JP6115477B2 - 電源装置及びこれを用いた送信装置 - Google Patents

電源装置及びこれを用いた送信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6115477B2
JP6115477B2 JP2013556344A JP2013556344A JP6115477B2 JP 6115477 B2 JP6115477 B2 JP 6115477B2 JP 2013556344 A JP2013556344 A JP 2013556344A JP 2013556344 A JP2013556344 A JP 2013556344A JP 6115477 B2 JP6115477 B2 JP 6115477B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
pass filter
supply device
voltage
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013556344A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013115039A1 (ja
Inventor
真明 谷尾
真明 谷尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2013115039A1 publication Critical patent/JPWO2013115039A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6115477B2 publication Critical patent/JP6115477B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/02Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation
    • H03F1/0205Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers
    • H03F1/0211Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers with control of the supply voltage or current
    • H03F1/0216Continuous control
    • H03F1/0222Continuous control by using a signal derived from the input signal
    • H03F1/0227Continuous control by using a signal derived from the input signal using supply converters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/102A non-specified detector of a signal envelope being used in an amplifying circuit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、入力信号の大きさに応じて出力電圧を変化させる機能を有する電源装置に関する。
携帯電話や無線LAN(Local Area Network)など、近年の無線通信に用いられているデジタル変調方式は、QPSK(Quadrature Phase
Shift Keying)や多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの変調フォーマットが採用されている。このような変調フォーマットでは、一般にシンボル間の遷移時に信号の軌跡が振幅変調を伴い、マイクロ波帯のキャリア信号に重畳された高周波変調信号では、時間とともに信号の振幅(包絡線)が変化する。
このとき、高周波変調信号のピーク電力と平均電力の比は、PAPR(Peak-to-Average Power Ratio)と呼ばれている。PAPRが大きい信号を増幅する場合は、高い線形性を確保するために、ピーク電力に対しても波形が歪まないように電源から十分に大きな電力を増幅器に供給する必要がある。言い換えると、増幅器を、電源電圧で制限される飽和電力よりも十分低い電力領域で、余裕(バックオフ)を持たせて動作させる必要がある。一般に、A級やB級動作させた線形増幅器では、その飽和出力電力付近で電力効率が最大になるので、バックオフが大きい領域で動作させると平均的な効率は低くなる。
次世代携帯電話や無線LAN、デジタルテレビ放送に採用されているマルチキャリアを用いた直交波周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式では、PAPRは非常に大きくなる傾向にあり、増幅器の平均効率は更に低下する。したがって、増幅器の特性としては、バックオフの大きい電力領域でも高い効率を有していることが望ましい。
バックオフの大きい電力領域で広いダイナミックレンジに渡って高効率に信号を増幅する方式として、包絡線除去・復元(EER:Envelope Elimination and Restoration)や包絡線追跡(ET:Envelope Tracking)という送信方式が知られている。
EER方式では、まず、入力変調信号を、その位相成分と振幅成分とに分解する。位相成分は、位相変調情報を維持したまま振幅一定で電力増幅器に入力される。このとき、電力増幅器は、常に効率が最大となる飽和付近で動作させる。一方、振幅成分は、振幅変調情報に応じて電源装置の出力電圧を変化させ、これを増幅器の電源として用いる。このように動作させることにより、電力増幅器は乗算器として動作し、変調信号の位相成分と振幅成分とは合成され、バックオフによらず高い効率で増幅された出力変調信号が得られる。
一方、ET方式でも、入力変調信号の振幅成分は、振幅変調情報に応じて電源装置の出力電圧を変化させ、それを電力増幅器の電源として用いる構成は、EER方式と同じである。異なるのは、EER方式では、増幅器に振幅一定の位相変調信号のみを入力し飽和動作させるのに対して、ET方式では、振幅変調と位相変調の両方を含む入力変調信号をそのまま増幅器に入力し、線形動作させる点である。この場合は、増幅器は線形動作するのでEER方式よりは効率は低下するが、入力変調信号の振幅の大きさに応じて、増幅器には必要最小限の電力しか供給されないため、増幅器を振幅によらず一定電圧で使用した場合に比べると、やはり高い電力効率を得ることができる。また、ET方式では、振幅成分と位相成分とを合成するタイミングマージンが緩和され、EER方式に比べ実現しやすいという利点もある。
EER方式やET方式に用いる変調電源装置は、入力変調信号の振幅成分に応じて、精度よく、低ノイズで、かつ高効率に出力電圧を変化できる電圧源である必要がある。なぜならば、携帯電話など近年のデジタル変調を用いた無線通信方式では、隣接したチャネルへの漏洩電力(ACPR:Adjacent Channel Leakage Power Ratio)や、変調誤差を表すエラーベクトル強度(EVM:Error Vector Magnitude)を一定値以下に抑えることが規格で定められている。電源装置の出力電圧が、入力振幅信号に対して線形でないと、相互変調歪によりACPRやEVMが劣化する。また、電源のノイズが増幅器の出力に混入すると、やはりACPRが劣化する。
また、EER方式やET方式において、電源装置の応答帯域(速度)は、変調信号の帯域(速度)の最低でも2倍以上は必要と言われている。例えば、携帯電話のWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)規格では、変調帯域は約5MHz、無線LANのIEEE802.11a/g規格では、変調帯域は約20MHzある。一般的なスイッチングコンバータ構成の電源装置では、このような広い帯域の変調信号を出力するのは困難である。
高効率で、かつ高品質な電圧源を実現する方式として、高効率なスイッチング増幅器と高精度な線形増幅器とを組み合わせたハイブリッド電圧源の2つの基本構成が、非特許文献1の第2図上段にまとめられている(関連技術1)。
図7に示す関連技術1の電源装置201は、電流源として動作するスイッチング増幅部6と、電圧源として動作する線形増幅部7とを、並列にした基本構成となっている。この構成では、高精度な線形増幅部7は、出力電圧Voutが入力信号(参照信号ともいう。)Vrefに等しくなるように補正する役割を果たす。一方、スイッチング増幅部6は、線形増幅部7の出力電流Icを検知して、その結果に基づいて、制御信号生成部8で、スイッチング増幅部6の入力信号を制御する。つまり、スイッチング増幅部6は電流源として動作し、負荷1に供給される電力の大部分は高効率なスイッチング増幅部6から供給される。そして、高精度であるが効率の低い線形増幅部7は、出力電圧Voutに含まれるリプルを除去する程度の電力しか消費しない。したがって、このような動作によって、高い精度と高い効率を両立した電圧源を実現することができる。
また、このようにして得られた出力電圧Voutを、負荷1としての電力増幅器の電源電圧として用い、前述のEER又はET動作を行うようにしてもよい。この場合、電源装置201からは、入力変調信号の振幅に応じて最小限の電力しか供給されないため、電力増幅器は常に効率の高い飽和付近で動作することができ、この電源装置と電力増幅器とを備えた送信機システム全体の電力効率も向上する。なお、スイッチング増幅部6の出力側にはハイパスフィルタ9が設けられ、負荷1には出力電流Ioutが供給される。
一方、高効率でかつ高品質なEER、ET用電圧源を実現する別の方式が、非特許文献2や特許文献1、2で提案されている(関連技術2)。関連技術2の構成を図示したものが図8である。図8の電源装置202では、2種類の電圧源を並列で並べており、片方が低周波用の高効率スイッチング増幅部6であり、もう片方が高周波用の線形増幅部7である。また、電圧源を制御する入力部のフィルタ及び電圧源の信号の帯域を分離する出力部のフィルタが具備されている。つまり、スイッチング増幅部6の入力部及び出力部にそれぞれローパスフィルタ2,4、線形増幅部7の入力部及び出力部にそれぞれハイパスフィルタ3,5が具備されている。それらフィルタの周波数特性は図9のようになっている。
その動作を説明すると、入力端において入力信号Vrefが帯域分離されて、低周波はスイッチング増幅部6、高周波は線形増幅部7でそれぞれ増幅されて、出力端で合成されることによって、入力信号Vrefを線形増幅した出力電圧Voutが得られる。この構成により、電圧変調の主成分である低周波領域で、高効率なスイッチング増幅部6による電力供給が行われて、また高周波成分に関しては、低効率ではあるが線形性の高い線形増幅部7により電力供給が行われることから、高効率かつ高品質な電源変調器が実現できる。
図7の構成と比べて、図8のように帯域分離した電源を並列に並べるメリットとしては、電源の高耐圧化が容易であることが挙げられる。具体例として、出力電圧Voutが最大50Vに達する場合を考える。このときに図7の構成では、線形増幅部7が50V耐圧である必要があり、現在のCMOSデバイス技術では、高速動作かつ高耐圧を実現するのは非常に困難であることから、線形増幅部7の帯域が数kHz程度に制限されてしまい、数MHz帯域の信号のエンベロープ帯域に追従することはできない。一方、図7の構成であると、線形増幅部7は出力電圧の高周波成分のみ増幅することから、必要な耐圧は50V出力のうちのオフセット成分を抜いた信号の最大振幅となる。すなわち、出力電圧Voutのオフセット量を調整して、線形増幅部7の最大耐圧に合わせた電源変調を行うことにより、電源変調器の高耐圧化に対応することが可能となる。
特許第4589665号公報 米国特許第6,084,468号明細書
IEEE TRANSACTIONS ON POWER ELECTRONICS(1986年、VOL.PE−1、NO.1、pp.48−54、Fig.1、Fig.2) MICROWAVE Symposium Digest、 2004 IEEE MTT-S INTERNATIONAL(2004年、VOL.2、pp.887−890)
しかしながら、図8の帯域分離電源の欠点は、帯域を分離するフィルタの設計が難しい点にある。負荷1が抵抗負荷の場合は、図9のとおりの特性を満たすフィルタは容易に設計できる。しかし、ETやEERにおいて、電源側から見た負荷成分は変化しており一定ではないので、図8の出力フィルタは図9のとおりの帯域特性にならない。
また、一般的には出力フィルタは、効率の観点から、電力ロスのないインダクタ及び容量によって構成されており、ハイパスフィルタは容量、ローパスフィルタはインダクタによってそれぞれ構成される。そのため、ローパスフィルタとハイパスフィルタとで共振点が存在してしまい、共振周波数近傍において、二つの電源間のインピーダンスが0に近くなってしまう。このことから電源同士の完全な帯域分離ができず、特に共振点近傍においては電源同士を繋ぐラインのインピーダンスが0に近いことから、電圧や電流の揺れが生じる。この動作によって出力電圧Voutが所望の値にならず共振電圧が加算されてしまい、全体として線形増幅ができなくなることに加えて、並列電源における電流のやりとりによって無駄な電力ロスが生じて効率が下がってしまう。
そこで、本発明の目的は、入力信号の大きさに応じて出力電圧が変化する機能を有するとともに、高効率かつ高線形性の電源装置を提供することにある。
本発明に係る電源装置は、
ローパスフィルタと、
ハイパスフィルタと、
入力信号の低周波成分を増幅して増幅後の低周波成分を前記ローパスフィルタを介して出力するスイッチング増幅部と、
このスイッチング増幅部に並列接続されるとともに、前記入力信号の高周波成分を増幅して増幅後の高周波成分を前記ハイパスフィルタを介して出力する線形増幅部と、
前記ローパスフィルタと前記ハイパスフィルタとの間に流れる電流を検知する電流検知部と、
前記ハイパスフィルタの両端間の電圧を検知する電圧検知部と、
前記入力信号の低周波成分と前記電流検知部で検知された電流値と前記電圧検知部で検知された電圧値とに基づき、前記スイッチング増幅部に対して制御信号を出力する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明に係る送信装置は、
本発明に係る電源装置が増幅器の電源として用いられた、
ことを特徴とする。
本発明によれば、入力信号波形に正確に追随でき、かつシステムに対して電力損失の小さい電源装置を提供できる。
本発明に係る電源装置の実施形態1を示すブロック図である。 本発明に係る電源装置の実施形態2を示す回路図である。 本発明に係る電源装置の実施形態3を示す回路図である。 本発明に係る電源装置の実施形態4を示す回路図である。 図4におけるハイパスフィルタ及びローパスフィルタの周波数特性を示すグラフである。 図1の電源装置を用いた送信装置を示すブロック図である。 電圧変調機能を有する電源装置の関連技術1を示すブロック図である。 電圧変調機能を有する電源装置の関連技術2を示すブロック図である。 図8におけるハイパスフィルタ及びローパスフィルタの周波数特性を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について説明する。
図1は、本発明に係る電源装置の実施形態1を示すブロック図である。図6は、実施形態の電源装置を用いた送信装置を示すブロック図である。以下、これらの図面に基づき説明する。
本実施形態1の電源装置101は、ローパスフィルタ4と、ハイパスフィルタ5と、入力信号Vrefの低周波成分Vref_lowを増幅して増幅後の低周波成分をローパスフィルタ4を介して出力するスイッチング増幅部6と、スイッチング増幅部6に並列接続されるとともに、入力信号Vrefの高周波成分Vref_highを増幅して増幅後の高周波成分をハイパスフィルタ5を介して出力する線形増幅部7と、ローパスフィルタ4とハイパスフィルタ5との間に流れる電流を検知する電流検知部11と、ハイパスフィルタ5の両端間の電圧を検知する電圧検知部10と、入力信号Vrefの低周波成分Vref_lowと電流検知部11で検知された電流値と電圧検知部10で検知された電圧値とに基づき、スイッチング増幅部6に対して制御信号を出力する制御部12と、を備えたことを特徴とする。
このとき、制御部12は、入力信号Vrefの低周波成分Vref_lowと電流検知部11で検知された電流値と電圧検知部10で検知された電圧値とに基づき、ローパスフィルタ4とハイパスフィルタ5との共振を抑制するように、スイッチング増幅部6に対して制御信号を出力する、としてもよい。
また、制御部12は、入力信号Vrefの低周波成分Vref_lowと電流検知部11で検知された電流値と電圧検知部10で検知された電圧値とに基づき、電圧検知部10で検知された電圧値が一定かつ電流検知部11での検知された電流値が減少するように、スイッチング増幅部6に対して制御信号を出力する、としてもよい。
換言すると、本実施形態1の電源装置101は、低周波成分の電圧源として動作するスイッチング増幅部6、スイッチング増幅部6の出力端に設けられたローパスフィルタ4、高周波成分の電圧源として動作する線形増幅部7、線形増幅部7の出力端に設けられたハイパスフィルタ5を有する。スイッチング増幅部6及びローパスフィルタ4と、線形増幅部7及びハイパスフィルタ5とは、並列接続されている。また、電源装置101は、ハイパスフィルタ5の両端電圧を検知する電圧検知部10、並列接続した電源間すなわちスイッチング増幅部6と線形増幅部7との間に流れる電流を検知する電流検知部11、電圧検知部10での検知値と電流検知部11での検知値と入力信号の低周波成分とに基づき、スイッチング増幅部6を制御する信号を発生する制御部12を有する。
入力信号Vrefの高周波成分Vref_highは、ハイパスフィルタ3で抽出される。ハイパスフィルタ3を通過した信号すなわち高周波成分Vref_highは、線形増幅部7に入力された後、その出力端にあるハイパスフィルタ5を介して出力されることにより、出力電圧Voutの高周波成分として生成される。
一方、入力信号Vrefの低周波成分Vref_lowは、ローパスフィルタ2で抽出される。ローパスフィルタ2を通過した信号すなわち低周波成分Vref_lowは、制御部12に入力された後、スイッチング増幅部6で所定のデューティ比のパルスに変換され、その出力端にあるローパスフィルタ4を介して出力されることにより、出力電圧Voutの低周波成分として生成される。このとき、制御部12は、ローパスフィルタ2を通過した信号、電圧検知部10での検知値及び電流検知部11での検知値を元に、スイッチング増幅部6を制御する。また、電圧検知部10はハイパスフィルタ5の両端の電圧差を検知し、電流検知部11はハイパスフィルタ5を流れる電流値を検知する。
図6に示すように、本実施形態1の電源装置101を用いた送信装置111では、負荷1は電力増幅器である。
制御部12は、ハイパスフィルタ5の両端の電圧差がローパスフィルタ2を通過した入力信号の低周波成分Vref_lowの定数倍になるように、スイッチング増幅部6の動作を制御する。そのため、出力電圧Voutの共振起因の電圧揺れが抑制された上で、所望の電圧が出力される。それと同時に、制御部12は、電流検知部11により検知した電流を負にフィードバックすることから、電流検知部11の値を0にするようにスイッチング増幅部6を駆動するパルスを生成するので、ハイパスフィルタ5とローパスフィルタ4との間の電流揺れを抑制できる。これにより、線形増幅部7とスイッチング増幅部6との間で生じる、無駄な電流のやりとりを抑制でき、かつ出力電圧Voutとして、共振の影響を受けない所望の電圧を供給できる。
本実施形態1の効果は、入力信号波形に正確に追随でき、かつシステムに対して電力損失の小さい電源装置を提供できることである。その理由は、本実施形態1の電源装置は、ハイパスフィルタとローパスフィルタとの間で生じる共振に起因する電圧の揺れを電圧検知部、電流の揺れを電流検知部でそれぞれ検知した上で、それらの揺れを抑制するようにスイッチング増幅部を制御することにより、関連技術で生じていた共振起因の電力ロスを最小限にした上で、共振起因の電圧揺れも抑制した変調が可能となるためである。
次に、実施形態1を更に具体化した実施形態2〜4について説明する。図2は、本発明に係る電源装置の実施形態2を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態2の電源装置102は、機能ブロックとして、負荷1、ローパスフィルタ4、ハイパスフィルタ5、スイッチング増幅部6、線形増幅部7、電圧検知部10、電流検知部11、制御部12を、図1の機能ブロックと同様に備えている。また、線形増幅部7の入力信号としての高周波成分Vref_high、及び、制御部12の参照信号としての低周波成分Vref_lowは、図1の構成と同様に、周波数特性が図9を満たすハイパスフィルタ3及びローパスフィルタ2に、入力信号Vrefを通過させることで得られる。
以下、各機能ブロックについて、より詳細に説明する。ハイパスフィルタ5は、コンデンサ26により構成される。そのキャパシタンス値(C26)は、出力電圧Voutの端子におけるコンデンサ26と負荷1の抵抗成分との周波数特性が、図9のハイパスフィルタ特性を満たすように設定する。
ローパスフィルタ4は、インダクタ24及びセンス抵抗25の並列回路と、インダクタ23との、直列回路によって構成される。インダクタ23,24のインダクタンス値(L23,L24)及びセンス抵抗25の抵抗値(R25)の設定方法は、ハイパスフィルタ5と同様に、出力電圧Voutの端子におけるローパスフィルタ4と負荷1の抵抗成分との周波数特性が、図9のローパスフィルタ特性を満たすように設定する。
インダクタ23とインダクタ24とのインダクタンス値の割合は、インダクタ23がインダクタ24よりも大きな値になるように、例えば10:1の割合で定める。センス抵抗25の抵抗値R25は、インダクタ24と並列になる際に、共振起因の電流のほとんどがセンス抵抗25の方を通るように設定する必要がある。すなわち、センス抵抗25の抵抗値R25は、C26とL23,L24とで決まる共振周波数よりも、R25とL24とで決まるカットオフ周波数が高くなるように設定する。これにより、ローパスフィルタ4及びハイパスフィルタ5が図9の周波数特性に従うように設定される。
電圧検知部10は、ハイパスフィルタ5の両端の電圧差を検知して増幅する差動アンプ44により構成されている。電圧検知部10の出力値は、(ハイパスフィルタ5の両端の電圧差)×(差動アンプ44のゲイン)となる。
電流検知部11は、ローパスフィルタ4内のセンス抵抗25の電圧差を検知して増幅する差動アンプ43により構成されている。電流検知部11の出力値は、(センス抵抗25を流れる電流値)×(センス抵抗25の抵抗値)×(差動アンプ43のゲイン)となる。したがって、電流検知部11からは、センス抵抗25を流れる電流値の定数倍が出力される。また、センス抵抗25を流れる電流値のほとんどの成分は、ローパスフィルタ4とハイパスフィルタ5との共振周波数近傍の電流である。そのため、差動アンプ43によって共振電流を検知可能である。
制御部12は、差動アンプ42、コンパレータ41、ヒステリシスアンプ31により構成されている。コンパレータ431の基本的な動作は、+入力信号が−入力信号(Vref_low)よりも、小さければオンのパルスを、大きければオフのパルスをそれぞれ生成する。この制御により、ハイパスフィルタ5の両端間の電圧差は、Vref_low×定数倍に保たれる。
スイッチング増幅部6は、スイッチング素子21とダイオード22との縦積みにより構成される。ただし、スイッチング増幅部6はこの構成に限らない、例えばダイオード22の代わりにスイッチング素子(図示せず)を配置して、スイッチング素子21とスイッチング素子(図示せず)との2種類の入力パルスを、制御部12から生成する構成も考えられる。
線形増幅部7は、オペアンプ51によって構成されており、Vref_high×定数倍の電圧を出力する。線形増幅部7は、オペアンプに限らずB級アンプやAB級アンプといった線形性の高いアンプでも代用可能である。
続いて、各機能ブロックの詳細な動作を説明する。まず、ハイパスフィルタ5の両端の電圧差を差動アンプ44により検知する(電圧検知部10)。また、ローパスフィルタ4とハイパスフィルタ5とによる共振起因の電流の揺れを、差動アンプ43で検知する(電流検知部11)。そして、電圧検知部10及び電流検知部11で検知した信号を差動アンプ42で足し合わせた上で、これとVref_lowとの差分をコンパレータ41で取り、その差分をヒステリシスアンプ31を介してスイッチング素子21の入力信号とする(制御部12)。これにより、スイッチング素子21の入力パルスがコンパレータ41より生成されて、スイッチング増幅部6の制御が行われる(制御部12)。
この場合、差動アンプ42の+入力信号と−入力信号との割合は、+入力信号が−入力信号と比べて十分大きくなるように、差動アンプ43を調整する必要がある。最も極端な例としては、差動アンプ43の出力を常に0にして、電流検知部11の機能をなくす状態である。このとき、ハイパスフィルタ5の両端間の電圧差は、低周波成分Vref_lowの定数倍(スイッチング増幅部6のゲイン倍)となるように制御される。
ただし、この状態では、前述したとおり、ハイパスフィルタ5とローパスフィルタ4との共振が原因で、線形増幅部7とスイッチング増幅部6との間において、共振周波数付近の電流揺れが生じて、電力ロスが増えるなどといった様々な不具合が生じる。そこで、共振起因の電流揺れを抑制する機能として、共振電流を検知する電流検知部11の検知値を、電圧検知部10の検知値に足し合わせることで、共振による電流揺れに対して負のフィードバックを行っている。このとき、差動アンプ42の−入力信号の割合を大きくしすぎると、ハイパスフィルタ5の両端の電圧差を低周波成分Vref_lowの定数倍に保つ機能を失ってしまい、不安定な動作になってしまうことに注意する。
また、電流検知部11は、ハイパスフィルタ5とローパスフィルタ4との共振電流を検知するものであることから、図2に示すローパスフィルタ4に組み込んだものに限らない。例えば、電流検知部11は、ハイパスフィルタ5に組み込むこともできるし、フィルタとは独立にセンス抵抗を配置して検知するものとしてもよい。後述する実施形態3では、電流検知部11をハイパスフィルタ5に組み込んでいる。
制御部12はコンパレータ41に限らない。後述する実施形態3では、制御部12としてPWM(Pulse Width Modulation)制御を取り入れている。
これら一連の動作の結果、図2に示す電源装置102によれば、(出力電圧Vout = Vref_highの定数倍 + Vref_lowの定数倍 = Vrefの定数倍)という線形増幅の関係を保った状態で、かつローパスフィルタ4とハイパスフィルタ5との共振起因の電流揺れを抑制できるので、高効率で高精度の電源変調器を実現できる。
図3は、本発明に係る電源装置の実施形態3を示す回路図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態3における実施形態2との相違点は、制御部12がコンパレータ41からPWM発生回路61及び三角波発生回路62に置き換わっており、電流センス抵抗25がローパスフィルタ4ではなくハイパスフィルタ5に埋め込まれた点である。本実施形態3の電源装置103は、機能ブロックとして、実施形態2と同様に、負荷1、ローパスフィルタ4、ハイパスフィルタ5、スイッチング増幅部6、線形増幅部7、電圧検知部10、電流検知部11、制御部12を、図1の機能ブロックと同様に備えている。また、線形増幅部7の入力信号としての高周波成分Vref_high、及び、制御部12の参照信号としての低周波成分Vref_lowは、図1の構成と同様に、周波数特性が図9を満たすハイパスフィルタ3及びローパスフィルタ2に、入力信号Vrefを通過させることで得られる。
ローパスフィルタ4は、インダクタ23により構成される。そのインダクタンス値は、出力電圧Voutの端子におけるインダクタ23と負荷1の抵抗成分との周波数特性が、図9のローパスフィルタ特性を満たすように設定する。
ハイパスフィルタ5は、コンデンサ27及びセンス抵抗25の並列回路と、コンデンサ26との、直列回路によって構成される。コンデンサ26,27のキャパシタンス値(C26,C27)及びセンス抵抗25の抵抗値(R25)は、ローパスフィルタ4と同様に出力電圧Voutの端子におけるハイパスフィルタ5と負荷1の抵抗成分との周波数特性が、図9のハイパスフィルタ特性を満たすように設定する。
コンデンサ27及びコンデンサ26のキャパシタンス値の割合は、コンデンサ27がコンデンサ26よりも大きくなるように、例えば10:1の割合で定める。センス抵抗25の抵抗値は、コンデンサ27と並列になる際に、共振起因の電流のほとんどがセンス抵抗25の方を通るように設定する必要がある。すなわち、センス抵抗25の抵抗値R25は、C26,C27とL23とで決まる共振周波数よりも、R25とC27とで決まるカットオフ周波数が高くなるように設定する。これにより、ローパスフィルタ4及びハイパスフィルタ5が図9の周波数特性に従うように設定される。
電圧検知部10は、ハイパスフィルタ5の両端の電圧差を検知して増幅する差動アンプ44により構成されている。電圧検知部10の出力値は、(ハイパスフィルタ5の両端の電圧差)×(差動アンプ44のゲイン)となる。
電流検知部11は、ハイパスフィルタ5内のセンス抵抗25の両端の電圧差を検知して増幅する差動アンプ43により構成されている。電流検知部11の出力値は、(センス抵抗25を流れる電流値)×(センス抵抗25の抵抗値R25)×(差動アンプ43のゲイン)となる。これにより、センス抵抗25を流れる電流値の定数倍が、電流検知部11から出力される。また、センス抵抗25を流れる電流のほとんどの成分は、ローパスフィルタ4とハイパスフィルタ5との共振周波数近傍の電流である。したがって、差動アンプ43によって、共振電流を検知可能である。
制御部12は、差動アンプ42、PWM発生回路61及び三角波発生回路62により構成されている。制御部12の基本的な動作は、PWM発生回路61に入力される2つの信号(低周波成分Vref_low及び差動アンプ42の出力信号)に応じて、スイッチング素子21に入力されるパルスのデューティ比を決定することである。スイッチング素子21に入力されるパルスのスイッチング周波数は、三角波発生回路62で発生する三角波の周波数によって決まる。
スイッチング増幅部6は、スイッチング素子21とダイオード22との縦積みにより構成される。ただし、スイッチング増幅部6はこの構成に限らない。例えばダイオード22の代わりにスイッチング素子(図示せず)を配置して、スイッチング素子21とスイッチング素子(図示せず)との2種類の入力パルスを制御部12から生成する構成も考えられる。
線形増幅部7は、オペアンプ51によって構成されており、(Vref_high×定数倍)の電圧を出力する。線形増幅部7は、オペアンプに限らず、B級アンプやAB級アンプといった線形性の高いアンプでも代用可能である。
続いて、各ブロックの詳細な動作を説明する。まず、ハイパスフィルタ5の両端の電圧差を差動アンプ44により検知する(電圧検知部10)。また、ローパスフィルタ4とハイパスフィルタ5とによる共振起因の電流の揺れを、差動アンプ43で検知する(電流検知部11)。そして、電圧検知部10及び電流検知部11で検知した信号を差動アンプ42で足し合わせて、低周波成分Vref_lowとともにPWM発生回路61の入力信号とする。PWM発生回路61に入力された2値を参照しつつ、三角波発生回路62から出力された三角波の周波数に応じて、デューティ比を変えたパルスを生成する(PWM発生回路61)。このパルスをスイッチング素子21へ出力することで、安定したスイッチング増幅部6の制御が行われる(制御部12)。
この場合、差動アンプ42の+入力信号と−入力信号との割合は、+入力信号が−入力信号と比べて十分大きくなるように、差動アンプ43を調整する必要がある。最も極端な例としては、差動アンプ43の出力が常に0にして、電流検知部11の機能をなくす状態である。このとき、ハイパスフィルタ5の両端間の電圧差は、低周波成分Vref_lowの定数倍(スイッチング増幅部6のゲイン倍)となるように制御される。
ただし、この状態では、前述したとおり、ハイパスフィルタ5とローパスフィルタ4との共振が原因で、線形増幅部7とスイッチング増幅部6との間において、共振周波数付近の電流揺れが生じて、電力ロスが増える、などといった様々な不具合が生じる。そこで、共振起因の電流揺れを抑制する機能として、電流検知部11で検知された共振電流の値を、電圧検知部10で検知された値に足し合わせることで、共振による電流揺れに対して負のフィードバックを行っている。このとき、差動アンプ42の−入力信号の割合を大きくしすぎると、ハイパスフィルタ5の両端の電圧差を低周波成分Vref_lowの定数倍に保つ機能を失うことにより、不安定な動作になってしまうことに注意する。
電流検知部11は、ハイパスフィルタ5とローパスフィルタ4との共振電流を検知するものであることから、図3に示すハイパスフィルタ5に組み込んだものに限らない。例えば、電流検知部11は、他フィルタとは独立にセンス抵抗を配置して検知する構成とすることも可能である。
また、制御部12は、PWM発生回路61と三角波発生回路62との組み合わせに限定されない。例えば、制御部12は、PFM(Pulse Frequency Modulation)制御によっても構成可能である。
これら一連の動作の結果、図3に示す電源装置103によれば、出力電圧Vout = Vref_highの定数倍 + Vref_lowの定数倍 = Vrefの定数倍という線形増幅の関係を保った状態で、かつローパスフィルタ4とハイパスフィルタ5との共振起因の電流揺れを抑制できるので、高効率で高精度の電源変調器を実現できる。
図4は、本発明に係る電源装置の実施形態4を示す回路図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態4の電源装置104は、基本的な構成が実施形態2と同じである。本実施形態4が実施形態2と異なる点は、入力信号の低周波成分Vref_lowのオフセット電圧Vcc2を調整することにより出力電圧Voutのオフセット調整を行うオフセット調整機能部13を有する点、及び入力信号Vrefのフィルタの具体例(ローパスフィルタ2、ハイパスフィルタ3及び遅延調整器14によって構成)を詳しく記述した点である。本実施形態4において実施形態2と同じ符号の箇所に関しては、実施形態2と同じであることから説明を省略し、相違点のみを詳しく説明する。
入力信号のローパスフィルタ2及びハイパスフィルタ3は、2次のバターワースフィルタにより構成する。その場合の周波数特性は図5のようになる。出力信号のローパスフィルタ4及びハイパスフィルタ5と比べて、負荷側から見た出力インピーダンスに関して考慮しなくてよいことから、入力信号のローパスフィルタ2及びハイパスフィルタ3は、高次のフィルタで構成することが可能であり、バターワースフィルタに限定されない。
フィルタによる群遅延の影響を補正するために、ハイパスフィルタ3の後段には遅延調整器14が設置されている。遅延調整器14の遅延値は、ローパスフィルタ2及びハイパスフィルタ3の群遅延を計算した上で、オペアンプ51及びコンパレータ41に入力される信号が同期するように設定する。
オフセット調整機能部13は、ローパスフィルタ2を通過した入力信号の低周波成分Vref_lowのオフセット電圧を、電圧Vcc2に固定する機能を持つ。電圧Vcc2の変化に合わせて、コンパレータ41の−側に入力される電圧が変化するので、ハイパスフィルタ5の両端の電圧差が、電圧Vcc2で設定されたオフセット値に反映されて、結果的に出力電圧Voutのオフセット値を調整できる機能を持つ。なお、このオフセット機能調整は、実施形態1,3ではVrefそのもののオフセット調整に含まれている。
なお、ローパスフィルタ2は、インダクタ211,212及びコンデンサ213からなる。ハイパスフィルタ3は、インダクタ311及びコンデンサ312,313からなる。オフセット調整機能部13は、ローパスフィルタ131を含む。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は以下の付記のようにも記載され得るが、本発明は以下の構成に限定されるものではない。
[付記1]ローパスフィルタと、
ハイパスフィルタと、
入力信号の低周波成分を増幅して増幅後の低周波成分を前記ローパスフィルタを介して出力するスイッチング増幅部と、
このスイッチング増幅部に並列接続されるとともに、前記入力信号の高周波成分を増幅して増幅後の高周波成分を前記ハイパスフィルタを介して出力する線形増幅部と、
前記ローパスフィルタと前記ハイパスフィルタとの間に流れる電流を検知する電流検知部と、
前記ハイパスフィルタの両端間の電圧を検知する電圧検知部と、
前記入力信号の低周波成分と前記電流検知部で検知された電流値と前記電圧検知部で検知された電圧値とに基づき、前記スイッチング増幅部に対して制御信号を出力する制御部と、
を備えたことを特徴とする電源装置。
[付記2]付記1記載の電源装置であって、
前記制御部は、前記入力信号の低周波成分と前記電流検知部での検知された電流値と前記電圧検知部で検知された電圧値とに基づき、前記ローパスフィルタと前記ハイパスフィルタとの共振を抑制するように、前記スイッチング増幅部に対して制御信号を出力する、
ことを特徴とする電源装置。
[付記3]付記2記載の電源装置であって、
前記制御部は、前記入力信号の低周波成分と前記電流検知部での検知された電流値と前記電圧検知部で検知された電圧値とに基づき、前記電圧検知部で検知された電圧値が一定かつ前記電流検知部での検知された電流値が減少するように、前記スイッチング増幅部に対して制御信号を出力する、
ことを特徴とする電源装置。
[付記4]付記1乃至3のいずれか一つに記載の電源装置であって、
前記線形増幅部は、前記入力信号の高周波成分を線形増幅する機能を持ち、帰還信号をその出力端子から得るボルテージフォロア又は負帰還増幅器を有する、
ことを特徴とする電源装置。
[付記5]付記1乃至4のいずれか一つに記載の電源装置であって、
前記電圧検知部は、前記ハイパスフィルタの両端間の電圧を検知する機能を持ち、前記両端間の電圧を入力する差動アンプを有する、
ことを特徴とする電源装置。
[付記6]付記1乃至5のいずれか一つに記載の電源装置であって、
前記ローパスフィルタ及び前記ハイパスフィルタは、負荷の抵抗とともに形成される回路のカットオフ周波数をそれぞれfl、fhとすると、fh<flを満たすインピーダンス値であることを特徴とする電源装置。
[付記7]付記1乃至6のいずれか一つに記載の電源装置であって、
前記制御部は、前記電圧検知部で検知された電圧を、前記入力信号の低周波成分の定数倍とし、かつ前記電流検知部で検知された電流を0とするように、前記スイッチング増幅部を制御する、
ことを特徴とする電源装置。
[付記8]付記1乃至7のいずれか一つに記載の電源装置であって、
前記制御部は、PWM(Pulse Width Modulation)制御回路、PFM(Pulse Frequency Modulation)制御回路又はコンパレータを有する、
ことを特徴とする電源装置。
[付記9]付記1乃至8のいずれか一つに記載の電源装置であって、
前記制御部に入力される前記入力信号の低周波成分に対してオフセット電圧を調整するオフセット調整機能部を、
更に備えたことを特徴とする電源装置。
[付記10]付記1乃至9のいずれか一つに記載の電源装置が増幅器の電源として用いられた、
ことを特徴とする送信装置。
[付記11]付記1乃至9のいずれか一つに記載の電源装置であって、
前記ローパスフィルタ及び前記ハイパスフィルタは、受動素子のみで構成される、
ことを特徴とする電源装置。
[付記12]付記1乃至9のいずれか一つに記載の電源装置であって、
前記電流検知部は、前記ハイパスフィルタと前記ローパスフィルタとの間に流れる電流を検知する機能を持ち、センス抵抗とバンドパスフィルタと差動アンプとを有する、
ことを特徴とする電源装置。
[付記13]付記12記載の電源装置であって、
前記バンドフィルタは、前記ハイパスフィルタと前記ローパスフィルタとで形成される回路の共振点を通過帯域とする、
ことを特徴とする電源装置。
この出願は2012年2月3日に出願された日本出願特願2012−021595を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明の活用例として、携帯電話や無線LAN、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)向けの端末や基地局、地上波デジタル放送局に用いられる送信装置などが挙げられる。
1 負荷(高周波増幅器)
2 ローパスフィルタ
3 ハイパスフィルタ
4 ローパスフィルタ
5 ハイパスフィルタ
6 スイッチング増幅部
7 線形増幅部
10 電圧検知部
11 電流検知部
12 制御部
13 オフセット調整機能部
14 遅延調整器
21 スイッチング素子
22 ダイオード
23 インダクタ
24 インダクタ
25 センス抵抗
26 コンデンサ
27 コンデンサ
31 ヒステリシスアンプ
41 コンパレータ
42 差動アンプ
43 差動アンプ
44 差動アンプ
51 オペアンプ
61 PWM発生回路
62 三角波発生回路
101 電源装置
102 電源装置
103 電源装置
104 電源装置
111 送信装置

Claims (10)

  1. ローパスフィルタと、
    ハイパスフィルタと、
    入力信号の低周波成分を増幅して増幅後の低周波成分を前記ローパスフィルタを介して出力するスイッチング増幅部と、
    このスイッチング増幅部に並列接続されるとともに、前記入力信号の高周波成分を増幅して増幅後の高周波成分を前記ハイパスフィルタを介して出力する線形増幅部と、
    前記ローパスフィルタと前記ハイパスフィルタとの間に流れる電流を検知する電流検知部と、
    前記ハイパスフィルタの両端間の電圧を検知する電圧検知部と、
    前記入力信号の低周波成分と前記電流検知部で検知された電流値と前記電圧検知部で検知された電圧値とに基づき、前記スイッチング増幅部に対して制御信号を出力する制御部と、
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1記載の電源装置であって、
    前記制御部は、前記入力信号の低周波成分と前記電流検知部での検知された電流値と前記電圧検知部で検知された電圧値とに基づき、前記ローパスフィルタと前記ハイパスフィルタとの共振を抑制するように、前記スイッチング増幅部に対して制御信号を出力する、
    ことを特徴とする電源装置。
  3. 請求項2記載の電源装置であって、
    前記制御部は、前記入力信号の低周波成分と前記電流検知部での検知された電流値と前記電圧検知部で検知された電圧値とに基づき、前記電圧検知部で検知された電圧値が一定かつ前記電流検知部での検知された電流値が減少するように、前記スイッチング増幅部に対して制御信号を出力する、
    ことを特徴とする電源装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の電源装置であって、
    前記線形増幅部は、前記入力信号の高周波成分を線形増幅する機能を持ち、帰還信号をその出力端子から得るボルテージフォロア又は負帰還増幅器を有する、
    ことを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の電源装置であって、
    前記電圧検知部は、前記ハイパスフィルタの両端間の電圧を検知する機能を持ち、前記両端間の電圧を入力する差動アンプを有する、
    ことを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の電源装置であって、
    前記ローパスフィルタ及び前記ハイパスフィルタは、負荷の抵抗とともに形成される回路のカットオフ周波数をそれぞれfl、fhとすると、fh<flを満たすインピーダンス値であることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の電源装置であって、
    前記制御部は、前記電圧検知部で検知された電圧を、前記入力信号の低周波成分の定数倍とし、かつ前記電流検知部で検知された電流を0とするように、前記スイッチング増幅部を制御する、
    ことを特徴とする電源装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の電源装置であって、
    前記制御部は、PWM制御回路、PFM制御回路又はコンパレータを有する、
    ことを特徴とする電源装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の電源装置であって、
    前記制御部に入力される前記入力信号の低周波成分に対してオフセット電圧を調整するオフセット調整機能部を、
    更に備えたことを特徴とする電源装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の電源装置が増幅器の電源として用いられた、
    ことを特徴とする送信装置。
JP2013556344A 2012-02-03 2013-01-23 電源装置及びこれを用いた送信装置 Expired - Fee Related JP6115477B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021595 2012-02-03
JP2012021595 2012-02-03
PCT/JP2013/051345 WO2013115039A1 (ja) 2012-02-03 2013-01-23 電源装置及びこれを用いた送信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013115039A1 JPWO2013115039A1 (ja) 2015-05-11
JP6115477B2 true JP6115477B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=48905081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013556344A Expired - Fee Related JP6115477B2 (ja) 2012-02-03 2013-01-23 電源装置及びこれを用いた送信装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6115477B2 (ja)
WO (1) WO2013115039A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2510396A (en) * 2013-02-01 2014-08-06 Nujira Ltd Controlling resonance in an envelope tracking power supply
GB2510393A (en) * 2013-02-01 2014-08-06 Nujira Ltd An envelope-tracking amplifier with a linear amplifier having an output offset current for improved efficiency
JP6499981B2 (ja) * 2016-02-05 2019-04-10 日本電信電話株式会社 電源装置の劣化測定装置
CN108847854B (zh) * 2018-06-15 2020-02-18 中国科学院声学研究所 一种低功耗自适应发射机电源系统
JP7366589B2 (ja) * 2019-05-28 2023-10-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 増幅装置及び方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052607B2 (ja) * 1979-05-10 1985-11-20 ヤマハ株式会社 増幅器
US6590940B1 (en) * 1999-05-17 2003-07-08 Ericsson Inc. Power modulation systems and methods that separately amplify low and high frequency portions of an amplitude waveform
JP2011097504A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 電源回路
US8620240B2 (en) * 2009-02-05 2013-12-31 Nec Corporation Power amplifier and power amplifying method
JP2011009923A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 包絡線追跡電源の電源回路、電力増幅器及び無線基地局
WO2012046668A1 (ja) * 2010-10-05 2012-04-12 日本電気株式会社 電力増幅器、高周波電力増幅装置、および増幅制御方法
WO2012144392A1 (ja) * 2011-04-21 2012-10-26 日本電気株式会社 電源回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2013115039A1 (ja) 2015-05-11
WO2013115039A1 (ja) 2013-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5472119B2 (ja) 電力増幅装置
JP5929906B2 (ja) 電源装置、およびそれを用いた送信装置、並びに電源装置の動作方法
US20050136854A1 (en) Transmitter
JP5505311B2 (ja) 電力増幅装置
JP5867501B2 (ja) 電源装置および制御方法
JP2005277559A (ja) 送信機
JP6115477B2 (ja) 電源装置及びこれを用いた送信装置
US12149216B2 (en) System and method for adjusting amplifier bias using envelope tracking
JP2011009923A (ja) 包絡線追跡電源の電源回路、電力増幅器及び無線基地局
US8670731B2 (en) Power amplification apparatus and power amplification method
JP2004173249A (ja) 送信機
JP5991199B2 (ja) 電源装置、およびそれを用いた電力増幅装置
JPWO2013133170A1 (ja) 送信装置
JPWO2010044346A1 (ja) 電力増幅器
WO2022173862A1 (en) System and method for adjusting amplifier bias current based on input signal envelope tracking
KR20240144346A (ko) 엔벨로프 추적을 사용하여 증폭기 바이어스를 조정하는 방법 및 그 시스템
JP3824610B2 (ja) 送信回路
WO2016071888A1 (en) An amplifier system for amplifying an rf signal
EP4292214A1 (en) System and method for adjusting amplifier bias current based on input signal envelope tracking
JP2014158201A (ja) 電力増幅装置及び電源変調方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6115477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees