JP4900169B2 - ネットワークシステム、中継デバイス及び中継プログラム - Google Patents

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本発明は、ネットワークシステム、中継デバイス及び中継プログラムに関し、さらに詳しくは、複数のサブネットを含むネットワークシステム、所定のサブネットに属し、他の異なるサブネットとのデータのやり取りを中継する中継デバイス及びそのプログラムに関する。
最近、家庭内のパーソナルコンピュータやAV(Audio Visual)機器を相互に接続するためのプロトコルであるUPnP(Universal Plug and Play:ユニバーサルプラグアンドプレイ)に基づくネットワークAVシステムが登場している。UPnPプロトコルに基づくネットワークAVシステムでは、コントロールポイントと呼ばれるUPnPデバイスが、映像や音楽といったコンテンツを蓄積するメディアサーバや、コンテンツを再生するメディアレンダラといったUPnPデバイスを制御する。たとえば、コントロールポイントは、メディアサーバが蓄積する複数のコンテンツに関する情報を取得し、所望のコンテンツを再生するようメディアレンダラに指示する。メディアレンダラは、メディアサーバに所望のコンテンツを要求する。メディアサーバは、要求に応じて所望のコンテンツをストリーミング配信し、メディアレンダラは、ストリーミング配信されたコンテンツを再生する。
上述のUPnPデバイスは、ネットワークに参加するときに動的にIPアドレスを取得する。そして、取得したIPアドレスを利用して、ネットワーク上の他のUPnPに自身が起動した旨を通知したり、自身が提供するサービスに関する情報を通知したり、他のUPnPデバイスの情報を取得することができる。
しかしながら、UPnPデバイスは、同一ネットワーク内の他のUPnPデバイスと通信したり、制御したりできるが、異なるサブネットのデバイスと通信したり、制御したりすることはできない。
このような問題を解決する技術が特開2005−311773号公報(特許文献1)に開示されている。この文献によれば、各サブネットに属するUPnPデバイスプロキシ装置は、異なるサブネットに属する各UPnPデバイスを仮想UPnPデバイスとして管理する。具体的には、異なるサブネットに属するUPnPデバイスの固有の識別子ごとにポートを割り当て、メッセージが到達したポートによってメッセージの送信先を決定する。
しかしながらこの場合、各UPnPデバイスプロキシ装置は、異なるサブネットに属する全てのUPnPデバイスを管理しなければならない。さらに、メッセージ内にサービスやファイルの所在に関する位置情報が含まれる場合、メッセージを受けたUPnPデバイスは、メッセージ内の位置情報を利用して新たなメッセージを送信できない。なぜなら、異なるサブネットから送信されるメッセージ内に含まれる位置情報は、ローカルアドレスであるため、メッセージの送信元のUPnPデバイスが属するサブネット上でのみ有効だからである。したがって、位置情報を利用して新たなメッセージを作成しても、そのメッセージは所望のUPnPデバイスには届かない場合がある。
特開2005−311773号公報
本発明の目的は、異なるサブネットに属するデバイスを制御することができるネットワークシステムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるネットワークシステムは、複数のデバイスを含む複数のサブネットを備える。複数のデバイスは、サービスデバイスと、制御デバイスと、サービス中継デバイスと、制御中継デバイスとを備える。サービスデバイスは、複数のサービスを提供する。制御デバイスは、サービスデバイスと異なるサブネットに属する。サービス中継デバイスは、サービスデバイスと同じサブネットに属する。制御中継デバイスは、サービス中継デバイスと接続され、制御デバイスと同じサブネットに属する。
サービスデバイスは、サービスメッセージ送信手段を備える。サービスメッセージ送信手段は、サービスの所在を示すサービス所在情報を宛先情報として含むサービスメッセージを、サービス中継デバイスを経由して制御中継デバイスに送信する。制御中継デバイスは、変換手段と、維持手段とを備える。変換手段は、送信されたサービスメッセージ内の宛先情報を、サービス所在情報から、自身の所在を示す制御中継所在情報に変更する。維持手段は、サービス所在情報を逆変換情報としてサービスメッセージに残す。制御中継デバイスはさらに、変更された宛先情報及び逆変換情報を含むサービスメッセージを制御デバイスに送信する。制御デバイスは、サービスメッセージに基づいて、宛先情報と逆変換情報とを含む要求メッセージを作成する要求メッセージ作成手段と、要求メッセージ内の宛先情報によって特定される制御中継デバイスに、要求メッセージを送信する手段とを備える。制御中継デバイスは、要求メッセージを受けたとき、要求メッセージ内の宛先情報を、制御中継所在情報から、逆変換情報であるサービス所在情報に変更する逆変換手段と、変更された宛先情報を含む要求メッセージをサービス中継デバイスに送信する手段とを備える。サービス中継デバイスは、送信された要求メッセージの宛先情報によって特定されるサービスデバイス内のサービスに、要求メッセージを送信する手段を備える。
本発明によるネットワークシステムでは、制御中継デバイスが、異なるサブネットから送信されたサービスメッセージ内の宛先情報を自身の所在を示す制御所在情報に変更する。そのため、サービスメッセージを受けた制御デバイスが、サービスメッセージに基づいて要求メッセージを送信するとき、制御所在情報を宛先情報とすることができる。
制御中継デバイスはさらに、サービスメッセージ内にサービス所在情報を残しておき、制御デバイスは、要求メッセージにサービス所在情報を含めて送信する。そして、要求メッセージを受けた制御中継デバイスは、要求メッセージの宛先情報をサービス所在情報に変更する。そのため、制御中継デバイスは、要求メッセージをサービスデバイスに送信することができ、異なるサブネットでの通信を可能にする。
さらに、メッセージ内に逆変換情報を含めることにより、制御中継デバイスは、サービス所在情報を保管しておく必要がない。
好ましくは、サービスメッセージ送信手段は、複数種類のサービスメッセージを送信する。サービスメッセージは複数のパラメータを含む。制御中継デバイスはさらに、サービスメッセージの複数のパラメータのうち、宛先情報を含むパラメータを示すテーブルを備える。変換手段は、テーブルに基づいて、サービスメッセージ内の宛先情報を特定する。
この場合、テーブルにより検索すべきパラメータを容易に特定できるため、処理負荷を軽減できる。
好ましくは、サービス中継デバイスは、パケット送信手段を備える。パケット送信手段は、サービスデバイスから送信されたサービスメッセージを分割して複数のパケットを作成し、作成された複数のパケットを制御中継デバイスに送信する。変換手段は、送信された複数のパケットから分割されたサービスメッセージを取り出して復元した後、サービスメッセージ内の宛先情報を、サービス所在情報から、制御中継所在情報に変更する。
本発明による中継デバイスは、複数のサービスを提供するサービスデバイスと、サービスデバイスと異なるサブネットに属する制御デバイスと、一方がサービスデバイスと同じサブネットに属し、他方が制御デバイスと同じサブネットに属する複数の中継デバイスとを含むネットワークシステムの中継デバイスである。中継デバイスは、同じサブネットに属するサービスデバイスから、サービスデバイス内のサービスの所在に関するサービス所在情報を含むサービスメッセージを受けたとき、制御デバイスと同じサブネットに属する当該他の中継デバイスにサービスメッセージを送信する手段と、異なるサブネットに属する当該他の中継デバイスからサービスメッセージを受信したとき、サービスメッセージ内の宛先情報を、サービス所在情報から、自身の所在を示す中継所在情報に変更する変換手段と、サービス所在情報を逆変換情報としてサービスメッセージに残す維持手段と、変更された宛先情報及び逆変換情報を含むサービスメッセージを制御デバイスに送信する手段と、同じサブネットに属する制御デバイスから、宛先情報と逆変換情報とを含む要求メッセージを受信したとき、要求メッセージ内の宛先情報を、中継所在情報から、逆変換情報であるサービス所在情報に変更する逆変換手段と、変更された宛先情報を含む要求メッセージを、異なるサブネットに属する当該他の中継デバイスに送信する手段と、異なるサブネットに属する当該他の中継デバイスから要求メッセージを受けたとき、送信された要求メッセージの宛先情報によって特定されるサービスデバイス内のサービスに、要求メッセージを送信する手段を備える。本発明による中継プログラムは、上述の中継デバイスに実行させるプログラムである。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1を参照して、ネットワークシステムは、ホームネットワーク10と、ホームネットワーク10とインターネット30で接続される外部ネットワーク20とを含む。ホームネットワーク10はたとえば、ネットワークシステムを利用するユーザが家庭内で構築しているネットワークであり、外部ネットワーク20はユーザが外出先で利用するネットワークである。
ホームネットワーク10は、メディアサーバ11とホーム中継器12とを備える。これらは、いずれもUPnPプロトコルに準拠したUPnPデバイスである。
UPnPデバイスは、提供可能な複数のサービスを含む。これらのサービスの詳細は、サービスディスクリプションに記述されている。また、各サービスディスクリプションの格納場所に関する情報(URL)は、デバイスディスクリプションに含まれる。サービスディスクリプション及びデバイスディスクリプションはUPnPデバイス内の記憶装置に記憶される。
UPnPデバイスの1つであるメディアサーバ11は、映像データや、静止画データ、音声データ等の複数のコンテンツを蓄積する。メディアサーバ11は、コンテンツリストの送信サービスや選択されたコンテンツの配信サービスといった複数のサービスを持つ。
ホーム中継器12は、インターネット30と接続されており、ホームネットワーク10内から外部へ送信されるデータや、外部からホームネットワーク10内に送信されるデータを中継する。
なお、図1では、ホームネットワーク10には2つのUPnPデバイスしか示されていないが、ホームネットワーク10に3つ以上のUPnPデバイスが存在してもよい。
外部ネットワーク20は、外部中継器21と、コントロールポイント22とを備える。これらは、いずれもUPnPデバイスである。ホームネットワーク10と同様に、外部ネットワーク20も、外部中継器21及びコントロールポイント22以外の他のUPnPデバイス、たとえばメディアレンダラ等を含んでもよい。
コントロールポイント22は、UPnPに基づいて、同一サブネット内の複数のUPnPデバイスを制御する。たとえば、同一サブネット内の図示しないメディアレンダラに所望のコンテンツの再生を指示したり、コンテンツの再生停止を指示したりする。
コントロールポイント22はさらに、異なるサブネットに属するUPnPデバイスを制御できる。具体的には、コントロールポイント22は、ホームネットワーク10内のメディアサーバ11を制御できる。制御方法については後述する。
外部中継器21は、インターネット30と接続されており、外部ネットワーク20から外部に送信されるデータや、外部から外部ネットワーク20内に送信されたデータを中継する。
外部中継器21及びホーム中継器12はさらに、コントロールポイント22が、異なるサブネットに属する他のUPnPデバイスであるメディアサーバ11を制御できるように、コントロールポイント22やメディアサーバ11から送信される種々のメッセージを必要に応じて加工する。
[中継器の構成]
ホーム中継器12及び外部中継器21(以下、これらを総称して単に「中継器」とも称する)の構成を説明する
図2を参照して、中継器は、中央処理装置(CPU)22と、メモリ23と、ハードディスクドライブ(HDD)25と、同一サブネット内の他のUPnPデバイス又はインターネット30とデータの送受信を行うための通信部24とを備える。
HDD25は、UPnP機能を実現するためのUPnPプロトコルモジュール26を蓄積する。UPnPプロトコルモジュール26は、周知のUPnPプロトコルスタックを構成する。UPnPプロトコルスタックは、ベースとなるTCP/IPプロトコルスイートと、HTTPと、HTTPUと、HTTPMUと、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)と、GENA(Generic Event Notification Architecture)と、SOAP(Simple Object Access Protocol)とを含む。
HDD25はさらに、通信モジュール27を蓄積する。通信モジュール27がメモリ23にロードされ、CPU22で実行されることにより、中継器は、コントロールポイント22又はメディアサーバ11から送信されるメッセージを加工する。これにより、コントロールポイント22は、異なるサブネットのUPnPデバイス(メディアサーバ)を制御できる。以下、各サブネットに中継器を含むネットワークシステムの動作を説明する。
[動作]
[ディスカバリ]
コントロールポイント22は、外部ネットワーク20に接続されたとき、ネットワーク上の他のUPnPデバイスを検出する。本実施の形態ではさらに、コントロールポイント22は、外部ネットワーク20と異なるサブネットであるホームネットワーク10内のUPnPデバイスを検出する。この動作をディスカバリと呼ぶ。以下、ディスカバリ動作の詳細を説明する。
図3を参照して、コントロールポイント22が外部ネットワーク20に接続されたとき、コントロールポイント22は、検出メッセージ(M−Search)を作成する。図4に示すように、検出メッセージは、検出対象となるUPnPデバイスのタイプ情報を登録するためのフィールドを持つ。ここでは、検出対象となるUPnPデバイスのタイプ情報を「メディアサーバ」とする。なお、各UPnPデバイスは、自身のタイプに関する情報を予め記憶している。
コントロールポイント22は、作成された検出メッセージを外部ネットワーク20内にマルチキャストで送信する(S1)。このとき、検出メッセージは分割され、分割された検出メッセージはカプセル化される。そして、自身のローカルIPと、メッセージの種類を示すメッセージタイプ情報とを含むヘッダをカプセル化された分割メッセージデータに付与した複数のパケットを作成する。ここでは、メッセージタイプとして検出メッセージの識別子が記録される。
作成された複数のパケットは、マルチキャストされ、外部中継器21にも送信される。検出メッセージの作成及び通信には、SSDPが利用される。
外部中継器21は、マルチキャストされた検出メッセージのパケットを受信する(S2)。このとき、外部中継器21は、パケットヘッダに含まれるコントロールポイント22のローカルIPをメモリ23に記憶する。
続いて、外部中継器21は、パケットヘッダ内のメッセージタイプを参照する(S3)。ここで、メッセージタイプは「検出メッセージ」であるため、パケットのデータ部分を加工することなく、インターネット30経由でホーム中継器12に送信する(S3)。ここでは、TCP/IPプロトコルが利用される。外部中継器21は、ホーム中継器12のグローバルIPを予め取得してメモリ23に格納している。ステップS3で外部中継器21は、メモリ23に格納されたホーム中継器12のグローバルIPを利用して、宛先情報としてホーム中継器12のグローバルIPが記述され、送信元情報として外部中継器21のグローバルIPが記述されたヘッダを作成する。ヘッダにはさらに、上述のメッセージタイプを含める。そして、作成されたヘッダを含むパケットを送信する。パケット内のデータ部分は分割された検出メッセージの断片である。
ホーム中継器12は、外部中継器21からパケットを受信したとき(S4)、パケットヘッダに含まれる外部中継器21のグローバルIPをメモリ23に記憶する。さらに、パケットヘッダ内のメッセージタイプを参照する(S4)。メッセージタイプが「検出メッセージ」であるため、ホーム中継器12は、受信した検出メッセージをマルチキャストする。具体的には、外部中継器21から受信したパケットをホームネットワーク10内にマルチキャストする(S5)。
ホームネットワーク10内の全てのUPnPデバイスは、検出メッセージのパケットを受信する(S6)。各UPnPデバイスは、パケットのデータ部分にカプセル化された検出メッセージの断片を取り出し、復元する。そして、復元された検出メッセージ内のタイプ情報を参照し、自身のタイプと一致するか否か判断する。
メディアサーバ11は、検出メッセージ内のタイプ情報が自身のタイプ情報と一致すると判断し、検出応答メッセージ(Notifyメッセージ)を作成する。検出応答メッセージは、図5に示すように、自身のタイプ情報を登録するためのフィールドと、自身が属するホームネットワーク10内での自身のローカルIP(URLms)を登録するためのLocationフィールドとを含む。メディアサーバ11は、検出メッセージをマルチキャストしたホーム中継器12に対して、パケット化された検出応答メッセージを送信する(S7)。このとき、送信されるパケットのヘッダには、メッセージタイプ情報として「検出応答メッセージ」の識別子を含む。
ホーム中継器12は、パケット化された検出応答メッセージを受信したとき(S8)、パケットヘッダ内のメッセージタイプ情報を確認し、パケットのデータ部分のメッセージが検出応答メッセージであると認識する(S8)。そのため、ホーム中継器12は、パケットのデータ部分を加工することなく、パケットをインターネット30を介して外部中継器21に送信する(S9)。
外部中継器21は、ホーム中継器12から送信された検出応答メッセージのパケットを受信する(S10)。このとき、外部中継器21は、受信したパケットのヘッダに含まれるメッセージタイプ情報を確認し、受けたパケットが検出応答メッセージに関するものであると認識する。
そこで、外部中継器21は、受信したパケットをそのままコントロールポイント22に送信せず、検出応答メッセージを加工する。検出応答メッセージ内のLocationフィールドには、メディアサーバ11の宛先情報としてローカルIPが記述されている。検出応答メッセージ内のLocationフィールドに登録された情報は、次工程のディスクリプション動作で、ディスクリプション要求メッセージの宛先に利用される。ところで、メディアサーバ11のローカルIPは、ホームネットワーク10内におけるメディアサーバ11のIPであり、外部ネットワーク20では利用できない。したがって、検出応答メッセージをそのままコントロールポイント22に送信すれば、Locationフィールドの情報がそのままディスクリプション要求メッセージ内の宛先情報として利用されてしまう。そうなれば、ディスクリプション要求メッセージはいずれのデバイスにも届かない。
そこで、外部中継器21は、検出応答メッセージ内のLocationフィールドに、メディアサーバ11のローカルIPの代わりに自身のローカルIP(URLex)を記述する。以下、このようなメッセージの宛先情報の加工をURL変換処理という。以下、URL変換処理を詳述する(S11及びS12)。
外部中継器21はまず、パケットから検出応答メッセージを復元する。具体的には、パケットのデータ部分から、分割された検出応答メッセージの断片を取り出し、復元する。そして、復元された検出応答メッセージ内のLocationフィールドを特定する(S11)。
外部中継器21は、Locationフィールドに記載されたメディアサーバ11のローカルIP(URLms)を削除し、自身のローカルIP(URLex)を記述する。さらに、検出応答メッセージ内に逆変換フィールドを設け、逆変換フィールドに削除されたメディアサーバ11のローカルIP(URLms)を記述する(S12)。URL変換処理された検出応答メッセージを図6に示す。
URL変換処理が完了した後、外部中継器21は、変換された検出応答メッセージをパケット化してコントロールポイント22に送信する(S13)。このとき、予めメモリ23に記憶したコントロールポイント22のローカルIP(URLcp)を利用して、パケットをコントロールポイント22に送信する。
コントロールポイント22は、検出応答メッセージのパケットを受信し、検出応答メッセージを復元する(S14)。そして、検出応答メッセージ内のLocationフィールドに登録されたデータ、つまり、外部中継器21のローカルIP(URLex)を検出されたデバイス(メディアサーバ)の宛先情報としてメモリ23に記憶する(S14)。さらに、検出応答メッセージの付属データとして、逆変換フィールドに登録されたデータ、つまり、メディアサーバ11のローカルIP(URLms)をメモリ23に記憶する(S14)。
以上の工程により、メディアサーバの検出メッセージを送信したコントロールポイント22は、外部中継器21がメディアサーバであると認識する。つまり、外部中継器21は、ホーム中継器12から送信された検出応答メッセージをURL変換することにより、メディアサーバ11の代理として、以降のディスクリプション要求メッセージを受け付ける。また、外部中継器21は、URL変換前にLocationフィールドに登録されていたメディアサーバ11のローカルIP(URLms)を自身が保持するのではなく、逆変換情報としてURL変換処理後の検出応答メッセージに加える。つまり、外部中継器21は、異なるサブネットのUPnPデバイスの宛先情報を管理しない。
[ディスクリプション動作]
コントロールポイント22は、ディスカバリ動作によりメディアサーバ11を検出したものの、メディアサーバ11がどのようなサービスを提供可能であるかについてまだ知らない。そこで、コントロールポイント22は、ディスカバリ動作により、メディアサーバ11に関する情報であるデバイスディスクリプションドキュメント(以下、単にデバイスディスクリプションという)を取得する。
デバイスディスクリプションには、デバイス(ここではメディアサーバ11)のメタデータがXML形式で記述されている。具体的には、図7に示すように、デバイスのモデル名、シリアル番号、製造元名等が記述されている。デバイスディスクリプションはさらに、サービスリストを含む。サービスリストには、デバイスが提供可能な各サービスの詳細に関する情報(サービスディスクリプション)の格納場所(URLs1〜)が列挙されている。ここでいうサービスとは、たとえば、コンテンツリストの提供や、コンテンツの配信である。
コントロールポイント22はさらに、デバイスディスクリプションに列挙されたサービスのうち、所望のサービスの詳細に関する情報であるサービスディスクリプションを取得する。
初めに、デバイスディスクリプションの取得動作について説明する。図8を参照して、コントロールポイント22は、メディアサーバ11のデバイスディスクリプションの要求メッセージを作成する(S21)。このとき、メディアサーバ11は、HTTPプロトコルのGETメソッドを用いて、要求メッセージを作成する。さらに、ディスカバリ動作で取得した応答メッセージのLocationフィールドに格納された宛先情報を、デバイスディスクリプション要求メッセージの宛先情報とする。つまり、図9に示すように、ステップS21で作成される要求メッセージの宛先情報は外部中継器21のローカルIP(URLex)である。コントロールポイント22はさらに、ディスカバリ動作で逆変換情報として取得したメディアサーバ11のローカルIPをディスクリプション要求メッセージに含める。
コントロールポイント22は、作成された要求メッセージ内の宛先情報、つまり、外部中継器21に対してデバイスディスクリプション要求メッセージをパケット化して送信する(S21)。このとき、コントロールポイント22は、作成されたパケットのパケットヘッダに、メッセージタイプ情報としてデバイスディスクリプション要求メッセージの識別子を含める。
外部中継器21は、デバイスディスクリプション要求メッセージのパケットを受信する。そして、受信したパケットのパケットヘッダからメッセージタイプ情報を読み出し、受信したメッセージがデバイスディスクリプション要求メッセージであると認識する。デバイスディスクリプション要求メッセージは宛先情報を含むため、宛先情報の変換処理が必要である。そこで、外部中継器21は、URL逆変換処理を実行する(S23及びS24)。
URL逆変換処理ではまず、外部中継器21は、ステップS22で受信したパケットからデバイスディスクリプション要求メッセージを復元する(S23)。続いて、復元されたデバイスディスクリプション内の外部中継器21のローカルIP(URLex)を削除し、逆変換情報として含まれるメディアサーバ11のローカルIP(URLms)を新たな宛先情報とする(S24)。つまり、外部中継器21は、メディアサーバ11の代理としてコントロールポイント22からデバイスディスクリプション要求メッセージを受けた場合、そのメッセージをメディアサーバ11に送信できるよう、逆変換情報を用いてメッセージ内の宛先情報を変更する。
外部中継器21は、URL逆変換処理が施されたデバイスディスクリプション要求メッセージを分割し、パケット化する。このとき、パケットヘッダに、メッセージタイプ情報を含める。パケット化されたデバイスディスクリプション要求メッセージは、インターネット30を介してホーム中継器12に送信される(S25)。
ホーム中継器12は、パケット化されたデバイスディスクリプション要求メッセージを受信する(S26)。そして、パケットヘッダ内のメッセージタイプ情報を読み出し、送信されたメッセージがデバイスディスクリプション要求メッセージであると認識する(S26)。
この場合、ホーム中継器12は、パケットからデバイスディスクリプション要求メッセージを復元し、復元された要求メッセージ内に記述された宛先情報を確認する(S27)。ここでは、メディアサーバ11のローカルIP(URLms)が宛先情報として記述されている。そこで、ホーム中継器12は、HTTPプロトコルを用いて、メディアサーバ11にデバイスディスクリプション要求メッセージを送信する(S29)。
以上のとおり、コントロールポイント22がディスクリプション要求メッセージを送信したとき、外部中継器21で要求メッセージ内の宛先情報がURLexからURLmsに変換される。そのため、ホーム中継器12は、コントロールポイント22の代理として、要求メッセージをメディアサーバ11に送信できる。
なお、ホーム中継器12はキャッシュ機能を有するため、ステップS29でデバイスディスクリプション要求メッセージを送信する前に、要求メッセージ内の宛先情報のUPnPデバイス(つまり、ここではメディアサーバ11)のデバイスディスクリプションを既にキャッシュメモリに格納しているか否かを確認する(S28)。キャッシュメモリに所望のデバイスディスクリプションが既に格納されている場合、ステップ33に進んで、キャッシュメモリに格納されたデバイスディスクリプションを外部中継器21に送信する(S34)。
一方、キャッシュメモリにメディアサーバ11のデバイスディスクリプションが格納されていない場合、メディアサーバ11は、ホーム中継器12から要求メッセージを受信し(S30)、図7に示したデバイスディスクリプションをホーム中継器12に送信する(S31)。
ホーム中継器12は、メディアサーバ11からデバイスディスクリプションを受信し(S32)、キャッシュメモリに格納する(S33)。そして、デバイスディスクリプションをパケット化して外部中継器21に送信する(S34)。このとき、パケットヘッダにメッセージタイプ情報として、デバイスディスクリプションの識別子を付与する。
外部中継器21は、パケット化されたデバイスディスクリプションを受信する(S35)。そして、パケットヘッダ内のメッセージタイプ情報を読み出して、受け取ったメッセージの種類を判別する(S36)。判別の結果、受け取ったメッセージがデバイスディスクリプションである場合(S36でYES)、受信したパケットからデバイスディスクリプションを復元する(S37)。
外部中継器21は、復元されたデバイスディスクリプション内のサービスリストを加工する(S38〜S40)。外部中継器21は、デバイスディスクリプションドキュメント内のサービスリストを特定する。そして、特定されたサービスリストから各サービスディスクリプションの格納場所(URLs1〜URLsn(nは自然数))を読み出し(S38)、読み出された格納場所を全て外部中継器21のローカルIP(URLex)に変換する(S39)。外部中継器21はさらに、逆変換情報として、ステップS38で読み出された各サービスディスクリプションのURLs1〜URLsnを各サービスディスクリプションに対応して追加する。つまり、外部中継器21は、図10に示すように、自身のローカルIPを各サービスディスクリプションの宛先情報とし、各サービスディスクリプションの格納場所(URLs1〜URLsn)を逆変換情報としてサービスリストに埋め込む。外部中継器21は、サービスリスト内の全てのサービスディスクリプションの宛先情報を変換するまで(S40)、URL変換処理を繰り返す。全てのサービスディスクリプションのURL変換が完了したとき(S40でYES)、変換されたデバイスディスクリプションをコントロールポイント22に送信する(S41)。
コントロールポイント22は、外部中継器21からデバイスディスクリプションドキュメントを受信し、メモリに記憶する(S42)。
以上の処理により、コントロールポイント22は、メディアサーバ11のサービスディスクリプションの格納場所を外部中継器21のローカルIPと認識する。これにより、外部中継器21は、メディアサーバ11の代理としてサービスディスクリプション要求メッセージを受ける。そして、URL逆変換処理により、サービスディスクリプション要求メッセージ内の宛先情報を、サービスディスクリプションの格納場所(URLs1〜)に変更する。以下、コントロールポイント22がサービスディスクリプションを取得するときの処理を説明する。
[サービスディスクリプションの取得]
サービスディスクリプションの取得動作は、上述のデバイスディスクリプションの取得動作とほぼ同じである。
コントロールポイント22は、デバイスディスクリプションに基づいて、所望のサービスディスクリプション(ここではサービスディスクリプションID=サービスS1のものとする)を要求する。このとき、コントロールポイント22は、図11に示す要求メッセージを作成する(S21)。図11に示すように、要求メッセージの宛先情報は外部中継器21のローカルIP(URLex)である。また、逆変換情報としてサービスS1の格納場所(URLs1)も含まれる。
コントロールポイント22は、作成された要求メッセージ内の宛先情報、つまり、外部中継器21に対して要求メッセージをパケット化して送信する(S21)。外部中継器21は、URL逆変換処理を行い(S23及びS24)、要求メッセージの宛先情報をサービスS1の格納場所(URLs1)とする。これにより、サービスディスクリプション要求メッセージをメディアサーバ11に送信でき、サービスS1のサービスディスクリプションを取得できる。
ステップS35で外部中継器21がサービスディスクリプションのパケットを受け取ったとき、パケットヘッダ内のメッセージタイプ情報を読み出し、確認する。このとき、メッセージタイプ情報として、サービスディスクリプションの識別子が記述されている。そのため、外部中継器21は、受け取ったメッセージはデバイスディスクリプションではないと判断し(S36でNO)、受け取ったパケットをコントロールポイント22に送信する。サービスディスクリプションは、変換すべき宛先情報を含まないため、外部中継器21はURL変換処理を行う必要がないからである。
以上の動作により、コントロールポイント22は、異なるサブネットのUPnPデバイスからデバイスディスクリプション及びサービスディスクリプションを取得できる。
[コントロール]
所望のサービスのサービスディスクリプションを取得した後、コントロールポイント22は、メディアサーバ11を制御するために、アクション要求メッセージをサービスS1に送信する。
アクション要求メッセージは、SOAPを用いてXML形式で記述される。サービスは、アクション要求メッセージに応答して、アクション固有の応答メッセージやエラーコードを送信する。サービスが送信する複数の応答メッセージの中には、宛先情報を含むものがある。そのため、応答メッセージが宛先情報を含む場合、その宛先情報をURL変換する必要がある。
外部中継器21は、応答メッセージの宛先情報の変換を容易にするために、図12に示す宛先情報変換テーブルをHDD25に予め記憶する。宛先情報変換テーブルには、サービス名と、宛先情報の変換が必要な応答メッセージを取得するためのアクションの種類と、応答メッセージ内で宛先情報が記述されているパラメータ位置と、宛先情報の記述言語とが登録される。
外部中継器21は、アクション要求メッセージに対する応答メッセージを受信したとき、宛先情報変換テーブルを用いて、応答メッセージ内の宛先情報を変換する。以下、コントロールポイント22がContent Directory Service(以下、CDSと称する)のサービスディスクリプションを取得し、Browseアクションを要求した場合の、コントロール動作の詳細を説明する。
図13を参照して、コントロールポイント22は、SOAPを用いてBrowseアクション要求メッセージをXML形式で作成する(S51)。Browseアクション要求メッセージは、図14に示すとおり、アクションタイプと、宛先情報と、逆変換情報とを含む。宛先情報及び逆変換情報は、上述のディスクリプション動作で取得したデバイスディスクリプションのサービスリスト内のCDSに対応したものであり、宛先情報は外部中継器21のローカルIP(URLex)であり、逆変換情報は、CDSのサービスディスクリプションの格納場所(URLcdsとする)である。
コントロールポイント22は、作成された要求メッセージ内の宛先情報、つまり、外部中継器21に対してアクション要求メッセージをパケット化して送信する(S51)。このとき、パケットヘッダには、アクション要求メッセージの識別子をメッセージタイプ情報として付与する。
外部中継器21はアクション要求メッセージのパケットを取得し、メッセージタイプ情報を確認する(S22)。このとき、メッセージタイプはアクション要求メッセージであり、宛先情報を含むメッセージである。そのため、外部中継器21は、パケットからアクション要求メッセージを復元し(S23)、アクション要求メッセージの宛先情報をCDSのサービスディスクリプションの格納場所(URLcds)に変更する(S24)。これにより、外部中継器21は、アクション要求メッセージをメディアサーバ11内のCDSに送信できる。変更されたアクション要求メッセージは、パケット化されてホーム中継器12に送信される(S25)。
ホーム中継器12は、外部中継器21からパケットを受信する(S52)。そして、パケットヘッダのメッセージタイプ情報を読み出し、アクション要求メッセージであると認識する。
そこで、ホーム中継器12は、Browseアクション要求メッセージの断片を復元する(S53)。そして、ホーム中継器12は、復元されたBrowseアクション要求メッセージ内の宛先情報を抽出し、UPnPプロトコルに基づいて、抽出された宛先情報が示すデバイス(ここでは、メディアサーバ11)がホームネットワーク10上に存在しているか否かを確認する(S54)。
メディアサーバ11がネットワーク上に存在しているのを確認した後、ホーム中継器12は、指定された宛先情報に対してBrowseアクション要求メッセージを送信する(S55)。
メディアサーバ11は、Browseアクション要求メッセージを受信する(S56)。そして、アクションに応じた応答メッセージを作成する(S57)。応答メッセージの一例を図15に示す。応答メッセージは、サービス名を登録するためのフィールドと、アクション名を登録するためのフィールドと、その応答メッセージ固有のメタデータを登録するためのフィールドとを備える。ここでは、Browseアクションの応答メッセージは、コンテンツリストを含む。コンテンツリストは、メディアサーバ11が蓄積するコンテンツを列挙する。具体的には、コンテンツリストは、各コンテンツのタイトルやアルバム名等のコンテンツIDと、そのコンテンツの格納場所であるコンテンツURLとを含む。メディアサーバ11は作成した応答メッセージをホーム中継器12に送信する(S57)。
ホーム中継器12は、応答メッセージを受信し、応答メッセージをパケット化して外部中継器21に送信する(S58)。このとき、パケットヘッダには、Browseアクション要求メッセージに対する応答メッセージ識別子がメッセージタイプ情報として付与される。
外部中継器21は、応答メッセージのパケットを受信する(S59)。そして、パケットヘッダに付与されたメッセージタイプ情報を読み出す。メッセージタイプがアクション要求メッセージに対する応答メッセージであるため、外部中継器21は、応答メッセージを復元する(S59)。
外部中継器21は、復元された応答メッセージを解析し、URLを含むものについては、加工する(S60〜S63)。外部中継器21はまず、受信した応答メッセージが宛先情報の変換対象となっているか否かを判断する(S60)。外部中継器21は、応答メッセージ内のサービス名及びアクション名を抽出し、抽出されたサービス名及びアクション名を図12に示した宛先情報変換テーブルで検索する。サービス名及びアクション名が検索できない場合(S60でNO)、応答メッセージには宛先情報が含まれていないため、応答メッセージの内容を変更することなくそのままコントロールポイント22に送信する(S63)。
一方、図15に示す応答メッセージを受け取った場合、サービス名及びアクション名が宛先情報変換テーブルから検索される(S60でYES)。このとき、外部中継器21は、宛先情報変換テーブル内の検索されたサービス名(CDS)及びアクション名(Browse)に対応するパラメータ位置を参照する。図12では、パラメータ位置が「1」となっているため、外部中継器21は、応答メッセージ内の先頭(1番目)のパラメータを抽出し、パラメータ内の宛先情報を特定する(S61)。ここでは、コンテンツリストに列挙されたコンテンツID1及びID2の宛先情報(URLcon1及びURLcon2)が特定される。そして、外部中継器21は、特定された宛先情報(URLcon1及びURLcon2)を外部中継器21のローカルIP(URLex)に変換する(S62)。外部中継器21はさらに、特定されたコンテンツID1及びID2の所在を示すURLcon1及びURLcon2をコンテンツリストの該当するコンテンツに対応付けて逆変換情報として記述する。つまり、外部中継器21は、図16に示すように、自身のローカルIP(URLex)を宛先情報とし、メディアサーバ11のローカルIPを逆変換情報としてコンテンツリストに埋め込む。
図17にステップS59で復元された応答メッセージの具体例を示す。この場合、1番目のパラメータは、DIDL−Liteタグで囲まれたエレメント(以下、DIDL−Liteエレメントと称する)である。そのため、外部中継器21は、DIDL−Liteエレメントを抽出し、現在宛先情報となっているコンテンツの所在URL(図中下線を示す)を特定する。そして、図18に下線で示すように、宛先情報として外部中継器21のローカルIPを記述し、逆変換情報として、宛先情報の後ろに、各コンテンツの所在URLを記述する。
外部中継器21はステップS62で加工された応答メッセージをコントロールポイント22に送信し(S63)、コントロールポイント22は、応答メッセージを受信して記憶する(S64)。
以上の動作により、コントロール動作でもURL逆変換処理を行うことで、コントロールポイント22は、アクション要求メッセージを異なるサブネットのUPnPデバイスに送信でき、異なるサブネットのUPnPデバイスから応答メッセージを受けることができる。さらに、受けた応答メッセージが宛先情報を含む場合、URL変換を実効する。これにより、応答メッセージに基づいて新たなアクション要求メッセージを送信するときも、アクション要求メッセージに逆変換情報を埋め込むことができる。そのため、外部中継器21にURL逆変換処理を実行させ、異なるサブネットのUPnPデバイスにメッセージを送信できる。
[イベンティング]
コントロールポイント22がメディアサーバ11内の所望のサービスに対してイベントのSubscribeを要求するときのネットワークシステムの動作(イベンティング)を説明する。イベンティングは、サービスディスクリプションで記述されている状態変数が変更されたとき、Subscribeを要求したUPnPデバイス(以下、サブスクライバともいう)にイベントを発行して状態の変更を通知する処理である。動作処理の基本は、上述の各処理(ディスカバリ、ディスクリプション、コントロール)と同じく、宛先情報を含むメッセージに対してURL変換又はURL逆変換を施すことにより、異なるサブネットのUPnPデバイス同士の通信を可能としている。
図19を参照して、コントロールポイント22は、GENAを用いてSubscribe要求メッセージを作成し、送信する(S71)。作成されたSubscribe要求メッセージのデータ構造を図20に示す。Subscribe要求メッセージは、Subscribeを要求するサービスの所在を登録するための宛先情報を含む。ここで、サービスの宛先情報は、取得されたデバイスディスクリプション内の所望のサービスIDに対応する宛先情報であり、外部中継器21のローカルIP(URLex)である。さらに、サービスの真の所在(ここでは、URLs1とする)を逆変換情報として記述する。
Subscribe要求メッセージはさらに、Subscribeの要求元(つまり、サブスクライバ)であるコントロールポイント22の所在(ローカルIP)をCALLBACK情報として記述する。Subscribe要求を受け付けたサービスがイベントの送信先を知るためである。
コントロールポイント22は、Subscribe要求メッセージ内の宛先情報に(つまり、外部中継器21に)、作成されたBrowseアクション要求メッセージを送信する(S71)。つまり外部中継器21が所望のサービスの代理としてSubscribe要求メッセージを受け取る。以降、外部中継器21がURL逆変換を行う処理は、上述のステップS21〜S25のとおりである。
ホーム中継器12は、外部中継器21から送信されたパケットを受信する(S72)。このとき、パケットヘッダには、メッセージタイプ情報として、Subscribe要求メッセージの識別子が含まれる。
ホーム中継器12は、メッセージタイプ情報を読み出し、Subscribe要求メッセージを受けたと判断する(S72)。そこで、パケットからSubscribe要求メッセージを復元する(S73)。
復元されたSubscribe要求メッセージは、CALLBACK情報として、コントロールポイント22のローカルIP(URLcp)が登録されている。このままSubscribe要求メッセージをメディアサーバ11に送信すれば、メディアサーバ11内のサービスは、イベントをコントロールポイント22に送信できない。なぜなら、CALLBACK情報として記述されたコントロールポイント22のURLcpは、メディアサーバ11が属するホームネットワーク10のローカルIPではなく、ホームネットワーク10と異なるサブネットである外部ネットワーク20のローカルIPであるためである。したがって、ホーム中継器12は、メディアサーバ11のサービスが発行するイベントをコントロールポイント22に中継するために、メディアサーバ11のサービスに対してホーム中継器12自身がサブスクライバであると認識させ、イベントを送信してもらう処理を行う。
ホーム中継器12は、図21に示すように、Subscribe要求メッセージ内のCALLBACK情報として自身のローカルIP(URLho)を記述する。そして、コントロールポイント22のローカルIP(URLcp)を逆変換情報として記述する。つまり、ホーム中継器12は、URL変換処理を実行する(S74)。ホーム中継器12は、変換されたSubscribe要求メッセージをメディアサーバ11に送信する(S75)。
メディアサーバ11内のサービスは、Subscribe要求メッセージを受信する(S76)。そして、サブスクライバの宛先情報及び逆変換情報を記憶する。
続いて、メディアサーバ11は、Subscribe応答メッセージを作成し、送信する(S77)。Subscribe応答メッセージとは、Subscribeを受理した旨を示すメッセージであり、宛先情報を含まない。そのため、ホーム中継器12は受けた応答メッセージをそのまま外部中継器21に送信する(S78)。そして、外部中継器21も応答メッセージを受け(S79)、そのままコントロールポイント22に送信する(S80)。コントロールポイント22は、応答メッセージを受け、Subscribeが受理されたと認識する(S81)。
以上の動作により、メディアサーバ11は、コントロールポイント22からSubscribe要求を受けるとき、ホーム中継器12のローカルIPを宛先情報として蓄積し、コントロールポイント22のローカルIPを逆変換情報として蓄積する。
イベントメッセージを送信するときのメディアサーバ11の動作はコントロールポイント22のデバイスディスクリプション要求メッセージを送信するときと同じであり、イベントメッセージを受けるホーム中継器12の動作は、デバイスディスクリプション要求メッセージを受ける外部中継器21の動作と同じである。つまり、ホーム中継器12がURL逆変換処理を行うため、メディアサーバ11は、イベントメッセージを、異なるサブネットのコントロールポイント22に送信することができる。
以上、本実施の形態では、UPnPデバイスをメディアサーバ11としたが、UPnPデバイスはメディアサーバ11以外の他の機器でもよい。たとえば、プリンタやテレビ、レコーダ等でもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態によるネットワークシステムの構成を示す機能ブロック図である。 図1に示した中継器の構成を示す図である。 図1に示したネットワークシステムのディスカバリ処理の詳細を示すフロー図である。 図3中で作成される検出メッセージの一例を示す図である。 図3中で作成される検出応答メッセージの一例を示す図である。 図3中で宛先情報が変換された検出応答メッセージの一例を示す図である。 図1中のメディアサーバが持つデバイスディスクリプションの一例を示す図である。 図1に示したネットワークシステムのディスクリプション処理の詳細を示すフロー図である。 図8中で作成されるデバイスディスクリプション要求メッセージの一例を示す図である。 図8中で外部中継器により変更されたデバイスディスクリプションの一例を示す図である。 図8中で作成されるサービスディスクリプションの一例を示す図である。 図1に示した外部中継器が持つ宛先情報変換テーブルの一例を示す図である。 図1に示したネットワークシステムのコントロール処理の詳細を示すフロー図である。 図13中で作成されるアクション要求メッセージの一例を示す図である。 図14に示したアクション要求メッセージに対応して作成される応答メッセージの一例を示す図である。 図13中で外部中継器により変更された応答メッセージの一例を示す図である。 図15に示す応答メッセージの他の一例を示す図である。 図16に示す応答メッセージの他の一例を示す図である。 図1に示したネットワークシステムのイベンティング処理の詳細を示すフロー図である。 図19中で作成される要求メッセージの一例を示す図である。 図19中のホーム中継器で変更された要求メッセージの一例を示す図である。
符号の説明
10 ホームネットワーク
11 メディアサーバ
12 ホーム中継器
20 外部ネットワーク
21 外部中継器
22 コントロールポイント

Claims (4)

  1. 複数のデバイスを含む複数のサブネットを備えるネットワークシステムであって、
    前記複数のデバイスは、
    複数のサービスを提供するサービスデバイスと、
    前記サービスデバイスと異なるサブネットに属する制御デバイスと、
    前記サービスデバイスと同じサブネットに属するサービス中継デバイスと、
    前記サービス中継デバイスと接続され、前記制御デバイスと同じサブネットに属する制御中継デバイスとを含み、
    前記サービスデバイスは、
    前記サービスの所在を示すサービス所在情報を宛先情報として含むサービスメッセージを、前記サービス中継デバイスに送信するサービスメッセージ送信手段を備え、
    前記サービス中継デバイスは、
    前記サービスメッセージ送信手段から送信されたサービスメッセージを受信し、受信したサービスメッセージを前記制御中継デバイスに送信する手段を備え、
    前記制御中継デバイスは、
    前記サービス中継デバイスから送信されたサービスメッセージ内の宛先情報を、前記サービス所在情報から、自身の所在を示す制御中継所在情報に変更する変換手段と、
    前記サービス所在情報を逆変換情報として前記サービスメッセージに残す維持手段と、
    前記変更された宛先情報及び前記逆変換情報を含むサービスメッセージを前記制御デバイスに送信する手段とを備え、
    前記制御デバイスは、
    前記サービスメッセージに基づいて、前記宛先情報と前記逆変換情報とを含む要求メッセージを作成する要求メッセージ作成手段と、
    前記要求メッセージ内の前記宛先情報によって特定される前記制御中継デバイスに、前記要求メッセージを送信する手段とを備え、
    前記制御中継デバイスは、
    前記要求メッセージを受けたとき、前記要求メッセージ内の宛先情報を、前記制御中継所在情報から、前記逆変換情報であるサービス所在情報に変更する逆変換手段と、
    変更された宛先情報を含む前記要求メッセージを前記サービス中継デバイスに送信する手段とを備え、
    前記サービス中継デバイスは、
    前記送信された要求メッセージの宛先情報によって特定されるサービスデバイス内の前記サービスに、前記要求メッセージを送信する手段を備え
    前記サービスメッセージ送信手段は、複数種類のサービスメッセージを送信し、
    前記サービスメッセージは複数のパラメータを含み、
    前記制御中継デバイスはさらに、
    前記サービスメッセージの複数のパラメータのうち、前記宛先情報を含むパラメータを示すテーブルを備え、
    前記変換手段は、前記テーブルに基づいて、前記サービスメッセージ内の宛先情報を特定することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記サービス中継デバイスは、
    前記サービスデバイスから送信された前記サービスメッセージを分割して複数のパケットを作成し、前記作成された複数のパケットを前記制御中継デバイスに送信するパケット送信手段を備え、
    前記変換手段は、前記送信された複数のパケットから前記分割されたサービスメッセージを取り出して復元した後、サービスメッセージ内の宛先情報を、前記サービス所在情報から、前記制御中継所在情報に変更することを特徴とするネットワークシステム。
  3. 複数のサービスを提供するサービスデバイスと、前記サービスデバイスと異なるサブネットに属する制御デバイスと、前記サービスデバイスと同じサブネットに属するサービス中継デバイスと、前記制御デバイスと同じサブネットに属する制御中継デバイスとを含むネットワークシステムの前記制御中継デバイスであって、
    前記サービス中継デバイスから、前記サービスデバイス内のサービスの所在に関するサービス所在情報を含むサービスメッセージを受信したとき、前記サービスメッセージ内の宛先情報を、前記サービス所在情報から、自身の所在を示す中継所在情報に変更する変換手段と、
    前記サービス所在情報を逆変換情報として前記サービスメッセージに残す維持手段と、
    前記変更された宛先情報及び前記逆変換情報を含むサービスメッセージを前記制御デバイスに送信する手段と、
    前記制御デバイスから、前記宛先情報と前記逆変換情報とを含む要求メッセージを受信したとき、前記要求メッセージ内の宛先情報を、前記中継所在情報から、前記逆変換情報であるサービス所在情報に変更する逆変換手段と、
    変更された宛先情報を含む前記要求メッセージを、前記サービス中継デバイスに送信する手段とを備え
    前記変換手段は、複数種類のサービスメッセージを受信し、
    前記サービスメッセージは複数のパラメータを含み、
    前記制御中継デバイスはさらに、
    前記サービスメッセージの複数のパラメータのうち、前記宛先情報を含むパラメータを示すテーブルを備え、
    前記変換手段は、前記テーブルに基づいて、前記サービスメッセージ内の宛先情報を特定することを特徴とする中継デバイス。
  4. 複数のサービスを提供するサービスデバイスと、前記サービスデバイスと異なるサブネットに属する制御デバイスと、前記サービスデバイスと同じサブネットに属するサービス中継デバイスと、前記制御デバイスと同じサブネットに属する制御中継デバイスとを含むネットワークシステムの前記制御中継デバイスに実行させる中継プログラムであって、
    前記サービス中継デバイスから、前記サービスデバイス内のサービスの所在に関するサービス所在情報を含むサービスメッセージを受信したとき、前記サービスメッセージ内の宛先情報を、前記サービス所在情報から、自身の所在を示す中継所在情報に変更するステップと、
    前記サービス所在情報を逆変換情報として前記サービスメッセージに残すステップと、
    前記変更された宛先情報及び前記逆変換情報を含むサービスメッセージを前記制御デバイスに送信するステップと、
    前記制御デバイスから、前記宛先情報と前記逆変換情報とを含む要求メッセージを受信したとき、前記要求メッセージ内の宛先情報を、前記中継所在情報から、前記逆変換情報であるサービス所在情報に変更するステップと、
    変更された宛先情報を含む前記要求メッセージを、前記サービス中継デバイスに送信するステップとを前記中継デバイスに実行させ
    前記変更するステップは、複数種類のサービスメッセージを受信し、
    前記サービスメッセージは複数のパラメータを含み、
    前記変更するステップは、前記サービスメッセージの複数のパラメータのうち、前記宛先情報を含むパラメータを示すテーブルに基づいて、前記サービスメッセージ内の宛先情報を特定することを特徴とする中継プログラム。
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