JP6110932B2 - 振動モーター - Google Patents
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Description
図1及び図2を同時に参照する。図1は、本発明の実施例1による振動モーターの斜視分解図であり、図2は、図1に示される振動モーターの一部分解図である。前記振動モーター100は、固定部材11、弾性支持部材12、振動部材13及び位置決めガイド部材14を備える。前記固定部材11は、収容空間を有し、前記弾性支持部材12、前記振動部材13及び前記位置決めガイド部材14は、前記収容空間内に収容される。前記弾性支持部材12は、一端が前記固定部材11に接続され、他端が前記振動部材13に接続されて、前記振動部材13を前記収容空間内に片持ちで配置する。
図4を参照する。図4は、本実施例による振動モーターの弾性支持部材、振動部材及び位置決めガイド部材の組み立て模式図である。本実施例は、実施例1の変形例として、本実施例による振動モーターの構造が、実施例1による前記振動モーター100の構造と大体同じであり、両者の区別は、本実施中による振動モーターの振動部材23及び位置決めガイド部材24の構造が実施例1と異なることである。具体的には、本実施例による振動モーターは、第1のカウンターウェイト2311及び第2のカウンターウェイト2312を含み、前記第1のカウンターウェイト2311及び前記第2のカウンターウェイト2312のそれぞれの前記ベースの底壁(図示せず)に向かう方向において、永久磁石2313が嵌設されている。また、第1のカウンターウェイト2311及び第2のカウンターウェイト2312のそれぞれの本実施例によるベースの底壁(図示せず)に向かう方向において、カウンターウェイトスライドレールが設けられている。前記カウンターウェイトスライドレールは、第1のカウンターウェイトスライドレール2411及び第2のカウンターウェイトスライドレール2412を備え、これに応じて、前記ベーススライドレール(図示せず)は、第1のベーススライドレール及び第2のベーススライドレールを備える。前記第1のベーススライドレールと前記第1のカウンターウェイトスライドレール2411とは合わせて、2本の相対的に平行して運動レールを形成し、前記第2のベーススライドレール及び前記第2のカウンターウェイトスライドレール2412とは合わせて、2本の相対的に平行して運動レールを形成する。前記運動レールの方向は、前記振動部材23の振動方向と同じである。前記第1のベーススライドレールと前記第1のカウンターウェイトスライドレールにより共に形成した2本の相対的に平行して運動レールは、前記第1のカウンターウェイト2311に嵌設された永久磁石2313に対して対称に設けられており、同様に、前記第2のベーススライドレール2422及び前記第2のカウンターウェイトスライドレール2412により共に形成した同様の2本の相対的に平行して運動レールは、前記第2のカウンターウェイト2312に嵌設された質量永久磁石2313に対して対称に設けられる。前記いずれの運動レール内にも、ロール部材243が設けられている。好ましくは、各運動レール内において1つの前記ロール部材243が設けられている。前記振動部材23と前記位置決めガイド部材24とは、組み立てられてから軸対称に設けられている。対称的な設計によって、本実施例による振動モーターは振動過程でより安定的になる。
図5を参照する。図5は、本発明の実施例3による振動モーターの位置決めガイド部材及び振動部材の組み立て模式図である。本実施例による振動モーターの構造は、実施例2による振動モーターの構造と大体同じであり、両者の区別は、本実施例による振動モーターの振動部材33及び位置決めガイド部材34の構造が実施例2と異なることである。具体的には、本実施例において、第1のカウンターウェイトスライドレール3411及び第1のベーススライドレール(図示せず)とは、合わせて運動レールを形成し、前記運動レール内に前記ロール部材343が組み立てられる。且つ、この運動レールは、第1のカウンターウェイト3311の中央位置に位置し、前記運動レールの方向は、前記振動部材33の振動方向と同じである。また、前記第1のカウンターウェイト3311におけるベースの底壁(図示せず)に向かう方向において、2つの永久磁石3313が嵌設される。好ましくは、前記2つの永久磁石3313は、前記運動レールの両側に対称に設けられている。上記実施例に比べ、第1のカウンターウェイト3311には永久磁石3313の数が追加されており、第1のカウンターウェイト3311とベースの底壁との間の吸引力を補強することができ、ロール部材343が運動レールと常に接触することを保証している。
図6を参照する。図6は、本発明の実施例4による振動モーターの位置決めガイド部材及び振動部材の組み立て模式図である。本実施例による振動モーターの構造は、実施例3による振動モーターの構造と大体同じであり、両者の区別は、本実施例による振動モーターの振動部材43及び位置決めガイド部材44の構造が実施例3と異なることである。具体的には、実施例3における第1のカウンターウェイトスライドレール3411及び前記第1のベーススライドレール(図示せず)とは、合わせて運動レールを形成し、且つ、この運動レールは、前記カウンターウェイトスライドレールの中央に位置し、本実施例における第1のカウンターウェイトスライドレール4411及び第1のベーススライドレール(図示せず)とは、合わせて運動レールを形成するが、当該運動レールは、第1のカウンターウェイト4311の中央に位置しておらず、第1のカウンターウェイト4311の一側に位置しており、且つ、この運動レールの方向は、前記振動部材43の振動方向と同じである。前記運動レール内にロール部材443が組み立てられ、好ましくは、前記運動レール内に1つの前記ロール部材443が組み立てられる。また、本実施例において、第1のカウンターウェイト4311における前記底壁(図示せず)に向かう方向に、永久磁石4313が嵌設されており、前記永久磁石4313は、前記第1のカウンターウェイト4311における前記運動レールと対向する側に嵌設されている。実施例3に比べ、本実施例による振動モーターの永久磁石4313の数は減少され、前記永久磁石4313の使用数を節約した。
図8〜図10に示すように、本実施例による振動モーターは、他の実施例による振動モーターに比べて、その改良が以下の通りである。本実施例による振動モーターは、振動部材53と位置決めガイド部材54との構造を具備しており、前記カウンターウェイトスライドレール541は、ミーリング加工の方式で製造され、つまり、カウンターウェイトスライドレール541は、直接的にカウンターウェイトに対してミーリングして形成されたものである。また、ベーススライドレール542は、打ち抜きプロセスで製造された。前記カウンターウェイトスライドレール541は、第1のカウンターウェイトスライドレール541及び第2のカウンターウェイトスライドレール542を含む。本実施例において、前記第1のカウンターウェイトスライドレール541及び前記第2のカウンターウェイトスライドレール542のいずれにも、2本の平行して間隔を置いて設置された突起部が形成されている。第1のカウンターウェイトスライドレール541を例として、前記第1のカウンターウェイトスライドレール541に形成された2本の平行して間隔を置いて設置された突起部は、それぞれ5411及び5412である。前記第1のカウンターウェイトスライドレール541及び第2のカウンターウェイトスライドレール542にそれぞれ対応する前記ベーススライドレール543にも、2本の平行して間隔を置いて設置された突起部が形成されている。前記第1のカウンターウェイトスライドレール541に対応するベーススライドレール543を例として、2本の突起部は、それぞれ5431及び5432である。ベーススライドレール543の2本の突起部とカウンターウェイトスライドレール541の2本の突起部とは、それぞれ対応して当接されている。前記運動レールは、前記カウンターウェイトスライドレール541及び前記ベーススライドレール543の2つの突起部の間の空隙が合わせることにより形成されており、前記ロール部材544は、前記運動レール内に設けられ、好ましくは、各前記運動レール内に前記ロール部材544が設けられている。本実施例において、ベーススライドレール543は、ベースに接続された本体部を備える。2本の突起部5431及び5432は、この本体部が前記第1のカウンターウェイトスライドレール541の方向へ平行して間隔を置いて突設することにより形成されている。本体部における2本の突起部5431及び5432の間に位置する部分5433とベースとの間に隙間が設けられる。よって、前記振動モーターが落ちたり衝撃を受けたりする際に、打ち抜き方式で製造された前記ベーススライドレールのこのような構造により、ある程度の緩衝効果を奏することができる。勿論、ミーリング加工方式で製造された前記カウンターウェイトスライドレール541、打ち抜きプロセスで製造された前記ベーススライドレール542、及びその改良は、さらに他のすべての実施例に適用することができ、本実施例での適用に限らない。
Claims (8)
- 固定部材、弾性支持部材及び振動部材を備え、前記固定部材は、収容空間を有するハウジングと、前記収容空間内に設けられるとともに前記ハウジングに固定されたコイルとを有し、前記振動部材を前記収容空間内に片持ちで配置するように、前記弾性支持部材は一端が前記ハウジングに接続され、他端が前記振動部材に接続され、前記ハウジングは、上蓋、及び前記上蓋とともに前記収容空間を囲んで形成したベースを有し、前記ベースは、前記上蓋に対向して設けられた底壁を有し、前記振動部材は、磁石鋼と、前記磁石鋼をその間に挟持している第1のカウンターウェイト及び第2のカウンターウェイトとを備える振動モーターであって、位置決めガイド部材をさらに有し、前記位置決めガイド部材は、ロール部材と、前記第1のカウンターウェイトに接続されている第1のカウンターウェイトスライドレールと、前記第2のカウンターウェイトに接続されている第2のカウンターウェイトスライドレールと、前記底壁に接続されている第1のベーススライドレール及び第2のベーススライドレールとを含み、前記第1のカウンターウェイトスライドレールと前記第1のベーススライドレール、及び前記第2のカウンターウェイトスライドレールと前記第2のベーススライドレールは、それぞれ対向して設けられ、合わせて運動レールを形成し、前記ロール部材は、前記運動レール内において前記振動部材の振動に伴い往復運動し、
前記第1のカウンターウェイトスライドレールと前記第1のベーススライドレール、及び前記第2のカウンターウェイトスライドレールと前記第2のベーススライドレールは、それぞれ平行して間隔をおいて設けられた運動レールを2本形成し、各前記運動レール内に1つの前記ロール部材が設けられており、
前記第1のカウンターウェイトにおける前記底壁に向かう表面及び前記第2のカウンターウェイトにおける前記底壁に向かう表面のいずれにも、永久磁石が設けられ、前記底壁は、磁気伝導材で製造され、前記永久磁石と前記底壁との間に発生した吸引力により、前記ロール部材は前記運動レールと常に接触することを特徴とする振動モーター。 - 前記第1のカウンターウェイトスライドレールと前記第1のベーススライドレールが形成した2本の前記運動レールは、それぞれ前記第1のカウンターウェイトの永久磁石の両側に対称的に設けられ、前記第2のカウンターウェイトスライドレールと前記第2のベーススライドレールが形成した2本の前記運動レールは、それぞれ前記第2のカウンターウェイトの永久磁石の両側に対称的に設けられることを特徴とする請求項1に記載の振動モーター。
- 前記底壁における前記永久磁石に対応する位置にも永久磁石が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の振動モーター。
- 前記第1のカウンターウェイト及び前記第2のカウンターウェイトにおける前記底壁に向かう表面に、それぞれ第1のカウンターウェイトスライドレール及び第2のカウンターウェイトスライドレールが設けられ、前記底壁における前記第1のカウンターウェイトスライドレール及び第2のカウンターウェイトスライドレールに対応する位置に、第1のベーススライドレール及び第2のベーススライドレールが対応して設けられることを特徴とする請求項1に記載の振動モーター。
- 前記第1のカウンターウェイト及び前記第2のカウンターウェイトにおける前記上蓋に向かう表面に永久磁石が設けられ、前記上蓋は、磁気伝導材で製造され、前記ロール部材は前記永久磁石と前記上蓋との間に発生した吸引力により前記運動レールに常に接触することを特徴とする請求項4に記載の振動モーター。
- 前記上蓋における前記永久磁石に対応する位置にも永久磁石が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の振動モーター。
- 前記第1のカウンターウェイトスライドレール及び前記第2のカウンターウェイトスライドレールは、それぞれ前記第1のカウンターウェイト及び第2のカウンターウェイトの表面においてミーリング加工プロセスによって成形され、前記第1のベーススライドレール及び前記第2のベーススライドレールは、打ち抜きプロセスによって成形されることを特徴とする請求項1に記載の振動モーター。
- 前記第1のベーススライドレールと前記ベースとの間、及び前記第2のベーススライドレールと前記ベースとの間のいずれにも、緩衝層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の振動モーター。
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