JP6103205B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する電動パワーステアリング装置は、車体に対して上下に傾斜して設けられるステアリングコラムと、前記ステアリングコラムに内包されるステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトに対して補助操作力を付与するモータと、前記モータを制御する制御部が収容されるハウジングと、を備え、前記ハウジングは前記ステアリングコラムの下方かつ前記ステアリングコラムと同じ方向へ傾斜して設けられる電動パワーステアリング装置において、前記ハウジングの上面には、当該上面に滴下する液体の流れを案内することにより当該液体の排水系路を制御する傾斜面が設けられ、前記傾斜面は、車幅方向において隣接する第1および第2の傾斜面を有し、第1および第2の傾斜面は車幅方向における互いの境界部分に向かうにつれて下方へ傾斜し、前記ハウジングは、前記制御部を上方から収容するための開口部を有するハウジング本体と、前記開口部を上から塞ぐ蓋とを有し、前記蓋の縁において、前記ハウジングの上面としての前記蓋の上面を伝って液体がこぼれる部分には、前記ハウジング本体の側部に対して外方へ突出する突出部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、蓋は、ヒートシンクからなっている。このため、蓋とハウジング本体との間から水が浸入することを抑制するとともに、制御部を熱から守ることができる。
図2に示すように、減速機ハウジング6の直下には、減速機ハウジング6に設けられた連結部8a,8aを介して平板状のヒートシンク12が固定されている。なお、図1〜図3では、片側の連結部8aのみ示されている。ヒートシンク12の下面には、制御部としてのECU(電子制御装置)が収容されるECUハウジング10が固定されている。ECUハウジング10は、ECUを上方から収容するための開口部10a有している。開口部10aは、ヒートシンク12により塞がれている。すなわち、ヒートシンク12は、ECUハウジング10の蓋としても機能する。なお、ECUハウジング10は、「ハウジング本体」に相当する。また、ECUハウジング10およびヒートシンク12は、「ハウジング」を構成する。ECUはトルクセンサの検出結果等に基づいて、電動モータ14の駆動を制御する。
図3に矢印で示すように、ステアリングコラム5に付着した水は、ステアリングコラム5を伝わってコラムスペーサ9に流れる。そして、コラムスペーサ9に溜まった水(液体)が、ヒートシンク12の上面に滴下するおそれがある。
(1)ヒートシンク12の上面には、車幅方向における略中央に向かうにつれて肉厚が薄くなるように、傾斜面S1,S2を設けた。これにより、たとえばステアリングコラム5に付着した結露水や水(雨水等)が、コラムスペーサ9を介してヒートシンク12の上面に滴下したとしても、傾斜面S1,S2およびヒートシンク12の自身の傾斜を利用して、意図した方向に排水することができる。
・ヒートシンク12の傾斜面S1,S2の境界部分19は、必ずしも車幅方向における中央に設置しなくてもよい。排水したい方向の直下に、たとえばコネクタ挿入口15a〜15c等のように水に弱い部材さえなければ、ヒートシンク12の上面に対してどの位置に設定してもよい。この場合であっても、本実施形態の(1)〜(5)と同様の効果が得られる。
・傾斜面は2つでなくてもよい。たとえばコネクタ接続部が一箇所の場合など、当該コネクタ接続部と反対方向に向かうにつれて肉厚が薄くなるように傾斜する1つの傾斜面を設けてもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に追記する。
(ロ)前記傾斜面は、前記上面を含む前記ハウジングの一部分を除去するかたちで設けられること。
Claims (2)
- 車体に対して上下に傾斜して設けられるステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムに内包されるステアリングシャフトと、
前記ステアリングシャフトに対して補助操作力を付与するモータと、
前記モータを制御する制御部が収容されるハウジングと、を備え、
前記ハウジングは前記ステアリングコラムの下方かつ前記ステアリングコラムと同じ方向へ傾斜して設けられる電動パワーステアリング装置において、
前記ハウジングの上面には、当該上面に滴下する液体の流れを案内することにより当該液体の排水系路を制御する傾斜面が設けられ、
前記傾斜面は、車幅方向において隣接する第1および第2の傾斜面を有し、
前記第1および第2の傾斜面は車幅方向における互いの境界部分に向かうにつれて下方へ傾斜し、
前記ハウジングは、前記制御部を上方から収容するための開口部を有するハウジング本体と、前記開口部を上から塞ぐ蓋とを有し、
前記蓋の縁において、前記ハウジングの上面としての前記蓋の上面を伝って液体がこぼれる部分には、前記ハウジング本体の側部に対して外方へ突出する突出部が設けられている電動パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記蓋はヒートシンクを兼ねる電動パワーステアリング装置。
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JP2013060633A JP6103205B2 (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | 電動パワーステアリング装置 |
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JP4993011B2 (ja) * | 2009-10-15 | 2012-08-08 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
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