JP6109799B2 - エアホイスト - Google Patents

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Description

本発明は、エアホイストに関する。
従来、エアモータの給気口におけるエアの圧力に基づいて吊荷の重さを検出し、吊荷の重さが定格荷重を上回った際に吊荷の昇降を停止する過負荷防止装置を備えたエアホイストが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2004−256219号公報
しかしながら、上述のような従来のエアホイストでは、過負荷防止装置が吊荷の重さを精度良く検出することができずに誤作動してしまうおそれがあるという問題があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、過負荷防止装置の誤作動を防止したエアホイストを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
エア供給源からのエアを動力とするエアモータを備えたエアホイストであって、
前記エアモータに供給される第1エアと前記エアモータから排出された第2エアとが入力されて、前記第1エアと前記第2エアの圧力差が所定値を上回ったことを感知する感知弁と、
前記第2エアに続いて前記第1エアを前記感知弁に入力させるためのエア入力制御弁と、
前記圧力差が前記所定値を上回ったことを前記感知弁が感知した際に、前記エアモータへの前記第1エアの供給を停止するエア供給停止弁と、を有する過負荷防止装置を備えたことを特徴とするエアホイストを提供する。
本発明によれば、過負荷防止装置の誤作動を防止したエアホイストを提供することができる。
図1は本発明の実施形態に係るエアホイストの構成を示す部分断面図である。 図2(a)は吊荷の上昇時にリミットレバーが作動する様子を示す図であり、図2(b)は吊荷の下降時にリミットレバーが作動する様子を示す図である。 図3はエアモータの構成を示す図であって、図3(a)は吊荷の上昇時にエアモータが回転する様子を示しており、図3(b)は吊荷の下降時にエアモータが回転する様子を示している。 図4はエアホイストの内部構成を示す空気回路図である。 図5(a)は過負荷感知モジュールの構成を示す図であり、図5(b)は過負荷感知弁のスプールの構成を示す拡大図である。 図6はエアモータの作動圧と時間の関係を示すグラフである。 図7はエアモータの作動圧及び背圧と負荷(吊荷の重さ)との関係を示すグラフである。 図8はエアモータの作動圧と背圧の差と負荷との関係を給気圧毎に示すグラフである。 図9はエアモータの作動圧及び背圧と給気圧との関係を示すグラフである。 図10はエアモータの作動圧と補正した背圧の差と負荷との関係を給気圧毎に示すグラフである。
本発明の実施形態に係る過負荷防止装置を内蔵したエアホイストを添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように本実施形態のエアホイスト1は、不図示の荷物(吊荷)を吊るして昇降するためのエアホイスト本体2と、エアホイスト本体2を操作するための操作スイッチ3とからなる。
エアホイスト本体2は、横配置した略円筒形状のハウジング4内に、該ハウジング4の一端側(図1中の左側)から順に、ブレーキ5、伝動装置6、チェーンホイール7、エアモータ8、及び制御部9を備えてなる。
ハウジング4の上部には、エアホイスト本体2を例えば作業現場の天井に設けられたレール等に吊り下げるためのフック11が備えられている。
ハウジング4における制御部9側の端部には通気口12が設けられており、エアホイスト1の動力として圧縮空気(エア)を供給するための不図示の圧縮空気供給源(コンプレッサ)が接続されている。
制御部9は、操作スイッチ3の操作に基づいてエアホイスト本体2の動作を制御するものであって、吊荷の重さが定格荷重を上回った際に吊荷の昇降を非常停止するための過負荷防止装置10を含んでいる。
エアモータ8は、エアを利用してチェーン13の巻上げ、巻下げを行うための回転力を生じさせるものである。
伝動装置6は、エアモータ8に連結された回転軸14の回転を減速してチェーンホイール7へ伝達するものであり、不図示の遊星差動歯車等からなる。
チェーンホイール7は、荷物を吊るすためのフック16を一端に備えたチェーン13を支持するものである。チェーンホイール7は、チェーン13と噛み合う歯状突起が外周面全体に設けられた円柱部材からなる。斯かるチェーンホイール7の回転により、チェーン1の巻上げ、巻下げが行われる。
ブレーキ5は、回転軸14の回転を拘束するものであり、本実施形態ではディスクブレーキを採用している。
なお、エアホイスト本体2の下方には、チェーン13の巻上げ時には巻上げたチェーン13を収納し、チェーン13の巻下げ時には収納しているチェーン13を繰り出すための不図示のチェーン収納袋が備えられている。
リミットレバー17は、チェーン13の巻上げ時には図2(a)に示すようにフック16が係止し、チェーン13の巻下げ時には図2(b)に示すようにチェーン13が係止することにより、チェーン13の巻上げ限界と巻下げ限界を規定するものである。
操作スイッチ3には、エアホイスト本体2がチェーン13を巻上げて吊荷を上昇させるためのUPボタン3Uと、チェーン13を巻下げて吊荷を下降させるためのDOWNボタン3D(図4を参照。)と、非常時等に吊荷の昇降を緊急停止させるための非常停止ボタン3Eとが備えられている。なお、操作スイッチ3は、不図示のエアホースを介してエアホイスト本体2に接続されている。
次に、エアホイスト1における制御部9、操作スイッチ3、エアモータ8、ブレーキ5の内部構成について図4を参照して説明する。
図4に示すように、制御部9は、エアモータ8やブレーキ5の動作を制御するための主制御モジュール18と、吊荷の重さが定格荷重を上回りフック16に過負荷が加えられた際にこれを感知するための過負荷感知モジュール19とからなる。なお、本実施形態の過負荷防止装置10は、過負荷感知モジュール19と主制御モジュール18中の後述する流路遮断弁21とで構成されている。
主制御モジュール18は、流路遮断弁21、シャトルバルブ23、主制御弁22、及びこれらを接続する複数の流路(流路C2〜C5、C7、C8、C15、Cu、Cd)を有してなる。
流路遮断弁21は、過負荷感知モジュール19が過負荷を感知した際にエアモータ8へのエアの供給を停止するべく流路Cuを遮断するものであり、流路Cuを遮断する通路と、遮断した流路Cuを復帰する通路とを切り替え可能に備えてなる。
主制御弁22は、上述のリミットレバー17に対応して設けられたものであり、流路C2及び流路C3を遮断する通路と、流路C3を流路Cdへ接続しかつ流路Cuを排気口へ接続する通路と、流路C2を流路Cuへ接続しかつ流路Cdを排気口へ接続する通路とを切り替え可能に備えてなる。主制御弁22は、リミットレバー17に連動しており、チェーン13の巻上げ時にフック16がリミットレバー17に係止した場合、及びチェーン13の巻下げ時にチェーン13がリミットレバー17に係止した場合に、流路C2を遮断しかつ流路C3を遮断する通路に切り替えられる。
過負荷感知モジュール19は、エア入力制御弁15、過負荷感知弁20、オリフィス26、及びこれらを接続する複数の流路(流路C10〜C14)を有してなる。
エア入力制御弁15は、エアが過負荷感知弁20へ入力されるタイミングを制御するものであり、流路C11を排気口R1(図5(a)を参照。)へ接続する通路と、流路C11を流路C13へ接続する通路とを切り替え可能に備えてなる。
詳細には、エア入力制御弁15は、図5(a)に示すように、一端(図5(a)中の左端)が密閉された略円筒形状のバルブハウジング24と、バルブハウジング24に軸方向へ摺動可能に保持されたスプール25とからなるスプールバルブである。
スプール25は、略円柱形状をしており、3つのランド部25a〜25cが形成されている。なお、各ランド部25a〜25cにはシール部材が設けられており、バルブハウジング24の内周面に気密に接触可能である。
バルブハウジング24には、図5(a)中の左側から順に、流路C10用の入力ポートP2、通気口P7、流路C13用の出力ポートP4、流路C11用の入力ポートP1が形成され、右端には排気口R1が形成されている。なお、バルブハウジング24の入力ポートP1には、オリフィス26が設けられている。
斯かる構成の下、スプール25は付勢力の小さなバネ27によって図5(a)の左側へ付勢されており、入力ポートP1は排気口R1と連通している。そして、流路C10からエアが供給されることにより、スプール25が図5(a)の右側へ移動し、入力ポートP1と出力ポートP4が連通する。
過負荷感知弁20は、図4に示すように、エアモータ8へ供給するエアとエアモータ8から排出されるエアに基づいて過負荷を感知するものであり、流路C13を流路C14へ接続する通路と、流路C13を遮断しかつ流路C14を排気口R2(図5(a)を参照。)へ接続する通路とを切り替え可能に備えてなる。
詳細には、過負荷感知弁20は、図5(a)に示すように、両端(図5(a)中の左右端)が密閉された略円筒形状のバルブハウジング29と、バルブハウジング29に軸方向へ摺動可能に保持されたスプール30とからなるスプールバルブである。
スプール30は、略円柱形状をしており、図5(b)に示すように3つのランド部30a〜30cが形成されている。なお、各ランド部30a〜30cにはシール部材が設けられており、バルブハウジング29の内周面に気密に接触可能である。
バルブハウジング29には、図5(a)中の左側から順に、流路C12用の入力ポートP3、排気口R2、流路C14用の出力ポートP6、流路C13用の入力ポートP5が形成されている。
斯かる構成の下、スプール30は、バネ31によって図5(a)の右側へ付勢されており、入力ポートP3、P5はいずれのポートにも連通していない。そして、入力ポートP5からエアが供給されることにより、スプール30が図5(a)の左側へ移動し、入力ポートP5と出力ポートP6が連通する。
なお、バルブハウジング29内には、バネ31を固定する固定部材33が備えられている。この固定部材33には、バネ31がスプール30に加える負荷を定格荷重に基づいて調整するために、バネ31の固定位置を調整する公知の調整機構(不図示)が設けられている。
操作スイッチ3は、図4に示すように、UP操作弁34U、DOWN操作弁34D、非常停止弁32E、及びこれらを接続する流路C1を有してなる。
UP操作弁34Uは、使用者がUPボタン3Uを押した際に流路C1を流路C2へ接続するものであり、流路C1を流路C2へ接続する通路と、流路C1を遮断しかつ流路C2を排気口へ接続する通路とを切り替え可能に備えてなる。
DOWN操作弁34Dは、使用者がDOWNボタン3Dを押した際に流路C1を流路C3へ接続するものであり、流路C1を流路C3へ接続する通路と、流路C1を遮断しかつ流路C3を排気口へ接続する通路とを切り替え可能に備えてなる。
なお、UPボタン3UとDOWNボタン3Dは、使用者が押し加減を変更することで、エアの圧力を変化させる、即ち吊荷の昇降速度を変化させることが可能である。
非常停止弁32Eは、使用者が非常停止ボタン3Eを押した際に流路C1を遮断するものであり、流路C1を遮断する通路と、遮断した流路C1を復帰する通路とを切り替え可能に備えてなる。
エアモータ8は、図3に示すようにロータリーベーン型のエアモータであり、2つの通気口36a、36bとこれらに対向する排気口36cが形成されたシリンダ36、回転方向へ等間隔に配置された複数のベーン37を径方向へ移動可能に備えたロータ38とからなる。
本実施形態では、図3(a)に示すように、通気口36aにエアが供給されると、シリンダ36内でベーン37がエアを受けることでロータ38が時計回りに回転する。そしてロータ38の回転により、エアは排気口36cと通気口36bから排出される。一方、図3(b)に示すように、通気口36bにエアが供給されると、ロータ38が反時計回りに回転し、エアは排気口36cと通気口36aから排出される。なお、通気口36a、36bに供給されるエアの圧力を作動圧Pa、通気口36a、36bから排出されるエアの圧力を背圧Pcという。基本的にロータ38の回転速度は作動圧Paに比例する。
エアモータ8において、吊荷の上昇時の作動圧Paと背圧Pcには、図7に示すように、吊荷の重さ(負荷)が増加すると、作動圧Paは増加し、背圧Pcは減少するという関係がある。このため、作動圧Paと背圧Pcの差は吊荷の重さに比例することとなる(図8を参照。)。
ブレーキ5は、図4に示すように、回転軸14に固定された制動板41に押し付けられた押圧体42と、押圧体42に連結されたピストン43を摺動可能に保持するシリンダ44と、ピストン43を介して押圧体42に押圧力を付与するバネ45と有する。この構成の下、シリンダ44にエアが供給されると、ピストン43がシリンダ44内を図4の左側へ移動する。これにより、押圧体42が制動板41から引き離されて回転軸14の拘束が解除され、チェーンホイール7は回転可能な状態になる。したがって、ブレーキ5はエアが供給されているときのみ開放される構成となっている。
以上に述べた構成のエアホイスト1の動作について説明する。
はじめに、エアホイスト1の使用者が操作スイッチ3を操作するにあたり、不図示のコンプレッサよりエアの供給が開始されると、流路C1を介して操作スイッチ3のUP操作弁34U及びDOWN操作弁34Dまでエアが達する。
この状態において、使用者によって操作スイッチ3のUPボタン3Uが押されると、UPボタン3Uが押されている間中、UP操作弁34Uにより流路C1は流路C2に接続される。
これにより、エアは流路C2を進行して主制御弁22に達する。また、流路C2を進行するエアは、流路C2から分岐された流路C4へ進行して主制御弁22を切り替え、流路C2が流路Cuに接続され、流路Cdが排気口に接続される。
これにより、前述の主制御弁22に達したエアは流路Cuを進行し、流路遮断弁21を経た後、流路Cuから分岐された流路C7へ進行する。このエアはシャトルバルブ23と流路C9を順に経てブレーキ5に供給され、ブレーキ5を開放する。また、流路Cuを進行するエアは、エアモータ8に通気口36aより作動圧Paの圧力でもって供給され、エアモータ8を回転させる。これにより、チェーンホイール7が回転してチェーン13を巻上げ、フック16を吊荷とともに上昇させることができる。
なお、エアモータ8に供給されたエアは排出口36cと通気口36bから排出される。通気口36bから排出されるエアは、背圧Pcの圧力でもって排出され、流路Cdを進行して主制御弁22の排出口より排出される。
一方、使用者によって操作スイッチ3のDOWNボタン3Dが押されると、DOWNボタン3Dが押されている間中、DOWN操作弁34Dにより流路C1は流路C3に接続される。
これにより、エアは流路C3を進行して主制御弁22に達する。また、流路C3を進行するエアは、流路C3から分岐された流路C5を進行して主制御弁22を切り替え、流路C3が流路Cdに接続され、流路Cuが排気口に接続される。
これにより、前述の主制御弁22に達したエアは流路Cdへ進行し、流路Cdから分岐された流路C8を進行し、シャトルバルブ23と流路C9を順に経てブレーキ5に供給され、ブレーキ5を開放する。また、流路Cdを進行するエアは、エアモータ8に通気口36bより作動圧Paの圧力でもって供給され、エアモータ8を逆回転させる。これにより、チェーンホイール7が逆回転してチェーン13を巻下げ、フック16を吊荷とともに下降させることができる。
また、流路Cdを進行するエアは、流路Cdから分岐された流路C15へ進行して流路遮断弁21へ達し、流路Cuが接続された状態を維持する。
なお、エアモータ8に供給されたエアは、排出口36cと通気口36aから排出される。通気口36aから排出されるエアは、背圧Pcの圧力でもって排出され、流路Cuを進行して流路遮断弁21を経て主制御弁22の排出口より排出される。
使用者が操作スイッチ3のUPボタン3U、DOWNボタン3Dから手を離す、又は非常停止ボタン3Eを押すと、流路C1が遮断され、エアモータ8へのエアの供給が停止するため吊荷の昇降が停止する。また、ブレーキ5へのエアの供給が停止するため、ブレーキ5によってチェーンホイール7の回転が拘束され、昇降停止した吊荷は、停止位置にそのまま維持される。
次に、図4と図5(a)を参照して過負荷防止装置10の作動について説明する。
使用者によって操作スイッチ3のUPボタン3Uが押された直後には、図5(a)に示すように、コンプレッサから出力され流路Cuを進行するエア(作動圧Paのエア)は、流路Cuから分岐された流路C11へ進行してエア入力制御弁15に達する。エア入力制御弁15に達したエアは、図5(a)に示すように、入力ポートP1に入力されてオリフィス26を経た後、排気口R1より外部へ排出される。
なおこのとき、エアモータ8は回転開始直後であるため、エアモータ8の通気口36bからエアが排出され、流路Cdと流路Cdから分岐された流路C10とを順に進行してエア入力制御弁15まで達することはない。したがって、エア入力制御弁15のスプール25は移動しないため、過負荷防止装置10が作動することはない。
そして、使用者によって操作スイッチ3のUPボタン3Uが引き続き押されると、エアモータ8の通気口36bから排出された背圧Pcのエアは、流路Cdと流路Cdから分岐された流路C10とを順に進行し、エア入力制御弁15の入力ポートP2に入力されて空気室A1に供給される。これにより、空気室A1の圧力でスプール25がバネ27を撓ませながら図5(a)の右側へ移動し、入力ポートP1と出力ポートP4が連通する、即ち流路C11と流路C13が接続される。
これにより、前述のコンプレッサから出力されて流路Cuを進行し、流路C11を経てエア入力制御弁15の入力ポートP1へ入力されたエアは、出力ポートP4から出力されて流路C13を介し、過負荷感知弁20の入力ポートP5に入力されて空気室A2に供給される。
また、前述のエアモータ8の通気口36bから排出された背圧Pcのエアは、流路Cdと流路Cdから分岐された流路C12とを順に経て、過負荷感知弁20の入力ポートP3に入力されて空気室A3に供給される。
ここで、上述のように、エアモータ8における作動圧Paと背圧Pcの差(以下「圧力差(Pa−Pc)」という)は吊荷の重さに比例している(図8を参照。)。したがって、吊荷の所定の重さを定格荷重に設定すれば、定格荷重に対応する圧力差(Pa−Pc)が定まる。よって、圧力差(Pa−Pc)を監視し、監視中の圧力差(Pa−Pc)の値が定格荷重に対応する圧力差(Pa−Pc)の値を上回ったことが感知されたとき、定格荷重を上回る吊荷がフック16に吊り下げられたと判定することができる。過負荷防止装置10における過負荷感知弁20は、このような監視、感知及び判定を実現するものである。
過負荷感知弁20において、作動圧Paのエアが供給された空気室A2の圧力がスプール30に加える負荷を負荷a、背圧Pcのエアが供給された空気室A3の圧力がスプール30に加える負荷を負荷b、バネ31がスプール30に加える負荷を負荷cとする。なお、負荷cの大きさ、即ちバネ31の力は定格荷重に対応して予め設定されている。
過負荷感知弁20は、前述のエアモータ8における作動圧Paと背圧Pcの差(圧力差(Pa−Pc))に対応する負荷aと負荷bの差が、定格荷重に対応する負荷cを上回った場合にこれを感知するものである。
具体的には、
a−b>c
即ち、
a>b+c
となった場合に、スプール30がバネ31を撓ませながら図5(a)の左側へ移動し、入力ポートP5と出力ポートP6が連通する、即ち流路C13と流路C14が接続される。これにより、空気室A2内のエアは流路C14へ進行して流路遮断弁21へ達する。そしてこれにより、流路遮断弁21が切り替えられて流路Cuが遮断され、エアモータ8とブレーキ5へのエアの供給が停止される。これにより、吊荷の上昇が停止し、停止位置にそのまま維持される。このようにして過負荷防止装置10は、過負荷感知弁20で過負荷を感知し、吊荷の上昇を非常停止することができる。
なお、負荷cの値は、過負荷感知弁20のスプール30が図5(a)の左側へ移動し、固定部材33に当接して停止した際のバネ31の負荷であり固定値である。上述した不図示の調整機構によってバネ31の撓み量を調整することで、定格荷重、即ち過負荷防止装置10が作動する負荷を容易に変更することが可能である。
一方、使用者によって操作スイッチ3のDOWNボタン3Dが押されると、図5(a)に示すように、コンプレッサから出力され流路Cdを進行するエア(作動圧Paのエア)は、流路C10へ進行してエア入力制御弁15の入力ポートP2に入力されて空気室A1に供給される。これにより、空気室A1の圧力でスプール25がバネ27を撓ませながら図5(a)の右側へ移動し、入力ポートP1と出力ポートP4が連通する、即ち流路C11と流路C13が接続される。また、流路Cdを進行するエアは、流路C12へ進行して過負荷感知弁20の入力ポートP3に入力されて空気室A3に供給される。これに対し、エアモータ8の通気口36aから排出された背圧Pcのエアは、流路Cuと流路C11を順に経て、エア入力制御弁15の入力ポートP1に入力される。このエアは、出力ポートP4から出力されて流路C13を介して過負荷感知弁20の入力ポートP5に入力されて空気室A2に供給される。
このとき、過負荷感知弁20における負荷a〜cの関係は、エアモータ8の特性上、
a<b+c
になるため、過負荷感知弁20のスプール30が移動することはない。したがって、使用者によって操作スイッチ3のDOWNボタン3Dが押されている間に過負荷防止装置10が作動することはなく、吊荷を下降させることができる。
なお、上述のように過負荷防止装置10が作動し、流路遮断弁21によって流路Cuが遮断された状態において、使用者によって操作スイッチ3のDOWNボタン3Dが押されると、コンプレッサから出力され流路Cdを進行するエアが、流路C15へ進行して流路遮断弁21へ達する。これにより、流路遮断弁21が切り替えられて、流路Cuの接続が復帰し、吊荷を下降させることができる。したがって、フック16に過負荷の吊荷、即ち定格荷重を上回る重さの吊荷を吊るして過負荷防止装置10が作動した場合でも、吊荷を下降させ、フック16から吊荷を取り外すことができる。
ここで、エア入力制御弁15の作用について説明する。
エアモータ8は、その特性上、回転開始直後の作動圧Paの値が背圧Pcの値に比して早く大きくなる。このため、過負荷感知モジュール19がエア入力制御弁15を有していない構成であった場合、即ちコンプレッサから出力され流路Cuを進行するエアが過負荷感知弁20へ直接入力される構成であった場合には、エアモータ8の回転開始直後の過負荷感知弁20における上述の負荷a〜cの関係は、
a>b+c
となってしまう。このため、フック16に過負荷の吊荷を吊るしていなくても、使用者によって操作スイッチ3のUPボタン3Uが押された直後に過負荷防止装置10が誤作動してエアホイスト1の動作が停止してしまう。また、エアモータ8は、その特性上、回転開始直後の作動圧Paの値が不安定であるため、過負荷防止装置10に誤作動が発生しやすい。
そこで、本実施形態における過負荷感知モジュール19は、前述のようなエアモータ8の回転開始直後の過負荷防止装置10の誤作動を防ぐために、コンプレッサから出力され流路Cuを進行するエアが過負荷感知弁20へ入力されるタイミングを制御するエア入力制御弁15を有する構成としている。このエア入力制御弁15により、エアモータ8の回転開始直後はコンプレッサから出力され流路Cuを進行するエアを排出することができる。そして、エアモータ8が回転して作動圧Paの値と背圧Pcの値が安定した後で当該エアを過負荷感知弁20へ入力することができる。このように、エアモータ8から排出されたエアを過負荷感知弁20に入力し、続いてコンプレッサから出力され流路Cuを進行するエアを過負荷感知弁20に入力するようにしたことで、過負荷感知弁20のスプール30に対して負荷a〜cのそれぞれが適切に加えられることになり、過負荷防止装置10の誤作動の発生を防ぐことができる。
さらに、エア入力制御弁15におけるオリフィス26の作用について説明する。
エアモータ8は、上述のようにその特性上、回転開始直後の作動圧Paの値は不安定であるため、過負荷防止装置10に誤作動が発生しやすい。詳細には、エアモータ8の回転開始直後の作動圧Paの値は一時的に非常に大きな値になる(図6中の「オリフィス無」のグラフを参照。)。これは実際に吊荷を昇降する際のエアモータ8の作動圧Paよりも大きいため、過負荷防止装置10は誤作動が発生しやすくなってしまう。
そこで、本実施形態におけるエア入力制御弁15は、入力ポートP1にオリフィス26を有する構成としている。エアモータ8の回転開始直後にコンプレッサから出力され流路Cuを進行してエア入力制御弁15に入力される圧力の非常に大きなエアは、オリフィス26によって圧力を抑制することができる(図6中の「オリフィス有」のグラフを参照。)。詳しくは、ベルヌーイの定理に基づき、当該エアは圧力損失を生じ、代わりに流速が大きくなる。これにより、エアモータ8の回転開始直後の過負荷防止装置10の誤作動の発生をより良好に防ぐことができる。
さらに、過負荷感知弁20における負荷a〜cの関係についてより詳細に説明する。
図8に示すように、吊荷の上昇時のエアモータ8の圧力差(Pa−Pc)は、給気圧に応じて異なる。ここで、給気圧とは、コンプレッサからエアホイスト1に入力されるエアの圧力をいう。なお、上述のように、使用者が吊荷の上昇速度を変化させるために、操作スイッチ3のUPボタン3Uの押し加減を変更した場合も、圧力差(Pa−Pc)は図8と同様になる。
また、過負荷感知弁20のスプール30に加えられる上述の負荷aは、空気室A2に露出しているスプール30の面のうち、空気室A2に供給された作動圧Paのエアによりスプール30の軸方向の圧力(図5(a)左方向の圧力)を受ける面の面積Duに依存する(図5(b)を参照。)。詳細には、本実施形態において面積Duは、空気室A2に露出しているスプール30の面のうち、スプール30の軸方向に垂直な面の総面積である。また、負荷bは、空気室A3に露出しているスプール30の面のうち、空気室A3に供給された背圧Pcのエアによりスプール30の軸方向の圧力(図5(a)右方向の圧力)を受ける面の面積Ddに依存する(図5(b)を参照。)。詳細には、本実施形態において面積Ddは、空気室A3に露出しているスプール30の面のうち、スプール30の軸方向に垂直な面の総面積である。このため、負荷a、bは、
a=Du×Pa、b=Dd×Pc
と表すことができる。
ここで、仮に過負荷感知弁20のスプール30の面積Du、Ddが、
Dd=Du
である場合、スプール30に加えられる負荷a、bは、
a=Du×Pa、b=Du×Pc
となる。このため、過負荷防止装置10は、
a−b=Du×(Pa−Pc)>c
のときに作動する。即ち、給気圧によっては吊荷の重さが定格荷重を上回っていても過負荷防止装置10が作動せず、吊荷の重さが定格荷重を上回っていなくても過負荷防止装置10が作動してしまうことになる。そして、このような過負荷防止装置10の誤作動を防ぐためには、給気圧の変化に応じて、過負荷感知弁20のバネ31の固定位置の調整等により負荷cの大きさを改めて設定する必要がある。
ここで、上述のように負荷(吊荷の重さ)と給気圧の変化に対するエアモータ8の作動圧Pa、背圧Pcには次の関係が成り立つ。
(1)図7に示すように、エアモータ8の作動圧Paは負荷に比例し、背圧Pcは負荷に反比例する。
(2)図9に示すように、任意の負荷において、エアモータ8の作動圧Paと背圧Pcは給気圧にそれぞれ比例する。
図9におけるエアモータ8の作動圧Paのグラフと背圧Pcのグラフの傾き(変化量)の違いは、図8に示した圧力差(Pa−Pc)のグラフが給気圧に応じて異なることの原因になっている。
そこで、図9における作動圧Paのグラフの傾きと背圧Pcのグラフの傾きが等しくなるように図9のグラフを補正すれば、図8において給気圧に依存して異なっていた圧力差(Pa−Pc)の値が互いに近い値となる、言い換えれば図8の圧力差(Pa−Pc)の3本のグラフを給気圧に依存しない1本のグラフに実質的に共通化することができ、過負荷防止装置10の誤作動を防ぐことができる。
このことを実現するために、本実施形態では過負荷感知弁20のスプール30の面積Duの大きさと面積Ddの大きさに差を設けている。これにより、スプール30に加えられる負荷を補正することができ、図9のグラフを上述のように補正することと同等の効果を得ることができる。
具体的には、過負荷感知弁20のスプール30が次の条件式(A)を満足するようにしている。
(A) Dd=α×Du
ただし、
Du:空気室A2内の作動圧Paのエアによりスプール30が軸方向の圧力を受ける面積
Dd:空気室A3内の背圧Pcのエアによりスプール30が軸方向の圧力を受ける面積
α:給気圧が任意量変化した際のエアモータ8の作動圧Paの変化量と背圧Pcの変化量の商
上記条件式(A)におけるαは、図9のエアモータ8の作動圧Paのグラフの傾きを背圧Pcのグラフの傾きで割ることで求められる。例えば、図9において作動圧Paの傾きが背圧Pcの傾きの1.5倍である場合、α=1.5となる。したがって、図9の背圧Pcの傾きを1.5倍することで、作動圧Paのグラフと背圧Pc×αのグラフは互いに平行になる。このため、作動圧Paと背圧Pc×αの差(圧力差(Pa−Pc×α))を給気圧毎に示すグラフは図10のようになり、図8の圧力差(Pa−Pc)の3本のグラフを給気圧に依存しない1本のグラフに実質的に共通化することができる。
以上より、過負荷感知弁20のスプール30が上記条件式(A)を満足することで、スプール30に加えられる負荷a、bは、
a=Du×Pa、b=α×Du×Pc
となる。このため、過負荷防止装置10は、
a−b=Du×(Pa−Pc×α)>c
のときに作動することとなる。圧力差(Pa−Pc×α)は、前述のように給気圧に依存しないため、過負荷防止装置10に上述のような誤作動が生じてしまうことを防止することができる。
なお、条件式(A)のαをより正確に設定するために、複数の負荷の値について図9と同様のデータを取得してαを求め、求めた複数のαの平均値を条件式(A)に用いることが望ましい。これにより、図8の圧力差(Pa−Pc)の3本のグラフを給気圧に依存しない1本のグラフにより正確に共通化することができ、過負荷防止装置10の誤作動をより効果的に防止することができる。
以上のように、過負荷感知弁20のスプール30が上記条件式(A)を満足すること、即ち面積Duと面積Ddに対して適切な面積比αを設定することで、コンプレッサの給気圧が変化した場合や、使用者が操作スイッチ3で吊荷の上昇速度を変化させた場合でも、過負荷防止装置10が誤作動することを効果的に防止することができる。またこれにより、過負荷感知弁20のバネ31を調整して負荷cの大きさを変更する必要もない。
なお、本実施形態の過負荷防止装置10は、エアホイスト本体2のハウジング4に収納された制御部9に設けられているため、エアホイスト1全体の小型化にも貢献することができる。
1 エアホイスト
2 エアホイスト本体
3 操作スイッチ
4 ハウジング
5 ブレーキ
7 チェーンホイール
8 エアモータ
9 制御部
10 過負荷防止装置
15 エア入力制御弁
18 主制御モジュール
19 過負荷感知モジュール
20 過負荷感知弁
21 流路遮断弁
25 エア入力制御弁のスプール
30 過負荷感知弁のスプール

Claims (7)

  1. エア供給源からのエアを動力とするエアモータを備えたエアホイストであって、
    前記エアモータに供給される第1エアと前記エアモータから排出された第2エアとが入力されて、前記第1エアと前記第2エアの圧力差が所定値を上回ったことを感知する感知弁と、
    前記第2エアに続いて前記第1エアを前記感知弁に入力させるためのエア入力制御弁と、
    前記圧力差が前記所定値を上回ったことを前記感知弁が感知した際に、前記エアモータへの前記第1エアの供給を停止するエア供給停止弁と、を有する過負荷防止装置を備えたことを特徴とするエアホイスト。
  2. 前記エア入力制御弁は、前記第2エアが入力される空気室を有するスプールバルブからなり、
    前記エア入力制御弁のスプールは、一端が前記空気室に露出しており、付勢部材によって前記空気室側へ付勢されており、
    前記エア入力制御弁のスプールが移動することにより、前記第1エアを入力するための入力ポートと、前記第1エアを前記感知弁へ出力するための出力ポートとが連通することを特徴とする請求項1に記載のエアホイスト。
  3. 前記エア入力制御弁は、前記第1エアを入力するための入力ポートにオリフィスを備えることを特徴とする請求項2に記載のエアホイスト。
  4. 前記感知弁は、前記第1エアが入力される第1空気室と、前記第2エアが入力される第2空気室とを有するスプールバルブからなり、
    前記感知弁のスプールは、一端が前記第1空気室に露出しており、他端が前記第2空気室に露出しており、付勢部材によって前記第1空気室側へ付勢されており、
    前記感知弁のスプールが移動することにより、前記第1エアを前記第1空気室へ入力するための入力ポートと、前記第1エアを前記エア供給停止弁へ出力するための出力ポートとが連通することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアホイスト。
  5. 前記感知弁は、前記付勢部材の付勢力を調整するための調整機構を有することを特徴とする請求項4に記載のエアホイスト。
  6. 前記感知弁のスプールが以下の条件式を満足することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のエアホイスト。
    Dd=α×Du
    ただし、
    Du:前記第1空気室内の前記第1エアにより前記感知弁のスプールが軸方向の圧力を受ける面積
    Dd:前記第2空気室内の前記第2エアにより前記感知弁のスプールが軸方向の圧力を受ける面積
    α :前記エア供給源の給気圧が任意量変化した際の前記第1エアの圧力の変化量と前記第2エアの圧力の変化量の商
  7. 前記条件式中のαが、前記エア供給源の給気圧が任意量変化した際の前記第1エアの圧力の変化量と前記第2エアの圧力の変化量の商を、複数の吊荷の重さについて求めて平均したものであることを特徴とする請求項6に記載のエアホイスト。
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