JP6101135B2 - 軸受装置及び回転機械 - Google Patents

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Description

本発明は、軸受装置に係り、特に、回転軸の周方向に間隔をあけて配置された複数の軸受パッドを有する軸受装置に関する。
従来、蒸気タービンやガスタービン等の大型回転機械においては、回転軸を回転可能に支持するために、ジャーナル(ティルティングパッド)軸受が用いられている(例えば、特許文献1参照)。ジャーナル軸受は、回転軸の周方向に複数配置され、かつ、揺動可能な軸受パッドが、環状の軸受ケーシングに収容された構成である。大型回転機械用のジャーナル軸受においては機械の安全な運転を可能にするため、油浴潤滑により潤滑されることが一般的であり、軸受パッドと回転軸との間には油膜が形成されている。
また、複数の軸受パッドのうち、互いに隣接する一対の軸受パッドの間には、回転軸と軸受パッドのパッド面との隙間に潤滑油を供給するための給油ノズルが配設されている。これにより、回転軸と各々の軸受パッドのパッド面との隙間には、潤滑油の油膜が形成され、回転軸は、当該油膜によって支持される。
ここで、一般に、回転軸と軸受面との隙間に供給された潤滑油は、回転軸の回転に伴い、回転軸の回転方向に流動する。従って、回転軸とパッド面との間を流通して昇温した潤滑油は、下流側の軸受パッドと回転軸との間の隙間に流れ込む。
特開2001−124062号公報
しかしながら、従来の軸受装置には、次のような問題点が存在していた。すなわち、一の軸受パッドを潤滑させて昇温した潤滑油が下流側の軸受パッドと回転軸との間の隙間に流れ込むということは、高温の潤滑油が給油ノズルから供給される低温の潤滑油と混ざり合うということを意味する。この場合、下流側の軸受パッドには、給油ノズルから直に吹き出される潤滑油よりも高温の潤滑油が流入することになり、軸受メタル温度が上昇し、軸受損傷に至る恐れがある。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、軸受パッドの温度上昇を抑制することによって、軸受装置の負荷能力を向上させることができる軸受装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の軸受装置は、軸線回りに回転する回転軸と、該回転軸の外周面を潤滑油を介して支持し、該回転軸の周方向に間隔をあけて配置された複数の軸受パッドと、前記複数の軸受パッドを外周側から覆って支持し、前記潤滑油を外周側に排出する排出部が形成された軸受ケーシングと、前記軸受ケーシングと前記回転軸との間に設けられる環状をなして、前記回転軸の回転及び前記潤滑油の供給に伴って内周側の面が前記回転軸に対して油膜浮上するとともに、前記軸受パッドを軸線方向から挟むように離間して配置された一対のフローティングリングと、前記一対のフローティングリングにわたって軸線方向に延びるように配置され、前記一対の軸受パッドの間で、上流側の軸受パッドのパッド面から流出した潤滑油を、前記排出部に向かって案内する案内面を有する案内部材と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、案内部材の案内面によって、潤滑油が排出部に向かって案内され、高温となった潤滑油が下流側の軸受パッドに流入することが抑制されるため、下流側の軸受パッドの温度上昇が抑制され、軸受装置の負荷能力を向上させることができる。
上記軸受装置において、前記案内部材は、前記回転軸に対向して該回転軸上を摺動する内周面を有し、前記内周面はホワイトメタルによって形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、案内部材と回転軸との間の隙間を十分に小さくすることができるため、下流側の軸受パッドに流入する潤滑油をより低減することができる。
上記軸受装置において、前記軸受ケーシングは円筒状をなす軸受ケーシング本体と、該軸受ケーシング本体の軸線方向両端から内周側に立ち上がる側壁部とを有し、前記排出部は、前記軸受ケーシング本体と前記側壁部の少なくとも一方に、軸線方向に離間して形成され、前記案内面は、潤滑油を軸線方向両側に案内するように、下流側に向かうにしたがって軸線方向の中央部が隆起するように形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、潤滑油が軸線方向両側に案内されるため、軸線方向に離間して配置された排出部に潤滑油が導入されやすくなる。
上記軸受装置において、潤滑油を供給する潤滑油供給部及び前記案内部材は、前記軸線を含む水平面よりも上方に位置する軸受パッドの上流側には設けられていない構成としてもよい。
上記構成によれば、供給される潤滑油の量を低減することができる。また、軸受装置の装置構成をより簡素化することができる。
また、本発明は、上記いずれかの軸受装置を備える回転機械を提供する。
本発明によれば、案内部材の案内面によって、潤滑油が排出部に向かって案内され、高温となった潤滑油が下流側の軸受パッドに流入することが抑制されるため、下流側の軸受パッドの温度上昇が抑制され、軸受装置の負荷能力を向上させることができる。
本発明の第一実施形態に係る蒸気タービンの全体構成を示す縦断面図である。 本発明の第一実施形態に係る軸受装置の概略構成図である。 図2のA−A矢視断面図である。 本発明の第一実施形態に係る案内ユニットの斜視図である。 案内ユニットの要部拡大斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る案内部材の案内面を示す拡大斜視図である。 案内部材の案内面の変形例を示す拡大斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る軸受装置の図3に対応する概略構成図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態に係る蒸気タービン50(回転機械)について、図1を参照して説明する。ここで、蒸気タービン50とは、蒸気のエネルギーを回転動力として取り出す外燃機関であって、発電所における発電機等に連結して用いられるものである。
図1に示すように、蒸気タービン50は、タービンケーシング51と、該タービンケーシング51を貫通するように軸線Oに沿って延びる回転軸60と、タービンケーシング51に保持された静翼52と、回転軸60に設けられた動翼61と、回転軸60を軸線O回りに回転可能に支持する軸受部70とを備えている。なお、軸受部70は、ジャーナル軸受1(以下、単に軸受装置1と称する)及びスラスト軸受71を備えている。
このような蒸気タービン50では、タービンケーシング51内に導入される蒸気Sが静翼52及び動翼61の間の流路を通過する。この際、蒸気Sが動翼61を回転させることで動翼61に伴って回転軸60が回転し、回転軸60に接続された発電機等の機械に動力(回転エネルギー)が伝達される。
図2及び図3は、本発明の第一実施形態に係る軸受装置1の概略構成図であり、軸受装置1には、蒸気タービン50の回転軸60が回転可能に支持されている。
図2及び図3に示すように、軸受装置1は、支持環2の内部に配された環状の軸受ケーシング3と、軸受ケーシング3の内周面に等角度間隔で設けられたピボット4と、各々のピボット4に揺動可能に支持された軸受パッド5と、潤滑油を外周側に案内するための案内ユニット6と、を有する。即ち、ピボット4は、軸受パッド5と軸受ケーシング3との間に介在している。軸受パッド5は、周方向に分割されている。本実施形態では、軸受パッド5は4個に分割されており、各軸受パッド5がそれぞれピボット4によって支持されている。
軸受ケーシング3は、円筒状をなす軸受ケーシング本体7と、軸受ケーシング本体7の軸線方向の両側から装着されている側壁部8とを有している。側壁部8は、軸受ケーシング本体7の軸線方向両端から内周側に立ち上がるように形成されている。
軸受ケーシング3には、潤滑油を外周側に排出する複数の排出孔9(排出部)が形成されている。排出孔9は、軸受ケーシング本体7の内周側の面と外周側の面とを貫通するように設けられている。排出孔9の位置については後述する。
各々の軸受パッド5は、回転軸60の軸線に平行な視線で見た場合に円弧状をなし、かつ、幅広な湾曲板形状をなしている。軸受パッド5のパッド面10の曲率半径は、回転軸60の外周面の曲率半径よりやや大きく形成されている。即ち、軸受パッド5のパッド面10全面が回転軸60と接触することはない。また、軸受パッド5のパッド面10は、ホワイトメタル(バビットメタル)などの軟質金属によって形成されている。
ピボット4は、軸受ケーシング3より回転軸60の径方向に突出して形成され、軸受パッド5の背面中央において軸受パッド5を支持している。
上述した構成により、軸受パッド5は、任意の方向に揺動可能とされている。即ち、ピボット4と軸受パッド5とは、点接触による接触状態であり、回転軸60と軸受装置1との間にミスアライメント(回転軸60の外周面と軸受パッド5のパッド面10との軸方向隙間が不均一になる)が発生した場合には、軸受パッド5が回転軸60に追従することができる。
また、各々の軸受パッド5間には、潤滑油供給部である給油ノズル11が回転軸60に向けて設けられており、これら給油ノズル11には、潤滑油供給用ポンプ12が接続されている。従って、潤滑油供給用ポンプ12を駆動することにより、給油ノズル11から、給油ノズル11における回転軸60の回転方向Rにおける下流側に隣接する軸受パッド5のパッド面10に向けて、潤滑油が供給されることになる。
図4に示すように、案内ユニット6は、円環形状をなす一対のフローティングリング14と、一対のフローティングリング14を接続する複数の案内部材15とを有しており、図3に示すように、軸受ケーシング3の側壁部8の内周側の端面に形成された溝条16に組み込まれている。
一対のフローティングリング14は、各々が回転軸60の外周面に周方向に沿うように配置される環状部材である。フローティングリング14は、軸受ケーシング3と回転軸60との間に設けられて、フローティングリング14の内周側の面が潤滑油を介して回転軸60に対向して、互いに軸線方向に離間するように配置される。また、一対のフローティングリング14は、軸受パッド5を軸線方向から挟むように離間して配置されている。
各々のフローティングリング14は、断面矩形状の環状部材であり、その内径が回転軸60の外径よりも僅かに大となるように形成されている。換言すれば、フローティングリング14は、回転軸60の回転及び給油ノズル11からの潤滑油の供給に伴い、油膜浮上するように形成されている。
また、一対のフローティングリング14のうち少なくとも一方のフローティングリング14には、外周側に突出する回り止めピン17が形成されている。回り止めピン17は、溝条16に形成された凹部(図示せず)に入り込むことによって、フローティングリング14を回転させないように機能する突起である。即ち、フローティングリング14は、回転軸60が回転状態にあっても静止状態を維持するように構成されている。
案内部材15は、一対のフローティングリング14を接続するように、一対のフローティングリング14にわたって設けられた棒状の部材である。案内部材15は、各々の軸受パッド5間であって、給油ノズル11の上流側に、軸線方向に延びるように配置されている。
案内部材15の軸線方向に直交する断面形状は、略三角形状をなしている。具体的には、回転軸60の外周面に沿う内周面19と、回転方向Rにおける上流側の軸受パッド5のパッド面10から流出した潤滑油を、排出孔9に向かって案内するように形成された案内面20と、内周面19と案内面20の下流側の端辺を接続する接続面21とを有している。
内周面19は、フローティングリング14の内周側の面と同一曲面上に配されるように、フローティングリング14の内周側の面と同一の曲率半径の湾曲形状をなしている。また、内周面19はホワイトメタルなどの軟質金属によって形成されている。また、内周面19は、内周面19と回転軸60との隙間が、少なくとも回転軸60と軸受パッド5のパッド面10との間の隙間より小さくなるように位置決めされている。
案内面20は、面である。具体的には、案内面20は、上流側から下流側に向かうにしたがって、回転軸60から徐々に離間するような斜面として形成されている。換言すれば、案内面20は、上流側に面するとともに、内周面19に対して鋭角をなすように形成され、上流側から流れてきた潤滑油が、内周面19と回転軸60との間に流入することなく、案内面20に沿って外周側に向かうように形成されている。
接続面21は、内周面19の下流側端部より外周側に立ち上がるように形成された壁面である。
そして、排出孔9は、案内部材15の案内面20によって案内された潤滑油が軸受ケーシング3の外周側に排出されやすいような位置に形成されている。具体的には、周方向において案内部材15に対応する位置に形成されている。また、排出孔9は、支持環2を避けるように、軸線方向の両側に離間するように形成されている。
なお、排出孔9の位置はこれに限ることはなく、例えば、軸受ケーシング3の側壁部8に形成されていてもよい。即ち、潤滑油を径方向ではなく軸線方向に排出する構成としてもよい。
次に、上記実施形態の軸受装置1の作用について説明する。
蒸気タービン50の作動中、回転する回転軸60と、回転軸60の傾きに応じて傾斜する軸受パッド5のパッド面10との隙間に、給油ノズル11から潤滑油が供給される。回転軸60は、軸受パッド5のパッド面10に形成される油膜によって支持される。
ここで、回転軸60の回転に伴い、一の軸受パッド5に対して供給された潤滑油は、回転軸60の回転方向Rに沿って当該一の軸受パッド5と隣り合う軸受パッド5に向けて流動する。この際、潤滑油(油膜)は、当該一の軸受パッド5の下流側端部から隙間に排出されると、案内部材15によって塞き止められる。そして、当該一の軸受パッド5を潤滑させて昇温した潤滑油は、案内部材15の案内面20よって外周側に案内される。外周側に案内された高温の潤滑油は、排出孔9より軸受ケーシング3の外周側に排出される。
上記実施形態によれば、フローティングリング14により、案内部材15と回転軸60との隙間を、案内部材15と回転軸60とが接触しない程度に狭い隙間にすることができるため、案内部材15の案内面20によって、潤滑油が排出孔9に向かって案内され、高温となった潤滑油(キャリーオーバー排油)が下流側の軸受パッド5に流入することが抑制される。これにより、下流側の軸受パッド5の温度上昇が抑制され、軸受装置1の負荷能力を向上させることができる。
また、案内部材15を案内部材15の内周面19と回転軸60とが摺動するように配置することによって、案内部材15と回転軸60との間の隙間を十分に小さくすることができるため、下流側の軸受パッド5に流入する潤滑油をより低減することができる。
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態に係る軸受装置1を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
本実施形態の軸受装置1は、案内面20の形状以外は、第一実施形態の軸受装置1とほぼ同様である。
図6に示すように、本実施形態の案内面20には、潤滑油を軸線方向両側に案内するように、下流側に向かうにしたがって軸線方向の中央部が隆起するように形成されている。
具体的には、本実施形態の案内面20の軸線方向の中央には、下流側に向かうにしたがって徐々に高くなるような稜線22が形成されている。そして、案内面20は軸線方向両側から稜線22に向かって滑らかに高くなるように形成されている。即ち、上流側より流入する潤滑油が稜線22及び稜線22によって区画された二面23,24によって、軸線方向両側に案内されるように形成されている。
上記構成によれば、潤滑油が軸線方向両側に案内されるため、軸線方向に離間して配置された排出孔9に潤滑油が導入されやすくなる。換言すれば、複数の排出孔9が軸線方向に離間するように配置されている場合においても、潤滑油が排出孔9に導入されやすくなる。
なお、本実施形態の案内面20の形状は、上記したような形状に限ることはなく、案内面20に当接した潤滑油が軸線方向の両側に案内されるような形状であればよい。例えば、図7に示すように、案内面20を稜線22を設けることない湾曲形状とすることもできる。
(第三実施形態)
以下、本発明の第二実施形態に係る軸受装置1を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
本実施形態の軸受装置1は、第一実施形態及び第二実施形態の軸受装置1が、各々の軸受パッド5の間に給油ノズル11及び案内部材15が配置されているのに対し、本実施形態の軸受装置1は、軸受パッド5と給油ノズル11の数が減っていることを特徴としている。
具体的には、図8に示すように、給油ノズル11及び案内部材15は、軸線を含む水平面よりも上方に位置する軸受パッド5の上流側には設けられていない。即ち、本実施形態の軸受装置1は、より回転軸60の荷重がかけられる鉛直方向下側に配置されている軸受パッド5の上流側に給油ノズル11を備え、これら軸受パッド5にキャリーオーバー排油が導入されないように、その上流側に案内部材15が設けられている。
上記実施形態によれば、供給される潤滑油の量を低減することができる。また、軸受装置1の装置構成をより簡素化することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態においては、給油ノズル11が軸受パッド5の上流側に配置された構成となっているが、給油ノズル11を軸受パッド5上の上流側に組み込む構成としてもよい。
また、案内部材15とフローティングリング14の間にゴムなどの弾性部材を介在させることによって、フローティングリング14振動を案内部材15に伝達させないようにする構造としてもよい。
1 軸受装置
2 支持環
3 軸受ケーシング
4 ピボット
5 軸受パッド
6 案内ユニット
7 軸受ケーシング本体
8 側壁部
9 排出孔(排出部)
10 パッド面
11 給油ノズル(潤滑油供給部)
12 潤滑油供給用ポンプ
14 フローティングリング
15 案内部材
16 溝条
17 回り止めピン
19 内周面
20 案内面
21 接続面
50 蒸気タービン
51 タービンケーシング
52 静翼
60 回転軸
61 動翼
70 軸受部
71 スラスト軸受
R 回転方向

Claims (5)

  1. 軸線回りに回転する回転軸と、
    該回転軸の外周面を潤滑油を介して支持し、該回転軸の周方向に間隔をあけて配置された複数の軸受パッドと、
    前記複数の軸受パッドを外周側から覆って支持し、前記潤滑油を外周側に排出する排出部が形成された軸受ケーシングと、
    前記軸受ケーシングと前記回転軸との間に設けられる環状をなして、前記回転軸の回転及び前記潤滑油の供給に伴って内周側の面が前記回転軸に対して油膜浮上するとともに、前記軸受パッドを軸線方向から挟むように離間して配置された一対のフローティングリングと、
    前記一対のフローティングリングにわたって軸線方向に延びるように配置され、前記一対の軸受パッドの間で、上流側の軸受パッドのパッド面から流出した潤滑油を、前記排出部に向かって案内する案内面を有する案内部材と、を備えることを特徴とする軸受装置。
  2. 前記案内部材は、前記回転軸に対向して該回転軸上を摺動する内周面を有し、
    前記内周面はホワイトメタルによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記軸受ケーシングは円筒状をなす軸受ケーシング本体と、該軸受ケーシング本体の軸線方向両端から内周側に立ち上がる側壁部とを有し、
    前記排出部は、前記軸受ケーシング本体と前記側壁部の少なくとも一方に、軸線方向に離間して形成され、
    前記案内面は、潤滑油を軸線方向両側に案内するように、下流側に向かうにしたがって軸線方向の中央部が隆起するように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の軸受装置。
  4. 潤滑油を供給する潤滑油供給部及び前記案内部材は、前記軸線を含む水平面よりも上方に位置する軸受パッドの上流側には設けられていないことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の軸受装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の軸受装置を備えることを特徴とする回転機械。
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