JP6104538B2 - 注入機器及び注入圧力を求める方法 - Google Patents
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Description
図1に示すように、薬液を注入するための注入機器1は、超音波モーター3と、超音波モーター3が正転するときに薬液を送り出すように、超音波モーター3によって駆動される駆動機構4と、超音波モーター3を制御する制御装置5とを備える。そして、駆動機構4及び超音波モーター3は、注入機器1の注入ヘッド2(注入装置)のフレーム21内に格納されている。このフレーム21は、2つのシリンジ91を保持するために2つのシリンジホルダー92を有する。さらに、注入機器1は、薬液の注入状況等が表示されるディスプレイを含むコンソール6を有している。このコンソール6は制御装置5に接続されており、制御装置5は光ケーブル等を介して注入ヘッド2に接続されている。なお、注入機器1の電源又はバッテリーは、注入ヘッド2、制御装置5、又はコンソール6のいずれかに設けることができ、またこれらとは別に設けることもできる。また、注入ヘッド2、制御装置5、コンソール6は、キャスタースタンドと一体的に構成されてもよく、それぞればらばらに設けられ且つキャスタースタンドに搭載された状態で有線ケーブルにより電気的に接続されて注入機器1を構成してもよい。また、注入ヘッド2、制御装置5、コンソール6間のそれぞれの接続は、有線接続でも無線接続でもよい。なお、遠隔操作装置を用いて、遠隔操作で薬液注入のスタート及びストップを操作することもできる。
図4を参照して、第2実施形態について説明する。図4は、モーター電流値とモーター電流値の移動平均の傾き(以下、単に傾きという)との関係を示すグラフである。この傾きは、モーター電流値の区間平均(移動平均)を求め、そこから求めている。図4において、四角で示された点がモーター電流値(A)であり、三角で示された点が傾き(A/sec)である。また、図4において、横軸は注入開始からの経過時間(sec)を表している。なお、第2実施形態においては、薬液の注入条件が第1実施形態とは異なる。
図5を参照して第3実施形態について説明する。図5は、モーター電流値とエンコーダーパルス幅(以下、単にパルス幅という)との関係を示すグラフである。第3実施形態においても、注入圧力を求めるタイミングを遅らせているが、エンコーダーパルス幅に基づき待機時間の経過を判断している。また、図5において、横軸は時間(sec)を表している。なお、第3実施形態においては、薬液の注入条件が第1及び第2実施形態とは異なる。
図6を参照して第4実施形態について説明する。図6は、制御装置5を説明する概略ブロック図である。なお、第4実施形態の説明においては、第1実施形態との相違点について説明し、第1実施形態で説明した構成要素については同じ参照番号を付し、その説明を省略する。特に説明した場合を除き、同じ参照符号を付した構成要素は略同一の動作及び機能を奏し、その作用効果も略同一である。
Claims (8)
- 薬液を注入するための注入機器であって、
超音波モーターと、
前記薬液を送り出すように、前記超音波モーターによって駆動される駆動機構と、
前記超音波モーターに供給される電流の電流値を計測する電流値計測手段と、
前記超音波モーターを制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、電流値ごとに前記薬液の注入圧力が設定されたデータテーブルを用いて、前記計測された電流値に基づき前記注入圧力を求めると共に、前記求めた注入圧力が注入圧力リミット値を超えないように前記超音波モーターを制御し、
前記データテーブルは、前記超音波モーターの回転数に応じた複数のデータテーブルを含んでいることを特徴とする、注入機器。 - 薬液を注入するための注入機器であって、
超音波モーターと、
前記薬液を送り出すように、前記超音波モーターによって駆動される駆動機構と、
前記超音波モーターに供給される電流の電流値を計測する電流値計測手段と、
前記超音波モーターを制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、電流値ごとに前記薬液の注入圧力が設定されたデータテーブルを用いて、前記計測された電流値に基づき前記注入圧力を求めると共に、前記求めた注入圧力が注入圧力リミット値を超えないように前記超音波モーターを制御し、
前記データテーブルは、前記超音波モーターの回転数毎に前記薬液の注入圧力と前記電流値との相関が設定されていることを特徴とする、注入機器。 - 前記電流値計測手段は、前記超音波モーターのドライブ回路と前記超音波モーターの電源との間において前記電流値を計測することを特徴とする、請求項1又は2に記載の注入機器。
- 前記電流値計測手段は、前記超音波モーターのドライブ回路と前記超音波モーターとの間において前記電流値を計測することを特徴とする、請求項1又は2に記載の注入機器。
- 前記制御装置は、前記薬液の注入開始後であって所定の待機時間が経過した後に、前記注入圧力を求めることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の注入機器。
- 前記制御装置は、前記電流値の移動平均の傾きが所定値を超えた後であって前記傾きが前記所定値以下となった後に、前記注入圧力を求めることを特徴とする、請求項5に記載の注入機器。
- 前記超音波モーターの回転速度に対応するパルス信号を出力するエンコーダーをさらに備え、
前記制御装置は、前記パルス信号のパルス幅が一定となった後に、前記注入圧力を求めることを特徴とする、請求項5に記載の注入機器。 - 超音波モーターと、薬液を送り出すように前記超音波モーターによって駆動される駆動機構と、電流値計測手段と、前記超音波モーターを制御する制御装置とを備えた注入機器において、前記薬液の注入圧力を求める方法であって、
前記電流値計測手段が、前記超音波モーターに供給される電流の電流値を計測し、
前記制御装置が、電流値ごとに前記薬液の注入圧力が設定されたデータテーブルを用いて、前記計測された電流値に基づき前記注入圧力を求め、
前記データテーブルは、前記超音波モーターの回転数に応じた複数のデータテーブルを含んでいるか、又は前記超音波モーターの回転数毎に前記薬液の注入圧力と前記電流値との相関が設定されていることを特徴とする、方法。
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