JPH08272882A - 服薬指導支援システム - Google Patents

服薬指導支援システム

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JPH08272882A
JPH08272882A JP7787595A JP7787595A JPH08272882A JP H08272882 A JPH08272882 A JP H08272882A JP 7787595 A JP7787595 A JP 7787595A JP 7787595 A JP7787595 A JP 7787595A JP H08272882 A JPH08272882 A JP H08272882A
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JP
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data
patient
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question
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Application number
JP7787595A
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English (en)
Inventor
Hideo Nakajima
英雄 中島
Mitsuo Maruhashi
光夫 丸橋
Takashi Meguro
嵩 目黒
Kazuaki Suzuki
和明 鈴木
Akio Saito
秋雄 斎藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全患者に対し均質な服薬指導が可能で、各患
者の疑問や不安な点を特に丁寧に指導することを支援す
る服薬指導支援システムを提供すること。 【構成】 患者個人に関するデータ、インタビュー結果
又は患者に関する属性データを入力する入力部7 と、そ
の属性データを記憶する患者情報記憶部1 と、検査項目
又は検査結果に関するデータを患者別に記憶する検査情
報記憶部2 と、処方箋データを患者別に記憶する薬剤情
報記憶部3 と、服薬指導に関するデータを記憶する知識
記憶部5 と、入力されたインタビュー結果のデータを記
憶する質問情報記憶部4 と、入力された当該患者データ
に基づき、患者情報記憶部、検査情報記憶部、薬剤情報
記憶部及び知識記憶部を各々検索し当該患者に関する各
種データを抽出し、この患者に対する最適な服薬指導方
針を推論し結果を生成する推論処理部6 を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬剤等の処方データ等
からなるデータファイルシステムを用い、患者に対する
最適な質問事項を作成して最適な服薬指導情報を利用者
に提供する服薬指導業務の支援システムに関する。
【0002】
【従来技術】一般に、医療機関の調剤行為は、薬剤師
が、医師の発行する処方箋に従いその調剤業務指針に基
づいて行うと共に、患者に対する服薬指導は医師のみな
らずその薬剤師によって行われることも多い。これらの
調剤行為と服薬指導は、煩雑な日常医療業務の中でその
担当者個人の経験と知識および記憶を頼りにして行われ
ていた。日々に変化する医療現場においては、個々の患
者の個人データやその患者に対する処方履歴などのデー
タ処理はその時の担当医師または薬剤師により手作業で
行われることが多く、煩雑なものになりやすい。そこで
近年、このようなデータ処理をコンピュータによって行
う傾向にあり、その例が要が特開平03−86147に
教示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような服薬指導
業務においては、患者が過去に何度も指導され十分に承
知している指導内容に関してはその指導を簡略に行って
も支障はないのだが、従来は初めて行う場合と同じ程度
に丁寧な指導を行ってしまい、時間の無駄を生じてい
た。更に、患者自身が疑問に思っているところや、不安
に思っているところを特に丁寧に指導した方がより効率
的であるし適切であるが、従来ではどの患者に関しても
同じ内容の指導が行われがちであった。また、コンピュ
ータシステムを利用しての指導においては、その指導内
容がその患者に対して適切であるか否かの判断が曖昧で
あったが、そのような場合でも、その曖昧性を表現する
手段が無いという不具合と解決すべき課題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、患者に対する最適
な服薬指導のための推論に必要なデータを階層的に効率
よく記憶でき、全患者に均質な服薬指導が可能でかつそ
の患者の疑問や不安に思う点をより丁寧に指導してその
患者の満足度を高め得る服薬指導支援システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】服薬指導のための本発明
の服薬指導支援システムは、上記の課題を解決しその目
的を達成するため、次のような各手段を有している。
【0006】( 1) 患者に関する属性データを含む各
種データとインタビュー結果等を入力する入力手段と、
その属性データを記憶する患者情報記憶手段と、検査項
目または検査結果に関するデータを記憶する検査情報記
憶手段と、処方箋データを記憶する薬剤情報記憶手段
と、服薬指導に関するデータを記憶する知識記憶手段
と、その入力手段から入力されたインタビューデータを
記憶する質問情報記憶手段と、その入力手段から入力さ
れた当該患者データに基づき、前記の各記憶手段を各々
検索し当該患者に関する各種データを抽出して最適な服
薬指導方針を推論する推論処理手段を備えることを特徴
とする服薬指導支援システムである。
【0007】( 2) その入力手段から入力される患者
データは、その患者固有の識別番号であり、前記の各記
憶手段に記憶される患者に関する各種データは、その識
別番号に基づいて分類され記憶されていることを特徴と
する。
【0008】( 3) また、推論処理手段に入力される
情報と、推論処理手段によって行われる推論処理の結果
から得られる所定の服薬指導方針の各組合せに対応し
て、当該服薬指導方針の妥当性を示す確信度データを記
憶するルール記憶手段を備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】以上のような手段を講じたことにより、本発明
の服薬指導支援システムは次のような作用を奏する。す
なわち、この服薬指導支援システムは、所定の処方デー
タ等から成るデータファイルシステムを用いて、入力指
定された患者に対する最適な服薬指導方針データを出力
すると共に、その患者への効果的な質問事項を編集し所
定の様式のインタビューシートを作成する。その結果こ
の服薬指導支援システムは、運用面においても次のよう
な作用が生じる。
【0010】(1) 服薬指導の対象となる全患者に対
し、薬剤師の服薬指導ルールデータが適用されると共
に、( 2) 服薬指導の推論に必要な各種データを階層
的に効率よくシステム内に記憶する。
【0011】(3) また、指導内容がその患者に対し
て適切であるか否かの判断が曖昧である場合、その曖昧
性を定量的に表現する確信度データを保持する。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例について図1〜図25
を参照して説明する。 (第1実施例)図1には服薬指導支援システムに関わる
装置の構成がブロック図で示されている。図示のよう
に、患者情報記憶手段1と検査情報記憶手段2と薬剤情
報記憶手段3と質問情報記憶手段4とは入力手段7に並
列に接続され、この質問情報記憶手段4を除くこれらの
各記憶手段1,2及び3は推論処理手段6に接続され、
質問情報記憶手段4は質問生成手段9に接続されてい
る。また、知識記憶手段5は推論処理手段6に接続さ
れ,更に、この質問生成手段9と推論処理手段6は出力
手段8に接続されている。
【0013】患者情報記憶手段1には、患者ID,氏
名,年齢,性別等の個人データのみならず、入院理由,
副作用歴等の属性データが、服薬指導の対象となる全患
者に対して記憶されている。この患者情報記憶手段1
は、入力手段7から入力された患者IDを検索キーとし
て、該当する患者データ(氏名,年齢,性別,等)を推
論処理手段6に出力する。(参照:詳細構成 図2) 検査情報記憶手段2には、患者ID,検査項目,検査結
果等が服薬指導の対象となる全患者に対して記憶され、
また、検査項目,正常値範囲が病院で実施される全検査
に対して記憶されている。この検査情報記憶手段2は、
入力手段7から入力された患者IDを検索キーとして、
該当する患者の検査結果および正常値範囲を推論処理手
段6に出力する。(参照:詳細構成 図4) 薬剤情報記憶手段3には、患者ID,処方薬ID,処方
日付,用法,容量などの処方箋データが服薬指導の対象
となる全患者に対して記憶され、また、薬品名称,作
用,副作用,薬品分類などの薬品情報データが病院が処
方される全ての薬品について記憶されている。この薬剤
情報記憶手段3は、入力手段7から入力された患者ID
を検索キーとして、該当する患者に関する処方せん,禁
忌,処方薬名称,薬品分類および副作用事実データを推
論処理手段6に出力する。(参照:詳細構成 図6) 質問情報記憶手段4には、患者の自覚症状薬品に対する
理解度などの患者ごとに実施したインタビュー結果デー
タが服薬指導の対象となる全患者に対して記憶されてい
る。また、患者にインタビューを実施する時の必要質問
事項を生成するための質問作成データが記憶されてい
る。
【0014】この質問情報記憶手段4は、入力手段7か
ら入力された患者IDを検索キーとして該当する患者に
対して行われた質問結果データを見つけ出し、質問生成
手段9に出力する。(参照:詳細構成 図12) 知識記憶手段5には、薬剤師が服薬指導を実施する際の
処方薬、副作用などの本人の自覚症状、検査値などから
指導方針を作成する経験的な知識と服薬指導を実施する
際の患者の状況、処方薬と服薬指導の内容に関する因果
関係などを定量的に表現した確信度データが記憶されて
いる。この知識記憶手段5は、推論手段6から入力され
たルールIDを検索キーとして該当するルールと条件に
関した服薬指導方針データ,確信度データおよび条件デ
ータを見つけ出し、推論手段6に出力する。(参照:詳
細構成 図15) 推論処理手段6は、当該患者に関するデータに対して知
識記憶手段5に格納されている知識データを参照して所
定の手順ステップ(後述)に従って服薬指導方針を作成
する。この推論処理手段6は、患者情報記憶手段1,検
査情報記憶手段2,薬剤情報記憶手段3からの各処方箋
データおよび検査結果データを入力して、ルールIDと
服薬指導方針データを出力手段8に対して出力する。
(参照:詳細構成 図18) 入力手段7は、キーボードを含むマン・マシンインター
フェースを受け持つ入力機器である。一方、出力手段8
は、CRTおよびプリンタ等を含む表示用または印字用
の出力機器である。
【0015】次に、上記の構成をなす本発明のシステム
装置における実際の動作についてフローチャートに従っ
て詳しく説明する。
【0016】図24には本発明の第1実施例として装置
の動作処理手順がフローチャートで表されている。図示
の各ステップの順序によれば、まず最初に、服薬指導を
実施する対象の患者の患者IDとして、例えば”00
1”が、インタビューシートでのインタビュー結果情報
の1つとして入力手段7からキー入力される。入力手段
7はこの入力された患者ID”001”を、これと並列
に接続されている患者情報記憶手段1と検査情報記憶手
段2と薬剤情報記憶手段3のそれぞれに出力する。ま
た、この入力手段7はキーインされた例えば「薬を飲み
忘れることがある。」等のインタビューシートを用いた
インタビュー結果情報と、この患者ID”001”を質
問情報記憶手段4に出力する。(図24のステップS
1) 図2には患者情報記憶手段1の詳細構成がブロック図で
示されている。図示のようにこの患者情報記憶手段1
は、アクセス可能に接続された患者データ記憶部101
と、患者データ検索処理部102から構成されている。
入力された検索キーである患者IDに基づきこの患者デ
ータ検索処理部102は、患者データ記憶部101から
一致する患者IDをサーチし、対応する属性データとし
ての患者データ(年齢,氏名,性別,副作用歴など)を
推論処理手段6に供給する。
【0017】図3にはこの患者データ記憶部101に記
憶されるデータレコードの一例が示されている。患者情
報記憶手段1に入力された患者IDは、この患者データ
検索処理部102によって全患者のデータの中から該当
する患者ID”001”を検索するキーデータである。
このように検索された該当患者のデータレコードにおけ
る患者の氏名,年齢,性別,副作用歴,既応症,入院
日,病室,病棟の当該患者の属性データは,推論のため
の情報として推論処理手段6に供給される。ここでは一
例として、各々の項目に対応する「山田太郎」「65
歳」「男性」「低血糖症状を起こしたことがある」の具
体的なデータが推論処理手段6に供給される。(図24
のステップS2) 図4には検査情報記憶手段2の詳細構成がブロック図で
示されている。図示のように、この検査情報記憶手段2
は、アクセス可能に接続された検査結果データ記憶部2
01と検査結果データ検索処理部202と、同じくアク
セス可能に接続された検査項目ID記憶部203と検査
項目ID検索処理部204から構成されている。また、
この検査結果データ検索処理部202と検査項目ID検
索処理部204とは相互に接続されていると共に、それ
ぞれが出力端をもっている。
【0018】図5の(a)には検査結果データ記憶部2
01に記憶されるデータレコードの一例が示されてい
る。この検査結果データ記憶部201には図示のような
データ構造で例えば、患者ID,検査項目ID,検査結
果,日付が記憶される。
【0019】図5の(b)には検査項目ID記憶部20
3に記憶されるデータレコードの一例が示されている。
この検査項目ID記憶部203には図示のようなデータ
構造で例えば、検査項目ID,正常値範囲が記憶され
る。まず前述の検査情報記録手段2に入力された検索キ
ーである患者ID”001”に基づき検査結果データ検
索処理部202は、全患者の検査データが記憶されてい
るこの検査結果データ記憶部201から該当する例えば
患者ID”001”の患者の検査結果データレコードを
抽出し、検査項目ID”1”と検査結果データ”20
0”が読み出される。読み出されたこのデータにおいて
検査項目IDフィールドのデータ”1”が検査項目ID
検索処理部204に出力される。(図24のステップS
3) この検査項目ID検索処理部204は、病院で実施され
るすべての検査の検査項目IDと正常値範囲データが記
憶されている検査項目ID記録部203から該当する検
査項目ID”1”のレコードを検索する。検索されたレ
コードから正常値範囲データ”120以下”が読み出さ
れ(図24のステップS4)、前述の検査結果データ”
200”と比較され検査の結果、「異常」が認められる
か否かの判定結果データを推論処理手段6に供給する。
この一連の手順によって、検査情報記憶手段2から例え
ば「血糖値が高い」という検査結果の判定データが推論
処理手段6に供給される。(図24のステップS5) 図6には薬剤情報記憶手段3の詳細構成がブロック図で
示されている。図示のようにこの薬剤情報記憶手段3
は、処方箋データ検索処理部302とアクセス可能に接
続された処方箋データ記憶部301と、アクセス可能に
接続された薬品マスタ303と薬品マスタ検索処理部3
04と、薬品詳細マスタ検索処理部306とアクセス可
能に接続された薬品詳細マスタ305と、薬品分類検索
処理部308とアクセス可能に接続された薬品分類マス
タ307と、副作用検索マスタ310とアクセス可能に
接続された副作用マスタ309とから構成されている。
【0020】図7には処方箋データ記憶部301に記憶
されるデータレコードの一例が示されている。この1レ
コードには、患者ID,処方薬ID,日付,用法/容量
が処方箋データとして、患者IDを検索キー項目として
図示のように記憶されている。なお、ある患者IDに対
応するレコード中の処方薬IDは、後述の図9が示す薬
品詳細マスタファイルのレコードをサーチするための検
索キーとなる。(参照:A) 図8には薬品マスタファイル303のデータレコードの
構造の一例が示され、1レコードには、薬品ID,薬品
名称,一般名,禁忌,事実データが薬品マスタデータと
して、この薬品IDを検索キー項目として図示のように
記憶されている。(参照:B) 図9には薬品詳細マスタファイル305のデータレコー
ドの構造の一例が示され、1レコードには、処方薬I
D,処方薬名称,薬品IDが薬品詳細マスタデータとし
て、この処方薬IDを検索キー項目として図示のように
記憶されている。
【0021】なお、図8が示す薬品マスタファイルのレ
コード中のある処方薬IDに対応するレコード中の薬品
IDは、サーチするための検索キーとなる。(参照:
B) 図10には薬品分類マスタファイル307のデータレコ
ードの構造の一例が示され、1レコードには、薬品I
D,薬品分類,事実データが薬品分類マスタデータとし
て記憶されている。この薬品IDはサーチのための検索
キーである。(参照:B) 図11には副作用マスタファイル309のデータレコー
ドの構造の一例が示され、薬品ID,副作用,事実デー
タが副作用マスタデータとして記憶されている。また同
様に、この薬品IDはマッチするレコードのサーチのた
めの検索キーに使われる。(参照:B) 前述の薬剤情報記憶手段3に入力された患者ID”00
1”は検索キーとして処方せんデータ検索処理部302
に入力され、全患者の患者ID,処方薬ID,日付,用
法/容量が記憶された処方箋データ記憶部301から該
当する例えば患者ID”001”の患者の薬剤情報を抽
出し、処方薬IDデータ”123”が読み出される。そ
して、処方せんデータ検索処理部302は、読み出され
たこの処方薬ID”123”を薬品詳細マスタ検索処理
部306に出力する。(図24のステップS6) 薬品詳細マスタ検索処理部306は、例えば入力された
処方薬ID”123”を検索キーとして、処方薬ID,
処方薬名称,薬品IDなどが記憶されている薬品詳細マ
スタ305から該当する処方薬ID”123”を検索
し、処方薬名称データ「グリミクロン5mg錠」,薬品I
Dデータ”456”を読み出し、その薬品ID”45
6”を薬品マスタ検索処理部304に出力する。(図2
4のステップS7) 薬品マスタ検索処理部304は、入力された薬品ID”
456”を基に、薬品ID,薬品名称,一般名,禁忌デ
ータ,事実データなどが記憶されている薬品マスタ30
3から該当する薬品IDを検索し、禁忌、事実データ
「グリミクロン錠が処方されている」を読み出し、推論
処理手段6に出力する。(図24のステップS8) この薬品分類検索処理部308は、入力された薬品I
D”456”を、薬品IDと薬品分類データが記憶され
た薬品分類マスタ307から該当する薬品ID”45
6”を検索し、薬品分類データ「経口糖尿病薬が処方さ
れている」を読み出し、推論処理手段6に出力すると共
に、同じ薬品ID”456”を副作用検索処理部310
に出力する。(図24のステップS9) この副作用検索処理部310は、入力された薬品IDを
基に、薬品IDと副作用データが記憶された副作用マス
タ309から該当するレコードを検索し、副作用データ
「めまいの副作用がある」を読み出し推論処理手段6に
出力する。(図24のステップS10)この例では、
「グリミクロン錠が処方されている」、「経口糖尿病薬
が処方されている」および「めまいの副作用がある」と
いう副作用データが推論処理手段6に出力される。
【0022】図12には質問情報記憶手段4の詳細構成
がブロック図で示されている。図示のようにこの質問情
報記憶手段4は、質問結果データ検索処理部402とア
クセス可能に接続された質問結果データ記憶部401と
から構成されている。入力手段7から入力された患者I
Dに基づきこの質問結果データ検索処理部402は、質
問結果データ記憶部401から対応する日付および質問
結果データを読み出し、このデータを質問情報として続
く質問生成手段9に供給する。
【0023】図13には質問結果データ記憶部401に
記憶されるデータレコードの一例が示されている。すな
わち、1レコードは患者ID,日付,質問結果データか
ら構成されている。質問情報記憶手段4に入力された例
えば、患者ID”001”がこの質問結果データ検索処
理部402に入力されると、患者IDをキーとして日
付,質問結果データが記憶された質問結果記憶部401
から該当する患者IDを検索し、読み出された質問結果
データ、例えば「薬を飲み忘れることがある」を出力手
段8に供給する。(図24のステップS11) 図14には患者に関する各種データレコードの関連性を
階層構造的に表すデータ構造が示されている。すなわ
ち、図示のような密接な関連性を有する各種のデータレ
コードは、患者IDおよび薬品IDなどの検索キーによ
って密接に関係づけた階層的に構築されたデータファイ
ルシステムを成す記憶手段に保持されている。よって、
例えばある患者に関する一連の各種データをこの構成を
成す複数の記憶手段から抽出する場合は、患者IDに対
して図中の矢印のような関係をもつ検索キーとしてのデ
ータ項目(患者ID,処方薬ID,薬品ID)を使い、
その患者に関連する各種のデータが階層的に記録された
ファイルシステムをたどって、該当するレコードを保持
する記憶部またはマスタファイルからダイレクトにかつ
迅速にアクセスする。
【0024】なお、インデックスファイル等を利用する
ファイルシステムや、リレーショナル・データベースシ
ステム等の利用によっり上述のアクセスを実現するよう
に運用することも可能である。
【0025】図18には推論処理手段6の詳細構成がブ
ロック図で示されている。この推論処理手段6は、図示
のように推論エンジン部602と、アクセス可能に接続
された事実データ記憶部601と、そのエンジン部を制
御する推論制御部603と、アクセス可能に接続された
推論結果記憶部604から構成されている。この推論処
理手段6には前述の各記憶手段1,2,3および5か
ら、患者の服薬指導のために必要な各種の情報が供給さ
れている。またこの推論処理手段6を構成する2つの事
実データ記憶部601からも過去に蓄積された事実デー
タを参照できる。この事実データ記憶部601には、患
者情報記憶手段1と検査情報記憶手段2と薬剤情報記憶
手段3のそれぞれから入力されたデータを、図19に示
されるような構造のデータレコードとして格納される。
例えば図示のように、「山田太郎」「65歳」「男性」
「薬が処方されている」「薬を飲み忘れることがある」
「めまいの副作用がある」が順番に格納されている。ま
た、推論制御部603には所定の推論実行のためのルー
ル照合の順序が予め準備されており、推論処理が開始さ
れると、この所定のルール照合の順序に従ったルールI
D”R1”がこの推論制御部603から知識記憶手段5
に出力される。(図24のステップS12)図15には
知識記憶手段5の詳細構成がブロック図で示されてい
る。この知識記憶手段5は図示のように、ルール検索処
理部502とアクセス可能に接続されたルール記憶部5
01と、条件検索処理部504とアクセス可能に接続さ
れた条件記憶部503とから構成されている。
【0026】図16にはこのルール記憶部501に記憶
されるデータレコードの一例が示されている。このルー
ル記憶部501は図示のような項目(ルールID,服薬
指導方針,確信度)の各データを、ルールIDを検索キ
ー、例えば”R1”として格納している。なお、この確
信度60は”60%”を意味し、パーセントを単位とす
る整数値で表され、服薬指導方針に関して適切である度
合いが表現されている。
【0027】図17には図15の条件記憶部503に記
憶されるデータレコードの一例が示されている。この条
件記憶部503は図示のような項目(ルールID,ルー
ル条件)の各データを、ルールIDを検索キー、例え
ば”R1”として格納している。また、ルール条件とし
ては例えば、「経口糖尿病薬を処方されている」が格納
されており、全患者に対して均質な服薬指導のためのル
ール条件がルールID別に格納されている。
【0028】前述のように、知識記憶手段5に対してル
ールID”R1”を検索キーとしてアクセスされると、
ルール検索処理部502はこの入力されたキーに基づい
て、ルールID,服薬指導方針および確信度が記憶され
たこのルール記憶部501から検索し、該当するルール
の有無をチェックし(図24のステップS13)、もし
そのルールが存在すれば、抽出されたレコードから服薬
指導方針データ「服薬を守るように指導」,確信度デー
タ”60”を読み出し推論処理手段6に出力すると共
に、ルールID”R1”を条件検索処理部504に出力
する。ここで、「確信度」とは、いわゆる「知識システ
ム」において、データ,ルールおよび結論に割り当てら
れる信頼性または不確実性を表現する概念を意味し、例
えば本実施例においては”100”を「確実に信頼でき
る」又は「因果関係が明白である」とした場合の値と設
定されている。また、確信度”60”は「ある程度の因
果関係があると考えられる」という不確実性を意味する
と設定されている。
【0029】条件検索処理部504は、入力されたルー
ルID”R1”をルールID,条件データが記憶された
条件記憶部503から、該当するルールIDのレコード
を検索し、抽出されたレコードから条件データを推論処
理手段6に出力する。この例では、「経口糖尿病薬が処
方されている」「薬を飲み忘れることがある」のデータ
が推論処理手段6に出力される。(図24のステップS
14) この推論処理手段6では、これらの入力されたルール条
件情報のデータ「経口糖尿病薬が処方されている」およ
び「薬を飲み忘れることがある」が事実データ記憶部6
01に存在しているか否かの確認を推論エンジン部60
2が行う。この例の場合、どちらのデータも事実データ
記憶部601に存在している故に、ルールID”R1”
の「服薬を守るように指導」を結論とするルールが成立
したので、服薬指導方針データを「服薬を守るように指
導」,確信度”60”%を推論結果記憶部604に格納
し、ルールID”R1”の検証が終了する。(図24の
ステップS15,S16,S17) 次に、ルールID”R2”が推論制御部603から知識
記憶手段5に出力され、この知識記憶手段5は、前述の
ルールID”R2”をルール記憶部501から検索し、
抽出されたレコードから服薬指導方針データ「副作用に
ついて説明」,確信度データ”30”を読み出して推論
処理手段6に供給すると共に、ルールID”R2”を条
件検索処理部504に出力する。条件検索処理部504
は、入力されたルールID”R2”をルールID,条件
データが記憶された条件記憶部503から該当するルー
ルIDのレコードを検索し、抽出されたレコードから条
件データを推論処理手段6に供給する。この例では、
「グリミクロンが処方されている」と「めまいを起こす
ことがある」のデータが推論処理手段6に出力される。
また、確信度”30”%とは、「患者のめまいの症状が
グリミクロンの副作用であるとする因果関係が明確でな
く、他の要因によるめまいの症状である場合も考えられ
る」という意味を有している。
【0030】またこの推論処理手段6では、入力された
ルール条件情報「グリミクロンが処方されている」と
「めまいを起こすことがある」というデータが事実デー
タ記憶部に存在しているか否かの確認を推進エンジン部
602が行う。この例の場合、「グリミクロンが処方さ
れている」というデータはこの事実データ記憶部に存在
しているが、一方の「めまいを起こすことがある」とい
うデータは存在していない。よって、ルールID”R
2”の「副作用について説明」を結論とするルールは成
立しないとみなし、ルールID”R2”の検証が終了す
る。(図24のステップS16,S17) 入力されたルール条件情報のデータが事実データ記憶部
に存在しているかの判断を、上記において論理演算で行
ったが、ルールによっては、論理演算により成立してい
るか否かの判断を行うこともある。
【0031】ただし、推論制御部603には次に検証す
るべきルールが存在しない場合は、一連の服薬指導方針
作成を終了し、推論結果記憶部604から服薬指導方針
データ「服薬を守るように指導」および確信度”60”
%を出力手段8に出力し(図24のステップS18,S
19)、一連の処理動作を終了する。
【0032】以上、第1実施例では、上述のような服薬
指導方針作成ステップ群(S100)からなる動作処理
されることにより、患者に対して行われるべき最適な服
薬指導方針データおよびその確信度を(服薬指導上のル
ールIDと共に)迅速に出力することができ、よって、
効率的かつ効果的な医療サービス支援を提供できる。
【0033】なお、事実データ以外のデータ、例えば、
処方薬名称や検査結果等のデータは、知識ベースシステ
ムにおいて、システムが導き出した結論に対して、その
導出の過程、推論のプロセスが不透明になり、ユーザー
としては、何故にこのような結論が導出されたのかが不
明となり、結論に対する信頼性に対して、不信感を抱く
場合がある。このため、事実データではない処方薬名
称、処方箋データ、検査結果等のデータはユーザーがい
つでもその推論の過程を確認できるように、ユーザーが
理解できる言葉(ID番号等でないもの)で表現する必
要があり、このため、推論のプロセスをこれらのデータ
で追跡することを可能にする。
【0034】(第2実施例)図25には本発明の第2実
施例の処理手順がフローチャートで表されている。
【0035】図示されたフローチャートにおいて、前述
の第1実施例で説明した図24のステップのうちのステ
ップS1〜S10は、この図25のフローチャートのス
テップS1〜S10とまったく同じ処理内容であるので
それらの説明は省略する。本実施例の特徴は、図24中
の服薬指導方針作成ステップ群(S100)に代わって
設けられた患者に対して行われる質問作成ステップ群
(S200)にある。よって、このステップ群S200
に基づいて関連する図面を併用しながら以下に説明す
る。
【0036】前述の第1実施例と同じく、図12に示す
ようにこの質問情報記憶手段4は、質問結果データ記憶
部401と質問結果データ検索処理部402から構成さ
れている。また、前述の図13に示されたデータレコー
ドは、質問結果データ記憶部401に記憶される一例で
ある。すなわち、入力手段7を経由して質問情報記憶手
段4に入力された、患者ID”001”は、質問結果デ
ータ検索処理部402に検索キーとして入力され、患者
ID,日付,質問結果データが記憶された質問結果記憶
部401から該当する患者ID”001”を検索し、そ
の読み出されたレコード中の質問結果データ「薬を飲み
忘れることがある」を質問作成手段9に出力する。
【0037】図20にはこの質問生成手段9の詳細構成
がブロック図で示されている。この質問作成手段9は、
質問作成部902と、アクセス可能に接続された事実デ
ータ記憶部901と、アクセス可能に接続された質問条
件記憶部903と、質問作成制御部904と、前述の質
問作成部902と書込み可能に接続され、前述の質問作
成制御部904がアクセス可能なように接続された質問
文作成記憶部905から構成されている。
【0038】図21には図20の事実データ記憶部90
1に記憶されるデータレコードの一例が示され、図22
には質問条件記憶部903に記憶されるデータレコード
の一例が示され、図23には質問文作成記憶部905に
記憶されるデータレコードの一例が示されている。
【0039】図21に示すように、この事実データ記憶
部901には、患者情報記憶手段1と検査情報記憶手段
2と薬剤情報記憶手段3と質問情報記憶手段4から入力
されたデータが図示のような順序で事実データが格納さ
れている。この例では、「山田太郎」「65歳」「年齢
が60歳以上である」「男性」「血糖値が高い」「グリ
ミクロンが処方されている」「経口糖尿病薬が処方され
ている」「薬を飲み忘れることがある」「めまいの副作
用がある」。また、質問条件記憶部903には質問事項
を生成するための条件が格納されている。質問作成制御
部904には予め質問を生成するために参照する条件の
順序が格納されており、質問作成部902に質問作成条
件ID”Q1”を出力する。(図25のステップS2
0) 質問作成部902は、この入力された質問作成条件ID
を検索キーとして質問条件記憶部903から検索し、質
問条件データ「年齢が60歳以上である」、質問文デー
タ「視野に異常がありますか?」、事実データ「視野に
異常が感じられる」のデータが読み出される。この例で
は、この読み出された質問データ「年齢が60歳以上で
ある」を事実データ記憶部901において検索する。
(図25のステップS22) この時、質問条件データが事実データ記憶部901に存
在する故に、質問文データ「視野に異常がありますか
?」と事実データ「視野に異常は無い」を質問文作成記
憶部905に書き込む。(図25のステップS24) 質問ID”Q1”に対する検証が終了し、質問作成制御
部904に質問作成条件ID”Q2”を質問作成部90
2に出力する。(図25のステップS20) この質問作成部902は、入力されたこの質問作成条件
IDを検索キーとして質問条件記憶部903から検索
し、質問条件データ「糖尿病性抹消神経障害の薬が処方
されている」および質問文データ「糖尿病性抹消神経障
害の薬の作用を知らない」というデータが読み出され
る。ここで、条件のチェックとしてこの読み出された質
問条件データ「糖尿病性抹消神経障害の薬が処方されて
いる」を事実データ記憶部901に存在するか否かを判
定するために検索を試みる。(図25のステップS2
2) この例の場合、該当するこの質問条件データが事実デー
タ記憶部901に存在しない故に、質問ID”Q2”に
関する質問は、該当患者に対して不要な質問事項である
とみなし、質問ID”Q2”に対する検証を終了する。
(図25のステップS23) 質問作成制御部904は質問作成条件ID”Q3”を質
問作成部902に出力する(図25のステップS2
0)。この質問作成部902は入力されたこの質問ID
を質問条件記憶部903から検索し、質問条件データ
「経口糖尿病薬が処方されている」,質問文データ「経
口糖尿病薬の作用が知っていますか?」,事実データ
「経口糖尿病薬の作用を知らない」の各データが読み出
される。ここで、読み出されたこの質問条件データ「経
口糖尿病薬が処方されている」を事実データ記憶部にお
いて検索を試みる。(図25のステップS22) この例では、該当するこの質問条件データが事実データ
記憶部901に存在している故に、質問文データ「経口
糖尿病薬の作用が知っていますか?」と事実データ「経
口糖尿病薬の作用を知らない」を質問文作成記憶部90
5に所定の形式で書き込む。(図25のステップS2
4)ここで、質問ID”Q3”に対する検証が1つ終了
するが、続いて次の質問条件検索(ステップS20)に
戻り、同様な処理ステップを繰り返す。
【0040】なお、質問作成制御部904であらかじめ
準備された質問作成条件IDを全て上記の手順によって
検証を実施した後、質問事項の有無をチェックし(図2
5のステップS21)、もし質問事項がもはや無い場合
には、この質問作成制御部904は質問文作成記憶部9
05に格納された事実データ「視野に異常は無い」と
「経口糖尿病薬の作用を知らない」を所定の形式( バー
コード等) に変換した後、「視野に異常がありますか
?」および「経口糖尿病薬の作用を知っていますか?」
と共に出力手段8に出力して(図25のステップS2
5,S26)、以上の一連の処理動作を終了する。
【0041】以上の第2実施例では、図25中の質問作
成ステップ群(S200)に基づいて動作処理されるこ
とにより、例えば患者の現在までの「服薬状況につい
て」や「症状について」および、「その他の症状につい
て」等の当該患者に対して行われるべき最適な項目の質
問文を迅速に生成し表示出力または印字出力を行う。
【0042】(変形実施例例)本発明のシステムに関す
る実施例としては、以上に述べた実施例以外にも、本発
明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であ
る。例えば、使用するデータの記憶方法,記憶形式およ
び記憶媒体等は、以上に例示した例えばディスクにシー
ケンシャルに記憶保持される事に限らず、一時的または
固定的な記録保持の為のDRAM又はROM等メモリデ
バイス等の使用やダイレクトアクセスを採用するなどの
種々の変形実施が可能である。また、ファイルシステム
もリレーショナルデータベース等であってもよく、更に
通信回線を利用したアクセス方式を採用してもよい。
【0043】以上、実施例に基づいて説明したが、本明
細書には次の発明が含まれる。
【0044】( 1) 患者に関する属性データを含む各
種のデータとインタビュー結果等を入力する入力手段
と、その属性データを記憶する患者情報記憶手段と、検
査項目または検査結果に関するデータを記憶する検査情
報記憶手段と、処方箋データを記憶する薬剤情報記憶手
段と、服薬指導に関するデータを記憶する知識記憶手段
と、その入力手段から入力されたインタビューデータを
記憶する質問情報記憶手段と、その入力手段から入力さ
れた当該患者データに基づき、前記の各記憶手段を各々
検索し当該患者に関する各種データを抽出し、最適な服
薬指導方針を推論する推論処理手段を備える服薬指導支
援システムである。
【0045】その結果、服薬指導の対象となる全患者に
対して、薬剤師の服薬指導ルールデータが適用されるの
で、全ての患者に対して均質な服薬指導が実施可能とな
る。
【0046】( 2) 入力手段から入力されるその患者
データは、患者固有の識別番号であり、前記の各記憶手
段に記憶される患者に関する各種データは、その識別番
号に基づいて分類され記憶されている( 1) に記載の服
薬指導支援システムである。
【0047】その結果、服薬指導の推論に必要な各種デ
ータを階層的に効率よく記憶する事ができ、推論処理手
段によるデータ検索、又はデータの削除、追加等のメン
テナンスも容易に行える。
【0048】( 3) 推論処理手段に入力される情報
と、推論処理手段によって行われる推論処理の結果から
得られる所定の服薬指導方針の各組合せに対応して、当
該服薬指導方針の妥当性を示す確信度データを記憶する
ルール記憶手段を具備することを特徴とする( 1) に記
載の服薬指導支援システムである。
【0049】その結果、指導内容が患者に対して適切で
あるか否かの判断が曖昧であった場合、確信度データに
基づいて曖昧性が定量的に表現できるので、指導結果の
信頼性を定量的に把握することができる。
【0050】( 4) インタビューの質問項目を生成す
る質問生成手段を更に有し、この質問生成手段は、質問
作成条件を記憶する質問条件記憶部と、最適な質問文を
作成するために必要な事実データを、前記の各記憶手段
の少なくとも1つの記憶手段から読み出し記憶する事実
データ記憶部と、質問条件記憶手段から供給される質問
作成条件と、事実データ記憶手段から供給される事実デ
ータとに基づいて、当該患者に対する質問文を作成する
質問作成制御手段とで構成される( 1) 〜( 3) のいず
れかに記載の服薬指導支援システムである。
【0051】その結果、患者が過去に何度も指導され十
分に承知している指導内容に関しては、その内容説明を
簡略に済ませ、患者自身が疑問に思っているところや、
不安に思っているところに重点を置いて丁寧に指導が行
えるので、その不安を確実に取り除くことができ患者の
満足度を高めることが効率的にできる。
【0052】( 5) 前記薬剤情報記憶手段において、
処方薬のデータを患者別に記憶する手段として、前記患
者識別記号に基づいて処方薬名称による分類分けである
処方薬別記号を記憶する処方薬記憶手段と、薬品名称に
よる分類分けである薬品識別記号に基づいて当該薬品に
関する情報を記憶する薬品記憶手段と、前記処方薬識別
記号と前記薬品識別記号との対応を行う識別記号対応手
段とを備えることを特徴とする( 1) 〜( 4) のいずれ
かに記載の服薬指導支援システムである。(即ち、薬剤
情報の持ち方) その結果、例えば、同じグリミクロンという薬品を用い
た薬でも、処方の際には散剤と錠剤、処方量等によって
複数の処方薬が存在する。これらすべての処方薬に対応
し当該薬品に関する情報(例えば、薬品名称、一般名、
禁忌、事実データ等)を記憶すると蓄積データは膨大な
ものになってしまう。よって、本項のように、薬品記憶
手段に関する必要な情報を記憶しておき、患者別に記憶
するのは処方薬識別記号とし、処方薬識別記号と薬品識
別記号との対応を行う識別記号対応手段をもつことで、
蓄積データ量を抑えることができる。
【0053】( 6) 前記薬品記憶手段は、当該薬品の
薬品名称、一般名、禁忌、事実データを記憶する薬品マ
スタファイルと、当該薬品の薬品分類、事実データを記
憶する薬品分類マスタファイルと、当該薬品の副作用、
事実データを記憶する副作用マスタファイルとにより構
成されることを特徴とする( 5) に記載の服薬指導支援
システムである。(即ち、薬剤情報のデータベースの持
ち方) その結果、推論に必要な患者に処方された薬品に関する
情報を、薬品マスタファイル、薬品分類マスタファイ
ル、副作用マスタファイルというように別々に分けて記
憶すことにより、推論処理手段における推論が容易にな
る(なお、これらの各情報は、単独の情報として推論処
理手段でルールとの比較が行われる。)更に、別々に分
けて記憶することにより、薬品に関する情報のメンテナ
ンス(例えば、データの追加、削除、訂正)も容易にな
る。
【0054】( 7) 前記知識記憶手段は、ルール識別
記号に基づいて服薬指導方針と確信度データを記憶する
ルール記憶部と、ルール識別記号に基づいてルール条件
を記憶する条件記憶部とを少なくとも有し、前記推論処
理手段は、前記入力手段、前記薬剤情報記憶手段、前記
質問情報記憶手段および前記知識記憶手段をそれぞれ検
索し抽出した当該患者に関する各種の所定のデータが、
前記条件記憶部に記憶される任意のルール識別記号に対
応するルール条件と一致するか否かを判断する推論エン
ジン手段を有し、前記推論エンジン手段で一致すると判
断されたルール識別記号に対応する前記ルール記憶部に
記憶された服薬指導方針と確信度データを前記推論処理
手段の出力とすることを特徴とする( 1) 〜( 3) のい
ずれかに記載の服薬指導支援システムである。(即ち、
推論処理の仕方) その結果、服薬指導方針と確信度データとを併せて出力
することにより、複数のルールにより導き出された服薬
指導方針を、確信度のより高い結果として扱うことが可
能となる。
【0055】( 8) 前記推論処理手段に入力される情
報と、前記推論処理手段によって行われる推論処理の結
果から得られる所定の服薬指導方針の各組合せに対応し
て、当該服薬指導方針の妥当性を示す確信度データを記
憶するルール記憶手段を備えることを特徴とする( 1)
に記載の服薬指導支援システムである。
【0056】その結果、このルール記憶手段のアクセス
に基づき、高い確信度から服薬指導方針の妥当性を測る
ことができる。
【0057】( 9) 前記インタビューの質問項目を生
成する質問生成手段を更に有し、前記質問生成手段は、
所定の質問作成条件を記憶する質問条件記憶手段と、最
適な質問文を作成するために必要な所定の事実データ
を、前記患者情報記憶手段、前記検査情報記憶手段、前
記薬剤情報記憶手段、前記知識記憶手段または前記質問
情報記憶手段のうち少なくとも1つの記憶手段から読み
出し記憶する事実データ記憶手段と、前記質問条件記憶
手段から供給される前記質問作成条件と、前記事実デー
タ記憶手段から供給される前記事実データに基づき当該
患者に対する所定の質問文を作成する質問作成制御手段
から構成されていることを特徴とする( 1) に記載の服
薬指導支援システムである。
【0058】その結果、各記憶手段の事実データに基づ
き、質問生成手段によりインタビュー用にその患者に最
適な質問文が自動的に生成される。
【0059】( 10) 前記入力手段は、インタビュー
結果を読み取り、読み取った当該結果を前記質問情報記
憶手段に記憶することを特徴とする( 1) に記載の服薬
指導支援システムである。
【0060】その効果、インタビュー結果を記憶する質
問情報記憶手段から、質問の文章とともに質問の回答に
応じた事実データが所定の変換処理をされて印刷されて
いるので、質問結果の入力作業の負荷が軽減できるとと
もに、患者への質問結果の誤入力も未然に防止できる。
【0061】
【発明の効果】以上詳説したように、本発明によれば、
第1実施例の特徴的な動作である服薬指導方針作成ステ
ップ群(S100)に基づいて処理されることにより、
その患者に関する各種の記録に基づく最適な服薬指導方
針データを迅速に出力することができる。よって効率的
かつ効果的な医療サービスの支援が可能となる。
【0062】また、第2実施例の特徴的な動作である質
問作成ステップ群(S200)に基づいて処理されるこ
とにより、その患者に対する最適な質問を自動的に作成
出力でき、前述の服薬指導方針に関するデータと合わせ
てより効率的かつ効果的な医療サービスの支援を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係わる服薬指導支援装置の構成を
示すブロック図。
【図2】 患者情報記憶手段の構成を示すブロック図。
【図3】 患者データ記憶部に記憶されるデータレコー
ドの一例。
【図4】 検査情報記憶手段の構成を示すブロック図。
【図5】 (a)は検査結果データ記憶部に記憶される
データレコード例、(b)は検査項目ID記憶部に記憶
されるデータレコード例。
【図6】 検査項目ID記憶部に記憶されるデータレコ
ード例。
【図7】 処方せんデータ記憶部に記憶されるデータレ
コード例。
【図8】 処方せんデータ記憶部に記憶される薬品マス
タファイルのデータレコード例。
【図9】 処方せんデータ記憶部に記憶される薬品詳細
マスタファイルのデータレコード例。
【図10】 処方せんデータ記憶部に記憶される薬品分
類マスタファイルのデータレコード例。
【図11】 処方せんデータ記憶部に記憶される副作用
マスタファイルのデータレコード例。
【図12】 質問情報記憶手段の構成を示すブロック
図。
【図13】 質問結果データ記憶部に記憶されるデータ
レコード例。
【図14】 患者IDに対応して形成される関連データ
の階層構造図。
【図15】 知識記憶手段の構成を示すブロック図。
【図16】 図15のルール記憶部に記憶されるデータ
レコード例。
【図17】 図15の条件記憶部に記憶されるデータレ
コード例。
【図18】 推論処理手段の構成を示すブロック図。
【図19】 図18の事実データ記憶部に記憶されるデ
ータレコード例。
【図20】 質問作成装置の構成を示すブロック図。
【図21】 図20の事実データ記憶部に記憶されるデ
ータレコード例。
【図22】 質問条件記憶部に記憶されるデータレコー
ド例。
【図23】 質問文作成記憶部に記憶されるデータレコ
ード例。
【図24】 本第1実施例の処理動作手順を表すフロー
チャート。
【図25】 本第2実施例の処理動作手順を表すフロー
チャート。
【符号の説明】
1…患者情報記憶手段,2…検査情報記憶手段,3…薬
剤情報記憶手段,4…質問情報記憶手段,5…知識記憶
手段,6…推論処理手段,7…入力手段,8…出力手
段,9…質問生成手段,501…ルール記憶部,901
…事実データ記憶手段,903…質問条件記憶部,90
4…質問作成制御手段,S100…服薬指導方針作成ス
テップ群,S200…質問作成ステップ群。
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来技術】一般に、医療機関の調剤行為は、薬剤師
が、医師の発行する処方箋に従いその調剤業務指針に基
づいて行うと共に、患者に対する服薬指導は医師のみな
らずその薬剤師によって行われることも多い。これらの
調剤行為と服薬指導は、煩雑な日常医療業務の中でその
担当者個人の経験と知識および記憶を頼りにして行われ
ていた。日々に変化する医療現場においては、個々の患
者の個人データやその患者に対する処方履歴などのデー
タ処理はその時の担当医師または薬剤師により手作業で
行われることが多く、煩雑なものになりやすい。そこで
近年、このようなデータ処理をコンピュータによって行
う傾向にあり、その例が特開平03−86147号公報
に教示されている
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】( 5) 前記薬剤情報記憶手段におい
て、処方薬のデータを患者別に記憶する手段として、前
記患者識別記号に基づいて処方薬名称による分類分けで
ある処方薬別記号を記憶する処方薬記憶手段と、薬品名
称による分類分けである薬品識別記号に基づいて当該薬
品に関する情報を記憶する薬品記憶手段と、前記処方薬
識別記号と前記薬品識別記号との対応を行う識別記号対
応手段とを備えることを特徴とする( 1) 〜( 4) のい
ずれかに記載の服薬指導支援システムである。(即ち、
薬剤情報の持ち方) その結果、例えば、同じグリミクロンという薬品を用い
た薬でも、処方の際には散剤と錠剤、処方量等によって
複数の処方薬が存在する。これらすべての処方薬に対応
し当該薬品に関する情報(例えば、薬品名称、一般名、
禁忌、事実データ等)を記憶すると蓄積データは膨大な
ものになってしまう。よって、本項のように、薬品記憶
手段に薬品に関する必要な情報を記憶しておき、患者別
に記憶するのは処方薬識別記号とし、処方薬識別記号と
薬品識別記号との対応を行う識別記号対応手段をもつこ
とで、蓄積データ量を抑えることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】( 7) 前記知識記憶手段は、ルール識
別記号に基づいて服薬指導方針と確信度データを記憶す
るルール記憶部と、ルール識別記号に基づいてルール条
件を記憶する条件記憶部とを少なくとも有し、前記推論
処理手段は、前記入力手段から入力される前記患者デー
タに基づき、前記患者情報記憶手段、前記検査情報記憶
手段、前記薬剤情報記憶手段、前記質問情報記憶手段お
よび前記知識記憶手段をそれぞれ検索し抽出した当該患
者に関する各種の所定のデータが、前記条件記憶部に記
憶される任意のルール識別記号に対応するルール条件と
一致するか否かを判断する推論エンジン手段を有し、前
記推論エンジン手段で一致すると判断されたルール識別
記号に対応する前記ルール記憶部に記憶された服薬指導
方針と確信度データを前記推論処理手段の出力とするこ
とを特徴とする( 1) 〜( 3) のいずれかに記載の服薬
指導支援システムである。(即ち、推論処理の仕方) その結果、服薬指導方針と確信度データとを併せて出力
することにより、複数のルールにより導き出された服薬
指導方針と確信度データとを併せて出力することによ
り、複数のルールにより導き出された服薬指導方針を、
確信度のより高い結果として扱うことが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000000376 オリンパス光学工業株式会社 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 (72)発明者 中島 英雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 丸橋 光夫 東京都新宿区西新宿1丁目22番2号 株式 会社オリンパスシンボル内 (72)発明者 目黒 嵩 茨城県那珂郡瓜連町大字平野1800−431 (72)発明者 鈴木 和明 東京都大田区蒲田1−6−18 蒲田グリー ンパーク1207 (72)発明者 斎藤 秋雄 神奈川県横浜市緑区中山町330−4シャル マン横浜中山109

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、患者個人に関する患者デー
    タ、前記患者とのインタビューの結果または前記患者に
    関する属性データを入力する入力手段と、 前記患者に関する前記属性データを記憶する患者情報記
    憶手段と、 少なくとも、検査項目または検査結果に関するデータを
    患者別に記憶する検査情報記憶手段と、 処方箋データを患者別に記憶する薬剤情報記憶手段と、 服薬指導に関するデータを記憶する知識記憶手段と、 前記入力手段から入力された前記インタビュー結果のデ
    ータを記憶する質問情報記憶手段と、 前記入力手段から入力される前記患者データに基づき、
    前記患者情報記憶手段、前記検査情報記憶手段、前記薬
    剤情報記憶手段、前記質問情報記憶手段および前記知識
    記憶手段をそれぞれ検索し当該患者に関する各種の所定
    のデータを抽出し、当該患者に対する最適な服薬指導方
    針を推論し結果を生成する推論処理手段を具備すること
    を特徴とする服薬指導支援システム。
  2. 【請求項2】 前記入力手段から入力される前記患者デ
    ータは、前記患者固有の識別番号であり、 前記患者情報記憶手段、前記検査情報記憶手段、前記薬
    剤情報記憶手段および前記質問情報記憶手段に記憶され
    る前記患者に関する各種の所定データは、前記識別番号
    に基づいて分類され記憶されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の服薬指導支援システム。
  3. 【請求項3】 前記知識記憶手段は、前記推論処理手段
    に入力される情報と、前記推論処理手段によって行われ
    る推論処理の結果から得られる所定の服薬指導方針の各
    組合せに対応して、当該服薬指導方針の妥当性を示す確
    信度データを記憶するルール記憶手段を具備することを
    特徴とする、請求項1に記載の服薬指導支援システム。
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