JP3406768B2 - パケット転送方法およびパケット転送装置 - Google Patents

パケット転送方法およびパケット転送装置

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JP3406768B2 JP05915796A JP5915796A JP3406768B2 JP 3406768 B2 JP3406768 B2 JP 3406768B2 JP 05915796 A JP05915796 A JP 05915796A JP 5915796 A JP5915796 A JP 5915796A JP 3406768 B2 JP3406768 B2 JP 3406768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャスト通
信を行うパケット転送方法およびそれを用いたパケット
転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数のネットワークプロトコルレ
イヤで構成されているパケット転送システムにおいて、
パケットを転送する際、まず、上位レイヤで、そのレイ
ヤで管理するパケットヘッダに記載されている宛先を見
てその宛先を解釈し、それに該当する宛先へ下位レイヤ
で転送するために必要な宛先情報を下位レイヤが管理す
るヘッダに記載して転送している。
【0003】たとえば、下位レイヤとしてイーサネット
プロトコル、上位レイヤとしてインターネットプロトコ
ル(IP)が動作するシステムにおいて、1つのセグメ
ント(データリンクのアドレス管理単位)をなすネット
ワーク(サブネットワーク)の全端末に対してパケット
を転送する場合、サブネットワークを示すIPアドレス
を宛先として転送すると、実際に、下位レイヤであるイ
ーサネットに対して、セグメント内へ同報という宛先を
示して転送する。
【0004】この場合、2つの上下のレイヤで管理する
宛先は、一般にはそれぞれで管理される。具体的には、
各端末においては、イーサネットプロトコルを採用して
イーサネットアドレスを設定してネットワーク接続した
場合、その上位レイヤとしてIPを用いるとき、各端末
ごとに、IPアドレス、サブネットワークアドレス(M
ACアドレス)を設定する必要がある。このIPアドレ
スを設定することで、上記のように、同報を示す上位レ
イヤのIPアドレスを指示すると、該当するイーサネッ
トのセグメント内の全ての端末へパケットを転送するこ
とができる。
【0005】しかし、この場合、あるサブネットワーク
から端末を切り離して、別のサブネットワークに接続す
るためには、その都度あらためてIPアドレスを設定す
る必要があり、簡便性にかけるものであった。
【0006】IPにおいて、上記問題点を解決するもの
がDHCP(Dynamichost Configu
ration Protocol )である。これによ
ると、ネットワークから端末が切り離されて、別の端末
群とネットワーク接続する場合には、DHCPサーバへ
依頼するだけで、必要なIPアドレス情報を獲得し自端
末へ設定するというものである。これにより、その都度
のIPアドレスを設定する必要がなくなり利便性は向上
した。
【0007】しかし、この場合においても、IPアドレ
スで指示できる同報は、イーサネット等の1つのセグメ
ントを構成する全端末に対する転送だけであり、下位層
が、そのセグメントを構成する端末のうちの一部の特定
端末に対する同報をサポートしていても、それらの特定
端末に対する同報はできず、必要に応じて、1対1の転
送を繰り返すことしかできなかった。これは、もとも
と、IPアドレスが、ホスト部とネットワーク部から構
成されており、ネットワーク部の情報を用いて、指定さ
れたセグメントまで情報を転送し、ホスト部を用いて、
セグメント内の端末を特定し、そこ宛へパケットを転送
するという機能を持っているからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のパ
ケット転送方法では、下位層で特定端末に対するマルチ
キャストをサポートしていても、一般には、その上位層
が、これら下位層アドレスにて指定される特定端末宛に
マルチキャストできる機能を備えておらず、また、連係
してそれらの特定端末に対するマルチキャスト可能なア
ドレスの設定がされるものではなかった。
【0009】そこで、本発明は、上位層の宛先アドレス
(例えば、IPアドレス)をもとに、下位層アドレス
(例えば、MACアドレス)にて指定される特定端末に
マルチキャストが行えるパケット転送方法およびパケッ
ト転送装置を提供することを目的とする。
【0010】すなわち、下位層で特定端末に対するマル
チキャストをサポートしている場合、ある端末で、下位
層でのマルチキャスト通信の設定が完了した通知を受け
て、設定された下位層マルチキャストアドレスに対応す
る上位層のマルチキャストアドレスを設定し、その際、
必要ならば、設定された上位層のマルチキャストアドレ
スを他のマルチキャスト先の端末宛へ転送し、それを受
けた他の端末は、マルチキャストアドレスを内部に格納
して、ルーティング情報として設定する。これにより、
各端末におけるパケット転送の際の転送情報管理が非常
に簡便化される。また、従来の1対1(ユニキャスト)
用に使われたアドレスをマルチキャストに拡張して用い
ることもでき、ネットワーク上を転送するのに必要なル
ーティングに関しては改良を加える必要がなく、従っ
て、従来システムとの互換性が保たれるだけでなく、従
来のユニキャスト用に開発された各種のアドレス管理ツ
ールがそのまま、または少々の改良により利用できる。
【0011】従来のプロトコルで動作する端末からの特
定端末群へのマルチキャストも、それに相当するマルチ
キャストアドレスを知っていれば、従来のユニキャスト
転送と同様にして送信することができるなど、従来シス
テムに対しより簡単に適用することが可能となる。
【0012】従来機器には上記機能を満たすものはない
ため、機能追加が必要である。その場合、追加する機能
は大きく分類して、上位層のマルチキャストアドレスの
設定機能と、アドレスのマルチキャスト/ユニキャスト
判定および下位層への転送機能である。従来装置に対し
て両機能共各機器へ実装してもよいが、上位層のマルチ
キャストアドレスの設定機能は共用でき、また、共用し
た方が効果的である場合もある。そのため、該パケット
転送装置以外に、別途、上位層のマルチキャストアドレ
スの設定機能を持つ機器を設け、それに対して要求を出
して結果を受ける方法も効果的である。また、この場
合、従来のシステム、たとえば、インターネットシステ
ムにおけるBOOTP、DHCPなどのアドレス設定サ
ーバ機能を有する機器に、少々の改良を加えるだけで適
用させることができ、従来システムに対しより簡単に適
用することが可能となる。
【0013】このように、本発明のパケット転送方法お
よびパケット転送装置は、従来システムに簡単に適用で
きる新たなマルチキャストサービスを提供することで、
よりフレキシブルなマルチキャストパケット転送を提供
することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット転送装
置は、生成されたパケットデータのネットワーク内通信
で必要な下位層宛先情報とネットワーク間通信で必要な
上位層宛先情報に基づき、複数のネットワークに接続さ
れた端末間でパケットデータを転送するパケット転送方
法において、予め設定された複数の特定端末へのマルチ
キャストを行う下位層宛先情報と、それに対応して生成
された上位層宛先情報の関係をテーブルとして記憶し、
前記生成されたパケットデータを、そのパケットデータ
の上位層宛先情報と上位層宛先情報に基づき転送し、前
記生成されたパケットデータの上位層宛先情報が前記テ
ーブルに記憶されているときは、それに対応する下位層
宛先情報を前記テーブルから検索し、その検索された下
位層宛先情報にて指定される複数の特定端末にそのパケ
ットデータをマルチキャストすることにより、上位層宛
先情報(例えば、IPアドレス)をもとに、下位層宛先
情報(例えば、MACアドレス)にて指定される特定端
末にマルチキャストが行える。
【0015】また、本発明のパケット転送装置は、パケ
ットデータを入力する入力手段と、この入力手段で入力
されたパケットデータを、そのパケットデータのネット
ワーク内通信で必要な下位層宛先情報とネットワーク間
通信で必要な上位層宛先情報に基づき転送する転送手段
と、予め設定された複数の特定端末へのマルチキャスト
を行う下位層宛先情報と、それに対応して生成された上
位層宛先情報の関係をテーブルとして記憶する手段と、
前記入力手段で入力されたパケットデータの上位層宛先
情報が前記テーブルに記憶されているとき、それに対応
する下位層宛先情報を前記テーブルから検索し、その検
索された下位層宛先情報にて指定される複数の特定端末
にそのパケットデータをマルチキャストするマルチキャ
スト手段とを具備することにより、上位層宛先情報(例
えば、IPアドレス)をもとに、下位層宛先情報(例え
ば、MACアドレス)にて指定される特定端末にマルチ
キャストが行える。
【0016】本発明のパケット転送方法は、入力された
パケットデータの宛先情報に基づき、パケットデータを
転送するパケット転送方法において、予め設定された複
数の特定端末へのマルチキャストを行う下位層宛先情報
と、それに対応して設定された上位層宛先情報の関係を
テーブルとして記憶し、必要に応じて前記下位層宛先情
報と上位層宛先情報の関係を前記複数の特定端末に通知
し、パケットデータが入力されると、そのパケットデー
タの上位層宛先情報に対応する下位層宛先情報を前記テ
ーブルから検索し、検索された下位層宛先情報にて指定
される複数の特定端末にそのパケットデータをマルチキ
ャストする。
【0017】また、本発明のパケット転送方法は、入力
されたパケットデータに含まれる予め設定された複数の
特定端末へのマルチキャストを行う下位層宛先情報と、
それに対応する上位層宛先情報の関係をテーブルとして
記憶し、パケットデータが入力されると、そのパケット
データの上位層宛先情報に対応する下位層宛先情報を前
記テーブルから検索し、検索された下位層宛先情報にて
指定される複数の特定端末にそのパケットデータをマル
チキャストする。
【0018】また、本発明のパケット転送方法は、予め
設定された複数の特定端末へのマルチキャストを行う下
位層宛先情報に対応する上位層宛先情報をアドレス管理
サーバに対し要求することにより、あるいは、アドレス
獲得要求をブロードキャストすることにより獲得し、下
位層宛先情報と前記獲得された上位層宛先情報の関係を
テーブルとして記憶し、パケットデータが入力される
と、そのパケットデータの上位層宛先情報に対応する下
位層宛先情報を前記テーブルから検索し、検索された下
位層宛先情報にて指定される複数の特定端末にそのパケ
ットデータをマルチキャストする。
【0019】また、本発明のパケット転送装置は、パケ
ットデータを入力する入力手段と、この入力手段で入力
されたパケットデータを、その宛先情報に基づき転送す
る転送手段と、予め設定された複数の特定端末へのマル
チキャストを行う下位層宛先情報と、それに対応して設
定された上位層宛先情報の関係をテーブルとして記憶す
る記憶手段と、この記憶手段に記憶される下位層宛先情
報と上位層宛先情報の関係を必要に応じて前記複数の特
定端末に通知する通知手段と、前記入力手段で入力され
たパケットデータの上位層宛先情報に対応する下位層宛
先情報を前記テーブルから検索し、検索された下位層宛
先情報にて指定される複数の特定端末にそのパケットデ
ータをマルチキャストするマルチキャスト手段とを具備
する。
【0020】また、本発明のパケット転送装置は、パケ
ットデータを入力する入力手段と、この入力手段で入力
されたパケットデータを、その宛先情報に基づき転送す
る転送手段と、前記入力手段で入力されたパケットデー
タに含まれる予め設定された複数の特定端末へのマルチ
キャストを行う下位層宛先情報と、それに対応する上位
層宛先情報の関係をテーブルとして記憶する記憶手段
と、前記入力手段で入力されたパケットデータの上位層
宛先情報に対応する下位層宛先情報を前記テーブルから
検索し、検索された下位層宛先情報にて指定される複数
の特定端末にそのパケットデータをマルチキャストする
マルチキャスト手段とを具備する。
【0021】また、本発明のパケット転送装置は、パケ
ットデータを入力する入力手段と、この入力手段で入力
されたパケットデータを、その宛先情報に基づき転送す
る転送手段と、予め設定された複数の特定端末へのマル
チキャストを行う下位層宛先情報に対応する上位層宛先
情報を獲得する手段と、下位層宛先情報と前記獲得され
た上位層宛先情報の関係をテーブルとして記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶される下位層宛先情報と上
位層宛先情報の関係を必要に応じて前記複数の特定端末
に通知する通知手段と、前記入力手段で入力されたパケ
ットデータの上位層宛先情報に対応する下位層宛先情報
を前記テーブルから検索し、検索された下位層宛先情報
にて指定される複数の特定端末にそのパケットデータを
マルチキャストするマルチキャスト手段とを具備する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るパ
ケット転送装置を用いた通信システムの全体の構成例を
示したものである。
【0023】図1において、ネットワーク1には、パケ
ット転送装置10、無線基地局(BS)11、アドレス
管理サーバ12、複数の有線端末13−1〜13−nが
接続されている。無線基地局11には、複数の無線端末
14−1〜14−nが通信可能に接続されている。
【0024】パケット転送装置10は、さらにネットワ
ーク2にも接続されている。ネットワーク2には複数の
有線端末20−1〜20−n、アドレス管理サーバの機
能を兼ねるパケット転送装置21が接続されている。パ
ケット転送装置21には、さらにネットワーク3にも接
続されている。
【0025】ネットワーク3には、ハブ31を介して複
数の有線端末32−1〜32−nが接続され、さらに、
無線基地局33が接続されている。無線基地局33に
は、複数の無線端末34−1〜34−nが通信可能に接
続されている。
【0026】ネットワーク1、2、3は、それぞれ、1
つのデータリンク(下位層)のアドレス管理単位である
ネットワークセグメント(以下、簡単にセグメントと呼
ぶ)を構成し、そのセグメント内で管理されるアドレス
にてパケットを転送するようになっている。
【0027】ここで、ネットワーク1、ネットワーク
2、ネットワーク3は、それぞれ異なる下位層プロトコ
ルを採用しているものであっても、上位層プロトコル
(例えば、OSI(開放型システム間相互接続)の4
層、3層に対応するTCP/IP)を用いることによ
り、有線端末13−1〜13−n、無線端末14−1〜
14−n、有線端末20−1〜20−n、32−1〜3
2−n、無線端末34−1〜34−nは互いに通信可能
となる。
【0028】また、無線基地局とは、無線ブリッジとし
ての機能を具備し、パケット転送装置とは、例えばイン
ターネットにおけるルータの機能を具備している。次
に、本発明のパケット転送方法の概略を説明する。
【0029】図2に示すような構成の1つのセグメント
をなすネットワークにおいて、そのネットワークに収容
される端末X、A、B、C、D、E、Fのうち、今、特
定端末X、A、B、Cに対して、下位層(データリン
ク)マルチキャストアドレス「123」でマルチキャス
ト可能な設定が下位層でされた場合、例えば、端末Xに
対し、マルチキャスト設定済みの通知が上位層に上が
る。それを受けて、端末Xでは、上位層アドレス(例え
ば、IPのマルチキャストアドレスあるいは、ユニキャ
ストアドレス)を生成あるいは割り当て、その結果を格
納しておく。
【0030】図3は、端末Xに格納されるアドレステー
ブルの一具体例である。図3に示すように、アドレステ
ーブルの上位層アドレスフィールドには、上位層アドレ
スが格納され、それに対応する下位層アドレスが下位層
アドレスフィールドに格納される。下位層アドレスフィ
ールドには、マルチキャスト/ユニキャストの種別と端
末識別子(X、A、B、C)等の付加情報も格納される
ようになっている。
【0031】このようなアドレステーブルを参照して、
端末X、A、B、Cは、パケット転送の制御を行うよう
になっている。例えば、インターネット環境であれば、
特定端末X、A、B、Cにマルチキャストするための上
位層アドレスとして、「133.198.81.3」
と割り当てたとすると、端末Xにおいては、インターネ
ットプロトコルより上位層から、「133.198.8
1.3 」宛の転送通知が来ると、その宛先として、下
位層の「123」という転送アドレスを付与して下位層
へ渡す。これを受けた下位層は、「123」という転送
用のアドレスから該当する端末A、B、Cへ受け取った
パケットを転送する。
【0032】端末Xだけでなく、端末A、B、Cにおい
ても、前述の端末Xと同様にマルチキャストの設定がな
され、図3に示したようなアドレステーブルが記憶され
る。但し、下位層のマルチキャスト設定において、唯一
の端末(例えば、端末X)のみがマルチキャスト設定を
上位に通知して上位層アドレスを生成するようにしても
よい。この場合、端末Xから他のマルチキャスト先の端
末(ここでは、端末A、B、C)宛に、上位層のマルチ
キャスト情報(ここではアドレス「133.198.8
1.3」と付加情報)を転送する。端末A、B、Cで、
上位層のマルチキャスト情報を受けとると、それぞれの
転送制御部101のアドレステーブルに格納する。そし
て、各端末X、A、B、Cでは、アドレステーブルを参
照して、パケット転送の制御を行う。
【0033】上位層アドレスを生成する機能が各端末に
ない場合、特定端末X、A、B、Cへのマルチキャスト
を下位層マルチキャストアドレス「123」にて設定さ
れたとき、端末Xでは、マルチキャスト設定済みの通知
が上位層に上がり、それを受けて、特定のアドレス管理
サーバに対し、上位層のマルチキャストアドレスの獲得
要求を行ったり、または、ブロードキャストにて上位層
のマルチキャストアドレスの獲得要求を行ったりする。
【0034】結果としてアドレス管理サーバからマルチ
キャストアドレスが返ってくると、それを前述のアドレ
ステーブルに下位層アドレスと対応づけて格納する。こ
のとき、マルチキャスト先の他の端末で下位層のマルチ
キャスト設定が通知されない場合には、これらマルチキ
ャスト先の他の端末に対し、受けた上位層のマルチキャ
スト情報を転送する。上位のマルチキャスト情報を受け
た他の端末は、その情報をそれぞれのアドレステーブル
に格納する。
【0035】次に、本発明のパケット転送装置の構成と
その動作について説明する。 (第1の実施形態) 図4は、第1の実施形態に係るパケット転送装置の要部
の構成を概略的に示したもので、図1のパケット転送装
置10、21、有線端末13−1〜13−n、無線端末
14−1〜14−n、有線端末20−1〜20−n、3
2−1〜32−n、無線端末34−1〜34−nに適用
される。なお、全ての有線端末、無線端末に適用する必
要もない。
【0036】図4において、パケット転送装置は、主
に、転送制御部101、マルチキャスト通信インタフェ
イス部102、アドレス管理部103から構成される。
転送制御部101は、図3に示したようなアドレステー
ブルを具備し、ユーザーや上位層アプリケーションプロ
トコルなどから上位層パケットを受け取ると、具備され
たアドレステーブルを参照して、上位層パケットに記載
される上位層アドレスから下位層アドレスを検索して、
それを付加し、マルチキャスト通信ならマルチキャスト
通信インターフェース部102に転送する。下位層アド
レスに対応する上位層アドレスは、アドレス管理部10
3で設定される。逆に、マルチキャスト通信インタフェ
イス部102から受けた自端末宛のパケットをユーザー
や上位層のアプリケーションプロトコルなどに転送する
機能を持つ。
【0037】マルチキャスト通信インタフェイス部10
2は、ユーザーや上位層アプリケーションプロトコルな
ど自端末から、または、他端末の同部からの制御パケッ
トにて、下位層のマルチキャストおよびユニキャストの
設定がなされる。すなわち、マルチキャストが設定され
た場合、アドレス管理部103に下位層マルチキャスト
アドレスと付加情報を転送する。また、自身が管理する
下位層アドレスが付与された情報パケットを転送制御部
101から受けた場合、それをネットワークへ送出す
る。逆に、ネットワークから受信した情報パケットが自
端末宛なら、転送制御部101へ転送する。
【0038】アドレス管理部103は、マルチキャスト
通信インタフェイス部102から、下位層マルチキャス
トの設定通知を受けて、下位層マルチキャストアドレス
が渡されると、それに対応する上位層アドレスを生成
し、そのアドレスと付加情報を転送制御部101に転送
する。必要に応じて、マルチキャスト先の特定の端末宛
に上位層マルチキャストアドレス情報を転送する。
【0039】次に、図4のケット転送装置の処理動作に
ついて、図5〜図7に示すフローチャートを参照して説
明する。図5において、まず、複数の特定端末に対して
下位層でのマルチキャスト通信の設定が、マルチキャス
ト通信インタフェイス部102で、特定または任意の端
末のユーザーにより指示されると、その結果として、下
位層マルチキャストアドレスを含む設定済み情報がアド
レス管理部103に通知される(ステップA1)。 マ
ルチキャスト通信インタフェイス部102から下位層で
のマルチキャスト通信の設定済み情報を受けたアドレス
管理部103は、下位層マルチキャストアドレスに対応
する上位層アドレスを生成し、その生成された上位層ア
ドレスを含む上位層マルチキャスト情報を下位層のマル
チキャストアドレスを含む下位層マルチキャスト情報と
共に転送制御部101に転送する(ステップA2)。
【0040】転送制御部101は、上位層マルチキャス
ト情報および下位層マルチキャスト情報を受け取ると、
図3に示したようなアドレステーブルに格納する(ステ
ップA3)。
【0041】さらに、マルチキャスト先の他の端末へ上
位層マルチキャスト情報および下位層マルチキャスト情
報を転送する必要があると判断された場合、それを転送
すべくマルチキャスト通信インタフェイス部102へ渡
す(ステップA4)。
【0042】図5のフローチャートに従って、例えば、
図2の端末Xで設定された下位層のマルチキャスト情報
および上位層のマルチキャスト情報が、ステップA4に
おいて、パケット化されて、マルチキャスト通信インタ
フェイス部102から、例えば図2の端末A、B、C宛
に転送されたとき、その宛先であるマルチキャスト先の
各端末の処理動作を図6に示す。
【0043】図6において、図2の端末A、B、Cのそ
れぞれにおいて、端末Xから下位層のマルチキャスト情
報および上位層のマルチキャスト情報を含むマルチキャ
ストの設定通知のパケットをマルチキャスト通信インタ
フェイス部102で受信すると(ステップB1)、その
パケットから上位層、下位層のマルチキャストアドレス
を取りだし、それを転送制御部201へ渡す。上記アド
レス情報を受けた転送制御部201は、それを図3に示
したアドレステーブルに格納する(ステップB2)。
【0044】さて、以上の図5、図6に示したフローチ
ャートの処理動作により、マルチキャスト先の各端末
(例えば、図2の端末X、A、B、C)のアドレステー
ブルに上位層アドレスと、それに対応する下位層マルチ
キャストアドレス、その他の付加情報等が登録されたこ
とになる。
【0045】次に、図7を参照して、各端末(例えば、
図2の端末X、A、B、C)が実際のユーザーデータの
パケットをマルチキャストする際の処理動作について説
明する。
【0046】図7において、転送制御部101は、マル
チキャスト用の上位層アドレスにより宛先指示されるユ
ーザデータのパケットを受けると(ステップC1)、上
位層アドレスに対応する下位層マルチキャストアドレス
をアドレステーブルから得て(ステップC2)、その宛
先宛に転送すべくマルチキャスト通信インタフェイス部
102に対し、下位層マルチキャストアドレスを含む転
送情報をパケットのヘッダに付加して転送するか、パケ
ット本体と下位層マルチキャストアドレスを含む転送情
報を別指示にて転送する(ステップC3)。
【0047】例えば、図2において、上位層をインター
ネットプロトコルが動作するインターネット環境を考え
た場合、端末Xにおいて、インターネットプロトコルに
より上位層から、「133.198.81.3」宛の転
送通知が転送制御部101に来ると、その宛先として、
下位層の「123」という下位層マルチキャストアドレ
スを付与して下位層へ渡す。これを受けた下位層は、
「123」というアドレスから該当するパケットを端末
A、B、Cへ転送する。
【0048】なお、以上説明したようなマルチキャスト
の設定の際、例えば、図2に示すような1つのセグメン
トをなすネットワーク内のマルチキャスト先の端末X、
A、B、Cのうち、図5に示した処理動作のみを行う端
末、図6に示した処理動作のみを行う端末、図5、図6
の両方の処理動作も行える端末が混在していてもよい。
【0049】(第2の実施形態)図8は、第2の実施形
態に係るパケット転送装置の要部の構成を概略的に示し
たもので、例えば、図1のパケット転送装置10、21
に適用されるものである。
【0050】図8において、パケット転送装置は、主
に、転送制御部301、マルチキャスト通信インタフェ
イス部302、アドレス管理部303、ネットワークイ
ンタフェイス部401から構成される。
【0051】転送制御部301、マルチキャスト通信イ
ンタフェイス部302、アドレス管理部303は、それ
ぞれ、第1の実施形態における転送制御部101、マル
チキャスト通信インタフェイス部102、アドレス管理
部103と同様であるので説明は省略する。
【0052】ネットワークインタフェイス部401は、
マルチキャストインタフェイス部302と同様の層に相
当する通信処理を行なう。具体的には、転送制御部30
1から転送されたパケットを、マルチキャストインタフ
ェイス部302はネットワークαに転送するのに対し、
ネットワークインタフェイス部401は、ネットワーク
αとは異なるプロトコルのネットワークβへ転送するた
めの処理を行なう。
【0053】例えば、転送制御部301をインターネッ
トプロトコルが動作するネットワークレイヤとすると、
マルチキャストインタフェイス部302が無線LANの
MAC(Media Access Control)
に相当するデータリンクレイヤ、ネットワークインタフ
ェイス部401が、イーサネットのMACに相当するデ
ータリンクレイヤなどになる。
【0054】転送制御部301に具備されるアドレステ
ーブルの下位層アドレスフィールドに格納されるのは、
実際の下位層アドレスに限らず、各端末と、その端末が
収容されるネットワーク(セグメント)を識別する識別
情報であってもよい。以下の説明では、これらをまとめ
て、宛先情報と呼ぶことにする。また、各転送制御部3
01で検索されるものが各端末を識別する識別情報であ
るならば、マルチキャスト通信インタフェイス302、
ネットワークインタフェイス部401では、端末の識別
情報から実施の下位層アドレスを検索するためのテーブ
ルが必要になるであろう。
【0055】なお、図8に示したような構成のパケット
転送装置を、例えば、図1の無線基地局11に具備する
ことも可能であろう。次に、図8のパケット転送装置の
処理動作について説明する。マルチキャストの設定処理
動作は図5、図6と同様である。
【0056】図9に示すフローチャートは、上位層マル
チキャストパケットを受信した際の動作を説明するため
のものである。まず、自端末にて生成され、あるいは、
上位層プロトコルにて転送されてきた上位層マルチキャ
ストパケットが転送制御部301に届くと(ステップD
1)、転送制御部301に具備された図3に示すような
アドレステーブルを参照して、そのパケットに記載され
た上位層アドレス(マルチキャストアドレスあるいはユ
ニキャストアドレス)から、下位層の宛先情報を検索す
る。検索された下位層宛先情報がネットワークβ宛のも
のであれば、ネットワークインタフェイス部401に転
送される。それを受けたネットワークインタフェイス部
401では、転送されたパケットを、ネットワークイン
タフェイス部401にて管理する下位層アドレスに従っ
てネットワークβに向けて送出する(ステップD2〜D
3)。
【0057】さて、マルチキャスト通信インタフェイス
部302から到着したネットワークαからのパケットが
転送制御部301に届くと(ステップD1)、アドレス
テーブルを参照して、そのパケットに記載された宛先ア
ドレスから下位層宛先情報を検索する。検索された下位
層宛先情報がネットワークα宛のものであれば、マルチ
キャスト通信インタフェイス部302に転送される。そ
れを受けたマルチキャストインタフェイス部302で
は、転送されたパケットを、マルチキャストインタフェ
イス部302が管理する下位層アドレスに従ってネット
ワークαに向けて送出する。アドレステーブルの検索の
結果、パケットの宛先アドレスが複数でマルチキャスト
を意味していれば、マルチキャスト通信インターフェー
ス部302では、該当する端末へ転送すべく、下位層の
マルチキャストアドレスに従ってネットワークαに向け
て送出する(ステップD2〜D3)。
【0058】また、ネットワークインタフェイス部40
1から到着したネットワークβからのパケットが転送制
御部301に届くと(ステップD1)、アドレステーブ
ルを参照して、そのパケットに記載された宛先アドレス
から下位層宛先情報を検索する。検索された下位層宛先
情報がネットワークα宛のものであれば、マルチキャス
ト通信インタフェイス部302に転送される。それを受
けたマルチキャストインタフェイス部302では、転送
されたパケットを、マルチキャストインタフェイス部3
02が管理する下位層アドレスに従ってネットワークα
に向けて送出する。アドレステーブルの検索の結果、パ
ケットの宛先アドレスが複数でマルチキャストを意味し
ていれば、マルチキャスト通信インターフェース部30
2では、該当する端末へ転送すべく、下位層のマルチキ
ャストアドレスに従ってネットワークαに向けて送出す
る(ステップD2〜D3)。
【0059】図10は、図8のネットワークインタフェ
イス部401が複数ある場合のパケット転送装置の構成
例を示したものである。このように、複数の種別の異な
るネットワークに接続されている場合には、それぞれに
対応するネットワークインタフェイス部401を設ける
ことも可能である。すなわち、マルチキャスト通信イン
タフェイス部302が、転送制御部301に接続され、
受信した情報は、一度、転送制御部301に転送され、
図3に示したようなアドレステーブルを参照することに
より、上位層の宛先アドレスから該当するそれぞれのネ
ットワークインタフェイス部401、マルチキャスト通
信インタフェイス部302に転送され、それぞれが管理
する下位層アドレスによりネットワークへ送出される。
【0060】この場合、ネットワークα、β、γのプロ
トコルはそれぞれ異なるものであっても、同じものであ
ってもよい。同じプロトコルなら、物理的に別のケーブ
ルを用いているなど物理的に別であればよい。
【0061】(第3の実施形態) 図11は、第3の実施形態に係るパケット転送装置の要
部の構成を概略的に示したもので、例えば、図1のパケ
ット転送装置10、有線端末13−1〜13−n、無線
端末14−1〜14−n、有線端末20−1〜20−
n、32−1〜32−n、無線端末34−1〜34−n
に適用される。なお、全ての有線端末、無線端末に適用
する必要もない。
【0062】図11において、パケット転送装置は、主
に、転送制御部501、マルチキャスト通信インタフェ
イス部502、アドレス管理部503と、ネットワーク
インタフェイス部504から構成される。
【0063】転送制御部501は、図3に示したような
アドレステーブルを具備し、ユーザーや上位層アプリケ
ーションプロトコル、ネットワークインタフェイス部5
04からパケットを受け取ると、具備されたアドレステ
ーブルを参照して、パケットに記載される上位層アドレ
スに対応する下位層アドレスを検索して、それを付加
し、マルチキャスト通信インタフェイス部502、ネッ
トワークインタフェイス部504に転送する。逆に、マ
ルチキャスト通信インタフェイス部502から受けた自
端末宛のパケットをユーザーや上位層アプリケーション
プロトコルなどに転送する機能を持つ。
【0064】マルチキャスト通信インタフェイス部50
2は、ユーザーや上位層アプリケーションプロトコルな
ど自端末から、または、他端末の同部からの制御パケッ
トにて、下位層のマルチキャストおよびユニキャストの
設定がなされる。すなわち、マルチキャストの設定がさ
れた場合、アドレス管理部503に下位層マルチキャス
トアドレスと付加情報を転送する。また、自身が管理す
る下位層アドレスが付与された情報パケットを転送制御
部501から受けた場合、それをネットワークへ送出す
る。逆に、ネットワークから受信した情報パケットが自
端末宛なら、転送制御部501へ転送する。
【0065】アドレス管理部503は、マルチキャスト
通信インタフェイス部502から下位層マルチキャスト
の設定通知を受けて、上位層マルチキャストアドレスを
生成するために、あらかじめ特定された機器(例えば、
図1のアドレス管理サーバ12)宛にマルチキャストア
ドレス獲得要求を出すべく、転送制御部501に特定機
器の上位層アドレスを付与して転送する。転送制御部5
01が、マルチキャスト通信インタフェイス部502、
およびネットワークインタフェイス部504からアドレ
ス獲得要求に対する結果を受けると、それを転送しても
らい、それに記載された上位層アドレスと、アドレス管
理部503に格納していた対応する端末の下位層アドレ
スとペアにして、付加情報と共に、転送制御部501へ
転送する。必要ならば、マルチキャスト先の特定端末宛
に上位層マルチキャストアドレス情報を転送する。
【0066】ネットワークインタフェイス部504は、
マルチキャストインタフェイス部502と同様の層に相
当する通信処理を行なう。転送制御部501から、自身
が管理する下位層アドレスが付与された情報パケットを
受けて、それをネットワークへ送出する。逆に、ネット
ワークから受信した情報パケットが自端末宛なら、転送
制御部501へ転送する。
【0067】次に、図11のパケット転送装置の処理動
作について説明する。図12に示すフローチャートは、
マルチキャストの設定処理動作を説明するためのもので
ある。
【0068】マルチキャスト通信インタフェイス部50
2において、特定の複機端末に対して下位層でのマルチ
キャスト通信の設定がなされ、あるいは、特定または任
意の端末のユーザーにより下位層でのマルチキャスト通
信の設定が指示されると、その結果として、下位層マル
チキャストアドレスを含む設定済み情報がアドレス管理
部503に通知される(ステップE1)。
【0069】マルチキャスト通信インタフェイス部50
2から下位層でのマルチキャスト通信の設定済み情報を
受けたアドレス管理部503は、下位層マルチキャスト
アドレスに対応する上位層アドレスを生成するため、ア
ドレス管理サーバと呼ばれる、例えば、ネットワークα
に接続された予め特定された機器宛に上位層トアドレス
獲得要求を出すべく、転送制御部501にその特定機器
の上位層アドレスを付与して転送する(ステップE
2)。
【0070】図13に、図11のパケット転送装置5と
アドレス管理サーバ51との関係を示す。アドレス管理
サーバ51は、マルチキャストアドレス獲得要求を受け
ると、下位層マルチキャストアドレスに対応する上位層
アドレスを生成し、それを結果として、要求元へ送信す
る機能を持つものである。
【0071】図12の説明に戻り、転送制御部501
が、マルチキャスト通信インターフェース部502ある
いはネットワークインターフェース部504を介してア
ドレス獲得要求に対する結果を収容するパケットを受信
すると、それをアドレス管理部503に転送する(ステ
ップE3)。
【0072】アドレス管理部503は、そのパケットか
ら、アドレス管理サーバで生成された上位層アドレスを
取り出し、アドレス管理部503内部に格納されている
対応する端末の下位層アドレスとペアにして、付加情報
と共に、転送制御部501へ転送する。上記アドレス情
報を受けた転送制御部501は、それをアドレステーブ
ルに格納する(ステップE4)。
【0073】必要があれば、上位層マルチキャスト情報
および下位層マルチキャスト情報を、マルチキャスト先
の他の端末へ転送すべく、マルチキャスト通信インタフ
ェイス部502へ渡す(ステップE5)。
【0074】ステップE5の処理により転送された下位
層のマルチキャスト情報および上位層のマルチキャスト
情報を含むマルチキャストの設定通知のパケットが、そ
の下位層アドレスに該当する端末のマルチキャスト通信
インタフェイス部102で受信されると(ステップE
6)、そのパケットから上位層、下位層のマルチキャス
トアドレスを取りだし、それを転送制御部201へ渡
す。上記アドレス情報を受けた転送制御部201は、そ
れを図3に示したアドレステーブルに格納する(ステッ
プE7)。
【0075】さて、転送制御部501は、ユーザー、マ
ルチキャスト通信インタフェイス部502、ネットワー
クインタフェイス部504から、上位層アドレスにより
宛先指示されるパケットを受信すると、上位層アドレス
に対応する下位層マルチキャストアドレスをアドレステ
ーブルから得て、その宛先宛に転送すべくマルチキャス
ト通信インターフェース部502に対し、下位層マルチ
キャストアドレスを含む転送情報をパケットのヘッダに
つけて転送するか、パケット本体と下位層マルチキャス
トアドレスを含む転送情報を別指示にて転送する。
【0076】ネットワークβ宛であれば、上位層アドレ
スに対応する下位層マルチキャストアドレスをアドレス
テーブルから得て、その宛先宛に転送すべくネットワー
クインターフェース部504に対し、下位層マルチキャ
ストを含む転送情報をパケットのヘッダにつけて転送す
るか、パケット本体と下位層マルチキャストアドレスを
含む転送情報を別指示にて転送する。
【0077】(第4の実施形態)図14は、第4の実施
形態に係るパケット転送装置の要部の構成を示したもの
で、図11と同一部分には同一符号を付し、異なる部分
についてのみ説明する。すなわち、図14のアドレス管
理部603の処理動作が異なる。
【0078】アドレス管理部603は、マルチキャスト
通信インタフェイス部502から下位層マルチキャスト
の設定通知を受けて、上位層アドレスを生成するため
に、アドレス獲得要求を出すべく、転送制御部501に
上位層のブロードキャストアドレスを付与して転送す
る。転送制御部501が、マルチキャスト通信インタフ
ェイス部502、および、ネットワークインタフェイス
部504からアドレス獲得要求に対する結果を受ける
と、それを転送してもらい、先着順、または、あらかじ
め定められた条件に従って、それに記載された上位層ア
ドレスと、アドレス管理部503に格納していた対応す
る端末の下位層アドレスとペアにして、付加情報と共
に、転送制御部501へ転送する。必要ならば、特定端
末宛に上位層マルチキャストアドレス情報を転送する。
【0079】次に、図14に示すパケット転送装置の処
理動作について、図15に示すフローチャートを参照し
て説明する。なお、図12と同一部分には同一符号を付
し、異なる部分について説明する。すなわち、図12の
ステップE2、ステップE3が、ステップE10、ステ
ップE11に置き換わっている。
【0080】ステップE10において、マルチキャスト
通信インタフェイス部502から下位層でのマルチキャ
スト通信の設定情報を受けたアドレス管理部603は、
上位層アドレスを生成するために、上位層アドレス獲得
要求を出すべく、転送制御部501にアドレス獲得要求
パケットをブロードキャストする指示を出す。ブロード
キャストされたマルチキャストアドレス獲得要求パケッ
トは、ネッワーク内に存在する、図13に示したアドレ
ス管理サーバ51相当のサーバが受信し、下位層マルチ
キャストアドレスに対応する上位層アドレスを生成し、
その結果を要求元へ送信する。
【0081】ステップE11において、転送制御部50
1が、マルチキャスト通信インターフェース部502あ
るいはネットワークインターフェース部504を介して
アドレス獲得要求に対する結果を収容するパケットを受
信すると、それをアドレス管理部603に転送する。そ
の場合、複数のアドレス管理サーバから結果が返送され
る可能性があるが、その場合、先着順など、あらかじめ
決められたルールに基づき、唯一または複数の結果の演
算結果を結果情報として用いる。
【0082】図16は、前述の第3、第4の実施形態で
用いられるアドレス管理サーバ(図13参照)の構成の
要部を示したもので、他の端末からのアドレス獲得要求
を受けて、下位層マルチキャストアドレスに対応する上
位層アドレスを生成し、それを要求元へ送信するもので
ある。
【0083】図16に示した構成は、図1で示したとこ
ろのアドレス管理サーバ12、パケット転送装置21に
適用される。図16において、アドレス管理サーバ7
は、主に、アドレス生成部701、アドレス管理部70
2、ネットワークインタフェイス部703から構成され
る。
【0084】アドレス生成部701は、ネットワークイ
ンタフェイス部703から受けたアドレス獲得要求に基
づき、アドレス(上位層アドレス)を生成し、生成結果
をアドレス管理部702で管理するために転送すると共
に、生成されたアドレスを獲得要求元へ返すために、ネ
ットワークインタフェイス部703へ指示を出す。
【0085】アドレス管理部702は、アドレス生成部
701で生成されたアドレス情報を管理するようになっ
ている。ネットワークインタフェイス部703は、ネッ
トワークから到着した情報パケットを、自分宛でありか
つアドレス獲得要求情報なら、それをアドレス生成部7
01へ転送する。また、アドレス生成部701から送ら
れた情報をネットワークへ転送する。
【0086】次に、図16に示した構成のアドレス管理
サーバの処理動作を説明する。ネットワークインタフェ
イス部703は、ネットワークから到着した情報パケッ
トを、自分宛であり、かつ、アドレス獲得要求なら、そ
れをアドレス生成部701へ転送する。
【0087】アドレス生成部701は、ネットワークイ
ンタフェイス部703から受けたアドレス獲得要求に基
づき、あらかじめ候補を作成しておいて、その中から選
択するなどの手法でアドレスを生成する。例えば、イン
ターネットにおけるDHCPサーバのように、あらかじ
め予約されたアドレス空間の中の1つを選んでくるなど
でもよい。その生成の際、アドレス管理部702に格納
された、生成され使用済みのアドレス情報を参照しても
よい。そして、生成されたアドレスをアドレス管理部7
02に転送するとともに、獲得要求元へも返すために、
ネットワークインタフェイス部703へ指示を出し、生
成されたアドレスをパケット化して値とワークに送出す
る。
【0088】ここで、生成されるアドレスは、従来のD
HCPサーバのように、1対1通信のためのアドレスと
共に、マルチキャスト用のアドレスをアドレス管理部7
02内部で1つのテーブル上に格納し一元管理する。そ
して、必要ならば、このテーブルに1つ追加のフィール
ドを設け、ユニキャスト用かマルチキャスト用かを示す
ようにしてもよい。そのようなテーブルの具体例を図1
7に示す。図17において、種別フィールドの種別フラ
グが「0」ならユニキャスト用、「1」ならマルチキャ
スト用を示している。
【0089】なお、ここでは、生成されるアドレスは同
じ空間内のものである。つまり、アドレスを見ただけで
はそれがユニキャスト用かマルチキャスト用かわからな
くてもよい。よって、アドレス獲得や結果返送において
もアドレス獲得要求にマルチキャスト用と示されていれ
ば、種別フラグをたて、なければ「unknown」と
し、逆に生成されたアドレスを返送する場合も、種別フ
ラグが「1」/「0」ならその旨をアドレスに付加して
通知し、なければ「unknown」 とするなどの手
法がある。
【0090】以上、説明したように、上記第1〜第4の
実施形態によれば、下位層で特定端末に対するマルチキ
ャストをサポートしている場合、ある端末で、下位層で
のマルチキャスト通信の設定が完了した通知を受けて、
設定された下位層マルチキャストアドレスに対応する上
位層のマルチキャストアドレスを設定し、その際、必要
ならば、設定された上位層のマルチキャストアドレスを
他のマルチキャスト先の端末宛へ転送し、それを受けた
他の端末は、マルチキャストアドレスを内部に格納し
て、ルーティング情報として設定する。これにより、各
端末におけるパケット転送の際の転送情報管理が非常に
簡便化される。また、従来の1対1(ユニキャスト)用
に使われたアドレスをマルチキャストに拡張して用いる
こともでき、ネットワーク上を転送するのに必要なルー
ティングに関しては改良を加える必要がなく、従って、
従来システムとの互換性が保たれるだけでなく、従来の
ユニキャスト用に開発された各種のアドレス管理ツール
がそのまま、または少々の改良により利用できる。
【0091】従来のプロトコルで動作する端末からの特
定端末群へのマルチキャストも、それに相当するマルチ
キャストアドレスを知っていれば、従来のユニキャスト
転送と同様にして送信することができるなど、従来シス
テムに対しより簡単に適用することが可能となる。
【0092】従来機器には上記機能を満たすものはない
ため、機能追加が必要である。その場合、追加する機能
は大きく分類して、上位層のマルチキャストアドレスの
設定機能と、アドレスのマルチキャスト/ユニキャスト
判定および下位層への転送機能である。従来装置に対し
て両機能共各機器へ実装してもよいが、上位層のマルチ
キャストアドレスの設定機能は共用でき、また、共用し
た方が効果的である場合もある。そのため、該パケット
転送装置以外に、別途、上位層のマルチキャストアドレ
スの設定機能を持つ機器を設け、それに対して要求を出
して結果を受ける方法も効果的である。また、この場
合、従来のシステム、たとえば、インターネットシステ
ムにおけるBOOTP、DHCPなどのアドレス設定サ
ーバ機能を有する機器に、少々の改良を加えるだけで適
用させることができ、従来システムに対しより簡単に適
用することが可能となる。
【0093】このように、本発明のパケット転送方法お
よびパケット転送装置は、従来システムに簡単に適用で
きる新たなマルチキャストサービスを提供することで、
よりフレキシブルなマルチキャストパケット転送を提供
することを目的とするものである。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上位層宛先情報(例えば、IPアドレス)をもとに、下
位層宛先情報(例えば、MACアドレス)にて指定され
る特定端末にマルチキャストが行えるパケット転送方法
およびパケット転送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパケット転送装置を用
いた通賃システムの全体の構成例を概略的に示した図。
【図2】本発明のパケット転送方法の概略を説明するた
めのネットワークの具体例を示した図。
【図3】パケット転送装置の転送制御部に具備されるア
ドレステーブルの記憶例を示した図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るパケット転送装
置の要部の構成を示したブロック図。
【図5】図4のパケット転送装置のマルチキャストの設
定処理動作を説明するためのフローチャート。
【図6】図4のパケット転送装置のマルチキャストの設
定処理動作を説明するためのフローチャート。
【図7】図4のパケット転送装置のマルチキャストパケ
ットを転送する際の処理動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るパケット転送装
置の要部の構成を示したブロック図。
【図9】図8のパケット転送装置のマルチキャストパケ
ットを転送する際の処理動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図10】第2の実施形態に係るパケット転送装置の要
部の他の構成を示したブロック図。
【図11】本発明の第3の実施形態に係るパケット転送
装置の要部の構成を示したブロック図。
【図12】図11のパケット転送装置のマルチキャスト
設定処理動作を説明するためのフローチャート。
【図13】図11のパケット転送装置とアドレス管理サ
ーバとの関係を説明するための図。
【図14】本発明の第4の実施形態に係るパケット転送
装置の要部の構成を示したブロック図。
【図15】図14のパケット転送装置のマルチキャスト
設定処理動作を説明するためのフローチャート。
【図16】アドレス管理サーバの構成例を示したブロッ
ク図。
【図17】図16のアドレス管理サーバのアドレス管理
に用いられるテーブルの記憶例を示した図。
【符号の説明】
101、301、501…転送制御部、102、30
2、502…マルチキャスト通信インタフェイス部、1
03、303、503、603…アドレス管理部、40
1、504…ネットワークインタフェイス部、701…
アドレス生成部、702…アドレス管理部、703…ネ
ットワークインタフェイス部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数のネットワークを接続して、
    前記複数のネットワークのいずれかに接続されている複
    数の端末間でパケットデータを転送するパケット転送方
    法において、 前記複数のネットワークのうちの1つである第1のネッ
    トワークに接続された前記複数の端末のうちの少なくと
    も1つの第1の端末は、当該第1のネットワークに接続
    された前記複数の端末のうちの予め設定された複数の特
    定端末にマルチキャストを行うための当該第1のネット
    ワーク内通信で用いるマルチキャスト用の下位層宛先情
    報と、それに対応して生成された前記複数のネットワー
    ク間通信で用いるユニキャスト用の上位層宛先情報との
    対応関係をテーブルとして記憶し、 前記第1の端末が、前記複数のネットワーク間通信で用
    いるユニキャスト用の上位層宛先情報に基づき転送され
    てきたパケットデータを受信したとき、当該パケットデ
    ータの前記ユニキャスト用の上位層宛先情報が前記テー
    ブルに登録されているときは、当該ユニキャスト用の上
    位層宛先情報に対応する下位層宛先情報を前記テーブル
    から検索し、その検索された下位層宛先情報にて指定さ
    れる複数の特定端末にそのパケットデータをマルチキャ
    ストすることを特徴とするパケット転送方法。
  2. 【請求項2】 前記マルチキャスト用の下位層宛先情報
    に対応するユニキャスト用の上位層宛先情報は、前記複
    数のネットワークのいずれかに接続された上位層宛先情
    報を生成するサーバに対してなされた要求に応じて生成
    されたものであることを特徴とする請求項1記載のパケ
    ット転送方法。
  3. 【請求項3】 異なる複数のネットワークのうちの少な
    くとも1つに接続されて、当該複数のネットワーク間で
    パケットデータを転送するパケット転送装置であって、 前記複数のネットワーク間通信で用いるユニキャスト用
    の上位層宛先情報に基づき転送されてきたパケットデー
    タを受信する受信手段と、 当該パケット転送装置が接続されている前記複数のネッ
    トワークのうちの1つである第1のネットワークに接続
    された複数の特定端末へマルチキャストを行うための当
    該第1のネットワーク内通信で用いるマルチキャスト用
    の下位層宛先情報と、それに対応して生成されたユニキ
    ャスト用の上位層宛先情報との対応関係をテーブルとし
    て記憶する手段と、 前記受信手段で受信したパケットデータのユニキャスト
    用の上位層宛先情報が前記テーブルに記憶されていると
    き、それに対応する下位層宛先情報を前記テーブルから
    検索し、その検索された下位層宛先情報にて指定される
    複数の特定端末にそのパケットデータをマルチキャスト
    するマルチキャスト手段と、 を具備したことを特徴とするパケット転送装置。
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