JP6107215B2 - 数値制御装置および工作機械 - Google Patents
数値制御装置および工作機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6107215B2 JP6107215B2 JP2013033352A JP2013033352A JP6107215B2 JP 6107215 B2 JP6107215 B2 JP 6107215B2 JP 2013033352 A JP2013033352 A JP 2013033352A JP 2013033352 A JP2013033352 A JP 2013033352A JP 6107215 B2 JP6107215 B2 JP 6107215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- time
- products
- replacement
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 86
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 33
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 30
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 28
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Description
また、数値制御装置を備える工作機械の発明を把握することができる。
また、数値制御装置については、上記算出された加工終了時間を所定画面に表示させる機能(表示制御部)を有する場合、表示制御装置と捉えることも可能である。例えば、複数の製品のワークからの加工が終了する加工終了時間を所定画面に表示させ、さらに、上記ワークの交換に要する交換時間を上記画面に表示させる表示制御装置を一つの発明として捉えることも可能である。
本発明の実施形態として、上記算出部は、加工すべき上記製品の数と上記ワークから加工可能な上記製品の数とに基づいて、上記交換予定回数を算出するとしてもよい。当該構成によれば、交換予定回数を正確に算出することができる。
本発明の実施形態として、上記ワークの交換が実行される時点における加工が終了した上記製品の数に基づいて、上記ワークから加工可能な上記製品の数を算出するとしてもよい。当該構成によれば、ワークから加工可能な製品の数を、実態に基づいてより正確に算出することができる。
1.装置の概略
図1は、本実施形態にかかるNC旋盤100の一例を簡易的に示している。NC旋盤100は工作機械の一種である。NC旋盤100は、概略、ワークWに対する加工を実施する加工部と、NC装置10とを含む。加工部は、例えば、主軸52を搭載した主軸台45や、ガイドブッシュ(GB)70や、刃物台44を含む。NC装置10はコンピュータであり、加工部の動作を数値制御する際の制御主体となる。また、NC旋盤100には、ワークWを加工部へ供給するための材料供給装置60が接続されている。
NC装置10が、加工プログラムP1に従った処理を実行する前提として、NC装置10は、操作受付部20を介して、各種パラメータの設定を受け付ける。ここで言うパラメータには、予定加工数N、加工数M、材料長LW、残材長LR、製品長P、刃物幅Bが含まれる。つまりユーザは、加工プログラムP1に従った処理をNC装置10に開始させる前に、これら各種パラメータを操作受付部20を介して入力する。各種パラメータは所定のメモリー(RAM10b等)に保存される。
まず、CPU10aは、上述したユーザによる入力に従って加工数Mの値を設定(M=0)し(ステップS200)、かつ、予定加工数Nの値を設定する(ステップS205)。
ステップS210では、CPU10aは、加工プログラムP1に記述された順に指令を一つ読み込む。
ステップS215では、CPU10aは、直近のステップS210で読み込んだ指令が、加工の1サイクルの終了を意味する指令であるか否か判定する。1サイクル終了の指令でなければ(ステップS215において“No”)ステップS220へ進み、1サイクル終了の指令であれば(ステップS215において“Yes”)ステップS225へ進む。1サイクルとは、ワークWから1個の製品を作り出すための全ての動作(上記切り離しを含む動作)を言う。
ステップS230では、CPU10aは、加工終了時間Tを算出(予測)し、加工終了時間Tの表示を当該算出結果により更新する。NC装置10は、当該フローチャートの実行中においては、予定加工数Nの製品の製造が終了するまでの時間を意味する加工終了時間Tを表示部30に表示させている。つまり、ステップS230のタイミングで、最新の情報に基づいて加工終了時間Tが再計算され、再計算後の時間が表示部30に表示される。
ステップS240では、CPU10aは、材料供給装置60から材欠信号が発信されているか否かを判断する。そして、材欠信号が発信されている場合はステップS245の材料交換処理に進み、材欠信号が発信されていない場合はステップS210へ戻る。
ステップS300では、CPU10aは、交換処理プログラムP2に記述された順に指令を一つ読み込む。
ステップS310では、CPU10aは、直近のステップS300で読み込んだ指令が、加工停止を意味する指令であるか否か判定する。加工停止の指令であればステップS320へ進み、加工停止の指令でなければステップS340へ進む。なお、交換処理プログラムP2では、最初の指令は加工停止であるため、当該フローチャートの最初のステップS310からはステップS320へ進むこととなる。
ステップS330では、CPU10aは時間計測を開始しステップS300に戻る。つまり、これから実行される1回のワークWの交換に要する時間の計測を開始する。
材料供給装置60は、押出機構61を後退させ、加工部に現在供給されているワークW(交換対象ワークWと呼ぶ。)の後端と押出機構61の前端との間に、新しく加工部に供給されるワークNW(図1参照)を置くことが可能な距離を確保する。そして、材料供給装置60は、当該距離が確保された交換対象ワークWの後端と押出機構61の前端との間のスペースに、ワークNWを供給する。
ステップS250では、CPU10aは、ステップS230と同様に、最新の情報に基づいて加工終了時間Tを算出し、表示部30における加工終了時間Tの表示を当該算出結果により更新する。ステップS250の後はステップS210に戻る。
T=R×t1+(R/I)×t2 …(1)
Rは残り加工数を意味する。残り加工数Rは、予定加工数Nのうち未だ完成していない製品の数であり、R=N−Mで表される。残り加工数Rは、特許請求の範囲における、加工すべき製品の数に該当する。Iは1本のワークWから加工可能な製品数を意味し、材料あたりの加工数Iと呼ぶ。材料あたりの加工数Iは、例えば下記の式(2)により算出することができる。
I=(LW−LR)/(P+B) …(2)
なおNC装置10は、上述したように複数の製品の加工が終了する加工終了時間を算出可能な構成である点で、算出部を備えると言える。また、NC装置10は、表示部30を制御して加工終了時間を画面30aに表示させることが可能な構成である点で、表示制御部を備えると言える。さらに、NC装置10は、加工終了時間を画面30aに表示させる表示制御装置であって、ワークWの交換に要する交換時間(R/I)×t2を画面30aに表示させる表示制御装置であるとも言える。
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形例も実施可能である。これまでに述べた実施形態と以下に述べる変形例とを適宜組み合わせた内容も、本発明の開示範囲に含まれる。
Claims (4)
- ワークから製品を加工する加工処理を制御する数値制御装置であって、
複数の上記製品の加工が終了する加工終了時間を算出する算出部を備え、
上記算出部は、上記ワークの交換を実行した時点における加工が終了した上記製品の数から前回の上記ワークの交換を実行した時点における加工が終了した上記製品の数を差し引いた値、または、上記ワークの交換を実行した時点における加工が終了した上記製品の数をこれまでの上記ワークの交換回数で除算した値を、一本の上記ワークから加工可能な上記製品の数として算出し、加工すべき上記製品の数を一本の上記ワークから加工可能な上記製品の数で除算することにより上記ワークの交換予定回数を算出し、上記ワークの一回の交換に要する時間に当該交換予定回数を乗算することにより上記ワークの交換に要する交換時間を算出し、当該交換時間を含んだ上記加工終了時間を算出することを特徴とする数値制御装置。 - ワークから製品を加工する加工処理を制御する数値制御装置であって、
複数の上記製品の加工が終了する加工終了時間を算出する算出部を備え、
上記算出部は、上記ワークの長さ、上記ワークを支持するための所定長さ、上記製品の長さおよび上記ワークから上記製品を切り離すための刃物の幅を予め設定し、一本目の上記ワークに対する加工が終了していない期間においては、上記ワークの長さから上記所定長さを差し引いた長さを、上記刃物の幅を上記製品の長さに加えた長さで除算することにより、一本の上記ワークから加工可能な上記製品の数を算出し、上記期間の後においては所定のタイミングで、上記ワークの交換を実行した時点における加工が終了した上記製品の数から前回の上記ワークの交換を実行した時点における加工が終了した上記製品の数を差し引いた値、または、上記ワークの交換を実行した時点における加工が終了した上記製品の数をこれまでの上記ワークの交換回数で除算した値を、一本の上記ワークから加工可能な上記製品の数として算出し、加工すべき上記製品の数を一本の上記ワークから加工可能な上記製品の数で除算することにより上記ワークの交換予定回数を算出し、上記ワークの一回の交換に要する時間に当該交換予定回数を乗算することにより上記ワークの交換に要する交換時間を算出し、当該交換時間を含んだ上記加工終了時間を算出することを特徴とする数値制御装置。 - 上記算出された加工終了時間を所定画面に表示させる表示制御部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の数値制御装置。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載した数値制御装置を備える工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013033352A JP6107215B2 (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | 数値制御装置および工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013033352A JP6107215B2 (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | 数値制御装置および工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014164415A JP2014164415A (ja) | 2014-09-08 |
JP6107215B2 true JP6107215B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
ID=51614986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013033352A Active JP6107215B2 (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | 数値制御装置および工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6107215B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02112836A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-25 | Amada Metrecs Co Ltd | ワーク搬入出装置における運転管理装置 |
JP2537260Y2 (ja) * | 1990-07-04 | 1997-05-28 | 株式会社アマダメトレックス | 加工ラインのスケジュール運転装置 |
JPH0563749U (ja) * | 1992-02-06 | 1993-08-24 | オークマ株式会社 | 加工時間算出機能を有する数値制御装置 |
JPH0819902A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-23 | Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd | 材料送り装置、材料送り装置付きnc旋盤及びその制御方法 |
JP2000005828A (ja) * | 1998-06-25 | 2000-01-11 | Murata Mach Ltd | パンチプレス |
-
2013
- 2013-02-22 JP JP2013033352A patent/JP6107215B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014164415A (ja) | 2014-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101257275B1 (ko) | 자동가공기능을 갖는 지능형 cnc공작기계 및 그 제어방법 | |
JP4563507B1 (ja) | 丸鋸切断機 | |
US7167772B2 (en) | Machining time calculating apparatus | |
CN111687652B (zh) | 握持力调整装置以及握持力调整系统 | |
JP6001720B1 (ja) | 工作機械の駆動軸に関するデータ取得機能を備えた波形表示装置 | |
JP5143005B2 (ja) | 機械における加工プロセスの最適化のための方法 | |
EP2541355B1 (en) | Machine control program creating device | |
JP4815907B2 (ja) | 加工時間予測方法および予測装置ならびに加工時間予測機能を備えたncデータ編集装置 | |
JP6719790B1 (ja) | Cadデータによるマシニングセンタの自動運転装置 | |
CN102331749A (zh) | 一种数控加工工艺参数优化方法 | |
CN102298360B (zh) | 一种自动生成数控加工代码系统 | |
US20180113436A1 (en) | Numerical control device and control method for numerical control device | |
JP2015036833A (ja) | 干渉確認装置 | |
CN112904800A (zh) | 一种机床智能优化方法及机床智能优化辅助系统 | |
JP5523875B2 (ja) | ねじ切り制御方法 | |
EP2871016A2 (en) | Wire-cut electrical discharge machining machine and method of machining therein | |
JP6107215B2 (ja) | 数値制御装置および工作機械 | |
JP4300322B2 (ja) | 加工情報生成による加工システム及び加工情報生成プログラム | |
TW201721317A (zh) | Cnc工具機對話式控制器的切削路徑生成方法 | |
JP3975370B2 (ja) | Nc切削機械の加工完了時間予測方法及びその装置 | |
CN110275447A (zh) | 控制装置、控制方法以及控制程序 | |
CN107209495B (zh) | 具有附加的功能性的生产系统和运行方法 | |
JP7198111B2 (ja) | デンタル加工機の稼働履歴表示システム | |
CN115362419A (zh) | 机床上切削过程的优化 | |
JP6517879B2 (ja) | 数値制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150824 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161226 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20170112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6107215 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |