JP6112235B2 - 電力伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、送電装置から受電装置へワイヤレスで電力を伝送する電力伝送システムに関する。
電力伝送システムとして、電界結合方式を利用したシステムがある。この電力伝送システムでは、送電装置及び受電装置それぞれのアクティブ電極を対向させて二つの電極間に強い電場を形成し、電極同士を電界結合させることで、送電装置から受電装置へ電力を伝送する。
特許文献1には、電界結合方式を利用した電力伝送システムであって、送電装置から受電装置への電力伝送時における受電装置の基準電位を安定させ、受電装置の誤作動を引き起こさない電力伝送システムが開示されている。この電力伝送システムでは、送電装置及び受電装置それぞれは、基準電位に接続された基準電位電極を備えている。送電装置から受電装置への電力伝送時に、この基準電位電極同士を対向させることで、受電装置の基準電位を安定化させ、受電装置の動作を安定化させている。
国際公開2013/054800号パンフレット
しかしながら、特許文献1に記載の電力伝送システムでは、基準電位電極に関する大きさ等の条件が開示されておらず、基準電位電極を受電装置及び送電装置それぞれに単に設け、それらを対向させただけでは、受電装置の基準電位を安定化できない場合がある。受電装置の基準電位が安定しないと、受電装置において誤動作が生じるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、受電装置の基準電位を安定させる電力伝送システムを提供することにある。
本発明に係る電力伝送システムは、送電側第1電極及び送電側第2電極を有し、交流電圧を前記送電側第1電極及び前記送電側第2電極に印加する送電装置と、前記送電側第1電極に間隙をおいて対向する受電側第1電極、及び、前記送電側第2電極に間隙をおいて対向する受電側第2電極を有し、前記受電側第1電極及び前記受電側第2電極に電界結合により誘起される電圧を負荷へ供給する受電装置と、を備え、前記送電装置は、基準電位に接続された送電側基準電極と、前記送電側基準電極と前記送電側第1電極との間に接続された送電側第1キャパシタと、前記送電側基準電極と前記送電側第2電極との間に接続された送電側第2キャパシタと、を有し、前記受電装置は、基準電位に接続され、前記送電側基準電極と間隙をおいて対向する受電側基準電極と、前記受電側基準電極と前記受電側第1電極との間に接続された受電側第1キャパシタと、前記受電側基準電極と前記受電側第2電極との間に接続された受電側第2キャパシタと、を有し、前記送電側第1電極と前記受電側第1電極とが対向して形成されるキャパシタの容量をCaa、前記送電側第2電極と前記受電側第2電極とが対向して形成されるキャパシタの容量をCpp、前記送電側基準電極と前記受電側基準電極とが対向して形成されるキャパシタの容量をCgg、前記送電側第1キャパシタの容量をC1a、前記送電側第2キャパシタの容量をC1p,前記受電側第1キャパシタの容量をC2a、前記受電側第2キャパシタの容量をC2pで表すと、Caa+Cpp<Cgg、C1a+C1p<Cgg、又は、C2a+C2p<Cggの何れかの条件を満たしている、ことを特徴とする。
本発明に係る電力伝送システムは、送電側コイルを有し、交流電圧を前記送電側コイルに印加する送電装置と、前記送電側コイルに間隙をおいて対向する受電側コイルを有し、前記受電側コイルに、磁界結合により誘起される電圧を負荷へ供給する受電装置と、を備え、前記送電装置は、基準電位に接続された送電側基準電極と、前記送電側基準電極と前記送電側コイルの第1端との間に接続された送電側第1キャパシタと、前記送電側基準電極と前記送電側コイルの第2端との間に接続された送電側第2キャパシタと、を有し、前記受電装置は、基準電位に接続され、前記送電側基準電極と間隙をおいて対向する受電側基準電極と、前記受電側基準電極と前記受電側コイルの第1端との間に接続された受電側第1キャパシタと、前記受電側基準電極と前記受電側コイルの第2端との間に接続された受電側第2キャパシタと、を有し、前記送電側コイルと前記受電側コイルとの間に生じる容量をCcc、前記送電側基準電極と前記受電側基準電極とが対向して形成されるキャパシタの容量をCgg、前記送電側第1キャパシタの容量をC1a、前記送電側第2キャパシタの容量をC1p,前記受電側第1キャパシタの容量をC2a、前記受電側第2キャパシタの容量をC2pで表すと、Ccc<Cgg、C1a+C1p<Cgg、又は、C2a+C2p<Cggの何れかの条件を満たしていることを特徴とする。
この構成では、受電装置の基準電位が、送電側基準電極と受電側基準電極とで形成されるキャパシタを介して、送電装置の基準電位に接続されている。このキャパシタの容量Cggが所定条件を満たすと、受電装置側の基準電位を送電装置側の基準電位に近づけることができる。これにより、受電装置の基準電位の安定化を図ることができる。
本発明に係る電力伝送システムは、C1a+C1p<Cgg、又は、C2a+C2p<Cggの条件を満たしていることが好ましい。
この構成では、送電側第1電極及び送電側第2電極、並びに、受電側第1電極及び受電側第2電極、又は、送電側コイル及び受電側コイルを調整して、Caa,Cpp、又は、Cccを調整することで伝送電力効率に影響が及ぶおそれがあるため、電極又はコイル以外で、条件を満たすようにすることで、そのおそれを防止できる。
本発明に係る電力伝送システムは、C1a+C1p<Cggの条件を満たしていることが好ましい。
この構成では、小型化が要求されない送電装置側で、条件が満たすようにすることで、電力伝送システムを設計しやすくできる。
本発明によれば、受電装置側の基準電位を送電装置側の基準電位に近づけることがで、受電装置の基準電位の安定化を図ることができる。
実施形態1に係る電力伝送システムの回路を示す図 基準電位電極を設けることで、受電装置の基準電位が安定する理由を説明するための回路図であり、(A)は、基準電位電極を設けない場合の回路を示し、(B)は、基準電位電極を設けた場合の回路を示す図 総合キャパシタの等価回路 キャパシタC1a+C1pの容量の測定方法を説明するための図 キャパシタC2a+C2pの容量の測定方法を説明するための図 キャパシタCaa+Cppの容量の測定方法を説明するための図 キャパシタCggの容量の測定方法を説明するための図 容量調整する場合の電極構造の例を示す図 容量調整する場合の電極構造の例を示す図 アクティブ電極の間、及び、パッシブ電極の間に低誘電率層を設ける場合の構造例を示す図 実施形態2に係る電力伝送システムの回路を示す図 実施形態2に係る電力伝送システムの回路の別の例を示す図
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電力伝送システム1の回路を示す図である。本実施形態に係る電力伝送システム1は、送電装置101と受電装置201とで構成されている。送電装置101には受電装置201が載置される。送電装置101は、載置された受電装置201へ電力を伝送する。
受電装置201は負荷回路RLを備えている。負荷回路RLは、二次電池及び充電回路等を含む。そして、受電装置201は、例えば携帯電子機器である。携帯電子機器としては携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯音楽プレーヤ、ノート型PC、デジタルカメラなどが挙げられる。受電装置201は、送電装置101から伝送された電力を二次電池に充電する。
なお、図1では、負荷回路RLは受電装置201内に設けられているが、受電装置201に着脱可能な外部機器に搭載されていてもよい。
送電装置101は交流電源Vinを備えている。交流電源Vinは、詳しくは、商用電源に接続されるACアダプタから出力される直流電圧をインバータ回路で交流電圧に変換し、出力する。
交流電源Vinには、昇圧トランスT1の1次コイルが接続されている。この昇圧トランスT1は、2次コイルがアクティブ電極13とパッシブ電極14とに接続されている。昇圧トランスT1は、交流電源Vinから出力された交流電圧を昇圧し、アクティブ電極13及びパッシブ電極14に印加する。
昇圧トランスT1の2次コイルにはキャパシタC1が並列に接続されている。このキャパシタC1は、昇圧トランスT1の2次コイルの漏れインダクタンス(不図示)と共に直列共振回路を形成している。なお、直列共振回路は、昇圧トランスT1の漏れインダクタンスから構成されていてもよいし、実部品のインダクタから構成されていてもよい。また、昇圧トランスT1の2次コイルと、キャパシタC1とで並列共振回路を構成していてもよい。
また、送電装置101は基準電位電極15を備えている。基準電位電極15は送電装置101の基準電位に接続されている。基準電位電極15は、キャパシタC1aを介してアクティブ電極13に接続されている。また、基準電位電極15は、キャパシタC1pを介してパッシブ電極14に接続されている。
キャパシタC1aは、本発明に係る「送電側第1キャパシタ」の一例であり、キャパシタC1pは、本発明に係る「送電側第2キャパシタ」の一例である。
アクティブ電極13は、本発明に係る「送電側第1電極」の一例であり、パッシブ電極14は、本発明に係る「送電側第2電極」の一例である。基準電位電極15は、本発明に係る「送電側基準電極」の一例である。
受電装置201は、アクティブ電極23、パッシブ電極24及び基準電位電極25を備えている。受電装置201を送電装置101に載置すると、アクティブ電極23は、送電装置101のアクティブ電極13と間隙をおいて対向し、キャパシタCaaを形成する。パッシブ電極24は、送電装置101のパッシブ電極14と間隙をおいて対向し、キャパシタCppを形成する。対向したアクティブ電極13,23、パッシブ電極14,24がそれぞれ容量結合(電界結合)し、送電側と受電側との間に交流信号を伝えることが可能な回路が形成されるため、送電装置101から受電装置201へ電力が伝送される。これにより、受電装置201の電極と送電装置101の電極が非接触の状態でも電力伝送が可能となる。
また、基準電位電極25は、送電装置101の基準電位電極15と間隙をおいて対向し、キャパシタCggを形成する。基準電位電極25は、受電装置201の基準電位に接続されている。したがって、受電装置201の基準電位は、キャパシタCggを介して、送電装置101の基準電位(例えばグランド)に接続されている。
基準電位電極25は、キャパシタC2aを介してアクティブ電極23に接続されている。また、基準電位電極25は、キャパシタC2pを介してパッシブ電極24に接続されている。キャパシタC2aは、本発明に係る「受電側第1キャパシタ」の一例であり、キャパシタC2pは、本発明に係る「受電側第2キャパシタ」の一例である。
なお、前述したキャパシタの値は、相互にCaa:Cpp≒C1a:C1p≒C2a:C2pとなるように定める。これにより、アクティブ電極13とパッシブ電極14の間に高い電圧が加わった場合でも、送電装置101および受電装置201双方の基準電位の変動が抑えられる。
アクティブ電極23は、本発明に係る「受電側第1電極」の一例であり、パッシブ電極24は、本発明に係る「受電側第2電極」の一例である。基準電位電極25は、本発明に係る「受電側基準電極」の一例である。
受電装置201のアクティブ電極23及びパッシブ電極24には、降圧トランスT2の1次コイルが接続されている。降圧トランスT2の1次コイルにはキャパシタC2が並列接続されている。そして、降圧トランスT2の1次コイルとキャパシタC2とで並列共振回路を形成している。
この並列共振回路は、送電装置101側に形成された直列共振回路と共振周波数がほぼ一致するよう定数設定されている。送電装置101に受電装置201を載置すると、直列共振回路と並列共振回路とは結合共振(複合共振)する。そして、送電装置101から受電装置201への電力伝送における駆動周波数を、ほぼ同じにした直列共振回路及び並列共振回路の共振周波数に定め、その駆動周波数で送電装置101から受電装置201へ電力伝送を行う。これにより、効率よく電力伝送できる。
降圧トランスT2の2次コイルには、負荷回路RLが接続されている。この負荷回路RLは、前記した二次電池及び充電回路に加え、整流平滑回路及びDC−DCコンバータ等を含む。整流平滑回路は、4つのダイオードから形成されたダイオードブリッジ、キャパシタ及びインダクタからなる。負荷回路RLは、降圧トランスT2で降圧された交流電圧を整流及び平滑した後、安定化された所定電圧に変換し、二次電池に充電する。
以上のように構成された電力伝送システム1において、例えば、受電装置201がタッチパネルを有し、送電装置101から受電装置201への電力伝送中にそのタッチパネルが操作されることで、受電装置201の基準電位が変動する場合がある。この場合、タッチパネルが正常に動作しないなど、受電装置201において不具合が生じるおそれがある。
このような問題は、特に、受電装置201が小型で可搬型の装置の場合に起こりやすい。すなわち、可搬型の装置においては、基準電位を外部のアースに接続できないため、通常は基準電位を安定化させるために筐体内あるいは筐体として設けるシールドケースや回路基板のグランド電極等をできるだけ大きくして装置の基準電位を構成する導体を大型化することで、回路の動作を安定化する。しかしながら、小型の携帯無線端末等の場合には、筐体が小さく、シールドケース及び回路基板のグランド電極も小さくなるため、基準電位を安定化するために十分な大きさを確保できなくなる。そのため、通信よりも電力の大きい電力伝送を行う場合に、基準電位の変動が起こりやすくなる。一方、送電装置101側は、筐体を比較的大きくし、ACアダプタを介してコンセントの接地端子に接続する等によって、受電装置201よりも基準電位が安定化しやすい。
そこで、受電装置の基準電位を安定化するために、本実施形態に係る電力伝送システム1は、基準電位電極15,25を備え、受電装置201の基準電位を、キャパシタCggを介して送電装置101の基準電位に接続している。受電装置201側で基準電位を構成するシールドケース及び回路基板のグランド電極に加えて、キャパシタCggを介して接続された送電装置101側のシールド電極及び回路基板のグランド電極も基準電位導体を大きくする役割を果たす。これにより、キャパシタCggを介して送電装置101に接続した状態においては、受電装置201の基準電位はより安定化され、電力伝送時においても不具合の発生を防ぐことができる。
以下、基準電位電極15,25を設けることで、受電装置201の基準電位の変動を抑制できる理由についてより詳しく説明する。
送電装置101の基準電位と受電装置201の基準電位との電位差をvNで表す。受電装置201の基準電位は、キャパシタCggを介して、送電装置101の基準電位に接続されている。したがって、基準電位vNがより小さくなれば、受電装置201の基準電位が送電装置101の基準電位に近づき、受電装置201の基準電位は安定する。
受電装置201の基準電位が変動すると、ノイズ電流iNが発生する。このノイズ電流iNは、図1の矢印に示すように、キャパシタCggと、キャパシタC1a,Caa,C2aの第1経路、及び、キャパシタC1p,Cpp,C2pの第2経路とに流れる。図1に示すiN1はキャパシタCggに流れるノイズ電流、iN2は総合キャパシタCintに流れるノイズ電流である。ここで、Cintは、第1経路及び第2経路の総合キャパシタを表す。
図2は、基準電位電極15,25を設けることで、受電装置201の基準電位が安定する理由を説明するための回路図である。図2(A)は、基準電位電極15,25を設けない場合の回路を示し、図2(B)は、基準電位電極15,25を設けた場合の回路を示す図である。
図2(A)に示すように、基準電位電極15,25を設けない場合、ノイズ電流iNは、キャパシタCintのみに印加される。このとき、キャパシタCintに印加される電圧をvN0で表すと、
iN=jωCint・vN0…(1)
で表せる。この電圧vN0は、基準電位電極15,25を設けない場合における、送電装置101の基準電位を基準としたときの受電装置201の基準電位である。ここで、Cintは、総合キャパシタCintの容量である。
図2(B)に示すように、基準電位電極15,25を設けた場合、キャパシタCggに印加される電圧はvNであり、電圧vNは、
vN=iN/jω(Cint+Cgg)…(2)
で表せる。
式(1)と式(2)とから、電圧vNは、
vN=Cint・vN0/(Cint+Cgg)…(3)
で表せる。
式(3)から判るように、基準電位電極15,25を設けた場合の電圧vNは、基準電位電極15,25を設けない場合の電圧vN0と比べると、分流される分だけ電圧vN0よりも小さい。したがって、基準電位電極15,25を設けた場合、基準電位電極15,25を設けない場合と比べて、受電装置201の基準電位は安定する。
また、式(3)において、Cint<Cggとした場合、電圧vNは、電圧をvN0の1/2未満になる。したがって、基準電位電極15,25を設け、Cint<Cggの条件が満たされるよう、電力伝送システム1を設計することで、受電装置201の基準電位をより安定させることができる。
前述したように、キャパシタの値は、相互にCaa:Cpp≒C1a:C1p≒C2a:C2pとなるように定められているため、総合キャパシタCintは、図3で示す回路とみなすことができる。図3は、総合キャパシタCintの等価回路である。総合キャパシタCintは、キャパシタC1a,C1pの並列回路(以下、キャパシタC1a+C1pで表す。)、キャパシタCaa,Cppの並列回路(以下、キャパシタCaa+Cppで表す。)、及び、キャパシタC2a,C2pの並列回路(以下、キャパシタC2a+C2pで表す。)が直列接続された回路とみなすことができる。
ここで、キャパシタC1a,C1p,C2a,C2pそれぞれの容量を、C1a,C1p,C2a,C2pで表す。また、アクティブ電極13,23が対向して形成されるキャパシタCaaの容量をCaaで表し、パッシブ電極14,24が対向して形成されるキャパシタCppの容量をCppで表す。
この場合において、キャパシタC1a+C1p,C2a+C2p、Caa+Cppの何れか一つでもCggよりも小さければ、Cint<Cggの条件が成立する。したがって、C1a+C1p<Cgg、C2a+C2p<Cgg、又は、Caa+Cpp<Cggの何れかの条件を満たすことで、Cint<Cggの条件が成立し、受電装置201の基準電位をより安定させることができる。
以下に、各キャパシタの測定方法について説明する。
図4は、キャパシタC1a+C1pの容量の測定方法を説明するための図である。キャパシタC1a+C1pの容量を測定する場合、アクティブ電極13及びパッシブ電極14を短絡する。そして、この短絡部と基準電位との間(図4に示す端子P1,P2間)の容量を測定する。
図5は、キャパシタC2a+C2pの容量の測定方法を説明するための図である。キャパシタC2a+C2pの容量を測定する場合、アクティブ電極23及びパッシブ電極24を短絡する。そして、この短絡部と基準電位との間(図5に示す端子P3,P4間)の容量を測定する。
図6は、キャパシタCaa+Cppの容量の測定方法を説明するための図である。キャパシタCaa+Cppの容量を測定する場合、送電装置101のアクティブ電極13及びパッシブ電極14を短絡し、定電圧源Vsに接続する。また、受電装置201のアクティブ電極23及びパッシブ電極24を短絡し、グランドに接続する。さらに、基準電位電極15,25の影響を除去するために、送電装置101及び受電装置201の基準電位はグランドに接続する。
そして、定電圧源Vsから電圧を出力したときに、定電圧源VsからキャパシタCaa,Cppを通り、グランドに流れる電流を検出する。定電圧源Vsの出力電圧をVs、検出する電流をIsで表すと、
(Caa+Cpp)=Is/2πfVs…(4)
の式から、キャパシタCaa+Cppの容量(Caa+Cpp)が算出できる。
図7は、キャパシタCggの容量の測定方法を説明するための図である。キャパシタCggの容量を測定する場合、送電装置101のアクティブ電極13及びパッシブ電極14、並びに、受電装置201のアクティブ電極23及びパッシブ電極24それぞれをグランドに接続する。また、基準電位電極15を定電圧源Vsに接続し、基準電位電極25をグランドに接続する。
そして、定電圧源Vsから電圧を出力したときに、キャパシタCggに流れる電流Isを検出し、
Cgg=Is/2πfVs…(5)
から、キャパシタCggの容量が算出できる。
以上のように、キャパシタC1a+C1p,Caa+Cpp,C2a+C2p,Cggそれぞれの容量は測定できる。そして、C1a+C1p<Cgg、C2a+C2p<Cgg、又は、Caa+Cpp<Cggの何れかの条件が満たされるよう、送電装置101及び受電装置201を設計する。このとき、キャパシタC1a,C1p、又は、キャパシタC2a,C2pの素子を変更して前記条件を満たすようにしてもよい。また、アクティブ電極13,23、パッシブ電極14,24又は基準電位電極15,25の大きさ又は電極間距離を調整して、前記条件を満たすようにしてもよい。
図8及び図9は、容量調整する場合の電極構造の例を示す図である。なお、図8及び図9では、昇圧トランスT1及び降圧トランスT2以外の回路は図示を省略している。
図8に示す例では、送電装置101において、アクティブ電極13、パッシブ電極14及び、昇圧トランスT1等の回路を囲うように基準電位電極15が設けられている。同様に、受電装置201において、アクティブ電極23、パッシブ電極24及び、降圧トランスT2等の回路を囲うように基準電位電極25が設けられている。基準電位電極15,25でアクティブ電極13,23等の高電圧部分を囲うことで、高電圧部分からのノイズを遮蔽できる。
送電装置101に受電装置201を載置すると、アクティブ電極13,23が対向し、パッシブ電極14,24が対向する。また、基準電位電極15,25の一部が対向する。このとき、対向する基準電位電極15,25の距離dggが、アクティブ電極13,23の距離daa、及び、パッシブ電極14,24の距離dppよりも短くなるように、各電極が構成されている。電極間距離が短いと、キャパシタの容量は大きい。これにより、Caa+Cpp<Cggの関係が成立するように調整しやすくなる。
図9に示す例では、図8と同様に、送電装置101の基準電位電極15は、アクティブ電極13、パッシブ電極14及び、昇圧トランスT1等の回路を囲うように設けられている。また、受電装置201の基準電位電極25は、アクティブ電極23、パッシブ電極24及び、降圧トランスT2等の回路を囲うように設けられている。基準電位電極15,25は、対向する部分の面積が大きくなるよう、屈折している。これにより、対向面を屈折させることで、対向面が屈折していない場合と比べて、対向面積を大きくできる。
これにより、基準電位電極15,25の対向面積は、アクティブ電極13,23の対向面積、及び、パッシブ電極14,24の対向面積よりも大きく。電極の対向面積が大きいと、キャパシタの容量は大きい。したがって、Caa+Cpp<Cggの関係が成立するように調整しやすくなる。
また、図9に示す構成の場合、基準電位電極15,25を屈折させることで、送電装置101に受電装置201を載置する際、送電装置101に対する受電装置201の載置位置が決めやすくなる。
また、アクティブ電極13,23の間、又は、パッシブ電極14,24の間にエアギャップなどの低誘電率層を設けることで、キャパシタCaa,Cppの容量を小さくし、Caa+Cpp<Cggの関係が成立するようにしてもよい。
なお、図8及び図9に示す例において、送電装置101及び受電装置201の金属製の筐体とした場合、その筐体を基準電位電極15,25として利用してもよい。また、金属筐体の表面処理として、金属酸化膜での絶縁構造にすることで、基準電位電極15,25間の容量を大きくしてもよい。
図10は、アクティブ電極13,23の間、及び、パッシブ電極14,24の間に低誘電率層を設ける場合の構造例を示す図である。
図10に示す例では、送電装置101の樹脂筐体101Aは、アクティブ電極13及びパッシブ電極14が対向する部分に窪みを有した形状である。アクティブ電極13と、パッシブ電極14と、及び基準電位電極15の一部とは、樹脂筐体101Aの内壁面に沿って設けられている。また、受電装置201の樹脂筐体201Aは、アクティブ電極23及びパッシブ電極24が対向する部分に窪みを有した形状である。アクティブ電極23と、パッシブ電極24と、及び基準電位電極25の一部とは、樹脂筐体201Aの内壁面に沿って設けられている。
送電装置101に受電装置201を載置した場合、アクティブ電極13,23同士、パッシブ電極14,24同士、基準電位電極15,25の一部同士がそれぞれ対向する。このとき、樹脂筐体101A,201Aが有する窪みにより、アクティブ電極13,23の間、パッシブ電極14,24の間には、エアギャップ300が形成される。これに対し、基準電位電極15,25の間には、エアギャップ300が形成されない。これにより、Caa<Cgg、及び、Cpp<Cggの関係になるため、Caa+Cpp<Cggの関係が成立する。
なお、受電装置201の基準電位を安定させるためには、C1a+C1p<Cgg、C2a+C2p<Cgg、又は、Caa+Cpp<Cggの何れかの条件が満たされていればよいが、C1a+C1p<Cgg又はC2a+C2p<Cggの条件が満たされるように設計することで、アクティブ電極間、パッシブ電極間の容量を確保し、伝送電力や電力伝送効率を高めつつ基準電位を安定化することができる。また、受電装置201は薄型化が要求されることがある。このため、C1a+C1p<Cggの条件が満たされるように送電装置101を設計することで、受電装置201の設計の自由度を向上させることができる。
(実施形態2)
図11は、実施形態2に係る電力伝送システムの回路を示す図である。実施形態1では、電界結合方式により、送電装置から受電装置へ電力を伝送するのに対し、本実施形態では、磁界結合方式により、送電装置から受電装置へ電力を伝送する。
この例では、送電装置102では、アクティブ電極及びパッシブ電極に代わり、昇圧トランスT1の2次コイルには、送電側コイル16が接続されている。また、受電装置202では、アクティブ電極及びパッシブ電極に代わり、降圧トランスT2の1次コイルには、受電側コイル26が接続されている。なお、他の構成は、実施形態1と同様である。
受電装置202を送電装置102に載置した場合、送電側コイル16と受電側コイル26とが対向し、磁界結合する。この磁界結合により、送電装置102から受電装置202へ電力が伝送される。
また、送電側コイル16と受電側コイル26とが対向することで、コイル間にキャパシタCccが形成される。このキャパシタCccは、実施形態1で説明したキャパシタCaa+Cppに相当する。したがって、C1a+C1p<Cgg、C2a+C2p<Cgg、又は、Ccc<Cggの何れかの条件が満たされるよう、送電装置102及び受電装置202を設計することで、実施形態1で説明したように、受電装置202の基準電位の変動を抑制できる。
図12は、実施形態2に係る電力伝送システムの回路の別の例を示す図である。この例では、図11に示すキャパシタC1,C2を設けず、昇圧トランスT1の2次コイルの両端にキャパシタC11,C12を接続し、降圧トランスT2の1次コイルの両端にキャパシタC21,C22を接続している。キャパシタC11,C12,C21,C22は何れも、キャパシタC1,C2と同様、共振用のキャパシタである。この回路構成であっても、上述の条件を満たすことで、受電装置202の基準電位の変動を抑制できる。
なお、実施形態1と同様、受電装置201の基準電位を安定させるためには、C1a+C1p<Cgg、C2a+C2p<Cgg、又は、Ccc<Cggの何れかの条件が満たされていればよいが、C1a+C1p<Cgg又はC2a+C2p<Cggの条件が満たされるように設計することで、送電側コイル16と受電側コイル26とのコイル巻回数等を変更する必要がなくなる。この場合、送電側コイル16と受電側コイル26とのコイル巻回数等を変更することで、伝送電力効率に影響が及ぶおそれを回避できる。また、受電装置201は薄型化が要求されることがある。このため、C1a+C1p<Cggの条件が満たされるように送電装置101を設計することで、受電装置201の設計の自由度を向上させることができる。
また、図11及び図12に示す昇圧トランスT1及び降圧トランスT2のいずれか一方又は両方を設けなくてもよい。即ち、信号源(例えば、交流電源Vin)が送電側共振回路に必要な電圧を出力できるときは、信号源を送電側共振回路に直接接続することが好ましい。また、受電側共振回路の出力が負荷に対応する電圧を出力できるときは、受電側共振回路を負荷に直接接続することが好ましい。
13…アクティブ電極(送電側第1電極)
14…パッシブ電極(送電側第2電極)
15…基準電位電極(送電側基準電極)
16…送電側コイル
23…アクティブ電極(受電側第1電極)
24…パッシブ電極(受電側第2電極)
25…基準電位電極(受電側基準電極)
26…受電側コイル
101,102…送電装置
201,202…受電装置
101A,201A…樹脂筐体
300…エアギャップ
C1,C2…キャパシタ
C1a…キャパシタ(送電側第1キャパシタ)
C1p…キャパシタ(送電側第2キャパシタ)
C2a…キャパシタ(受電側第1キャパシタ)
C2p…キャパシタ(受電側第2キャパシタ)
Caa,Cpp,Cgg,Ccc…キャパシタ
Cint…総合キャパシタ
daa,dgg,dpp…距離
P1,P2,P3,P4,P5,P6…端子
RL…負荷回路
T1…昇圧トランス
T2…降圧トランス
Vin…交流電源

Claims (4)

  1. 送電側第1電極及び送電側第2電極を有し、交流電圧を前記送電側第1電極及び前記送電側第2電極に印加する送電装置と、
    前記送電側第1電極に間隙をおいて対向する受電側第1電極、及び、前記送電側第2電極に間隙をおいて対向する受電側第2電極を有し、前記受電側第1電極及び前記受電側第2電極に電界結合により誘起される電圧を負荷へ供給する受電装置と、
    を備え、
    前記送電装置は、
    基準電位に接続された送電側基準電極と、
    前記送電側基準電極と前記送電側第1電極との間に接続された送電側第1キャパシタと、
    前記送電側基準電極と前記送電側第2電極との間に接続された送電側第2キャパシタと、
    を有し、
    前記受電装置は、
    基準電位に接続され、前記送電側基準電極と間隙をおいて対向する受電側基準電極と、
    前記受電側基準電極と前記受電側第1電極との間に接続された受電側第1キャパシタと、
    前記受電側基準電極と前記受電側第2電極との間に接続された受電側第2キャパシタと、
    を有し、
    前記送電側第1電極と前記受電側第1電極とが対向して形成されるキャパシタの容量をCaa、前記送電側第2電極と前記受電側第2電極とが対向して形成されるキャパシタの容量をCpp、前記送電側基準電極と前記受電側基準電極とが対向して形成されるキャパシタの容量をCgg、前記送電側第1キャパシタの容量をC1a、前記送電側第2キャパシタの容量をC1p,前記受電側第1キャパシタの容量をC2a、前記受電側第2キャパシタの容量をC2pで表すと、
    Caa+Cpp<Cgg、C1a+C1p<Cgg、又は、C2a+C2p<Cggの何れかの条件を満たしている、
    電力伝送システム。
  2. 送電側コイルを有し、交流電圧を前記送電側コイルに印加する送電装置と、
    前記送電側コイルに間隙をおいて対向する受電側コイルを有し、前記受電側コイルに、磁界結合により誘起される電圧を負荷へ供給する受電装置と、
    を備え、
    前記送電装置は、
    基準電位に接続された送電側基準電極と、
    前記送電側基準電極と前記送電側コイルの第1端との間に接続された送電側第1キャパシタと、
    前記送電側基準電極と前記送電側コイルの第2端との間に接続された送電側第2キャパシタと、
    を有し、
    前記受電装置は、
    基準電位に接続され、前記送電側基準電極と間隙をおいて対向する受電側基準電極と、
    前記受電側基準電極と前記受電側コイルの第1端との間に接続された受電側第1キャパシタと、
    前記受電側基準電極と前記受電側コイルの第2端との間に接続された受電側第2キャパシタと、
    を有し、
    前記送電側コイルと前記受電側コイルとの間に生じる容量をCcc、前記送電側基準電極と前記受電側基準電極とが対向して形成されるキャパシタの容量をCgg、前記送電側第1キャパシタの容量をC1a、前記送電側第2キャパシタの容量をC1p,前記受電側第1キャパシタの容量をC2a、前記受電側第2キャパシタの容量をC2pで表すと、
    Ccc<Cgg、C1a+C1p<Cgg、又は、C2a+C2p<Cggの何れかの条件を満たしている、
    電力伝送システム。
  3. C1a+C1p<Cgg、又は、C2a+C2p<Cggの条件を満たしている、請求項1又は2に記載の電力伝送システム。
  4. C1a+C1p<Cggの条件を満たしている、請求項3に記載の電力伝送システム。
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