JP6109368B2 - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents
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Description
第1の実施形態の多孔質絶縁膜の製造方法および半導体装置SDの製造方法では、それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉(チャンバーCMB)に輸送し、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、反応炉(チャンバーCMB)にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する(多孔質絶縁膜形成工程)。当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下である。これにより、多孔質絶縁膜の成膜速度を高くするとともに、多孔質絶縁膜の膜強度を向上させることができる。
まず、図1を用い、第1の実施形態に係る半導体製造装置SMEについて説明する。図1は、第1の実施形態に係る半導体製造装置SMEの構成を示す模式図である。第1の実施形態に係る半導体装置SDは、以下のような半導体製造装置SMEを用いて製造する。半導体製造装置SMEは、たとえば、プラズマCVD法又はプラズマ重合法によって、多孔質絶縁膜を形成するための装置である。なお、ここでいう「半導体製造装置SME」とは、半導体装置に限られず、単層の多孔質絶縁膜を形成するための多孔質絶縁膜製造装置であってもよい。
次に、第1の実施形態に用いられる有機シロキサン原料について説明する。第1の実施形態では、それぞれ環状SiO構造を主骨格とし、互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料が用いられる。以下では、主骨格の環状SiO構造を「環状シロキサン骨格」という。
次に、図2を用い、第1の実施形態に係る半導体装置SDの全体構造について説明する。図2は、第1の実施形態に係る半導体装置SDの構成を示す断面図である。第1の実施形態の半導体装置SDは、多孔質絶縁膜(PF1またはPF2)を備えている。ここでは、たとえば、複数の多孔質絶縁膜(多孔質絶縁膜PF1および多孔質絶縁膜PF2)が積層されている。
次に、図3から図6を用い、第1の実施形態に係る半導体装置SDの製造方法について、説明する。図3から図6は、第1の実施形態に係る半導体装置SDの製造方法を説明するための断面図である。以下詳細を説明する。
次に、具体的な実施例について説明する。この実施例では、二種類の有機シロキサン原料を用いて、一層の多孔質絶縁膜を成膜した。実施例では、化学式(1)のうちnが3、Rxがビニル基、Ryがイソプロピル基である第1の有機シロキサン原料と、nが4、Rxがビニル基、Ryがメチル基である第2の有機シロキサン原料と、を用いた。第1および第2の有機シロキサン原料の混合比は、4:3である。
比較例では、一種類の有機シロキサン原料だけを用いて、一層の多孔質絶縁膜を成膜した。比較例では、化学式(1)のうちnが3、Rxがビニル基、Ryがイソプロピル基である(第1の)有機シロキサン原料のみを用いた。
次に、図6から図9を用い、実施例の結果とともに、第1の実施形態の作用効果について説明する。
次に、第1の実施形態の作用効果についてメカニズムとともに説明する。まず、互いに構造が異なる二種類以上の有機シロキサン原料を用いることによる作用効果は、以下の通りである。
図10および図11は、第2の実施形態に係る多孔質絶縁膜の特性を説明するための図である。第2の実施形態は、多孔質絶縁膜を形成するための条件が第1の実施形態よりもさらに最適化されている点を除いて、第1の実施形態と同様である。以下、詳細を説明する。
化学式(1)で示される第1及び第2の環状有機シロキサンを用いた。このうち第1の環状有機シロキサンとしては、R1(Rx)がビニル基、R2(Ry)がイソプロピル基であり、n=3であるもの(2,4,6−トリイソプロピル−2,4,6−トリビニルシクロトリシロキサン)を用いた。また、第2の環状有機シロキサンとしては、R1(Rx)がビニル基であり、R2(Ry)がイソプロピル基であり、n=4であるもの(2,4,6,8−テトライソプロピル−2,4,6,8−テトラビニルシクロトリシロキサン)を用いた。キャリアガスにはHeを用い、酸化剤にはN2Oを用いた。酸化剤の流量はキャリアガス流量に対し0.06となるように設定した。
図12は、第4の実施形態に係る半導体装置SDの構成を示す断面図である。第4の実施形態は、多層配線層がシングルダマシン法により形成されている点を除いて、第1の実施形態と同様である。以下、詳細を説明する。
図17は、第5の実施形態に係る半導体装置SDの構成を示す断面図である。第5の実施形態は、基板SUBにトランジスタTR等が形成されている点を除いて、第1の実施形態と同様である。以下、詳細を説明する。
図18は、第5の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。第6の実施形態は、基板SUBにトランジスタTR等が形成されている点を除いて、第1の実施形態と同様である。以下、詳細を説明する。
また、本実施形態により製造された半導体装置(デバイス)は、多孔質絶縁膜を含む多層配線層を有し、前記多孔質絶縁膜のうちの少なくとも何れか1層が、上記した実施形態に示した方法により製造された多孔質絶縁膜である。そして、多層配線層中にメモリ素子が形成され、このメモリ素子がMTJ素子100である。
(付記1)
それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下である半導体装置の製造方法。
(付記2)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記キャリアガスの流量に対する前記酸化剤ガスの流量比が0.005以上0.04以下である半導体装置の製造方法。
(付記3)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記酸化剤ガスは、O2、CO2、CO、N2O、またはNO2のうち少なくとも一種類以上を含む半導体装置の製造方法。
(付記4)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記有機シロキサン原料は、下記化学式(1)に示される環状有機シリカ骨格を有する半導体装置の製造方法。
(ただし、化学式(1)において、nは2〜5であり、Rx及びRyはそれぞれ水素、不飽和炭化水素基及び飽和炭化水素基の何れかであり、前記不飽和炭化水素基および前記飽和炭化水素基の各々は、ビニル基、アリル基、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、およびターシャリーブチル基の何れかである。)
(付記5)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
少なくとも二種類の前記有機シロキサン原料のうちnは互いに異なる半導体装置の製造方法。
(付記6)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
少なくとも一種類の前記有機シロキサン原料のうちnは3である半導体装置の製造方法。
(付記7)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
少なくとも二種類の前記有機シロキサン原料のうち、一方のnは3であり、他方のnは4である半導体装置の製造方法。
(付記8)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記有機シロキサン原料は、不飽和炭化水素基を有する半導体装置の製造方法。
(付記9)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記2種類以上の前記有機シロキサン原料の混合原料において、前記有機シロキサン原料の前記混合原料の1モルあたりの平均炭素数は15以上であり、
前記多孔質絶縁膜のうちFTIR(Fourier Transform Infrared Spectroscopy)法によって求められる波数1100cm−1近傍の−Si−O−Si−のピークに対する波数2900cm−1近傍のCHxのピークのピーク面積比率は0.23以上である半導体装置の製造方法。
(付記10)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記多孔質絶縁膜形成工程において、
前記有機シロキサン原料の流量に対する前記酸化剤ガスの流量比が0.1以上5以下である半導体装置の製造方法。
(付記11)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記多孔質絶縁膜形成工程において、
基板上に前記多孔質絶縁膜を形成し、当該基板を250℃以上400℃以下に加熱する半導体装置の製造方法。
(付記12)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記多孔質絶縁膜形成工程の後に、前記多孔質絶縁膜に溝またはビアホールを形成し、金属を埋め込むことにより配線またはビアを形成する工程をさらに備える半導体装置の製造方法。
(付記13)
Si、O、CおよびHと、環状SiO構造と、Siに結合した不飽和炭化水素基および分枝炭化水素基と、を含む多孔質絶縁膜と、
前記多孔質絶縁膜に設けられた配線またはビアと、
を備え、
前記多孔質絶縁膜のうちFTIR(Fourier Transform Infrared Spectroscopy)法によって求められる波数1100cm−1近傍の−Si−O−Si−のピークに対する波数2900cm−1近傍のCHxのピークのピーク面積比率は0.23以上である半導体装置。
(付記14)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記多孔質絶縁膜に含まれる前記不飽和炭化水素基はビニル基であり、
前記分枝炭化水素基はイソプロピル基である半導体装置。
CMB チャンバー
SH シャワーヘッド
STG ステージ
TNK 原料リザーバータンク
VV1 バルブ
VV2 バルブ
VV3 バルブ
VV4 バルブ
VV5 バルブ
VV6 排気バルブ
PP1 配管
PPV 排気配管
MC1 液体流量コントローラ
MC2 気体流量コントローラ
MC3 気体流量コントローラ
VPR 気化器
CT 冷却トラップ
VP 真空ポンプ
MTC マッチングコントローラ
RF 高周波電源
PF1 多孔質絶縁膜
PF2 多孔質絶縁膜
PF3 多孔質絶縁膜
HM ハードマスク
DIR 素子分離領域
MF 金属膜
IC1 配線
IC2 配線
IC3 配線
VA ビア
BM1 バリアメタル
BM2 バリアメタル
BM3 バリアメタル
IF1 バリア絶縁膜
IF2 バリア絶縁膜
IF3 バリア絶縁膜
VH ビアホール
IT 溝
SD 半導体装置
SUB 基板
TR トランジスタ
PD 受動素子
LL ローカル配線層
GL グローバル配線層
100 MTJ素子
111 配線
112 スピン吸収層
114 スピン吸収層
115 ビア
116 配線
117 ソースドレイン領域
120 磁壁移動層
130 トンネルバリア層
140 ピン層
152 コンタクト
154 コンタクト
160 多孔質絶縁膜
170 多孔質絶縁膜
180 多孔質絶縁膜
190 多孔質絶縁膜
Claims (12)
- それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0.005以上0.04以下である半導体装置の製造方法。 - それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下であり、
前記酸化剤ガスは、O2、CO2、CO、N2O、またはNO2のうち少なくとも一種類以上を含む半導体装置の製造方法。 - それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下であり、
前記有機シロキサン原料は、下記化学式(1)に示される環状有機シリカ骨格を有する半導体装置の製造方法。
(ただし、化学式(1)において、nは2〜5であり、Rx及びRyはそれぞれ水素、不飽和炭化水素基及び飽和炭化水素基の何れかであり、前記不飽和炭化水素基および前記飽和炭化水素基の各々は、ビニル基、アリル基、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、およびターシャリーブチル基の何れかである。) - 請求項3に記載の半導体装置の製造方法において、
少なくとも二種類の前記有機シロキサン原料のうちnは互いに異なる半導体装置の製造方法。 - 請求項3に記載の半導体装置の製造方法において、
少なくとも一種類の前記有機シロキサン原料のうちnは3である半導体装置の製造方法。 - 請求項3に記載の半導体装置の製造方法において、
少なくとも二種類の前記有機シロキサン原料のうち、一方のnは3であり、他方のnは4である半導体装置の製造方法。 - それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下であり、
前記有機シロキサン原料は、不飽和炭化水素基を有する半導体装置の製造方法。 - それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下であり、
前記2種類以上の前記有機シロキサン原料の混合原料において、前記有機シロキサン原料の前記混合原料の1モルあたりの平均炭素数は15以上であり、
前記多孔質絶縁膜のうちFTIR(Fourier Transform Infrared Spectroscopy)法によって求められる波数1100cm−1近傍の−Si−O−Si−のピークに対する波数2900cm−1近傍のCHxのピークのピーク面積比率は0.23以上である半導体装置の製造方法。 - それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下であり、
前記多孔質絶縁膜形成工程において、
前記有機シロキサン原料の流量に対する前記酸化剤ガスの流量比が0.1以上5以下である半導体装置の製造方法。 - それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下であり、
前記多孔質絶縁膜形成工程において、
基板上に前記多孔質絶縁膜を形成し、当該基板を250℃以上400℃以下に加熱する半導体装置の製造方法。 - それぞれ環状SiO構造を主骨格とし互いに構造が異なる2種類以上の有機シロキサン原料を気化し、キャリアガスとともに反応炉に輸送して、且つ、酸素原子を含む酸化剤ガスを添加して、前記反応炉にてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマ重合法によって多孔質絶縁膜を形成する多孔質絶縁膜形成工程を備え、
当該多孔質絶縁膜形成工程において、キャリアガスの流量に対する添加した前記酸化剤ガスの流量比が0より大きく0.08以下であり、
前記多孔質絶縁膜形成工程の後に、前記多孔質絶縁膜に溝またはビアホールを形成し、金属を埋め込むことにより配線またはビアを形成する工程をさらに備える半導体装置の製造方法。 - Si、O、CおよびHと、環状SiO構造と、Siに結合した不飽和炭化水素基および分枝炭化水素基と、を含む多孔質絶縁膜と、
前記多孔質絶縁膜に設けられた配線またはビアと、
を備え、
前記多孔質絶縁膜のうちFTIR(Fourier Transform Infrared Spectroscopy)法によって求められる波数1100cm−1近傍の−Si−O−Si−のピークに対する波数2900cm−1近傍のCHxのピークのピーク面積比率は0.23以上であり、
前記多孔質絶縁膜に含まれる前記不飽和炭化水素基はビニル基であり、
前記分枝炭化水素基はイソプロピル基である半導体装置。
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