JP6112805B2 - 外装部材、電線配索構造、及び外装部材の製造方法 - Google Patents

外装部材、電線配索構造、及び外装部材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、外装部材、電線配索構造、及び外装部材の製造方法に係り、詳しくは、電気部品間に配索される電線に沿って該電線の外周を覆う外装部材、該外装部材を備えた電線配索構造、及び外装部材の製造方法に関するものである。
自動車には、多種多様な電気部品や電子機器が搭載され、電気部品(電子機器)間に電力や制御信号などを伝えるために、電線(ワイヤハーネス)が配索されている。このような各種の電線において、電気回路ごとに対応する電線を識別するための識別マークを付与することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された被覆電線は、被覆部の外表面における軸方向(長手方向)に沿って断続的に、相互に色と大きさの異なる複数種の識別マークが印刷によって付与されている。
また、自動車の中でも特に、電気自動車やハイブリッド自動車においては、モータやバッテリ、インバータ等の機器同士が電力線である電線によって接続され、バッテリからの直流電力がインバータに送電されるとともに、インバータで変換された交流電力がモータに供給され、供給された電力によってモータが駆動される。このようにモータへ供給される電力は高圧であり、高圧電線であることを識別させるために、電線の絶縁被覆(シース)や外装部材(コルゲートチューブやアルミパイプ等)の全体が所定の識別色(例えば、オレンジ色)に着色されていることがある(例えば、特許文献2参照)。
一方、電気自動車やハイブリッド自動車において、例えば、バッテリが車両後方のシート下やトランクルームに設置され、インバータ及びモータが車両前方のエンジンルームに設置された場合、バッテリとインバータとを接続する電線(電力線)は、車両のフロア下に配索されることがある(例えば、特許文献3参照)。このようにフロア下に配索される電線は、走行時の石跳ねや水跳ねから保護するための外装部材で覆われることが一般的である。また、配索される電線からの電気的ノイズを漏出させず、外部からの電気的ノイズが電線に混入しないようにするために、導電性を有した外装部材によって電線を覆ってシールドすることも行われている。このように、外装部材には、電線の保護や防水、電気的なシールド等の機能が要求されるとともに、立体的な配索形状を維持させたり、電線搬送時の安定性や車両への組付け時の作業性を向上させたりなど、様々な性能が求められている。
特開2003−168329号公報 特開2009−143326号公報 特開2012−125097号公報
以上のように様々な性能が要求される外装部材においては、その材質や製造方法等が適宜に選択されることから、識別色による他の電線(他の外装部材)との識別に関して、以下のような不都合が生じる。先ず、前記特許文献1に記載されたように、相互に色と大きさの異なる複数種の識別マークを、長尺な外装部材の長手方向に断続的に付与する場合には、複数色の着色工程が煩雑になるとともに着色装置が大型化し、製造コストが増大する可能性がある。また、車両のフロア下等に電線が配索される場合には、フロア形状等に応じて外装部材が屈曲されることとなるが、屈曲によって識別マークが視認しにくい位置、例えばフロア側に移動してしまうことがあり、識別性が低下する可能性がある。次に、前記特許文献2に記載されたように、樹脂材料に着色剤を混ぜて樹脂製の外装部材を一体成形する場合には、製造工程を簡単化することができるものの、金属製の外装部材に適用することができず、外装部材の材質によって製造工程を変更する必要があることから、非効率になってしまう。また、金属製の外装部材の外表面全体に識別色を着色する場合には、着色剤を多量に使用するために、材料コストが嵩むという問題もある。
したがって、本発明は、各種材質の外装部材に対しても製造コストが抑制できるとともに、識別性の高い識別マークを備えた外装部材、電線配索構造、外装部材の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の外装部材は、電気部品間に配索される電線に沿って該電線の外周を覆うとともに、一方側を露出させつつ支持体に支持される外装部材であって、長尺筒状に形成されるとともに所定の地色を有した外装部材本体と、前記外装部材本体の外表面に設けられて前記地色と異なる所定の識別色を有した識別マークと、を備え、前記外装部材本体は、その長手方向途中位置が屈曲された少なくとも1箇所の屈曲部を有して形成されており、前記識別マークは、前記外装部材が屈曲されない状態で、前記支持体の前記形状に基づいて前記外装部材に配置されており、前記外装部材が屈曲して前記支持体に支持された状態において前記一方側に設けられていることを特徴とする。
線配索構造として、車両のフロア下を通って車両前後方向に配索される電線と、該電線の外周を覆う上記の外装部材と、を備え、該外装部材が車両のフロアに支持されて下方に向かって露出され、この状態において前記識別マークが前記外装部材本体の下側に設けられていることを特徴とするものとしてもよい
装部材の製造方法として上記の外装部材の製造方法であって、直線状の前記外装部材本体の外表面に前記識別マークを設けてから、該外装部材本体の長手方向途中位置を屈曲させることを特徴とするものとしてもよい
請求項1に記載された発明によれば、外装部材本体の地色と異なる所定の識別色の識別マークが設けられているので、外装部材本体の材質に関わらず、外表面に対する着色(塗装やテープ貼付)によって識別マークを付与することができる。また、外装部材が支持体に支持された状態において、識別マークが一方側(露出側)に設けられているので、外装部材本体が屈曲部を有していたとしても、一方側から識別マークを視認することができ、このように視認性が確保された識別マークの識別色によって外装部材の識別性を高めることができる。さらに、識別マークが一方側に設けられていれば視認性が確保できるので、他方側(支持体側)に識別マークを設ける必要がなく、識別マークを形成する着色剤(塗料やカラーテープ等)の使用量を少なくすることができ、材料コストを抑制することができる。
ここで、識別マークとしては、例えば、複数の線状マークを有して構成され、支持体に支持された状態の外装部材を一方側から見た際に、複数の線状マークが互いに平行となるように設けられていれば、識別マークが規則的に視認でき、識別性をさらに向上させることができる。この際、個々の線状マークは、外装部材本体の各部における長手方向に対してそれぞれ任意の角度で設けられたり、外装部材本体の周方向の任意の位置に設けられたりしていても、外装部材本体が屈曲されてから支持体に支持された状態の外装部材の一方側において、各線状マークが平行に視認されればよい。また、識別マークとしては、互いに平行に視認されるストライプ状の線状マークに限らず、所定サイズの点(丸形や角形)を適宜な間隔で配置したドット状マークであってもよいし、外装部材の一方側における外装部材本体の外面を塗りつぶしたものであってもよい。
上記の電線配索構造によれば、外装部材が車両のフロアに支持された状態において識別マークが外装部材本体の下側に設けられているので、車両のメンテナンス時等における電線の識別性を向上させることができる。また、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車において、車両後方に設置されたバッテリと、車両前方に設置されたインバータと、を接続する高圧電線を前記外装部材で覆う場合に、車両のフロア下の形状に応じて外装部材が三次元形状に屈曲されたとしても、識別マークが下側から視認可能であるので、識別性の低下を防止することができる。
上記の外装部材の製造方法によれば、直線状の外装部材本体の外表面に識別マークを設けてから、外装部材本体の長手方向途中位置を屈曲させることで、前述のように識別性の高い外装部材を製造することができるとともに、直線状の外装部材本体に識別マークを設けることから、その着色工程(塗装工程やテープ貼付工程)を効率よく実施することができる。ここで、直線状の外装部材本体に識別マークを設ける位置としては、屈曲されて三次元形状となる外装部材本体において一方側となる部位を算出し、この算出した部位を直線状の外装部材本体に割り当てる(逆算する)ことによって設定すればよい。また、三次元形状となる外装部材本体における各部の傾斜角度も算出し、この傾斜角度に応じて視認しやすい位置に識別マークを設けてもよい。
本発明の一実施の形態に係る電線配索構造を用いた自動車示す図である。 前記電線配索構造を構成する外装部材を示す斜視図である。 前記電線配索構造の一部を断面して示す斜視図である。 前記外装部材の加工前と加工後を示す側面図である。
本発明の一実施の形態に係る電線配索構造、及び該電線配索構造に用いられる外装部材20を図1〜図4を用いて説明する。本実施形態では、自動車(車両)1として、特に、エンジンと電動モータとの双方の駆動力で走行するハイブリッド自動車を例示し、この自動車1に設けられる電線配索構造10について説明する。なお、自動車1としては、ハイブリッド自動車に限らず、電動モータの駆動力によって走行する電気自動車であってもよい。
自動車1は、車両前方のエンジンルームに搭載されるエンジン2及び電動モータ3と、電動モータ3の近傍に設けられるインバータ4と、車両後方のトランクルームやシート下に搭載されるバッテリ5と、バッテリ5に接続されたジャンクションブロック6と、を備える。電線配索構造10は、ジャンクションブロック6とインバータ4とを接続するものであって、電線11(図3参照)によってバッテリ5からの高圧の直流電力がインバータ4に供給される。また、電動モータ3とインバータ4とは、ワイヤハーネス7で接続され、インバータ4によって三相交流に変換された電力が電動モータ3に供給される。
電線配索構造10は、車両前方のエンジンルーム内にてインバータ4に接続される前方部10Aと、エンジンルームから車両のフロア8下側に導出されて車両前後方向に延びる中間部10Bと、車両後方側にてフロア8上のトランクルーム内に導入されてジャンクションブロック6に接続される後方部10Cと、で構成される。この電線配索構造10は、図3に示すように、二本の芯線11A、絶縁被覆11B及びシース11Cを有した電線11と、この電線11に沿って電線11の外周を覆う外装部材12と、外装部材12を車両のフロア8等に固定するための複数のブラケット13(図2参照)と、を備えて構成されている。
電線11は、高圧電流伝送用のシールド電線であって、図示しない編組等のシールド材を有して構成され、前端部及び後端部がそれぞれ図示しないシールドコネクタを介してジャンクションブロック6及びインバータ4に接続されている。なお、電線11としては、シールド電線に限らず、外装部材12がシールド機能を有したものである場合には、シールド材を有さない通常の電線が利用可能である。
外装部材12は、アルミ合金等の金属製のパイプや硬質の耐熱樹脂製のパイプなどから長尺状かつ一体に形成された外装部材本体14を有し、図2に示すように、その長手方向に沿った複数の中間位置(図中、記号Aで示す位置)にて屈曲されている。即ち、電線配索構造10の中間部10Bは、車両のフロア8下側に沿って設けられることから、フロア8の形状及び配索経路に応じて、外装部材12が三次元形状に屈曲されている。さらに、電線配索構造10の中間部10Bから前方部10A及び後方部10Cに向かって、外装部材12は、それぞれ上方に屈曲されている。このように外装部材本体14は、複数の直線部14Aと、直線部14A同士を結ぶ屈曲部14Bと、を有して形成されている。
また、外装部材12は、外装部材本体14の外表面14Cに設けられた識別マーク15を有している。この識別マーク15は、外装部材本体14の地色と異なる所定の識別色を有したものであって、図4(B)に示すように、三次元形状に屈曲された外装部材12において、互いに平行(ストライプ状)に設けられた複数の線状マーク15Aを有して構成されている。即ち、線状マーク15Aは、屈曲される前の外装部材本体14においては、図4(A)に示すように、一見して各々ランダムに配置されているものの、屈曲後に支持体としてのフロア8に支持された状態において、各線状マーク15A同士が同一方向(例えば、自動車1の前後方向)に沿い、かつ、自動車1の下方(一方側かつ露出側であり、フロア8の反対側)に位置するように設けられている。
この線状マーク15Aは、例えば、電線11が高圧であることを示す識別色としてオレンジ色(橙色)に着色されている。なお、識別色としては、オレンジ色に限らず、外装部材本体14の地色と異った色であり、視認可能な色であればよい。また、線状マーク15Aは、ストライプ状に視認可能なものに限らず、フロア8への取付状態において、所定形状を描くように設けられていてもよいし、ランダムに設けられていてもよい。さらに、識別マーク15は、複数の線状マーク15Aを有したものに限らず、複数のドットから構成されたものでもよいし、自動車1の下方に向いた外装部材本体14の外表面14Cを塗りつぶして構成されていてもよい。即ち、識別マーク15は、フロア8に対する外装部材12の取付状態において、下方に露出する側の外表面14Cに設けられて視認可能に構成されていればよく、逆に、フロア8側に向いて視認困難な非露出側の外表面14Cには設けられていない。
以上の外装部材12の製造方法としては、図4(A)に示すように、直線状の外装部材本体14の外表面14Cに識別マーク15を着色してから、外装部材本体14を長手方向途中位置である複数の屈曲部14Bで屈曲し、フロア8の形状に応じた三次元形状に曲げ加工する。ここで、識別マーク15を付加する位置としては、屈曲されて三次元形状となる外装部材本体14においてフロア8の反対側となる部位を算出し、この算出した部位を直線状の外装部材本体14に割り当てる(逆算する)ことによって設定する。また、識別マーク15の着色方法としては、例えば、識別色を有した塗料を外表面14Cに塗装する方法や、識別色を有したカラーテープを外表面14Cに貼付する方法などがある。
以上のような本実施形態によれば、外装部材本体14の地色と異なる識別色の識別マーク15が外装部材12に設けられているので、外装部材本体14の材質に関わらず、外表面14Cに対する着色によって識別マーク15を付与することができる。また、外装部材12がフロア8に支持された状態において、識別マーク15が下方(一方側であり露出側)に設けられているので、外装部材本体14が屈曲部14Bを有した三次元形状に加工されていたとしても、下方から識別マーク15を視認することができ、このように視認性が確保された識別マーク15の識別色によって外装部材12の識別性を高めることができる。さらに、識別マーク15を他方側(フロア8側)に設ける必要がないので、識別マーク15を形成する着色剤(塗料やカラーテープ等)の使用量を少なくすることができ、材料コストを抑制することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、本実施形態では、ハイブリッド自動車や電気自動車における高圧の電力線に用いられる電線11を対象とし、この電線11が高圧であることを識別させるための識別マーク15を外装部材12に設けた場合を例示したが、識別マークとしては、高圧電線識別用のものに限らず、電線の用途や種別など任意の情報を識別するために利用可能である。また、前記実施形態では、車両のフロア8下に配索される電線11の外装部材12に識別マーク15が設けられていたが、フロア8下に配索されるものに限らず、エンジンルーム内に配索されるワイヤハーネス7を識別マーク15付きの外装部材12で覆ってもよいし、その他任意の場所に配索される電線に対して本発明の外装部材が利用可能である。
1 自動車(車両)
8 フロア
10 電線配索構造
11 電線
12 外装部材
14 外装部材本体
14B 屈曲部
14C 外表面
15 識別マーク
15A 線状マーク

Claims (1)

  1. 電気部品間に配索される電線に沿って該電線の外周を覆うとともに、一方側を露出させつつ支持体に支持される外装部材であって、
    長尺筒状に形成されるとともに所定の地色を有した外装部材本体と、
    前記外装部材本体の外表面に設けられて前記地色と異なる所定の識別色を有した識別マークと、を備え、
    前記外装部材本体は、前記支持体の形状に対応した形状を有するように屈曲された状態で、その長手方向途中位置が屈曲された少なくとも1箇所の屈曲部を有して形成されており、
    前記識別マークは、前記外装部材が屈曲されない状態で、前記支持体の前記形状に基づいて前記外装部材に配置されており、前記外装部材が屈曲して前記支持体に支持された状態において前記一方側に設けられていることを特徴とする外装部材。
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