JP6114148B2 - 物体検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用開閉扉に設けられる物体検出装置に関し、特に、複数のセンサを組み合わせて構成した場合であってもセンサ間に検出不可能な領域が形成されないものに関する。
自動車等の車両において、利便性を向上するため、車体後部に設けられる開閉式の扉であるリアゲートの開閉を、電動アクチュエータによって駆動するもの(パワーリアゲート)が提案されている。
このような電動式の開閉扉においては、ユーザの手指やその他の物体を挟み込むことを防止するため、扉の端部と車体との間に存在する物体を検出する物体検出装置(挟み込み検出装置)が設けられる。
このような物体検出装置に関する従来技術として、例えば特許文献1には、車体に設けられ複数の感度レベルを切り換え可能な静電容量センサを用いた自動車用閉鎖パネルの挟み込み防止装置が記載されている。
特開2005−507038号公報
上述したような物体検出装置のセンサは、これが設けられるリアゲート等の扉の形状やサイズによっては、単一のセンサによって構成することが困難であり、複数のセンサに分割して構成する場合がある。
例えば、リアゲートの側辺部に設けられるセンサを、上下に2分割して構成する場合がある。
しかし、このように複数のセンサを配列した場合、センサの分割箇所において物体の検出が不可能な領域が形成されてしまう。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、複数のセンサを組み合わせて構成した場合であってもセンサ間に検出不可能な領域が形成されない物体検出装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、車体に設けられた開口を開閉する扉の周縁部に沿って延在し隣接する物体を検出する物体検出センサを有する物体検出装置であって、前記物体検出センサは、中間部分において第1のセンサ及び第2のセンサに分割され、前記第1のセンサの前記第2のセンサ側の端部に、クランク状に屈曲して形成され他部に対してオフセットされたオフセット部が形成され、前記第2のセンサの前記第1のセンサ側の端部は、前記物体検出センサの長手方向において、前記第1のセンサのオフセット部の少なくとも一部と重なって配置されることを特徴とする物体検出装置である。
これによれば、物体検出センサにおける第1のセンサと第2のセンサとの分割部において、第1のセンサと第2のセンサを重ねて配置したことによって、検出不可能な領域が形成されることを防止できる。
請求項2に係る発明は、前記第1のセンサの前記オフセット部と前記第2のセンサの前記第1のセンサ側の端部が重なって配置された領域においては、前記第1のセンサ、前記第2のセンサがともに前記車体と前記扉との間に挟み込まれる物体の検出が可能なように配置されることを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置である。
これによれば、第1のセンサと第2のセンサとが重なった領域では双方のセンサが物体検出可能であることから、上述した効果をより確実に得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、複数のセンサを組み合わせて構成した場合であってもセンサ間に検出不可能な領域が形成されない物体検出装置を提供することができる。
本発明を適用した物体検出装置の実施例を有するテールゲートの外観図である。 図1のII−II部矢視断面図である。 図2のIII部矢視斜視図である。 図2のIV部矢視斜視図である。 本発明の比較例の物体検出装置の構成を示す模式図である。 実施例の物体検出装置の構成を示す模式図である。
本発明は、複数のセンサを組み合わせて構成した場合であってもセンサ間に検出不可能な領域が形成されない物体検出装置を提供する課題を、一対の静電容量センサを車両のリアゲート側辺部の上下に配列するとともに、一方のセンサの端部にクランク状のオフセット部を設け、他方のセンサの端部をオフセット部の一部と上下方向において重ねて配置することによって解決した。
以下、本発明を適用した物体検出装置の実施例について説明する。
実施例の物体検出装置は、例えば、ステーションワゴン型の乗用車のリアゲートに設けられるものである。
リアゲートは、車体のキャビン後部に設けられる開口を開閉する扉である
図1は、実施例の物体検出装置を有するテールゲートの外観図であって、閉状態におけるテールゲートの左半分を車両後方側から見た図である。
図2は、図1のII−II部矢視断面図である。
図3は、図2のIII部矢視斜視図である。
図4は、図2のIV部矢視斜視図である。
リアゲート10は、例えば、鋼板をプレス加工して形成されたアウタパネル11及びインナパネル12(図2参照)を、ヘミング加工等によって閉じ合わせて、中空となるように形成されている。
リアゲート10は、実質的に矩形の蓋状部材として形成され、車体B(図1においては図示しない。図2を参照。)の後部に設けられたリアゲート開口を開閉可能となっている。
リアゲート10は、上端部近傍に設けられた図示しないヒンジによって、車幅方向に沿った軸回りに回動可能となっている。
リアゲート10は、閉状態における下端部を後方側から上方側へ振り上げる方向に回動することによって、リアゲート開口を開き、車両後方の外部からキャビン、ラゲッジスペース内へのアクセスを可能とする。
また、リアゲート10は、図示しないリアゲート駆動装置によって、ユーザのスイッチ操作等に応じて開閉駆動されるいわゆるパワーリアゲートとなっている。
リアゲート10は、閉状態においては上下方向にほぼ沿って配置されるとともに、側面視においては中央部が後方側へ突出するよう屈曲して形成されている。
リアゲート10の上半部は、上端部が前進するように前傾して配置されるとともに、リアウインドウ13が設けられている。
図1に示すように、リアウインドウ13は、アウタパネル11及びインナパネル12に形成された開口Oを閉塞するように、ガラス14を配置して構成されている。
ガラス14の側端部には、ウェザーストリップ15、トリム16が設けられている。
ウェザーストリップ15は、リアゲート10を閉じた際に車体Bとの間に形成される隙間を塞いで雨水等の進入を防止するゴム製の部材である。
トリム16は、例えばPP樹脂等によって形成された内装部材である。
また、図3、図4に示すように、リアゲート10の側端部におけるリアウインドウ13の側部には、リアゲートダンパ17が設けられている。
リアゲートダンパ17は、その両端部が車体B及びリアゲート10にそれぞれ揺動可能に連結され、リアゲート10の開閉に応じて伸縮するガス封入ダンパである。
リアゲート10の側辺部には、物体検出装置の物体検出センサ100が設けられている。
物体検出センサ100は、リアゲート10の側辺部における実質的に全高にわたって延在しており、アッパセンサ110、ロワセンサ120に上下二分割された静電容量式の近接センサである。
物体検出センサ100の出力は、図示しない情報処理装置に伝達され、情報処理装置は出力電圧の変化に基づいて、センサに近接する物体を検出する。
そして、リアゲート10の閉駆動時に物体を検出した場合には、挟み込みが発生する可能性があるものとして、リアゲート駆動装置にリアゲート10の駆動を停止又は反転させる。
アッパセンサ110は、リアゲート10の上端部近傍から、リアウインドウ13の下端部近傍にかけて配置されている。
ロワセンサ120は、アッパセンサ110の下端部近傍から、リアゲート10の下端部近傍にかけて配置されている。
アッパセンサ110、ロワセンサ120は、リアゲート10の形状(意匠)に適合するように、適宜湾曲したチューブ状に形成されている。
アッパセンサ110、ロワセンサ120は、トリム16の表面部に、車体B側に露出するように固定されている。
ロワセンサ120の上端部近傍の領域には、クランク状に屈曲して形成され、他の部分に対してオフセットして配置されたオフセット部121が形成されている。
オフセット部121のロワセンサ120本体部側の端部においては、短い間隔でほぼ直角かつ反対方向に屈曲させた一対の屈曲部が形成されている。
オフセット部121は、アッパセンサ110の下端部近傍の領域と、上下方向(物体検出センサ100の長手方向)における位置が重なるように配置されている。
オフセット部121は、図3、図4に示すように、ロワセンサ120の他部に対して車幅方向内側かつ車両前方側となるように、オフセットされている。
また、ロワセンサ120のオフセット部121は、図2に示すように、アッパセンサ110の下端部に対して、車両前方側かつ車幅方向内側に配置されている。
図2に示す断面においては、アッパセンサ110から車体Bまでの間隔と、ロワセンサ120のオフセット部121から車体Bまでの間隔とは、実質的に同程度に設定され、この部分においては、アッパセンサ110、ロワセンサ120の双方が、車体Bとの間に介在する物体を検出可能となっている。
アッパセンサ110の下端部と、ロワセンサ120の上端部との間は、S字状に折り返すよう屈曲し、中間部にコネクタを有する配線130によって接続されている。
次に、上述した実施例の効果について、以下説明する本発明の比較例と対比して説明する。
比較例の説明において、上述した実施例と実質的に共通する箇所については同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図5は、本発明の比較例の物体検出装置の構成を示す模式図である。
比較例の物体検出装置の物体検出センサ100においては、ロワセンサ120にオフセット部121を設けず、アッパセンサ110の下端部端面と、ロワセンサ120の上端部端面とは、上下方向に間隔を隔てて対向して配置されている。
このような比較例においては、アッパセンサ110とロワセンサ120それぞれの検知エリアの間に、検知不可能エリアが形成されることは避けられない。
図6は、実施例の物体検出装置の構成を示す模式図である。
実施例においては、ロワセンサ120にクランク状に屈曲して形成されたオフセット部121が設けられ、オフセット部121をアッパセンサ110の下端部と上下方向における位置が重なるように配置したことによって、これらの交差領域においても物体を検出することができる。
また、交差領域の上下は、それぞれアッパセンサ110、ロワセンサ120単独の検知エリアとなっていることから、実施例によれば、リアゲート10の上端部近傍から下端部近傍まで、実質的に全範囲にわたって物体を検出することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)物体検出センサ100におけるアッパセンサ110とロワセンサ120との分割部において、アッパセンサ110とロワセンサ120のオフセット部121とを重ねて配置したことによって、検出不可能な領域が形成されることを防止できる。
(2)アッパセンサ110とロワセンサ120のオフセット部121とが重なった領域では双方のセンサが物体検出可能であることから、上述した効果をより確実に得ることができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
物体検出装置を構成する各部材の形状、構造、材質、製法、配置、数量等は、上述した実施例に限定されることなく、適宜変更することができる。
例えば、実施例の物体検出装置においては、センサを2分割した構成としているが、3分割以上としてもよい。
また、実施例では、下側のセンサにオフセット部を形成しているが、上側のセンサにオフセット部を形成してもよい。
また、実施例の物体検出装置は、例えば、リアゲートの側辺部に設けられるものであるが、リアゲートの下辺部や、車両側部のドア、トランクリッド等の他の開閉扉に設けられるものであってもよい。
10 リアゲート 11 アウタパネル
12 インナパネル 13 リアウインドウ
14 ガラス 15 ウェザーストリップ
16 トリム 17 リアゲートダンパ
O 開口
100 物体検出センサ 110 アッパセンサ
120 ロワセンサ 121 オフセット部
130 配線

Claims (2)

  1. 車体に設けられた開口を開閉する扉の周縁部に沿って延在し隣接する物体を検出する物体検出センサを有する物体検出装置であって、
    前記物体検出センサは、中間部分において第1のセンサ及び第2のセンサに分割され、
    前記第1のセンサの前記第2のセンサ側の端部に、クランク状に屈曲して形成され他部に対してオフセットされたオフセット部が形成され、
    前記第2のセンサの前記第1のセンサ側の端部は、前記物体検出センサの長手方向において、前記第1のセンサのオフセット部の少なくとも一部と重なって配置されること
    を特徴とする物体検出装置。
  2. 前記第1のセンサの前記オフセット部と前記第2のセンサの前記第1のセンサ側の端部が重なって配置された領域においては、前記第1のセンサ、前記第2のセンサがともに前記車体と前記扉との間に挟み込まれる物体の検出が可能なように配置されること
    を特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
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