JP5868538B1 - 医療情報管理及び医療情報管理システムによる医療情報管理方法 - Google Patents

医療情報管理及び医療情報管理システムによる医療情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】薬剤師に、医療情報管理システムのサーバコンピュータのデータベースに集合された、利用者についての具体的な医療情報が提供され、また外部機関に集中収集された薬剤についての幅広い情報提供され得るようにすることで、薬剤師が専門能力を活かし、利用者の処方薬剤情報に基づいて該当利用者特有の指導アドバイスが的確に簡便になされるように薬剤師利用者支援をする。【解決手段】剤薬局から利用者識別情報を付した検索依頼を受け付け、当該調剤薬局によって作成された、利用者識別情報を付した利用者を特定しての文章形式の検索文書を取得し、検索文書について文書解析して、・薬品名・用法用量・効能・効果・副作用および相互作用・服用又は保管取扱上の注意事項についての一つもしくは複数からなる検索子を生成する。【選択図】図3

Description

本発明は、医療情報管理及び医療情報管理システムによる医療情報管理方法に関する。
地域あるいは機関を包括した包括ケアワークの医療情報を統括する統括管理機関に設置されるサーバコンピュータと、インターネットを介して該サーバコンピュータに接
続された調剤薬局に設置された端末を含めて包括ケアワーク参加機関に設置された端末とからなる医療情報管理システムのサーバコンピュータのデータベースに、当該患者の利用者識別情報ごとに、統括管理機関、包括ケアワーク参加機関および患者自身から直接収集された各種の医療情報を格納することが計画され、一部の地域で地域包括ケアワークとして実行されている。このように、医療関係情報の電子化が進んでいる。
また、一方で薬剤師にますます医療情報提供の役割を期待されるようになってきた。
そして、健康維持の促進に役立つ電子お薬手帳による健康管理システムが提案されて来ていて、利用者のデータが各種の医療情報として電子化されている。
特許文献1には、個人情報をクラウド型のウエブアプリケーション手段を利用して管理し、医療データを速やかに知るようにするシステムが記載されている。
特許文献2には、処方箋情報が入力されたときは、過去の処方箋情報を検索して薬剤の情報および薬剤の重複使用がないかとのデータを出力するシステムが記載されている。
特許文献3には、複数の指導メッセージを自動的に提供して薬剤師の負担を軽減させるシステムが記載されている。
特許文献4には、病名等に関する統計情報を活用して電子お薬手帳による健康管理システムであって、服用情報データベースに、処方箋情報、処方薬剤情報、服用補助警告設定情報および服用結果記録情報が格納され、それぞれの情報が表示画面に表示されること、および病名別、服用薬剤別等の区別によって各種の統計データが取得されることが記載されている。
特開2004−178265号公報 特開2000−276537号公報 特開2002−197188号公報
特許文献1には、処方箋情報をIMSサーバに送っておき、利用者が過去の処方箋情報を検索することが出来るようにしたことが記載されている。IMSサーバが活用されるが、利用者の医療情報を集中して管理する管理機関に個人情報を登録することで、登録された各種の医療情報を薬剤師が活用されることは記載されておらず、薬剤師の専門能力を活かした薬剤情報の発信がなされることについては記載されていない。特許文献2には、患者管理テーブル、処方データ/病名推論テーブル、質問テーブル、および指導メッセージテーブルを持ち、複数の指導メッセージを自動的に提供して薬剤師の負担を軽減することが記載されている。質問テーブル方式は簡便ではあるが、薬剤師がその専門能力を活かして指導メッセージを提供するようには困難である。特許文献3には、処方医薬品に該当するデータを検索することについて記載されている。幅広くデータが収集されるが、電子化情報を活かし、薬剤師の専門能力を活かし、利用者の処方薬剤情報に基づいて該当利用者特有に対する指導アドバイスがなされるようになっていない。
調剤薬局薬剤師の業務が変化し、多様化している。例えば、医薬分業の進展であり、在宅医療への参画であり、患者退院時のカンファレンスへの参画であり、調剤薬局薬剤師と調剤薬局薬剤師との情報共有のための連携であり、有効な業務の遂行に、有効な調剤薬局薬剤師支援が求められるに至っている。そして、利用者は、かかりつけ調剤薬局を決めて自身の薬歴を管理してもらうことが重要になってきており、薬剤師に対する業務支援がますます必要とされている。また、患者が積極的に治療方針の決定に参加し、服薬することが求められて来ている現状において、薬剤師は、患者に薬剤の情報を提供するにとどまらず、患者・家族から服薬状況を聞き取り、確実な服薬を指導・支援することが求められて来ている。
本発明は、かかる点に鑑み、医療情報管理システムのサーバコンピュータのデータベースに集合された、具体的な医療情報が、薬剤師が必要とする範囲で薬剤師に負担を強いることなく的確迅速に収集され、情報提供され得るようにすることで、薬剤師が専門能力を活かし、処方薬剤情報に基づいて該当利用者特有の指導アドバイスが的確に簡便になされるようにした薬剤師利用者支援を行うことを目的とする。
本発明は、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末、調剤薬局の端末及び調剤薬局支援装置がインターネットを介して接続され、
包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末に、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報がそれぞれ収集され、
予め定められた条件が満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする医療情報管理システムであって
調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が患者である利用者について包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を提供するに当たって作成した文章形式の医療検索依頼内容、を含んで医療検索依頼を形成し、また調剤薬局支援機関に該医療検索依頼を提供する端末であり、
調剤薬局支援装置が、
検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を格納するデータベースを備え、
文章形式で作成された医療検索依頼内容の提供を受けて、利用者を識別し、該利用者についての前記収集された利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報をそれぞれ包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院及び調剤薬局の端末から併せて取得し、当該利用者について、薬剤を含む医療解析項目の観点から文書解析して、医療解析項目内に含まれた医療タームから、検索対象服用薬品検索子を取得し、
利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報について、データベースに格納された検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を検索し、検索された医療情報が調剤薬局支援機関の担当者によって複合処理されることで複合処理された薬剤師向けの医療情報を取得し、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供する装置であり、
該調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が複合処理された薬剤師向けの医療情報に基づいて利用者について包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を形成した時に、前記利用者についての医療カウンセリング情報を、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者からなる提供機関毎に個別に画面表示すること
を特徴とする医療情報管理システムを提供する。
本発明は、包括ケアワークの医療情報を統括する統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末、調剤薬局の端末及び調剤薬局支援装置がインターネットを介して接続され、
統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末に、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報がそれぞれ収集され、予め定められた条件が満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする医療情報管理システムであって
調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が患者である利用者について統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を提供するに当たって作成した文章形式の医療検索依頼内容を含んで医療検索依頼を形成し、また調剤薬局支援機関の端末に該医療検索依頼を提供する端末であり、
調剤薬局支援装置が、
検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を格納するデータベースを備え、
文章形式で作成された医療検索依頼内容の提供を受けて、利用者を識別し、該利用者についての前記収集された利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報をそれぞれ統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末から併せて取得し、当該利用者について、薬剤を含む医療解析項目の観点から文書解析されて、医療解析項目内に含まれた医療タームから検索対象服用薬品検索子検索子を取得し、
利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報について、データベースに格納された検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を検索し、検索された医療情報が調剤薬局支援機関の担当者によって複合処理されることで複合処理された薬剤師向けの医療情報を取得し、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供する装置であり、
該調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が複合処理された薬剤師向けの医療情報に基づいて利用者について包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を形成した時に、前記利用者についての医療カウンセリング情報を、統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者からなる提供機関毎に個別に画面表示すること
を特徴とする医療情報管理システムを提供する。
本発明は、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末、調剤薬局の端末及び調剤薬局支援装置がインターネットを介して接続され、
包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末に、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報がそれぞれ収集され、予め定められた条件が満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする医療情報管理システムによる医療情報管理方法おいて、
調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が患者である利用者について統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を提供するに当たって作成した文章形式の医療検索依頼内容を含んで医療検索依頼を形成し、また調剤薬局支援機関の端末に該医療検索依頼を提供し、
調剤薬局支援装置が、
検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を格納するデータベースを備え、
文章形式で作成された医療検索依頼内容の提供を受けて、利用者を識別し、該利用者についての前記収集された利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報をそれぞれ包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末から併せて取得し、当該利用者について、薬剤を含む医療解析項目の観点から文書解析されて、医療解析項目内に含まれた医療タームから、検索対象服用薬品検索子を取得し、
利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報について、データベースに格納された検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を検索し、検索された医療情報が調剤薬局支援機関の担当者によって複合処理されることで複合処理された薬剤師向けの医療情報を取得し、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供し、
該調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が複合処理された薬剤師向けの医療情報に基づいて利用者について包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を形成した時に、前記利用者についての医療カウンセリング情報を、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者からなる提供機関毎に個別に画面表示すること
を特徴とする医療情報管理システムによる医療情報管理方法を提供する。
本発明は、包括ケアワークの医療情報を統括する統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院に端末、調剤薬局の端末及び調剤薬局支援装置がインターネットを介して接続され、
統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末に、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報がそれぞれ収集され、予め定められた条件が満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする医療情報管理システムによる医療情報管理方法おいて、
調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が患者である利用者について統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を提供するに当たって作成した文章形式の医療検索依頼内容を含んで医療検索依頼を形成し、また調剤薬局支援機関の端末に該医療検索依頼を提供し、
調剤薬局支援装置が、
検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を格納するデータベースを備え、
文章形式で作成された医療検索依頼内容の提供を受けて、利用者を識別し、該利用者についての前記収集された利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報をそれぞれ統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末から併せて取得し、当該利用者について、薬剤を含む医療解析項目の観点から文書解析されて、医療解析項目内に含まれた医療タームから、検索対象服用薬品検索子を取得し、
利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報について、データベースに格納された検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を検索し、検索された医療情報が調剤薬局支援機関の担当者によって複合処理されることで複合処理された薬剤師向けの医療情報を取得し、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供し、
該調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が複合処理された薬剤師向けの医療情報に基づいて利用者について統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を形成した時に、前記利用者についての医療カウンセリング情報を、統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者からなる提供機関毎に個別に画面表示すること
を特徴とする医療情報管理システムによる医療情報管理方法を提供する。
本発明は、上述した構成をなし、これによって、薬剤師が、当該利用者について欲しいとする事項について文書形式で自由に自分の意思になる文章で的確に指摘記載して支援を求めることが出来、これによって医療情報管理システムのサーバコンピュータのデータベースに集合された、具体的な医療情報が、薬剤師が必要とする範囲で薬剤師に負担を強いることなく的確迅速に収集され、情報提供され得るようにすることで、薬剤師が専門能力を活かし、処方薬剤情報に基づいて該当利用者特有の指導アドバイスが的確に簡便になされるようにした薬剤師利用者支援を行うことができる。
本発明が適用される包括ケアワークの全体を示す図。 本発明の実施例の調剤薬局支援装置100の形態を示すブロック図。 本発明の実施例における利用者服用薬品複合医療情報(C)を形成し、利用者服用薬品複合医療情報(C)を処方箋が提供された調剤薬局の端末に提供する情報の流れを示す図。 文書形式で記載された検索文書の例を示す図。 検索依頼書を示す図。 文書形式の検索文書作成時に参照される項目として薬剤師に提供される図。 検索方法を示す図。 検索方法を示す図。 取得された利用者服用薬品情報(A)の例を示す図。 取得された利用者服用薬品情報(A)の例を示す図。 取得された利用者服用薬品情報(A)の例を示す図。 取得された利用者服用薬品情報(A)の例を示す図。 取得された利用者服用薬品情報(A)の例を示す図。 取得された利用者服用薬品情報(A)の例を示す図。 取得された利用者服用薬品情報(A)の例を示す図。 外部機関に検索依頼がなされてデータベースに格納された情報から取得された薬品対応医療情報(B)の例を示す図。 外部機関に検索依頼がなされてデータベースに格納された情報から取得された薬品対応医療情報(B)の例を示す図。 外部機関に検索依頼がなされてデータベースに格納された情報から取得された薬品対応医療情報(B)の例を示す図。 取得された利用者服用薬品複合医療情報(C)あるいは利用者服用薬品複合医療情報の例を示す図。 薬剤師が作成したカウンセリング内容の例を示す図。 利用者に対して作成したカウンセリング書並びにカウンセリング内容の例を示す図。指導コメントの例を示す図である。 薬剤師が主治医、訪問看護師、あるいは、ケアマネジャーに対して作成したカウンセリング書並びにカウンセリング内容の例を示す図。指導コメントの例を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明が適用される包括ケアワークの全体を示す図である。包括ケアワークは、典型的には地方公共団体によって構成される地方包括ケアワークであるが、地域に限定されず、包括的組織体あるいは機構を含む概念であり、以下、ここでは地方包括ケアワークを例に採って説明する。なお、この明細書で、薬剤、薬品および薬品名が使用されるが、薬剤は薬品の集合体である上位概念で用い、薬品名は当該薬品の名称を表わすものとして使用する。
自治体の端末1は、回線によって病院の端末2、調剤薬局の端末3、訪問看護師ステーション(在宅介護師ステーションを含む)の端末4およびケアマネジャーの端末5に結ばれ、これら端末からの医療情報が自治体の端末1に収集される。勿論、これらの情報格納あるいた提供、例えば調剤薬局支援機関への医療情報提供にあたっては、利用者から利用者の医療に関する個人情報の使用、あるいは個人識別情報にブラインドを掛けて個人情報が識別できないようにされた個人識別情報に代替するブラインド識別情報の使用について、事前の公開あるいは利用の了解がなされていることが条件であり、この条件が適切になされているものとして、以下、説明する。この場合に、この明細書では個人識別情報あるいは個人識別情報にブラインドを掛けて個人情報が識別できないようにされた個人識別情報に代替するブラインド識別情報であって、事前に使用承認がなされた情報を利用者識別情報と記載する。
自治体の端末1は、サーバコンピュータとして機能し、以下、サーバコンピュータと呼ぶことがある。これらの端末と利用者、例えば在宅療養患者との間は、端末で結ばれ、利用者の各種医療関係情報が電子形態で入力される。もしくは利用者からの人的な、例えば紙、口頭による情報提供によっても入力され電子化され得る。これらの医療情報は、生の状態で格納される場合もあるし、患者特性情報として一元管理された情報の場合がある。
自治体の端末1は、地域の行政関連の医療・看護・介護情報や各医療・看護・介護サービス事業者の情報を保有し、地域の医療・看護・介護サービス関連のアプリケーション類を導入した医療・看護・介護サービス地域情報をネットワーク上で取り扱う情報システムを提供する。この情報システムは、診療情報の管理システムとしても機能し、利用者識別情報および各患者の病歴や薬歴等の診療情報を保有する。この場合に、病名に対する薬品を組み合わせて病名薬品情報として登録される。
調剤薬局の端末3は、回線によって調剤薬局支援機関の端末7に接続され、調剤薬局支援機関の端末7は、通信回線によって外部機関として機能する医療品卸業者(医療商社を含む)あるいは製薬会社の端末(以下、外部機関の端末という)8に接続されている。図には記載されていないが、当然に調剤薬局の端末3は、薬剤の注文あるいは納品業務遂行のために外部機関の端末8に接続されている。
調剤薬局支援機関の端末7は、通信回線によって自治体の端末1に接続され、サーバコンピュータの格納された各種の医療情報を読み取ることが出来る。図1では、検索収
集9で利用者情報の情報収集状況を記載している。この利用者情報は、調剤薬局の端末3からの調剤薬局(薬剤師)による提供によっても取得され得る。この場合、調剤薬局の端末3からの検索依頼時の依頼書(図5)に調剤薬局の端末3が収集した利用者情報が添付されてなされる。
このような接続関係で、医療情報管理システム200および調剤薬局支援装置100が
構成されている。医療情報管理システム200は、薬剤師支援アプリケーションに関するデータベースを管理するデータベースサーバを備える。
地域包括ケアワークの医療情報を統括する統括管理機関に設置されるサーバコンピュータと、インターネットを介して該サーバコンピュータに接続された調剤薬局に設置
された端末を含めて包括ケアワーク参加機関に設置された端末とからなる医療情報管理システム200が構成される。本実施例である調剤薬局支援装置100が、医療情報管理システム200内に形成される。
医療情報管理システムは、例えば地方公共団体あるいは公益の医療団体によって構築
され、サーバコンピュータのデータベースに、当該患者の利用者識別情報ごとに、統括管理機関、包括ケアワーク参加機関および利用者自身から直接収集された各種の医療情報を記憶させ、利用者識別情報を入力した時に各種の医療情報を出力可能とする。
医療情報管理システムは、調剤薬局支援装置を持ち、薬剤師支援アプリケーションに関するデータベースを管理するデータベースサーバを備え、該データベースサーバは、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報を持つ。
また、調剤薬局支援装置は、包括ケアワークの医療情報を統括する統括管理機関に設置されるサーバコンピュータと、インターネットを介してこのサーバコンピュータに接続された調剤薬局に設置された端末を含めて包括ケアワーク参加機関に設置された端末とからなる医療情報管理システムに用いられる。
医療情報管理システムのサーバコンピュータのデータベースに、統括管理機関、包括ケアワーク参加機関および利用者自身から提供された利用者服用薬品情報が格納され、外部機関の端末に薬品対応医療情報が格納され、医療情報管理システムは、利用者識別情報を入力し、予め定められた条件を満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする。
図2は、本発明の実施例の調剤薬局支援装置100の形態をブロック図で示す。
図2において、調剤薬局支援装置100は、図1における調剤薬局支援機関の端末7の支援機能を表わしている。
調剤薬局支援装置100は、上述したように医療情報管理システム200内に所属され、入力手段11、演算処理手段12、出力手段13、画像表示手段14およびデータベース(図示せず)を備えて構成され、これらの手段は、内部通信回線15によって互いに接続される。
地域内の複数の調剤薬局端末3および外部機関の端末8が調剤薬局支援装置100に接続される。
調剤薬局端末3は、処方箋記載の薬品名を取得する。また、文書形式の検索文書が薬剤師によって作られ、格納される。図では、文書形式の検索文書の作成と記載してある。
また、調剤薬局端末3は、後述する、出力される利用者服用薬品複合医療情報(C)を取得する。
処方箋は、サーバコンピュータのデータデースに格納されるので、このデータベースからあるいは利用者自身の薬剤調達の時に、調剤薬局の端末3に入力される。処方箋は、一つもしくは複数からなる。
外部機関の端末8は、調剤薬局支援装置100からの依頼を受け、データベース格納する該当の医療情報を調剤薬局支援装置100に提供する。この医療情報が薬品対応医療情報(B)であり、後述する。
入力手段11には、調剤薬局端末3からの処方薬情報が調剤薬局支援装置100に提供されるときに、利用者識別情報が付されて提供される。また、入力手段11は、任意の調剤薬局によって作成された、利用者識別情報を付した利用者を特定しての文章形式の検索文書を取得する。上述したように、紙形態で検索文書を取得する時もあるが、最終的には調剤薬局端末3から承認されたことが通信手段を介して通知される。この検索文書については、後述する。
演算処理手段12は、調剤薬局に提供された処方箋に記載された薬品名を取得する。
演算処理手段12は、検索文書について文書解析する。
調剤薬局からの検索依頼が受け付けられ、当該調剤薬局によって作成された文章形式の検索文書が取得され、検索依頼から利用者識別情報が取得される。
検索文書が少なくとも次の解析項目の
・薬剤
・用法用量
・効能・効果
・副作用および相互作用
・服用又は保管取扱上の注意事項
の観点から文書解析されて、解析項目内に含まれた医療タームから一つもしくは複数の医療タームが選択されて検索子を取得される。
このようにして検索子が生成される。
利用者識別情報に基づいて、あるいは利用者識別情報および取得検索子に基づいて医療情報管理システムのデータベースに格納された各種の医療情報が検索され、取得検索子に基づいて利用者服用薬品情報(A)が取得される。利用者服用薬品情報(A)は、機械的に取得される場合もあるし、操作者によって人的に取得される場合もある。このことによって、利用者識別情報に基づいて、薬剤師支援アプリケーションに関するデータベースを管理するデータベースサーバに格納された医療情報に含まれた各利用者服用薬品情報が取得される。
包括ケアワーク参加機関以外の外部機関に、薬品名および該検索子に基づく検索による薬品対応医療情報(B)の提供を求めて、薬品対応医療情報(B)取得する。薬品対応医療情報(B)に中には、予め取得して調剤薬局支援装置100のデータベースに格納された薬品対応医療情報が含まれる。
取得検索子に基づいて外部機関に格納された薬品対応医療情報が検索され、取得検索子に基づいて薬品対応医療情報(B)が取得される。この場合、検索された医療情報を薬品対応医療情報(B)としてもいいし、検索された医療情報から操作者によって選択された医療情報で薬品対応医療情報(B)が取得されてもよい。
利用者服用薬品情報(A)と薬品対応医療情報(B)とが複合されて、利用者服用薬品複合医療情報(C)が形成される。利用者服用薬品複合医療情報(C)は、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供される。利用者服用薬品複合医療情報(C)は、取得された利用者服用薬品情報(A)と薬品対応医療情報(B)とを機械的に複合してもよいし、操作者が取得されたこれらの情報から人為的に調整して利用者服用薬品複合医療情報(C)としてもよい。
すなわち、利用者識別情報、および薬品名および取得検索子に基づいて、薬剤師支援アプリケーションに関するデータベースを管理するデータベースサーバに格納された医療情報に含まれた各利用者服用薬品情報、および薬品対応医療情報が検索されて、取得検索子に基づいて利用者服用薬品複合医療情報が取得される。
文書解析、検索子、利用者服用薬品情報(A)、薬品対応医療情報(B)、利用者服用薬品複合医療情報(C)および利用者服用薬品複合医療情報を参照しての薬剤師による指導アドバイ、コンサルテイング等については、後述する。
出力手段13は、対応の調剤薬局への出力を行う。すなわち対応の調剤薬局へは、形成された利用者服用薬品複合医療情報(C)が提供される。
画面表示手段14の画面には、調剤薬局からの検索依頼、利用者識別情報および検索子、解析項目、利用者服用薬品情報(A)、薬品対応医療情報(B)、利用者服用薬品複合医療情報(C)および利用者服用薬品複合医療情報(C)あるいは利用者服用薬品複合医療情報が表示される。
図3は、本発明の実施例における利用者服用薬品複合医療情報(C)を形成し、利用者服用薬品複合医療情報(C)を処方箋が提供された調剤薬局の端末に提供する情報の流れを示す図である。
図3において、特定の調剤薬局の端末2は、
・処方情報を入手する。
処方情報は、処方箋に記載された情報で、患者に提供されるべき薬品名と利用者の氏名と主治医等を含む利用者識別情報に対応した医療情報である。
・検索する薬品を特定する。
この薬剤は、処方箋に記載された薬品から特定されるが、これ以外の薬品であってもよく、薬剤師が、処方箋に記載された薬品に関連して情報入手したい薬品名が特定される。
・検索文書の作成
薬剤師は、調剤薬局支援装置100に依頼したい調査内容を文書形式で表現して電子化し、検索文書を作成する。検索文書の中には、キーワード等のターム(語彙)を含めて、利用者の個人情報を参照しながら当該利用者に求められると思う事項をその専門知識を活かして作成する。特に、次のような観点から検索文書が作成されるのがよい。
薬剤選択への薬学的観点からの助言
用量のチェック
相互作用・副作用のチェック
嚥下困難患者・認知機能低下患者への剤形選択
調剤方法の工夫・補助手段への助言
輸液管理・栄養管理への処方支援
患者家族に対する薬剤情報提供
検索文書は、薬剤師が、当該利用者について欲しいとする事項について文書形式で自由に自分の意思になる文章で的確に指摘記載して支援を求めるために作成される。
図4は、文書形式で記載された検索文書の例を示す。短文からなる検索文書の事例を示す。
文書形式とすることで、単なる文字コードで検索する場合に比べて知的な検索となり、また薬剤師が支援を求める内容を確実正確に検索側に伝達することが出来る。
図4に記載されるように、処方箋に記載された薬品名を基本として、
・加齢による合併症とそれに伴う多剤併用傾向がある。
・重複投薬相互作用のリスク増大のおそれがある。
・視覚・嚥下能力等の身体機能の低下に起因する服薬管理の服薬方向の適切な支援が必要。
・腎・肝機能の低下や体成分組織の変化に伴う体内薬物動態の変動や個々の生理機能に応じた処方・調剤・服薬の管理が必要。
・血栓症の予防や治療に使われる抗血栓薬のワーファリンを服用している人が気をつけたほうが良い食品は?
・牛乳(グレープフルーツ、お茶)との飲み合わせで注意すべき薬とその際の相互作用は?
・サプリメントのビタミンA(葉酸、カルシウムやマグネシウム、イチョウ葉エキス等)との併用に注意が必要な医薬品とその際の相互作用は?
・当該患者の飲み残し状態が登録されているようであれば、飲み残し状態を知りたい。
その他、図4に記載されたように種又の検索文書が想定される。検索文章は、短い文章形式が望ましい。50字以内で十分に意図するところを伝達することが出来る。
薬剤師が依頼したい調査内容を文書形式で表現した検索文書が作成される。これらの
検索文書には薬剤師が特に重要であると考える薬剤についての具体的キーワードが付加されるようにしてもよい。
具体的に説明するために、処方箋に薬品名「ロキソニン」(登録商標)が記載されたことを想定する。
この場合の検索文書に、薬品名「ロキソニン」に加えて、
・投薬相互作用のリスク増大のおそれがある。
と記載され、設定されたとする。
このようにして作成された検索文書は、通信手段あるいは配送手段で調剤薬局支援装置100に送付され、検索情報提供の依頼がなされる。
この依頼がなされると、調剤薬局支援装置100は、検索情報提供依頼の受付と検
索文書の解析と検索子の生成、および検索を行う。
図5は、検索依頼書を示す。依頼内容は、処方箋記載に基づく薬品名および依頼内容を文書形式で記載した検索文書、並びに依頼したグレードおよび検索期間の指定からなる。グレードは、(a)利用者についての情報提供の依頼、(b)外部機関利用による情報提供の依頼、(c)双方についての情報提供に依頼となる。
図6は、文書形式の検索文書作成時に参照される項目として薬剤師に提供される情報であり、また検索文書解析と検索子の生成時に用いられる実際項目に対する上位の項目であることを示す。検索文書が少なくとも次の解析項目も持つ。
・薬剤
・用法用量
・効能・効果
・副作用および相互作用
・服用又は保管取扱上の注意事項
である。これ以外の項目が加えられてもよい。
検索文書の解析は、検索文書に中に上述した項目中に示された医療タームおよび薬品
に固定的に付着された分類ターム(たとえば日本標準商品分類番号あるいは製薬会社薬
識別コード)が抽出され、該当項目があるかが分析されることでなされる。文章からワ
ード等のタームを抽出する方法には種々の方法が公開されている。この分類タームは、
外部機関に検索依頼する時に便利である、
本実施例の場合、例えば次に示されるグループについて、( )中に示されるような観点から解析項目中に含まれる検索子が取得される。
(1)部位(どこが)
(2)性状(どんな)
(3)重症度(どのくらい)
(4)状況(どんなとき)
(5)要因(他に考えられることは?)
(6)随伴の症状(他の症状は)
である。このような項目は既に知られている。
当解析項目が特定され、検索子が選択される。
検索子は、・薬品名「ロキソニン」および併用禁忌の薬剤とからなる。
検索子が取得される項目を示せば、次のようになる。
・薬剤の保管状況
・薬剤の重複
・併用禁忌の薬剤
・薬剤の飲み忘れ
・薬剤の飲みにくさ
・薬剤の飲み残し
・処方内容と食習慣の不一致
・副作用の発症
・服用薬剤の理解不足
・その他
図7は、検索方法を示す図である。図7(a)は、検索用タームとして、利用者識別情報および取得された検索子、並びに取得された検索子および薬品名を使用した場合、図7(b)は、取得された検索子および薬品名を使用した場合の例を示す。
例えば、検索子の一つに「併用禁忌の薬剤」が選択され取得されると、「併用禁忌の薬剤」を記載した医療情報がすべて検索される。他の検索子の場合も同じである。
複数の検索子が設定されるように依頼されてもよい。複数の検索子の設定によって、特定事象についての検索、ある地域に特化した検索がなされることになる。
利用者について登録されたすべての医療情報が検索され、現在使用中の薬剤の中に「併用禁忌の薬剤」がないかが判定される。すなわち使用中の薬剤がすべて検索され、その中に薬品「ロキソニン」に対して相互作用のある薬剤がないかが判定される。
図7は、利用者識別情報、および薬品名および取得検索子に基づいて、あるいは利用者識別情報および取得検索子、および薬品名および取得検索子に基づいて、薬剤師支援アプリケーションに関するデータベースを管理するデータベースサーバに格納された医療情報に含まれた利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報が検索されることを示す。
図7(a)において、利用者識別情報および取得検索子に基づいて医療情報管理システムのデータベースに格納された各種の医療情報を検索し、利用者対応医療情報(A)の取得がなされる。
また、包括ケアワーク参加機関以外の外部機関に、薬品名および該取得検索子に基づく検索による薬品対応医療情報(B)の提供を求めて取得される。この場合の薬品名は「ロキソニン」となる。
また、利用者服用薬品情報(A)と薬品対応医療情報(B)とを複合して、利用者服用薬品複合医療情報(C)を形成し、利用者服用薬品複合医療情報(C)を、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供する。
図7(b)医療情報管理システムのデータベースに格納された医療情報として、統括管理機関、例えば地方自治体が統括する管理機関が管理するデータベースに格納された医療情報が検索されることを示している。他の内容については、図7(a)に記載された事項と同じである。
図8は、利用者服用薬品情報(A)を取得するために検索される医療情報管理システムのデータベースに格納された各種の医療情報の例を示す。
図8(a) は、処方箋並びに処方箋情報を示す図を示し、処方箋並びに処方箋情報が検索される。
図8(b)は、他の病院での処方箋並びに処方箋情報を示す図を示し、登録された他の病院処方箋並びに処方箋情報が検索される。該当の情報が薬品対応医療情報として取得される。
図8(c)は、訪問看護師の報告書を示す図であり、訪問看護師の報告内容が検索される。
図8(d) は、訪問看護師の報告書を示す図であり、
図8(e) 訪問看護師の報告書フォーマットの例を示し、ここに記載された内容が検索される。
図8(f) は、患者自身による症状報告書並びに患者情報を示す図であり、患者情報内容が検索される。
図8(g) は、お薬手帳およびお薬手帳記載情報を示す図であり、お薬手帳記載情報内容が検索される。お薬手帳に記載された内容から、他の調剤薬局における調合された薬剤についての情報も併せて取得される。
利用者識別情報に基づいて医療情報管理システムのデータベースに格納された各種の医療情報が取得され、次いで取得検索子に基づいて取得された医療情報についての検索がなされ、利用者服用薬品情報(A)が取得される。このように2段階に分けて検索するのは、第1回目の検索で十分に利用者服用薬品情報(A)が取得される場合が多いことによる。利用者識別情報および取得検索子に基づいて医療情報管理システムのデータベースに格納された各種の医療情報が検索され、検索された医療情報から利用者服用薬品情報(A)が取得されるようにしてもよい。
取得された利用者服用薬品情報(A)が検索を依頼した調剤薬局の端末3に回答されるが、この場合に、利用者服用薬品情報(A)と共に、検索されて抽出された図8(a)〜図8(b)に示された医療情報が調剤薬局の端末3に要求に沿って提供されてもよい。
図7において、薬品対応医療情報図8(a)から図8(g)までに記載された内容から、当該利用者識別情報に関して、処方箋記載の薬品「ロキソニン」についての併用禁忌の薬剤の検索がなされた。本例の場合、特定された薬剤の中に「ロキソニン」の併用禁忌の薬剤はない、との検索結論が出力された。報告画面には、その旨の表示がなされる。
図9は、外部機関に薬品、もしくは薬品と取得検索子に基づいて検索依頼がなされてデータベースに格納された情報から薬品対応医療情報(B)が取得された例を示す。
図9(a) は、ロキソニン錠60mgの例について得られた情報を示す図である。
図9(b)は、他の外部機関から取得されたロキソニン錠60mgの例について得られた情報を示す図である。
図9(c) は、他の外部機関から取得されたロキソニンについての相互作用のある薬品情報を示す図である。一つもしくは複数の外部機関から集められた薬品情報が整理されて、図9(c)に示されるように指定薬品についての医療情報として取得される。
調剤薬局支援装置100の管理を行う担当者は、図9(a)、図9(b)、図9(c)の画面、およびこれ以外に取得された情報を参照して、薬品と取得検索子に基づいて薬剤師が容易に判別できるようにして薬品対応医療情報(B)を作る。例えば、図9(c)に記載された事項から薬剤師が欲している情報を選択して的確な一部情報について薬品対応医療情報(B)とする。薬剤師からの要求に応じて検索されたすべての検索情報が調剤薬局の端末3に提供される。
薬剤師支援アプリケーションに関するデータベースを管理するデータベースサーバ
を備えた医療情報管理システムについて検索し、利用者薬品複合対応医療情報を取得した場合も同様である。
図10は、取得された利用者服用薬品複合医療情報(C)あるいは利用者服用薬品複合医療情報の例を示す。利用者服用薬品複合医療情報(C)あるいは利用者服用薬品複合医療情報は最終的に調剤薬局支援装置100を管理する管理者によってチェックされ、最終の報告とされる。
図10に示すように、結論として、
特定された薬剤では併用薬禁忌の薬剤はない。
患者自身による患者報告に血糖値を下げる降下剤の使用についての言及がある。併用薬禁忌剤が服用されないように注意。
が報告書としてまとめられた。
図11は、提供された、利用者服用薬品複合医療情報(C)あるいは利用者薬品複合対応医療情報を用いて、薬剤師が作成したカウンセリング内容の例を示す図である。カウンセリングの内容は、適宜利用者あるいは主治医、訪問看護師、ケアマネージャー、自治体の端末に報告される。
図11(a) は、薬剤師が利用者に対して作成したカウンセリング書並びにカウンセリング内容の例を示す図である。
図11(b) は、利用者に対して作成したカウンセリング書並びにカウンセリング内容の例を示す図である。指導コメントの例を示す図である。
図11(c) は、薬剤師が主治医、訪問看護師、あるいは、ケアマネジャーに対して作成したカウンセリング書並びにカウンセリング内容の例を示す図である。指導コメントの例を示す図である。
本実施例によれば、利用者識別情報を付した利用者を特定しての文章形式の検索文書が取得され、検索文書について文書解析されて、一つもしくは複数からなる医療タームが選択されて検索子が生成され、該検索子が検索活用されて、上述されているように、利用者薬品複合対応医療情報、例えば利用者服用薬品情報(A)、薬品対応医療情報(B)および利用者服用薬品複合医療情報(C)が取得される。
これによって、薬剤師が、当該利用者について欲しいとする事項について文書形式で自由に自分の意思になる文章で的確に指摘記載して支援を求めることが出来、これによって医療情報管理システムのサーバコンピュータのデータベースに集合された、具体的な医療情報が、薬剤師が必要とする範囲で薬剤師に負担を強いることなく的確迅速に収集され、情報提供され得るようにすることで、薬剤師が専門能力を活かし、処方薬剤情報に基づいて該当利用者特有の指導アドバイスが的確に簡便になされるようにした薬剤師利用者支援を行うことができる。
1…自治体の端末、2…病院の端末、3…調剤薬局の端末、4…、訪問看護師ステーション(在宅介護師ステーションを含む)の端末、5…ケアマネジャーの端末、6…患者(利用者)、7…調剤薬局支援機関の端末、8…外部機関の端末、11…入力手段、12…演算処理手段、13…出力手段、14…画像表示手段、100…調剤薬局支援装置、200…医療情報管理システム。

Claims (4)

  1. 包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末、調剤薬局の端末及び調剤薬局支援装置がインターネットを介して接続され、
    包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末に、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報がそれぞれ収集され、
    予め定められた条件が満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする医療情報管理システムであって
    調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が患者である利用者について包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を提供するに当たって作成した文章形式の医療検索依頼内容、を含んで医療検索依頼を形成し、また調剤薬局支援機関に該医療検索依頼を提供する端末であり、
    調剤薬局支援装置が、
    検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を格納するデータベースを備え、
    文章形式で作成された医療検索依頼内容の提供を受けて、利用者を識別し、該利用者についての前記収集された利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報をそれぞれ包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院及び調剤薬局の端末から併せて取得し、当該利用者について、薬剤を含む医療解析項目の観点から文書解析して、医療解析項目内に含まれた医療タームから、検索対象服用薬品検索子を取得し、
    利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報について、データベースに格納された検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を検索し、検索された医療情報が調剤薬局支援機関の担当者によって複合処理されることで複合処理された薬剤師向けの医療情報を取得し、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供する装置であり、
    該調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が複合処理された薬剤師向けの医療情報に基づいて利用者について包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を形成した時に、前記利用者についての医療カウンセリング情報を、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者からなる提供機関毎に個別に画面表示すること
    を特徴とする医療情報管理システム
  2. 包括ケアワークの医療情報を統括する統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末、調剤薬局の端末及び調剤薬局支援装置がインターネットを介して接続され、
    統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末に、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報がそれぞれ収集され、予め定められた条件が満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする医療情報管理システムであって
    調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が患者である利用者について統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を提供するに当たって作成した文章形式の医療検索依頼内容を含んで医療検索依頼を形成し、また調剤薬局支援機関の端末に該医療検索依頼を提供する端末であり、
    調剤薬局支援装置が、
    検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を格納するデータベースを備え、
    文章形式で作成された医療検索依頼内容の提供を受けて、利用者を識別し、該利用者についての前記収集された利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報をそれぞれ統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末から併せて取得し、当該利用者について、薬剤を含む医療解析項目の観点から文書解析されて、医療解析項目内に含まれた医療タームから検索対象服用薬品検索子検索子を取得し、
    利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報について、データベースに格納された検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を検索し、検索された医療情報が調剤薬局支援機関の担当者によって複合処理されることで複合処理された薬剤師向けの医療情報を取得し、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供する装置であり、
    該調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が複合処理された薬剤師向けの医療情報に基づいて利用者について包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を形成した時に、前記利用者についての医療カウンセリング情報を、統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者からなる提供機関毎に個別に画面表示すること
    を特徴とする医療情報管理システム
  3. 包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末、調剤薬局の端末及び調剤薬局支援装置がインターネットを介して接続され、
    包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末に、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報がそれぞれ収集され、予め定められた条件が満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする医療情報管理システムによる医療情報管理方法おいて、
    調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が患者である利用者について統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を提供するに当たって作成した文章形式の医療検索依頼内容を含んで医療検索依頼を形成し、また調剤薬局支援機関の端末に該医療検索依頼を提供し、
    調剤薬局支援装置が、
    検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を格納するデータベースを備え、
    文章形式で作成された医療検索依頼内容の提供を受けて、利用者を識別し、該利用者についての前記収集された利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報をそれぞれ包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末から併せて取得し、当該利用者について、薬剤を含む医療解析項目の観点から文書解析されて、医療解析項目内に含まれた医療タームから、検索対象服用薬品検索子を取得し、
    利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報について、データベースに格納された検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を検索し、検索された医療情報が調剤薬局支援機関の担当者によって複合処理されることで複合処理された薬剤師向けの医療情報を取得し、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供し、
    該調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が複合処理された薬剤師向けの医療情報に基づいて利用者について包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を形成した時に、前記利用者についての医療カウンセリング情報を、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者からなる提供機関毎に個別に画面表示すること
    を特徴とする医療情報管理システムによる医療情報管理方法。
  4. 包括ケアワークの医療情報を統括する統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院に端末、調剤薬局の端末及び調剤薬局支援装置がインターネットを介して接続され、
    統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末に、利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報がそれぞれ収集され、予め定められた条件が満たされた時に各種の医療情報を出力可能とする医療情報管理システムによる医療情報管理方法おいて、
    調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が患者である利用者について統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を提供するに当たって作成した文章形式の医療検索依頼内容を含んで医療検索依頼を形成し、また調剤薬局支援機関の端末に該医療検索依頼を提供し、
    調剤薬局支援装置が、
    検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を格納するデータベースを備え、
    文章形式で作成された医療検索依頼内容の提供を受けて、利用者を識別し、該利用者についての前記収集された利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報をそれぞれ統括管理機関の端末、包括ケアワーク参加機関の端末、主治医の病院の端末及び調剤薬局の端末から併せて取得し、当該利用者について、薬剤を含む医療解析項目の観点から文書解析されて、医療解析項目内に含まれた医療タームから、検索対象服用薬品検索子を取得し、
    利用者服用薬品情報および薬品対応医療情報について、データベースに格納された検索対象服用薬品検索子に対する医療情報を検索し、検索された医療情報が調剤薬局支援機関の担当者によって複合処理されることで複合処理された薬剤師向けの医療情報を取得し、検索依頼を受け付けた調剤薬局の端末に提供し、
    該調剤薬局の端末が、当該調剤薬局の薬剤師が複合処理された薬剤師向けの医療情報に基づいて利用者について統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者のいずれかの提供機関に対して個別に医療カウンセリング情報を形成した時に、前記利用者についての医療カウンセリング情報を、統括管理機関、包括ケアワーク参加機関、主治医の病院および利用者からなる提供機関毎に個別に画面表示すること
    を特徴とする医療情報管理システムによる医療情報管理方法。
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