JP6103357B2 - ショーケース - Google Patents

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本発明は、陳列室の前面開口を透視可能な扉装置にて開閉するショーケースに関する。
商品を陳列する陳列室の前面開口をガラス扉等の透明扉にて開閉自在に閉塞する所謂リーチインタイプと称されるショーケースは、本体に対して一側が回動自在に枢支された回転式の透明扉にて開閉するか(例えば、特許文献1参照)、引き戸式と称されるスライド式の透明扉にて閉塞するか(例えば、特許文献2参照)の何れかの扉装置が採用されていた。
特開2005−323830号公報 特開2006−223350号公報 特開平9−41787号公報 特開平6−81547号公報
特許文献1の回動式の透明扉は、その内面周囲に設けられたガスケットを陳列室の開口縁の本体前面に密着させることができるため、冷気漏れや外気の侵入を嫌う冷凍ショーケースには極めて有利であるが、透明扉が回転するためのスペースをショーケースの前方に確保しなければならず、店舗内のスペース利用上、不利な面があった。
一方、特許文献2のスライド式の透明扉は、陳列室の開口開放した際に一方の透明扉が他方の透明扉と重合するため、係る回転のためのスペースは不要となる反面、上下のレール内をローラにより滑動するかたちとなるため、透明扉の上下や各透明扉間にどうしても隙間が発生する。前記特許文献2では透明扉間をシールするシール部も形成しているが、冷気漏れや外気の侵入は否めず、特に冷凍ショーケースに採用するにはシール効果が不十分であった。
そこで、例えば特許文献3のように二枚並設された扉をスライドさせ、一方の扉の開放時には他方の扉の前側に一方の扉を移動させる扉装置も開発されている。しかしながら、この構造では一方の扉が平行移動により他方の扉の前側に移動するような溝形状となっているため、扉の左右のローラが溝に当たりながら斜め前方に平行移動することになり、移動時の抵抗が大きく、扉の開閉が面倒なものとなる欠点がある。
また、例えば特許文献4のように一方の扉を一連の溝に沿って他方の扉の前側に移動させる場合には、それぞれの扉用の溝の交差部分で軸が引っ掛かり、また、一連の溝に沿った左右の軸の一連の斜め移動自体が抵抗の大きい動きとなる問題があった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、スライド式を採用しながら、陳列室の前面開口のシール性も確保し、且つ、開閉操作も容易とすることができるショーケースを提供することを目的とする。
そこで、本発明のショーケースは、本体内に構成された陳列室の前面開口を、透視可能な扉装置にて開閉自在に閉塞して成るものにおいて、扉装置は、スライド式の第1及び第2の透明扉と、これら透明扉をスライドさせるときの移動を案内する扉開閉案内機構とから成り、この扉開閉案内機構は、本体の上部に設けられた案内溝と、各透明扉の上部から本体側に延在するアームに設けられて案内溝に移動自在に係合する係合部とを備え、案内溝は、陳列室の前面開口を閉塞した状態で各透明扉が左右に並び、陳列室の開口縁における本体の前面に当接すると共に、その状態から一方の透明扉を開放する際、回転により他方の透明扉側の端部が当該他方の透明扉より前側に移動した後、当該端部が他方の透明扉の前側を左右方向に移動するに伴って反対側の端部が斜めに前方へ移動し、最終的に一方の透明扉が他方の透明扉の前側に位置して各透明扉が前後に重合する形状とされており、各透明扉の相隣接する側にそれぞれ設けられ、前方に突出する扉ハンドルを備え、案内溝は、他方の透明扉の扉ハンドルを避けて一方の透明扉を移動させる形状とされていることを特徴とする。
請求項2の発明のショーケースは、上記発明において各透明扉の内面周囲に設けられたガスケットを備え、陳列室内は冷凍温度に冷却されると共に、各透明扉は、ガスケットを本体の前面に密着させて陳列室の前面開口を閉塞することを特徴とする。
請求項3の発明のショーケースは、上記各発明において案内溝は、左右方向に延在する延在部と、この延在部の中央部から分岐して斜め後ろ外側にそれぞれ向かう第1及び第2の内側後退部と、延在部の両端部から分岐してそれぞれ斜め後ろ外側に向かう第1及び第2の外側後退部とから成り、第1の透明扉から本体側に延在するアームに設けられた係合部は、第1の透明扉の両端部に設けられて第1の内側後退部及び第1の外側後退部にそれぞれ係合する第1の内側係合部及び第1の外側係合部から成り、第2の透明扉から本体側に延在するアームに設けられた係合部は、第2の透明扉の両端部に設けられて第2の内側後退部及び第2の外側後退部にそれぞれ係合する第2の内側係合部及び第2の外側係合部から成り、各内側後退部と延在部の成す角度が、各外側後退部と延在部の成す角度よりも直角に近いものとなるよう各角度を異なるものとしたことを特徴とする。
請求項4の発明のショーケースは、上記各発明において扉開閉案内機構は、本体の下部に設けられ、各透明扉の下側に位置する荷重受け面と、各透明扉の下部から突出して荷重受け面に転動自在に当接するボールベアリングとを備えたことを特徴とする。
請求項の発明のショーケースは、上記各発明において扉開閉案内機構は、アーム及び透明扉に設けられ、移動中及び開放状態における各透明扉間の間隔を保持するローラを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、本体内に構成された陳列室の前面開口を、透視可能な扉装置にて開閉自在に閉塞して成るショーケースにおいて、扉装置を、スライド式の第1及び第2の透明扉と、これら透明扉をスライドさせるときの移動を案内する扉開閉案内機構とから構成し、この扉開閉案内機構が、本体の上部に設けられた案内溝と、各透明扉の上部から本体側に延在するアームに設けられて案内溝に移動自在に係合する係合部とを備え、案内溝の形状を、各透明扉が陳列室の前面開口を閉塞した状態で左右に並び、陳列室の開口縁における本体の前面に当接するようにしたので、例えば請求項2の発明の如く透明扉の内面周囲に設けたガスケットを本体の前面に密着させて陳列室の前面開口を閉塞することができるようになる。これにより、陳列室内を冷凍温度に冷却する冷凍ショーケースにおいても十分なシール性を確保することが可能となる。更にまた、本発明では各透明扉の相隣接する側にそれぞれ設けられ、前方に突出する扉ハンドルを備えているので、この扉ハンドルに手指を掛けて一方の透明扉を他方の透明扉の前側に移動させる作業を円滑に行えるようになると共に、案内溝は、他方の透明扉の扉ハンドルを避けて一方の透明扉をスライドさせる形状とされているので、移動の際に他方の透明扉の扉ハンドルと一方の透明扉が干渉する不都合も未然に回避することができる。
そして、各透明扉により陳列室の前面開口を閉じた状態から一方の透明扉をスライドさせて開放する際には、扉開閉案内機構の案内溝が、当該一方の透明扉を他方の透明扉の前側に移動させ、各透明扉を前後に重合させるので、支障無く当該一方の透明扉を開放することができるようになると共に、このとき扉回転のためのショーケース前方のスペースも不要となるので、店舗内のスペースも有効に活用することができるようになる。
このとき案内溝の形状を、一方の透明扉を開放する際、回転により他方の透明扉側の端部が当該他方の透明扉より前側に移動した後、当該端部が他方の透明扉の前側を左右方向に移動するに伴って反対側の端部が斜めに前方へ移動し、最終的に一方の透明扉が他方の透明扉の前側に位置して各透明扉が前後に重合する形状としているので、透明扉を開き始めるときの動作は、回転式の扉の如き回転と、その後の斜め移動という二段階の動作となる。
即ち、透明扉の開き始めは回転のみ、その後の斜め移動の際には、他方の透明扉側の端部は左右方向に移動し、反対側の端部のみが斜め前方に移動する動作となるので、従来の如く扉を並行移動で他方の扉の前側に移動させる場合や一連の動作で斜め移動を行う場合に比して、軽い操作で透明扉を開閉することができるようになり、透明扉を開閉する際の操作性を著しく向上させることが可能となる。
この場合、請求項3の発明の如く案内溝を、左右方向に延在する延在部と、この延在部の中央部から分岐して斜め後ろ外側にそれぞれ向かう第1及び第2の内側後退部と、延在部の両端部から分岐してそれぞれ斜め後ろ外側に向かう第1及び第2の外側後退部とから構成し、第1の透明扉から本体側に延在するアームに設けられた係合部を、第1の透明扉の両端部に設けられて第1の内側後退部及び第1の外側後退部にそれぞれ係合する第1の内側係合部及び第1の外側係合部から構成し、第2の透明扉から本体側に延在するアームに設けられた係合部を、第2の透明扉の両端部に設けられて第2の内側後退部及び第2の外側後退部にそれぞれ係合する第2の内側係合部及び第2の外側係合部から構成すると共に、各内側後退部と延在部の成す角度が、各外側後退部と延在部の成す角度よりも直角に近いものとなるよう各角度を異なるものとすることにより、例えば、第1の透明扉を開き始めるときに当該第1の透明扉を第1の外側係合部を中心として回転させた場合、第1の内側係合部は第1の内側後退部内を円滑に移動し、延在部に至ることができる。そしてこの回転により、第1の透明扉の第2の透明扉側の端部が前側に移動した後、第1の透明扉を第2の透明扉側に移動させれば、第1の内側係合部は延在部内を左右方向に移動し、第1の外側係合部は第1の外側後退部内を、その延在方向に沿って円滑に斜め前方に移動して延在部に至り、最終的に左右方向に移動するようになる。このような構成としたことで、前記透明扉の開き始めの二段階の動作を円滑に実現することが可能となる。
更に、請求項4の発明では上記各発明に加えて扉開閉案内機構は、本体の下部に設けられ、各透明扉の下側に位置する荷重受け面と、各透明扉の下部から突出して荷重受け面に転動自在に当接するボールベアリングとを備えているので、透明扉の荷重を荷重受け面にて安定的に受け止めることができると共に、ボールベアリングは荷重受け面上を転動するのみであるので、従来の如く扉の下部も溝で規制された動作とした場合に比して、より円滑で容易な透明扉のスライド移動を実現することが可能となる。
この場合、請求項の発明の如く扉開閉案内機構が、アーム及び透明扉に取り付けられて移動中及び開放状態における各透明扉間の間隔を保持するローラを備えるものとすれば、移動の際及び開放中における他方の透明扉の扉ハンドル等と一方の透明扉とが直接衝突する不都合を確実に防止しながら、一方の透明扉の円滑なスライドも担保することが可能となる。特に、請求項4の発明の如くボールベアリングを荷重受け面に当接させて各透明扉を移動させる場合に、両透明扉の下部同士が直接衝突する不都合を防止する上で有効である。
本発明を適用した一実施例のショーケースの正面図である。 図1のショーケースの斜視図である。 図1のショーケースの縦断側面図である。 図1のショーケースの平断面図である。 図1のショーケースの一部透視平面図である。 図1のショーケースの透明扉の正面図である。 図6の透明扉の側面図である。 一方の透明扉を開き始めた状態を説明する図1のショーケースの一部透視平面図である。 図8の状態の図1のショーケースの斜視図である。 図8の一方の透明扉をスライド移動し始めた状態を説明する図1のショーケースの斜視図である。 一方の透明扉を開放した状態を説明する図1のショーケースの一部透視平面図である。 図11の状態の図1のショーケースの斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
実施例のショーケース1は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗に設置されて冷凍食品等の商品を冷却しながら陳列するクローズドタイプの冷凍ショーケースであり、上下の断熱壁2A、2B、左右の断熱壁2C、2D及び背面の断熱壁2Eから構成されて前面が開口した箱状の本体2と、この本体2内に構成された陳列室3の前面開口4を開閉自在に閉塞する透視可能な扉装置6等から構成されている。陳列室3内には複数段の棚7が架設され、各棚7上に冷凍食品や冷菓等の商品が陳列される。
本体2の内側には間隔を存して仕切板8が取り付けられており、陳列室3はこの仕切板8の内側に構成され、仕切板8の外側には冷気ダクト9が構成されている。そして、底部の冷気ダクト9内に冷却装置Rの冷却器11と送風機12が設置され、この冷却器11と熱交換した冷気が送風機12により冷気ダクト9を介し、開口4上縁の吐出口13より陳列室3内に吐出し、下縁の吸込口14から吸い込んで陳列室3内に循環されることで、陳列室3内は冷凍温度(例えば−20℃程)に冷却される。
実施例で本体2には陳列室3の前面開口4の両側に位置して側部柱部材15が取り付けられており、陳列室3の前面開口4の中央にはそれを左右に仕切る中央柱部材16が取り付けられ、この中央柱部材16の金属製の前面と側部柱部材15の金属製の前面は本発明における本体2の前面を構成する。そして、この側部柱部材15の後面及び中央柱部材16の後面にはLEDから成る照明装置17が取り付けられている(図4では示していない)。
他方、扉装置6は向かって右側に位置する第1の透明扉18と左側に並ぶ第2の透明扉19、及び、これら第1及び第2の透明扉18、19のスライド移動を案内するための扉開閉案内機構21から構成されている。各透明扉18、19は通常の回転式のガラス扉と同様の構造であり、第1の透明扉18は図6、図7に示すようにサッシュ22と、このサッシュ22に嵌め込まれた透明ガラス23とから構成され、向かって左側(第2の透明扉19側)のサッシュ22の上下方向の中央には扉ハンドル24が前方に突出して形成されている。第2の透明扉19も同様のサッシュ22と透明ガラス23の構成であるが、第2の透明扉19の場合にはその向かって右側(第1の透明扉18側)のサッシュ22の上下方向の中央に同様の扉ハンドル24が前方に突出して形成されている(図1、図3)。また、各透明扉18、19のサッシュ22の内面周囲には、図4、図7に示すようにマグネット式のガスケット26が取り付けられている。
他方、実施例の扉開閉案内機構21は、以下の部材27〜49等から構成される。即ち、27は本体2の上面の断熱壁2A前部に左右に渡って取り付けられた案内部材であり、この案内部材27の上面には案内溝28が形成されている。案内溝28は図5に示すように左右に延在する延在部29と、この延在部29の中央部の右及び左から連続して分岐し、斜め後ろ外側にそれぞれ向かう第1及び第2の内側後退部31、32と、延在部29の右端部及び左端部から連続して分岐し、それぞれ斜め後ろ外側に向かう第1及び第2の外側後退部33、34とから構成されている。
即ち、第1の内側後退部31は斜め後ろ右側(外側)に向かい、第1の外側後退部33も斜め後ろ右側(外側)に向かうが、第1の内側後退部31と延在部29とが成す角度は、第1の外側後退部33と延在部29とが成す角度よりも直角に近い角度になるように構成されている。即ち、両角度は異なるように設定され、第1の内側後退部31と延在部29とが成す右側(外側)の角度は、第1の外側後退部33と延在部29とが成す右側(外側)の角度よりも大きくなるように構成され、第1の外側後退部33の方が、第1の内側後退部31よりも浅い角度で延在部29から後退している。
また、第2の内側後退部32は斜め後ろ左側(外側)に向かい、第2の外側後退部34も斜め後ろ左側(外側)に向かうが、第2の内側後退部32と延在部29とが成す角度は、第2の外側後退部34と延在部29とが成す角度よりも直角に近い角度になるように構成されている。即ち、両角度も異なるように設定され、第2の内側後退部32と延在部29とが成す左側(外側)の角度は、第2の外側後退部34と延在部29とが成す左側(外側)の角度よりも大きくなるように構成され、第2の外側後退部34の方が、第2の内側後退部32よりも浅い角度で延在部29から後退している(図5)。尚、第1及び第2の内側後退部31、32は、延在部29に向けて徐々に拡開する形状を呈している(図5)。
36は各透明扉18、19の上面(サッシュ22の上面)にそれぞれ取り付けられ、本体2側に延在するアームであり、このアーム36は各透明扉18、19の上面から垂直に上昇した後、水平後方に延在する取付板37と、この取付板37の後端に取り付けられ、各透明扉18、19の後上方にて平行となるローラ板38とから成る。尚、第1の透明扉18の場合は向かって右側(第2の透明扉19とは反対側)に取付板37が取り付けられ、ローラ板38はこの取付板37から左方(第2の透明扉19方向)に延在し、第2の透明扉19の場合は向かって左側(第1の透明扉18とは反対側)に取付板37が取り付けられ、ローラ板38はこの取付板37から右方(第1の透明扉18方向)に延在する(図5)。
また、第1の透明扉18のローラ板38の下面左側部分と右端にはそれぞれ係合部を構成するローラ41、42が取り付けられており、何れも垂直方向を回転軸としている。この第1の透明扉18のローラ41が本発明における第1の内側係合部となり、ローラ42が第1の外側係合部となる。また、第2の透明扉19のローラ板38の下面右側部分と左端にはこれもそれぞれ係合部を構成する同様のローラ41、42が取り付けられており、これらも垂直方向を回転軸としている。この第2の透明扉18のローラ41が本発明における第2の内側係合部となり、ローラ42が第2の外側係合部となる。また、第1の透明扉18のローラ板38の左端隅角部には、前側に突出した位置にローラ43が取り付けられ、第2の透明扉19のローラ板38の右端隅角部にも、前側に突出した位置に同様のローラ43が取り付けられ、何れも垂直方向を回転軸としている。尚、39は透明扉18、19の前面から上方に連続して取付板37の前面を被覆するカバーである。
また、各透明扉18、19の下部に位置するサッシュ22の下面左右には、ボールベアリング44がそれぞれ取り付けられ、下方に突出している。また、各透明扉18、19下部のサッシュ22(下辺)の後面には、中央と左右端にそれぞれローラ46が取り付けられ、後方に突出している。このローラ46は垂直方向を回転軸としている。更に、本体2の下面の断熱壁2Bには、各透明扉18、19の下側に位置するように前方に突出した下突出部材47が設けられており、この下突出部材47の上面は滑らかな金属板からなる荷重受け面48とされている。
そして、各透明扉18、19上方のローラ板38のローラ41、42を案内溝28内に上から挿入して移動自在(滑動自在)に係合させ、各透明扉18、19の下面のボールベアリング44は荷重受け面48上に載せて転動自在に当接させることで、各透明扉18、19を本体2にスライド自在に取り付ける。これにより、各透明扉18、19の荷重は荷重受け面48が受け止めることになる。尚、49は案内部材27やアーム36を隠蔽する上カバーであり、51はこの上カバー49の前面に取り付けられた機器操作部である。この機器操作部51には温度表示部も設けられている。左右の断熱壁2C、2Dは上面の断熱壁2Aより上方に突出しており、上か49は断熱壁2C、2Dの上面と面一とされている。
以上の構成で、次に扉装置6の各透明扉18、19の開閉動作について図5〜図12を参照しながら説明する。各透明扉18、19が陳列室3の前面開口4を閉じた状態では、図5に示す如く第1の透明扉18のローラ41は案内溝28の第1の内側後退部31の奥部に位置しており、ローラ42は第1の外側後退部33の奥部に位置している。また、第2の透明扉19のローラ41は第2の内側後退部32の奥部に位置しており、ローラ42は第2の外側後退部34の奥部に位置している。
尚、第1及び第2の内側後退部31、32は、前述したように第1及び第2の外側後退部よりも直角に近い角度で延在部から分岐させているが、その角度は、図5に示すように第1及び第2の外側後退部33、34の奥部にあるときのローラ42を中心として各透明扉18、19を回動させたときに、ローラ41が各内側後退部31、32内を通過することができるものとする。
この状態で、各透明扉18、19は左右に並び、ガスケット26は本体2の前面(中央柱部材16、側部柱部材15の前面)に磁力によって吸着している(図4)。これにより、陳列室3の前面開口4は閉じられ、密閉状態でシールされるので、冷凍温度となる陳列室3内からの冷気の漏れや陳列室3内への外気の侵入が確実に阻止される。このとき、突出部47の上側の本体2前面には図9、図10、図12に示す如く凹陥部52、52Aが計五カ所形成されており、各透明扉18、19下部のローラ46は各凹陥部52、52A内に格納されたかたちとなる。尚、この場合、中央の凹陥部52Aは左右に長く形成され、各透明扉18、19の相隣接する側の端部のローラ46、46は、この中央の凹陥部52A内に格納される。
この状態から、例えば第1の透明扉18を開放する際には(第2の透明扉19を開放する場合は左右反対の動作となるのみなので、説明を省略する)、先ず第1の透明扉18の扉ハンドル24に手指を掛けて手前に引く。このとき、第1の内側後退部31は前述した如く直角に近い角度とされ、ローラ42が第1の外側後退部33の奥部にあるときに当該ローラ42を中心として第1の透明扉18を回転させたときにローラ41が第1の内側後退部31を通過することができる角度で延在部29から分岐しているので、扉ハンドル24を手前に引くことで、第1の透明扉18はローラ42を中心として図5中反時計回りに円滑に回転することができる。そして、ローラ41は第1の内側後退部31を通過して延在部29内に出る。
この開き始めの状態を図8及び図9に示す。このとき、第1の透明扉18の第2の透明扉19側の端部(第2の透明扉19側に位置するローラ46も含む)のみが第2の透明扉19より前側に移動する。また、ローラ41は延在部29内に位置するが、ローラ42は未だ第1の外側後退部33の奥部にある。
次に、第1の透明扉18の扉ハンドル24を第2の透明扉19方向(左方向)に押せば、ローラ41は延在部29内を左方向に移動し、ローラ42は第1の外側後退部33内をこの外側後退部33の延在方向に沿って斜めに移動して前方に移動し、延在部29に至る。即ち、係るローラ41、42の移動により、第1の透明扉18の第2の透明扉19側の端部(左側の端部。ローラ41側の端部)が第2の透明扉19側(左方向)に移動するに伴い、第1の透明扉18の反対側の端部(ローラ42側の端部)は斜めに前方に移動し、第1の透明扉18は図10に示す如く第2の透明扉19と平行になる。
そして、更に第1の透明扉18を第2の透明扉19側(左方向)に移動させれば、ローラ41、42は延在部29内を左方向に移動し、最終的に第1の透明扉18は第2の透明扉19の前側に位置するようになる。このとき、第1の透明扉18から前方に突出した扉ハンドル24に手指を掛けられるので、容易に移動させることができる。この状態で各透明扉18、19は前後に重合することになる(図11、図12)。また、このような移動中、第1の透明扉18下部のボールベアリング44は荷重受け面48上を転動して移動する。
上記図8及び図9から図10に至る動作の如く、本発明では案内溝28を、第1の透明扉18を開放する際、第2の透明扉19側の端部のみが前側に移動した後、当該端部が第2の透明扉19の前側に移動するに伴って反対側の端部が斜めに前方に移動し、最終的に第1の透明扉18が第2の透明扉19の前側に位置して各透明扉18、19が前後に重合する形状としたので、第1の透明扉18を開き始めるときの動作は、回転式の扉の如き回転と、その後の斜め移動という二段階の動作となる。
即ち、第1の透明扉18の開き始めは回転させるのみであり、その後の斜め移動の際には、第2の透明扉19側の端部(ローラ41側の端部)は左右方向に移動し、反対側の端部(ローラ42側の端部)のみが斜め前方に移動する動作となる。これにより、従来の構造の如く透明扉18を並行移動で透明扉19の前側に移動させる場合や一連の動作で斜め移動を行う場合に比して、軽い操作で第1の透明扉18を開閉することができるようになり、第1の透明扉18を開閉する際の操作性を著しく向上させることが可能となる。
この場合、案内溝28の各内側後退部31、32と延在部29の成す角度を、各外側後退部33、34と延在部29の成す角度よりも直角に近いものとなるよう各角度を異なるものとしているので、第1の透明扉18を開き始めるときに当該第1の透明扉18をローラ42を中心として回転させた場合、ローラ41は第1の内側後退部31内を円滑に移動し、延在部29に至ることができる。そしてこの回転により、第1の透明扉18の第2の透明扉19側の端部が前側に移動した後、第1の透明扉18を第2の透明扉19側に移動させれば、ローラ41は延在部29内を左方向に移動し、ローラ42は第1の外側後退部33内を円滑に斜め前左方向に移動して延在部29に至り、最終的に左方向に移動するようになる。このような構成としたことで、第1の透明扉18の開き始めの二段階の動作が円滑に実現されるようになる。
また、このような移動中も第1の透明扉18下部のボールベアリング44は荷重受け面48上を転動するので、第1の透明扉18の荷重は荷重受け面にて安定的に受け止められる。特に、ボールベアリング44は荷重受け面48上を転動するのみであるので、従来の如く扉の下部も溝で規制された動作とした場合に比して、より円滑で容易なスライド移動を実現することが可能となる。
ここで、図8の状態から第1の透明扉18を更に第2の透明扉19側(左方向)に移動させていくと、やがて第2の透明扉19に取り付けられたアーム36のローラ板38のローラ43が第1の透明扉18に取り付けられたアーム36のローラ板38の後面に滑動自在に当接し、図11に至るまで当接した状態となる。また、第1の透明扉18下部のローラ46も第2の透明扉19のサッシュ22の下辺前面に滑動自在に当接し、図11に至るまでに当接した状態となる。
また、案内溝28は透明扉18、19が相互に衝突しないように、第1の透明扉18の移動中から開放状態に至るまで、両透明扉18、19が相互に所定の間隔を存した状態となり、且つ、その間隔は第1の透明扉18の移動中から開放状態まで、第1の透明扉18が第2の透明扉19の扉ハンドル24を避けてスライドすることができる形状に設定されている。従って、移動の際に第2の透明扉19の扉ハンドル24と第1の透明扉18が干渉する不都合も未然に回避することができる。
このとき、第2の透明扉19側のローラ43は第1の透明扉18側のローラ板38に当接し、第1の透明扉18側のローラ46は第2の透明扉19に当接するので、第1の透明扉18の移動中から開放状態に至るまで、両透明扉18、19間の間隔は適正に保持され、第1の透明扉18が第2の透明扉19側に近づき過ぎることが防止される。これにより、移動の際及び開放中における第2の透明扉19の扉ハンドル24や透明扉19自体と第2の透明扉18とが直接衝突する不都合を確実に防止しながら、第1の透明扉18の円滑なスライドも担保することが可能となる。特に、ボールベアリング44を荷重受け面48に当接させて第1の透明扉19を移動させているので、係る間隔保持構造を採ることにより、両透明扉18、19の下部同士が直接衝突する不都合も確実に防止することができる。
尚、前述した如く第2の透明扉19を開放する場合にも、左右方向が逆になるだけで、第1の透明扉18の場合と同様であり、円滑に第1の透明扉18の前側に第2の透明扉19を移動させることができる。また、実施例では手動にて透明扉18、19を開閉する場合について説明したが、それに限らず、モータ等の駆動装置を用いて自動的に開閉するようにしてもよい。また、例えば各後退部31、32の奥部を低くすることで、透明扉18、19を閉じた切るときに、重力で自動的に閉じる方向に移動できるようにしてもよい(自閉構造)。
1 ショーケース
2 本体
3 陳列室
4 前面開口
6 扉装置
15 側部柱部材
16 中央柱部材
18 第1の透明扉
19 第2の透明扉
21 扉開閉案内機構
22 サッシュ
23 透明ガラス
24 扉ハンドル
26 ガスケット
28 案内溝
29 延在部
31、32 第1及び第2の内側後退部
33、34 第1及び第2の外側後退部
36 アーム
38 ローラ板
41 ローラ(第1及び第2の内側係合部)
42 ローラ(第1及び第2の外側係合部)
43、46 ローラ
44 ボールベアリング
48 荷重受け面

Claims (5)

  1. 本体内に構成された陳列室の前面開口を、透視可能な扉装置にて開閉自在に閉塞して成るショーケースにおいて、
    前記扉装置は、スライド式の第1及び第2の透明扉と、これら透明扉をスライドさせるときの移動を案内する扉開閉案内機構とから成り、
    該扉開閉案内機構は、前記本体の上部に設けられた案内溝と、前記各透明扉の上部から前記本体側に延在するアームに設けられて前記案内溝に移動自在に係合する係合部とを備え、前記案内溝は、
    前記陳列室の前面開口を閉塞した状態で前記各透明扉が左右に並び、前記陳列室の開口縁における前記本体の前面に当接すると共に、
    その状態から一方の前記透明扉を開放する際、回転により他方の前記透明扉側の端部が当該他方の透明扉より前側に移動した後、当該端部が前記他方の透明扉の前側を左右方向に移動するに伴って反対側の端部が斜めに前方へ移動し、最終的に前記一方の透明扉が前記他方の透明扉の前側に位置して各透明扉が前後に重合する形状とされており、
    前記各透明扉の相隣接する側にそれぞれ設けられ、前方に突出する扉ハンドルを備え、
    前記案内溝は、前記他方の透明扉の扉ハンドルを避けて前記一方の透明扉を移動させる形状とされていることを特徴とするショーケース。
  2. 前記各透明扉の内面周囲に設けられたガスケットを備え、
    前記陳列室内は冷凍温度に冷却されると共に、前記各透明扉は、前記ガスケットを前記本体の前面に密着させて前記陳列室の前面開口を閉塞することを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
  3. 前記案内溝は、左右方向に延在する延在部と、該延在部の中央部から分岐して斜め後ろ外側にそれぞれ向かう第1及び第2の内側後退部と、前記延在部の両端部から分岐してそれぞれ斜め後ろ外側に向かう第1及び第2の外側後退部とから成り、
    前記第1の透明扉から前記本体側に延在するアームに設けられた係合部は、当該第1の透明扉の両端部に設けられて前記第1の内側後退部及び第1の外側後退部にそれぞれ係合する第1の内側係合部及び第1の外側係合部から成り、
    前記第2の透明扉から前記本体側に延在するアームに設けられた係合部は、当該第2の透明扉の両端部に設けられて前記第2の内側後退部及び第2の外側後退部にそれぞれ係合する第2の内側係合部及び第2の外側係合部から成り、
    前記各内側後退部と前記延在部の成す角度が、前記各外側後退部と前記延在部の成す角度よりも直角に近いものとなるよう各角度を異なるものとしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のショーケース。
  4. 前記扉開閉案内機構は、前記本体の下部に設けられ、前記各透明扉の下側に位置する荷重受け面と、前記各透明扉の下部から突出して前記荷重受け面に転動自在に当接するボールベアリングとを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載のショーケース。
  5. 前記扉開閉案内機構は、前記アーム及び透明扉に設けられ、移動中及び開放状態における前記各透明扉間の間隔を保持するローラを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載のショーケース。
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