JP6103455B2 - 蓄電システム - Google Patents

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Description

本発明は、系統電源に接続される蓄電システムに関する。
近年、バックアップやピークシフト用の蓄電システムが普及してきている。蓄電システムは停電時、系統電源と切り離された自立運転モードで動作する。復電後、蓄電システムは、系統電源と連係した系統連係モードに復帰するが、自動復帰させずユーザ操作を求めるシステムがある。このようなシステムにおいて、ユーザが復帰操作を怠ると、蓄電システムが系統電源と切り離された状態で長期間放置されることになる。また蓄電システムが長期間使用されないと、系統電源から長期間充電されないことになる。
特開平7−7866号公報
蓄電システムが系統電源と電気的に切り離された状態で長期間放置されると、蓄電池が自己放電し続け、過放電状態となる可能性がある。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、蓄電システムの過放電を抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の蓄電システムは、負荷に接続される系統電源とインバータを介して接続される蓄電池と、蓄電池が系統電源および負荷と接続される第1状態と、蓄電池が系統電源と切り離された状態で負荷に接続される第2状態とを切り替えるスイッチと、第1状態において蓄電池の電圧が設定電圧以下の場合、系統電源から蓄電池へ補充電する補充電回路と、を備える。
本発明によれば、蓄電システムの過放電を抑制できる。
本発明の実施の形態に係る蓄電システムを説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電システムの系統連系モードを説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電システムの自立運転モードを説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る補充電回路の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電システムによる補充電処理を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態は、系統電源に接続される蓄電システムである。当該蓄電システムは、例えば産業施設、公共施設、商業施設、オフィスビル、住居などに設置される。電力会社が時間帯別電気料金制度を採用している場合、夜間の時間帯の電気料金は、昼間の時間帯の電気料金よりも安く設定される。例えば、23:00〜翌日の7:00までの電気料金が他の時間帯より安く設定される。従って夜間に系統電源から蓄電池に充電し、蓄電池に蓄えられた電力を昼間に使用することにより電気料金を抑えることができる。電力会社側から見ると電力使用量が平準化されることになる。
蓄電池に蓄えられた電力は、系統電源が停電したとき特定負荷(例えば、電灯、エレベータ、コンピュータサーバなど)を動作させるためのバックアップ電源として用いられる。特定負荷は系統電源の停電時にて、蓄電池から優先的に電力供給を受けることができる予め設定された負荷である。本明細書では、それ以外の負荷を一般負荷という。
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100を説明するための図である。実施の形態に係る蓄電システム100は、蓄電池モジュール10、蓄電池パワーコンディショナ20、蓄電池管理装置30、トランス40、整流回路50、DC−DCコンバータ60、補充電回路70、第1スイッチS1〜第5スイッチS5、第1ブレーカB1、第2ブレーカB2を備える。本実施の形態では第1スイッチS1〜第5スイッチS5にリレーを使用することを想定する。なお、リレーの代わりにパワーMOSFETなどの半導体スイッチや電磁接触器を用いてもよい。
系統電源200は電力会社から供給される商用電源である。系統電源200は一般負荷400に給電する。また系統電源200は第2スイッチS2を介して蓄電池パワーコンディショナ20と接続可能であり、蓄電池モジュール10を充電できる。また系統電源200は第4スイッチS4及び第2ブレーカB2を介して特定負荷500に接続可能であり、特定負荷500に給電できる。また系統電源200は第4スイッチS4を介してトランス40に接続可能であり、トランス40の一次側コイルに電流を流すことができる。
蓄電池モジュール10は第1ブレーカB1、第1スイッチS1を介して蓄電池パワーコンディショナ20に接続される。蓄電池パワーコンディショナ20は第2スイッチS2を介して一般負荷400に接続可能であり、蓄電池モジュール10から一般負荷400に給電できる。また蓄電池パワーコンディショナ20は、第3スイッチS3、第4スイッチS4及び第2ブレーカB2を介して特定負荷500に接続可能であり、蓄電池モジュール10から特定負荷500に給電できる。
蓄電池パワーコンディショナ20は双方向インバータおよび制御回路を含む。双方向インバータは、系統電源200から蓄電池モジュール10に充電するとき交流電力から直流電力に変換し、蓄電池モジュール10から放電するとき直流電力から交流電力に変換する。
蓄電池モジュール10は充放電自在で繰り返し使用できる、パッケージ化された二次電池である。蓄電池モジュール10は、直列または直並列接続された複数の蓄電池セルを含む。本実施の形態では蓄電池セルとしてリチウムイオン電池を使用することを想定する。なお、リチウムイオン電池の代わりにニッケル水素電池、鉛電池など他の種類の電池を使用してもよい。蓄電池モジュール10は1個ないしは複数組み合わせて使用される。本実施の形態では6個の蓄電池モジュール10を直列接続した定格電圧288Vの組電池を想定する。なお複数の蓄電池モジュール10を直並列接続して使用してもよい。以下、直列または直並列接続された複数の蓄電池モジュール10を総称して蓄電池モジュール10という。
一般負荷400及び特定負荷500は、系統電源200又は蓄電システム100から供給される交流電力を受けて動作する。系統電源200の停電時、特定負荷500は蓄電システム100から電源供給を受けることができるが、一般負荷400は電源供給を受けることができない。
蓄電池管理装置30は主に、蓄電池モジュール10を管理するための装置である。蓄電池管理装置30と蓄電池パワーコンディショナ20間は通信線で接続される。それらの間ではRS−232C、RS−485などのシリアル通信規格に準拠した通信が実行される。また蓄電池管理装置30は蓄電池モジュール10とも通信線で接続される。蓄電池管理装置30は蓄電池モジュール10から通信線を介して、蓄電池セルの電圧、電流、温度を監視データとして取得する。また蓄電池管理装置30は第1スイッチS1、第1ブレーカB1、第2ブレーカB2のそれぞれと通信線で接続され、それらをオン/オフ制御する。なお、蓄電池管理装置30と蓄電池パワーコンディショナ20間はメタル線を用いた通信線で接続されてもよい。また通信線に光ファイバを用いることにより装置間を絶縁してもよい。
トランス40は、系統電源200から供給される交流電圧から、蓄電池モジュール10の定格電圧より高い直流電圧を生成する。整流回路50はダイオードブリッジ回路を備え、トランス40により昇圧された交流電圧を直流電圧に変換する。本実施の形態ではトランス40及び整流回路50は、系統電源200から供給される3相200Vの交流電圧から、340Vの直流電圧を生成する。
トランス40及び整流回路50により生成された直流電圧は、DC−DCコンバータ60及び補充電回路70に供給される。なお図示しないが当該直流電圧は、蓄電システム100内のパワー系素子の駆動電圧としても使用される。
DC−DCコンバータ60は、整流回路50から入力される直流電圧を降圧して各種制御回路の電源電圧を生成する。本実施の形態では整流回路50から入力される340Vの直流電圧を24Vの直流電圧に変換する。DC−DCコンバータ60により生成された直流電圧は、蓄電池パワーコンディショナ20に供給される。蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路は、DC−DCコンバータ60により生成された直流電圧を電源電圧として使用する。またDC−DCコンバータ60により生成された直流電圧は、第5スイッチS5を介して補充電回路70にも供給される。なお、DC−DCコンバータ60により生成される直流電圧は、補充電回路70が起動する所定の直流電圧にすることが望ましい。
DC−DCコンバータ60の入力端子は第1ダイオードD1を介して、蓄電池パワーコンディショナ20の入出力端子に接続される。従って系統電源200の停電により整流回路50から直流電圧の供給を受けられない場合でも、DC−DCコンバータ60は蓄電池モジュール10から供給される電圧をもとに、制御回路の電源電圧を生成できる。
補充電回路70はトランス40及び整流回路50により生成された直流電圧をもとに補充電電流を生成し、蓄電池モジュール10を補充電する。補充電回路70の第1チャンネルch1は、蓄電池モジュール10の入出力端子に接続される。第2チャンネルch2は、整流回路50の出力端子に接続される。第3チャンネルch3は、第5スイッチS5を介してDC−DCコンバータ60の出力端子に接続される。補充電回路70の詳細な構成例は後述する。
蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路は第2スイッチS2〜第5スイッチS5を制御して、系統連系モードと自立運転モードを切り替える。自立運転モードは基本的に、系統電源200の停電時に選択される。系統連系モードでは蓄電池モジュール10は、系統電源200、一般負荷400及び特定負荷500と電気的に接続される。自立運転モードでは蓄電池モジュール10は、系統電源200及び一般負荷400と電気的に切り離され、特定負荷500にのみ接続される。
第4スイッチS4はC接点リレーで構成され、系統連系モードでは、系統電源200と第2スイッチS2との間のノード側に接続され、自立運転モードでは第3スイッチS3側に接続される。
図2は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100の系統連系モードを説明するための図である。系統連系モードでは図2に示すように、蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路は第2スイッチS2をオン、第3スイッチS3をオフ、第5スイッチS5をオンに制御し、第4スイッチS4を、系統電源200と第2スイッチS2との間のノード側に接続するよう制御する。系統連系モードでは系統電源200と蓄電池モジュール10が単一の交流電流路でリンクする。
系統連系モードにて蓄電池モジュール10から放電する場合、蓄電池パワーコンディショナ20内の双方向インバータは、系統電源200の周波数に同期した周波数および位相で交流電流路に電流を流す。
図3は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100の自立運転モードを説明するための図である。自立運転モードでは図3に示すように、蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路は、第2スイッチS2をオフ、第3スイッチS3をオン、第5スイッチS5をオフに制御し、第4スイッチS4を第3スイッチ側の端子に接続するよう制御する。自立運転モードでは蓄電池モジュール10は系統電源200から電気的に切り離された状態で、特定負荷500に給電する。
自立運転モードにて蓄電池モジュール10から放電する場合、蓄電池パワーコンディショナ20の双方向インバータは、系統電源200から自立した周波数および位相で交流電流路に電流を流す。
図4は、本発明の実施の形態に係る補充電回路70の構成例を示す図である。補充電回路70は基本動作として、系統連系モードにおいて蓄電池モジュール10の電圧が設定電圧以下の場合、系統電源200から蓄電池モジュール10へ補充電する。
補充電回路70は、電源回路71、温度判定回路72、電圧判定回路73、スイッチ制御回路74、電流制限素子75、第6スイッチS6、第7スイッチS7を含む。電源回路71は、DC−DCコンバータ60から第5スイッチS5を介して供給される直流電圧をもとに、補充電回路70内で使用する電源電圧を生成する。本実施の形態では24Vの直流電圧から12Vの直流電圧を生成する。電源回路71には例えば、三端子レギュレータやDC−DCコンバータ等を用いることができる。
電源回路71は系統連系モードで動作し、自立運転モードでは動作しない。DC−DCコンバータ60と電源回路71の間に設置された第5スイッチS5は、系統連系モードでオンし、自立運転モードではオフするためである。従って蓄電システム100の電源投入時または自立運転モードから系統連系モードへの切り替え時に、電源回路71は起動する。
温度判定回路72は、検出される温度が設定温度範囲内であるか否か判定する。当該温度範囲は、電池メーカーにより推奨される蓄電池の動作温度範囲をもとに設定される。本実施の形態では5℃〜45℃に設定される。
温度判定回路72はサーミスタおよびコンパレータで構成できる。コンパレータはサーミスタの両端電圧を比較して、比較結果信号をスイッチ制御回路74に出力する。補充電回路70を蓄電池モジュール10の近傍に設置すれば、補充電回路70のサーミスタで蓄電池モジュール10の温度を推定できる。なお温度判定回路72を用いずに、蓄電池管理装置30から温度情報をスイッチ制御回路74が取得してもよい。
電圧判定回路73は第6スイッチS6を介して、蓄電池モジュール10の入出力端子に接続される。第6スイッチS6は電源回路71により制御され、電源回路71が立ち上がっている間、オンする。上述のように電源回路71は系統連系モードで動作し、自立運転モードでは動作しないため、第6スイッチS6は系統連系モードでオンし、自立運転モードではオフする。
電圧判定回路73は蓄電池モジュール10の電圧が、設定電圧以下であるか否か判定する。また蓄電池モジュール10の電圧が、所定の充電下限電圧より低いか否か判定する。当該設定電圧および所定の充電下限電圧は、電池メーカーにより推奨される使用電圧範囲をもとに設定される。本実施の形態では設定電圧を250V(蓄電池モジュール10のSOC2%に相当)、充電下限電圧を156Vに設定される。温度判定回路72は電圧検出抵抗およびコンパレータで構成できる。コンパレータは電圧検出抵抗の両端電圧を比較して、比較結果信号をスイッチ制御回路74に出力する。
スイッチ制御回路74は、検出される温度が設定温度範囲内であり、かつ蓄電池モジュール10の温度が設定電圧以下で充電下限電圧以上の場合、第7スイッチS7をオンする。当該条件を満たさない場合、第7スイッチS7をオフする。スイッチ制御回路74は、温度判定回路72のコンパレータの出力信号および電圧判定回路73のコンパレータの出力信号を受ける論理ゲートで構成できる。当該論理ゲートは、両コンパレータの出力信号が有意なとき、第7スイッチS7をオンするための信号を出力する。
なお温度判定回路72のコンパレータ、電圧判定回路73のコンパレータ、スイッチ制御回路74は、電源回路71から供給される電源電圧で動作するため、それらは自立運転モードでは動作しない。従って自立運転モードでは第7スイッチS7は常時オフである。
電流制限素子75及び保護回路76により形成される直列回路の入力端子は、第7スイッチS7を介して整流回路50の出力端子に接続される(ch2)。当該直列回路の出力端子は蓄電池モジュール10の入出力端子に接続される(ch1)。電流制限素子75は、補充電電流を規定する電流制限抵抗で構成できる。なお、電流制限素子75の変わりに定電流回路や定電圧回路を用いて補充電を行ってもよい。
保護回路76は、過電流保護素子としてヒューズを含む。本実施の形態では定格400V、250mAで600mAで溶断するヒューズを使用する。また過電圧を検出すると当該ヒューズを遮断させる電圧検出回路を含む。本実施の形態では331.5V以上の電圧で当該ヒューズを遮断させる電圧検出回路を使用する。また保護回路76に、初期保護動作として過電圧防止ツェナーダイオード、過電流防止PTC(Positive Temperature Coefficient)を含めてよい。
本実施の形態では電流制限素子75及び保護回路76により形成される直列回路の合成抵抗値を約1.6kΩに設定している。当該直列回路の入力端子に340Vが印加されるため、例えば蓄電池モジュール10の電圧が250Vのとき補充電電流は60mAとなり、156Vのとき123mAとなる。そのため、補充電電流は蓄電池モジュール10の電圧に依存し、蓄電池モジュール10の電圧が充電下限電圧に近い程、補充電電流を多く流すことができる。
図5は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100による補充電処理を説明するためのフローチャートである。補充電処理は系統連係モードが開始するときに発動する。即ち、電源投入時または自立運転モードから系統連係モードに復帰した際に発動する。
蓄電池パワーコンディショナ20の制御回路は、系統連係モードの開始時に(S10のY)、第5スイッチS5をオンする。第5スイッチS5がオンされると補充電回路70が起動し、第6スイッチS6をオンする(S11)。補充電回路70は、蓄電池モジュール10の電圧が156V〜250Vの範囲内であり(S12のY)、かつ蓄電池モジュール10の温度が5℃〜45℃の範囲内である場合(S13のY)、第7スイッチS7をオンして補充電処理を発動する(S14)。
いずれか一方の条件を満たさない場合(S12のN、及び/又はS13のN)、第7スイッチS7はオフであり、補充電処理を発動しない(S15)。なお補充電処理が発動された後、いずれか一方の条件を満たさなくなった場合(S12のN、及び/又はS13のN)、第7スイッチS7がオフになり補充電処理を停止する(S15)。例えば、補充電により蓄電池モジュール10の電圧が250Vに到達すると補充電処理を停止する。以上のステップS12〜ステップS15までの処理が系統連係モードが終了するまで(S16のY)、継続される(S16のN)。
以上説明したように本実施の形態によれば、蓄電池モジュール10の電圧が設定電圧以下のとき、補充電することにより蓄電池モジュール10の過放電を抑制できる。従って蓄電池モジュール10を長期間放置することによる過放電を抑制できる。補充電は系統電源200に接続された際に自動的に発動する。従ってユーザの過誤により蓄電システム100を長期間、自立運転モードで放置した場合でも、系統連系モードに復帰したとき、ユーザが意識することなく蓄電池モジュール10に補充電される。
また蓄電池モジュール10の電圧が、推奨される所定の充電下限電圧より低い場合、補充電処理を発動しないことにより蓄電池モジュール10を保護できる。また蓄電池モジュール10の温度が、推奨される温度範囲外の場合、補充電処理を発動しないことにより蓄電池モジュール10を保護できる。また図4に示したように補充電回路70をマイクロプロセッサを使用せずに設計することにより、補充電回路70のコストを低減できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では蓄電池モジュール10の電圧が充電下限電圧より高いことを、補充電発動の条件としたが、低電圧充電より過放電回避を重視すれば、この条件を外すことも考えられる。
なお、本実施の形態に係る発明は、以下に記載する項目によって特定されてもよい。
[項目1]
負荷に接続される系統電源とインバータを介して接続される蓄電池と、
前記蓄電池が前記系統電源および前記負荷と接続される第1状態と、前記蓄電池が前記系統電源と切り離された状態で前記負荷に接続される第2状態とを切り替えるスイッチと、
前記第1状態において前記蓄電池の電圧が設定電圧以下の場合、前記系統電源から前記蓄電池へ補充電する補充電回路と、
を備えることを特徴とする蓄電システム。
[項目2]
前記補充電回路は、前記第1状態に遷移したとき、前記蓄電池の電圧が設定電圧以下であり、かつ前記蓄電池の温度が設定温度範囲内である場合、前記蓄電池へ補充電することを特徴とする項目1に記載の蓄電システム。
[項目3]
前記補充電回路は、前記蓄電池の電圧が、所定の充電下限電圧より低い場合、前記補充電を発動しないことを特徴とする項目1または2に記載の蓄電システム。
[項目4]
前記系統電源から供給される交流電圧から、前記蓄電池の定格電圧より高い直流電圧を生成するトランスおよび整流回路を、さらに備え、
前記補充電回路は、前記トランスおよび前記整流回路により生成された直流電圧を用いて補充電することを特徴とする項目1から3のいずれかに記載の蓄電システム。
[項目5]
前記負荷は、系統電源の停電時にて、前記蓄電池から優先的に電力供給を受けることができる予め設定された特定の負荷であることを特徴とする項目1から4のいずれかに記載の蓄電システム。
100 蓄電システム、 10 蓄電池モジュール、 20 蓄電池パワーコンディショナ、 30 蓄電池管理装置、 40 トランス、 50 整流回路、 60 DC−DCコンバータ、 70 補充電回路、 71 電源回路、 72 温度判定回路、 73 電圧判定回路、 74 スイッチ制御回路、 75 電流制限素子、 76 保護回路、 200 系統電源、 400 一般負荷、 500 特定負荷、 D1 第1ダイオード、 S1 第1スイッチ、 S2 第2スイッチ、 S3 第3スイッチ、 S4 第4スイッチ、 S5 第5スイッチ、 S6 第6スイッチ、 S7 第7スイッチ、 B1 第1ブレーカ、 B2 第2ブレーカ。
本発明は、系統電源に接続される蓄電システムに適用可能である。

Claims (5)

  1. 負荷に接続される系統電源と、双方向インバータを含むパワーコンディショナを介して接続される蓄電池と、
    前記蓄電池が前記系統電源および前記負荷と接続される第1状態と、前記蓄電池が前記系統電源と切り離された状態で前記負荷に接続される第2状態とを切り替えるスイッチと、
    前記第1状態で運転する系統連系モードにおいて前記蓄電池の電圧が設定電圧以下の場合、前記系統電源から前記パワーコンディショナを介さずに前記蓄電池へ補充電し、前記第2状態で運転する自立運転モードにおいて動作を停止する補充電回路と、
    を備えることを特徴とする蓄電システム。
  2. 前記補充電回路は、前記第1状態に遷移したとき、前記蓄電池の電圧が設定電圧以下であり、かつ前記蓄電池の温度が設定温度範囲内である場合、前記蓄電池へ補充電することを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 前記補充電回路は、前記蓄電池の電圧が、所定の充電下限電圧より低い場合、前記補充電を発動しないことを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電システム。
  4. 前記系統電源から供給される交流電圧から、前記蓄電池の定格電圧より高い直流電圧を生成するトランスおよび整流回路を、さらに備え、
    前記補充電回路は、前記トランスおよび前記整流回路により生成された直流電圧を用いて補充電することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蓄電システム。
  5. 前記負荷は、系統電源の停電時にて、前記蓄電池から優先的に電力供給を受けることができる予め設定された特定の負荷であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の蓄電システム。
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