本発明は、複数個のデバイスを含むネットワーク上におけるデバイス間セッションを制御する方法において、制御デバイスからセッション制御要請メッセージを受信するステップ、ここで、セッション制御要請メッセージは第1デバイスと第2デバイスとの間のセッション制御を動作させるためのメッセージを示し、受信されたセッション制御要請メッセージに基づいて、第1デバイスに特定制御動作のためのトリガリングメッセージ(triggering message)を転送するステップ、トリガリングメッセージを用いて第1デバイスと第2デバイスとの間のセッション制御を遂行するステップ、及び第1デバイスからトリガリング応答メッセージを受信するステップを含み、かつトリガリング応答メッセージはセッション制御の遂行結果を示すことを特徴とするデバイス間セッションを制御する方法を提供する。
また、本発明は、トリガリング応答メッセージに基づいて、制御デバイスにセッション制御応答メッセージを転送するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明は、セッション制御要請メッセージとセッション制御応答メッセージのうちの少なくとも1つは第1プロトコルに基づき、トリガリングメッセージとトリガリング応答メッセージのうちの少なくとも1つは第2プロトコルに基づき、第1プロトコルと第2プロトコルとは互いに異なることを特徴とする。
また、本発明は、セッション制御要請メッセージは、セッション生成要請メッセージ、セッション終了要請メッセージ、またはセッション状態要請メッセージを示すことを特徴とする。
また、本発明は、セッション制御要請メッセージがセッション生成要請メッセージを示す時、セッション生成要請メッセージは第1デバイス識別情報と第2デバイス識別情報を含むことを特徴とする。
また、本発明は、セッション制御要請メッセージがセッション生成要請メッセージを示す時、セッション制御応答メッセージは、成功の場合、成功を示す結果コード、生成されたセッション識別情報、及びセッション生成を示す状態情報のうちの少なくとも1つを含み、失敗の場合、失敗を示す結果コード及び失敗理由情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、本発明は、セッション制御要請メッセージがセッション終了要請メッセージを示す時、セッション終了要請メッセージは、生成されたセッション識別情報、第1デバイスレファレンス情報、及び第2デバイスレファレンス情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、本発明は、セッション制御要請メッセージがセッション終了要請メッセージを示す時、セッション制御応答メッセージは、成功または失敗を示す結果コード、生成されたセッション識別情報、第1デバイスレファレンス情報及び第2デバイスレファレンス情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、本発明は、セッション制御要請メッセージがセッション状態要請メッセージを示す時、セッション状態要請メッセージはセッション状態を獲得するためのアドレス情報及び生成されたセッション識別情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、本発明は、セッション制御要請メッセージがセッション状態要請メッセージを示す時、セッション状態応答メッセージはセッション状態情報を含み、セッション状態情報は関連したデバイス情報、セッションルーティング情報、及びセッション経路情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、本発明は、複数個のデバイスを含むネットワーク上におけるデバイス間セッションを制御する装置において、複数個のデバイスのうちの少なくとも1つに対してメッセージを送信または受信するネットワークインターフェース、及び制御デバイスからセッション制御要請メッセージを受信し、受信されたセッション制御要請メッセージに基づいて第1デバイスに特定制御動作のためのトリガリングメッセージ(triggering message)を転送し、第1デバイスからトリガリング応答メッセージを受信するコントローラを含み、かつセッション制御要請メッセージは第1デバイスと第2デバイスとの間のセッション制御を動作させるためのメッセージを示し、トリガリング応答メッセージはセッション制御の遂行結果を示し、第1デバイスと第2デバイスとの間のセッション制御はトリガリングメッセージを用いて遂行されることを特徴とする、デバイス間セッションを制御する装置を提供する。
また、本発明において、コントローラはトリガリング応答メッセージに基づいて、制御デバイスにセッション制御応答メッセージを転送することを特徴とする。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施形態の構成及びその作用を説明し、図面により説明される本発明の構成と作用は1つの実施例として説明されるものであり、これによって本発明の技術的思想とその核心構成及び作用が制限されるものではない。
併せて、本発明で使われる用語はできる限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、特定の場合は出願人が任意に選定した用語を使用して説明する。そのような場合には該当部分の詳細説明でその意味を明確に記載するので、本発明の説明で使われた用語の名称だけで単純解釈されてはならず、その該当用語の意味まで把握して解釈されなければならないことを明らかにしようとする。
特定プロトコルをサポートするネットワークシステムにおけるデバイス間セッション制御を遂行するために、コントローラは不要な情報を盛り込んだ命令メッセージを転送することができる。このようなオーバーヘッド(overhead)メッセージはネットワークトラフィック増加をもたらすことがあるので、コントローラを具現する面ではオペレーティングシステム別に特性に合うようにセッション制御(session control)またはセッション管理(session management)機能を具現できなければならない。但し、このようなオペレーティングシステム別機能具現も開発リソース(resource)増加をもたらすことがあり、コントローラを使用しないデバイスでセッション制御を遂行する場合、ユーザ便宜性を低下させることがある。したがって、多様なオペレーティングシステムに容易に適用可能であり、ユーザ側面でも容易な使用環境を提供する必要があり、互いに異なる複数のプロトコルをサポートするネットワーク上におけるより円滑なコンテンツサービスを提供するために、各々のデバイスは連結されたネットワークに適合したセッション制御機能を提供しなければならない。
以下、ネットワークシステムで使われる効率的な通信方法及びこれをサポートする装置について図面と共に詳細に説明し、より具体的に、互いに異なるプロトコルをサポートする複数のネットワーク上における1つのネットワークのコントローラを通じて異なるネットワークのデバイスの間のセッションを制御する方法及び装置について説明する。
本明細書で本発明の実施形態はソース機器(Source Device)、シンク機器(Sink Device)、スイッチ(Switch)及び/制御ポイント(Control Point)の間のデータ送受信関係を中心に説明された。
HDBaseT技術は、ホームシアターとディジタルビデオレコーダ(DVR:Digital Video Recorder)、ブルーレイディスプレーヤー(BDP:BlueLay DisPlayer)、ゲーム機、PC(Personal Computer)及び/又はモバイル製品に使われることができ、多数台のディスプレイに連結して多重スクリーンを構成することができる。
本発明の実施形態において、ソース機器(Source Device)はブルーレイディスプレーヤー(BDP:Bluelay DisPlayer)、ディジタルビデオレコーダ(DVR:Digital Video Recorder)、コンピュータ、Xボックス(XBOX)、ラップトップ(Laptop)など、コンテンツを提供する機器を意味し、シンク機器(Sink Device)はコンテンツが具現されるホームシアター、テレビ(TV)、モニター、及び各種ディスプレイ装置を意味することができる。シンク機器はデータ及び/又はコンテンツの目的地または目的地個体などと呼ばれることができる。
また、ダウンリンクストリーム(DS:Downlink Stream)という用語は、コンテンツを提供する機器からコンテンツの提供を受ける機器に転送される論理的なデータまたはストリームの流れを意味するものであって、ダウンリンクという用語と同一な意味として使用できる。また、アップリンクストリーム(US:Uplink Stream)という用語は、ダウンリンクストリームの反対方向の論理的なデータまたはストリームの流れを意味するものであって、アップリンクという用語と同一な意味として使用できる。
また、本明細書でレガシーデバイス(legacy device)ということはHDBaseT技術をサポートしないデバイスを意味することがあり、適用される用語毎に文脈に合せて解釈できる。
図1は、本発明が適用される実施形態であって、複数のデバイスが連結されているネットワークシステムの概略図を示す。
本発明が適用されるネットワークシステムは、大きくソースデバイス(source device)100、スイッチデバイス(switch device)200、シンクデバイス(sink device)300、及びコントローラを含むことができる。図1に図示されたデバイスは、便宜上、1つのネットワークにより連結されたように図示したが、複数のネットワークで構成されることもできる。上記デバイスはHD TVケーブル、オーディオケーブル、ビデオケーブル、インターネットLAN線(LAN cable)、給電線、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブルのうち、少なくとも1つを用いて連結できる。
この際、本発明が適用されるネットワークシステムには多様な転送技術が適用されることができ、例えば、HDBaseT技術が適用できる。HDBaseT技術は、1つのCAT5/6(Category5/6)ケーブルを介して非圧縮高画質ビデオ信号、オーディオ信号、制御信号などを転送することができる。
また、HDBaseT技術はホームシアターとディジタルビデオレコーダ(DVR:Digital Video Recorder)、ブルーレイディスプレーヤー(BDP:BlueLay DisPlayer)、ゲーム機、PC(Personal Computer)及び/又はモバイル製品などに使われることができ、多数台のディスプレイに連結して多重スクリーンを構成することもできる。HDBaseT技術は1つのケーブルで両方向通信、マルチストリーム転送、及び電力転送までも提供することができる。
このようなHDBaseTネットワーク上におけるHDBaseT機器、例えばHDBaseTアダプター(以下、T−アダプター)の間の通信を行うためにセッション(Session)が形成されなければならない。セッションは通信ネットワーク経路を定義し、それに含まれる適切なサービスを予定する。したがって、本発明ではHDBaseTネットワークで形成されたセッションの最適化した経路を設定し、形成されたセッションをより効率的に制御する方法を提供する。
ソースデバイス(source device)100は、データ(例えば、コンテンツ)を提供するデバイスまたはデータ提供が可能なデバイスを示すことができる。この際、データはソースデバイス(source device)100内に格納されていたり、外部から受信されたりすることができる。ソースデバイス(source device)100は、データ送受信のためのインターフェースを提供し、受信したデータを外部デバイスに転送することができる。例えば、図1を見ると、ソースデバイス(source device)100には、ゲーム装置、ブルーレイプレーヤー(Blu-ray player)、コンピュータ、セットップボックス(Set-Top box)、モバイル機器などがありうる。
スイッチデバイス(switch device)200は、シンクデバイス(sink device)300とソースデバイス(source device)100とを連結する物理的装置を示す。スイッチデバイス(switch device)200はルーター機能を遂行することができ、例えば、ソースデバイス(source device)100から転送されたデータをシンクデバイス(sink device)300に転送することができる。この際、データは大容量コンテンツを示すことができる。そして、ソースデバイス(source device)100とシンクデバイス(sink device)300は1:1、1:多数、または多数:1で連結できる。また、図1ではスイッチデバイス(switch device)200を1つのみ図示したが、本発明が適用されるネットワークシステムは複数個のスイッチデバイス(switch device)200を含むことができる。
シンクデバイス(sink device)300は外部から転送されたデータを受信する装置を示し、例えば、ソースデバイス(source device)100またはスイッチデバイス(switch device)200からコンテンツを受信することができる。受信されたデータはディスプレイを通じて出力できる。例えば、図1を見ると、シンクデバイス(sink device)300には、寝室にあるディスプレイ装置、居間にあるディスプレイ装置、事務室にあるディスプレイ装置、またはモバイル機器などがありうる。
コントローラは多様な種類のデバイス(例えば、サーバー、レンダラーなど)に命令(command)、要請(request)、アクション(action)などのメッセージを転送する機器を示し、例えば、ソースデバイス(source device)100、スイッチデバイス(switch device)200、またはシンクデバイス(sink device)300のうちの少なくとも1つに、命令(command)、要請(request)、アクション(action)などのメッセージを転送し、応答メッセージを受信することができる。メッセージを転送するか否かはユーザまたはコントローラ自体となることができる。また、メッセージを転送した後、相手方機器から受信した応答メッセージをユーザに伝達できるユーザインターフェースをサポートすることができる。例えば、コントローラ自体でディスプレイをサポートするか、または第3のディスプレイ機器を通じてユーザインターフェースをサポートすることができる。
コントローラは、ソースデバイス(source device)100、スイッチデバイス(switch device)200、またはシンクデバイス(sink device)300のうち、少なくとも1つと関連したリモコンでありうる。例えば、ゲーム装置のゲームコンソール(gaming console)、ブルーレイプレーヤー(Blu-ray player)のリモコン、キーボード、マウス、またはセットップボックス(Set-Top box)のリモコン、またはモバイル機器などがコントローラの機能を遂行することができる。
本発明が適用されるネットワークシステムは、互いに異なるプロトコルをサポートする複数のネットワークを構成することができ、各ネットワークは多様なプロトコルのうち、少なくとも1つをサポートすることができる。例えば、ネットワークにはUPNP(Universal Plug & Play)ネットワーク、HPnP(HDBaseT Plug & Play)ネットワーク、HDBaseTネットワークなどがありうる。ネットワークは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、HTTP(hypertext transfer protocol)、HD−CMP(HDBaseT Control and Management Protocol)などをサポートすることができ、デバイス間送受信されるメッセージはプレーンタイプまたはXML(eXtensible Markup Language)タイプで表現できる。
以下の図面で説明する実施形態は特定ネットワークと特定プロトコルを例として説明しているが、これは一実施形態に過ぎないものであり、各々の実施形態の内容の全体または部分の結合による実施形態も本発明の範囲内に含まれることは当然である。
また、本発明が適用される実施形態において、互いに異なるネットワークに属したデバイスとコントローラは、セッション制御のための共通のプロトコルを提供することができる。そして、デバイスの間のセッション制御は、プロトコルのうちの少なくとも1つを通じてなされて、コントローラは該当デバイスにトリガーメッセージ(trigger message)を転送し、イベントメッセージを受信することによってセッションを制御することができる。
図2は本発明が適用される実施形態であって、ソースデバイス、シンクデバイス、コントローラ、及びスイッチデバイスの内部ブロック図及び連結関係を示す。
ソースデバイス(source device)100は、ウェブサーバー及びHTTP/XML Parser101、イーサネットスイッチング102、USBホストインターフェース103、IR(infrared)インターフェース104、HDMIソースインターフェース105、リンク管理部(link management unit)106、アップストリームリンク107、ダウンストリームリンク108、TX物理階層109、ネットワークインターフェース110、メモリ111、及び制御部(control unit)112を含むことができる。
ウェブサーバー及びHTTP/XML Parser101において、ウェブサーバーはHTTPを通じてコントローラで要請するHTML文書やオブジェクト(イメージファイルなど)を転送し、HTTP/XML ParserはHTTP/XML文書をパーシングする。
イーサネットスイッチング102は、パケットに圧縮された(encapsulated)イーサネットデータ(Ethernet data)を圧縮解除(de-capsulate)して他の論理的装置に伝達する役割をする。
USBホストインターフェース103は、USBデバイスがホストデバイスと通信できるようにするインターフェースを示し、IR(infrared)インターフェース104はIR(infrared)デバイスがホストデバイスと通信できるようにするインターフェースを示し、HDMIソースインターフェース105はHDMIシンクデバイスがホストデバイスと通信できるようにするインターフェースを示す。
リンク管理部(link management unit)106はリンク階層の機能を担当する論理的装置であって、アップストリーム/ダウンストリームリンク(Upstream/Downstream link)を管理する。
アップストリームリンク107及びダウンストリームリンク108は、アップストリーム/ダウンストリームパケット(Upstream/Downstream packet)を生成する。
TX物理階層109はTX物理階層の機能を担当する論理的装置であって、外部デバイスとのインターフェースを担当する。
ネットワークインターフェース110は、デバイス間の命令、要請、アクション、応答などのメッセージやデータの転送を可能にする。
メモリ111は多様な種類のデバイスに具現される選択的な装置であって、多様な種類のデータが臨時的に格納される物理的装置を示す。
制御部(control unit)112はサーバー及びクライアント(または、コントローラ)に具現される論理的構成要素であって、自身が属した機器の全ての動作を制御する。
スイッチデバイス(switch device)200は、ウェブサーバー及びHTTP/XML Parser201、スイッチング管理部(Switching management)202、ネットワークインターフェース210、メモリ211、及び制御部(control unit)212を含むことができる。
スイッチデバイス(switch device)200内のユニットは、ソースデバイス(source device)100で説明した対応するユニットと類似な機能を遂行し、以下では説明されていないユニットに対してのみ説明する。
スイッチング管理部(Switching management)202は、複数のRX物理階層とTX物理階層とを連結可能にする。
シンクデバイス(sink device)300は、ウェブサーバー及びHTTP/XML Parser301、イーサネットスイッチング302、USBホストインターフェース303、IR(infrared)インターフェース304、HDMIソースインターフェース305、リンク管理部(link management unit)306、アップストリームリンク307、ダウンストリームリンク308、RX物理階層309、ネットワークインターフェース310、メモリ311、及び制御部(control unit)312を含むことができる。
同様に、シンクデバイス(sink device)300内のユニットは、ソースデバイス(source device)100で説明した対応するユニットと類似な機能を遂行し、以下では説明されていないユニットに対してのみ説明する。
RX物理階層309はRX物理階層の機能を担当する論理的装置であって、外部デバイスとのインターフェースを担当する。
コントローラ400は、ウェブサーバー及びHTTP/XML Parser401、ネットワークインターフェース410、メモリ411、制御部(control unit)412、及びディスプレイ413を含むことができる。
コントローラ400内のユニットは、ソースデバイス(source device)100で説明した対応するユニットと類似な機能を遂行し、以下では説明されていないユニットに対してのみ説明する。
ディスプレイ413は多様な種類のデータをユーザに視覚化してくれる物理的装置を示し、コントローラ400自体のディスプレイ構成要素でサポートされるか、または第3のディスプレイ機器を通じてユーザインターフェースサポートが可能でありうる。
本発明では、ソースデバイス(source device)100、スイッチデバイス(switch device)200、シンクデバイス(sink device)300、及びコントローラ400を含むネットワークシステムにおけるデバイス間セッション制御を効率的に遂行するための方法を提供し、以下、より詳細に説明する。
図3乃至図4は本発明が適用される実施形態であって、複数のネットワーク上におけるデバイス間セッションを生成する過程を示すフローチャートである。
図3では、コントローラA 11、ソースデバイス12、スイッチ1 13、スイッチ2 14、及びシンクデバイス15は第1ネットワーク10内で連結されており、コントローラB 21は第2ネットワーク20に含まれている場合を仮定する。
まず、シンクデバイス15は発見されたソースデバイス12にセッション初期化要請メッセージを転送することができる(S310)。ここで、セッション初期化要請メッセージはセッション生成の開始を要請するメッセージを示す。ソースデバイス12は、シンクデバイス15にセッション初期化応答メッセージを転送することができる(S320)。ここで、セッション初期化応答メッセージはセッション初期化要請メッセージに対する応答メッセージを示す。このように、ソースデバイス12とシンクデバイス15との間のセッション生成過程が進行される間、第2ネットワーク20にあるコントローラB 21は、セッション生成過程に参加できなくなる。
一方、ソースデバイス12はシンクデバイス15に到達するための最適の経路(route)候補群を選定するために、セッションルートクエリメッセージを転送することができる(S330)。ここで、セッションルートクエリメッセージはセッション経路の選定を要請するメッセージを示す。セッションルートクエリメッセージは、スイッチ1 13、スイッチ2 14を介してシンクデバイス15に転送できる。この際、第1ネットワーク10に含まれたコントローラA 11は不要なメッセージをソースデバイス12に転送するようになることができる。
セッションルートクエリメッセージを受信したシンクデバイス15は最適の経路を選択し(S340)、セッションルートセットメッセージをソースデバイス12に転送することができる(S350)。ここで、セッションルートセットメッセージはセッション経路をセッティングするメッセージを示す。
このような過程を通じてセッションが生成され(S360)、セッションが生成されればソースデバイス12はシンクデバイス15にデータを転送し始める。そして、シンクデバイス15は、第1ネットワーク10に含まれたコントローラA 11にセッション生成完了メッセージを転送するようになる(S370)。
図4では、コントローラA 11、ソースデバイス12、スイッチ1 13、スイッチ2 14、及びシンクデバイス15は第1ネットワーク10内で連結されており、コントローラB 21とシンクデバイス15は第2ネットワーク20内で連結されている場合を仮定する。
コントローラB 21は、第2ネットワーク20内で発見されたシンクデバイス15と第1ネットワーク10にあるソースデバイス12との間にセッションが生成されるように、シンクデバイス15にセッション生成のためのトリガー(trigger)メッセージを転送することができる(S410)。ここで、トリガー(trigger)メッセージは特定動作の開始のための信号を示し、セッション生成のためのトリガー(trigger)メッセージはデバイス間セッション生成の開始のための信号を示す。この際、シンクデバイス15は第1ネットワーク10と第2ネットワーク20のプロトコルを全てサポートし、プロキシ役割を遂行する。
トリガーメッセージの転送を受けたシンクデバイス15は、第2ネットワーク20にあるソースデバイス12にセッション初期化要請メッセージを転送することができる(S420)。ソースデバイス12は、シンクデバイス15にセッション初期化応答メッセージを転送することができる(S430)。
このように、第2ネットワーク20にあるコントローラB 21がシンクデバイス15にセッション生成のためのトリガー(trigger)メッセージを転送してシンクデバイス15をしてプロキシ役割を遂行するようにすることで、第1ネットワーク10にあるデバイスとのセッション生成に関与できるようになる。
一方、ソースデバイス12はシンクデバイス15に到達するための最適の経路(route)候補群を選定するためにセッションルートクエリメッセージを転送することができる(S440)。セッションルートクエリメッセージを受信したシンクデバイス15は最適の経路を選択し(S450)、セッションルートセットメッセージをソースデバイス12に転送することができる(S460)。
このような過程を通じてセッションが生成され(S470)、セッションが生成されれば、ソースデバイス12はシンクデバイス15にデータを転送し始める。そして、シンクデバイス15は第1ネットワーク10に含まれたコントローラA 11にセッション生成完了メッセージを転送し(S480)、第2ネットワーク20に含まれたコントローラB 21にもセッション生成完了メッセージを転送することができる(S490)。
図5は本発明が適用される実施形態であって、デバイス間セッションを生成する具体的な過程を示すフローチャートである。
まず、第1デバイスは第2デバイスにセッション初期化を要請することができる(S510)。ここで、第1デバイスと第2デバイスとは互いに異なるネットワークに属することもでき、同一なネットワークに属することもできる。または、第1デバイスと第2デバイスのうち、いずれか1つのみ複数のネットワークに全て属することができる。そして、複数のネットワークは互いに異なるプロトコルが適用できる。
セッション初期化要請を受けた第2デバイスは、第1デバイスにセッションルートクエリを要請することができる(S520)。第1デバイスはセッションルートクエリに基づいて、最適のセッション経路を選択することができる(S530)。そして、第1デバイスは選択された最適のセッション経路をセッティングするように第2デバイスに要請することができる(S540)。最適のセッション経路を選択する過程で、第1デバイスと第2デバイスは少なくとも1つ以上のスイッチデバイスを用いることができ、この際、少なくとも1つ以上のスイッチデバイスはルーター役割を遂行するようになる。
上記のような過程を通じて第1デバイスと第2デバイスとの間のセッションが生成できる(S550)。
一方、本発明が適用される他の実施形態であって、第1デバイスは第1ネットワークと第2ネットワークに共に属し、第2デバイスは第2ネットワークのみに属する場合を仮定する時、第1デバイスはステップS510の以前に第1ネットワークに属したコントローラから第2デバイスとのセッション生成のためのトリガーメッセージを受信することができる。この際、ステップS510はトリガーメッセージに基づいて遂行できる。
そして、第1デバイスはセッション生成が完了した後、第1ネットワークに属したコントローラにセッション生成が完了したことを示すメッセージを転送することができる。
図6乃至図7は本発明が適用される実施形態であって、複数のネットワーク上におけるデバイス間セッションを終了する過程を示すフローチャートである。
図6では、コントローラA 11、ソースデバイス12、スイッチ1 13、スイッチ2 14、及びシンクデバイス15は第1ネットワーク10内で連結されており、コントローラB 21は第2ネットワーク20に含まれている場合を仮定する。
本実施形態では、ソースデバイス12とシンクデバイス15との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス12とシンクデバイス15との間のセッションを終了しようとする場合(S610)、ユーザはシンクデバイス15が属したネットワーク(第1ネットワーク10)と異なるネットワーク(第2ネットワーク20)にあるコントローラB 21を用いてセッション終了を要請できなくなる。また、第1ネットワーク10にあるコントローラA 11は不要なメッセージを転送できるようになる。
シンクデバイス15は、同一なネットワークに含まれているスイッチデバイスにセッション終了クエリメッセージを転送し、この際、セッション終了クエリメッセージはルーティング経路を通じてソースデバイス12に転送できる(S620)。この場合、ルーティング経路上にあるデバイスのセッションリソースは解除できる。
セッション終了クエリメッセージを受信したソースデバイス12は、セッション生成完了メッセージを第2ネットワーク20にあるコントローラB 21に転送することができる。
図7では、コントローラA 11、ソースデバイス12、スイッチ1 13、スイッチ2 14、及びシンクデバイス15は第1ネットワーク10内で連結されており、コントローラB 21とシンクデバイス15は第2ネットワーク20内で連結されている場合を仮定する。そして、本実施形態ではソースデバイス12とシンクデバイス15との間にセッションが生成されたと仮定する。
ユーザがコントローラB 21を通じてソースデバイス12とシンクデバイス15との間のセッションを終了しようとする場合(S710)、コントローラB 21は第2ネットワーク20内で発見されたシンクデバイス15と第1ネットワーク10にあるソースデバイス12との間にセッションが生成されるように、シンクデバイス15にセッション終了のためのトリガー(trigger)メッセージを転送することができる(S720)。ここで、トリガー(trigger)メッセージは特定動作の開始のための信号を示し、セッション終了のためのトリガー(trigger)メッセージはデバイス間セッション終了の開始のための信号を示す。この際、シンクデバイス15は第1ネットワーク10と第2ネットワーク20のプロトコルを全てサポートし、プロキシ役割を遂行する。
トリガーメッセージの転送を受けたシンクデバイス15は、第2ネットワーク20にあるソースデバイス12にセッション終了クエリメッセージを転送することができる(S730)。ここで、シンクデバイス15は同一なネットワークに含まれているスイッチデバイス(スイッチ1 13、スイッチ2 14)にセッション終了クエリメッセージを転送し、この際、セッション終了クエリメッセージはルーティング経路を通じてソースデバイス12に転送できる。
ソースデバイス12は第1ネットワーク10に含まれたコントローラA 11にセッション終了完了メッセージを転送し(S740)、シンクデバイス15は第2ネットワーク20に含まれたコントローラB 21にセッション終了完了メッセージを転送することができる(S750)。
このように、第2ネットワーク20にあるコントローラB 21がシンクデバイス15にセッション終了のためのトリガー(trigger)メッセージを転送してシンクデバイス15をしてプロキシ役割を遂行するようにすることで、第1ネットワーク10にあるデバイスとのセッション終了に関与できるようになる。
図8乃至図9は本発明が適用される実施形態であって、複数のネットワーク上におけるデバイス間セッション生成後、セッション状態情報を獲得する過程を示すフローチャートである。
図8では、コントローラA 11、ソースデバイス12、スイッチ1 13、スイッチ2 14、及びシンクデバイス15は第1ネットワーク10内で連結されており、コントローラB 21は第2ネットワーク20に含まれている場合を仮定する。そして、本実施形態ではソースデバイス12とシンクデバイス15との間にセッションが生成されたと仮定する。
ユーザがソースデバイス12またはシンクデバイス15のセッション状態情報を獲得しようとする場合、ユーザは第1ネットワーク10にあるどのデバイスにも第2ネットワーク20にあるコントローラB 21を用いてセッション状態情報獲得を要請できなくなる。また、第1ネットワーク10にあるコントローラA 11は不要なメッセージを転送できるようになる。したがって、第1ネットワーク10にあるデバイスがプロキシ役割をすることができるようにすることで、セッション状態情報獲得を要請することができる。
図9では、コントローラA 11、ソースデバイス12、スイッチ1 13、スイッチ2 14、及びシンクデバイス15は第1ネットワーク10内で連結されており、コントローラB 21とシンクデバイス15は第2ネットワーク20内で連結されている場合を仮定する。そして、本実施形態ではソースデバイス12とシンクデバイス15との間にセッションが生成されたと仮定する。
コントローラB 21は、第2ネットワーク20内で発見されたシンクデバイス15と第1ネットワーク10にあるソースデバイス12との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するために、シンクデバイス15にセッション状態情報を獲得するためのトリガー(trigger)メッセージを転送することができる(S910)。ここで、トリガー(trigger)メッセージは特定動作の開始のための信号を示し、セッション状態情報を獲得するためのトリガー(trigger)メッセージはデバイス間に生成されたセッションの状態情報を獲得するための信号を示す。この際、シンクデバイス15は第1ネットワーク10と第2ネットワーク20のプロトコルを全てサポートし、プロキシ役割を遂行する。
トリガーメッセージの転送を受けたシンクデバイス15は、それに応答して、第2ネットワーク20に含まれたコントローラB 21にセッション状態情報を転送することができる(S920)。
このように、第2ネットワーク20にあるコントローラB 21がシンクデバイス15にセッション状態情報を獲得するためのトリガー(trigger)メッセージを転送してシンクデバイス15をしてプロキシ役割を遂行するようにすることで、シンクデバイス15とソースデバイス12との間に生成されたセッションの状態情報が獲得できるようになる。
図10は本発明が適用される実施形態であって、デバイス間セッション管理のためのユーザインターフェースを示し、図10(a)はデバイス間セッション生成のためのユーザインターフェースを示し、図10(b)はデバイス間セッション終了のためのユーザインターフェースを示し、図10(c)はデバイス間セッション生成後、セッション状態情報を獲得するためのユーザインターフェースを示す。
図10(a)を見ると、ユーザはシンクデバイス、コントローラ、または第3のデバイスの画面を通じて現在ネットワークに連結されているデバイスのリストを確認することができる。例えば、図10(a)の場合、ソースデバイスの例に、BDP(Blu-ray Disc Player)、Xboxゲーム機、NAS(Network Attached Storage)が出力され、シンクデバイスの例に、TV1、TV2、TV3が出力できる(1010)。
この際、ユーザがソースデバイスのうちのBDPとシンクデバイスのうちのTV2との間にセッションを生成しようとする場合、ユーザはコントローラを用いてBDPをクリックしてTV2の方にドラッグすることによって(1020)、BDPとTV2との間にセッションを生成できるようになる。BDPとTV2との間にセッション生成が完了すれば、ディスプレイ装置ではBDPとTV2との間にセッション生成が完了したというメッセージを出力することができる(1030)。
上記のようにセッション生成の以後、ユーザは生成されたセッションを自由に制御することができる。例えば、ディスプレイ装置はユーザをして生成されたセッションの状態を見ることができるように状態情報アイコン1041を提供することができ、また生成されたセッションを終了できるようにセッション終了アイコン1042を提供することができる(1040)。
図10(b)を見ると、ユーザが生成されたセッションを終了しようとする場合、ユーザはコントローラを用いてセッション終了アイコン1042をクリックすることによって、セッションを終了させることができる(1040)。即ち、ディスプレイ装置はユーザまたは外部からセッション終了信号を受信することができる。ユーザによりセッション終了信号を受信するようになる場合、ディスプレイ装置はBDPとTV2との間にセッションが終了したというメッセージを出力することができる(1050)。
一方、図10(c)を見ると、ユーザが生成されたセッションの状態情報を獲得しようとする場合、ユーザはコントローラを用いて状態情報アイコン1041をクリックすることによって、セッション状態情報を獲得することができる(1060)。即ち、ディスプレイ装置はユーザまたは外部からセッション状態情報獲得を要請する信号を受信することができる。ユーザによりセッション状態情報獲得を要請する信号を受信するようになる場合、ディスプレイ装置はBDPとTV2との間のセッション状態情報を出力することができる(1070)。
図11乃至図13は本発明が適用される実施形態であって、互いに異なるプロトコルをサポートする複数のネットワーク上におけるデバイス間セッションを制御する方法を示し、図11はデバイス間セッションを生成する過程を示し、図12はデバイス間セッションを終了する過程を示し、図13はデバイス間セッション生成後、セッション状態情報を獲得する過程を示す。
図11乃至図13では、第1ネットワーク10はHDBaseTネットワークを示し、SOAP(Simple Object Access Protocol)とGENA(General Event Notification Architecture)を用い、第2ネットワーク20はUPNP(Universal Plug & Play)ネットワークを示し、HTTP(hypertext transfer protocol)を用いることと仮定する。
しかしながら、前述したように、本発明が適用されるネットワークシステムは互いに異なるプロトコルをサポートする複数のネットワークを構成することができ、各ネットワークは多様なプロトコルのうち、少なくとも1つをサポートすることができる。例えば、第3ネットワーク30及び第4ネットワーク40は、UPNP(Universal Plug & Play)ネットワーク、HPnP(HDBaseT Plug & Play)ネットワーク、HDBaseTネットワークのうち、いずれか1つに該当することができる。また、第3ネットワーク30及び第4ネットワーク40は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、HTTP(hypertext transfer protocol)、HD−CMP(HDBaseT Control and Management Protocol)のうち、少なくとも1つのプロトコルをサポートすることができ、デバイス間の送受信されるメッセージはプレーンタイプまたはXML(eXtensible Markup Language)タイプで表現できる。
図11乃至図13は本発明の一実施形態であり、異なるネットワークまたは異なるプロトコルの場合にも適用可能である。
図11では、HDBaseTコントロールポイント31、ソースデバイス32、スイッチ1 33、スイッチ2 34、及びシンクデバイス35は第3ネットワーク30内で連結されており、UPnPコントロールポイント41とシンクデバイス35は第4ネットワーク40内で連結されている場合を仮定する。即ち、図11の実施形態では、シンクデバイス35がセッション生成の主体であり、プロキシ機能を遂行する場合であって、第3ネットワーク30内でシンクデバイス35のみUPnPが適用されるデバイスの場合を示す。
UPnPコントロールポイント41は、セッション生成アクション(CreateSession())をプロキシ機能を遂行するシンクデバイス35に呼び出すことができる(S1110)。
セッション生成アクション(CreateSession())に基づいて、シンクデバイス15は発見されたソースデバイス32にセッション初期化要請メッセージを転送することができる(S1120)。ここで、セッション初期化要請メッセージはセッション生成の開始を要請するメッセージを示す。ソースデバイス32は、シンクデバイス35にセッション初期化応答メッセージを転送することができる(S1130)。ここで、セッション初期化応答メッセージはセッション初期化要請メッセージに対する応答メッセージを示す。
ソースデバイス32は、シンクデバイス35に到達するための最適の経路(route)候補群を選定するために、セッションルートクエリメッセージを転送することができる(S1140)。ここで、セッションルートクエリメッセージはセッション経路の選定を要請するメッセージを示す。セッションルートクエリメッセージはスイッチ1 33、スイッチ2 34を介してシンクデバイス35に転送できる。
セッションルートクエリメッセージを受信したシンクデバイス35は最適の経路を選択し、セッションルートセットメッセージをソースデバイス32に転送することができる(S1150)。ここで、セッションルートセットメッセージはセッション経路をセッティングするメッセージを示す。
このような過程を通じてセッションが生成され(S1160)、セッション生成が完了すれば、ソースデバイス32はシンクデバイス35にデータを転送することができる。そして、シンクデバイス15は第3ネットワーク30に含まれたHDBaseTコントロールポイント31にセッション生成完了メッセージを転送し(S1170)、シンクデバイス35はUPnPコントロールポイント41にセッション生成応答メッセージを転送することができる(S1180)。ここで、セッション生成応答メッセージはセッション生成アクションに対する応答メッセージを示したり、セッション生成完了に対する応答メッセージを示したりすることができる。そして、セッション生成応答メッセージは、セッション識別情報(session identification information)及びセッション状態情報(session status information)のうち、少なくとも1つを含むことができる。
上記のような過程で、シンクデバイス35はソースデバイス32とHDBaseTプロトコルを用いてメッセージを送受信し、UPnPコントロールポイント41とはHTTPプロトコルを用いてメッセージを送受信することができる。
本発明が適用される他の実施形態として、HDBaseTコントロールポイント31、ソースデバイス32、スイッチ1 33、スイッチ2 34、及びシンクデバイス35は第3ネットワーク30内で連結されており、UPnPコントロールポイント41、ソースデバイス32、スイッチ1 33、スイッチ2 34、及びシンクデバイス35が第4ネットワーク40内で連結されている場合、即ち、シンクデバイス35がセッション生成の主体であるが、プロキシ機能を遂行しない場合にも、図11の内容を類似するように適用することができる。例えば、全てのデバイスがUPnPが適用されるデバイスの場合を示す。
本発明が適用される他の実施形態であって、HDBaseTコントロールポイント31、ソースデバイス32、スイッチ1 33、及びスイッチ2 34は第3ネットワーク30内で連結されており、UPnPコントロールポイント41、スイッチ2 34、及びシンクデバイス35が第4ネットワーク40内で連結されている場合、即ち、スイッチ2 34がセッション生成の主体であり、プロキシ機能を遂行する場合、図11の内容を類似するように適用することができる。例えば、スイッチ2 34のみUPnPが適用されるデバイスの場合を示す。
本発明が適用される他の実施形態であって、HDBaseTコントロールポイント31、ソースデバイス32、スイッチ1 33、及びスイッチ2 34は第3ネットワーク30内で連結されており、UPnPコントロールポイント41、ソースデバイス32、スイッチ1 33、スイッチ2 34、及びシンクデバイス35が第4ネットワーク40内で連結されている場合、即ち、スイッチ2 34がセッション生成の主体であるが、プロキシ機能を遂行しない場合にも、図11の内容を類似するように適用することができる。例えば、全てのデバイスがUPnPが適用されるデバイスの場合を示す。
図12では、HDBaseTコントロールポイント31、ソースデバイス32、スイッチ1 33、スイッチ2 34、及びシンクデバイス35は第3ネットワーク30内で連結されており、UPnPコントロールポイント41とシンクデバイス35は第4ネットワーク40内で連結されている場合を仮定する。即ち、図12の実施形態では、UPnPコントロールポイント41がシンクデバイス35にセッション終了を要請する場合を示す。
本実施形態ではソースデバイス32とシンクデバイス35との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス32とシンクデバイス35との間のセッションを終了しようとする場合、UPnPコントロールポイント41はセッション終了アクション(TerminateSession())をシンクデバイス35に要請することができる(S1210)。
セッション終了アクション(TerminateSession())の要請を受けたシンクデバイス35は、HDBaseTプロトコルを用いてセッション終了クエリメッセージをソースデバイス32に転送することができる(S1220)。この際、シンクデバイス35は同一なネットワークに含まれているスイッチデバイスにセッション終了クエリメッセージを転送し、セッション終了クエリメッセージはルーティング経路を通じてソースデバイス32に転送できる。
セッション終了クエリメッセージを受信したソースデバイス32は、セッション終了完了メッセージを第3ネットワーク30に含まれたHDBaseTコントロールポイント31に転送することができる(S1230)。そして、シンクデバイス35はUPnPコントロールポイント41にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S1240)。ここで、セッション終了応答メッセージはセッション終了アクションに対する応答メッセージを示したり、セッション終了完了に対する応答メッセージを示したりすることができる。そして、セッション終了応答メッセージはセッションが生成されたまたは終了したデバイス情報、セッション識別情報(session identification information)、及び応答コードのうち、少なくとも1つを含むことができる。
図13では、HDBaseTコントロールポイント31、ソースデバイス32、スイッチ1 33、スイッチ2 34、及びシンクデバイス35は第3ネットワーク30内で連結されており、UPnPコントロールポイント41とシンクデバイス35は第4ネットワーク40内で連結されている場合を仮定する。即ち、図13の実施形態では、UPnPコントロールポイント41がシンクデバイス35にセッション状態情報獲得を要請する場合を示す。
本実施形態ではソースデバイス32とシンクデバイス35との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス32とシンクデバイス35との間に生成されたセッションのセッション状態情報を獲得しようとする場合、UPnPコントロールポイント41はセッション状態情報獲得アクション(GetSessionStatus())をシンクデバイス35に要請することができる(S1310)。
セッション状態情報獲得アクション(GetSessionStatus())の要請を受けたシンクデバイス35は、UPnPコントロールポイント41にセッション状態情報を転送することができる(S1320)。ここで、セッション状態情報は生成されたセッションの状態を示す情報を示し、例えば、セッションディスクリプタ情報(session descriptor information)を含むことができる。
図14は本発明が適用される他の実施形態であって、デバイス間セッションを制御する過程を示すフローチャートである。
コントローラは、セッションパートナーデバイスにセッション制御を遂行することができる。ここで、セッションパートナーデバイスとは、生成されるセッションや生成されたセッション内のデバイスを示す。コントローラがトリガーメッセージをセッションパートナーデバイスに転送するために、セッションパートナーデバイスは自らを示したり、ネットワーク内で発見されたりしなければならない。HPnP適用デバイス(HPnP enabled device)は、第1プロトコルを用いてセッション制御を遂行するためのセッション制御要請メッセージを処理することができ、セッション制御メッセージは第2プロトコルを用いて受信できる。ここで、セッション制御はセッション生成、セッション終了、及びセッション状態情報獲得を含むことができる。
セッション制御が完了すれば、HPnP適用デバイス(HPnP enabled device)はコントローラにセッション制御応答メッセージを転送することができる。この際、セッション制御応答メッセージはセッション制御結果を示すためのメッセージを示し、セッション制御応答メッセージのヘザーは結果コードを含み、ペイロードはリターン値を含むことができる。
セッション制御が成功の場合、セッション制御応答メッセージはセッション制御の成功を示す結果コードと、それに対応するリターン値を含み、セッション制御が失敗の場合、セッション制御の失敗を示す結果コードと失敗理由に対応するリターン値を含むことができる。
本発明が適用される実施形態であって、プロキシ役割を遂行する第3デバイスは特定制御動作のためのトリガリングメッセージ(triggering message)を第1デバイスに転送することができる(S1401)。ここで、特定制御動作のためのトリガリングメッセージ(triggering message)は第1プロトコル(例えば、HD−CMP)を用いて転送されることができ、第3デバイスはスイッチデバイス1であり、第1デバイスはソースデバイスでありうる。但し、これは一実施形態であり、他のプロトコルが適用されるか、またはネットワーク内の他のデバイスが適用できる。
受信された特定制御動作のためのトリガリングメッセージ(triggering message)に基づいて、第1デバイスと第2デバイスとの間のセッション制御が遂行できる(S1403)。ここで、第2デバイスはスイッチデバイス、またはシンクデバイスでありうる。例えば、第1デバイス(ソースデバイス)がHPnP適用されていないデバイス(non-HPnP enabled device)であるが、第3デバイス(スイッチデバイス1)と連結されており、第2デバイスがHPnP適用デバイス(HPnP enabled device)であれば、第2デバイスはシンクデバイスでありうる。この際、セッションは第1デバイス(ソースデバイス)と第2デバイス(シンクデバイス)との間に生成される。
他の例に、第1デバイス(ソースデバイス)がHPnP適用されていないデバイス(non-HPnP enabled device)であるが、第3デバイス(スイッチデバイス1)と連結されており、第2デバイスがHDBaseTをサポートしないレガシーデバイス(legacy device)であれば、第2デバイスはスイッチデバイス2でありうる。この際、セッションは第1デバイス(ソースデバイス)と第2デバイス(スイッチデバイス2)との間に生成される。
セッション生成が完了した後、第3デバイスは第1デバイス(ソースデバイス)からトリガリング応答メッセージを受信することができる(S1405)。
上記のような過程を通じて、ネットワークに属しないデバイスと連結することによってセッションを生成することができ、セッション生成を通じてデータを転送することができる。
図15は本発明が適用される実施形態であって、複数のネットワーク上におけるデバイス間セッションを制御する過程を示すフローチャートである。
本発明が適用される実施形態であって、プロキシ役割を遂行する第3デバイスはコントローラからセッション制御要請メッセージを受信することができる(S1501)。ここで、セッション制御要請メッセージはセッション制御を要請するメッセージを示し、セッション制御はセッション生成、セッション終了、及びセッション状態情報獲得を含むことができる。
セッション制御要請メッセージを受信した第3デバイスは特定の制御動作のためのトリガリングメッセージ(triggering message)を第1デバイスに転送することができる(S1503)。ここで、トリガリング(triggering)メッセージは特定動作の開始のための信号を示し、特定制御動作のためのトリガリング(triggering)メッセージはデバイス間セッション制御のための信号を示す。
受信された特定制御動作のためのトリガリングメッセージ(triggering message)に基づいて、第1デバイスと第2デバイスとの間のセッション制御が遂行できる(S1505)。セッション生成が完了した後、第3デバイスは第1デバイスからトリガリング応答メッセージを受信することができる(S1507)。ここで、トリガリング応答メッセージはトリガリングメッセージに対する結果を示す。
そして、第3デバイスはコントローラにセッション制御応答メッセージを転送することができる(S1509)。ここで、セッション制御応答メッセージはセッション制御要請メッセージに対する応答を示したり、トリガリングメッセージに対する応答を示したりすることができる。
図16は本発明が適用される他の実施形態であって、デバイス間セッションを制御する過程を示すフローチャートである。
本発明が適用されるネットワークシステムは、互いに異なるプロトコルをサポートする複数のネットワークを構成することができ、各ネットワークは多様なプロトコルのうち、少なくとも1つをサポートすることができる。
ネットワークシステム内にあるセッションパートナーデバイス、例えば、第1デバイス(ソースデバイス)と第2デバイス(シンクデバイスまたはスイッチデバイス)との間でセッション制御を遂行することができる(S1601)。
セッション制御が完了すれば、第1デバイス(ソースデバイス)は第2デバイス(シンクデバイスまたはスイッチデバイス)にセッション制御応答メッセージを転送することができる。また、第2デバイス(シンクデバイスまたはスイッチデバイス)はコントローラにセッション制御応答メッセージを転送することができる。この際、セッション制御遂行結果によって、転送されるセッション制御結果メッセージが異なることがある(S1603)。
例えば、セッション制御が成功の場合、セッション制御応答メッセージはセッション制御の成功を示す結果コードとセッション制御結果に対応する情報を含み(S1605)、セッション制御が失敗の場合、セッション制御の失敗を示す結果コードと失敗理由に対応する情報を含むことができる(S1607)。
図17乃至図22は本発明が適用される実施形態であって、複数のネットワーク上におけるデバイス間セッションを生成するための多様な方法を示すフローチャートである。
図17乃至図22では、第5ネットワーク50はHDBaseTネットワークを示し、HD−CMP(HDBaseT Control and Management Protocol)を用い、第6ネットワーク60はHPnP(HDBaseT Plug & Play)ネットワークを示し、HTTP(hypertext transfer protocol)を用いることと仮定する。
しかしながら、前述したように、本発明が適用されるネットワークシステムは互いに異なるプロトコルをサポートする複数のネットワークを構成することができ、各ネットワークは多様なプロトコルのうち、少なくとも1つをサポートすることができる。例えば、第5ネットワーク50及び第6ネットワーク60はUPnP(Universal Plug & Play)ネットワーク、HPnP(HDBaseT Plug & Play)ネットワーク、HDBaseTネットワークのうち、いずれか1つに該当することができる。また、第5ネットワーク50及び第6ネットワーク60は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、HTTP(hypertext transfer protocol)、HD−CMP(HDBaseT Control and Management Protocol)のうちの少なくとも1つのプロトコルをサポートすることができ、デバイス間に送受信されるメッセージはプレーンタイプまたはXML(eXtensible Markup Language)タイプで表現できる。
図17では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は、第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64とシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図17の実施形態では、シンクデバイス63がセッション生成の主体であり、プロキシ機能を遂行する場合であって、第5ネットワーク50内でシンクデバイス35のみHPnPが適用されるデバイスの場合を示す。
HPnPコントロールポイント64は、セッション生成要請メッセージをプロキシ機能を遂行するシンクデバイス63に転送することができる(S1710)。ここで、セッション生成要請メッセージは、ソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション生成をトリガリングするメッセージを示し、セッション生成対象であるソースデバイス52とシンクデバイス63の識別情報及び制御アドレス情報(control URL information)を含むことができる。そして、セッション生成要請メッセージは制御アドレス情報(control URL information)を用いてHTTP POST方式により転送できる。例えば、シンクデバイス63は制御アドレス情報(control URL information)に対応できる。
セッション生成要請メッセージ(例えば、ソースデバイス52とシンクデバイス63の識別情報)に基づいて、ソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション生成過程が遂行できる(S1720)。具体的に、シンクデバイス63は発見されたソースデバイス52にセッション初期化要請メッセージを転送することができる(S1721)。ここで、セッション初期化要請メッセージはセッション生成の開始を要請するメッセージを示す。ソースデバイス52は、シンクデバイス63にセッション初期化応答メッセージを転送することができる(S1722)。ここで、セッション初期化応答メッセージはセッション初期化要請メッセージに対する応答メッセージを示す。
ソースデバイス52は、シンクデバイス63に到達するための最適の経路(route)候補群を選定するために、セッションルートクエリメッセージを転送することができる(S1723)。ここで、セッションルートクエリメッセージはセッション経路の選定を要請するメッセージを示す。セッションルートクエリメッセージは、スイッチ1 61、スイッチ2 62を介してシンクデバイス63に転送できる。
セッションルートクエリメッセージを受信したシンクデバイス63は最適の経路を選択し、セッションルートセットメッセージをソースデバイス52に転送することができる(S1724)。ここで、セッションルートセットメッセージはセッション経路をセッティングするメッセージを示す。
このような過程を通じてセッションが生成され(S1725)、セッション生成が完了すれば、ソースデバイス52はシンクデバイス63にデータを転送することができる。そして、ソースデバイス52はシンクデバイス63及び第5ネットワーク50に含まれたHDBaseTコントロールポイント51にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S1730、S1740)。この際、セッション生成結果メッセージはHD−CMP方式により転送されることができ、セッション生成結果によって、転送されるセッション生成結果メッセージが異なることがある。例えば、セッション生成が成功の場合、セッション生成結果メッセージはセッション生成の成功を示す結果コードとセッション生成結果に対応する情報を含み、セッション生成が失敗の場合、セッション生成の失敗を示す結果コードと失敗理由に対応する情報を含むことができる。
シンクデバイス63は、UPnPコントロールポイント64にセッション生成応答メッセージを転送することができる(S1750)。ここで、セッション生成応答メッセージはセッション生成アクションに対する応答メッセージを示したり、セッション生成完了に対する応答メッセージを示したりすることができる。そして、セッション生成応答メッセージはHTTP方式により転送されることができ、セッション識別情報(session identification information)及びセッション状態情報(session status information)のうち、少なくとも1つを含むことができる。
上記のような過程で、シンクデバイス63はソースデバイス52とHDBaseTプロトコルを用いてメッセージを送受信し、シンクデバイス63はHPnPコントロールポイント64とはHTTPプロトコルを用いてメッセージを送受信することができる。
図18では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図18の実施形態では、シンクデバイス63がセッション生成の主体であるが、プロキシ機能を遂行しない場合であって、全てのデバイスがHPnPが適用される場合を示す。
HPnPコントロールポイント64は、セッション生成要請メッセージをシンクデバイス63に転送することができる(S1810)。ここで、セッション生成要請メッセージはソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション生成をトリガリングするメッセージを示し、セッション生成対象であるソースデバイス52とシンクデバイス63の識別情報及び制御アドレス情報(control URL information)を含むことができる。そして、セッション生成要請メッセージは制御アドレス情報(control URL information)を用いてHTTP POST方式により転送できる。例えば、シンクデバイス63は制御アドレス情報(control URL information)に対応できる。
セッション生成要請メッセージ(例えば、ソースデバイス52とシンクデバイス63の識別情報)に基づいて、ソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション生成過程が遂行できる(S1820)。ここで、セッション生成過程(S1820)は、図17で説明したセッション生成過程(S1720)が適用できる。
セッション生成が完了すれば、ソースデバイス52はシンクデバイス63にデータを転送することができる。そして、ソースデバイス52はシンクデバイス63にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S1830)。この際、セッション生成結果メッセージはHD−CMP方式により転送されることができ、セッション生成結果によって、転送されるセッション生成結果メッセージが異なることがある。例えば、セッション生成が成功の場合、セッション生成結果メッセージはセッション生成の成功を示す結果コードとセッション生成結果に対応する情報を含み、セッション生成が失敗の場合、セッション生成の失敗を示す結果コードと失敗理由に対応する情報を含むことができる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S1840)。
シンクデバイス63は、HPnPコントロールポイント64にセッション生成応答メッセージを転送することができる(S1850)。ここで、セッション生成応答メッセージはセッション生成アクションに対する応答メッセージを示したり、セッション生成完了に対する応答メッセージを示したりすることができる。そして、セッション生成応答メッセージはHTTP方式により転送されることができ、セッション識別情報(session identification information)及びセッション状態情報(session status information)のうち、少なくとも1つを含むことができる。
上記のような過程で、シンクデバイス63はソースデバイス52とHDBaseTプロトコルを用いてメッセージを送受信し、シンクデバイス63はHPnPコントロールポイント64とはHTTPプロトコルを用いてメッセージを送受信することができる。
図19では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、及びスイッチ2 62は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図19の実施形態では、スイッチデバイスがセッション生成の主体であり、プロキシ機能を遂行する場合であって、シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスを示し、スイッチ2 62にHDMIを通じて連結されている。
HPnPコントロールポイント64は、セッション生成要請メッセージをスイッチ2 62に転送することができる(S1910)。ここで、セッション生成要請メッセージはソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション生成をトリガリングするメッセージを示し、セッション生成対象であるソースデバイス52とスイッチ2 62の識別情報及び制御アドレス情報(control URL information)を含むことができる。そして、セッション生成要請メッセージは制御アドレス情報(control URL information)を用いてHTTP POST方式により転送できる。例えば、スイッチ2 62は制御アドレス情報(control URL information)に対応できる。
セッション生成要請メッセージ(例えば、ソースデバイス52とスイッチ2 62の識別情報)に基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション生成過程が遂行できる(S1920)。ここで、セッション生成過程(S1920)は、図17または図18で説明したセッション生成過程が適用できる。
セッション生成が完了すれば、ソースデバイス52はスイッチ2 62にデータを転送し、スイッチ2 62はソースデバイス52から転送されたデータをHDMIを通じてシンクデバイス63に転送することができる。
一方、ソースデバイス52はスイッチ2 62にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S1930)。また、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S1940)。
スイッチ2 62は、HPnPコントロールポイント64にセッション生成応答メッセージを転送することができる(S1950)。
図20では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、及びスイッチ2 62は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図20の実施形態では、スイッチデバイスがセッション生成の主体であるが、プロキシ機能を遂行しない場合であって、シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスを示し、スイッチ2 62にHDMIを通じて連結されている。
HPnPコントロールポイント64は、セッション生成要請メッセージをスイッチ2 62に転送することができる(S2010)。ここで、セッション生成要請メッセージはソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション生成をトリガリングするメッセージを示し、セッション生成対象であるソースデバイス52とスイッチ2 62の識別情報及び制御アドレス情報(control URL information)を含むことができる。そして、セッション生成要請メッセージは制御アドレス情報(control URL information)を用いてHTTP POST方式により転送できる。例えば、スイッチ2 62は制御アドレス情報(control URL information)に対応できる。
セッション生成要請メッセージ(例えば、ソースデバイス52とスイッチ2 62の識別情報)に基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション生成過程が遂行できる(S1920)。ここで、セッション生成過程(S2020)は、図17乃至19で説明したセッション生成過程が適用できる。
セッション生成が完了すれば、ソースデバイス52はスイッチ2 62にデータを転送し、スイッチ2 62はソースデバイス52から転送されたデータをHDMIを通じてシンクデバイス63に転送することができる。
一方、ソースデバイス52はスイッチ2 62にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S2030)。また、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S2040)。
スイッチ2 62は、HPnPコントロールポイント64にセッション生成応答メッセージを転送することができる(S2050)。
図21では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、及びスイッチ1 61は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図21の実施形態では、スイッチデバイスがセッション生成の主体であり、プロキシ機能を遂行する場合であって、ソースデバイス52はHPnPをサポートしないHDBaseTデバイスとしてHPnPをサポートするスイッチ1 61に連結されている。スイッチ1 61は、ソースデバイス52を第6ネットワーク60に露出させてHPnPコントロールポイント64により発見できるようにする。
また、シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスを示し、スイッチ2 62にHDMIを通じて連結されている。したがって、スイッチ2 62はソースデバイス52から転送されたデータ(例えば、マルチメディアストリーム)をHDMIを通じてシンクデバイス63に転送することができる。
HPnPコントロールポイント64は、セッション生成要請メッセージをスイッチ1 61に転送することができる(S2110)。ここで、セッション生成要請メッセージは、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション生成をトリガリングするメッセージを示し、セッション生成対象であるソースデバイス52とスイッチ2 62の識別情報及び制御アドレス情報(control URL information)を含むことができる。そして、セッション生成要請メッセージは制御アドレス情報(control URL information)を用いてHTTP POST方式により転送できる。例えば、スイッチ1 61は制御アドレス情報(control URL information)に対応できる。
セッション生成要請メッセージを受信したスイッチ1 61は、セッション生成のためのトリガーメッセージ(trigger message)をソースデバイス52に転送することができる(S2120)。ここで、トリガー(trigger)メッセージは特定動作の開始のための信号を示し、セッション生成のためのトリガー(trigger)メッセージはデバイス間セッション生成のための信号を示す。また、トリガー(trigger)メッセージはHD−CMPを用いて転送できる。
セッション生成のためのトリガーメッセージ(trigger message)に基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション生成過程が遂行できる(S2130)。ここで、セッション生成過程(S2130)は、本明細書で説明するセッション生成過程が適用できる。
セッション生成が完了すれば、ソースデバイス52はスイッチ2 62にデータを転送し、スイッチ2 62はソースデバイス52から転送されたデータをHDMIを通じてシンクデバイス63に転送することができる。
一方、ソースデバイス52はHD−CMPを用いてスイッチ1 61にトリガー応答メッセージを転送することができる(S2140)。
また、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S2150)。
スイッチ2 62は、HPnPコントロールポイント64にセッション生成応答メッセージを転送することができる(S2160)。
本実施形態では、重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容は全て適用可能である。
図22では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、及びスイッチ2 62は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図22の実施形態では、ソースデバイス52がセッション生成の主体であり、ソースデバイス52はHPnPをサポートするHDBaseTデバイスとして自ら第6ネットワーク60に露出されることができ、HPnPコントロールポイント64により発見できる。
また、シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスを示し、スイッチ2 62にHDMIを通じて連結されている。したがって、スイッチ2 62はソースデバイス52から転送されたデータ(例えば、マルチメディアストリーム)をHDMIを通じてシンクデバイス63に転送することができる。
HPnPコントロールポイント64は、セッション生成要請メッセージをソースデバイス52に転送することができる(S2210)。ここで、セッション生成要請メッセージはソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション生成をトリガリングするメッセージを示し、セッション生成対象であるソースデバイス52とスイッチ2 62の識別情報及び制御アドレス情報(control URL information)を含むことができる。そして、セッション生成要請メッセージは制御アドレス情報(control URL information)を用いてHTTP POST方式により転送できる。例えば、ソースデバイス52は制御アドレス情報(control URL information)に対応できる。
セッション生成要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション生成過程が遂行できる(S2220)。ここで、セッション生成過程(S2130)は、本明細書で説明するセッション生成過程が適用できる。
セッション生成が完了すれば、ソースデバイス52はスイッチ2 62にデータを転送し、スイッチ2 62はソースデバイス52から転送されたデータをHDMIを通じてシンクデバイス63に転送することができる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション生成結果メッセージを転送することができる(S2230)。
ソースデバイス52は、HPnPコントロールポイント64にセッション生成応答メッセージを転送することができる(S2240)。
本実施形態でも重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容は全て適用可能である。
図23は本発明が適用される実施形態であって、図23(a)はセッション生成要請メッセージのフォーマットを示し、図23(b)はテキスト/プレーンタイプのセッション生成要請メッセージを示し、図23(c)はテキスト/xmlタイプのセッション生成要請メッセージを示す。
図23(a)を見ると、セッション生成要請メッセージのフォーマット(2310)はPOST(2311)、HOST(2312)、CONTENT−LENGTH(2313)、CONTENT−TYPE(2314)、及びBODY(2315)を含むことができる。セッション生成要請メッセージはHTTP POST方式により転送できる。
POST(2311)はセッション制御トリガーURLを示し、HOST(2312)はデバイスに割り当てられたIPアドレスを示し、CONTENT−LENGTH(2313)はBODY(2315)の長さを示し、CONTENT−TYPE(2314)はBODY(2315)のテキストタイプを示す。
例えば、図23(b)及び図23(c)を見ると、各々セッション生成要請メッセージのフォーマット(2310)のうち、CONTENT−TYPE(2314)がtext/plainタイプ(2331乃至2335)とtext/xmlタイプ(2351乃至2355)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(2314)がtext/plainタイプまたはtext/xmlタイプの場合、BODY(2335、2355)はFirstPartnerTadaptorRef値及びSecondPartnerTadaptorRef値を含むことができる。ここで、FirstPartnerTadaptorRef及びSecondPartnerTadaptorRefは、セッション生成の対象である第1パートナーデバイスと第2パートナーデバイスの個体参照値を示す。
図24は本発明が適用される実施形態であって、図24(a)はセッション生成応答メッセージのフォーマットを示し、図24(b)はテキスト/プレーンタイプのセッション生成応答メッセージを示し、図24(c)はテキスト/xmlタイプのセッション生成応答メッセージを示す。
図24(a)を見ると、セッション生成応答メッセージのフォーマット(2410)はHTTPバージョン及び結果コード(2411)、CONTENT−TYPE(2412)、及びBODY(2413)を含むことができる。セッション生成応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション生成が成功したことを示す200 OKであることを示す(2411)。CONTENT−TYPE(2412)はBODY(2413)のテキストタイプを示す。
例えば、図24(b)及び図24(c)を見ると、各々セッション生成応答メッセージのフォーマット(2410)のうち、CONTENT−TYPE(2312)がtext/plainタイプ(2431乃至2433)とtext/xmlタイプ(2451乃至2453)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(2412)がtext/plainタイプまたはtext/xmlタイプの場合、BODY(2433、2453)はセッション識別情報と状態情報を含むことができる。ここで、状態情報(「created」)はセッションが生成されたことを示す。
図25は本発明が適用される他の実施形態であって、図25(a)はセッション生成要請メッセージのフォーマットを示し、図25(b)はテキスト/プレーンタイプのセッション生成要請メッセージを示し、図25(c)はテキスト/xmlタイプのセッション生成要請メッセージを示す。
図25(a)を見ると、セッション生成要請メッセージのフォーマット(2510)は、POST(2511)、HOST(2512)、CONTENT−LENGTH(2513)、CONTENT−TYPE(2514)、及びBODY(2515)部分を含むことができる。セッション生成要請メッセージは、HTTP POST方式により転送できる。
POST(2511)はセッション制御トリガーURLを示し、HOST(2512)はデバイスに割り当てられたIPアドレスを示し、CONTENT−LENGTH(2513)はBODY(2515)の長さを示し、CONTENT−TYPE(2514)はBODY(2515)のテキストタイプを示す。
例えば、図25(b)及び図25(c)を見ると、各々セッション生成要請メッセージのフォーマット(2510)のうち、CONTENT−TYPE(2514)がtext/plainタイプ(2531乃至2535)とtext/xmlタイプ(2551乃至2555)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(2514)がtext/plainタイプまたはtext/xmlタイプの場合、BODY(2535、2555)はFirstPartnerDeviceID、FirstPartnerPortID、FirstPartnerTGroupID、FirstPartnerTAdpatorMask、SecondPartnerDeviceID、SecondPartnerPortID、SecondPartnerTGroupID、SecondPartnerTAdpatorMask値のうち、少なくとも1つを含むことができる。ここで、FirstPartnerDeviceID及びSecondPartnerDeviceIDはセッション生成の対象である第1パートナーデバイスと第2パートナーデバイスのデバイス識別情報を示し、FirstPartnerPortID及びSecondPartnerPortIDは第1パートナーデバイスと第2パートナーデバイスのポート識別情報を示し、FirstPartnerTGroupID及びSecondPartnerTGroupIDは第1パートナーデバイスと第2パートナーデバイスのグループ識別情報を示し、FirstPartnerTAdpatorMask及びSecondPartnerTAdpatorMaskは第1パートナーデバイスと第2パートナーデバイスのマスク値を示す。
図26は本発明が適用される他の実施形態であって、図26(a)はセッション生成に成功した場合のセッション生成応答メッセージのフォーマットを示し、図26(b)はセッション生成に失敗した場合のセッション生成応答メッセージを示す。
図26(a)を見ると、セッション生成に成功した場合、セッション生成応答メッセージのフォーマット(2610)は、HTTPバージョン及び結果コード(2611)、CONTENT−TYPE(2612)、及びBODY(2613)を含むことができる。セッション生成応答メッセージは、HTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション生成が成功したことを示す200 OKであることを示す(2611、2621)。CONTENT−TYPE(2612、2622)は、BODY(2613、2623)のテキストタイプを示す。
例えば、図26(a)を見ると、CONTENT−TYPE(2612、2622)は、text/plainタイプ(2621乃至2623)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(2612、2632)がtext/plainタイプの場合、BODY(2613、2623)はセッション識別情報と状態情報を含むことができる。ここで、状態情報(「created」)はセッションが生成されたことを示す。
図26(b)を見ると、セッション生成に失敗した場合、セッション生成応答メッセージのフォーマット(2630)は、HTTPバージョン及び結果コード(2631)、CONTENT−TYPE(2632)、及びBODY(2633)を含むことができる。セッション生成応答メッセージは、HTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション生成が失敗したことを示す503であることを示す(2631、2641)。CONTENT−TYPE(2632、2642)は、BODY(2633、2643)のテキストタイプを示す。
例えば、図26(b)を見ると、CONTENT−TYPE(2632、2642)はtext/plainタイプ(2641乃至2643)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(2632、2642)がtext/plainタイプの場合、BODY(2633、2643)は失敗理由情報を含むことができる。
図27乃至図35は本発明が適用される実施形態であって、複数のネットワーク上におけるデバイス間セッションを終了するための多様な方法を示すフローチャートである。
図27乃至図35では、第5ネットワーク50はHDBaseTネットワークを示し、HD−CMP(HDBaseT Control and Management Protocol)を用い、第6ネットワーク60はHPnP(HDBaseT Plug & Play)ネットワークを示し、HTTP(hypertext transfer protocol)を用いることと仮定する。
しかしながら、前述したように、本発明が適用されるネットワークシステムは互いに異なるプロトコルをサポートする複数のネットワークを構成することができ、各ネットワークは多様なプロトコルうち、少なくとも1つをサポートすることができる。例えば、第5ネットワーク50及び第6ネットワーク60は、UPnP(Universal Plug & Play)ネットワーク、HPnP(HDBaseT Plug & Play)ネットワーク、HDBaseTネットワークのうち、いずれか1つに該当できる。また、第5ネットワーク50及び第6ネットワーク60は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、HTTP(hypertext transfer protocol)、HD−CMP(HDBaseT Control and Management Protocol)のうちの少なくとも1つのプロトコルをサポートすることができ、デバイス間に送受信されるメッセージはプレーンタイプまたはXML(eXtensible Markup Language)タイプで表現できる。
図27では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64とシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図27の実施形態では、HPnPコントロールポイント64がシンクデバイス63にセッション終了を要請する場合であって、第5ネットワーク50内でシンクデバイス35のみHPnPが適用されるデバイスの場合を示す。
また、本実施形態ではソースデバイス52とシンクデバイス63との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをシンクデバイス63に転送することができる(S2710)。ここで、セッション終了要請メッセージはソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション終了をトリガリングするメッセージを示す。セッション終了要請メッセージは、終了されるデバイスのIPアドレス情報、終了されるセッションを識別するセッション識別情報、セッション終了過程を開始する開始デバイス参照値(initiate device reference value)、セッション終了の対象である第1パートナーデバイス参照値、及び第2パートナーデバイスの参照値のうち、少なくとも1つを含むことができる。
セッション終了要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション終了過程が遂行できる(S2720)。具体的に、シンクデバイス63は発見されたソースデバイス52にセッション終了クエリメッセージを転送することができる。ここで、シンクデバイス63は同一なネットワークに含まれているスイッチデバイスにセッション終了クエリメッセージを転送し、セッション終了クエリメッセージはルーティング経路を通じてソースデバイス52に転送できる。本実施形態のセッション終了過程は、本明細書に記載されたセッション終了過程の実施形態が適用できる。
セッション終了過程が完了すれば、ソースデバイス52はシンクデバイス63にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S2730)。この際、セッション終了結果メッセージはHD−CMP方式により転送されることができ、セッション終了結果によって、転送されるセッション終了結果メッセージが異なることがある。例えば、セッション終了が成功の場合、セッション終了結果メッセージはセッション終了の成功を示す結果コードとセッション終了結果に対応する情報を含み、セッション終了が失敗の場合、セッション終了の失敗を示す結果コードと失敗理由に対応する情報を含むことができる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S2740)。
シンクデバイス63は、HPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S2750)。ここで、セッション終了応答メッセージはセッション終了要請メッセージに対する応答メッセージを示すことができる。そして、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送されることができ、セッションが生成に参加したデバイス情報、終了されたセッションを識別するセッション識別情報(session identification information)、及び応答コードのうち、少なくとも1つを含むことができる。
上記のような過程で、シンクデバイス63はソースデバイス52とHDBaseTプロトコルを用いてメッセージを送受信し、シンクデバイス63はHPnPコントロールポイント64とはHTTPプロトコルを用いてメッセージを送受信することができる。
図28では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図28の実施形態では、HPnPコントロールポイント64がシンクデバイス63にセッション終了を要請する場合であって、全てのデバイスがHPnP適用される場合を示す。
また、本実施形態ではソースデバイス52とシンクデバイス63との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをシンクデバイス63に転送することができる(S2810)。
セッション終了要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション終了過程が遂行できる(S2820)。
セッション終了過程が完了すれば、ソースデバイス52はシンクデバイス63にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S2830)。この際、セッション終了結果メッセージはHD−CMP方式により転送できる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S2840)。
そして、シンクデバイス63はHPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S2850)。ここで、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
本実施形態では前述したセッション終了と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図29では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64及びソースデバイス52は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図29の実施形態では、HPnPコントロールポイント64がソースデバイス52にセッション終了を要請する場合であって、ソースデバイス52のみHPnP適用される場合を示す。
また、本実施形態ではソースデバイス52とシンクデバイス63との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをソースデバイス52に転送することができる(S2910)。
セッション終了要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション終了過程が遂行できる(S2920)。
セッション終了過程が完了すれば、シンクデバイス63はソースデバイス52にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S2930)。この際、セッション終了結果メッセージはHD−CMP方式により転送できる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S2940)。
そして、ソースデバイス52はHPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S2950)。ここで、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
本実施形態でも前述したセッション終了と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図30では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図30の実施形態では、HPnPコントロールポイント64がソースデバイス52にセッション終了を要請する場合であって、全てのデバイスがHPnP適用される場合を示す。
また、本実施形態ではソースデバイス52とシンクデバイス63との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをソースデバイス52に転送することができる(S3010)。
セッション終了要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とシンクデバイス63との間のセッション終了過程が遂行できる(S3020)。
セッション終了過程が完了すれば、シンクデバイス63はソースデバイス52にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3030)。この際、セッション終了結果メッセージはHD−CMP方式により転送できる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3040)。
そして、ソースデバイス52はHPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S3050)。ここで、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
本実施形態でも前述したセッション終了と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図31では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、及びスイッチ2 62は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図31の実施形態では、スイッチデバイスがセッション終了の主体である場合であって、スイッチデバイスのみHPnP適用される場合を示す。そして、シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスであり、HDMIを通じてスイッチ2 62に連結されている。
また、本実施形態ではソースデバイス52とスイッチ2 62との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをスイッチ2 62に転送することができる(S3110)。
セッション終了要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション終了過程が遂行できる(S3120)。
セッション終了過程が完了すれば、ソースデバイス52はスイッチ2 62にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3130)。この際、セッション終了結果メッセージはHD−CMP方式により転送できる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3140)。
そして、スイッチ2 62はHPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S3150)。ここで、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
本実施形態でも前述したセッション終了と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図32では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、及びスイッチ2 62は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図32の実施形態では、スイッチデバイスがセッション終了の主体の場合であって、全てのデバイスがHPnP適用される場合を示す。そして、シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスであり、HDMIを通じてスイッチ2 62に連結されている。
また、本実施形態ではソースデバイス52とスイッチ2 62との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをスイッチ2 62に転送することができる(S3210)。
セッション終了要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション終了過程が遂行できる(S3220)。
セッション終了過程が完了すれば、ソースデバイス52はスイッチ2 62にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3230)。この際、セッション終了結果メッセージはHD−CMP方式により転送できる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3240)。
そして、スイッチ2 62はHPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S3250)。ここで、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
本実施形態でも前述したセッション終了と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図33では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64及びソースデバイス52は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図33の実施形態では、ソースデバイス52がセッション終了の主体の場合であって、ソースデバイス52のみHPnP適用される場合を示す。そして、シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスであり、HDMIを通じてスイッチ2 62に連結されている。
また、本実施形態ではソースデバイス52とスイッチ2 62との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをソースデバイス52に転送することができる(S3310)。
セッション終了要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション終了過程が遂行できる(S3320)。
セッション終了過程が完了すれば、スイッチ2 62はソースデバイス52にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3330)。この際、セッション終了結果メッセージはHD−CMP方式により転送できる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、スイッチ2 62はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3340)。
そして、ソースデバイス52はHPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S3350)。ここで、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
本実施形態でも前述したセッション終了と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図34では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64及びソースデバイス52は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図34の実施形態では、ソースデバイス52がセッション終了の主体の場合であって、全てのデバイスがHPnP適用される場合を示す。そして、シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスであり、HDMIを通じてスイッチ2 62に連結されている。
また、本実施形態ではソースデバイス52とスイッチ2 62との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをソースデバイス52に転送することができる(S3410)。
セッション終了要請メッセージに基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション終了過程が遂行できる(S3420)。
セッション終了過程が完了すれば、スイッチ2 62はソースデバイス52にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3430)。この際、セッション終了結果メッセージはHD−CMP方式により転送できる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、スイッチ2 62はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3440)。
そして、ソースデバイス52はHPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S3450)。ここで、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
本実施形態でも前述したセッション終了と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図35では、HDBaseTコントロールポイント51、ソースデバイス52、及びスイッチ1 61は第5ネットワーク50内で連結されており、HPnPコントロールポイント64、スイッチ1 61、スイッチ2 62、及びシンクデバイス63は第6ネットワーク60内で連結されている場合を仮定する。即ち、図35の実施形態では、ソースデバイス52がセッション終了の主体の場合であって、スイッチデバイスのみHPnP適用される場合を示す。
そして、ソースデバイス52はHPnPをサポートしないHDBaseTデバイスであって、HPnPをサポートするスイッチ1 61に連結されている。スイッチ1 61はソースデバイス52を第6ネットワーク60に露出させてHPnPコントロールポイント64により発見できるようにする。このために、スイッチ1 61はソースデバイス52に対する情報を収集して管理することができる。
シンクデバイス63はHDMIがあるレガシーシンクデバイスであり、HDMIを通じてスイッチ2 62に連結されている。
また、本実施形態ではソースデバイス52とスイッチ2 62との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
ユーザがソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッションを終了しようとする場合、HPnPコントロールポイント64はセッション終了要請メッセージをスイッチ1 61に転送することができる(S3510)。
セッション終了要請メッセージに基づいて、スイッチ1 61はセッション終了のためのトリガーメッセージをソースデバイス52に転送することができる(S3520)。ここで、トリガー(trigger)メッセージは特定動作の開始のための信号を示し、セッション終了のためのトリガー(trigger)メッセージはデバイス間セッション終了のための信号を示す。
セッション終了のためのトリガーメッセージに基づいて、ソースデバイス52とスイッチ2 62との間のセッション終了過程が遂行できる(S3530)。
セッション終了過程が完了すれば、ソースデバイス52はスイッチ1 61にトリガー応答メッセージを転送することができる(S3540)。この際、トリガー応答メッセージはHD−CMP方式により転送できる。
一方、HDBaseTをサポートしないレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51が存在する場合、ソースデバイス52はレガシー(legacy)HDBaseTコントロールポイント51にセッション終了結果メッセージを転送することができる(S3550)。
そして、スイッチ1 61はHPnPコントロールポイント64にセッション終了応答メッセージを転送することができる(S3560)。ここで、セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
本実施形態でも前述したセッション終了と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図36は本発明が適用される実施形態であって、図36(a)はセッション終了要請メッセージのフォーマットを示し、図36(b)はテキスト/プレーンタイプのセッション終了要請メッセージを示し、図36(c)はテキスト/xmlタイプのセッション終了要請メッセージを示す。
図36(a)を見ると、セッション終了要請メッセージのフォーマット(3610)は、POST(3611)、HOST(3612)、CONTENT−LENGTH(3613)、CONTENT−TYPE(3614)、及びBODY(3615)を含むことができる。セッション終了要請メッセージはHTTP POST方式により転送できる。
POST(3611)はセッション制御トリガーURLを示し、HOST(3612)はデバイスに割り当てられたIPアドレスを示し、CONTENT−LENGTH(3613)はBODY(3615)の長さを示し、CONTENT−TYPE(3614)はBODY(3615)のテキストタイプを示す。
例えば、図36(b)及び図36(c)を見ると、各々セッション終了要請メッセージのフォーマット(3610)のうち、CONTENT−TYPE(3614)がtext/plainタイプ(3631乃至3635)とtext/xmlタイプ(3651乃至3655)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(3614)がtext/plainタイプまたはtext/xmlタイプの場合、BODY(3635、3655)は少なくとも1つのセッション識別情報を含むことができる。ここで、SessionID1は第1セッションのセッション識別情報を示し、SessionID2は第2セッションのセッション識別情報を示す。
図37は本発明が適用される実施形態であって、図37(a)はセッション終了応答メッセージのフォーマットを示し、図37(b)はテキスト/プレーンタイプのセッション終了応答メッセージを示し、図37(c)はテキスト/xmlタイプのセッション終了応答メッセージを示す。
図37(a)を見ると、セッション終了応答メッセージのフォーマット(3710)は、HTTPバージョン及び結果コード(3711)、CONTENT−TYPE(3712)、及びBODY(3713)を含むことができる。セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション終了が成功したことを示す200 OKであることを示す(3711)。CONTENT−TYPE(3712)は、BODY(3713)のテキストタイプを示す。
例えば、図37(b)及び図37(c)を見ると、各々セッション終了応答メッセージのフォーマット(3710)のうち、CONTENT−TYPE(3712)がtext/plainタイプ(3731乃至3733)とtext/xmlタイプ(3751乃至3753)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(3712)がtext/plainタイプまたはtext/xmlタイプの場合、BODY(3733、3753)はセッション識別情報と状態情報を含むことができる。ここで、状態情報(「terminated」)はセッションが終了したことを示す。
図38は本発明が適用される他の実施形態であって、図38(a)はセッション終了要請メッセージのフォーマットを示し、図38(b)はテキスト/プレーンタイプのセッション終了要請メッセージを示し、図38(c)はテキスト/xmlタイプのセッション終了要請メッセージを示す。
図38(a)を見ると、セッション終了要請メッセージのフォーマット(3810)は、POST(3811)、HOST(3812)、CONTENT−LENGTH(3813)、CONTENT−TYPE(3814)、及びBODY(3815)を含むことができる。セッション終了要請メッセージは、HTTP POST方式により転送できる。
POST(3811)はセッション制御トリガーURLを示し、HOST(3812)はデバイスに割り当てられたIPアドレスを示し、CONTENT−LENGTH(3813)はBODY(3815)の長さを示し、CONTENT−TYPE(3814)はBODY(3815)のテキストタイプを示す。
例えば、図38(b)及び図38(c)を見ると、各々セッション終了要請メッセージのフォーマット(3810)のうち、CONTENT−TYPE(3814)がtext/plainタイプ(3831乃至3835)とtext/xmlタイプ(3851乃至3855)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(3814)がtext/plainタイプまたはtext/xmlタイプの場合、BODY(3815)は図38(b)及び図38(c)のように表現できる。BODY(3815)メッセージは終了するセッションを識別するセッション識別情報、セッション終了過程を開始する開始デバイス参照値(initiate device reference value)、セッション終了の対象である第1パートナーデバイス参照値、及び第2パートナーデバイスの参照値を含むことができる。
例えば、図38(b)及び図38(c)を見ると、BODY(3835、3855)メッセージは、SID値、InitiatingEntityReference値、FirstPartnerReference値、SecondPartnerReference値を含むことができる。
図39は本発明が適用される他の実施形態であって、図39(a)はセッション終了に成功した場合のセッション終了応答メッセージフォーマットを示し、図39(b)はセッション終了に失敗した場合のセッション終了応答メッセージを示す。
図39(a)を見ると、セッション終了に成功した場合、セッション終了応答メッセージのフォーマット(3910)は、HTTPバージョン及び結果コード(3911)、CONTENT−TYPE(3912)、及びBODY(3913)メッセージを含むことができる。セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション終了が成功したことを示す200 OKであることを示す(3911、3921)。CONTENT−TYPE(3912、3922)は、BODY(3913、3923)のテキストタイプを示す。例えば、CONTENT−TYPE(3912、3922)はtext/plainタイプ(3921乃至3923)の場合を示す。
一方、BODY(3913、3923)メッセージは終了したセッションを識別するセッション識別情報、セッション終了が成功したことを示す応答コード、セッション終了過程を開始した開始デバイス参照値(initiate device reference value)、セッション終了の対象である第1パートナーデバイス参照値、及び第2パートナーデバイスの参照値のうち、少なくとも1つを含むことができる。
図39(b)を見ると、セッション終了に失敗した場合、セッション終了応答メッセージのフォーマット(3930)は、HTTPバージョン及び結果コード(3931)、CONTENT−TYPE(3932)、及びBODY(3933)メッセージを含むことができる。セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション終了が失敗したことを示す503であることを示す(3931、3941)。CONTENT−TYPE(3932、3942)は、BODY(3933、3943)メッセージのテキストタイプを示す。例えば、CONTENT−TYPE(3932、3942)はtext/plainタイプ(3941乃至3943)の場合を示す。
一方、BODY(3933、3943)メッセージは失敗理由情報を含むことができる。失敗理由情報は、応答コードリストのうちの1つを含むことができる。例えば、応答コードが1の場合はセッション識別情報を知らない場合を示し、2の場合はパートナーデバイスがない場合、例えば応答デバイスがセッション上のパートナーデバイスでない場合を示すことができる。応答コードが3の場合は空いていること(reserved)を示すことができ、4の場合は要請したデバイスがセッションを終了するように許さないことを示すことができ、応答コードが6の場合は一般的なエラーを示すことができる。
図40乃至図46は本発明が適用される実施形態であって、複数のネットワーク上におけるデバイス間セッション生成後、セッション状態情報を獲得するための多様な方法を示すフローチャートである。
図40乃至図46では、第7ネットワーク70はHDBaseTネットワークを示し、HD−CMP(HDBaseT Control and Management Protocol)を用い、第8ネットワーク80はHPnP(HDBaseT Plug & Play)ネットワークを示し、HTTP(hypertext transfer protocol)を用いることと仮定する。
しかしながら、前述したように、本発明が適用されるネットワークシステムは互いに異なるプロトコルをサポートする複数のネットワークを構成することができ、各ネットワークは多様なプロトコルのうち、少なくとも1つをサポートできる。例えば、第7ネットワーク70及び第8ネットワーク80は、UPNP(Universal Plug & Play)ネットワーク、HPnP(HDBaseT Plug & Play)ネットワーク、HDBaseTネットワークのうち、いずれか1つに該当できる。また、第7ネットワーク70及び第8ネットワーク80は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、HTTP(hypertext transfer protocol)、HD−CMP(HDBaseT Control and Management Protocol)のうちの少なくとも1つのプロトコルをサポートすることができ、デバイス間に送受信されるメッセージはプレーンタイプまたはXML(eXtensible Markup Language)タイプで表現できる。
図40では、HDBaseTコントロールポイント71、ソースデバイス72、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第7ネットワーク70内で連結されており、HPnPコントロールポイント82とシンクデバイス81は第8ネットワーク80内で連結されている場合を仮定する。即ち、図40の実施形態では、HPnPコントロールポイント82がシンクデバイス81にセッション終了を要請する場合であって、第7ネットワーク70内でシンクデバイス81のみHPnPが適用される場合を示す。
また、本実施形態ではソースデバイス72とシンクデバイス81との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
HPnPコントロールポイント82は、シンクデバイス81とソースデバイス72との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するために、シンクデバイス81にセッション状態要請メッセージを転送することができる(S4010)。ここで、セッション状態要請メッセージはセッション状態情報を獲得するためのトリガー(trigger)メッセージでありうる。トリガー(trigger)メッセージはデバイス間に生成されたセッションの状態情報を獲得するための信号を示す。
セッション状態要請メッセージは、セッション状態情報を獲得するためのアドレス情報及び対象セッションのセッション識別情報のうち、少なくとも1つを含むことができる。そして、セッション状態要請メッセージは制御アドレス情報(control URL information)を用いてHTTP POST方式により転送できる。この場合、シンクデバイス81は制御アドレス情報(control URL information)に対応できる。
セッション状態要請メッセージの転送を受けたシンクデバイス81は、それに応答して、HPnPコントロールポイント82にセッション状態応答メッセージを転送することができる(S4020)。ここで、セッション状態応答メッセージは成功または失敗を示す結果コード、セッションディスクリプタ情報を含むことができる。セッションディスクリプタ情報は対象セッションの具体的な情報を示すものであって、例えば、対象セッションのセッション識別情報、第1デバイスレファレンス情報、及び第2デバイスレファレンス情報のうち、少なくとも1つを含むことができる。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図41では、HDBaseTコントロールポイント71、ソースデバイス72、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第7ネットワーク70内で連結されており、HPnPコントロールポイント82、ソースデバイス72、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第8ネットワーク80内で連結されている場合を仮定する。即ち、図41の実施形態では、HPnPコントロールポイント82がシンクデバイス81にセッション状態情報を要請する場合であって、全てのデバイスに対してHPnPが適用される場合を示す。
また、本実施形態ではソースデバイス72とシンクデバイス81との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
HPnPコントロールポイント82は、シンクデバイス81とソースデバイス72との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するために、シンクデバイス81にセッション状態要請メッセージを転送することができる(S4110)。
セッション状態要請メッセージの転送を受けたシンクデバイス81は、それに応答して、HPnPコントロールポイント82にセッション状態応答メッセージを転送することができる(S4120)。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図42では、HDBaseTコントロールポイント71、ソースデバイス72、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第7ネットワーク70内で連結されており、HPnPコントロールポイント82及びソースデバイス72は第8ネットワーク80内で連結されている場合を仮定する。即ち、図42の実施形態では、HPnPコントロールポイント82がソースデバイス72にセッション状態情報を要請する場合であって、ソースデバイス72のみHPnPが適用される場合を示す。
また、本実施形態ではソースデバイス72とシンクデバイス81との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
HPnPコントロールポイント82は、シンクデバイス81とソースデバイス72との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するために、ソースデバイス72にセッション状態要請メッセージを転送することができる(S4210)。
セッション状態要請メッセージの転送を受けたソースデバイス72は、それに応答して、HPnPコントロールポイント82にセッション状態応答メッセージを転送することができる(S4220)。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図43では、HDBaseTコントロールポイント71、ソースデバイス72、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第7ネットワーク70内で連結されており、HPnPコントロールポイント82、ソースデバイス72、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第8ネットワーク80内で連結されている場合を仮定する。即ち、図43の実施形態では、HPnPコントロールポイント82がソースデバイス72にセッション状態情報を要請する場合であって、全てのデバイスがHPnPが適用される場合を示す。
また、本実施形態ではソースデバイス72とシンクデバイス81との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
HPnPコントロールポイント82は、シンクデバイス81とソースデバイス72との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するために、ソースデバイス72にセッション状態要請メッセージを転送することができる(S4310)。
セッション状態要請メッセージの転送を受けたソースデバイス72は、それに応答して、HPnPコントロールポイント82にセッション状態応答メッセージを転送することができる(S4320)。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図44では、HDBaseTコントロールポイント71、ソースデバイス72、スイッチ1 73、及びスイッチ2 74は第7ネットワーク70内で連結されており、HPnPコントロールポイント82、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第8ネットワーク80内で連結されている場合を仮定する。即ち、図44の実施形態では、HPnPコントロールポイント82がスイッチ2 74にセッション状態情報を要請する場合であって、スイッチデバイスのみHPnPが適用される場合を示す。シンクデバイス81はHDMIがあるレガシーシンクデバイスを示し、スイッチ2 74にHDMIを通じて連結されている。
また、本実施形態ではソースデバイス72とスイッチ2 74との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。ソースデバイス72はスイッチ2 74にデータを転送し、スイッチ2 74はソースデバイス72から転送されたデータをHDMIを通じてシンクデバイス81に転送することができる。
HPnPコントロールポイント82は、シンクデバイス81とスイッチ2 74との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するために、スイッチ2 74にセッション状態要請メッセージを転送することができる(S4410)。
セッション状態要請メッセージの転送を受けたスイッチ2 74は、それに応答して、HPnPコントロールポイント82にセッション状態応答メッセージを転送することができる(S4420)。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図45では、HDBaseTコントロールポイント71、ソースデバイス72、スイッチ1 73、及びスイッチ2 74は第7ネットワーク70内で連結されており、HPnPコントロールポイント82、ソースデバイス72、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第8ネットワーク80内で連結されている場合を仮定する。即ち、図45の実施形態では、HPnPコントロールポイント82がスイッチ2 74にセッション状態情報を要請する場合であって、全てのデバイスがHPnPが適用される場合を示す。シンクデバイス81はHDMIがあるレガシーシンクデバイスを示し、スイッチ2 74にHDMIを通じて連結されている。
また、本実施形態ではソースデバイス72とスイッチ2 74との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。ソースデバイス72はスイッチ2 74にデータを転送し、スイッチ2 74はソースデバイス72から転送されたデータをHDMIを通じてシンクデバイス81に転送することができる。
HPnPコントロールポイント82は、シンクデバイス81とスイッチ2 74との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するために、スイッチ2 74にセッション状態要請メッセージを転送することができる(S4510)。
セッション状態要請メッセージの転送を受けたスイッチ2 74は、それに応答して、HPnPコントロールポイント82にセッション状態応答メッセージを転送することができる(S4520)。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図46では、HDBaseTコントロールポイント71、ソースデバイス72、及びスイッチ1 73は第7ネットワーク70内で連結されており、HPnPコントロールポイント82、スイッチ1 73、スイッチ2 74、及びシンクデバイス81は第8ネットワーク80内で連結されている場合を仮定する。即ち、図46の実施形態では、HPnPコントロールポイント82がスイッチ1 73にセッション状態情報を要請する場合であって、スイッチデバイスのみHPnPが適用される場合を示す。
ソースデバイス72はHPnPをサポートしないHDBaseTデバイスであって、HPnPをサポートするスイッチ1 73に連結されている。スイッチ1 73は、ソースデバイス72を第8ネットワーク80に露出させてHPnPコントロールポイント82により発見できるようにする。
また、シンクデバイス81はHDMIがあるレガシーシンクデバイスを示し、スイッチ2 74にHDMIを通じて連結されている。したがって、スイッチ2 62はソースデバイス72から転送されたデータ(例えば、マルチメディアストリーム)をHDMIを通じてシンクデバイス81に転送することができる。
また、本実施形態ではソースデバイス72とスイッチ2 74との間にセッションが生成されたと仮定する。ここで、セッション生成過程は本明細書で適用される多様な実施形態が適用可能である。
HPnPコントロールポイント82は、ソースデバイス72とスイッチ2 74との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するために、スイッチ1 73にセッション状態要請メッセージを転送することができる(S4610)。ここで、セッション状態要請メッセージは、ソースデバイス72とスイッチ2 74との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するためにトリガリングするメッセージを示す。
セッション状態要請メッセージは、セッション状態情報を獲得するためのアドレス情報及び対象セッションのセッション識別情報のうち、少なくとも1つを含むことができる。そして、セッション状態要請メッセージは、制御アドレス情報(control URL information)を用いてHTTP POST方式により転送できる。この場合、スイッチ1 73は制御アドレス情報(control URL information)に対応できる。
セッション状態要請メッセージを受信したスイッチ1 73は、セッション状態情報獲得のためのトリガーメッセージ(trigger message)をソースデバイス72に転送することができる(S4620)。ここで、トリガー(trigger)メッセージは特定動作の開始のための信号を示し、セッション状態情報獲得のためのトリガー(trigger)メッセージは、ソースデバイス72とスイッチ2 74との間に生成されたセッションの状態情報を獲得するための信号を示す。また、セッション状態情報獲得のためのトリガー(trigger)メッセージは、HD−CMPを用いて転送できる。
セッション状態情報獲得のためのトリガー(trigger)メッセージに基づいて、セッション状態情報獲得過程を遂行することができる(S4630)。
一方、ソースデバイス72はHD−CMPを用いてスイッチ1 73にトリガー応答メッセージを転送することができる(S4640)。
トリガー応答メッセージの転送を受けたスイッチ1 73は、それに応答して、HPnPコントロールポイント82にセッション状態応答メッセージを転送することができる(S4650)。ここで、セッション状態応答メッセージは成功または失敗を示す結果コード、セッションディスクリプタ情報を含むことができる。セッションディスクリプタ情報は対象セッションの具体的な情報を示すものであって、例えば、対象セッションのセッション識別情報、第1デバイスレファレンス情報、及び第2デバイスレファレンス情報のうち、少なくとも1つを含むことができる。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図47は本発明が適用される実施形態であって、図47(a)はセッション状態要請メッセージのフォーマットを示し、図47(b)はテキスト/プレーンタイプのセッション状態要請メッセージを示し、図47(c)はテキスト/xmlタイプのセッション状態要請メッセージを示す。
図47(a)を見ると、セッション状態情報要請メッセージのフォーマット(4710)は、POST(4711)、HOST(4712)、CONTENT−LENGTH(4713)、CONTENT−TYPE(4714)、及びBODY(4715)メッセージを含むことができる。セッション状態情報要請メッセージは、HTTP POST方式により転送できる。
POST(4711)はセッション制御トリガーURLを示し、HOST(4712)はデバイスに割り当てられたIPアドレスを示し、CONTENT−LENGTH(4713)はBODY(4715)の長さを示し、CONTENT−TYPE(4714)はBODY(4715)のテキストタイプを示す。
例えば、図47(b)及び図47(c)を見ると、各々セッション状態情報要請メッセージのフォーマット(4710)のうち、CONTENT−TYPE(4714)がtext/plainタイプ(4731乃至4735)とtext/xmlタイプ(4751乃至4755)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(4714)がtext/plainタイプまたはtext/xmlタイプの場合、BODY(4715)は図47(b)及び図47(c)のように表現できる。BODY(4715)メッセージは、セッション状態情報を獲得するための少なくとも1つのセッション識別情報を含むことができる。例えば、図47(b)及び図47(c)を見ると、BODY(4735、4755)メッセージはSessionID1値とSessionID2値を含むことができる。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図48は本発明が適用される実施形態であって、図48(a)はセッション状態応答メッセージのフォーマットを示し、図48(b)はテキスト/xmlタイプのセッション状態応答メッセージを示す。
図48(a)を見ると、セッション状態応答メッセージのフォーマット(4810)は、HTTPバージョン及び結果コード(4811)、CONTENT−TYPE(4812)及びBODY(4813)メッセージを含むことができる。セッション終了応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション終了が成功したことを示す200 OKであることを示す(4811)。CONTENT−TYPE(4812)は、BODY(4813)のテキストタイプを示す。
例えば、図48(b)を見ると、セッション状態応答メッセージのフォーマット(4810)のうち、CONTENT−TYPE(4812)がtext/xmlタイプ(4831乃至4833)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(4812)がtext/xmlタイプの場合、BODY(4833)メッセージはセッション状態情報とセッションディスクリプタ情報を含むことができる。ここで、セッションディスクリプタ情報は対象セッションの具体的な情報を示すものであって、例えば、対象セッションのセッション識別情報、第1デバイスレファレンス情報、及び第2デバイスレファレンス情報のうち、少なくとも1つを含むことができる。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図49は本発明が適用される他の実施形態であって、図49(a)はセッション状態要請メッセージのフォーマットを示し、図49(b)はテキスト/プレーンタイプのセッション状態要請メッセージを示し、図49(c)はテキスト/xmlタイプのセッション状態要請メッセージを示す。
図49(a)を見ると、セッション状態要請メッセージのフォーマット(4910)は、POST(4911)、HOST(4912)、CONTENT−LENGTH(4913)、CONTENT−TYPE(4914)、及びBODY(4915)メッセージを含むことができる。セッション状態要請メッセージはHTTP POST方式により転送できる。
POST(4911)はセッション制御トリガーURLを示し、HOST(4912)はデバイスに割り当てられたIPアドレスを示し、CONTENT−LENGTH(4913)はBODY(4915)の長さを示し、CONTENT−TYPE(4914)はBODY(4915)のテキストタイプを示す。
例えば、図49(b)及び図49(c)を見ると、各々セッション状態要請メッセージのフォーマット(4910)のうち、CONTENT−TYPE(4914)がtext/plainタイプ(4931乃至4935)とtext/xmlタイプ(4951乃至4955)の場合を示す。
CONTENT−TYPE(4914)がtext/plainタイプまたはtext/xmlタイプの場合、BODY(4915)メッセージは、図49(b)及び図49(c)のように表現できる。BODY(4915)メッセージは、セッション状態情報を獲得するための少なくとも1つのセッション識別情報を含むことができる。例えば、図49(b)及び図49(c)を見ると、BODY(4935、4955)メッセージはSID値を含むことができる。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
図50は本発明が適用される他の実施形態であって、図50(a)はセッション状態情報獲得に成功した場合のセッション状態応答メッセージのフォーマットを示し、図50(b)はセッション状態情報獲得に失敗した場合のセッション状態応答メッセージを示す。
図50(a)を見ると、セッション状態情報獲得に成功した場合のセッション状態応答メッセージのフォーマット(5010)は、HTTPバージョン及び結果コード(5011)、CONTENT−TYPE(5012)、及びBODY(5013)メッセージを含むことができる。セッション状態応答メッセージは、HTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション状態情報獲得に成功したことを示す200 OKであることを示す(5011、5021)。CONTENT−TYPE(5012、5022)は、BODY(5013、5023)メッセージのテキストタイプを示す。例えば、CONTENT−TYPE(5012、5022)はtext/plainタイプ(5021乃至5023)の場合を示す。
一方、セッション状態情報獲得に成功した場合、BODY(5013、5023)メッセージはセッションディスクリプタ情報を含むことができる。セッションディスクリプタ情報は、関連パートナーデバイス情報、セッションルート情報、経路情報のうち、少なくとも1つを含むことができる。例えば、開始デバイス参照値、第1パートナーデバイス参照値、第2パートナーデバイス参照値、入力ポートID、出力ポートID、全体経路などを含むことができる。
図50(b)を見ると、セッション状態情報獲得に失敗した場合のセッション状態応答メッセージのフォーマット(5030)は、HTTPバージョン及び結果コード(5031)、CONTENT−TYPE(5032)、及びBODY(5033)メッセージを含むことができる。セッション状態応答メッセージはHTTP方式により転送できる。
HTTPバージョンは1.1であり、結果コードはセッション状態情報獲得が失敗したことを示す503であることを示す(5031、5041)。CONTENT−TYPE(5032、5042)は、BODY(5033、5043)メッセージのテキストタイプを示す。例えば、CONTENT−TYPE(5032、5042)は、text/plainタイプ(5041乃至5043)の場合を示す。
一方、BODY(5033、5043)メッセージは失敗理由情報を含むことができる。失敗理由情報は、応答コードリストのうちの1つを含むことができる。例えば、第1理由はセッション識別情報を知らないか、または対象デバイスと関連がない場合を示すことができる。第2理由は要請されたセッションが既に終了した場合を示すことができる。
本実施形態でも前述したセッション制御(生成、終了、状態獲得)と関連した実施形態と重複する内容に対しては記載しなかっただけで、本明細書に記載された他の実施形態での詳細内容が全て適用可能である。
また、本発明はマルチメディアネットワーク環境における遠隔機器上で発見された再生機器の制御方法を提供する。
本発明が適用される一実施形態は、マルチメディアネットワーク環境における再生機器を遠隔機器(コントローラ)で制御可能に再生機器が制御ユーザインターフェースをウェブ基盤に提供することができる。遠隔機器(コントローラ)は、マルチメディアネットワーク上でUPnPプロトコルを使用して発見された複数の再生機器のうち、制御する制御機器を選択し、該当制御機器はウェブ基盤の制御インターフェース画面を遠隔機器(コントローラ)に転送することができる。ユーザは、遠隔機器のディスプレイに表れたウェブ基盤の制御インターフェースを介して再生機器が遂行する機能の命令を下し、該当命令は再生機器に転送される。
これを通じてマルチルームのマルチメディアネットワーク環境で別途のアプリケーションを遠隔機器(コントローラ)に設置せず、再生機器を制御することによって、遠隔機器(コントローラ)のリソース使用を減らすことができる。そして、再生機器のネイティブユーザインターフェースを使用することによって、ユーザ観点から使用の容易性を提供することができる。
本発明が適用される一実施形態であって、ソースデバイスはコントローラがソースデバイスを遠隔で制御できるようにウェブ基盤のユーザインターフェースを搭載することができる。コントローラがルーム#1とルーム#2にあるソースデバイス、スイッチデバイス、シンクデバイスを発見し、ソースデバイスにあるコンテンツがシンクデバイスにストリーミングできるようにセッションを生成することができる。
セッション生成が完了すれば、コントローラは発見されたソースデバイスを選択し、ソースデバイスのウェブ基盤ユーザインターフェースを持ってくる命令をソースデバイスに要請することができる。
ソースデバイスは、コントローラの要請に対する応答としてウェブ基盤ユーザインターフェースに対する情報を転送することができる。ユーザは、コントローラ画面に表示されたソースデバイスのウェブ基盤ユーザインターフェースを介して制御するソースデバイスの機能を選択することができる。ユーザの要請がソースデバイスに転送されれば、それに従う応答がコントローラに転送できる。
本発明が適用される他の一実施形態であって、ソースデバイスはコントローラがソースデバイスを遠隔で制御できるようにウェブ基盤のユーザインターフェースを搭載することができる。これに接近するためのURLをソースデバイスのデスクリプション情報内に位置させることができる。例えば、デスクリプション情報の<presentation URL>要素にアドレス情報を格納することができる。
コントローラはHPnPネットワーク内にあるデバイスを発見することができ、ウェブ基盤のユーザインターフェースが搭載された機器はコントローラに該当ユーザインターフェースに接近することができるURL情報をデスクリプション情報を通じて伝達することができる。
コントローラで制御しようとするソースデバイスを選択すれば、ソースデバイスのウェブ基盤のUIを持ってくるためにPresentation URLにHTTP GET Requestメッセージをソースデバイスに転送する。この際、ソースデバイスはウェブ基盤UIをHTTP Responseメッセージに含めてコントローラに転送することができる。
コントローラの画面に表示されたソースデバイスのウェブ基盤UIを介してユーザは制御しようとする機能を選択することができる。例えば、再生、止め、抜かし、早送り、巻き戻しなどを選択することができる。コントローラは、ユーザが選択した機能をHTTP POSTメッセージを通じてソースデバイスに転送することができる。
ソースデバイスは該当機能を遂行した結果、成功の場合の結果コード(例えば、200 OK)、失敗の場合(例えば、一般のHTTP Error code)の結果コードをHTTP responseメッセージを通じてコントローラに伝達することができる。