JP6100683B2 - 燃料電池用構造体の製造方法及び燃料電池の製造方法 - Google Patents

燃料電池用構造体の製造方法及び燃料電池の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば固体酸化物形燃料電池や溶融炭酸塩形燃料電池などの高温型燃料電池の燃料電池スタック等に適用できる燃料電池用構造体の製造方法及び燃料電池の製造方法に関するものである。
従来より、燃料電池として、例えば固体電解質(固体酸化物)を用いた固体酸化物燃料電池(SOFC)や溶融炭酸塩を用いた溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)などの高温型燃料電池が知られている。
例えばSOFCとしては、板状の固体電解質層(固体酸化物層)の各面に燃料極と空気極とを備えた固体酸化物形燃料電池の単セル(以下燃料電池の単セルと記すこともある)を、金属製のインターコネクタなどを介して多数積層して、固体酸化物形燃料電池スタック(以下燃料電池スタックと記すこともある)を形成したものが製造されている。
また、上述した燃料電池においては、燃料電池スタック内の部材間の絶縁、気密(シール)、応力緩和、金属の焼き付き防止などの目的で、マイカからなる構造材(例えばマイカシート)が使用されていた。
詳しくは、例えばマイカシートを融着用として用いる場合には、材料としてマイカ系ガラスセラミックが採用されており、このマイカシートを加熱することで、ガラス成分を溶融してシールする方法が知られている(特許文献1参照)。
これとは別に、シールや応力緩和の目的で用いられるマイカシートは弾性体であり、部材間にマイカシートを挟み、ネジなどの締結力によってシールや応力緩和を図る技術が開示されている(特許文献2参照)。
この弾性体であるマイカシートとしては、マイカの主成分に接着剤などを加えたものが多く使用されており、接着剤としては、エポキシ系化合物やシリコン系化合物などが使用されている。
特開2010−73360号公報 特開2006−49195号公報
しかしながら、弾性体であるマイカシートに使用される接着剤(バインダー)中には、加熱などによって周囲に飛散して、汚染物質として燃料電池の性能(耐久性)に悪影響を及ぼすものがあった。
例えば接着剤に含まれるSi系化合物(例えばシロキサン)や炭素系化合物、詳しくはそれらの化合物由来のSiは、燃料電池の例えば電極などにダメージを与え、その結果、燃料電池の性能を低下させる(耐久性が低下する)ことがあった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、弾性体であるマイカからなる構造体中の汚染物質を低減し、燃料電池の性能を高めることができる燃料電池用構造体の製造方法及び燃料電池の製造方法を提供することにある。
(1)本発明は、第1態様として、燃料電池に使用される弾性体であるマイカ製の構造材の製造方法であって、前記構造材を用いて積層体を構成する場合に、前記積層体を構成する前に、前記構造体を構成するマイカからなる材料を加熱処理する工程を有し、前記加熱処理では、前記マイカからなる材料を750℃以上850℃未満の範囲で加熱し、0.94%以上1.18%以下の範囲で重量を減少させることを特徴とする。
本第1態様では、積層体を構成する前の加熱処理では、構造体を構成するマイカからなる材料を750℃以上850℃未満の範囲で加熱し、0.94%以上1.18%以下の範囲で重量を減少させる。
このように、750℃以上850℃未満の範囲で加熱することにより、マイカの構造を損なうことなく、効果的に接着剤中の汚染物質を飛散させて取り除くことができる。
詳しくは、(例えば軟質マイカのような)マイカからなる材料を750℃以上の高温で加熱することにより、マイカから効果的にSi系化合物等の汚染物質を飛散させて除去することができる。また、850℃未満の温度(マイカの分解開始温度を下回る温度)で加熱することにより、マイカの構造を損ないにくいので、構造材のハンドリング性を確保することができる(即ち、取扱い時に破損等が生じにくい)。
この構造材中には、燃料電池の性能(耐久性)を劣化させる接着剤中の汚染物質が少ない。よって、燃料電池に、このような構造材を用いることにより、燃料電池の劣化を抑制して、その性能(耐久性)を高めることができる。
(2)本発明は、第2態様として、前記加熱処理の際には、前記マイカからなる材料を、4時間以上加熱することを特徴とする。
本第2態様では、マイカからなる材料を、4時間以上加熱するので、マイカから十分に汚染物質を取り除くことができる。なお、加熱時間の範囲としては、48時間以下が挙げられる。
)本発明は、第態様として、前記構造材には、Si系の化合物を含まないことを特徴とする。
本第態様では、マイカ製の構造材中に、(汚染物質である)Si系の化合物を含まないので、従って、Si系の化合物由来のSiによって電極等が被毒されにくいので、燃料電池の性能を高めることができる。
ここで、Si系の化合物を含まないとは、検査装置にて、実質的に検出できる量以下のことを示している。
)本発明は、第態様として、前記構造材は、前記燃料電池の部材間を気密するシール材又は前記燃料電池の部材間の空間に配置されるスペーサであることを特徴とする。
本第態様は、構造材の種類を例示したものである。
このうち、シール材としては、部材間に配置されるとともに、例えば部材間にて締め付けられて、部材間のシール(気密)を行う部材、例えば枠状のフレームマイカが挙げられる。
また、スペーサは、部材間に設けられた空間(例えば燃料流路)内に配置される部材を示し、例えば集電体の接圧確保用の例えば格子状の梯子マイカが挙げられる。
)本発明は、第態様として、前記燃料電池は、燃料極層と固体電解質層と空気極層とを有する固体酸化物形燃料電池の単セルを複数積層した固体酸化物形燃料電池スタックを備えた固体酸化物形燃料電池であることを特徴とする。
本第態様は、構造体が使用される燃料電池を例示したものである。特に、運転時の温度が(例えば700℃以上に)高温になる固体酸化物形燃料電池では、構造材中に汚染物質が含まれていると、運転中に汚染物質が燃料電池内部に飛散して性能が低下しやすいが、本発明により製造された燃料電池用構造体を使用することにより、燃料電池の性能を高めることができる。
)本発明は、第様として、前記第1〜第態様のいずれかに記載の燃料電池用構造体の製造方法を用いて、燃料電池を製造することを特徴とする。
このようにして製造された燃料電池は、汚染物質の少ない構造体を使用しているので、燃料電池の性能が高いという利点がある。
次に、本発明の各構成について説明する。
前記マイカ(雲母)とは、層状ケイ酸塩鉱物の一種であり、主成分は、SiO・Al・KO及び結晶水である。
なお、一般的なマイカの化学組成は、IM2−31−010Aで表される。ここで、Iは主として、K、Na、Caであり、Mは主として、Al、Mg、Fe、Li、Tiであり、□は空孔で、Tは主として、Si、Al、Fe、Aは主として、OHである。なお、マイカには、通常、前記化学式の成分に加え、微量な例えばエポキシ系化合物やシリコン系化合物からなる接着剤成分が存在するが、本発明では、加熱処理によって汚染物質が低減している。
また、弾性体のマイカとしては、硬質マイカであるKを主成分としたマスコバイト[KAl(SiAl)O10(OH)]や、軟質マイカであるMgを主成分としたフロゴパイト[KMg(SiAl)O10(OH)]が挙げられるが、このうち、軟質マイカは、耐熱性(耐熱分解性)に優れているので、高温で運転される燃料電池に好適である。
なお、硬質マイカの熱分解温度は、600〜800℃程度であり、軟質マイカの熱分解温度は、850〜1000℃程度である。
前記汚染物質としては、図11(a)〜(d)に例示するように、Si系化合物、炭化物系アルコール等の炭素系化合物が挙げられる。具体的には、Si系化合物としては、 12 Si(図11(d)参照)が挙げられる。炭化物系化合物としては、CH(図11(b)参照)、CHO(図11(c)参照)、 16 34(ジエチレングリコールモノドデシルエーテル:図11()参照)が挙げられる。
前記燃料電池としては、例えばZrO系セラミックを電解質とする固体酸化物形燃料電池(SOFC)、高分子電解質膜を電解質とする固体高分子形燃料電池(PEFC)、リン酸を電解質とするリン酸形燃料電池(PAFC)、Li―Na/K系炭酸塩を電解質とする溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)などが挙げられる。
このうち、本発明は、マイカ製の構造材から汚染物質が飛散し易い高温型の燃料電池であるSOFC(運転温度700〜1000℃程度)、MCFC(650〜700℃程度)に好適に使用できる。
なお、固体酸化物形燃料電池としては、固体電解質層の一方の側に(燃料ガスが供給される)燃料極層、他方の側に(空気等の酸化剤ガスが供給される)空気極層を備えたものが挙げられる。
実施例1の燃料電池スタックを示す斜視図である。 実施例1の燃料電池スタックを積層方向に破断して、その内部の構成を模式的に示す断面図である。 実施例1における燃料電池のセル部(燃料電池カセット)を積層方向に破断し、分解して示す説明図である。 実施例1における燃料電池のセル部(燃料電池カセット)を分解して示す分解斜視図である。 実施例1における燃料電池のセル部(燃料電池カセット)に用いられる空気極絶縁プレートを示す平面図である。 実施例2における燃料電池のセル部(燃料電池カセット)を分解して示す分解斜視図である。 実施例2における燃料極側集電体を示す斜視図である。 (a)は実施例2における燃料極側集電体に用いられるスペーサを示す斜視図、(b)はその燃料極側集電体に用いられる導電部材を示す斜視図である。 実験例2における実験結果(汚染物質の検出強度)を示すグラフである。 実験例3における実験結果(燃料電池スタックの電圧低下率)を示すグラフである。 マイカから検出される汚染物質の種類を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態(実施例)として、燃料電池用構造体及び燃料電池並びに燃料電池用構造体の製造方法の実施例について説明する。なお、以下の実施例では、燃料電池として固体酸化物形燃料電池を例に挙げて説明する。
a)まず、本実施例1の燃料電池用構造体を備えた固体酸化物形燃料電池として、固体酸化物形燃料電池スタックについて説明する。尚、以下では、「固体酸化物形」を省略する。
図1に示すように、本実施例1の燃料電池スタック1は、燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気(詳しくは空気中の酸素))との供給を受けて発電する装置である。
この燃料電池スタック1は、両図の上下方向に配置されたエンドプレート3、5と、その間に配置された層状の燃料電池のセル部7(以下、「燃料電池カセット」とも言う)とが複数(例えば25段)積層されたものである。
エンドプレート3、5及び各燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)には、それらを積層方向(図1の上下方向)に貫く複数(例えば8個)の貫通孔9が設けられ、その貫通孔9に配置された各ボルト11とボルト11に螺合するナット13とによって、エンドプレート3、5と各燃料電池のセル部7とが一体に固定されている。
なお、ボルト11のうちの特定(4本)のボルト11a、11b、11c、11dには、燃料ガス又は空気が流れる流路(貫通孔15:図2参照)が設けられている。
また、図2に示すように(同図では燃料ガスの流路を示している)、各燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)には、燃料ガスが流れる燃料流路17と空気が流れる空気流路19とが(分離されるように)設けられている。なお、空気流路19は、紙面と垂直方向の流路である。
従って、燃料ガス又は空気は、燃料ガス又は空気の供給用のボルト11c、11dの貫通孔15を介して、各燃料流路17又は各空気流路19に供給され、また、発電後の燃料ガス又は空気は、各燃料流路17又は各空気流路19から、発電後の燃料ガス又は空気の排出用のボルト11a、11bの貫通孔15を介して、燃料電池スタック1外に排出される。
前記エンドプレート3、5は、積層される燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)を押圧して保持する保持板であり、燃料電池のセル部7からの電流の出力端子でもある。一方、前記燃料電池のセル部7は、以下に述べるように、燃料ガスと空気との供給を受けて発電する発電単位である。
b)次に、燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)の構成について詳しく説明する。
図3及び図4に示すように、燃料電池のセル部7は、いわゆる燃料極支持膜形タイプの構造を有する。
この燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)は、薄膜の固体電解質層21と、その一方の側(両図下方:上面側)に形成された燃料極層(アノード)23と、他方の側(両図上方:上面側)に形成された薄膜の空気極層(カソード)25とを備える。なお、以下では、固体電解質層21と燃料極層23と空気極層25とからなる一体に積層された部材を、単セル27と称する。
また、単セル27の空気極層25側には空気流路19が設けられ、燃料極層23側には燃料流路17が設けられている(図3参照)。
更に、燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)は、上下一対のインターコネクタ33、35と、空気極層25側の板枠形状の空気極フレーム37と、空気極層25側の板枠形状の空気極絶縁フレーム(フレームマイカ)39と、単セル27の外周縁部の上面に接合して空気流路19と燃料流路17とを遮断する板枠形状の金属製セパレータ41と、燃料極層23側の板枠形状の燃料極絶縁フレーム(フレームマイカ)43と、燃料極層23側の板枠形状の燃料極フレーム45とを備えており、それらが積層されて一体に構成されている。
また、燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)の(金属製セパレータ41を含む)平面視で四角枠状の外周部分には、各ボルト11が挿通される貫通孔9が形成されている。従って、燃料電池のセル部7を構成する各部材33〜45にも、この貫通孔9を構成する各貫通孔9がそれぞれ形成されている。
以下、各構成について説明する。
空気極層25としては、La、Pr、Sm、Sr、Ba、Co、Fe、Mnを含有する複合酸化物(La1−xSrCoO系複合酸化物、La1−xSrFeO系複合酸化物、La1−xSrCo1−yFe系複合酸化物、La1−xSrMnO系複合酸化物、Pr1−xBaCoO系複合酸化物、Sm1−xSrCoO系複合酸化物)などを使用できる。
固体電解質層21としては、ジルコニア系、セリア系、ペロブスカイト系の電解質材料が挙げられる。ジルコニア系材料では、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)、スカンジア安定化ジルコニア(ScSZ)、及びカルシア安定化ジルコニア(CaSZ)を挙げることができ、一般的には、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)が使用される例が多い。セリア系材料では、いわゆる希土類元素添加セリアが、ペロブスカイト系材料では、ランタン元素を含有するペロブスカイト型複酸化物が使われる。
燃料極層23としては、金属が好ましく、Ni及びNiとセラミックとのサーメットやNi基合金を使用できる。
インターコネクタ33、35は、単セル27間の導通を確保し、且つ、単セル27間でのガスの混合を防止するものであり、導電性を有する板材(例えばステンレス鋼等の金属板)である
このインターコネクタ33、35の上面側には(燃料極層23に接触する)燃料極側集電体47が一体に形成され、下面側には(空気極層25に接触する)空気極側集電体49が一体に形成されている。
空気極フレーム37は、金属製の四角形の枠体であり、中央部には空気流路19として用いられる開口部37aを有している。また、空気極フレーム37の(空気の流路として用いられる)対向して配置された一対の貫通孔9は、それぞれ短冊状の連通孔37bと連通しており、各連通孔37bは、それぞれ複数の溝37cを介して、開口部37aと連通している(図4参照)。なお、空気極フレーム37としては、例えばステンレス鋼等を使用できる。
空気極絶縁フレーム39は、電気絶縁性及び弾性を有する軟質マイカからなる四角形の枠体であり、その中央部には空気流路19として用いられる正方形の開口部39aを有している。
詳しくは、空気極絶縁フレーム39は、図5に示すように、縦170mm×横160mm、枠の幅(縦・横とも)100mm、厚み0.2〜0.6mmの軟質マイカからなる電気絶縁性を有するマイカシート(フレームマイカ)であり、空気極フレーム37と金属製セパレータ41との間を気密してシールするとともに、空気極フレーム37と金属製セパレータ41との間の電気的絶縁を行っている。
この軟質マイカは、後述するように加熱処理された構造材であるので、マイカ中の接着剤中におけるSi系化合物や炭化物系化合物の汚染物質が少なく、特にSi系化合物である例えばシロキサンは含まれていない。なお、軟質マイカは、耐熱性、シール性、電気絶縁性も優れている。
図3及び図4に戻り、金属製セパレータ41は、開口部41aを有する四角形の枠体であり、耐熱性を有する金属製の薄板である。
この金属製セパレータ41は、単セル27の固体電解質層21の外周縁部にろう付け接合されており、空気と燃料ガスとが混合しないように、空気流路19と燃料流路17とを分離している。
燃料極絶縁フレーム43は、空気極絶縁フレーム39と同様な形状及び材料からなる部材である。つまり、燃料極絶縁フレーム43は、電気絶縁性及び弾性を有する四角形の軟質マイカからなる枠体(フレームマイカ)であり、その中央部には燃料流路19として用いられる正方形の開口部43aを有している。
なお、燃料極絶縁フレーム43も、後述するように加熱処理された軟質マイカからなる構造材であるので、マイカ中の接着剤中におけるSi系化合物や炭化物系化合物の汚染物質が少なく、特にSi系化合物である例えばシロキサンは含まれていない。
燃料極フレーム45は、金属製の四角形の枠体であり、中央部には燃料流路17として用いられる開口部45aを有している。また、燃料極フレーム45の(燃料ガスの流路として用いられる)対向して配置された一対の貫通孔9は、それぞれ短冊状の連通孔45bと連通しており、各連通孔45bは、それぞれ複数の溝45cを介して、開口部45aと連通している(図4参照)。なお、燃料極フレーム45としては、例えばステンレス鋼等を使用できる。
c)次に、燃料電池スタック1の製造方法について説明する。
まず、例えばSUS430からなる板材を打ち抜いて、インターコネクタ33、35、空気極フレーム37、燃料極フレーム45、金属製セパレータ41を製造した。
なお、インターコネクタ33、35の表面を加工して、燃料極側集電体47と空気極側集電体49を形成した。
単セル27を、定法に従って製造した。具体的には、燃料極層23のグリーンシート上に、固体電解質層21の材料を印刷し、その上に空気極層25の材料を印刷し、その後焼成した。なお、単セル27は、金属製セパレータ41にろう付けして固定した。
また、空気用及び燃料ガス用のボルト11を、ザグリ加工等により製造した。
更に、空気極絶縁フレーム39と燃料極絶縁フレーム43とを、下記の手順で作製した。
岡部マイカ工業所製の厚み0.2〜0.6mmの軟質マイカ(製品番号D581AK)からなるマイカシートに対して、パンチング加工によって、前記図5に示す枠形状の空気極絶縁フレーム39と燃料極絶縁フレーム43とになる各原料部材を作製した。
次に、この原料部材を加熱炉内に入れ、大気中にて、750℃以上850℃未満の温度範囲(例えば840℃)にて、4〜20時間の加熱時間(例えば5時間)加熱した。これにより、原料部材から多くの汚染物質(例えばSi系化合物であるシロキサン)が除去された空気極絶縁フレーム39と燃料極絶縁フレーム43とが得られた。
そして、上述したインターコネクタ33、空気極フレーム37、空気極絶縁フレーム39、単セル27をろう付けした金属製セパレータ41、燃料極絶縁フレーム43、燃料極フレーム45、インターコネクタ35を積層して、各燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)を組み付けるとともに、各燃料電池のセル部7を、前記図3にように積層して積層体を構成した。
そして、この積層体の貫通孔9にボルト11を嵌め込むとともに、各ボルト11にナット13を螺合させて締め付けて、積層体を押圧して一体化して固定し、燃料電池スタック1を完成した。
d)次に、本実施例1の効果を説明する。
本実施例1では、燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)内に、その構造材(シール材)として、加熱処理された弾性体の軟質マイカからなる空気極絶縁フレーム39と燃料極絶縁フレーム43とが用いられている。
この空気極絶縁フレーム39及び燃料極絶縁フレーム43中には、燃料電池スタック1の性能(耐久性)を低下させる接着剤中の汚染物質(例えばシロキサン等のSi系化合物など)が少ないので、燃料電池スタック1が高温で運転された場合でも、汚染物質(例えばSi系化合物由来のSi)が燃料電池スタック1中に飛散し難い。よって、燃料電池スタック1の性能(耐久性)が高いという効果がある。
また、本実施例1では、加熱処理の際には、軟質マイカからなる材料を、大気中で、750℃以上850℃未満の範囲で、4時間以上加熱するので、マイカの構造を損なうことなく、効果的に接着剤中の汚染物質を飛散させて取り除くことができる。
よって、燃料電池スタック1の性能を高めることができるとともに、空気極絶縁フレーム39及び燃料極絶縁フレーム43のハンドリング性を確保することができる。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例2の燃料電池スタックの基本構造は、前記実施例1と同様であるので、異なる部分を説明する。なお、実施例1と同じ部材には同じ番号を付す。
本実施例2の燃料電池スタック1は、前記図1と同様に、複数の燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)が積層されたものであるが、図6に燃料電池のセル部7を示すように、燃料電池のセル部7の内部構造が異なっている。
具体的には、燃料電池のセル部7(燃料電池カセット)は、金属製のインターコネクタ51と、空気極絶縁フレーム53と、(単セル55が接合された)金属製セパレータ57と、金属製の燃料極フレーム59と、燃料極絶縁フレーム61と、金属製のインターコネクタ63とが積層されたものであり、更に、空気極絶縁フレーム53の枠内の空気流路65には、空気極側集電体67が配置され、燃料極絶縁フレーム61の枠内の燃料流路69には、燃料極側集電体71が配置されている。
以下、各構成について説明する。
インターコネクタ51、63は、前記実施例1と同様な耐熱性を有するステンレス等から構成されている。
空気極絶縁フレーム53は、四角枠状の部材であり、前記実施例1と同様な加熱処理によって汚染物質が低減した軟質マイカからなる。この空気極絶縁フレーム53には、その中央部に開口部53aが形成されている。また、空気極絶縁フレーム53の対向する一対の貫通孔9には、それぞれ短冊状の連通孔53bが連通するように設けられ、更に、各連通孔53bと開口部53aとを連通するように溝53cが設けられている。
空気極側集電体67は、柱状の部材が平行に配置された例えばステンレスからなる部材であり、前記空気極絶縁フレーム53の開口部53a内にて、一対の貫通孔9の配置方向に沿って配置されている。
(単セル55が接合された)金属製セパレータ57は、前記実施例1と同様な構成である。
燃料極フレーム59は、耐熱性を有するステンレス等からなる四角枠状の部材である。
燃料極絶縁フレーム61は、空気極絶縁フレーム53と同様に、四角枠状の部材であり、上述した加熱処理によって汚染物質が低減した軟質マイカからなる。この燃料極絶縁フレーム61には、空気極絶縁フレーム53と同様に、中央部の開口部61aと、(貫通孔9と連通する短冊状の)各連通孔61bと、各連通孔61bと開口部61aとを連通する各溝61cが設けられている。
燃料極側集電体71は、図7に示すように、格子状の部材であり、芯材であるスペーサ(梯子マイカ)73と、スペーサ73に取り付けられた導電部材75とから構成されている。
図8(a)に示すよう、スペーサ73は、(上述した加熱処理された)軟質マイカからなる格子状の部材であり、燃料極側集電体1の接圧確保用(且つ応力緩和用)の部材として用いられる。なお、スペーサ73に用いられる軟質マイカは、耐熱性、柔軟性及び弾性を有し、金属との焼き付きがないものである。
図8(b)に示すように、導電部材75は、例えば厚さ15〜100μmのNi箔からなり、同図に示すように、スペーサ73の格子部分に合わせてコ字状に切れ目が設けてある。
従って、導電部材75の切れ目部分で舌片を持ち上げて、スペーサ73の格子部分に巻き付けることによって、燃料極側集電体71を形成することができる。
本実施例2では、空気極絶縁フレーム53と燃料極絶縁フレーム61との材料に、加熱処理された軟質マイカを用いるとともに、燃料極側集電体71のスペーサ73の材料としても同様な加熱処理された軟質マイカを用いるので、燃料電池スタック1の運転の際に高温になった場合でも、汚染物質によって、燃料電池スタック1の性能が低下しにくいという利点がある。
[実験例]
次に、本発明の効果を確認するために行った実験例について説明する。
<実験例1>
本実験例1は、マイカを加熱処理した場合のハンドリング性を調べたものである。
前記実施例2で使用したスペーサ(梯子マイカ)と同様な形状で、且つ、同様な軟質マイカ(D581AK)からなる(加熱処理前の)3個の試料を作製した。
そして、各試料に対して、750℃、840℃、950℃にて、4時間の加熱処理を行い、加熱処理後の各試料の重量の変化及びハンドリング性を調べた。
その結果、750℃にて加熱したものは、重量が0.94%減少したが、ハンドリング性は良好(取り扱い時に折れなし)であった。
840℃にて加熱したものは、重量が1.18%減少したが、ハンドリング性は良好(取り扱い時に折れなし)であった。
それに対して、950℃にて加熱したものは、重量が1.73%減少し、ハンドリング性は好ましくなかった(取り扱い時に折れがあった)。
<実験例2>
本実験例2は、マイカからの汚染物質の発生状態を調べたものである。
本実験例2では、前記実施例1で使用したものと同様な材料の軟質マイカ(D581AK)を用いて、所定形状(縦100mm×横100mm×厚さ0.4mm)の試料を作製した。
そして、その試料を、加熱炉に入れ、大気中で、750℃にて4時間加熱して、本発明品の試料とした。
また、比較例として、上述した加熱処理を行わない試料(比較例品)を作製した。
そして、本発明品と比較例品とをそれぞれ加熱炉に入れて、図9に示すように、徐々に加熱し、その際に汚染物質であるSi系化合物(後述する図11(d)参照)及びCHの検出強度を測定した。
詳しくは、py−GC−MS測定(昇温度発生ガス分析法)を用いて、各温度における汚染物質の検出強度を測定した。なお、詳細な実験条件は、下記の通りである。
試料上昇温度 :20℃/分(800℃到達後は温度保持)
カラム温度 :300℃
キャリアガス流量:0.81l/分
イオン源温度 :200℃
イオン範囲 :m/z 10〜800
その結果を、図9に示す。なお、縦軸の単位は強度(Count数)である。
この図9から明らかなように、本発明品は、予め所定温度における加熱処理がなされているので、加熱温度を上昇させた場合でも、汚染物質は殆ど検出されなかった。
それに対して、比較例品は、予め所定温度における加熱処理がなされていないので、加熱温度を上昇させた場合には、例えば700〜750℃当たりにて、ピークCで示す汚染物質が多く検出された。
なお、図9のピークAは、吸着水及び 16 34(図11(a)参照)を示し、ピークBは、CHO(図11(c)参照)及びCH(図11(b)参照)を示し、ピークCは、Si系化合物であるC 12 Si(図11(d)参照)及びCHを示す。
<実験例3>
本実験例3は、使用するマイカによる燃料電池の性能(耐久性)を調べたものである。
具体的には、本実験例3では、本発明品として、加熱処理された軟質マイカ製のシール材を用いて、実施例1と同様な燃料電池スタックを作製した。そして、その燃料電池スタックを用いて発電を行い、その電圧の低下状態を調べた。
なお、軟質マイカの加熱処理の条件は、800℃にて4時間加熱であり、発電条件は、下記の通りである。
運転温度:スタック平均温度700℃
空気流量:35L/min
燃料ガス流量:9L/min
また、比較例品として、加熱処理されていない軟質マイカ製のシール材を用いて、(加熱処理以外は実施例1と同様な)燃料電池スタックを作製した。そして、その燃料電池スタックを用いて発電を行い、その電圧の低下状態を調べた。
それらの結果を、図10に示すが、同図から明らかなように、本発明品は、予め所定温度における加熱処理がなされた軟質マイカを使用しているので、燃料電池スタックを長期間運転させた場合でも、電圧低下が少なく、耐久性に優れていることが分かる。
それに対して、比較例品は、上述した加熱処理がなされていない軟質マイカを使用しているので、燃料電池スタックを長期間運転させた場合には、電圧低下が多く、耐久性に劣ることが分かる。
<実験例4>
本実験例4は、前記実験例2と同様な試料に対して、マイカの加熱処理における好適な加熱温度と加熱時間とを調べたものである。
前記実験例2と同様に、マイカの加熱処理における加熱温度と加熱時間とを、下記のように変更して、汚染物質の発生状態を調べた。
具体的には、加熱温度を、750℃、800℃、840℃に変更するとともに、各加熱温度について、加熱時間を、4時間、5時間、20時間に変更して、それぞれ加熱処理を行った。
そして、加熱処理を行った各試料に対して、GC/MS分析(ガスクロマトグラフ質量分析)を行った結果、いずれの条件で加熱した試料からも、シロキサンの存在は確認されず、汚染物質は検出されなかった。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
また、マイカからなる部材に、汚染物質が含まれているかどうかの確認は、例えばGC/MSにより、直接に成分分析を行うことが好ましいが、TG−DTA(示差熱・熱重量分析)で、部材の質の熱的変化(発熱、吸熱)を調べ、また、重量変化(減量、増量)を測定することにより行うことができ、必要な熱処理がなされているかを確認することができる。
1…燃料電池スタック
7…燃料電池のセル部(燃料電池カセット)
27、55…単セル
21…固体電解質層
23…燃料極層
25…空気極層
39、53…空気極絶縁プレート
43、61…燃料極絶縁プレート
73…スペーサ

Claims (6)

  1. 燃料電池に使用される弾性体であるマイカ製の構造材の製造方法であって、
    前記構造材を用いて積層体を構成する場合に、前記積層体を構成する前に、前記構造材を構成するマイカからなる材料を加熱処理する工程を有し、
    前記加熱処理では、前記マイカからなる材料を750℃以上850℃未満の範囲で加熱し、0.94%以上1.18%以下の範囲で重量を減少させることを特徴とする燃料電池用構造材の製造方法
  2. 前記加熱処理の際には、前記マイカからなる材料を、4時間以上加熱することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用構造材の製造方法。
  3. 前記構造材には、Si系の化合物を含まないことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池用構造材の製造方法
  4. 前記構造材は、前記燃料電池の部材間を気密するシール材又は前記燃料電池の部材間の空間に配置されるスペーサであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池用構造材の製造方法
  5. 前記燃料電池は、燃料極層と固体電解質層と空気極層とを有する固体酸化物形燃料電池の単セルを複数積層した固体酸化物形燃料電池スタックを備えた固体酸化物形燃料電池であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池用構造材の製造方法
  6. 前記請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池用構造体の製造方法を用いて、燃料電池を製造することを特徴とする燃料電池の製造方法
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