JP6102698B2 - 送風装置 - Google Patents

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本発明は、送風装置に関する。
特許文献1には、遠心ファンのインペラの回転に伴って発生する空気流がインペラカップ部に形成された貫通孔を通ってモータ部に流入するように構成することで、モータ部の電機子および回路基板を冷却する技術が開示されている。
特許文献2には、モータ外周面に近接するモータ覆い部を遠心ファンロータに設け、モータ覆い部の下部に開口を形成し、遠心ファンロータからの吹き出し空気の一部が遠心ファンロータとモータとの間に形成されたモータ周囲空間に導かれた後、上記開口を通って排出されるモータ冷却用空気通路を形成する技術が開示されている。
特開2008−82328号公報 特開2012−13090号公報
遠心ファンは、近年、高速回転化が進んでいる。特許文献1の技術では、インペラカップ部に貫通孔が設けられることで、送風音が上昇するという問題がある。また、特許文献1の技術では、強制的に空気をモータ内部に流入させるため、高速回転に伴い、送風音がさらに大きくなる。
特許文献2の技術は、遠心ファンロータのハブ部に沿って流れる空気と開口から流出する空気とが互いに干渉することが原因と推測される送風音を低減することを目的としたものである。しかしながら、ハブ部に沿って流れる空気と開口から流出する空気の量は遠心ファンの回転速度によって変化するため、ハブ部に沿って流れる空気と開口から流出する空気との干渉を抑制する効果が得られるのは、特定の回転速度に制限されるという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、送風音を抑制しつつモータを効率良く冷却できる送風装置を提供することを目的とする。
本発明に係る送風装置は、回転軸方向から吸い込んだ空気を径方向に吹き出すファンロータと、ファンロータを回転させるモータと、を備え、ファンロータは、モータの外周側に形成される通風路となる隙間を介してモータを覆うモータ覆い部と、モータ覆い部に形成された複数の開口とを有し、ファンロータの開口と開口との間に、ファンロータの回転軸を中心とする円筒面で切断した断面形状が流線型となる翼状部が形成されており、ファンロータが回転したときに翼状部により空気が通風路から開口を通って流出する流れが生じるものである。
また、本発明に係る送風装置は、回転軸方向から吸い込んだ空気を径方向に吹き出すファンロータと、ファンロータを回転させるモータと、ファンロータを回転軸方向に付勢する付勢手段と、を備え、ファンロータは、モータの外周側に形成される通風路となる隙間を介してモータを覆うモータ覆い部と、モータ覆い部に形成された複数の開口とを有し、ファンロータの開口と開口との間に、ファンロータの回転軸を中心とする円筒面で切断した断面形状が流線型となる翼状部が形成されており、付勢手段は、ファンロータが回転したときに翼状部に作用する揚力に対し反対の方向にファンロータを付勢するものである。
本発明によれば、送風音を抑制しつつモータを効率良く冷却することが可能となる。
本発明の実施の形態1の送風装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の送風装置のファンロータを回転軸方向から見た図である。 図2中のC−C’線で切断した断面図である。 本発明の実施の形態2の送風装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態2のファンロータを図2中のC−C’線と同じ位置で切断した断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。また、本発明は、以降に示す各実施の形態のあらゆる組み合わせを含むものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の送風装置を示す断面図である。図1に示すように、本実施の形態1の送風装置1は、ファンロータ2と、ファンロータ2を回転駆動するモータ3と、ファンロータ2を収容するケーシング4とを備える。本実施の形態1の送風装置1は、例えば空気調和装置の熱交換器に送風する装置として使用されるが、本発明の送風装置の用途はこれに限定されるものではない。図1は、ファンロータ2の回転軸を含む平面で送風装置1を切断した図である。送風装置1の構成は、ファンロータ2の回転軸を介しておおむね対称であるため、図1ではファンロータ2の回転軸の片側の図示を省略する。図1では、空気の流れを白抜きの矢印で示す。
送風装置1は、ファンロータ2の回転軸方向から空気を吸い込む。すなわち、送風装置1は、図1中の下側から空気を吸い込む。モータ3は、駆動軸(出力軸)3aを有する。駆動軸3aは、ファンロータ2の回転軸と同心的に配置される。駆動軸3aは、送風装置1の吸気口側に向かって突出する。駆動軸3aには、ファンボス5が取り付けられている。駆動軸3aは、ファンボス5に形成された穴を貫通している。ファンボス5は、駆動軸3aとともに回転する。ファンボス5は、駆動軸3aの長手方向に移動可能になっている。駆動軸3aの先端部にはフランジ状に突出するバネ受け3bが取り付けられている。ファンボス5とバネ受け3bとの間の駆動軸3aの周囲に、コイルバネ6が設置されている。コイルバネ6は、ファンボス5を図1中の上方向に押圧する。モータ3の外周および駆動軸3a側の端面は、ハウジング7により覆われている。
ファンロータ2は、主板2aと、複数の翼2bと、モータ覆い部2cと、モータ覆い部2cに形成された複数の開口2dとを有する。ファンロータ2の内周部は、ファンボス5に固定されている。ファンロータ2は、ファンボス5と一体となって回転する。主板2aは、ファンロータ2の外周部に位置する。主板2aは、ファンロータ2の回転軸に対しほぼ垂直な板状をなす。複数の翼2bは、主板2aに対し垂直に突出するように設けられている。モータ覆い部2cは、主板2aの内周側に設けられている。モータ覆い部2cは、モータ3の外周側に形成される通風路8となる隙間を介して、モータ3を覆っている。本実施の形態1では、モータ3を覆うハウジング7とモータ覆い部2cとの間に通風路8が形成される。モータ覆い部2cは、おおむね椀状をなす。複数の開口2dは、モータ覆い部2cの外側と通風路8とを連通するように、モータ覆い部2cに貫通形成されている。モータ覆い部2cは、ファンロータ2の回転軸に対し傾斜した部分を有する。複数の開口2dは、モータ覆い部2cの、ファンロータ2の回転軸に対し傾斜した部分に設けられている。
モータ3がファンロータ2を回転させると、ファンロータ2は、図1中の下側から吸い込んだ空気を径方向外方へ吹き出すように空気流を発生させる。この空気流は、モータ覆い部2cの、ファンロータ2の回転軸に対し傾斜した部分に沿って翼2bへ導かれ、主板2aに沿って径方向外方へ吹き出される。
図2は、ファンロータ2を回転軸方向から見た図である。ファンロータ2の構成は回転対称であるので、図2中でファンロータ2の右半分の図示を省略する。図2に示すように、本実施の形態1では、8個の開口2dが、ファンロータ2の回転軸を中心に等角度間隔(45°間隔)で形成されている。また、開口2dは円形である。ただし、本発明では、開口2dの形状および個数はこれに限定されるものではない。
図3は、図2中のC−C’線で切断した断面図である。すなわち、図3は、ファンロータ2の開口2dと開口2dとの間の部分を、ファンロータ2の回転軸を中心とする円筒面で切断した断面図である。図3に示すように、ファンロータ2の開口2dと開口2dとの間には、ファンロータ2の回転軸を中心とする円筒面で切断した断面形状が流線型となる翼状部2eが形成されている。本実施の形態1では、ファンロータ2が回転したときに翼状部2eにより空気が開口2dを通って通風路8に流入する流れが形成される。開口2dが、モータ覆い部2cの、ファンロータ2の回転軸に対し傾斜した部分に設けられていることで、開口2dから通風路8へ空気が効率良く流れる。
翼状部2eは、ファンロータ2の回転方向前方側(図3中のC側)が曲線的で、回転方向後方側(図3中のC’側)が鋭くとがった流線型の形状を有する。本実施の形態1では、翼状部2eは、回転方向前方側の縁が通風路8から遠く、回転方向後方側の縁が通風路8に近くなるような迎え角を有することが好ましい。また、翼状部2eは、通風路8側の面の膨らみが小さく、通風路8と反対側の面の膨らみが大きい形状であることが好ましい。翼状部2eの迎え角および膨らみの少なくとも一方をこのように設定することにより、ファンロータ2が回転したときに空気が開口2dを通って通風路8に流入する流れを効率良く形成できる。
図1に示すように、本実施の形態1の送風装置1では、ファンロータ2が回転したときに、翼状部2eにより空気が開口2dを通って通風路8に流入する流れが形成される。このようにして、モータ3の外周側の通風路8に空気が流れることで、モータ3を効率良く冷却することができる。また、通風路8を通る空気がモータ3の内部に流入することがないので、高速回転時にも騒音(送風音)の発生を確実に抑制できる。また、流線型の断面形状を有する翼状部2eを開口2dと開口2dとの間に形成したことで、翼状部2eに沿う空気流の剥離現象を確実に抑制することができる。そのため、騒音(送風音)の発生を確実に抑制できる。また、翼状部2eが回転翼として機能することで通風路8に空気の流れを形成できるので、ファンロータ2の翼2bによって形成される吹き出し空気流の低下を確実に抑制でき、ファンロータ2の空気仕事のエネルギー損失を低減できる。
また、本実施の形態1の送風装置1では、開口2dを通って通風路8に流入した空気は、ファンロータ2の主板2aとケーシング4の内壁との間を通って径方向外方へ吹き出される。このため、ファンロータ2の翼2bによって形成される吹き出し空気流と、通風路8から吹き出す空気流との干渉を確実に抑制でき、騒音(送風音)の発生をより確実に抑制できる。また、送風装置1の送風量を向上できる。
ファンロータ2が回転したとき、翼状部2eには、図1中で下方向に揚力が作用する。このため、ファンロータ2が回転するとファンロータ2は図1中で下方向の力を受ける。一方、ファンロータ2は、コイルバネ6から図1中の上方向の付勢力を受ける。ファンボス5は駆動軸3aの長手方向に移動可能であるので、ファンロータ2は、翼状部2eに作用する揚力とコイルバネ6の付勢力とが釣り合うように回転軸方向に移動する。ファンロータ2の回転速度が速くなるほど、翼状部2eに作用する揚力が大きくなるので、ファンロータ2は、図1中で下方向に移動する。ファンロータ2が図1中で下方向に移動するほど、通風路8の流路断面積が拡大する。このようにして、本実施の形態1では、ファンロータ2の回転速度が速くなるほど、通風路8の流路断面積が拡大し、通風路8の圧力損失が低下することで、通風路8を通過する空気の流量が増加し易くなる。このような構成により、ファンロータ2の回転速度が速くなるほど、モータ3の冷却を促進することができるので、モータ3の過熱を確実に抑制できる。また、コイルバネ6がファンロータ2をモータ3側に押圧することで、ファンロータ2とモータ3との距離が大きくなりすぎることを確実に防止できる。また、本実施の形態1では、翼状部2eが、モータ覆い部2cの、ファンロータ2の回転軸に対し傾斜した部分に設けられていることで、各翼状部2eに作用する揚力の向きがファンロータ2の回転軸に対し傾斜する。このため、複数の翼状部2eの揚力の合力が、ファンロータ2の回転軸方向に及ぼす力が過大になることを確実に抑制できる。
本実施の形態1では、コイルバネ6が、翼状部2eに作用する揚力に対し反対の方向にファンロータ2を付勢する付勢手段に相当する。この付勢手段は、コイルバネ6のような構成に限定されるものではなく、例えば、ゴム等の弾性材料からなる部材、あるいはダンパーなど、いかなる構成でも良い。
実施の形態2.
次に、図4および図5を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態2の送風装置を示す断面図である。図4は、ファンロータ2の回転軸を含む平面で送風装置1を切断した図である。送風装置1の構成は、ファンロータ2の回転軸を介しておおむね対称であるため、図4ではファンロータ2の回転軸の片側の図示を省略する。図4では、空気の流れを白抜きの矢印で示す。図4に示すように、本実施の形態2の送風装置1は、コイルバネ6の配置箇所が実施の形態1と異なる。コイルバネ6は、ファンボス5とモータ3の本体との間の駆動軸3aの周囲に設置されている。コイルバネ6は、ファンボス5を図4中の下方向に押圧する。ファンボス5が駆動軸3aから抜け出ないように、抜け止め(図示省略)が設けられている。
本実施の形態2のファンロータ2を回転軸方向から見た図は、図2と同様であるので、省略する。図5は、本実施の形態2のファンロータ2を、図2中のC−C’線と同じ位置で切断した断面図である。すなわち、図5は、本実施の形態2のファンロータ2の開口2dと開口2dとの間の部分を、ファンロータ2の回転軸を中心とする円筒面で切断した断面図である。図5に示すように、ファンロータ2の開口2dと開口2dとの間には、ファンロータ2の回転軸を中心とする円筒面で切断した断面形状が流線型となる翼状部2fが形成されている。本実施の形態2では、ファンロータ2が回転したときに翼状部2fにより空気が通風路8から開口2dを通って流出する流れが形成される。開口2dが、モータ覆い部2cの、ファンロータ2の回転軸に対し傾斜した部分に設けられていることで、通風路8から開口2dへ空気が効率良く流れる。
翼状部2fは、ファンロータ2の回転方向前方側(図5中のC側)が曲線的で、回転方向後方側(図5中のC’側)が鋭くとがった流線型の形状を有する。本実施の形態2では、翼状部2fは、回転方向前方側の縁が通風路8に近く、回転方向後方側の縁が通風路8から遠くなるような迎え角を有することが好ましい。また、翼状部2fは、通風路8側の面の膨らみが大きく、通風路8と反対側の面の膨らみが小さい形状であることが好ましい。翼状部2fの迎え角および膨らみの少なくとも一方をこのように設定することにより、ファンロータ2が回転したときに空気が通風路8から開口2dを通って流出する流れを効率良く形成できる。
図4に示すように、本実施の形態2の送風装置1では、ファンロータ2が回転したときに、翼状部2fにより通風路8から空気が開口2dを通って流出する流れが形成される。このようにして、モータ3の外周側の通風路8に空気が流れることで、モータ3を効率良く冷却することができる。また、通風路8を通る空気がモータ3の内部に流入することがないので、高速回転時にも騒音(送風音)の発生を確実に抑制できる。また、流線型の断面形状を有する翼状部2fを開口2dと開口2dとの間に形成したことで、翼状部2fに沿う空気流の剥離現象を確実に抑制することができる。そのため、騒音(送風音)の発生を確実に抑制できる。また、翼状部2eが回転翼として機能することで通風路8に空気の流れを形成できるので、ファンロータ2の翼2bによって形成される吹き出し空気流の低下を確実に抑制でき、ファンロータ2の空気仕事のエネルギー損失を低減できる。
本実施の形態2の送風装置1では、通風路8から空気が開口2dを通って流出することに伴い、ファンロータ2の主板2aとケーシング4の内壁との間を通って空気が通風路8に流入する。
ファンロータ2が回転したとき、翼状部2fには、図4中で上方向に揚力が作用する。このため、ファンロータ2が回転するとファンロータ2は図4中で上方向の力を受ける。一方、ファンロータ2は、コイルバネ6から図4中の下方向の付勢力を受ける。ファンボス5は駆動軸3aの長手方向に移動可能であるので、ファンロータ2は、翼状部2fに作用する揚力とコイルバネ6の付勢力とが釣り合うように回転軸方向に移動する。ファンロータ2の回転速度が速くなるほど、翼状部2fに作用する揚力が大きくなるので、ファンロータ2は、図4中で上方向に移動する。ファンロータ2が図4中で上方向に移動するほど、通風路8の流路断面積が縮小する。このようにして、本実施の形態2では、ファンロータ2の回転速度が速くなるほど、通風路8の流路断面積が縮小し、通風路8の圧力損失が増加する。通風路8の流路断面積が一定の場合には、ファンロータ2の回転速度が速くなるほど、翼状部2fによって形成される通風路8の空気流が速くなるので、通風路8を通過する空気の流量が増加する。通風路8を通過する空気の流量が増えると、ファンロータ2の主板2aとケーシング4の内壁との間を通って通風路8に流入する空気も増加するので、送風装置1の送風量がその分だけ低下する。これに対し、本実施の形態2では、ファンロータ2の回転速度が速くなるほど、通風路8の流路断面積が縮小し、通風路8の圧力損失が増加することで、通風路8を通過する空気の流量が必要以上に増えることを確実に抑制できる。このため、送風装置1の送風量の低下を確実に抑制できる。また、コイルバネ6がファンロータ2をモータ3と反対側に押圧することで、ファンロータ2とモータ3との距離が小さくなりすぎることを確実に防止できる。また、本実施の形態2では、翼状部2fが、モータ覆い部2cの、ファンロータ2の回転軸に対し傾斜した部分に設けられていることで、各翼状部2fに作用する揚力の向きがファンロータ2の回転軸に対し傾斜する。このため、複数の翼状部2fの揚力の合力が、ファンロータ2の回転軸方向に及ぼす力が過大になることを確実に抑制できる。
本実施の形態2では、コイルバネ6が、翼状部2fに作用する揚力に対し反対の方向にファンロータ2を付勢する付勢手段に相当する。この付勢手段は、コイルバネ6のような構成に限定されるものではなく、例えば、ゴム等の弾性材料からなる部材、あるいはダンパーなど、いかなる構成でも良い。
1 送風装置、2 ファンロータ、2a 主板、2b 翼、2c モータ覆い部、2d 開口、2e,2f 翼状部、3 モータ、3a 駆動軸、4 ケーシング、5 ファンボス、6 コイルバネ、7 ハウジング、8 通風路

Claims (3)

  1. 回転軸方向から吸い込んだ空気を径方向に吹き出すファンロータと、
    前記ファンロータを回転させるモータと、
    を備え、
    前記ファンロータは、前記モータの外周側に形成される通風路となる隙間を介して前記モータを覆うモータ覆い部と、前記モータ覆い部に形成された複数の開口とを有し、
    前記ファンロータの前記開口と前記開口との間に、前記ファンロータの回転軸を中心とする円筒面で切断した断面形状が流線型となる翼状部が形成されており、
    前記ファンロータが回転したときに前記翼状部により空気が前記通風路から前記開口を通って流出する流れが生じる送風装置。
  2. 回転軸方向から吸い込んだ空気を径方向に吹き出すファンロータと、
    前記ファンロータを回転させるモータと、
    前記ファンロータを前記回転軸方向に付勢する付勢手段と、
    を備え、
    前記ファンロータは、前記モータの外周側に形成される通風路となる隙間を介して前記モータを覆うモータ覆い部と、前記モータ覆い部に形成された複数の開口とを有し、
    前記ファンロータの前記開口と前記開口との間に、前記ファンロータの回転軸を中心とする円筒面で切断した断面形状が流線型となる翼状部が形成されており、
    前記付勢手段は、前記ファンロータが回転したときに前記翼状部に作用する揚力に対し反対の方向に前記ファンロータを付勢する送風装置。
  3. 前記ファンロータが回転したときに前記翼状部により空気が前記開口を通って前記通風路に流入する流れが生じる請求項に記載の送風装置。
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