三の実施形態では、液体適用装置1は支持器として、支持ロール5Rではなくベルトコンベア5Bを具備する。ウェブ7が厚物ウェブである場合、第一の実施形態のように、ウェブ7を一定の高さ位置に支持する、湾曲面形状をなす支持面5RS(図6A及び図6B)を含む支持ロール5R(図2等)を使用して、ウェブ7を支持すると、図6Aに示されているようにウェブ7が湾曲して、支持ロール5Rに貼り付いてしまう。したがって、この貼り付きを防ぐために、ウェブ7が厚物である場合は平面形状の支持面5BSを有するベルトコンベア5Bを使用することが好ましい。別の実施形態では、液体適用装置1はベルトコンベア5Bの代わりに、平面形状の支持面を含む板である受け板を具備する。
この構成により、上述したようなウェブ7の貼り付きを考慮することなく、任意の総変形量Vを適用することができるので、効果的に液体をウェブ7に含浸させることができる。その結果、ウェブ7の厚さ方向の奥まで液体を適用することができるので有利である。
(第四の実施形態)
これより図9を用いて、本発明の液体適用装置の第四の実施形態について説明する。なお、第四の実施形態については、第三の実施形態との差異点のみを説明する。
図9は、第四の実施形態の液体適用装置1の部分側面図を示している。第四の実施形態では、ウェブ7は部分的に厚いウェブである。例えば、ウェブ7は生理用ナプキンの、トップシート、吸収体、バックシート、ナプキンをショーツに粘着するための粘着剤及びその粘着剤の剥離紙を少なくとも含む半製品が搬送方向に連続している半製品連続体である。この場合では、ウェブ7の厚い部分7Aは、個々の生理用ナプキンの中央部分であって、他の部分と比較して厚くなっている中高部に相当する部分である。なお、図9における中高部に相当する部分の厚さは、極端に厚く描かれていることに留意されたい。この半製品連続体は、吸収性物品の製品の形状に切断することによって使用可能な製品にすることができる状態のものである。この半製品連続体に液体を適用する工程は、製品の形状に半製品連続体を製品の形状に切断する工程の直前に行われるものである。この段階で液体を適用することにより、ウェブ7に適用された液体が別の吸収性物品の構成要素を組付ける工程の装置や製造ライン等に付着することが避けられるので好ましい。
図9に示されているように、適用ロール3は、多孔体3Pの表面がウェブ7の厚い部分7Aの表面に当接するが、ウェブ7の薄い部分7Bには当接しないような高さ位置に配置されている。その結果、ウェブの厚い部分7Aのみに選択的に液体を適用することができるので有利である。
(第五の実施形態)
これより図10を用いて、本発明の液体適用装置1の第五の実施形態について説明する。なお、第五の実施形態については、第三の実施形態との差異点のみを説明する。
図10は、第五の実施形態の液体適用装置1の部分側面図を示している。第五の実施形態では、第四の実施形態とは逆に、ウェブ7の表面が全体にわたって平面であって、多孔体3Pに厚い部分、すなわち凸部3PPを有するように多孔体3Pを形成することができる。それにより、多孔体3Pのうち凸部3PPのみがウェブ7に選択的に当接して、さらにウェブ7によって凸部3PPが押し込まれて、ウェブ7の凸部3PPが当接した部分のみに、選択的に液体を適用することができる。
第五の実施形態ではウェブ7は平面状であるが、別の実施形態では、第四の実施形態に関する図9に記載されているようにウェブ7が厚い部分及び薄い部分を含む。そして、多孔体3Pの凸部3PPがウェブの薄い部分に当接して押し込まれるようにすることによって、液体を当該薄い部分に適用することもできる。
第五の実施形態では、多孔体3Pには、凸部3PPが形成されることに伴って、凹部3PRと呼ぶべき部分も同時に形成されている。この凹部3PRは、ウェブ7には当接しない構成になっている。しかしながら、別の実施形態では、凸部3PP及び凹部3PRの高低差を小さくすることによって、凸部3PP及び凹部3PRが両方共にウェブ7に当接するように構成される。この場合、凸部3PPにおける総変形量Vが凹部3PRにおける総変形量Vよりも大きくなるので、凸部3PPが当接したウェブ7部分の液体の目付けが、凹部3PRが当接したウェブ7部分よりも多くなる。その結果、ウェブ7の部分によって液体の目付けを選択的かつ局所的に変えることができるので有利である。
(第六の実施形態)
これより図11及び図12を用いて、本発明の液体適用装置1の第六の実施形態について説明する。なお、第六の実施形態については、第一の実施形態との差異点のみを説明する。
図11及び図12はそれぞれ、第六の実施形態の液体適用装置1の部分概略図及び部分側面図を示している。第六の実施形態では、液体は適用ロール3ではなく、適用ロール3の多孔体3Pの外面3PFOと当接して押し込まれるように構成されている外部供給ロール51に供給される。外部供給ロール51は、その軸体51Aと軸体51Aの周囲を覆うように形成された供給多孔体51Pとから構成される。外部供給ロール51は、支柱53によって回転自在に支持されている。
第六の実施形態では、チューブ29は、ポンプ27を、第一の実施形態とは異なり、分配器31とではなく、ロータリジョイント55を介して外部供給ロール51の軸体51Aと接続する。軸体51Aは中空であるとともに、供給多孔体51Pと接触する部分に、軸体51Aの中空部分に貫通する複数の孔(図示しない)を有している。ポンプ27はまず、軸体51Aの中空部分に液体を供給する。次いで、軸体51Aの複数の孔を介して供給多孔体51Pの内面から軸体51Aの中空部分の液体を、供給多孔体51Pに供給する。その結果、供給多孔体51Pに液体が含浸される。
別の実施形態では、ポンプ27は、外部供給ロール51の軸体51A及びロータリジョイント55を介さず、外部供給ロール51に直接、例えば噴射又は滴下することによって液体を供給する。
このようにして液体が含浸された供給多孔体51Pが、適用ロール3の多孔体3Pと当接して押し込まれることによって、供給多孔体51Pに含浸されている液体が染み出す。次いで、この染み出した液体が多孔体3Pの外面3PFOに供給される。このようにして、ポンプ27(供給器)が、液体を多孔体3Pの外面3PFOに液体を供給する。
このように、多孔体3Pの外面3PFOから液体を供給すると、多孔体3P全体に液体を含浸させる必要がなく、ウェブ7の表面と当接してウェブ7に液体を適用する多孔体3Pの部分に、液体を確実に供給することができるので有利である。また、適用ロール3の内部に分配器等の液体を供給する構成要素を設ける必要がなく、適用ロール3の構成を簡素化することができるので有利である。
なお、本明細書、図面及び特許請求の範囲から当業者によって理解されることのできるような全ての特徴は、これらの特徴が特定の他の特徴に関連してのみ組み合わされて説明されたとしても、それらの特徴が明確に除外されない限り、又は技術的な態様が不可能な若しくは意味のない組み合わせにならない限りにおいて、独立して、またさらに、ここで開示された他の特徴又は特徴の複数の群と任意に組み合わせて、結合されることができるものとする。
例えば、本発明は、以下に示すような変形実施形態も含む。
ウェブ7が厚物ウェブ又は厚い部分7Aを含む実施形態では、支持器にはベルトコンベア5Bを使用した。しかしながら、上述したようなウェブ7の支持ロール5Rへの貼り付き等の問題が発生しないのであれば、これらのウェブに対してベルトコンベア5Bではなく支持ロール5Rを使用してもよい。第一及、第二及び第六の実施形態では、支持ロール5Rの代わりにベルトコンベア5Bを使用することができる。
また、第二の実施形態において説明した、内側多孔体3PLIと外側多孔体3PLOとから構成される多孔体3Pを、その他の実施形態の適用ロール3の多孔体3Pとして使用することができる。このとき、多孔体3Pが凸部3PPを有する場合は、凸部3PPは、外側多孔体3PLOに形成される。
さらに別の実施形態では、第六の実施形態の外部適用ロール51をその他の実施形態の液体適用装置1に設けることによって、液体を多孔体3Pの外面3PFOに供給する。
1 液体適用装置
3 適用ロール
3P 多孔体
7 ウェブ
27 ポンプ

Claims (11)

  1. 吸収性物品の製造に用いられる、連続的に搬送されているウェブに液体を適用する液体適用装置であって、
    連続気孔を含む圧縮変形可能な多孔体により周面全体が覆われていると共に回転可能に支持されている適用ロールと、
    前記多孔体に含浸されるように前記液体を前記適用ロールに供給する供給器と、
    を具備し、
    前記多孔体のうち前記ウェブの表面と当接する部分が前記ウェブによって半径方向内向きに押し込まれるように、前記適用ロールが前記ウェブに対して配置され、前記ウェブ搬送時に前記適用ロールが回転することにより、前記多孔体に含浸されている前記液体が前記ウェブに適用される、
    液体適用装置。
  2. さらに、前記ウェブを介して前記適用ロールと対向する位置に設けられた、前記ウェブを支持する支持面を含む支持器を備え、
    前記支持器の前記ウェブを支持する前記支持面が湾曲面形状又は平面形状である、
    請求項1に記載の液体適用装置。
  3. 前記供給器が、前記液体を前記多孔体の内面に供給する、
    請求項1又は2に記載の液体適用装置。
  4. 前記供給器が、前記液体を前記多孔体の外面に供給する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体適用装置。
  5. 前記供給器が、前記適用ロールに供給される液体量を調節可能である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体適用装置。
  6. さらに、前記適用ロールを回転駆動させるモータを備え、
    前記適用ロールが前記ウェブの搬送速度と同じ速度の表面速度で回転される、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体適用装置。
  7. 前記液体が、0.05〜4Pa・sの範囲の粘度を有する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の液体適用装置。
  8. 前記ウェブに適用された前記液体の目付けが、1〜15g/mである、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体適用装置。
  9. 前記多孔体と前記ウェブとの総変形量が1〜10mmである、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体適用装置。
  10. 前記多孔体が、ウレタン樹脂からなり、
    ASTM D4404−84に従う10〜1000μmの気孔径、
    50〜95%の気孔率、
    300〜500%の保水率、
    JIS−K7222に従う0.1〜0.25g/m の見掛密度、及び
    日本ゴム協会標準規格SRIS 1010に従う7〜15のアスカーC硬度、
    を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体適用装置。
  11. 吸収性物品の製造に用いられる、連続的に搬送されているウェブに液体を適用する液体適用方法であって、
    連続気孔を含む圧縮変形可能な多孔体により周面全体が覆われていると共に回転可能に支持されている適用ロールを用意する段階と、
    前記多孔体に含浸されるように前記液体を前記適用ロールに供給する段階と、
    前記多孔体のうち前記ウェブの表面と当接する部分が前記ウェブによって半径方向内向きに押し込まれるように、前記適用ロールを前記ウェブに対して配置し、前記ウェブ搬送時に前記適用ロールが回転することにより、前記多孔体に含浸されている前記液体が前記ウェブに適用される段階と、
    を含む、
    液体適用方法。
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