JP6109990B1 - Web認証対応中継機 - Google Patents

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Abstract

【課題】公衆無線LANサービスを利用しようとする無線通信端末20が、中継機10を介してアクセスポイント30に接続される際に、個別に認証可能であるようにする。【解決手段】中継機10は、直接接続する上記無線通信端末から上記アクセスポイントへの通信を中継するにあたり、ヘッダ内における上記無線通信端末のMACアドレスの上位7ビット目を1として送信し、上記アクセスポイントから上記中継機自身が直接接続する上記無線通信端末への通信を中継送信するにあたり、ヘッダ内における上記MACアドレスの上位7ビット目を0として送信する。【選択図】図1

Description

この発明は、WEB認証に対応した無線LANの中継機に関する。
現在、様々な場所に公衆無線LANサービスを利用可能にするアクセスポイントが設置されている。飲食店を始めとする商業施設においては、訪問客に対するサービスとして提供され、集客向上効果が見込める。また、移動体通信網にかかる負荷を、アクセスポイント経由で光ケーブル回線に流すことで、ユーザが負担する通信費用の削減と、電波リソースの節約とが同時に見込める。
このような公衆無線LANサービスを設置するには、非特許文献1の「店舗・施設のオーナー様へ」で記載されているように、無線LANを構築するアクセスポイントまで光ケーブルを敷設するのが一般的である。こうして設置された公衆無線LANは、完全に無制限で利用可能にする場合もあるが、過度の利用を防ぐために、認証を経た端末のみ通信可能にさせたり、あるいは認証後所定の時間や所定の容量までの利用を許可するように設定したりすることも行われている。
ただし、全てのアクセスポイントにまで光ケーブルを敷設するのは物理的に、あるいはコスト的に困難になることも多い。このような場合、アクセスポイントとの間で相互に通信できる箇所に中継機を設置して、この中継機と通信できる圏内にまで無線LANのエリアを拡大させることが行われている。
"つながる+にぎわう=店舗向けWi-FiサービスDoSPOT"、[online]、2012年、NTTメディアサプライ株式会社、[2016年3月7日検索]、インターネット<URL: http://www.do-spot.net/>
しかしながら、中継機を用いる場合には、中継機を経由してアクセスポイントに接続する複数の端末を、アクセスポイント及び認証サーバが識別できないという問題があった。これは、中継機が端末からの信号を中継してアクセスポイント宛に送信する際に、送信元MACアドレスを、個々の端末のMACアドレスから、中継機自身のMACアドレスに書き換えるために起きる問題である。アクセスポイント及びそれに繋がる認証サーバからは一つの中継機からの送信としてしか認識できないため、その中継機に接続される第一の端末でMACアドレス認証、又はその他の認証を実施すると、その中継機に接続される他の端末についても、認証無しに通信することができてしまう。
このため、公衆無線LANの利用を会員限定のサービスとしたり、過度に長時間の利用を防ぐために容量制限や時間制限を設けようとすると、中継機を介しての無線LAN圏内の拡張が出来ず、光ケーブルを敷設したアクセスポイントを個別に設置しなければならなかった。
中継機が中継の際に送信元である端末のMACアドレスを送信元MACアドレスに指定して送信すると、上記の識別に関する問題は一応回避可能である。有線と有線とを繋げるコンバータが有するMACクローンモードがこれにあたる。ところが無線環境でこのようにMACアドレスを送信元のアドレスとして振る舞うと、別の問題が起こってしまう。中継機を経由してアクセスポイントと通信しようとする端末が、アクセスポイントの電波もある程度受信可能である位置にある場合、アクセスポイントから中継機を経由して端末に届くパケットと、アクセスポイントから端末に直接届くパケットとが混在してしまい、識別困難になって端末側でエラーを生じるおそれがあった。
そこでこの発明は、無線LANのエリアを中継機で拡大させるにあたり、パケットの混在問題を起こさせることなく、個別の端末を識別して認証させることができるようにすることを目的とする。
この発明は、
無線通信端末とアクセスポイントとの間の無線通信をリピータ中継する無線LANの中継機が、
直接接続する上記無線通信端末から上記アクセスポイントへの通信を中継するにあたり、ヘッダ内における上記無線通信端末のMACアドレスの上位7ビット目を1に変更したローカルMACアドレスにして送信するビット反転送信を行い、
上記アクセスポイントから上記中継機自身が直接接続する上記無線通信端末への通信を中継送信するにあたり、ヘッダ内における上位7ビット目が1であるローカルMACアドレスの上位7ビット目を0に変更して送信するビット再反転送信を行う
ことで、上記の課題を解決したのである。
MACアドレスの上位7ビット目、すなわち第一オクテットの0x02のビットはG/L値と呼ばれる。一般に流通する機器ではこのビットは0となっており、グローバルアドレスとして扱われる。このビットが1になっていれば、ローカルアドレスとして普段は用いられないアドレスとなる。
一般のユニバーサルリピータ方式では中継の際に中継機自身のMACアドレスを送信元MACアドレスとして設定してしまうが、この発明にかかるWEB認証対応中継機では、この送信元MACアドレスとして、送信元である無線通信端末のMACアドレスの上位7ビット目を1にしたローカルアドレスとすることで、送信元である無線通信端末が複数存在する場合に、個々の端末を識別可能にする。これにより、個々の無線通信端末によるWEB認証の有無を識別して取り扱うことができる。また、中継後のパケットをG/L値を変更することで、無線通信端末自体が最初に送信した元のパケットと区別することができる。これにより、端末が中継機とアクセスポイントとの両方から受信できる位置にある場合でも、中継機とアクセスポイントとの間の通信は、端末にとっては自分を宛先として指定していないパケットのやり取りに変わるため、端末側で経路が異なるパケットを受信してエラーを起こすことを回避できる。
さらに、パケットのヘッダのうち、Etherヘッダだけでなく、IPヘッダやDHCPヘッダにも、送信元である無線通信端末のMACアドレスが含まれている場合があるが、これらEtherヘッダ以外のヘッダに含まれる上記無線通信端末のMACアドレスについても、同様に、上位7ビット目を1としたアドレスに変更する。これにより、アクセスポイントからさらに先のDHCPサーバ、RADIUSサーバなどで認証を行うときに、認証側が判断、登録すべきアドレスの不一致が起こらずに済む。
この中継機はアクセスポイントとの間に別の中継機を介して通信してもよい。この場合、別の中継機を介さずに直接接続する無線通信端末とのやり取りにおいて、上記のビット反転送信及びビット再反転送信を行うことになる。直接接続するものであるか否かについて判断するため、上記中継機は、他の中継機を介さずに直接接続する無線通信端末のMACアドレスを登録する端末帰属テーブルを有していると好ましい。
上記中継機は、上記端末帰属テーブルを用いる場合、直接接続する無線通信端末に対しては次のような処理を行う。受信したパケットの送信元MACアドレスが、上記端末帰属テーブルに登録されたMACアドレスである場合、そのパケットに対して、上記ビット反転送信を行う。受信したパケットの宛先MACアドレスが、上位7ビット目を1とされたローカルMACアドレスであって、上記端末帰属テーブルに登録されたMACアドレスの中に上位7ビット目以外は一致するものがある場合、そのパケットに対して、上記ビット再反転送信を行う。
一方、直接接続しない、すなわち別の中継機を介して接続する無線通信端末に対しては、次のような処理を行う。受信したパケットの送信元MACアドレスが、上位7ビット目を1とされたローカルMACアドレスである場合、そのパケットをそのまま送信し、受信したパケットの宛先MACアドレスが、上記端末帰属テーブルに登録されたMACアドレスの上位7ビット目を1に変更したものの中に該当するものが無い場合、そのパケットをそのまま送信する。
この発明により、光ケーブルを敷設しなくても、中継機の設置によって拡大させた無線LANにおいて、個々の無線通信端末が別個の端末として認証を受けることができ、あるいは接続時間や接続容量の識別を行うことができる。
この発明にかかる中継機を利用する公衆無線LANサービスの概念図 この発明にかかる中継機を含む機能ブロック図 この発明にかかる中継機を介して公衆無線LANサービスを利用する例を示すシーケンス図 この発明にかかる中継機を用いた場合のパケットヘッダを示す図 端末からアクセスポイントへの通信を中継する際のフロー図 この発明にかかる中継機を複数直列で用いた場合のパケットヘッダを示す図 アクセスポイントから端末への通信を中継する際のフロー図 公衆無線LANサービスを利用する際の認証形態が異なる例のシーケンス図
以下、この発明について実施形態の例を示して詳細に説明する。
この発明は、無線LANの範囲を拡大させるために用いる、リピータとして働く中継機である。この発明にかかる中継機10(10a,10b)と、これと通信する無線通信端末20、アクセスポイント30等を利用する公衆無線LANサービスのシステム構成の例図を図1に、機能ブロック図を図2に示す。
中継機10(10a,10b)は、Wi−Fi規格に従って通信を中継することで無線LANのエリアを拡大することができるリピータである。子ノード側との無線通信を行う子側無線信号送受信部11と、親ノード側との無線通信を行う親側無線信号送受信部12とを有する。それぞれが無線通信インターフェースであるが、アンテナは共通化していてもよい。これらを上下通信部13が繋いで、一方の送受信部で受信した無線信号について、適切な形にパケットのヘッダを修正した上で、他方の送受信部で送信する。また、直接通信する無線通信端末20a、20b、20c……のMACアドレスを登録する端末帰属テーブル17を有する。この端末帰属テーブル17への書き込み、呼び出し等やその他の機能の実行は、演算装置である制御部14によって行う。制御部14は上下通信部13の通信を監視するとともに、必要に応じて上下通信部13を通るパケットへの変更を命令する。
無線通信端末20(20a,20b,20c……)は、Wi−Fi規格に従った無線通信により、アクセスポイント30との間で、中継機10を介して通信することができる端末である。例としては、スマートフォン、ノートパソコンなどが挙げられる。アクセスポイント30及び中継機10の設置場所を訪問する顧客が利用するスマートフォンなどに対して、アクセスポイント30が公衆無線LANサービスを提供する際に、この発明にかかる中継機10は好適に利用できる。無線通信端末20は中継機10の子側無線信号送受信部11又はアクセスポイント30の無線信号送受信部32と無線通信可能な無線信号送受信部21を有する。また、その他通信についてWEB認証を行うためのブラウザや文字入力機能などその他の機能を実行する制御部22を有する。
アクセスポイント30は、Wi−Fi規格に従って無線LANを構築できる親機である。ルータ機能やモデム機能を内蔵してもよいし、有線接続された別の装置がそれらの機能を有するものでもよい。以下の説明では例として、ルータ機能やモデム機能等を内蔵しているものとする。実際にはルータ機能のためのNAPT変換テーブルやID管理テーブルなど、一般的なルータが有するテーブルや機能部を有するが、本発明とは直接の関係はないので記載を省略する。図2中では敷設された光ケーブルに繋がる光ケーブル終端部31のみ形式的に記載する。一方、アクセスポイント30はアンテナを含む無線インターフェースである無線信号送受信部32も有する。省略された機能も含めたこれらの機能や信号の入出力を演算装置である制御部33で制御して行う。
この発明にかかる中継機10は、上記アクセスポイント30による公衆無線LANサービスが無制限に利用できるものではなく、WEB認証を経た上で使用可能とする場合や、時間制限や容量制限のある場合に、好適に使用できる。
無線通信端末20がアクセスポイント30を利用する際には、光ケーブル終端部31に繋がる光ケーブルを介して、インターネット40をIPsecなどによるトンネル41で経由して、認証サーバ46、RADIUSサーバ45、DHCPサーバ47などの認証用サーバ群にアクセスして認証を行う。
無線通信端末20が一機の中継機10を介してこの認証を行う際のシーケンス図を図3に示す。また、その際にやり取りされるパケットのヘッダの例を図4に示す。ここでは仮に、無線通信端末20のMACアドレスを「6c:88:14:62:00:84」とする。第一オクテットは「6c」であり、ビット表示すると「01101100」となる。上位7ビット目、すなわち第一オクテットの0x02のビットは「0」である。最初に、無線通信端末20は、中継機10のビーコンを受信して、中継機10との間でSSIDを含む認証のやり取り(Authentication+Association)を行う(S100)。中継機10はこの処理を行うことになった無線通信端末20のMACアドレスを端末帰属テーブル17に記録する。(S100a)。中継機10が複数ある場合は、中継機10bはそれと接続する別の中継機10aのMACアドレスを端末帰属テーブル17に記録する。これら記録されたMACアドレスは、それぞれの中継機10が直接に接続する機器を把握する際に用いることができる。
次に、無線通信端末20はDHCP−Discoverをブロードキャストする(S101a)。このパケットのEtherヘッダにおける送信元MACアドレスやDHCPヘッダのクライアントMACアドレスなどは、上記の「6c:88:14:62:00:84」となっている。このパケットを受信した中継機10のフローを図5に示す(S200)。Etherヘッダの送信元MACアドレスの上位7ビット目、すなわち第一オクテットの0x02のビットをチェックする(S201)。この上位7ビット目が「0」であった場合には(S201→Global)、制御部14はヘッダ中における該当するMACアドレスの全てについてこの上位7ビット目を反転させて「1」にするパケットに変更する(S202)。すなわち、Etherヘッダだけでなく、より上位のレイヤーであるIPヘッダ等に含まれる該当するMACアドレス全てについて上位7ビット目を反転させる。変更後のパケットでは、それらのMACアドレスが全て「6e:88:14:62:00:84」に変更される。第一オクテットは「6e」であり、ビット表示すると「01101110」となる。中継機10はこのビット反転してローカルMACアドレスを含んだパケットを中継転送するビット反転送信を行う(S203、S101b)。
なお、中継機10が複数機分直列に接続されている場合には、処理を行わずに中継される場合がある。無線通信端末20と直接接続せず、別の中継機10aを介したパケットを受け取り中継する中継機10bはこのビット反転を行わない。この場合のシーケンス図を図6に示す。中継機10bでは、受け取ったパケットの送信元MACアドレスを調べ、これがローカルMACアドレスになっていれば(S201→Local)、既に他の中継機10aでビット反転されているパケットであると判断できるので、ビット反転せず、第一オクテットが「6e」のまま転送する(S205)。もちろん、中継機10bが、中継機10bに直接接続している別の無線通信端末20からのパケットを受け取った場合は、中継機10bでも上記のビット反転を行って中継転送することになる。
上記のビット反転を含む中継を経たローカルMACアドレスを含むパケットを受け取ったアクセスポイント30は、通常のDHCP−Discoverパケットと同じように、DHCPサーバ47に対して送信する(S101c)。この処理はトンネル41を通るため、ビット反転してローカルアドレスになったパケットがインターネット40上に無制限に放流されるわけではない。
DHCPサーバ47は、無線通信端末20に対して発行しようとするIPアドレスを含むDHCP−Offerを返送する(S102、S102a)。ただしこのパケットのDHCPヘッダに含まれるクライアントMACアドレスは、元の無線通信端末20のMACアドレスではなく、中継機10によって上位7ビット目を反転されたローカルMACアドレスとなっている。DHCP−Offerを受け取ったアクセスポイント30は通常の処理と同じように、そのパケットを、宛先MACアドレスとして無線通信端末20のビット反転後のアドレス「6e:88:14:62:00:84」を指定して送信する(S102b)。
アクセスポイント30側からのパケットを受け取った中継機10(制御部14)(S210)のフローを図7に示す。そのパケットのEtherヘッダにおける宛先MACアドレスが、端末帰属テーブル17に記載のグローバルMACアドレスの上位7ビット目を反転させたローカルMACアドレスに対応するものであるか否かを判断する(S211)。宛先がローカルMACアドレスであっても、上位7ビット目以外は一致するMACアドレスが端末帰属テーブル17に登録されていなければ(S211→無し)、図6における中継機10bの状況にあたり、該当する無線通信端末20とは直接接続していないので、パケットはそのまま転送する(S214)。一方、宛先がローカルMACアドレスであって、パケットのローカルMACアドレスの上位7ビット目以外は一致するMACアドレスが、端末帰属テーブル17に登録されていれば(S211→有り)、それは図4における中継機10や、図6における中継機10aのように、該当する無線通信端末20と直接接続している状態にある。この場合は、受け取ったパケットのヘッダに含まれるローカルMACアドレスについて、反転された(すなわち、1であった)上位7ビット目を再反転させて(すなわち、0にして)グローバルMACアドレスに変更し(S212)、グローバルMACアドレスにて指定された宛先MACアドレスへパケットを中継転送するビット再反転送信を行う(S213)。
この後の処理においても、中継機10は同様にMACアドレスの判断と変更を行ってパケットを中継転送する。DHCP−Offerに対してリダイレクトし(S103)、アクセスポイント30から割り当てられるIPアドレス等を確定する(S104)際にも、中継機10は無線通信端末20のグローバルMACアドレスをローカルMACアドレスに変換して中継転送する。無線通信端末20が認証サーバ46に認証パケットを送信し(S105)、その応答を受けて(S106)、RADIUSサーバ45にRADIUSパケットを送信し(S107)、認証される工程においても、同様に判断し、同様にビット反転させてパケットを中継転送する。これにより、これらのサーバはビット反転されたローカルMACアドレスとして、それぞれの無線通信端末20a,20b,20cを区別して認証を行うことができる。RADIUSサーバ45で認証されたら(S108)、アクセスポイント30は、無線通信端末20のビット反転させたローカルMACアドレスを自身が保有するアドレス管理テーブルに登録する(S109)。WEB認証の場合、無線通信端末20のブラウザ画面を、認証完了を告げるWelcome画面へリダイレクトさせる(S110)。
認証後も中継機10は同様に、直接接続する無線通信端末20のMACアドレスを反転して転送し、返答されてきたパケットについては、MACアドレスを再反転して転送する。このような中継機10の動作により、無線通信端末20a,20b,20c……は、個々に認証され、個々の通信量や通信時間をアクセスポイント30で確認されながら、インターネット40に繋がる公衆無線LANサービスを利用できる(S111,S112)。
この発明にかかる中継機10は、特に認証方法を限定されるものではない。例えば、図8のシーケンス図に示すように認証方式が異なる(RADIUSサーバが45a〜45cの複合である)公衆無線LANサービスに繋がるアクセスポイント30aであっても、中継機10が行う処理は同様である。
なお、中継機10は、上記のビット反転に関する機能以外は、通常の中継機として利用される機能をそのまま有していてよい。例えば、端末帰属テーブル17は定期的にクリアして肥大化を防止してよい。
10,10a,10b 中継機
11 子側無線信号送受信部
12 親側無線信号送受信部
13 上下通信部
14 制御部
17 端末帰属テーブル
20,20a,20b,20c 無線通信端末
21 無線信号送受信部
22 制御部
30,30a アクセスポイント
31 光ケーブル終端部
32 無線信号送受信部
33 制御部
40 インターネット
41 トンネル
45 RADIUSサーバ
46 認証サーバ
47 DHCPサーバ

Claims (3)

  1. 無線通信端末とアクセスポイントとの間の通信を無線中継する無線LANの中継機であって、
    直接接続する上記無線通信端末から上記アクセスポイントへの通信を中継するにあたり、ヘッダ内における上記無線通信端末のMACアドレスの上位7ビット目を1に変更したローカルMACアドレスにして送信するビット反転送信を行い、
    上記アクセスポイントから上記中継機自身が直接接続する上記無線通信端末への通信を中継送信するにあたり、ヘッダ内における上位7ビット目が1であるローカルMACアドレスの上位7ビット目を0に変更して送信するビット再反転送信を行う
    WEB認証対応中継機。
  2. 上記中継機は、他の中継機を介さずに直接接続する無線通信端末のMACアドレスを登録する端末帰属テーブルを有し、
    受信したパケットの送信元MACアドレスが、上記端末帰属テーブルに登録されたMACアドレスである場合、そのパケットに対して、上記ビット反転送信を行い、
    受信したパケットの宛先MACアドレスが、上位7ビット目を1とされたローカルMACアドレスであって、上記端末帰属テーブルに登録されたMACアドレスの中に上位7ビット目以外は一致するものがある場合、そのパケットに対して、上記ビット再反転送信を行う、
    請求項1に記載のWEB認証対応中継機。
  3. 受信したパケットの送信元MACアドレスが、上位7ビット目を1とされたローカルMACアドレスである場合、そのパケットをそのまま送信し、
    受信したパケットの宛先MACアドレスが、上位7ビット目を1とされたローカルMACアドレスであって、上記端末帰属テーブルに登録されたMACアドレスの中に上位7ビット目以外は一致するものが無い場合、そのパケットをそのまま送信する、
    請求項2に記載のWEB認証対応中継機。
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