JP6107401B2 - 電動機及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はステータが合成樹脂で覆われる所謂樹脂モールド式の電動機とその製造方法に関するものである。
電動機は、図10に示すように電動機シャフト1を中心として回転するロータ2と、このロータ2の外周に配置されたステータ3が、電動機軸方向の一端に開口部4aを備えた箱状のハウジング4に収容され、このハウジング4の開口部4aにエンドカバー5が装着されて構成される。
ここでは、ショベルの旋回電動機のように電動機シャフト1が鉛直となる縦置き姿勢で設置される電動機であって、ハウジング4の上端に開口部4aを有し、この開口部4aにエンドカバー5が装着された電動機を例にとっている。
以下、これを前提として、図10に示す従来技術、及び後述する本発明の実施形態において、電動機軸方向(電動機シャフト1の軸方向)を上下方向として説明する。また、図の上側、下側をそのまま電動機の「上」「下」として表記する。
さらに、この明細書において、「電動機」とは、電動機と同一原理の発電機及び発電電動機を含むものとする。
エンドカバー5は、ハウジング4の上端面に図示しないボルトによって取付けられ、電動機シャフト1の上部がこのエンドカバー5に、下部がハウジング4の下部にそれぞれ軸受6,7を介して回転自在に支持される。
ステータ3は、電磁鋼板を積層して成るステータコア8と、このステータコア8に上下方向に巻装されたステータコイル9とによって構成される。
ステータコイル9は、上下両側の折り返し部分であるコイルエンド9aがステータコア8の上下両端面から突出する状態で巻装される。
樹脂モールド式の電動機においては、このコイル巻装後の樹脂モールド工程で、ステータ3がハウジング4内に挿入され、ステータ3の内空部に円柱状のモールド型が挿入されるとともに、ハウジング4の開口部4aに上型が装着される。
こうしてハウジング4を下型とし、モールド型及び上型で密閉状態のキャビティを形成した後、上型に設けられた樹脂注入口からキャビティに、電気絶縁性と伝熱性を備えた不飽和ポリエステル等の合成樹脂材料が溶融状態で注入・充填される。
この合成樹脂材料の硬化により、ステータ3の一部または全体がモールド樹脂層10で覆われてハウジング4内に封止固定され、かつ、モールド樹脂層10によってステータ3からの放熱性が高められる。
そして、モールド型及び上型の取外し(離型)後、ロータ2及び電動機シャフト1が組み込まれるとともにエンドカバー5が装着されて電動機が完成する。
なお、ハウジング4には、水等の冷媒が通される冷却通路11が外周側に設けられ、この冷却通路11によってハウジング4が冷却される。冷却通路11は、図示しないポンプによって冷媒がタンク経由で循環する循環流路として構成されている。
以上の電動機の構成及び製造方法はたとえば特許文献1に示されている。
特開平10−290543号公報
従来は、上記のように樹脂モールドの終了後、すなわちモールド樹脂層10を形成した後にエンドカバー5を取付ける(後付けする)構成、製造方法をとっているため、どうしてもモールド樹脂層10とエンドカバー5の間に隙間が発生し、両者の密着性、つまり伝熱性が悪くなるという問題があった。
そこで本発明は、モールド樹脂層とエンドカバーの密着性を高めて放熱性能を向上させることができる電動機及びその製造方法を提供するものである。
上記課題を解決する手段として、本発明の電動機においては、ステータと、このステータの内空部に配置されるロータが、一端に開口部を備えたハウジング内に収容され、上記ステータは伝熱性及び電気絶縁性を備えた合成樹脂材料から成るモールド樹脂層で覆われ、かつ、上記ステータの開口部にエンドカバーが装着される電動機において、上記エンドカバーを、上記ハウジングの開口部のうち外周側部分を閉塞する第1カバーと、内周側部分を閉塞する第2カバーによって構成するとともに、上記ハウジングと上記第1カバーのうちの少なくとも上記第1カバーに樹脂注入口を設け、上記ハウジング及び上記第1カバーを型の一部として、上記合成樹脂材料を上記樹脂注入口から上記ハウジング内に注入して、上記モールド樹脂層を形成してなるものである。
また、本発明の電動機の製造方法においては、ステータと、このステータの内空部に配置されるロータが、一端に開口部を備えたハウジング内に収容され、上記ステータは伝熱性及び電気絶縁性を備えた合成樹脂材料から成るモールド樹脂層で覆われ、かつ、上記ステータの開口部にエンドカバーが装着される電動機の製造方法であって、上記エンドカバーを、上記ハウジングの開口部のうち外周側部分を閉塞する第1カバーと、内周側部分を閉塞する第2カバーによって構成するとともに、上記ハウジングと上記第1カバーの少なくとも一方に樹脂注入口を設け、
(I) 上記ハウジングに上記第1カバーを装着するとともに、上記ステータの内空部にモールド型を挿入することにより、これら第1カバー及びモールド型で上記ハウジングの開口部を閉塞するとともに、上記ハウジング、上記第1カバー、上記モールド型の三者によってキャビティを形成し、
(II) 上記樹脂注入口から上記キャビティに上記合成樹脂材料を注入し、硬化させて上記モールド樹脂層を形成し、
(III) この後、上記モールド型を抜き取り、かつ、上記ステータの内空部に上記ロータを設置するとともに、上記ハウジングに上記第カバー装着する
ものである。
この電動機及びその製造方法によれば、エンドカバーを第1カバーと第2カバーで構成し、樹脂モールド工程において、第1カバーをハウジングの開口部の外周側部分に装着した状態、つまり、ハウジングとともに第1カバーを型の一部とした状態で、ハウジング及び第1カバーの少なくとも一方に設けた樹脂注入口から合成樹脂材料を注入してモールド樹脂層を形成するため、いいかえれば第1カバーとモールド樹脂層を一体化するため、両者の密着性を高め、ステータからエンドカバーへの放熱性を飛躍的に向上させることができる。
さらに、本発明の電動機では、上記エンドカバーの第1及び第2両カバーを、第2カバーを外側にして互いの一部が重なり合う状態で設け、この重なり合う部分において上記第1カバーに上記樹脂注入口を設けるとともに、この樹脂注入口よりも外周側において上記第1及び第2両カバー間に水の侵入を防止するシール部材を設ける。
この構成によれば、樹脂注入口が第2カバーで覆われ、かつ、樹脂注入口よりも外周側で両カバー間がシールされているため、樹脂注入口を通して外部から水が浸入するおそれがないし、樹脂注入口そのものに別途シール構造を付加する必要がない。
さらに、本発明の製造方法では、上記モールド型を、上記ステータの内空部に挿入される円柱部と、上記第1カバーに重なる鍔部とから成る鍔付き円柱体として形成し、上記樹脂注入口を、上記第1カバーの内周側部分において第1カバーと上記モールド型の鍔部とに跨って形成する。
こうすれば、樹脂注入口をハウジング中心により近い位置に配置することができるため、樹脂モールド工程で合成樹脂材料をモールド域全体にスムーズに行き渡らせ易くなり、ひいては第1カバーとモールド樹脂層の密着性をより高めることができる。
本発明によると、樹脂モールド式の電動機において、モールド樹脂層とエンドカバーの密着性を高めて放熱性能を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る電動機の断面図である。 同電動機の製造工程のうちステータをハウジング内に挿入する段階の断面図である。 同、エンドカバーの第1カバーを装着する段階の断面図である。 同、モールド型を挿入する段階の断面図である。 合成樹脂材料の注入段階の断面図である。 モールド型を取外す段階の断面図である。 ロータ及びエンドカバーの第2カバーを装着する段階の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電動機の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る電動機の断面図である。 従来の電動機の断面図である。
本発明の実施形態を図1〜図9によって説明する。
実施形態は、背景技術の説明に合わせて、ショベルの旋回電動機のように電動機シャフトが鉛直となる縦置き姿勢で設置される樹脂モールド式の電動機を適用対象としている。
実施形態に係る電動機において、次の点は図10に示す従来技術と同じである。
(A) 電動機シャフト21を中心として回転するロータ22と、このロータ22の外周に配置されたステータ23が、上端に開口部24aを有する箱状のハウジング24に収容され、このハウジング24の開口部24aにエンドカバー25が装着されて構成される点。
(B) 電動機シャフト21の上部がこのエンドカバー25に、下部がハウジング24の下部にそれぞれ軸受26,27を介して回転自在に支持される点。
(C) ステータ23は、電磁鋼板を積層して成るステータコア28と、このステータコア28に上下方向に巻装されたステータコイル29とによって構成される点。
(D) ステータコイル29は、上下両側の折り返し部分であるコイルエンド29aがステータコア28の上下両端面から電動機軸方向に突出する状態で巻装される点。
(E) コイル巻装後の樹脂モールド工程において、ステータ23が、電気絶縁性と伝熱性を備えた不飽和ポリエステル等の合成樹脂材料によりモールドされてモールド樹脂層30が形成される点。
(F) ハウジング24の外周側部分に、水等の冷媒を循環させてハウジング24を冷却する冷却通路31が設けられる点。
実施形態に係る電動機において、エンドカバー25は、ハウジング24の開口部24aのうち外周側部分を閉塞するリング状の第1カバー32と、内周側部分を閉塞する円板状の第2カバー33によって構成される。
第1カバー32は、ステータ外径とほぼ同じ外径寸法と、ステータ内径とほぼ同じ内径寸法を有するリング状に形成され、ハウジング24の開口部24aの外周側部分を閉塞する状態でハウジング24にボルト止め等によって取付けられる。
第2カバー33は、第1カバー32の外径と同等または少し小さい外径寸法を備えた円板状に形成され、外周部分が第1カバー32に上から重なる状態で第1カバー32にボルト止め等によって取付けられる。
ここで、第1カバー32(または第2カバー33)の外周部に、両カバー32,33の重なり部分からの水の侵入を防止するためのシール部材34が設けられている。
また、第2カバー33の内周側の下面に、第1カバー32の内径部分に嵌まり込むリング状の突縁部33aが形成され、上部軸受26がこの突縁部33a内に装着される。
第1実施形態(図1〜図7参照)
第1実施形態においては、第1カバー32における内周側部分(ハウジング中心に近い部分)の円周方向複数個所に樹脂注入口35が上下方向に貫通して設けられ、樹脂モールド工程で合成樹脂材料がこの樹脂注入口35からハウジング24内に注入、充填される。
この樹脂モールド工程を含めた電動機製造のための各工程、及び型構成を図2〜図7によって説明する。
なお、図2〜図7においては、図の複雑化を避けるために各部の符号のうち必要最小限のもののみを示しており、省略した符号については必要に応じて図1を引用するものとする。
(i) ステータ挿入、第1カバー装着
図2〜図4に示すようにステータ23をハウジング24内に挿入するとともに、ハウジング開口部24aに第1カバー32を装着する。
(ii) モールド型挿入、樹脂モールド工程
図4,5に示すように、モールド型36をハウジング24内の中心部に挿入する。
モールド型36は、ステータ23の内径とほぼ同じ直径寸法を有する円柱部37の上端に、第1カバー32の上面に重なる直径寸法を有する鍔部38を一体に設けた鍔付き円柱体として形成し、図4中の二点鎖線及び図5に示すように円柱部37がステータ内空部に嵌まり込む状態で挿入する。
ここで、モールド型36の鍔部38には、第1カバー32の樹脂注入口35に対応する位置に樹脂注入口39を設けており、モールド型挿入状態で、第1カバー32の内周側部分において両樹脂注入口39,35が上下に重なって一つの貫通穴としての樹脂注入口40(図5のみに符号を付している)が形成される。
また、このモールド型挿入状態で、ハウジング24、ステータ23、第1カバー32、モールド型36によってキャビティC(図4のみに符号を付している)が形成され、合成樹脂材料を樹脂注入口40からこのキャビティCに注入、充填し、硬化させる。
これにより、ステータ23が、モールド樹脂層30で覆われた状態でハウジング24内に封止固定されるとともに、第1カバー32もモールド樹脂層30と一体となる。
(iii) 離型、ロータ等組み込み
図6に示すようにモールド型36を抜き取り、その抜き取り跡に、予めサブ組みした、電動機シャフト21、ロータ22、第2カバー33、上下の軸受26,27を挿入、固定して電動機が完成する。
この電動機においては、上記のように、エンドカバー25を第1カバー32と第2カバー33で構成し、樹脂モールド工程において、第1カバー32をハウジング開口部24aの外周側に装着した状態、つまり、ハウジング24とともに第1カバーを型の一部とした状態で、第1カバー32に設けた樹脂注入口35(正確には第1カバー32とモールド型36の鍔部38に跨って設けた樹脂注入口40)から合成樹脂材料を注入してモールド樹脂層30を形成するため、いいかえれば第1カバー32とモールド樹脂層30を一体化するため、樹脂モールド工程後にエンドカバー5を取付ける従来の電動機(図10)と比較して、モールド樹脂層30とエンドカバー(第1カバー32)の間の隙間の発生を防止し、両者の密着性を格段に高めることができる。
これにより、ステータ23からエンドカバー25への放熱性を飛躍的に向上させることができる。
また、樹脂注入口35が第2カバー33で覆われ、かつ、樹脂注入口35よりも外周側でシール部材34によって両カバー32,33間がシールされているため、樹脂注入口35を通して外部から水が浸入するおそれがないし、樹脂注入口35そのものに別途シール構造を付加する必要がない。
さらに、モールド型36を、ステータ23の内空部に挿入される円柱部37と、第1カバー32に重なる鍔部38とから成る鍔付き円柱体として形成し、第1カバー32の内周側部分において第1カバー32とモールド型36の鍔部38とに跨って樹脂注入口40を形成したから、樹脂注入口40をハウジング中心により近い位置に配置することができる。
このため、樹脂モールド工程で合成樹脂材料をモールド域(キャビティC)全体にスムーズに行き渡らせ易くなり、ひいては第1カバー32とモールド樹脂層30の密着性をより高めることができる。
他の実施形態
(1) 第1実施形態では、樹脂注入口35をエンドカバー25の第1カバー32に設けたが、樹脂注入口35を、第2実施形態として図8に示すようにハウジング24の側壁(図では上部であるが下部でもよい)、または第3実施形態として図9に示すようにハウジング24の底壁に設けてもよい。
この第2、第3実施形態においても、第1カバー32を型の一部とした状態で樹脂モールドを行う点は同じであるため、モールド樹脂層30とエンドカバー(第1カバー32)の密着性を高めることができる点の効果は第1実施形態と同様に得ることができる。
あるいは、樹脂注入口35を第1カバー32とハウジング24の双方に設けてもよい。
(2) 第1実施形態では、第1カバー32とモールド型36にそれぞれ樹脂注入口35,38を設け、これらを重ね合わせて上下方向に貫通する樹脂注入口40を形成したが、モールド型36を、鍔部38が無い円柱体として形成し、第1カバー32のみに樹脂注入口35を形成してもよい。
(3) 本発明は、縦置き配置される電動機に限らず、横置き配置される電動機にも、また前記のように同一原理の発電機及び発電電動機にも上記同様に適用することができる。
21 電動機シャフト
22 ロータ
23 ステータ
24 ハウジング
24a ハウジング開口部
25 エンドカバー
26 上部軸受
30 モールド樹脂層
32 エンドカバーの第1カバー
32a 凹部
33 エンドカバーの第2カバー
33a 突縁部
34 シール部材
35 第1カバーの樹脂注入口
36 モールド型
37 モールド型の円柱部
38 同、鍔部
39 モールド型の樹脂注入口
40 第1カバーとモールド型に跨る樹脂注入口
C キャビティ

Claims (2)

  1. ステータと、このステータの内空部に配置されるロータが、一端に開口部を備えたハウジング内に収容され、上記ステータは伝熱性及び電気絶縁性を備えた合成樹脂材料から成るモールド樹脂層で覆われ、かつ、上記ステータの開口部にエンドカバーが装着される電動機において、上記エンドカバーを、上記ハウジングの開口部のうち外周側部分を閉塞する第1カバーと、内周側部分を閉塞する第2カバーによって構成するとともに、上記ハウジングと上記第1カバーのうちの少なくとも上記第1カバーに樹脂注入口を設け、上記ハウジング及び上記第1カバーを型の一部として、上記合成樹脂材料を上記樹脂注入口から上記ハウジング内に注入して、上記モールド樹脂層を形成してなり、上記エンドカバーの第1及び第2両カバーを、第2カバーを外側にして互いの一部が重なり合う状態で設け、この重なり合う部分において上記第1カバーに上記樹脂注入口を設けるとともに、この樹脂注入口よりも外周側において上記第1及び第2両カバー間に水の侵入を防止するシール部材を設けたことを特徴とする電動機。
  2. ステータと、このステータの内空部に配置されるロータが、一端に開口部を備えたハウジング内に収容され、上記ステータは伝熱性及び電気絶縁性を備えた合成樹脂材料から成るモールド樹脂層で覆われ、かつ、上記ステータの開口部にエンドカバーが装着される電動機の製造方法であって、上記エンドカバーを、上記ハウジングの開口部のうち外周側部分を閉塞する第1カバーと、内周側部分を閉塞する第2カバーによって構成するとともに、上記ハウジングと上記第1カバーの少なくとも一方に樹脂注入口を設け、
    (I) 上記ハウジングに上記第1カバーを装着するとともに、上記ステータの内空部にモールド型を挿入することにより、これら第1カバー及びモールド型で上記ハウジングの開口部を閉塞するとともに、上記ハウジング、上記第1カバー、上記モールド型の三者によってキャビティを形成し、
    (II) 上記樹脂注入口から上記キャビティに上記合成樹脂材料を注入し、硬化させて上記モールド樹脂層を形成し、
    (III) この後、上記モールド型を抜き取り、かつ、上記ステータの内空部に上記ロータを設置するとともに、上記ハウジングに上記第カバー装着し、
    上記モールド型を、上記ステータの内空部に挿入される円柱部と、上記第1カバーに重なる鍔部とから成る鍔付き円柱体として形成し、上記樹脂注入口を、上記第1カバーの内周側部分において第1カバーと上記モールド型の鍔部とに跨って形成したことを特徴とする電動機の製造方法。
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