JP6102157B2 - 部品内蔵配線基板及びその製造方法 - Google Patents
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Description
相対向して配置される2n+1個(nは自然数)の配線層と、
前記2n+1個の配線層間に配設され、当該2n+1個の配線層をそれぞれ電気的に絶縁する複数の絶縁層と、
前記2n+1個の配線層を電気的に接続するための層間接続体と、
前記2n+1個の配線層の積層方向中心に位置するn+1番目の配線層の主面及び裏面に対向するようにして実装され、前記複数の絶縁層の内、前記n+1番目の配線層の前記主面及び前記裏面に隣接し、対向して存在する一対の絶縁層中に埋設された第1の電子部品及び第2の電子部品と、
前記n+1番目の配線層の前記主面及び前記裏面の少なくとも一方に実装され、前記n+1番目の配線層の前記主面及び前記裏面に隣接し、対向して存在する前記一対の絶縁層の少なくとも一方に埋設された第3の電子部品と、を具え、
前記第2の電子部品及び前記第3の電子部品の合計の体積と、前記第1の電子部品の体積と、の互いの差は、一方の体積の0〜80%の範囲内に収まっている、
ことを特徴とする、部品内蔵配線基板に関する。
相対向して配置される2n+1個(nは自然数)の配線層と、
前記2n+1個の配線層間に配設され、当該2n+1個の配線層をそれぞれ電気的に絶縁する複数の絶縁層と、
前記2n+1個の配線層を電気的に接続するための層間接続体と、
前記2n+1個の配線層の積層方向中心に位置するn+1番目の配線層の主面及び裏面に対向するようにして実装され、前記複数の絶縁層の内、前記n+1番目の配線層の前記主面及び前記裏面に隣接し、対向して存在する一対の絶縁層中に埋設された第1の電子部品及び第2の電子部品と、
n+1+m番目(mは自然数であり、n≧m)の配線層の主面及び裏面の少なくとも一方に実装され、前記複数の絶縁層の内、前記n+1+m番目の配線層の前記主面及び前記裏面の少なくとも一方に隣接し、対向して存在する一対の絶縁層の少なくとも一方に埋設された第4の電子部品と、を具え、
前記第2の電子部品及び前記第4の電子部品の合計の体積と、前記第1の電子部品の体積と、の互いの差は、一方の体積の0〜80%の範囲内に収まっている、
ことを特徴とする、部品内蔵配線基板に関する。
2n+1個(nは自然数)の配線層のうちの、n+1番目の配線層の第1の面上に実装された第1の電子部品と、
前記n+1番目の配線層における前記第1の面の背面側に位置する第2の面上に実装された第2の電子部品と、
前記2n+1個の配線層のうちの、前記第1の面側に配置されるn個の配線層と、前記n個の配線層の間に積層されたn個の絶縁層と、前記n個の配線層を電気的に接続する層間接続体と、第1の開口部とを有し、前記第1の電子部品が前記第1の開口部内に埋設される状態で前記n+1番目の配線層の前記第1の面側に積層された第1の配線基板と、
前記2n+1個の配線層のうちの、前記第2の面側に配置されるn個の配線層と、前記第2の面側に配置されるn個の配線層の間に積層されたn個の絶縁層と、前記第2の面側に配置されるn個の配線層を電気的に接続する層間接続体と、第2の開口部とを有し、前記第2の電子部品が前記第2の開口部内に埋設される状態で前記n+1番目の配線層の前記第2の面側に積層された第2の配線基板と、
を具えることを特徴とする。
上述した部品内蔵配線基板の製造方法は特に限定されるものではないが、例えば以下のような製造方法によって製造することができる。具体的には、
n+1番目の配線層を構成する金属箔上に第1の電子部品を実装する工程と、
n個の配線層及びn個の絶縁層が順次に積層されるとともに、前記n個の配線層を電気的に接続する層間接続体を有し、前記第1の電子部品を収納する第1の開口部が形成された第1の配線基板を準備する工程と、
前記金属箔と前記第1の配線基板とを、前記第1の電子部品が前記第1の開口部に収納するようにして積層する工程と、
前記金属箔をパターニングして前記n+1番目の配線層を形成した後、前記n+1番目の配線層の、前記第1の電子部品と対向する側に第2の電子部品を実装する工程と、
n個の配線層及びn個の絶縁層が順次に積層されるとともに、前記n個の配線層を電気的に接続する層間接続体を有し、前記第2の電子部品を収納する第2の開口部が形成された第2の配線基板を準備する工程と、
前記第2の配線基板を、前記第2の電子部品が前記第2の開口部に収納するようにして前記n+1番目の配線層を介して前記第1の配線基板と積層する工程と、
を具えることを特徴とする。
図1は、本実施形態の部品内蔵配線基板の概略構成を示す平面図であり、図2は、図1に示す部品内蔵配線基板をI−I線に沿って切った場合の断面図であり、図3は、図1に示す部品内蔵配線基板をII-II線に沿って切った場合の断面図である。なお、図1に示す平面図においては、本実施形態の部品内蔵配線基板の特徴が明確になるように、内蔵した電子部品に相当する箇所の配線層及び絶縁層を一部切欠いて示すものである。
図4は、本実施形態の部品内蔵配線基板の概略構成を示す断面図である。
図4に示す本実施形態の部品内蔵配線基板20は、第4の配線層14の裏面14B側に第3の電子部品43が電極部43Aを介してはんだ43Bで実装され、第8の絶縁層28中に埋設されている点を除き、図1〜3に示す第1の実施形態の部品内蔵配線基板10と同様の構成を採る。したがって、以下においては、当該相違点に着目して本実施形態の特徴について説明する。
図4に示す部品内蔵配線基板20においては、第4の配線層14の裏面14B側に第3の電子部品43を実装したが、本実施形態の部品内蔵配線基板30では、第4の配線層14及び第7の配線層17間に第9の絶縁層29を配設し、同じく第4の配線層14の裏面14B側であって、第9の絶縁層29に埋設されるようにして追加の第3の電子部品43’を実装するようにしている。
図6は、本実施形態の部品内蔵配線基板の概略構成を示す断面図である。
図6に示す本実施形態の部品内蔵配線基板40は、第7の配線層17(n+1+m番目:n=3、m=3)の主面17Aにおいて第4の電子部品44が、電極部44Aを介してはんだ44Bで実装されており、第2の電子部品42と同じ第8の絶縁層28中に埋設されている点を除き、図1〜3に示す第1の実施形態の部品内蔵配線基板10と同様の構成を採る。したがって、以下においては、当該相違点に着目して本実施形態の特徴について説明する。
図7は、本実施形態の部品内蔵配線基板の概略構成を示す断面図である。
図7に示す本実施形態の部品内蔵配線基板50は、第7の配線層17(n+1+m番目:n=3、m=3)の主面17Aにおいて第4の電子部品44が、電極部44Aを介してはんだ44Bで実装されており、第2の電子部品42と同じ第8の絶縁層28中に埋設されている。また、第1の配線層11(n+1−m番目:n=3、m=3)の裏面11Bにおいて第5の電子部品51が、電極部51Aを介してはんだ51Bで実装されており、第1の電子部品41と同じ第7の絶縁層27中に埋設されている。
図8〜図12は、第1の実施形態に示す部品内蔵配線基板10の製造工程を示す断面図である。
10A 上側積層構造
10B 下側積層構造
11 第1の配線層
12 第2の配線層
13 第3の配線層
14 第4の配線層
15 第5の配線層
16 第6の配線層
17 第7の配線層
21 第1の絶縁層
22 第2の絶縁層
23 第3の絶縁層
24 第4の絶縁層
25 第5の絶縁層
26 第6の絶縁層
27 第7の絶縁層
28 第8の絶縁層
29 第9の絶縁層
31 第1の層間接続体
32 第2の層間接続体
33 第3の層間接続体
34 第4の層間接続体
35 第5の層間接続体
36 第6の層間接続体
41 第1の電子部品
42 第2の電子部品
43 第3の電子部品
44 第4の電子部品
45 第5の電子部品
Claims (5)
- 相対向して配置される2n+1個(nは自然数)の配線層と、
前記2n+1個の配線層間に配設され、当該2n+1個の配線層をそれぞれ電気的に絶縁する複数の絶縁層と、
前記2n+1個の配線層を電気的に接続するための層間接続体と、
前記2n+1個の配線層の積層方向中心に位置するn+1番目の配線層の主面及び裏面に対向するようにして実装され、前記複数の絶縁層の内、前記n+1番目の配線層の前記主面及び前記裏面に隣接し、対向して存在する一対の絶縁層中に埋設された第1の電子部品及び第2の電子部品と、
前記n+1番目の配線層の前記主面及び前記裏面の少なくとも一方に実装され、前記n+1番目の配線層の前記主面及び前記裏面に隣接し、対向して存在する前記一対の絶縁層の少なくとも一方に埋設された第3の電子部品と、を具え、
前記第2の電子部品及び前記第3の電子部品の合計の体積と、前記第1の電子部品の体積と、の互いの差は、一方の体積の0〜80%の範囲内に収まっている、
ことを特徴とする、部品内蔵配線基板。 - 相対向して配置される2n+1個(nは自然数)の配線層と、
前記2n+1個の配線層間に配設され、当該2n+1個の配線層をそれぞれ電気的に絶縁する複数の絶縁層と、
前記2n+1個の配線層を電気的に接続するための層間接続体と、
前記2n+1個の配線層の積層方向中心に位置するn+1番目の配線層の主面及び裏面に対向するようにして実装され、前記複数の絶縁層の内、前記n+1番目の配線層の前記主面及び前記裏面に隣接し、対向して存在する一対の絶縁層中に埋設された第1の電子部品及び第2の電子部品と、
n+1+m番目(mは自然数であり、n≧m)の配線層の主面及び裏面の少なくとも一方に実装され、前記複数の絶縁層の内、前記n+1+m番目の配線層の前記主面及び前記裏面の少なくとも一方に隣接し、対向して存在する一対の絶縁層の少なくとも一方に埋設された第4の電子部品と、を具え、
前記第2の電子部品及び前記第4の電子部品の合計の体積と、前記第1の電子部品の体積と、の互いの差は、一方の体積の0〜80%の範囲内に収まっている、
ことを特徴とする、部品内蔵配線基板。 - n+1−m番目の配線層の主面及び裏面の少なくとも一方に実装され、前記複数の絶縁層の内、前記n+1−m番目の配線層の前記主面及び前記裏面の少なくとも一方に隣接し、対向して存在する一対の絶縁層の少なくとも一方に埋設された第5の電子部品を具えることを特徴とする、請求項2に記載の部品内蔵配線基板。
- 2n+1個(nは自然数)の配線層のうちの、n+1番目の配線層の第1の面上に実装された第1の電子部品と、
前記n+1番目の配線層における前記第1の面の背面側に位置する第2の面上に実装された第2の電子部品と、
前記2n+1個の配線層のうちの、前記第1の面側に配置されるn個の配線層と、前記n個の配線層の間に積層されたn個の絶縁層と、前記n個の配線層を電気的に接続する層間接続体と、第1の開口部とを有し、前記第1の電子部品が前記第1の開口部内に埋設される状態で前記n+1番目の配線層の前記第1の面側に積層された第1の配線基板と、
前記2n+1個の配線層のうちの、前記第2の面側に配置されるn個の配線層と、前記第2の面側に配置されるn個の配線層の間に積層されたn個の絶縁層と、前記第2の面側に配置されるn個の配線層を電気的に接続する層間接続体と、第2の開口部とを有し、前記第2の電子部品が前記第2の開口部内に埋設される状態で前記n+1番目の配線層の前記第2の面側に積層された第2の配線基板と、
を具えることを特徴とする、部品内蔵配線基板。 - n+1番目の配線層を構成する金属箔上に第1の電子部品を実装する工程と、
n個の配線層及びn個の絶縁層が順次に積層されるとともに、前記n個の配線層を電気的に接続する層間接続体を有し、前記第1の電子部品を収納する第1の開口部が形成された第1の配線基板を準備する工程と、
前記金属箔と前記第1の配線基板とを、前記第1の電子部品が前記第1の開口部に収納するようにして積層する工程と、
前記金属箔をパターニングして前記n+1番目の配線層を形成した後、前記n+1番目の配線層の、前記第1の電子部品と対向する側に第2の電子部品を実装する工程と、
n個の配線層及びn個の絶縁層が順次に積層されるとともに、前記n個の配線層を電気的に接続する層間接続体を有し、前記第2の電子部品を収納する第2の開口部が形成された第2の配線基板を準備する工程と、
前記第2の配線基板を、前記第2の電子部品が前記第2の開口部に収納するようにして前記n+1番目の配線層を介して前記第1の配線基板と積層する工程と、
を具えることを特徴とする、部品内蔵配線基板の製造方法。
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JP2012217871A JP6102157B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 部品内蔵配線基板及びその製造方法 |
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Family Applications (1)
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