JP6117048B2 - 進捗状況管理システム及びプログラム - Google Patents

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本発明は、薬剤を提供する業務を支援するための進捗状況管理システム及びプログラムに関する。
情報処理技術の発展は、薬剤を調剤し提供する薬局等の医療機関にも広く浸透し、利便性を高めている。例えば、従来から医療機関においては、レセプト(診療報酬明細書)の作成を支援するレセコンといったコンピュータが知られており、高度な専門知識や複雑な計算を必要とすることなくレセプトの作成を可能にしている。また、近年では、薬歴等の患者の情報も電子的に管理するシステムが普及している。
なお、従来ではレセコンと薬歴を管理するシステムとがハード的に独立したコンピュータであったため、例えば特許文献1には、レセコン機能と薬歴管理機能とを備えた薬局用コンピュータにおいて、両機能を有効に連携した薬局用コンピュータが開示されている。
特開2011−118535号公報
ところで、薬剤の提供業務は多数の作業により構成されるため、これら多数の作業を一人の担当者が担当した場合には、処方箋を受け付けてから薬剤を提供するまでに時間がかかってしまい、患者を長時間待たせてしまう。そこで、近年、薬局における薬剤の提供業務においても分業が進められ、多数の作業を複数の担当者で分担し行うこととしている。これにより、薬剤の提供業務が複数の担当者により同時に並行して進められるため、処方箋の受付から薬剤提供までの時間を短縮することができる。
なお、以下において「業務」とは、処方箋を受け付けてから薬剤を提供するまでの一連の流れをいい、診断に基づいて指示された薬物療法を、薬剤師の専門性により、患者に対して個別最適化して実施することであり、その経過や結果の見守りを行い、評価と問題を把握し、医師や患者に伝達することをいう。より詳細には、(1)処方という情報を、「薬の専門家」として薬学的な観点および最新の医薬品情報等の医薬品に関する情報と患者の生理機能や生活環境に関する情報から、その患者にとって適正であるかを評価し、(2)処方情報に基づき患者にとって最適な方法で提供できるように調剤設計(薬剤の粉砕等の製剤加工、もしくは調製、混合、一包化の検討等)し、診断に基づいて指示された薬物療法を、薬剤師の専門性により、患者に対して個別最適化して実施することであり、その経過や結果の見守りを行い、評価と問題を把握し、医師や患者に伝達し、(3)患者が医薬品を適正に使用(相互作用あるいは副作用等を回避できるよう自己の管理能力を最大限発揮)できるようにするための情報提供(服薬指導)とともに交付し、(4)患者が適正に使用したことを確認し、(5)使用後の有効性の評価および相互作用や副作用出現の有無等を確認し、(6)これらの情報を処方へフィードバックするまでの一連のサイクルをいう。また、「作業」とは、業務を構成する個々の処理(例えば、処方箋の受付、調剤、薬剤提供等)をいう。
ここで、複数の担当者で作業を分担した場合、個々の担当者が他の担当者とは独立して作業を行うことから、業務全体の進捗状況を適切に把握することが望まれる。また、薬剤の提供を受け付ける患者からすると、後どの程度の時間で薬剤の提供を受けることができるか把握することを望む。
本発明は、このような要望に鑑みてなされたものであり、業務全体の進捗状況を担当者が容易に把握できる進捗状況管理システム及びプログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、薬剤の提供を受け付ける患者に対し、業務の進捗状況を知らせることのできる進捗状況管理システム及びプログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、薬剤の提供業務が効率的に行われるように作業の管理・表示を行うことを目的とする。
(1) 薬剤の提供を行う担当者により用いられる進捗状況管理システムであって、
薬剤の提供業務を受け付けると、当該提供業務を複数の作業に振り分ける作業振分手段と、前記作業振分手段により振り分けられた複数の前記作業に対応し、選択されることで対応する作業に関連する情報を表示する複数の作業選択ボタンを含む作業選択部を生成する選択部生成手段と、作業の終了を受け付ける終了受付手段と、前記選択部生成手段により生成された複数の前記作業選択ボタンを所定の順序で表示するとともに、前記終了受付手段により終了が受け付けられた作業に対応する前記作業選択ボタンの近傍に終了表示を行う表示制御手段と、を備え、前記作業は、所定の順序にかかわらず同時に進行中の状態となりうるものであり、少なくとも処方監査の作業選択ボタンは、調剤の作業選択ボタンの上流に位置するものである、進捗状況管理システム。
(2) 薬剤情報及び患者情報に基づいて服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認する作業事前処理手段を更に備え、前記選択部生成手段は、さらに作業の対象となる受け付けた患者に対応する情報を表示する複数の患者選択ボタンを含む患者選択部を生成し、前記表示制御手段は、さらに作業事前処理手段が確認した結果を前記患者選択ボタンに対応付けて表示する、(1)に記載の進捗状況管理システム。
(3) 前記事前作業は、処方された薬剤に基づいて患者の疾患を推定し、推定した疾患と処方された薬剤との間において、服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認するものである、(2)に記載の進捗状況管理システム。
(4) 前記事前作業は、処方された薬剤間又は処方された薬剤と過去に処方された薬剤との間において、服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認するものである、(2)に記載の進捗状況管理システム。
(5) 同時に進行中の状態となる前記作業は、患者対応作業、分析作業及び調剤室内作業からなる群の何れか異なる分類からそれぞれ2つ選択された作業である、(1)乃至(4)の何れかに記載の進捗状況管理システム。
(6) 同時に進行中の状態となる前記作業は、患者対応作業、分析作業及び調剤室内作業からなる群の何れか異なる分類からそれぞれ2つ選択された作業であり、それぞれ同じ分類の作業は、同時に進行中の状態となることが制限される、(1)乃至(4)の何れかに記載の進捗状況管理システム。
(7) 同時に進行中の状態となる前記作業は、処方監査、患者情報収集及び調剤のうち何れかから2つ選択された作業である、(1)乃至(4)の何れかに記載の進捗状況管理システム。
(8) 薬剤の提供を行う担当者により用いられるコンピュータを、薬剤の提供業務を受け付けると、当該提供業務を複数の作業に振り分ける作業振分手段、前記作業振分手段により振り分けられた複数の前記作業に対応し、選択されることで対応する作業に関連する情報を表示する複数の作業選択ボタンを含む作業選択部を生成する選択部生成手段、作業の終了を受け付ける終了受付手段、前記選択部生成手段により生成された複数の前記作業選択ボタンを所定の順序で表示するとともに、前記終了受付手段により終了が受け付けられた作業に対応する前記作業選択ボタンの近傍に終了表示を行う表示制御手段、として機能させ、前記作業は、所定の順序にかかわらず同時に進行中の状態となりうるものであり、少なくとも処方監査の作業選択ボタンは、調剤の作業選択ボタンの上流に位置するものである、プログラム。
本発明によれば、業務全体の進捗状況を担当者や患者が容易に把握できる。
進捗状況管理システムの構成を示す図である。 薬剤提供業務の概要を示す図である。 担当者装置の機能構成を示すブロック図である。 記憶部のログデータベースを示す図である。 担当者装置に表示される表示画面の一例を示す図である。 薬剤提供業務を構成する作業に対する担当者の振り分けを示す図である。 薬剤提供業務の進捗状況及び各作業の進捗状況の算出方法を示す図である。 薬局を訪れた患者に対して表示される表示画面の一例を示す図である。 進捗状況管理システムの処理の流れを示すフローチャートである。 担当者装置の機能構成を示すブロック図である。 記憶部の薬剤データベースを示す図である。 担当者装置に表示される表示画面の一例を示す図である。 担当者装置に表示される表示画面の一例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[進捗状況管理システム100の構成]
図1を参照して、本発明の進捗状況管理システム100は、薬局側の担当者により用いられる担当者装置1a・・・1n及び管理者装置2と、患者に薬剤提供業務の進捗状況を知らせるディスプレイ3と、を含んで構成される。
担当者装置1a・・・1nは、薬剤提供業務を構成する各作業の担当者により用いられる端末装置である。
ここで、図2(1)を参照して、薬剤提供業務は、窓口において患者から処方箋を受け付けた後に、処方箋に従い薬剤を調剤し、調剤が適切であると最終監査において認められた場合に、窓口において患者に当該薬剤を提供するといった一連の流れにより構成される。このような薬剤提供業務は、一例として図2(2)に示す各作業、即ち「受付」「薬歴確認」「処方監査」「患者情報収集」「調剤設計」「服薬に関する説明」「調剤決定」「調剤」「最終監査」「薬剤交付会計」により構成することができる。これら各作業は、互いに独立して進行できるものもあり、本実施形態では、これら各作業を複数の担当者により分業することとしている。例えば、薬剤提供業務を構成する各作業のうち、「受付」「患者情報収集」「調剤」「薬剤交付会計」を薬剤師Aが担当し、「薬歴確認」「処方監査」「調剤設計」「服薬に関する説明」「調剤決定」を薬剤師Bが担当し、「最終監査」を薬剤師Cが担当することとしている。
このような本実施形態では、例えば、担当者装置1aは薬剤師Aにより用いられ、担当者装置1bは薬剤師Bにより用いられ、担当者装置1cは薬剤師Cにより用いられることになる。もちろん担当者装置1a・・・1nは、一人の担当者により用いられるだけでなく、複数の担当者が共有して用いることとしてもよい。なお、担当者装置1a・・・1nの構成は、基本的に同一であるため、以下単に「担当者装置1」と呼ぶことがある。
なお、ここで、「受付」の作業とは、患者が持参した処方せんを受け付けて、処方せんの内容を入力する作業をいう。また、「薬歴確認」の作業とは、過去に患者に交付した薬剤の履歴を確認する作業をいう。また、「処方監査」の作業とは、患者の情報、過去に交付した薬剤及び処方せんに記載の薬剤を参照して、服薬を控えるべきとされる薬剤がないかを確認し、服薬を控えるべきとされる薬剤がある場合には、処方せんを発行した医師に問い合わせて処方せんの薬剤を変更する作業をいう。また、「患者情報収集」の作業とは、患者の体質・生活習慣や薬剤の副作用歴などの服薬に影響を及ぼしうる情報を患者からヒアリングする作業をいう。また、「調剤設計」とは、薬剤を入れる薬袋をどの様に分類するか、薬剤を割錠・粉砕する等の加工を行うか、1回の服用毎に一包にまとめる一包化を行うか等の調剤の仕方を設計する作業をいう。また、「服薬に関する説明」とは、薬剤を服用する時期・回数や服用の仕方を患者に説明する作業をいう。また、「調剤決定」とは、調剤設計した薬剤に基づいて調剤することを決定する作業をいう。また、「調剤」とは、調剤設計に基づいて、薬剤を収集して、加工し、一包化し、薬袋に入れる等を行う作業をいう。また、「最終監査」とは、上流の作業に誤りがないかを確認する作業をいう。また、「薬剤交付会計」とは、調剤した薬剤を患者に交付するとともに、会計を行う作業をいう。
担当者装置1は、薬局においてその業務を多面的に支援することを目的としたものであり、各種演算処理を行う制御部や各種情報を記憶する記憶部に加え、キーボードやタッチパネル等により実現される入力部及びディスプレイによる表示部を備えた汎用パーソナルコンピュータである。このような担当者装置1は、各種プログラムがインストールされており、制御部がこれらプログラムに従い動作することで、レセコン機能や薬歴管理機能に加え、本発明に特有の業務分担機能を発揮する。なお、業務分担機能とは、薬剤の提供業務を各担当者に分担するとともに、各担当者による作業の進捗状況を管理する機能である。
管理者装置2は、各担当者を管理する管理者により用いられ、担当者装置1の機能の拡張、変更、制限等の管理者権限を有する端末装置であり、担当者装置1と同様に汎用パーソナルコンピュータにより実現される。管理者装置2は、例えば、薬剤提供業務を構成する作業の種類や数等を変更することができる。
これら担当者装置1及び管理者装置2は、所定のネットワーク回線により接続され、互いに協働して患者に対する薬剤の提供業務を支援する。
ディスプレイ3は、薬局を訪れた患者側に向けられて配置され、患者に対して薬剤提供業務の進み具合を示す進捗状況を表示する。ディスプレイ3は、担当者装置1及び/又は管理者装置2と通信可能に接続され、担当者装置1及び/又は管理者装置2からの指示に従い、進捗状況を表示する。
[担当者装置1の機能的構成]
続いて、業務分担機能を発揮するための担当者装置1の機能的構成を図3を参照して説明する。業務分担機能の発揮に際して、担当者装置1の制御部10は、作業振分手段11と、選択部生成手段12と、担当振分手段13と、作業進捗算出手段14と、終了受付手段15と、業務進捗算出手段16と、表示制御手段17と、が機能する。また、記憶部20には、ログデータベース21が設けられる。
作業振分手段11は、薬剤の提供業務を受け付けると、当該提供業務を複数の作業(例えば、図2(2)に示す各作業)に振り分ける。なお、薬剤提供業務は、窓口を担当する担当者が患者から処方箋を受け取り、ログデータベース21に所定の登録を行うと受け付けられる。
ここで、図4を参照してログデータベース21について説明する。ログデータベース21は、薬剤提供業務を管理する業務ログと、薬剤提供業務を構成する各作業を管理する作業ログと、から構成される。なお、ログデータベース21は、必ずしも担当者装置1自身に持たせる必要はなく、複数の担当者装置1の夫々が自由にアクセス可能であればよい。図4(1)は、業務ログを示し、図4(2)は、業務ログに記憶された業務A02の薬剤提供業務を構成する各作業の作業ログを示す。
業務ログには、薬剤提供業務を識別する「業務」に対応付けて、「処方薬」「受付番号」「患者」「開始時刻」「終了時刻」等の情報を記憶する。また、作業ログには、薬剤提供業務を構成する各「作業」に対応付けて、「担当者」「作業に応じた入力情報」「開始時間」「終了時間」等の情報を記憶する。
薬剤提供業務が受け付けられると、業務ログに新たな「業務」が追加され、当該「業務」に対応する作業ログが新たに生成される。なお、新たな作業ログが生成された時点では、作業ログ内の「担当者」「作業に応じた入力情報」「開始時間」「終了時間」等の欄は空(ブランク)のままである。
図3に戻り、選択部生成手段12は、薬剤提供業務を構成する各作業に対応する選択部を生成、より詳細には、記憶部20から各作業に対応する選択ボタンを読み出し当該選択ボタンを所定の順序で並べた選択部を生成する。ここで、所定の順序とは、薬剤提供業務を行う場合に当該順序を遵守して作業を行えば、既に行った作業に間違いがない限りやり直す必要が少ないように並べられている。例えば、薬剤を患者に投与することに問題がないかをチェックする処方監査と、投与する薬剤を調整・包装等して準備する調剤とでは、調剤を行った後に処方監査を行うと、処方監査において併用することのできない薬剤を発見した場合には、再度調剤をやり直さなければならない。そのため、所定の順序では、処方監査が上流にあり調剤が下流にあるように並べられている。本実施形態においては、所定の順序は、「受付」「薬歴確認」「処方監査」「患者情報収集」「調剤設計」「服薬に関する説明」「調剤決定」「調剤」「最終監査」「薬剤交付会計」の順に構成されている。
ここで、図5を参照して選択部について説明する。図5(1)に示すように、選択部120は、選択ボタン121A,121B・・・121Jと、担当者表示122A,122Bと、進捗表示123と、作業工程表示124と、を含んで構成される。このように構成される選択部120は、図5(2)に示すように、担当者装置1の表示部30の下部領域に表示される。
選択ボタン121A〜121J(以下「選択ボタン121」と呼ぶことがある)は、「受付」「薬歴確認」・・・「薬剤交付会計」といった薬剤提供業務を構成する各作業に対応し、担当者からの選択を受け付ける。選択ボタン121が担当者により選択されるとボタンの種別に関連する情報が表示部30の中央領域に表示される。図5(2)は、「患者情報収集」に対応する選択ボタン121Dが選択された場合の表示例を示し、表示部30の中央領域には、患者情報を収集するための画面301が表示されている。
担当者表示122A,122B(以下「担当者表示122」と呼ぶことがある)は、当該薬剤提供業務における対応する作業を担当する担当者を表示する。図5では、患者「東日本一郎」に対する薬剤提供業務の「患者情報収集」を「西花子」が行いその詳細画面が表示されている。また、「患者情報収集」と同時に、他の担当者装置1で行われている患者「東日本一郎」に対する薬剤提供業務の「処方監査」を「東太郎」が担当していることが表示されている。なお、各作業を担当する担当者は、後述する担当振分手段13により振り分けられる。
進捗表示123は、薬剤提供業務の進捗状況を表示する。本実施形態では、担当者装置1(薬局側)に対して、終了した作業を明示することで薬剤提供業務の進捗状況を表示する。このとき、進捗表示123は、作業が終了したことを示す表示(例えば、図5の125A及び125B)及び終了した作業の終了時刻(例えば、図5の126A及び126B)も表示することとしている。図5では、薬剤提供業務のうち「受付」「薬歴確認」が終了していることが表示され、「受付」は「15時40分」に終了し、「薬歴確認」は「15時41分」に終了したことが表示されている。また、進捗表示123は、薬剤提供業務を開始してからの経過時間も併せて表示し、図5では開始から「4分」経過していることが表示されている。
なお、作業が終了したことを示す表示及び終了した作業の終了時刻は、対応する選択ボタン121の近傍に表示されるようになっている。ここで、対応する選択ボタンの近傍とは、選択ボタンを選択する際に、その選択ボタンの状況が担当者の視野に当然に入る範囲に表示するようになっていればよく、本実施形態のように、選択ボタンの真上又は真下に表示してもよく、また、選択ボタンのボタン内に表示してもよい。
作業工程表示124は、各作業が複数の工程(個別作業)を含む場合に、終了した工程と終了していない工程とを異なる態様で表示することで、当該作業がどこまで進捗しているか表示する。図5では、「処方監査」が3つの工程からなり、そのうち2つ目までの工程が終了していることが表示されている。
このような選択部120では、選択ボタン121を用いることで担当者は、担当する作業に必要となる情報を容易に表示することができ、利便性を高めることができる。また、進捗表示123から薬剤提供業務全体の進捗状況を容易に把握でき、業務全体を円滑に進行させることができる。このとき、担当者表示122として、各作業を担当中の担当者を表示することとしているため、作業が遅れている担当者に対するケアを適切に行うことができる。また、作業工程表示124のように各作業の状況を詳細に表示することとしているため、それぞれの作業のうち何れの作業が遅れているかを把握することができ全体の進捗状況をより詳細に把握することができる。また、選択ボタン121の近傍に作業が終了したことを示す表示及び終了した作業の終了時刻が表示されることにより、作業の進捗状況把握を行った上で作業の選択をするという多段階の行為を行う必要がなく、担当者が選択ボタン121に対応する作業を行おうとする際に、作業の進捗状況の把握と作業の選択を同時に行うことができる。
図3に戻り、担当振分手段13は、作業振分手段11が振り分けた作業に対して、担当者を振り分け、振り分けた担当者及び振り分けた時間をログデータベース21の作業ログに記憶する。担当者の振り分けは、任意の方法により行うこととしてよく、例えば、薬局のシフト状況から勤務中の担当者を自動的に振り分けることとしてもよく、また、担当者が自ら選択することで各作業の担当者を振り分けることとしてもよい。
担当者振り分けの一例を、図6を参照して説明する。図6(1)は、進捗状況管理システム100に対する担当者のログイン画面を示す。担当者は、図6(1)に示すログイン画面から担当者名と(パスワードと)担当する作業を選択し、進捗状況管理システム100に対してログインを行う。これにより、担当者と担当する作業とを取得することができる。
その後、患者の受付が行われると、担当者の担当者装置1には、受付を行った患者に対応するカード131,132,133,134が表示される。これらカード131〜134の夫々は、対応する患者に対する薬剤提供業務を示している。例えば、カード131は、患者「東日本花子」に対する薬剤提供業務を示しており、現在「最終監査」を行っていることを示している。担当者は、担当者装置1に表示されたカード131〜134を選択し、複数の薬剤提供業務から1の薬剤提供業務を選択する。これにより、進捗状況管理システム100には、複数の薬剤提供業務の内の作業を行う薬剤提供業務を取得することができる。
このようにして、薬剤提供業務の種類、作業の種類及び担当者を取得すると、担当振分手段13は、取得したこれら情報に基づいて各作業に対して担当者を振り分ける。なお、担当者の振り分けは、少なくとも薬剤提供業務の種類、作業の種類及び担当者といった3つの情報を取得できればよいのであり、図6はこれら3つの情報を取得するための一つの方法に過ぎず、これに限られるものではない。
なお、各作業に対応する選択部は、上述のように所定の順序で並べられている一方で、作業の振り分けられる担当者は、所定の順序に拘束されずに分業して作業を行うことができる。即ち、所定の順序で作業部が並べられている一方で、作業部に対応する作業を分業の効率性の観点から同時に作業することが可能になっている。
このように同時に作業することが可能な作業は、分業の効率性の観点から分類されてよい。例えば、作業の一部は、患者に直接対応する必要のある患者対応作業に分類することができ、患者対応作業には、「受付」、「患者情報収集」及び「服薬に関する説明」の作業が含まれる。また、例えば、作業の一部は、患者情報・薬剤情報等に基づいて服薬を控えるべき薬剤がないかを分析する分析作業に分類することができ、分析作業には、「薬歴確認」、「処方監査」及び「最終監査」が含まれる。また、例えば、作業の一部は、投与する薬剤の調整を調剤室内で行う調剤室内作業に分類することができ、調剤室内作業は、「調剤設計」、「調剤決定」及び「調剤」が含まれる。このように分類された作業については、分類された作業とは異なる作業については同時に行えるようになっている。
具体的には、例えば、分析作業の「処方監査」を行うと同時に調剤室内作業の「調剤」を行うようにしてもよい。また、例えば、患者対応作業の「患者情報収集」又は「服薬に関する説明」を行うと同時に分析作業の「処方監査」を行うようにしてもよい。また、例えば、患者対応作業の「患者情報収集」又は「服薬に関する説明」を行うと同時に調剤室内作業の「調剤」を行うようにしてもよい。
図3に戻り、作業進捗算出手段14は、担当振分手段13により担当者が振り分けられてからの時間に応じて当該作業の進捗状況を算出する。なお、作業の進捗状況の算出は、図7で後述する。
終了受付手段15は、当該作業の終了を受け付ける。終了の受付は、任意に行うこととしてよく、例えば、図示しない終了ボタンが作業が振り分けられた担当者により操作されることにより終了を受け付けることができる。また、例えば、図示しない調剤機械等の動作に連動して(例えば、調剤機械が所定の位置に薬剤を配置したことを検知して)終了を受け付けることとしてもよい。
なお、終了受付手段15が、当該作業の終了を受け付けたことに応じて、選択部生成手段12は、選択ボタン近傍に作業が終了したことを示す表示及び終了した作業の終了時刻を含む選択部を生成し、後述の表示制御手段17により表示部30に表示されるようになっている。
業務進捗算出手段16は、薬剤提供業務を構成する作業ごとの終了の有無及び作業ごとの進捗状況から薬剤提供業務の進捗状況を算出する。
表示制御手段17は、表示部30に対する表示制御を行う。一例として、表示制御手段17は、選択部生成手段12が生成した選択ボタン121を所定の順序に並べて表示部30に表示するとともに、終了受付手段15により終了を受け付けた作業が終了したことを選択部120の進捗表示123に表示する。また、表示制御手段17は、担当振分手段13が振り分けた担当者を、担当する作業に対応する選択ボタン121と対応付けて担当者表示122として表示する。
ここで、図7を参照して、薬剤提供業務の進捗状況及び各作業の進捗状況の算出の一例について説明する。
初めに図7(1)を参照して、薬剤提供業務の進捗状況の算出について説明する。図7(1)(a)は、薬剤提供業務の進捗状況を示す進捗バーである。進捗バーは、薬剤提供業務を構成する各作業に応じて複数に分割することができる。本実施形態では、薬剤提供業務を9つの作業に分担しているため、進捗バーは9つに分割されている。なお、図7(1)では、説明を容易にするため、各作業に対応する進捗バーを同じ長さにしている。各作業に対応する進捗バーは、作業が割り振られてからの経過時間に応じて進行するとともに、作業の終了に伴い全て進行した状態となる。図7(1)(b)では、最左側の作業に対応する進捗バーは全て進行した状態(作業終了)であり、左から2,3,4,5つ目の作業に対応する進捗バーは未だ進行中の状態(作業中)であり、その他の作業に対応する進捗バーは未だ進行が開始していない状態(作業未開始)である。薬剤提供業務の進捗状況は、これら各作業の進捗バーを合算して算出される。即ち、図7(1)(c)の進捗バーの進行状況は、図7(1)(b)の各作業の進捗バーの合算である。
続いて、図7(2)を参照して、各作業の進捗状況の算出について説明する。各作業の進捗は、担当者が振り分けられてからの経過時間に応じて進行する。ところで、薬剤提供業務を構成する作業の中には、比較的短時間で終わる作業もあれば、比較的長時間かかる作業もある。これら作業の進捗を一律に管理すると、必ずしも適切な進捗状況を示すものとはいえない。
そこで、図7(2)(a)では、各作業の進捗バーの長さはそのままに、経過時間に対する進行速度を異ならせることとしている。即ち、比較的短時間で終わる作業については経過時間に対する進行速度を速くし、比較的長時間で終わる作業については経過時間に対する進行速度を遅くする。これにより、薬剤提供業務全体の進捗を表した場合に、終了した作業の数を把握し易くなる点で有利となる。
一方、図7(2)(b)では、経過時間に対する進行速度は同一としつつ、各作業の進捗バーの長さを作業ごとに異ならせることとしている。即ち、比較的短時間で終わる作業については進捗バー自体を短くし、比較的長時間で終わる作業については進捗バー自体を長くする。これにより、薬剤提供業務全体の進捗を表した場合に、薬剤提供業務が終了するまでの残り時間が視覚的に把握し易くなる点で有利となる。
なお、図7(2)では、進行速度の調整を作業の種類に応じて行うことを説明したが、これに限られるものではなく、進行速度の調整を提供する薬剤及び患者の疾患に応じて行うこととしてもよい。例えば、患者への説明項目が多い薬剤は、「服薬に関する説明」等の作業が長くなってしまうことがあるため、提供する薬剤及び患者の疾患に応じて図7(2)のように進行速度を調整することとしてもよい。
また、日々の薬剤提供業務は、ログデータベース21に逐次蓄積されていくため、これら蓄積された情報を基に、進行速度の調整を行うこととしてもよい。一例として、作業ログに記憶されている各作業にかかった時間を、同一又は類似の処方薬ごとにまとめて集計し、その集計結果に基づいて当該処方薬に対する各作業にかかる時間を算出する。そして、算出の結果長時間かかる傾向にある作業については進行速度を遅くし、短時間しかかからない傾向にある作業については進行速度を速くすることで実現できる。
このようにして算出された薬剤提供業務の進捗状況は、表示制御手段17の制御によりディスプレイ3に表示される(図8参照)。なお、ディスプレイ3は、薬局を訪れる患者に向けて配置されているものであるため、作業者に対して表示する情報とは異なる情報を表示することとしている。
例えば、担当者に対しては患者の氏名を表示するものの(図6(2)参照)、患者に対して配置されるディスプレイ3(図8)には、患者の氏名を表示せず、処方箋の受付を行った受付番号により患者を特定することとしている。担当者に対して患者の氏名を表示するのは、患者の重要度(患者の病状やお得意様の患者)に応じて作業の速度を調整する等、担当者として患者個人を特定するほうが好ましいためであり、また、患者に対して氏名を表示しないのは、他の患者との関係で個人情報を保護したほうが好ましいためである。同様に、担当者に対しては、患者が診察を受けた診療科を表示するのに対して(図6(2))、患者に対しては診療科を表示しないこととしている(図8)。担当者としては、診療科を把握することで病院への問い合わせが容易になる一方で、患者に対して診療科を表示すると個人情報の保護に適さないためである。
また、例えば、担当者に対しては、現在の作業を表示するものの(図6(2)参照)、患者に対しては現在の作業を表示せず予想される残り時間を表示することとしている(図8)。担当者としては、現在の作業が表示されることで、臨機応変に対応し易いのに対して、患者に対して個々の作業を表示しても患者は理解できず意味がないためである。その一方、患者に対しては、予想される残り時間も併せて表示するため、待ち時間による患者の不満を軽減することができる。なお、予想される残り時間は、同一又は類似の処方薬に対する過去の実績時間から受付を行ってからの経過時間を減算することで算出することができる。
このように、患者に対して薬剤提供業務の進捗状況を表示するため、患者は、後どの程度の時間で薬剤の提供を受けることができるか把握することができ、待ち時間中の不満を軽減することができる。このとき、進捗状況を、作業の終了の有無だけでなく、経過時間に応じた作業の進捗状況も用いて算出しているため、詳細な進捗状況を患者に知らせることができる。
[進捗状況管理システム100の処理]
続いて、図9を参照して、進捗状況管理システム100の処理について説明する。
初めに、進捗状況管理システム100を構成する担当者装置1は、薬局の受付担当者から新たな患者の登録を受け付けたか否かを判断する(S1)。即ち、薬局を訪れた患者は、受付担当者に対して処方箋を渡すことで薬剤の提供を望むところ、S1では受け取った処方箋に基づいて薬剤提供業務の受付登録が行われたか否かを判断する。
S1において新たな患者を受け付けた場合には、続いて、担当者装置1の作業振分手段11は、当該患者に対応する薬剤提供業務を生成し、ログデータベース21の業務ログ(図4(1))に必要な情報を書き込む(S2)。また、このS2において作業振分手段11は、薬剤提供業務を各作業に分割するとともに、分割した作業に対応する情報をログデータベース21の作業ログ(図4(2))に書き込む。そして、作業振分手段11は、受付担当者以外の担当者が用いる担当者装置1に対して、当該他の担当者が分担する作業を選択するためのカード(図6(2)のカード131〜134参照)を表示するための情報を送信する。
S2に続いて、又はS1において新たな患者を受け付けていない場合には、担当者装置1の担当振分手段13は、薬剤提供業務を構成する作業の担当者を受け付けたか否かを判断する(S3)。即ち、担当者装置1は、表示されたカードが担当者により選択されたか否かを判断する。
S3において担当者を受け付けた場合には、続いて、担当振分手段13は、受け付けた担当者に対して当該薬剤提供業務を構成する作業の担当を振り分け、ログデータベース21の作業ログに例えば担当者や開始時間等の情報を書き込む(S4)。この作業ログに書き込まれた情報に基づいて、表示制御手段17は、担当者装置1の表示部30に表示される選択部120に、担当者表示122を表示する。
続いて、担当者装置1の作業進捗算出手段14は、担当者が振り分けられた作業について、担当者が作業を開始してからの経過時間を測定し、この経過時間から当該作業の進捗状況を算出する(S5)。
続いて、担当者装置1の終了受付手段15は、各作業を担当する担当者から当該作業の終了を受け付けたか否かを判断する(S6)。S6において終了を受け付けた作業については、終了受付手段15は、経過時間の測定を終了し、ログデータベース21の作業ログに終了時間を書き込む。この作業ログに書き込まれた情報に基づいて、表示制御手段17は、担当者装置1の表示部30に表示される選択部120の進捗表示123に、終了時間を表示することで、終了表示を行う(S7)。
S7に続いて、又はS6において終了を受け付けていない場合には、担当者装置1の業務進捗算出手段16は、作業ごとの終了の有無及び作業ごとの進捗状況から薬剤提供業務の進捗状況を算出する(S8)。続いて、担当者装置1の表示制御手段17は、算出した薬剤提供業務の進捗状況を、患者に対して向けられたディスプレイに表示し(S9)、処理を終了する。
以上、本実施形態について説明した。このような進捗状況管理システム100によれば、薬剤提供業務を構成する作業に対応する選択部120を担当者が用いる担当者装置1に表示するとともに、担当者が作業を終了すると当該選択部120に終了した旨の表示を行う。これにより、選択部120に示された終了表示から、薬剤提供業務を構成する作業のうちの終了した作業と終了していない作業とを区別することができ、複数の担当者の夫々が薬剤提供業務全体の進捗状況を容易に把握することができる。
また、進捗状況管理システム100によれば、個々の作業が複数の工程を含む場合には、選択部120の作業工程表示124に終了した工程と終了していない工程とが異なる態様で表示される。これにより、作業ごとの進捗も把握することができ、業務全体の進捗状況をより詳細に把握することができる。
また、選択部120には、作業を担当する担当者を担当者表示122として表示するため、例えば遅れている担当者に対するケアを適切に行う等することで、業務全体が遅延することを防止できる。
また、進捗状況管理システム100では、進捗の把握を担当者側だけで行うのではなく、患者に対しても自己の薬剤提供業務の進捗状況を知らせることとしている。そのため、患者は、後どの程度の時間で薬剤の提供を受けることができるか把握することができ、待ち時間中の不満を軽減することができる。このとき、薬剤提供業務の進捗状況を、作業の終了の有無だけでなく、経過時間に応じた作業の進捗状況も用いて算出しているため、薬剤提供業務のより詳細な進捗状況を患者に知らせることができる。
なお、経過時間に応じた作業の進捗状況は、提供する薬剤及び患者の疾患や、作業の種類に応じて異なる速さで進行させることとしてもよく、これにより、より実態に即した進捗状況を患者に知らせることができる。
[第2実施形態]
第1実施形態において、薬剤の提供業務を各担当者に分担するとともに、各担当者による作業の進捗状況を管理する業務分担機能を実現するために、担当者装置1の制御部10は、作業振分手段11と、選択部生成手段12と、担当振分手段13と、作業進捗算出手段14と、終了受付手段15と、業務進捗算出手段16と、表示制御手段17と、が機能し、記憶部20には、ログデータベース21が設けられていた。他方、本実施形態においては、業務分担機能を実現するために、図10で示すように、担当者装置1aの制御部は、作業振分手段11と、作業事前処理手段11aと、選択部生成手段12aと、患者受付手段13aと、選択部受付手段13bと、作業進捗算出手段14と、終了受付手段15と、業務進捗算出手段16と、表示制御手段17とが機能し、記憶部20には、ログデータベース21と薬剤データベース22が設けられている。
なお、第1実施形態のものと同様の機能についてはその説明は省略する。
作業事前処理手段11aは、作業振分手段11が薬剤の提供業務を受け付けて複数の作業に振り分けたことに応じて、薬剤情報及び患者情報に基づいて服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認する事前処理を行う。
ここで、服薬を控えるべきとされる情報とは、薬剤の副作用が増加する場合や薬剤の効果が見込めない場合など服薬することが望ましくない状況に関する情報であって、主に添付文書(薬剤を提供する製薬会社が発行する薬剤に関する説明が書かれた文書)に基づいて検出される。より具体的には、例えば、所定の疾患に投与すると副作用が増加するとする情報、所定の薬剤と併用して投与すると副作用が増加するとする情報、同様の薬効・作用機序の薬剤が投与されているためさらに投与したとしても効果が見込めないとする情報等の情報がある。
作業事前処理では、処方監査の作業においては、処方された薬剤に基づいて患者の疾患を推定し、推定した疾患と処方された薬剤との間において、服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認する処理が行われる。また、作業事前処理は、例えば、処方された薬剤間又は処方された薬剤と過去に処方された薬剤との間において、服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認する処理が行われる。なお、患者の疾患を推定するには、本実施形態では、薬剤の添付文書に効能に基づいて作成された薬剤データベース22の推定病名の項目に基づいて行われ、服薬を控えるべきとされる情報があるか否かは、薬剤の添付文書の禁忌や注意などの情報に基づいて作成された薬剤データベース22の禁忌等疾患の項目及び薬剤の添付文書の併用禁忌や併用注意などの情報に基づいて作成された薬剤データベース22の禁忌等薬剤の項目に基づいて行われる。
また、患者情報収集の作業においては、添付文書の記載及び患者の情報に基づいて、ヒアリングすべきである情報を強調するために、強調する情報を添付文書の記載から抽出する処理が行われる。
ここで、図11を参照して薬剤データベース22について説明する。薬剤データベース22は、薬剤を識別する薬剤IDと、薬剤の名称である薬剤名と、処方された薬剤から推定される推定疾患と、薬剤が服薬を控えるべきとされる疾患である禁忌等疾患と、他の薬剤と併用して服薬することを控えるべきとされる薬剤である禁忌等薬剤と、から構成される。
図10に戻り、選択部生成手段12aは、薬剤提供業務を構成する各作業に対応する作業選択部(例えば、後述する図12の領域302であり127a〜127jの作業選択ボタンを含む、図13の領域305であり128a〜128jの作業選択ボタンを含む)又は/及び薬剤提供業務の対象となる患者に対応する患者選択部(例えば、後述する図12の領域303であり135a乃至135dの患者選択ボタンを含む)を生成し、作業選択部及び患者選択部を含む表示画面のデータを生成する。選択部生成手段12aが生成した表示画面のデータは、表示制御手段17によって表示部30に表示される。
具体的に、選択部生成手段12aは、作業選択部に、当該作業が終了したことを示す表示及び当該作業が終了した作業の終了時刻、当該作業を行っている担当者、当該作業を構成する個別作業の進捗状況を示す表示及び作業の進捗状況を示す表示を表示するデータを生成するようになっている。また、選択部生成手段12aは、患者選択部に、患者の各作業について事前処理の結果の表示、患者について行われている作業の進捗状況の表示及び患者について行われている作業の表示を表示するデータを生成するようになっている。
例えば、図12を参照して担当者がログインをして最初に表示部30に表示される表示画面のデータを例示して説明する。図12の表示画面は、担当者「西花子」がログインした直後の表示画面であり、受付の作業選択部が選択され、患者の選択部が選択されていない状態で表示されている。表示画面のデータは、作業選択部が表示される領域302と患者選択部が表示される領域303とを含んで構成されている。
作業選択部が表示される領域302は、作業選択ボタン127a〜127jを含んで構成されている。作業選択ボタン127aの上には、担当者「西花子」が表示され、作業選択ボタン127cの上には、担当者「東太郎」が表示され、作業選択ボタン127dの上には、担当者「北次郎」が表示され、作業選択ボタン127eの上には、担当者「南桜子」が表示され、それぞれの作業を行っている担当者が作業選択ボタンの上に表示されている。また、未だ患者の選択がされていないため、本日進行中の患者全てについての担当者が表示されており、進捗については表示されていない。
患者選択部が表示される領域303は、患者選択ボタン135a〜135dを含んで構成されている。患者選択部は、患者選択ボタン135a及び135bについて、それぞれ進捗状況が表示されるとともに、行われている作業が表示され、患者選択ボタン135aは「最終監査」の作業が行われていること、患者選択ボタン135bは「処方監査」及び「患者情報収集」の作業が行われていることが表示されている。また、患者に対する薬剤提供業務の作業を最終的に行った担当者が誰かを特定する「直前ログイン」及び処方せんを受け付けた受付日時が表示されている。さらに、患者選択ボタン135bには、処方監査の事前処理の結果である「併禁」が表示され、禁忌等薬剤の項目に該当することが示されている。患者選択ボタン135cには、処方監査の事前処理の結果である「推禁」が表示され、禁忌等疾患に該当することが示されている。
例えば、図13を参照して担当者が患者選択ボタン及び作業選択ボタンを選択した後に表示部30に表示される表示画面のデータを例示して説明する。図13の表示画面は、担当者「西花子」が患者「東日本三郎」の患者選択ボタンを選択して後述する患者受付手段13aが患者「東日本三郎」の選択を受け付けて、担当者「西花子」が「調剤」の作業選択ボタンを選択して後述する選択部受付手段13bが「調剤」の作業を受け付けたことに応じて、選択部生成手段12aが生成する表示画面のデータである。表示画面のデータは、作業選択部に対応する作業を行う際に必要となる情報が表示される領域304と作業選択部が表示される領域305とを含んで構成されている。
作業選択部が表示される領域302は、作業選択ボタン128a〜128jを含んで構成されている。作業選択ボタン128a〜128jの下には、患者「東日本三郎」に対する薬剤提供業務の作業の進捗情報が表示されている。また、作業選択ボタン128a及び128bの上(近傍)には、チェックマーク(作業が終了したことを示す表示)が表示され、作業選択ボタン128a及び128bの下(近傍)には、終了した作業の終了時刻が表示され、作業選択ボタン128a及び128bに対応する作業が終了していることが表示されている。また、作業選択ボタン128cの上には、担当者「東太郎」が表示され、作業選択ボタン128hの上には担当者「西花子」が表示され、患者「東日本三郎」に対する薬剤提供業務のそれぞれの作業を行っている担当者が作業選択ボタンの上に表示されている。
このように、作業事前処理の結果を作業選択及び/又は患者選択をする際に表示する必要性を説明する。薬剤提供業務は、担当者が一人の患者を一貫して担当する他に、複数の担当者がそれぞれ所定の作業のみを行うように分業して担当することが行われている。分業することによって、それぞれ担当する作業のみを行い他の作業に切り替えることによって生じる手間を省略することができ、作業をやり直す必要がなければ、薬剤提供業務全体の効率がよくなる。しかしながら、分業して薬剤提供業務を行うと、所定の順序に沿って業務を行わないため、所定の順序の上流の作業において変更が生じた場合には、下流の作業をやり直す必要があるため、そのような変更が生じた場合には、当該患者の薬剤提供業務の効率は悪くなってしまうという問題がある。
例えば、処方監査の作業は、担当者装置1aの表示部(患者の情報、過去に交付した薬剤及び処方せんに記載の薬剤が表示)等を参照しながら服薬を控えるべきとされる薬剤がないかを分析する作業であり、調剤の作業は、担当者装置1aの表示部(処方せんに含まれる薬剤及び調剤が表示)等を参照しながら調剤室内で薬剤の収集・加工等を行う作業であるから分業して同時に作業を行うことが可能な作業であり、処方監査において変更がない限り同時に行ったほうが患者を待たせる時間が少なく効率が良いが、所定の順序で上流である処方監査において服薬を控えるべきとされる薬剤が発見され処方せんの内容が変更になった場合には、所定の順序で下流である調剤においては薬剤の収集・加工等をやり直す必要があり、効率が悪くなってしまう。
そこで、作業事前処理の結果を表示して、作業の変更が生じうる患者/作業を事前に把握することにより、所定の順序に沿って作業を行うか、分業により所定の順序に沿わずに作業を行うかを選択することのできるシステムを提供する。
図10に戻り、患者受付手段13aは、担当者が患者選択ボタンを選択した操作を、入力部を介して受け付けて、選択部生成手段12aに選択した患者選択ボタンに対応する患者に関する表示画面のデータの生成を指示する。
選択部受付手段13bは、担当者が作業選択ボタンを選択した操作を、入力部を介して受け付けて、選択部生成手段12aに選択した作業選択ボタンに対応する作業に関する表示画面のデータの生成を指示する。
以上、本実施形態について説明した。このような担当者装置1aを含む進捗状況管理システム100aによれば、担当者が作業を開始する際に、患者の受付作業の画面において薬剤提供業務の進捗状況を表示する。これにより、担当者は、進捗が進んでいるか否かを確認することができるため、作業するにあたり、どの患者を優先して作業を行うべきかを把握することができ、薬剤の提供業務が効率的に行われるように作業の管理・表示を行うことができる。
また、このような担当者装置1aを含む進捗状況管理システム100aによれば、作業の所定の順序に沿って作業選択部を並べて表示しつつ、作業の所定の順序とは関係なく作業選択部を選択することができ、また、異なる担当者によって同時にそれぞれの作業を行える。そして、進捗状況管理システム100aは、薬剤提供業務において事前処理の結果を表示する。これにより、担当者は、事前処理の結果を参照して作業の順序に沿って作業を行わないと処方せんの内容等が変更になり行った作業をやり直すことになるため作業の順序に沿って作業を行うべき患者と、作業を分業して行う観点から作業の順序に沿わずに行ったほうが作業の効率がよくなるため作業の順序に沿わずに作業を行うべき患者とを把握することができ、薬剤の提供業務が効率的に行われるように作業の管理・表示を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、本願発明は、図3又は図10に示す機能的構成を備える端末装置に対して適用することができる。このとき、図3又は図10に示す機能的構成を備えるとは、当該機能的構成を実現するソフトウェアを端末装置にインストールすることに加え、所定のサーバにインストールされたソフトウェアを端末装置がネットワークを介して利用可能な状態も含む。即ち、インターネットを通じて顧客にビジネス用アプリケーションを提供する、所謂ASPサービスについても本願発明を適用することができる。
また、本願発明は、本願の実施形態において、分類された作業については、患者対応作業、分析作業及び調剤室内作業のうち、分類が異なる作業については同時に行えるようになっているが、これに加えて、分類が同じ作業については同時に行うことの制限が設けられていてもよい。ここでいう同時に行うことの制限とは、例えば、同時に作業を行おうとすると警告メッセージが表示されたり、同時に作業を行おうとしても分類が同じでかつ上流の作業が完了しない限り作業を完了することができなかったり、同時に作業を行おうとしても分類が同じ作業を行うことができなかったり等の制限をいう。
また、本願発明は、本願の実施形態において、事前処理の結果を患者選択部に表示するとともに、患者対応作業、分析作業及び調剤室内作業のうち、分類が異なる作業については同時に行えるようになっているが、事前処理の結果、服薬を控えるべき情報が表示された患者については、分類が異なる作業においても同時に作業を行うことが制限されるようになっていてもよい。ここでいう同時に行うことの制限とは、例えば、同時に作業を行おうとすると警告メッセージが表示されたり、同時に作業を行おうとしても分類が同じでかつ上流の作業が完了しない限り作業を完了することができなかったり、同時に作業を行おうとしても分類が同じ作業を行うことができなかったり等の制限をいう。
また、本願発明は、本願の実施形態において、患者対応作業、分析作業及び調剤室内作業のうち、分類が異なる作業については同時に行えるようになっているが、同一の分類の作業に対応する作業選択部をそれぞれ同一の色として、異なる分類とされる作業が視覚的に把握し易くしてもよい。
また、本願発明は、本願の実施形態において、患者対応作業、分析作業及び調剤室内作業のうち、所定の順序にかかわらず分類が異なる作業については同時に行えるようになっているが、所定の作業において処方せんの内容が変更になった等の問題が生じた場合には、担当者の所定の操作を受け付けたことに応じて、当該作業の所定の順序の下流に位置する作業について、既に行った作業又は同時に行っている作業について、上流の作業の変更に伴う変更を反映するとともに再度作業を行う状態にする処理を行うようになっていてもよい。
また、本願発明は、本願の実施形態において、所定の順序は、「受付」「薬歴確認」「処方監査」「患者情報収集」「調剤設計」「服薬に関する説明」「調剤決定」「調剤」「最終監査」「薬剤交付会計」の順に構成されているが、薬剤提供業務を行う場合に当該順序を遵守して作業を行えば、既に行った作業に間違いがなければやり直す必要がないように並べられていればこれに限られず、例えば、作業を更に細分化・統合してもよく、又、何れかの作業を追加・除外してもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3及び図10の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がコンピュータに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3及び図10の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
1 担当者装置
10 制御部
11 作業振分手段
12 選択部生成手段
13 担当振分手段
14 作業進捗算出手段
15 終了受付手段
16 業務進捗算出手段
17 表示制御手段
20 記憶部
21 ログデータベース
30 表示部
2 管理者端末
3 ディスプレイ
100 進捗状況管理システム

Claims (8)

  1. 薬剤の提供を行う担当者により用いられる進捗状況管理システムであって、
    薬剤の提供業務を受け付けると、当該提供業務を複数の作業に振り分ける作業振分手段と、
    前記作業振分手段により振り分けられた複数の前記作業に対応し、選択されることで対応する作業に関連する情報を表示する複数の作業選択ボタンを含む作業選択部を生成する選択部生成手段と、
    作業の終了を受け付ける終了受付手段と、
    前記選択部生成手段により生成された複数の前記作業選択ボタンを所定の順序で表示するとともに、前記終了受付手段により終了が受け付けられた作業に対応する前記作業選択ボタンの近傍に終了表示を行う表示制御手段と、
    を備え、
    前記作業は、所定の順序にかかわらず同時に進行中の状態となりうるものであり、少なくとも処方監査の作業選択ボタンは、調剤の作業選択ボタンの上流に位置するものである、
    進捗状況管理システム。
  2. 薬剤情報及び患者情報に基づいて服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認する事前作業を行う作業事前処理手段を更に備え、
    前記選択部生成手段は、さらに作業の対象となる受け付けた患者に対応する情報を表示する複数の患者選択ボタンを含む患者選択部を生成し、
    前記表示制御手段は、さらに作業事前処理手段が確認した結果を前記患者選択ボタンに対応付けて表示する、
    請求項1に記載の進捗状況管理システム。
  3. 前記事前作業は、処方された薬剤に基づいて患者の疾患を推定し、推定した疾患と処方された薬剤との間において、服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認するものである、
    請求項2に記載の進捗状況管理システム。
  4. 前記事前作業は、処方された薬剤間又は処方された薬剤と過去に処方された薬剤との間において、服薬を控えるべきとされる情報があるかを確認するものである、
    請求項2に記載の進捗状況管理システム。
  5. 同時に進行中の状態となる前記作業は、患者対応作業、分析作業及び調剤室内作業からなる群の何れか異なる分類からそれぞれ2つ選択された作業である、
    請求項1乃至4の何れかに記載の進捗状況管理システム。
  6. 同時に進行中の状態となる前記作業は、患者対応作業、分析作業及び調剤室内作業からなる群の何れか異なる分類からそれぞれ2つ選択された作業であり、それぞれ同じ分類の作業は、同時に進行中の状態となることが制限される、
    請求項1乃至4の何れかに記載の進捗状況管理システム。
  7. 同時に進行中の状態となる前記作業は、処方監査、患者情報収集及び調剤のうち何れかから2つ選択された作業である、
    請求項1乃至4の何れかに記載の進捗状況管理システム。
  8. 薬剤の提供を行う担当者により用いられるコンピュータを、
    薬剤の提供業務を受け付けると、当該提供業務を複数の作業に振り分ける作業振分手段、
    前記作業振分手段により振り分けられた複数の前記作業に対応し、選択されることで対応する作業に関連する情報を表示する複数の作業選択ボタンを含む作業選択部を生成する選択部生成手段、
    作業の終了を受け付ける終了受付手段、
    前記選択部生成手段により生成された複数の前記作業選択ボタンを所定の順序で表示するとともに、前記終了受付手段により終了が受け付けられた作業に対応する前記作業選択ボタンの近傍に終了表示を行う表示制御手段、
    として機能させ、
    前記作業は、所定の順序にかかわらず同時に進行中の状態となりうるものであり、少なくとも処方監査の作業選択ボタンは、調剤の作業選択ボタンの上流に位置するものである、
    プログラム。
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